AIKIDO LIVE
本1冊がAI時代の「カルピス原液」——X投稿を自動量産するツールを実演
2024年7月10日(木)配信
この記事の3行まとめ
- 本1冊(8万文字)をAIに読み込ませると、著者ペルソナ・読者ターゲット・マーケティング戦略まで自動分析し、X投稿を20件一気に生成できる。
- 本・ライブ文字起こし・ノートLMのまとめなど、どんな「濃いコンテンツ」でも原液として使えるため、著者でなくても活用可能だ。
- AI時代に本当に差がつくのは「自分の経験とノウハウをギュっと凝縮した原液」を持っているかどうか——それが一生使えるコンテンツ資産になる。
「本が1冊あるとAIの活用度が爆上がりする」——かちゃんの39万部が証明すること
7月10日木曜日の朝ライブ。ゲストは、無名のOLから39万部・11冊出版の著者になったSNS出版プロデューサーのかちゃんだ。
「本が1冊あると、どれだけAIを活用できるか」をテーマに、僕の相棒・れん君が開発したX投稿自動生成ツールを実演する。本というのは約8万文字の情報が詰まったコンテンツだ。これをAIに読み込ませると何が起きるか——その答えをライブで見せていく回だ。
かちゃんは「言葉の奇跡と愛をつなぐ」というテーマで、無名の個人から著者・プロデューサーへと歩んできた。10年以上のマーケティング経験を持ち、SNS・出版・メディアをオールインで組み合わせて「売れる仕組み」を構築してきた人だ。その経験が今日の実演の「原液」として使われる。
X投稿自動生成ツールの仕組み——何を入れると何が出てくるのか
ツールの使い方はシンプルだ。本の現稿(テキスト)を貼り付けて、生成する投稿数を選んで「投稿生成」ボタンを押す。5000文字以上の長い文章を入力するほど精度が上がる。本は大体1冊8万文字ぐらいあるので、精度の面では申し分ない。
生成されるのはX投稿だけじゃない。「著者ペルソナ(どんな人物か)」「読者ターゲット(誰に届けたいか)」「マーケティング戦略(どう発信するか)」まで自動的に分析してくれる。
今回、かちゃんの本『女性の悩みは全てスープで解決する』を入力した。ツールが出してきたターゲット分析は「30代から50代後半の女性、日々の体調の悩みに寄り添い温かく実践的な解決策を提案する専門家」というものだった。「自分で書いたんじゃないかっていうぐらい、その通り」とかちゃんが驚いていた。
このツールはアンケートに回答した方に配布しているもので、GPTs研究会のFacebookグループで案内されている。
実演——かちゃんの本を入力してみたら何が出てきたか
ライブ中にかちゃん自身が自分の本のテキストをツールに貼り付けて実演した。20件の投稿を生成する設定でボタンを押すと、著者ペルソナの分析が始まった。
「専門知識を押し付けるのではなく友達や家族に語りかけるように食材の力やスープの作り方を伝えています」という分析が出てきた。「合ってますよ」とかちゃんが即答した。自分が普段意識せずにやっていることが、AIによって言語化されて出てくる——ここが一番の驚きだったようだ。
マーケティング戦略として「10日間のXマーケティングでは、ターゲットの読者に寄り添い、この本のあなたの最少女が温かいスープで美味しく解決できるという希望と安心感を届ける」という方針まで提示された。
このように、自分が当初気づいていなかった強みや、どんな人に届けるべきかが客観的に整理される。著者本人が自分の本を「外から見る」ツールとして機能している。
著者じゃなくてもOK——「原液」は本以外でも作れる
「このツールは著者限定じゃないですよね?」という問いに、うなずく。ライブの文字起こし、ノートLMのまとめ、自分のブログ記事、商業出版の本——どんな「濃いコンテンツ」でも入力できる。
5000文字以上まとまっていれば十分だ。StreamYardでライブの文字起こしをして、それを整えてAIに渡せば、X投稿も他のSNSコンテンツもできる。ライブ配信を続けている人であれば、すでに原液の素材は手元に存在している。
そしてX投稿だけじゃなく、Instagram投稿、YouTubeの概要欄、他のSNSコンテンツにも変換できる。1つの原液から複数の味を作り出せる——カルピス原液の活用そのものだ。
