AI動画を文字で修正&Snapchat会話型広告爆誕|Adobe Firefly・Figma Make新機能【最新AIニュース解説】2026年5月2日号
3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
昨日は「Claude Codeで経営者の言葉をマーケ資産化|カルピス原液をAIで横展開する方法」のコラム記事と、「スマホからAIに仕事を丸投げ?Claude Dispatch登場・米IT4社2桁増益」のAIニュースをお届けしたよ。経営者の言葉を「カルピス原液」として何本ものコンテンツに横展開する仕組みと、米IT4社の決算でAI投資がさらに加速する流れを書いた回。あわせて「GPTs研究会、8,000人突破しました!」のお礼ポストも公開したよ。
今日の最新LIVEや最新情報はGPTs研究会Facebookグループにも投稿してるから、そっちもチェックしてね。
今日のAI界は、まさに「AI動画を文字で修正&AI広告が会話する、プロのキッチンが家庭の食卓に降りてくる日」みたいな日です。Buzzyが「世界初のAI Video Photoshop」を$20M調達と共にローンチして、撮り直しゼロで動画の中身をテキストで修正できる時代に。Snapchatは会話型AI広告(Sponsored AI Chatbots)を解禁し、Adobeはfireflyにagentic AIを搭載開始。Figma MakeはついにAIに「声で」命令できるようになった。あわせてGoogle AdsをChatGPT広告に自動移行するAdthena、Sam AltmanのCodex新機能/goal示唆も。
それぞれ「これ、自分のSNS集客や動画作りにどう関係あるの?」という目線で、AI動画を文字で修正する仕組みから、会話型広告爆誕の意味まで、わかりやすくお伝えしますね!
📌 今日のまとめ(30秒で読める)
- 結論:動画・デザイン・広告の3領域でAIが「テキスト指示で完成形まで一気通貫」する時代に突入。
- 誰向け:SNS発信・ブログ集客・動画コンテンツで売上を伸ばしたい中小企業オーナー/個人クリエイター。
- 今日やる1アクション:Buzzy・Adobe Firefly・Figma Makeの3つのうち1つ、無料トライアル or デモ動画を5分だけ覗いてみる。
①Buzzy「AI Video Photoshop」が$20M調達でローンチ|AI動画を文字で修正

Buzzyが「AI Video Photoshop」と銘打った動画編集プラットフォームを正式ローンチしました。Redpoint Venturesがリードした$20M(約30億円)の資金調達と同時の発表で、テキスト指示だけで既存動画やAI生成動画を「ピクセル単位」で修正できるのが最大の売り。AI動画を文字で修正する作業は、商品の差し替え、A/Bテスト用バリエーション量産、シーン内オブジェクトの編集まで、撮り直しゼロでこなせる(公式PR記載)。
これまでのAI動画ツールは「ゼロから生成」は得意でも、「ここのロゴだけ赤に変えて」「この人物の服だけ夏服にして」みたいな部分修正が苦手でした。BuzzyはAI動画を文字で修正できる体験をPhotoshopのレイヤー編集の感覚に近づけました。
これまでのAI動画は「いっぺんに鍋ごと炊き上げる炊き込みご飯」だった。一度炊いたら具材だけ差し替えるのは難しかったよね。Buzzyは「お弁当箱の卵焼きだけ、ハンバーグだけ取り替える」みたいに、できあがった動画の中の食材を1個ずつ差し替えられるツール。お客さんに見せる試食パックを10通り作るのが、料理し直さずに済む感覚だよ。
動画広告のA/Bテストは「素材撮り直し」が一番のボトルネックだったんだよね。Buzzyを使えば、商品パッケージだけ変えた10パターン、季節違いの3パターンが「テキスト1行」で量産できる。SNS集客で動画広告を回してるあなたなら、1本の動画から30本のテストクリエイティブが作れる、ということなんだよね。
参考: Buzzy 公式プレスリリース(PR Newswire) / Citybiz 報道
$20M調達の本気度から見ても、Buzzyは「動画広告の量産工場」を狙ってる。具体的に何ができるかを3つの活用シーンで整理するね。
① 営業・集客(商品紹介の多言語・多季節展開)
1本の商品紹介動画から、夏バージョン/冬バージョン/英語版/中国語版を「言葉で指示するだけ」で派生させられる。インバウンド集客や季節キャンペーンが、撮影スケジュールに縛られなくなる。
