絆出版コンテストラストスパート——応援される側に回って学んだこと
この記事の3行まとめ
- 出版コンテスト最終日ラストスパートライブ。田慶治・しちゃんの2人が「応援される側」に初めて立った体験を語り合った。
- メルマガ・LINEが少なくても、Facebookグループを2週間で500人集め個別メッセージで泥くさく動いた「しちゃん」の戦略が刺さる。
- 「リンクを貼らないのは愛が足りない」——投票や購入を促すCTAを毎回入れることが、応援者への誠実さだと気づいた。
300日連続ライブ配信の男が、出版コンテストに飛び込んだ理由
「毎日打点300日ライブ配信」というバーチャル背景を背負って登場したのが田慶治さん。AIで作ったというかっこいいサムネイルが印象的でした。生成AI専門家として年間1000名以上にセミナーをしてきた彼が、今回の絆出版コンテスト2025で書こうとしているのは「生成AIを最高のパートナーにする」をテーマにした本。
田慶治さんがAIと出会って一番変わったのは「心が軽くなった」こと。苦手なことを頼れる存在ができたことで、日々の日常を楽しめるようになったという。セミナーや個別コンサルでも「苦手なことを手放せて自然の声を聞けるようになった」「AIと出会ったことで楽しめるようになった」という声を多くもらってきた。その体験を多くの人に届けたいという思いが出発点だ。
コンテストには125人がエントリーし、上位10名が優秀企画としてノミネートされる仕組みになっている。ライブ当日、田慶治さんが掲げた目標票数は5000票。ライブ中にリアルタイムで票数を確認しながら「あと10票で5000」というカウントダウンが進む緊張感もあり、視聴者一体の応援ムードになっていた。
「しちゃん」の泥くさい個別メッセージ作戦——500人グループを2週間で作った
もう1人のゲスト、しちゃんが語った戦略がリアルで刺さりました。しちゃんは個人事業主のオンライン化・スクール化プロデュースを本業としながら、「大人が自由に楽しくワクワク生きていく」ための経済的・時間的・心の自由を学べるスクールを立ち上げ中で、メンバーは110名を超えているという。
そんなしちゃんが最初にコンテストの現実を突きつけられたのが、自分のリスト数だ。メルマガ約1100人、LINE登録200人未満。「これは無理だ」と悟ってから取った行動が、Facebookグループの新規作成だった。2週間で500人が集まり、そこに登録してくれた方1人ひとりにメッセンジャーでポチポチと個別メッセージを送り続けた。
料理で言えば、大きな鍋で一気に煮るんじゃなくて、土鍋で1人前ずつ丁寧に火を通していくような作業です。「一軒一軒メッセンジャーでポチポチポチ、そんな感じでした」という言葉がそのまま実態を表している。その泥くさい積み重ねが、毎日300〜400票の応援につながっていた。
相棒の入院というハードな状況でも諦めなかった田慶治さん
田慶治さんの17日間は、スケジュール的に「めちゃくちゃハード」だったと話す。というのも、いつもビジネスパートナーとして動いている相棒が入院してしまったからだ。その穴を1人で埋めながらコンテスト活動を並行するという二重の負荷がかかっていた。
ライブ配信のセッティング、顧客のコンサルを1人で引き受けること、さらに新しい講座の立ち上げ。それらを同時並行で進めながら、個別メッセージを送り、ライブで進捗を報告し続けた。「心の余裕も時間の余裕もなくって、とにかくライブ配信と定期的なアウトプットをどんどんやっていこうと決めた」という言葉に、覚悟の重さが見えた。
さらに終盤では、影響力の強い先輩方——山崎さん、月さん、渡辺さんなど——に「AIで世界を平和にしたいんです」という熱い思いを直接伝え、配信への協力を取り付けた。10倍目標を達成するためにやることを絞り込み、影響力ある人たちとのライブコラボに集中したことが最終的な押し上げにつながった。
「ただ応援してください」はやめた——学びと気づきを提供するCTAへ
田慶治さんが実践したのは「見てくれる人に何か学びや気づきをもたらす投稿」をしながら、その中に投票リンクを必ず入れるというスタイル。「ただ応援してください」という投稿はなるべくやめて、「これどうやったら学びになりますか」とChatGPTに相談しながら投稿文を磨いていった。
具体的には「AIで世界を平和にしたい。そのためにはこういう考え方が大事で、こんな本を書こうとしている」という思いを語りながら、最後に投票リンクを入れる構成だ。一方的なお願いではなく、価値を先に提供してから行動を促す——これはセールスの原則そのものだが、コンテスト活動を通じて初めて体得できた感覚だと話していた。
