AIが運営する料理Instagramが99万いいね——バーチャル店舗とAIカンパニーの未来
- AIが全自動で運営する料理Instagramアカウントが99万いいねを獲得——ホームページ・ブログ・メルマガまで持つ本格メディアに成長
- AIコールセンター・AIスナックなど「人格を持つAI」がリアルタイム音声対話で実店舗の集客を担う時代が来る
- 第三子が生まれたばかりの赤ちゃんを見て気づいた——「生きる・死ぬ」の次元から見ると、AI活用もお金儲けも別の次元にある。もう1次元上からAIを使う視点こそが大事
AIが全自動で運営する料理Instagramが99万いいね
Instagramを見ていてふと思う——「このパン、本当に存在するのか?」巨大なエビ、キャラクターアートのピザ、赤ちゃんの足を模した可愛いパン……どれも驚くほどリアルだが、人間が作れない料理だ。
そのアカウントはAIが全自動で運営している。画像生成AIで料理写真を作り、ブログ記事を書き、メルマガを配信し、オンラインショップまで持つ本格的なメディアだ。フォロワー数ではなくエンゲージメントで言えば、99万いいねという数字は人間が運営するアカウントと全く遜色ない。
実は僕も2000年ごろ、自動ブログのツールを使って似たようなことを試したことがある。ChatGPTがなかった時代に、ネット上の情報をつなぎ合わせてキーワードを入れるだけで自動投稿・アフィリエイト収益を狙うツールだ。海外のツールを買ってきて試したが、クオリティの面でなかなか難しかった。でも今回のAI料理Instagramは、そのクオリティが人間を超えている。人間が作れない料理だけど、なんか人間が作れそうなリアルさがある——そのバランスがすごい。
料理で言えば、レシピ開発・撮影・発信・販売まで全部こなす「幻のシェフ」がAIによって作られた。このクオリティと量を人間が一人でこなすことはまず不可能だ。
バーチャル店舗の現実——AIメンバーが会議して今日のメニューを決める
このAI料理メディアが示す未来はさらに先にある。複数のAIキャラクター(農家・シェフ・ソムリエ)が会議して「今日のランチメニュー」を決め、画像を生成して告知投稿し、予約フォームへ誘導するまでを全自動で回す。
「今日はじゃがいもがいい状態でそろってるよ」という農家AIの情報を受けて、シェフAIが「豆パスタと合わせたヘルシーランチにしよう——タンパク質も食物繊維も豊富で血糖も上がりにくい」と提案する。ソムリエAIがワインを選び、価格戦略はマーケターAIが決める——これは近未来の話ではなく、技術的にはすでに実現可能な構成だ。
さらにそのメニューを「近くのレストランにオークションで作ってもらう」ところまで繋がる可能性がある。AIが献立を決めて、3000円で作ってくれる人を募集して、実際にUberEatsで届く——そんなビジネスモデルも技術的には今すぐ作れる。
実店舗にとっても、バーチャル上のAI店舗を持つことで今まで接触できなかった顧客層にリーチできる可能性がある。リアル店舗とバーチャル店舗の二刀流が、これからの飲食業の標準になるかもしれない。
AIコールセンターが登場——「AI Call Pro」で完全カスタマイズが可能に
「AI Call Pro」という完全カスタマイズ型のAIコールセンターサービスが先行販売を始めた。社内ドキュメントを学習させると、受付・予約・よくある質問への対応・折り返し確認まで自動で対応できる。
このサービスはほだしさんがリリースしたもので、AIを使って作り込んだコールセンター機能をアプリケーション化している。コールバック(折り返し連絡)の確認まで自動でできるため、オペレーターがそこだけ対応すればいい構成になる。
コストで見ると、AIの場合は稼働量に比例してコストが下がっていく。時給計算すると人間の何分の一——さらに何分の一という水準まで下がる可能性がある。「半額の半額の半額の半額」になっていくと、1時間10円という水準も現実的になってくる。
クレーム対応こそむしろAIの方が感情的にならず安定した対応ができるという意見もある。人間のオペレーターは「AIが対応できない複雑なケース」や「感情的なサポートが必要なとき」に特化できる。結果として顧客満足度が上がりながらコストが下がるという理想的な構成が実現できる。
AIスナックという発想——顔なじみのAIママが常連客を覚えている
AIが「スナックのママ」として機能するという発想が面白い。「今日は飲む?」と聞かれてビールを注文すると、前回の会話を記憶していて「あなたは甘いものが好きだったから今日はこのカクテルがおすめ」と提案してくれる。
グラスが空いてきたらカメラで検知して「もう一杯どう?」と声をかける。誕生日には「娘の写真をプリントしたピザを作れますよ」と提案する——そんな個別最適化された接客がAIで実現する。最初はチャオズみたいなキャラクターでも、ファンになってくれたらいつしか可愛い女の子キャラクターが出てきて「私も飲みたい!」とバーチャルドリンクを注文させてしまう——そんな展開も冗談ではない未来だ。
バーチャル空間上でのドリンクが有料課金になり、ファンになった人が「あのAIに会いに行く」という体験経済まで生まれる可能性がある。エンターテインメントとサービス業の境界線が溶けていく。
VR・ARで「世界の見え方」が変わる——ホームレスが3LDKに住む時代
格差の話をすると、シリコンバレーでは自動運転車が走り、超富裕層がAIロボットで実験を繰り返している。格差は確実に広がっている。しかし同時に、テクノロジーで底上げされる側の生活水準も上がっている。
3Dプリンターで家が建ち、ロボットが農業をして、AIが栄養管理をしてくれる——マズローの欲求階層で言えば「生理的欲求・安全欲求」は技術的に解決できつつある。情報空間上では富裕層との差もほぼなくなっていく。極端な例を言えば、「ホームレスだけど3LDKに住んでいます」という世界が来るかもしれない——VR・MRを使えば座っている古いソファが豪華なソファに見え、着ている服もバーチャルで着替えられる。