重要なのは「自分がすでに話してきたことが原液になる」という点だ。過去のライブ・過去のブログ・過去のメルマガ——これらはすでに存在している。改めてゼロから作る必要はない。まず過去の自分のコンテンツを掘り起こして、それをツールに入れてみることから始めてほしい。「こんなものが原液になるの?」と驚くはずだ。AIはそこから、あなたが思っていたより多くのものを引き出してくれる。
カルピス原液という発想——AI時代のコンテンツ戦略の本質
「カルピス原液があれば、水割りにもソーダ割りにも牛乳割りにもできる。でも原液がないと何も作れない」——これが口癖だ。このライブでもかちゃんと一緒にその重要性を語り合った。
AI時代に「ノウハウで勝負しよう」と思っても、ノウハウはAIが何倍もの量を持っている。「私も諦めました、ノウハウで戦うのは」とかちゃんが笑いながら言っていた。その言葉には説得力がある。
だから人間にしかない「経験・ストーリー・感情」を言語化した原液こそが、これからの差別化要因になる。「5年後も使える。一生使える」という言葉は本当で、自分の経験を凝縮した原液は陳腐化しない。AI時代になるほど、むしろその価値は高まっていく。
原液作りで大切なのは「完成度を求めすぎない」ことだ。最初から完璧な原液を作ろうとすると動けなくなる。まず5,000文字でいい。自分の経験の一部を書き出して、ツールに入れてみる。出てきたものを見て「違う」「合ってる」と感じながら修正する。その往復の中で、原液は育っていく。料理のレシピも、最初から完璧なものはない。作って食べて修正して、少しずつ本当の自分の味になっていく。
自分と向き合うことのコスト——でもやらないと「AIでいいじゃん」になる
「自分の経験とノウハウを1つに凝縮するのは、エネルギーがいる。過去の辛い経験と向き合うのも大変」とかちゃんが正直に話す。自分の人生で体験してきたことを掘り起こして言語化するのは、決して楽な作業ではない。
でも、やらないともっと怖いことが起きる。「AIでいいじゃん」と言われる側になる。人柄、ストーリー、経験——そこにしか本当の価値は宿らない。
「最初に自分と向き合う手間暇はかかるけど、そこを乗り越えると一生使えるコンテンツ資産になる」というメッセージは、AI時代を生きる全員に届けたい。人生を振り返った時に「いい人生だったな」と思えるような原液を積み上げていくこと——それがビジネスにも人生にも通じる最強の準備だ。
自分と向き合うのがしんどい人ほど、その先に「本物の原液」がある場合が多い。楽しかった経験より、乗り越えた経験の方が人の心に刺さる。かちゃんが「辛かった」と言いながらも言語化し続けてきたことが、39万部という結果につながっている。原液作りは内省の作業でもある。AIはその内省を促してくれるパートナーとして使える。「自分の経験について、まずAIに話してみる」——そこから原液が生まれることもある。
新しいSNSが来ても怖くない——原液×AIの組み合わせが最強
「今でこそAIが流行ってますけど、また別のSNSが出てきたとしても、1個の濃いものがあってそれをAIと掛け合わせたら新しいものが生み出せる」と話す。
Xが廃れても、Instagramのアルゴリズムが変わっても、原液さえあれば形を変えて提供し続けられる。技術は変わる。プラットフォームは変わる。でも自分の経験から絞り出した本物のコンテンツは変わらない。それをAIと組み合わせることで、新しいフォーマットにいつでも変換できる。これが最強の組み合わせだ。
かちゃんも「そうですよね。じゃあ早速やってみようかな」と言っていた。原液の重要性を頭でわかっていた人が、ツールを見て「作ろう」と動き出す——そのきっかけを与えてくれたのがこのライブだった。
原液という考え方が特に強いのは、SNSのプラットフォームが変わっても通用する点だ。X(旧Twitter)が廃れてもInstagramでも、次に来る新しいプラットフォームでも、原液さえあればその場所向けにAIが変換してくれる。プラットフォームに振り回されるのではなく、自分の原液を育てることに集中する——これがAI時代のコンテンツ戦略の王道だと確信している。