② 制作・発信(ショートドラマSNS投稿の量産)
Instagram Reels/TikTok/YouTube Shortsで「同じストーリー、登場人物の服装だけ違う」みたいなバリエーション動画が、1本の素材から10本量産できる。フォロワー獲得の打席数が10倍になる。
③ 業務効率化(社内研修動画の更新)
マニュアル動画に「ロゴだけ最新版に差し替え」「画面だけ新UIに更新」がテキスト指示で可能。年1回の撮り直し費用がほぼゼロに。
Redpoint Ventures主導の$20M調達と同時のローンチ発表。技術詳細と料金体系。
投資家視点での解説。なぜRedpointが今このタイミングで賭けたのか。
Buzzy/Novi AIなど、長尺AI動画ツール群の競争マップ。
②Snapchat、AI会話型広告爆誕|Sponsored AI Chatbots解禁

Snapchatが、ブランドが「会話するAIエージェント」を広告として配信できるSponsored AI Chatbotsを正式展開しました。会話型広告爆誕のインパクトが大きいのは、アプリ内のAIチャット画面に企業のAIキャラクターが登場し、ユーザーの質問に自然言語で答えながら、おすすめ商品の提案や購入導線まで連れて行ってくれる仕組みだから。
従来のSNS広告は「動画/画像をフィードに差し込む」一方通行。今回の会話型広告爆誕で「ユーザーが質問→AIが答える」双方向になることで、関心の深いユーザーだけが自然に絞り込まれる。低予算でも「興味のある人と1対1で話す」体験を量産できる。
従来のSNS広告が「店頭でチラシを配る」なら、Snapchat会話型広告爆誕は「試食コーナーにAI店員が立ってる」感じ。「この商品どう違うんですか?」って聞いた瞬間、AIが「お客さんに合うのはこっちですよ」って提案してくれる。お客さんの方からすり寄ってきて、買う直前まで連れていける接客スタイル。
「広告費は払うけど、なかなかコンバージョンしない」って悩み、SNS集客の永遠のテーマだよね。会話型AI広告爆誕は、クリックじゃなくて「会話のキャッチボール」でリードを温める仕組み。Z世代向け商品やコスメ・ガジェットなら、Snapchat先行で試す価値ありってことなんだよね。
参考: Social Echo(5/1詳細報道) / MarketingProfs (May 1, 2026 AI Update)
会話型広告爆誕は「広告のフォーマット」が変わるという話に見えて、実は「リード獲得の概念」そのものを書き換えるインパクト。3つの活用視点で解説するね。
① 営業・集客(質問できる広告で離脱率が激減)
商品ページに飛ばす前にAIに質問できる=「試着室で店員に聞ける」状態。「この商品、自分に合いますか?」と聞いて納得した人だけがLPに到達するから、CVR(コンバージョン率)が大幅に上がる構造。
② 制作・発信(小さな会社でも高度な接客がスケール可能)
1人で動かしてるEC、マンツーマン接客が物理的に難しいサービスでも、AIが24時間「お客さんの相談相手」になる。広告の役割が「集客」から「教育+クロージング前」までシフト。
③ 業務効率化(FAQ・カスタマーサポートも兼ねる)
会話ログがそのままFAQの素材に。Q&Aを蓄積していけば、ブログSEOやLPのオブジェクション解消セクションにも転用できる。
機能仕様・配信フォーマット・対応カテゴリの詳細解説。
Snapchat会話型広告を含む、5/1のAI×マーケ全体動向のまとめ。
Snapchatと並走する形で展開された、X側のAI広告改革。比較材料として有用。
③Adobe Firefly、agentic AIアシスタントをテスト展開

Adobeが、Firefly内にagentic(自律エージェント型)AIアシスタントのテスト展開を開始しました。これまでFireflyは「画像生成」「動画生成」を個別ツール化していましたが、新しいアシスタントはPhotoshop → Premiere → After Effectsを横断して、複数ステップのクリエイティブ作業を自動実行する。
たとえば「ブログのアイキャッチを作って、それを動画用にエフェクトかけて、最後にロゴを差し込んで」みたいな指示が、ツールを切り替えずに完結する。これまでクリエイターが行き来していた「Photoshop→Premiere→Bridge」の手作業ループを、AIが代行する形。
