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AIで自分の講座を作る時代——電子書籍・ブランド構築・90日プログラムの全戦略
2025年2月25日
この記事の3行まとめ
- AIをインタビュアーとして活用すると、自分の思いや経験を効率よく言語化して講座・電子書籍の設計図が作れる。
- 電子書籍はカルピスの原液——一度作ってしまえば講座・SNS・商業出版へと何倍にも薄めて展開できる最強の資産だ。
- 90日間プログラムは「自己言語化30日→電子書籍制作30日→マーケティング30日」の三段仕込みで完成させる。
「誰の何の悩みを解決するか」が全ての起点
今回はストーリーアナウンススクールの代表・松下きみ子さんをゲストにお迎えして、「選ばれる人になるためのブランド戦略」をテーマに語り合った。きみ子さんが長年コンサルの現場でナチュラルに伝えてきたことは、一言で言えば「自分のコアが明確でないと全力で出られない」ということだ。
プレジデントオンラインやダイヤモンドオンラインなどビジネス誌に取材される人とそうでない人の差は、文章力でも経歴でもなく、「誰の何の悩みを解決できるか」というコアのブレにある。これが定まっていないと、コンテンツも発信も全部中途半端なものになってしまう。
きみちゃん自身も、コンサルタントとしてナチュラルに教えてきた知識を「口座という形にしてこなかった」という。日常会話の中で普通にアドバイスはしていたけど、それをちゃんとした場にしてあげないと、受け取る側がしっかり受け取れない——この気づきから、新しい講座の立ち上げにつながっていった。誰でも「当たり前に知っていること」こそが、他者にとっての宝になる。
同じことは発信にも言える。自分が当たり前に思っていることは、他の人には当たり前じゃない。だからこそ「誰の何のために」という起点をはっきりさせることが、ブランドの核になるんだ。
AIをインタビュアーにして講座を設計する方法
講座作りでのAI活用、多くの人が「AIに質問する」だけで止まっている。でも僕がやっているのは逆だ。「AIにインタビューさせる」手法だ。
プロンプトはシンプルで、「あなたは講座作りのプロです。私が3ヶ月の講座を作りたいと思っています。私にインタビューしてください」と入力するだけ。するとAIがどんどん質問を投げてくれる。何を達成したいか、誰に向けた講座か、どんな変化を起こしたいか——そうした問いに答えていくうちに、自分の思いが整理され、講座の骨格が自然と出来上がる。
さらに踏み込んだ使い方として、「今講座を作りたいと思っています、私がしたいことに対して質問をしてください」という形で具体的な指示を加えると、AIがよりピンポイントで深掘りしてくれる。アイデアが引き出されたら、「じゃあ90日間のプログラムの1ヶ月目・2ヶ月目・3ヶ月目のコシを作って」というように、構成の作成へとシームレスに移行できる。
きみちゃんも「壁打ちで使ったことはあった」と言っていたが、この「インタビューされる体験」で一気に可能性が広がったはず。AIとの相互インタビューは、料理で言うと「下ごしらえ」の段階——素材(自分の思い)をきれいに切り揃えてから調理(講座化)に入るための大切な工程だ。
電子書籍はカルピスの原液——一度作ったら何倍にも展開できる
3月からスタートする出版プロデューサーとのコラボプログラムで目指しているのは、まず「自分だけの電子書籍」を作ること。これはまるでカルピスの原液を作るようなものだ。
一度、自分の思いやノウハウを濃縮した1冊を作ってしまえば——そこから講座が作れる。SNS発信のネタが生まれる。商業出版の企画書にもなる。実は7万〜10万文字が必要な商業出版も、電子書籍という原液があれば薄め方を変えるだけで量産できるようになる。
しかも電子書籍なら3,000文字規模のウェブメディアと違い、自分のメッセージをぎっしり詰め込める。「まず自分版」として自費出版感覚で作っておくことで、商業出版や講座作りのときに圧倒的なアドバンテージになる。
コミュニティの中で毎朝毎日AIと対話を続けている方々は、すでに自分のストーリーやノウハウを凝縮させている状態だ。だから30日というスパンでも書籍の骨格まで仕上げることが可能になる。AIと対話を積み重ねること自体が、原液作りの下ごしらえになっているとも言える。
30日でチャレンジする電子書籍制作プログラム
3週間のデジタル資産化プログラム経験者や、毎朝AIと対話を続けているコミュニティメンバー向けに、まず「30日電子書籍チャレンジ」を実施する予定だ。すでに自分の思いを言語化している人なら、30日というスパンでも書籍の骨格まで仕上げることができる。
