AIで「自分の人生」を本にした。0歳から今日までを書き出してわかったこと

AIで「自分の人生」を本にした。0歳から今日までを書き出してわかったこと

  • 0歳から今日まで自分の人生を書き出し、AIと対話しながら本の原稿を完成させた
  • 「本を書く」という行為がYouTubeや他コンテンツへ展開する「太い幹」になる
  • AIとひろくんのサポートで、ITが苦手だった人が自分の物語を世界に発信できた

「本が書けるとは思わなかった」から始まった

ゲストがひろくんと最初に出会ったとき、「自分に本なんて書けるわけがない」という前提があった。ところがひろくんは言った。「まず0歳から22歳まで、自分に起きたことを全部書き出してみよう」と。最初は半信半疑だったが、書き出してみると記憶が次々と溢れてきた。

思い出せることを全部出す、というのが最初の一歩だ。完璧に書こうとしなくていい。年齢ごとに「そのとき何があったか」を箇条書きで並べるだけでいい。AIが後から整理してくれるので、まずは自分の頭の中にあるものを全て外に出すことが先決だ。

その後、22歳から現在(59歳)までの出来事も同じように書き出した。それをAIと一緒に整理し、構成し、磨いていく作業を繰り返した結果、気づいたら本の原稿が出来上がっていた。まるでバラバラだった食材を並べ始めたら、自然とひとつの料理のレシピが見えてきた、という感覚だ。冷蔵庫の中を全部出してみたら、実は立派なコース料理が作れる食材が揃っていた——それが人生を書き出すということだ。

AIが「インタビュアー」になる——自己理解の深まり方

このプロセスでゲストが最も驚いたのは、AIとの対話を通じて「自分の人生に一本の線が通った」という感覚を得た瞬間だった。バラバラに見えていた経験が、AIが整理するにつれて「あ、これが自分のテーマだったのか」とわかってくる。

AIは単に文章を書く道具ではなく、自分の内側を引き出すインタビュアーにもなれる。「このエピソードをもう少し詳しく教えてください」「その時の感情はどうでしたか」「それはなぜ重要だったんでしょうか」——こういう問いを返してくれることで、自分では気づいていなかった視点が浮かび上がってくる。

自己理解のツールとしてのAIという側面が、このエピソードには色濃く出ている。人生を書き出す作業は自己分析でもある。コーチングセッションにかなりの費用を払わなくても、AIと丁寧に対話することで同じような効果が得られる。これがひろくんが「0.1があれば、AIは10倍にできる」と言う意味だ。まず粒を出す。それをAIが膨らませてくれる。

本が「太い幹」になり、すべてのコンテンツが枝葉に育つ

この体験でゲストが深く実感したのは、「本を書く」という行為が単なる出版にとどまらないことだった。本という太い幹が決まると、YouTubeで何を話すか、SNSで何を発信するか、誰にどんな価値を届けるかが全部そこから派生してくる。コンテンツが一気に迷いなく作れるようになった。

ひろくんが言う「1本に繋がる」というのはこのことだ。自分の人生の軸を言語化した本があれば、あらゆる情報発信がその軸からぶれなくなる。「今日何を話そうか」と悩む必要がなくなる。幹があれば、枝葉は自然と伸びる。

コンテンツ発信の迷いの9割は「軸の不在」から来ている。何者でもない状態で「バズる投稿を作って」とAIに頼んでも、薄いものしか出てこない。でも本を書く過程で「自分は何者か」「誰に何を伝えたいか」が明確になると、AIへの指示が劇的に変わる。「私はXXという経験を持ち、YYという人を助けたい。今日はZZについて話したい」という文脈を渡せば、AIは的確なコンテンツを生成してくれる。

YouTubeも「やったことがない」から始まった

本の次にひろくんが提案したのがYouTubeだった。「YouTubeなんてやったことないし、どう作ればいいかもわからない」というゲストに、ひろくんは「動画を上げるだけで広い世界が広がる。まずチャレンジしてみない?」と背中を押した。

「自分はコンテンツを作れる人間じゃない」という固定観念を、AIとひろくんのサポートが少しずつ解体していった。AIは実行の手足を担い、ひろくんは「次はこれをやってみよう」という方向を指し示した。その組み合わせが、ゲストの世界を一変させた。

スマートフォンひとつで撮影から投稿まで完結する。AIが台本を作り、編集をサポートするツールも増えているため、技術的なハードルは以前より大幅に下がっている。「ITが苦手」という言葉は、実はやっていないことへの言い訳になっていることが多い。ひろくんのサポートを受けながら「まずアップロード」という一歩を踏み出した結果、ゲストはYouTubeで発信できる人間になった。

「本当に驚いた」瞬間とは——人生に一本の線が通る体験

ゲストがこのプロセス全体を振り返って「本当に驚いた」と言ったのは、AIとの対話を通じて「自分の人生に一本の線が通った」という感覚を得た瞬間だった。バラバラに見えていた経験が、AIが整理するにつれて「あ、これが自分のテーマだったのか」とわかってくる。