今日このライブを見た人に一つだけ宿題を出すとしたら、「自分がこれまで話してきたコンテンツの中で一番長いものを探して、ツールに入れてみること」だ。きっと自分でも気づいていなかった自分らしさが言語化されて出てくる。それが原液づくりの最初の一歩になる。
AIが分析する「自分のペルソナ」——気づいていない強みが言語化される
今回の実演で改めて感じたのは、AIが「自分では当たり前すぎて気づいていない強み」を可視化してくれるということだ。
かちゃんが「合ってますよ」と言ったペルソナ分析も、本人にとっては「そうは言っても書いてみれば当然だ」と思うかもしれない。でもそれを言語化して他者に届けることは案外難しい。自分のことは自分が一番わかっているようで、実は「外から見えていること」が見えていないことが多い。
AIはフラットに文章を読んで、そこから滲み出てくる著者の個性・価値観・スタンスを整理してくれる。その結果を見て「そうだよ、これが私だよ」と気づく——この体験が、自分の原液をさらに磨くきっかけになる。
料理で言えば、長年作り続けてきた自分のレシピを栄養士に分析してもらったら「この料理は○○を大切にした料理ですね」と言われるようなものだ。本人にとっては当然だけど、言語化されることで初めて「売り」として意識できるようになる。
原液を作る具体的な手順——何から始めればいいか
「原液を作ろう」と言われても、どこから手をつければいいかわからない人も多いと思う。かちゃんとのライブを踏まえて、具体的なステップを整理しておきたい。
まず最初にやるべきことは「自分の経験・ノウハウ・想いを書き出す」ことだ。箇条書きでいい。「なぜこの仕事をしているのか」「どんな失敗をして、どう乗り越えたか」「誰に何を伝えたいのか」——この3つに答える文章を書くだけで、原液の骨格ができる。
次に、その骨格をChatGPTに渡して「5000文字以上の文章に膨らませて」と頼む。AIが整形してくれた文章を読みながら「ここは自分の言葉じゃない」「この部分をもっと強調したい」と修正を繰り返す。この往復で、自分らしさが宿った一次コンテンツが完成する。
できあがったドキュメントが原液だ。これをX投稿自動生成ツールに入れれば、SNS用コンテンツが量産できる。Gammaに入れれば、セミナースライドになる。NotebookLMに入れれば、FAQに答えてくれるAIアシスタントになる。一度原液を作ると、あとはAIが何十通りもの使い方を教えてくれる。
かちゃんが39万部の著者になれた理由
無名のOLから11冊・39万部の著者になったかちゃんのストーリーは、原液×継続の力を体現している。
かちゃんが最初に出版できた理由は、専門的な知識があったからではなく「自分の経験を言語化し続けた」からだ。SNSで発信を続け、読者の反応を見ながら「何が届くか」を積み重ねてきた。その蓄積が原液になり、出版につながった。
今はAIが、その言語化と発信の部分を大幅に効率化してくれる。かちゃんが10年かけてやってきたことを、AIを使えば1〜2年で積み上げられる可能性がある。もちろん経験の深さは変わらないが、「言語化して届ける」サイクルのスピードは確実に上がる。
「ノウハウで戦うのは諦めた」とかちゃんが言えるのは、自分にしかない原液を持っているからだ。原液があればノウハウ勝負をしなくていい。AIはその原液を届ける仕組みを整えてくれるツールだ。
もう一つ大事なことを付け加えたい。原液を作る過程で「自分の経験に向き合う」というしんどさがある。過去の失敗、辛かった出来事、なぜこの仕事を選んだのかという問い——これらと向き合うのはエネルギーがいる。でもかちゃんが言うように、その手間を乗り越えた先に「一生使えるコンテンツ資産」が待っている。AIはこの手間を完全にゼロにはできないが、「書き出す」「整理する」「言語化する」プロセスをかなり楽にしてくれる。しんどい部分は人間がやる。でも一人でやるより、AIという相棒がいる方が確実に前に進みやすい。
X投稿自動生成ツールの実演で見えた「AI分析の精度」