しちゃんも同じ悩みに直面した。「思いを伝えようとすると長文になって、メッセンジャーで届いても誰も読まない。でも短くすると今度はリンクまでたどり着かない」というジレンマだ。中盤から「1人ライブ」方式に切り替え、思いをそこで語ったうえで、別の場所でシンプルに「ポチっとここですぐできるよ」と誘導するバランスを見つけた。
リンクを貼らないのは「愛が足りない」——CTAへの抵抗を手放す
最初は投票リンクを貼ることに気が引けていたという田慶治さん。「なんか応援してくださいっていうの、ちょっとまだ気が引けてた」という状態から、応援してくれている方から直接言われた言葉でハッとした。「ちゃんとリンクを貼ってくれ、それは愛が足りない」という一言だ。
遠慮してリンクを省くことは、応援したい人の「どこで投票すればいいか」を探す手間を増やしているだけ。「相手の時間を大切にするからこそ、迷わず行動できる導線を毎回作る——それが本当の親切だ」という気づきがあった。それ以降、「毎回リンクを貼ったりとか投稿するたびにリンクを貼ったりということをやって、今まで毎回なんか売るのなんか抵抗感みたいなのあったんですけど、それなくなりましたね」と言っていた。
これはコンテストだけの話ではない。自分のサービスを紹介するとき、商品を勧めるとき、「売るのが恥ずかしい」と感じている人すべてに刺さる気づきだと思う。CTAを入れることは、応援したい人・買いたい人の行動コストを下げる「親切」なんだ。
応援を受け取る勇気——今まで足りなかったもの
しちゃんが今回最大の収穫として挙げたのが「応援を受け取る勇気」です。今まではずっと応援する側だった。クラウドファンディングにも課金してきた、コンペにも投票してきた。「そういう側だったんですよ。知り合い多いので、なんかこういうコンペでLINEにこう登録してこうやってとか、オッケーみたいな感じでやる方は今まで何回も経験あったんですけど。いやこんなに大変とは思わなかった」という言葉が正直だった。
毎日300〜400人が時間を割いてくれることへの感謝と驚きが積み重なった。「おっさんがドキドキしながらエンターボタンを押す」という表現が笑いを誘ったが、その緊張感の積み重ねが最終的に本物の自信に変わっていく。「いもいいよとか言われなかったか」という問いに「言われなかった。ドキドキしながらプルプルしながらエンターボタンを押すわけなんですよ。でも慣れですね。皆さんがあったかいお言葉を返してくれるので、日に日にそういうお声も大きくなってきて」という話が印象的だった。
「応援を受け取ることは弱さではなく、相手に貢献の喜びを届けることでもある」——この感覚は、頼ること・受け取ることを遠慮してきた人たちへの大きなメッセージになると思う。
思いの強さが一番のテクニック——なぜ出版したいのかを語り続ける
田慶治さんが「応援される秘訣」として挙げたのは、技術でも戦略でもなく「思いの強さ」でした。「AIで世界を平和にしたい」という思いをノウハウより前面に出して語り続けた。上位に入っている人たちを観察しても、思いが強い人ほど票が伸びていた、という観察眼がリアルだ。
SNSで思いが伝わるかどうかは「語り方」の問題だが、その前提にある「なぜやるのか」が薄いと、どんな言葉も刺さらない。思いが言葉に宿ってはじめて、見知らぬ人の心が動く。田慶治さんは「伝わってなかったな」という反省を持ちながら、今回のコンテストを通じて「伝えること」を本気で磨いた。「AIの専門家を名乗り始めたのまだ2年弱なので、その中でここまで票が集まったというのは大きな経験」という言葉にその手応えが滲んでいた。
思いの強さは天性のものではなく、「語り続ける」ことで育つ。毎日アウトプットするという行為が、自分自身の思いを言語化し、強化していくプロセスでもあるんだ。
プレゼントキャンペーンで投票を後押し——コンテストの最終演出
ラストライブでは4人の出場者への投票者に豪華特典が当たるキャンペーンも同時展開。「応援してくれた人に何かを返す」という発想は、コンテスト後の本の出版にもそのまま使えます。「4人に投票していただいたらいろんな豪華特典が当たる」というプレゼント企画をライブ中に突発で始め、視聴者を巻き込む形にした。
買ってくれた人・応援してくれた人への感謝をコンテンツや特典で還元するサイクルを作れると、長期的なファンコミュニティが育っていく。一時的な集票イベントではなく、関係を育てるプロセスとしてコンテストを捉えることが大切です。
コンテストで学んだこと——「思いを語る」「CTAを入れる」「個別につながる」「応援を受け取る」——は、本の出版後のプロモーションにもそのまま活用できる。17日間はトレーニングであり、本番への仕込みでもあった。
よくある質問
- Q. メルマガやLINEリストが少なくても出版コンテストに参加できますか?