これまでのAdobeは「下ごしらえ用の包丁」「焼き場のフライパン」「盛り付け用の皿」が別々にあって、料理人が走り回ってた。Firefly agenticは「総料理長AI」が指示を聞いて、下ごしらえも焼きも盛り付けも段取りしてくれる感じ。料理人はメニュー考案と最終味見だけに集中できる。
クリエイティブツールって、単機能はAIで爆速になっても「ツール間の往復」がボトルネックだったんだよね。Firefly agenticは「Adobe製品全体を一つの脳で動かす」方向の進化。ブログのアイキャッチからSNSバナー、商品紹介動画まで、テキスト指示1本で「Adobeに任せる」ということなんだよね。
④Figma Make、音声入力&Zapier 9000+連携を追加

Figmaのデザイン支援AI「Figma Make」が大型アップデート。voice-to-text(音声でAIに指示)、question cards(AIが選択肢を提示してトレードオフを説明)、バージョン履歴の即時復元、Zapier新コネクタ(Google Drive・Zoom含む9,000+アプリ連携)が一斉投入されました。
地味に大きいのが「声で命令できる」こと。デザイン作業中はキーボードから手を離せない場面が多いから、音声でChatプロンプトを送れるのは作業効率が劇的に変わる。Zapier連携は、Figma Makeで作ったデザインを自動でGoogle Driveに保存→Zoomで共有→Slackに通知、みたいなワークフロー化を可能にする。
料理しながら「次、どの調味料入れるんだっけ?」って思ったとき、両手がベタベタでスマホ触れないことあるよね。Figmaの音声入力は「『塩、小さじ1足して』って言えばAIシェフが調合してくれる」感じ。Zapier連携は、できた料理を自動でラップして冷蔵庫に保存し、家族にLINEで「ご飯できたよ」って送ってくれるベルトコンベア。
デザインって、頭の中のイメージを形にする時間より「ファイル整理・共有・通知」の周辺作業が長いんだよね。Figma Makeのアップデートはその周辺作業をAIとZapierに丸ごと預けられること。あなたはイメージと意思決定だけに集中、ということなんだよね。
参考: Figma 公式リリースノート
⑤Adthena、Google Ads→ChatGPT広告へ自動変換するAdBridge登場

広告運用ツールのAdthenaが、「Google AdsキャンペーンをChatGPT広告へ自動変換するAdBridge」を発表しました。Google Adsで何年も育ててきたキーワード設計・入札データ・コンバージョンログを、ChatGPT広告フォーマットへほぼワンクリックで移行できる。さらに競合インサイトを付けた状態で展開してくれる。
OpenAIがChatGPT広告枠を本格化する流れに対して、「Google Adsで蓄積したノウハウ資産が無駄になるのでは」と心配していた中小企業マーケ担当には朗報。これまでの広告ノウハウを、AI検索広告にそのまま引っ越せる道筋が見えてきた。
長年通ってる料亭の「お客さんカルテ」(誰が何をいつ頼んだか)を、新しく出店する別ブランドの店にそのまま持ち込んで「同じお客さんが来ても困らない」ようにしてくれる引っ越し屋さん。今までのお客さんとの関係を、新しい器(ChatGPT広告)でも続けられる感じ。
「ChatGPT広告に切り替えたいけど、Google Adsで何年も貯めたノウハウを捨てるのはもったいない」って悩み、これから多発するはず。AdBridgeはその移行を「コピペ」感覚でやってくれるツール。新しい広告先に切り替える勇気が、出しやすくなったということなんだよね。
⑥Sam Altman、Codexの新機能「/goal」をX投稿で示唆

OpenAIのSam Altman CEOが、5月1日のX(旧Twitter)投稿で、OpenAI Codex(コーディング用AIエージェント)の新機能「/goal」「pets in codex」に言及。デスクトップで複数のCodexエージェントが並列で動き、目標を渡すだけで自律的に作業を進める方向の進化を「意外と実用的」と評しました。
ブログ記事の自動生成、SEO最適化、LP改修みたいな「目標と制約を渡せばAIが自走する」未来が、これまで以上にリアルに近づいている。Cursor/Claude Codeを使いながら、Codexの動きも横目で見ておく価値ありです。
これまでのAIプログラミングは「料理人にレシピを渡す」感じだった。「/goal」は「今夜のディナーは予算3000円で、家族4人が満足する和食」って目的だけ伝えれば、献立から買い物リストから調理まで全部やってくれる料理長モード。あなたは「美味しい?」って味見するだけでよくなる。