0歳から22歳まで書き出して、22歳から59歳まで書き出して、それを一つの文脈でつなぐ。その作業を通じて、「自分の人生はバラバラではなく、一貫したテーマで貫かれていた」ということに気づく。この気づきは、コンテンツを作る上での根拠になる。「なんとなく発信している」ではなく、「自分の人生経験から来る確信として話している」に変わる。

この変化は、本が売れるかどうか以上に大切なことだ。自分のストーリーに一本の線が通ることで、ビジネスの軸ができる。その軸があれば、何をどう発信すればいいかが迷わなくなる。AIはその軸を表現するための道具として機能する。軸がないAI活用と、軸があるAI活用では、アウトプットの質が全く違う。

次のステージへ:「もっとすごいことができる」

本が完成し、YouTubeが始まった今、ひろくんはゲストに「ここから順番にもっとすごいことができる」と伝えている。本→YouTube→ブログ→SNS→問い合わせ対応AIという展開の中で、ゲストはまだスタートラインに立ったばかり。しかしそのスタートラインに立つこと自体が、多くの人にとって最も難しいハードルだ。

「本が書けるわけがない」「YouTubeなんてできない」という固定観念が最大の壁だった。AIとひろくんのサポートが、そのハードルを超えさせた。一度ハードルを超えると、次のハードルが低く見える。本が書けた人には、ブログの記事が書ける。YouTubeを始めた人には、SNS発信が怖くない。

「順番にもっとすごいことができる」という言葉には、ロードマップがある。本という幹を太くすれば、そこから何本でも枝葉が伸びる。AIはその枝葉を育てる肥料になる。ゲストの物語はまだ始まったばかりだが、その出発点を作ったのが「0歳から書き出してみよう」という一言だった。あなたにも、その一言が必要なら今日始めてほしい。

出版社を通さなくても、自分の物語は世界に届く

今は電子書籍や自費出版のプラットフォームが充実しており、出版社を通さずに本を出すことは十分可能だ。まず原稿を完成させることが先決で、出版の形式はその後に決めればいい。完璧な原稿を目指すより、まず「書き終える」ことの方がずっと大切だ。

出版社に持ち込まない選択肢の最大のメリットは、スピードだ。従来の出版は企画提出から発売まで1〜2年かかることがある。電子書籍なら書き上げた翌日に世界中の人が読める。紙の本にしたければ、Amazonのオンデマンド印刷サービスを使えば在庫リスクなく出せる。

AIの登場で、文章を書くことの技術的なハードルは劇的に下がった。「文章が下手だから本を書けない」という時代ではない。自分の経験と思いをAIに伝えれば、AIが読みやすい文章に整えてくれる。必要なのは「技術」ではなく「ストーリー」だ。そしてそのストーリーは、あなたの人生の中にすでにある。

よくある質問

自分の人生を「書き出す」ところが一番難しそうですが、コツはありますか?
最初から完璧に書こうとしなくてよい。年齢ごとに「そのとき何があったか」を箇条書きで並べるだけでいい。AIが後から整理してくれるので、まずは思い出せることを全部出す作業が最初の一歩だ。「0歳〜10歳で覚えていること」「10〜20歳で起きたこと」という区切りで進めると書きやすい。思い出せる範囲だけで十分だ。
出版社に持ち込まなくても本は出せますか?
今は電子書籍や自費出版のプラットフォームが充実しており、出版社を通さずに本を出すことは十分可能だ。まず原稿を完成させることが先決で、出版の形式はその後に決めればいい。電子書籍なら書き上げた翌日に世界中の人が読める状態にできる。
ITが苦手でもYouTubeは始められますか?
始められる。スマートフォンひとつで撮影から投稿まで完結する。AIが台本を作り、編集をサポートするツールも増えているため、技術的なハードルは以前より大幅に下がっている。まずアップロードしてみることが全てのスタートだ。最初の動画は誰も見ていないくらいの気持ちで気楽に始めてほしい。
「本を書く」ことがコンテンツの幹になるのはなぜですか?
本を書く過程で「自分は何者か」「誰に何を伝えたいか」が明確になるからだ。その軸が決まると、YouTube・SNS・ブログで何を話すかが迷わなくなる。コンテンツ発信の迷いの9割は「軸の不在」から来ている。本はその軸を作る最も確実なプロセスだ。
AIを使うと自分の文章じゃなくなりませんか?
ならない。ポイントは「AIに書かせる」のではなく「AIと一緒に整理する」こと。自分の経験・考え・言葉を入力すると、AIはそれを膨らませたり整理したりしてくれる。最終的な判断と言葉の選択は自分がやるので、自分らしい文章が仕上がる。AIは翻訳・整理のツールであって、代筆者ではない。
本の原稿をAIで書く場合、どのくらいの時間がかかりますか?
人生を書き出す作業に数日〜1週間、AIとの対話で整理・構成するのに数週間というイメージだ。自分で全部書く場合の1/10程度の時間になることも珍しくない。大切なのはスピードより「書ける状態になること」だ。ゲストのケースのように、0歳からの記憶を丁寧に書き出すことで、予想以上の内容になることが多い。


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