ポイントは「AIに自分を学習させる」こと。自分の経験・価値観・ノウハウをAIに読み込ませた状態で文章化を進めることで、AIが「自分の代筆者」として機能するようになる。ここが従来のライティングと決定的に違う点だ。自分にしか書けない内容を、AIの力で10倍速で形にできる。
大事なのは「0から生み出すのか、0.1から生み出すのか」という差だ。ゼロから書こうとすると、何を書くか考えているうちに時間が溶けてしまう。でも、AIとの対話で引き出した思いという「0.1の素材」があれば、あとはそれをまとめるだけになる。この差は想像以上に大きい。
90日間プログラムの三段仕込み——言語化・制作・マーケティング
4月からは他の方とコラボして、より広い層向けの90日間プログラムを展開する。この構成は三段仕込みになっている。
最初の30日間は「自己言語化フェーズ」。自分の思い・ノウハウをとことん掘り下げ、AIにも学習させる。次の30日間が「電子書籍制作フェーズ」。原液を書籍という形に固める。最後の30日間が「マーケティングフェーズ」。リスト取りのためのプレゼント企画設計から、Kindleキャンペーンの計画まで一気に行う。
出して終わりではもったいない。書籍を「入口」として使い、メーリングリストを増やし、講座につなげていく——このプロモーションまで含めて初めて90日間プログラムが完結する。料理で言えば、料理を作って出すだけでなく、お客さんがまたリピートしてくれる仕組みまで整えてこそ、本当の開店なんだ。
この三段仕込みの考え方は、ビジネス全般にも応用できる。自分の思いを言語化するフェーズ、それを形にするフェーズ、広める・つなげるフェーズ。この3段階を意識するだけで、どんなプロジェクトも迷わず進められるようになる。
受講生にもAIを「壁打ち相手」として組み込む設計
これからの講座で特に面白いと思っているのが、「受講生がAIと対話してから講師のところへ来る」という設計だ。今まで受講生は疑問があるたびに講師を頼っていた。でもAIが壁打ち相手になることで、初歩的な相談はAIが受け、人間の講師はより深い部分のサポートだけに集中できる。
きみちゃんのビジネスで言えば、受講生が「AIにビジネスモデルを壁打ちしてから相談に来る」流れができれば、限られた時間でより深いコンサルができるようになる。AIが「下ごしらえ」して、人間が「仕上げの火入れ」をするイメージだ。これが本当の意味での人間とAIの共創だと思っている。
具体的には「AIと対話した上で、自分のビジネスモデルをまとめてから私に相談に来てください」という形にすることで、相談の質が格段に上がる。AIがあらかじめ整理してくれた状態で来るから、限られたコンサル時間の中で本質的な議論に入れる。これは教育の場でも、コーチングの場でも、同じように使える設計だ。
AIが引き出した「自分らしさ」こそがブランドになる
講座作りやブランド構築で、AIを「アシスタント」としてではなく「インタビュアー」として使うことの本質は、自分の中にある「まだ言葉になっていない価値」を掘り起こすことにある。
きみちゃんが「ナチュラルに教えていた」ものをちゃんと講座の形にすることで、受け取る側が本当に受け取れるようになると気づいたように、自分の中に眠っているノウハウや思いは、誰かに問い続けてもらって初めて言語化される。そのインタビュアーの役割をAIが担えるのが、今の時代の大きな武器だ。
料理の世界では、どれだけ素材が良くても、引き出す調理法を知らないと旨みが外に出ないことがある。低温調理でじっくり引き出すか、強火で一気に引き出すか——AIとの対話はまさに低温調理の感覚で、ゆっくりと自分の中から本当の味を引き出してくれる。
コアが定まると、発信も迷わなくなる
「誰の何の悩みを解決するか」というコアが定まると、発信の迷いがなくなる。何をSNSに書けばいいか、誰に向けて話せばいいか、どんなコンテンツを作ればいいか——全部コアから逆算できるようになる。
きみちゃんが言っていた「ビジネスパーソンはやらなくてもいいことをやってしまいがち」という話がまさにそこだ。コアがブレていると、あれもこれも手を出してしまう。でもコアが定まると、やることとやらないことが自然に仕分けられる。
この考え方は、AIを使って発信を効率化する前にクリアにしておくべき最重要項目でもある。どれだけいいプロンプトを書いても、コアが曖昧だとAIも曖昧なアウトプットしか出せない。コアを固めることこそが、AI活用の土台になる。
よくある質問
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「自分の思いを形にするのが怖い」——そう感じているなら、まずAIに話しかけてみてほしい。インタビューされる中で、自分でも気づいていなかった価値が言葉になっていく。電子書籍はその言葉を「原液」として固めたものだ。一度作れば、何度でも薄めて展開できる。あなたの経験はもう、十分すぎるくらいの素材がある。