コードを書く話に聞こえるけど、実は「目的を渡してAIに自走させる」発想は、SEO記事制作・SNS運用・LP改修にも全部応用できる。Cursor/Claude Codeで実装し、Codexの動向で「次に何が来るか」を予測する。AI時代の経営者は「目的を明文化する力」が一番大事になる、ということなんだよね。
⑦Claude Code定点:先週の/ultrareview+Roblox AI 3D制作

Claude Codeの公式 What’s new によれば、先週(Week 17、4/20-24)に/ultrareviewが公開リサーチプレビューとして登場。クラウド上の複数バグハントエージェントが並列で動き、結果がCLI/Desktopに自動で返ってくる。同時にsession recap(ターミナルから目を離してた間の作業まとめ)、custom themes、Web版の新サイドバー&ドラッグ&ドロップレイアウトもリリース。
5/1〜5/2は新規大型発表は確認できず、Claude Codeは安定稼働中です。先週のアップデートをまだ試していなかったら、GW明けに/ultrareviewを回してみるのがおすすめ。
あわせてRobloxもBloomberg報道で、低ポリゲームをAIでフォトリアリスティック化するアップスケーラーを含む新ソフトを5/1に発表。Unity・Unreal Engineへの挑戦状で、個人クリエイターが3D・SNS向けゲーム動画を低コストで作れる方向の動き。
Claude Code /ultrareviewは「複数の試食人を一気に呼んで、料理の悪いところを並列で指摘してもらう」感じ。ひとりの試食では見落とす味のクセも、3人並列なら一発で炙り出せる。Roblox AIは「家庭用ガス台でも、料亭の盛り付けまでできる照明ライト」って感じだね。
Claude Codeは「コードを書くAI」って思われがちだけど、/ultrareviewは「一人で抱え込まずにAIチームに見てもらう」発想。同じ仕組みは、ブログ記事のレビュー、LPのCRO、メルマガの精査にも応用できる。「複数のAIに横から見てもらう」は、これからのコンテンツ品質を底上げする標準装備、ということなんだよね。
参考: Claude Code 公式 What’s new / Bloomberg: Roblox AI Software (May 1)
よくある質問
- Q1. BuzzyのAI Video Photoshopって、いつから日本でも使えますか?
- A. 2026-05-01時点でグローバル提供開始がアナウンスされています。日本語UIや日本円課金の正式対応は順次拡大の見込み。最新情報はBuzzy公式PRと公式サイトで確認してください。早めにアカウント登録しておくと、先行アクセスや無料枠を取りやすいです。
- Q2. Snapchatの会話型AI広告は、Z世代以外のターゲットにも効果ありますか?
- A. Snapchat自体のメインユーザーは10〜30代前半なので、Z世代向け商品(コスメ・ファッション・ガジェット・教育)と相性が最も良いです。ただし「会話型広告」というフォーマット自体は他SNS(Meta/X)にも遅かれ早かれ波及するため、いま試して「AIプロンプト設計のノウハウ」を貯めておくと、将来別プラットフォームでも活きます。
- Q3. Adobe Firefly agenticとFigma Makeは、どう使い分ければいいですか?
- A. Adobe Firefly agenticはPhotoshop/Premiere/After Effectsの横断作業が強み。動画・印刷物・映像エフェクトをまとめて作る人向け。Figma MakeはWebデザイン・プロトタイピング・チームコラボが強み。LPデザイン・SNSバナー・UIコンポーネントの量産ならFigma。動画系 = Adobe、Webデザイン系 = Figmaと覚えておけばOK。
- Q4. Claude Codeの
/ultrareviewは、コードを書かない人にも関係ありますか? - A. 直接的には開発者向けですが、「AIチームでレビューする」発想は、ブログ記事の校正、LPのCRO(コンバージョン率最適化)、メルマガの精査にも応用できます。「自分1人+AI1個」じゃなく「自分+AIチーム3人」で見直す習慣が、コンテンツ品質の標準を一段上げます。
- Q5. これだけツールが増えると、どれから手を付ければいい?