ライブ中の実演で特に印象的だったのは、ペルソナ分析の精度だ。かちゃんの本を入力した後に出てきた著者ペルソナの説明——「専門知識を押し付けるのではなく友達や家族に語りかけるように食材の力やスープの作り方を伝えています」——を読んで、かちゃんが「自分で書いたんじゃないかっていうぐらいその通り」と言っていた。
これは偶然ではない。8万文字の本には、著者の価値観・話し方・大切にしていることが滲み出ている。AIはそれを読み取って、外から客観的に言語化してくれる。自分では「当たり前すぎて気づかない」自分の個性が、AIの目を通すと言葉になる。
このペルソナ分析を見た上で投稿を作ると、ターゲットに刺さる確率が上がる。なぜなら「誰に届けるか」が明確になった状態で言葉を選べるからだ。マーケティング戦略まで自動で出てくる点は、個人で発信しているクリエイターにとって特に価値が高い。プロのマーケターが分析してくれるような情報が、ボタン一つで手に入る。
今後は本だけでなく、ライブ配信の文字起こし・ブログのまとめ・講座の資料など、自分が持つあらゆる「濃いコンテンツ」でこの精度を体験できる。まず自分の手元にある一番長い文章を入力してみることから始めてほしい。
このツールが示す未来は、「コンテンツマーケティングの民主化」だと思っている。以前はマーケターやコピーライターに依頼しないと難しかったペルソナ分析やターゲット設定が、自分の文章を貼り付けるだけで出てくる。個人や小さな会社が、大手と同じレベルのマーケティング設計を持てるようになる。これはビジネスの戦い方を根本から変える変化だ。早く使い始めた人が、この恩恵を先に享受できる。
もう一つ大事な視点を加えたい。このツールで生成したX投稿をそのまま使わなくていい。ベースとして使って、自分の言葉で3割手を加えれば十分だ。AIが分析してくれたターゲット像やペルソナを見ながら「自分ならこう言う」という感覚で文章を磨く。これが人間とAIの正しい協働のあり方だ。AIが骨格を作り、人間が血を通わせる——その分業でコンテンツの量と質を同時に上げていくことができる。
よくある質問
- Q. X投稿自動生成ツールはどこで入手できますか?
- アンケートに回答した方に配布しているツールです。GPTs研究会(Facebookグループ)でアンケートの情報が案内されます。入力する文章が5000文字以上あるとより精度が上がります。
- Q. 本を持っていなくてもこのツールは使えますか?
- 使えます。ライブの文字起こし、ブログ記事のまとめ、ノートLMで生成した要約文など、5000文字以上の「濃いコンテンツ」であれば原液として活用できます。自分のノウハウを1つのドキュメントにまとめるところから始めてみてください。
- Q. AIで生成したX投稿をそのまま使ってもいいですか?
- 生成されたものはベースとして使い、自分の言葉で少し手を加えることをおすすめします。AIは著者のペルソナやターゲットを正確に分析してくれますが、最終的な投稿のトーンや具体的なエピソードは人間が加えることで、より本物らしい投稿になります。
- Q. カルピス原液を作るのにどれくらい時間がかかりますか?
- 個人差がありますが、自分の経験・ノウハウを言語化した5000〜8万文字のドキュメントを作るのに数日〜数週間かかることが多いです。本の出版という形にすれば最も完成度が高くなりますが、まずは自分の得意分野についての長文ドキュメント作成から始めるのが現実的です。
- Q. X投稿だけでなく、他のSNSにも使えますか?
- はい。X投稿の生成が基本ですが、同じ原液からInstagram投稿、YouTubeの概要欄、他のSNSコンテンツへの変換も可能です。1つの原液をAIで様々な味に展開できるのがこのアプローチの強みです。
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本1冊がカルピス原液になる時代。AIはその原液を何十種類にも薄めて届けてくれる道具だ。大事なのは、まず自分の経験と向き合って、誰にも真似できない原液を作ること——それが完成した瞬間、AI時代のコンテンツ戦略は一気に加速する。