- できます。しちゃんの事例のように、Facebookグループを新たに作って2週間で500人を集め、個別メッセージで丁寧に動くという方法でも十分に票を集めることができます。メルマガ1100人・LINE200人未満でも毎日300〜400票を獲得できた実例があります。リストより「人との関係の質」が重要です。
- Q. 投票やCTAを毎回入れることへの抵抗はどう克服すればいいですか?
- 「リンクを省くことは、応援したい人の手間を増やすこと」と発想を転換するのが効果的です。相手が迷わず行動できる導線を提供することが、応援者への誠実さだと理解すると、CTAを入れることへの抵抗感が薄れます。「愛が足りない」という言葉を思い出してください。
- Q. 出版コンテストの投稿はどんな内容にすればいいですか?
- 「応援してください」だけの投稿より、見ている人に学びや気づきを提供しながら自然に投票を促す構成が効果的です。ChatGPTに「これを学びになる伝え方にするには?」と相談しながら投稿を磨く方法もお勧めです。思いを語る場所とリンクを貼る場所を分けるバランスも大切です。
- Q. 応援を受け取ることへの抵抗感をなくすにはどうすれば?
- まず小さなお願いから始めて、感謝を丁寧に返すことを繰り返すことで徐々に慣れていきます。応援を受け取ることは弱さではなく、相手に「貢献の喜び」を届けることでもあります。しちゃんの言葉通り、「慣れ」と「相手からの温かい言葉の積み重ね」が自信に変わっていきます。
- Q. 個別メッセージを大量に送るとき、どんなことに気をつければいいですか?
- 毎日同じ文面を送るのではなく、「今日の進捗報告」「昨日の応援への感謝」「思いの一言」を少し変えながら送ることで、スパム感を減らせます。しちゃんのように「今日もお願いします」と毎日送り続けても、相手が温かく迎えてくれるのは、日頃の関係構築がベースにあるからです。まずコミュニティへの参加・発信から始めましょう。
- Q. 影響力のある人に協力を依頼するコツはありますか?
- 田慶治さんの経験では、「技術やスキルより思いの強さ」が大事です。「AIで世界を平和にしたい」というビジョンを熱く語ることで、今まで頼もうとも思っていなかった先輩方が配信に協力してくれました。相手のメリットより、自分の本気の思いを正直に伝えることが出発点になります。
- Q. 絆出版コンテストとはどんな仕組みですか?
- 「絆の力で夢を叶えよう」をテーマにした出版企画コンテストで、今回は125人がエントリーし、上位10名が優秀企画としてノミネートされます。投票数がリアルタイムで公開される仕組みで、応援者が票を入れることで順位が上がっていきます。著者候補の思いと、コミュニティの絆が可視化されるユニークな選考プロセスです。
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「応援される側」に初めて立った17日間が教えてくれたのは、思いの強さとCTAの誠実さ、そして泥くさい個別コミュニケーションの力です。リストが少なくても、影響力がなくても、「なぜやるのか」を語り続け、導線をしっかり作り、1人ひとりに丁寧に向き合えば、応援の輪は必ず広がる——それが今回の一番の収穫でした。