- A. 「あなたの売上に直結する作業」から逆算してください。動画広告で集客してるならBuzzy、SNS集客の主戦場がZ世代ならSnapchat会話型広告、デザイン業務が多いならAdobe Firefly agentic/Figma Make。「全部試す」より「1つを毎日触る」が、AI活用の本道です。
まとめ:AI動画を文字で修正する時代と、AIが「成果」を任される未来
AI動画を文字で修正する仕組みと、Snapchat会話型広告爆誕で象徴される「動画・デザイン・広告のテキスト化」が、5月2日のキーワードでした。
- Buzzy AI Video Photoshop:1本の動画から商品違い・季節違いを量産。動画広告のA/Bテスト工数が劇的に減る。
- Snapchat会話型AI広告爆誕:「広告」が「接客」に変わる第一歩。Z世代向け商品なら先行で試す価値あり。
- Adobe Firefly agentic:Photoshop→Premiere→AEを横断する自動化。動画・印刷物・映像エフェクトを一気通貫で。
- Figma Make 音声入力&Zapier 9000連携:デザイン作業の周辺タスクをAIに任せる。あなたは意思決定だけに。
- Adthena AdBridge:Google Ads資産をChatGPT広告に「コピペ移行」。広告ノウハウを捨てずに乗り換え可能。
- Sam Altman /goal示唆:「目的だけ渡せばAIが自走」する世界へ。経営者は目的を明文化する力が問われる。
- Claude Code
/ultrareview+ Roblox AI:AIチームでレビューする発想と、3D制作の敷居が下がる潮流。
次の一歩
- 動画広告を回してる人 → Buzzyの無料トライアル登録。1本だけテスト変換してみる。
- SNS集客が主戦場の人 → Snapchat会話型広告のプロンプト設計を1案考える(他SNSにも転用可)。
- デザイン制作が多い人 → Figma Makeの音声入力で5分だけ作業してみる。
- AIに「目的」を渡す訓練 → 今日の業務を1つ「目的+制約」の形で言語化してClaude Code/Cursorに渡す。
COLUMN
「テキストで動画を直す」時代に、人間は何を残すのか

Buzzyのニュースを見て、ふと数年前を思い出しました。当時は「AIで動画作る」と聞いただけで眉唾だった。それが今や「テキスト一行で動画のオブジェクトを差し替える」が、$20Mの調達と一緒にローンチされる時代です。私たちが朝LIVEで何度も話してきた「AI×動画」も、ついに地味な実務ツールに降りてきた感覚があります。撮影スタジオ・編集ソフト・脚本・声優——これまで動画制作に必要だった「縦に積み上がっていた専門ピラミッド」が、文字通り「テキストの横並び」にほどかれていく感じです。
そして、これは動画だけの話じゃない。Adobe Fireflyのagentic化、Figma Makeの音声入力、Codexの/goal。共通するのは「人間が手作業の細部を握る」時代から、「AIに目的を渡して、人間は方向だけ決める」時代への移行です。「料理の手順」は全部AIに任せて、「メニュー」と「味見」だけ人間がやる感じです。手順を任せる勇気と、メニューを言語化する力。この2つが、今後の経営者・クリエイターに一番求められるスキルになる気がしています。
ここで大事なのが、「AIに任せた後、別のAIに見せると盲点が消える」で書いたような「複数AIで見る」習慣です。Buzzyで動画を直し、Adobeで仕上げ、Figmaでデザインし、Claude Codeでコードを書く。それぞれの工程は別AIが担当する。一人のAIに頼り切らずに、分業で品質を上げていくのが、これからの中小企業の標準スタイルになります。Claude Codeの/ultrareviewがまさにこれで、複数のAIに横から見てもらう発想は、コーディングだけじゃなくブログ・LP・メルマガにも応用できます。
同時に、AIに任せる範囲を広げるほど、私たち人間は「目的の明文化」「価値観の言語化」に時間を割く必要が出てきます。「AI秘書×デジタルツインで寝ている間も仕事を進める」が現実になるからこそ、「何のために働くのか」「誰に何を届けたいのか」が、AIの自走を支える地図になります。地図がなければ、AIは爆速で間違った方角に走ります。私自身、毎日の朝LIVEで「目的の言語化」を仲間とやっているのは、AIに任せる準備運動でもあるんです。
AI氣道では、これを「抱え込みOSから委ねるOSへ」と呼んでいます。全部自分でやろうとせず、AIに任せて、人間は方向と目的を握る。三方よし——あなた、AI、お客さん、3者すべてが満たされる仕事の仕方。AI動画を文字で修正できる時代だからこそ、人間の「言葉と意図」がますます価値を持ちます。今日も一日、AIと仲良くやっていきましょう!
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関連記事(ai-kidou.jp)
経営者の発言を「カルピス原液」として、ブログ・X・LP・メルマガに横展開する仕組み。
前日記事。Claude Dispatch登場と米IT4社の決算でAI投資加速の流れ。
Adobe・Blender連携の第一報。今回のFirefly agenticの伏線。
AI検索広告(AEO)の到来。今回のAdthena AdBridgeとセットで読みたい。
参考リンク(一次ソース)
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