さらに面白いのが日経空間版というAR・プロ向けのサービスの話が出てきたこと。デジタルとアナログのいいとこ取りをした、インフォグラフィックのようなニュース体験が実現しつつある。
残るのは「承認欲求・自己実現欲求」の次元だ。AIが物質的な課題を解決してくれた先に、人間はどんな「夢中」を見つけるのか——それこそがこれからの問いになる。
赤ちゃんと引きこもり高校生から学ぶ「夢中」の本質
第三子が生まれたばかりの僕にとって、今この時期は特別な視点を与えてくれている。昨日妻と子どもたちが退院してきたばかりで、息子はマイコプラズマの疑いがあって隔離生活——同時にいろんなことが重なっている。それでもAIのおかげで業務を回しながら家族の時間を確保できている。
生後まだ1週間経たない赤ちゃんは「おっぱいを飲む・おしっこ・うんち・寝る・泣く」というドラクエみたいに4〜5つのコマンドで全力に生きている。選択肢が限りなく少ないのに、とにかく本能のままに夢中で生きている。全力でおっぱいを飲んでいる姿を見ていると、「これが原点だな」と思う。
もう一つ、ライブの直前に引きこもり気味だった高校1年生のおっこと話をした。でもプログラミングにはまっていて、もう知識レベルが大人以上だった。「僕なんてまだまだですよ」と言いながら、プログラミングの話をバーンとされて追いつけないくらい。夢中になっているものがある子は、勝手に成長する。
AIがどれだけ進化しても、お金儲けがどれだけうまくいっても——赤ちゃんが全力でおっぱいを飲んでいる姿を見ていると、「生きる・死ぬ」という次元から見たらそういうことは別の次元にある。もう1次元上からAIを使う視点が、実は一番大事なのかもしれない。
AIカンパニーの設計図——分身AIが100万人に同時対応
AI料理Instagramの発想をさらに進めると、「AIカンパニー」という構想が見えてくる。複数のAIキャラクターを作って、それぞれに見た目(外見の分身)と中身(知識・人格の分身)を持たせる。そのAIメンバーたちが会議して、告知して、接客して、販売する。
さらに恐ろしいのは、このAIカンパニーが100万人に同時に対応できるという点だ。「世界に1体しかいないAI」として設定しても、実際には100万体を同時起動できる。しかも各体が話した内容は全て1つのデータベースに集約されて、横断的に学習していく——多重加速分身の術だ。
実店舗を持つビジネスにとっては、バーチャル上のAI店舗を今から作っておくことで、今まではリーチできなかった顧客層を取り込めるチャンスがある。まずはAIによる一次対応だけでも自動化するところから始めてみると、可能性が見えてくるはずだ。
今日からできること——AIメディア×実ビジネスの組み合わせを考える
AI料理Instagramの事例が示すのは「コンテンツ・集客・販売をAIが回す」モデルの実現可能性だ。今すぐ全部AIに任せるのは難しくても、まず一つの発信媒体でAIに記事生成を任せてみる、コールセンターの一次対応だけAIに任せてみる——小さく始めることが大事だ。
AIが肩代わりしてくれた時間を「夢中になれるもの」に使えるかどうかが、AI時代の豊かさを決める。赤ちゃんのように本能の声に従って、自分が本当に夢中になれることを探す時間を確保する——それが一番のAI活用かもしれない。
自分のビジネスのどこにAIを入れると一番効果が出るかを考えるとき、「一番時間を取られている作業」と「一番苦手な作業」を書き出すことから始めてみてほしい。そこが、あなたにとっての最初のAI委譲ポイントになる。
よくある質問
AIが運営するInstagramアカウントは本当に存在しますか?
はい。画像生成AIで料理画像を作成し、ブログ・メルマガ・オンラインショップまで持つ完全AI運営のメディアが実際に存在し、99万いいねを獲得しています。人間が作れないようなリアルな料理画像が特徴で、見ていて「これ本当に食べられるの?」と思うほどのクオリティです。
AIコールセンターはどんな業種に向いていますか?
受付・予約・よくある質問への対応が多い業種に向いています。飲食店の予約受付、クリニックの問い合わせ対応、ECサイトのカスタマーサポートなどで導入が進んでいます。社内ドキュメントを学習させることで自社専用にカスタマイズでき、折り返し連絡の確認まで自動対応が可能です。
AI画像で作った料理を実際に販売することはできますか?
AI画像はあくまでも集客・マーケティング用途です。実際の商品販売には実物の料理・製品が必要です。ただし「AI画像で献立を考えて→近くのレストランにオークションで作ってもらう→実際に届く」というマッチングモデルも技術的には実現可能で、新しいビジネス形態として注目されています。
バーチャル店舗と実店舗を組み合わせるメリットは何ですか?
実店舗だけでは地理的にリーチできない顧客層にバーチャルで接触できます。SNS・ブログ・AIキャラクターを使ったオンライン接客で興味を持ってもらい、実店舗への来店や通販購入につなげる導線が作れます。またAIが24時間対応するため、営業時間外の問い合わせも取りこぼしがなくなります。
「AIカンパニー」を小規模ビジネスで始めるには何から着手すればいい?
まずは「一次対応だけAIに任せる」ところから始めるのがお勧めです。よくある質問をChatGPTに学習させてチャットボットとして設置する、SNS投稿の文章をAIに生成させる——この2つだけでも時間の節約と発信量の増加が実現できます。完全自動化は最終目標として、まず一つのプロセスをAIに任せることから始めてください。
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