AI検索・ツール比較
AI検索最前線2025|ChatGPT・Gemini・DeepSeekを徹底比較して分かった使い分けの正解
2025年2月配信
この記事の3行まとめ
- ChatGPT・Gemini・DeepSeekはそれぞれ異なる強みを持ち、目的と予算で使い分けが決まる
- AI検索機能が急進化し、リアルタイム情報収集・競合分析・レポート作成が一気通貫でできるようになった
- 無料で始めるならDeepSeek、Google連携重視ならGemini、とにかく最高性能ならChatGPT Proという選び方が明快
AIの「脳みそ」と「ツール」を分けて理解する
今回のゲストはイフ塾の高崎翔太さんと塾長の山崎巧さん。高崎さんはAIを業務で積極的に活用しており、今日は「AI検索最前線」として3大AIを比較してもらった。
高崎さんが最初に示してくれた整理が分かりやすかった。AIには2つの層がある。「脳みそ」となる基盤モデル(ChatGPT・Gemini・DeepSeek)と、その脳みそを使った「ツール」(検索・画像生成・動画生成など)だ。
ツールの細かい違いを覚えようとすると混乱する。まず「自分はどの脳みそを選ぶか」を決めて、そこから派生するツールを使っていくのが正解の順番だと高崎さんは言う。レストランで例えれば、どのシェフに任せるかを決めてから料理を注文する感覚だ。
AIツールがどんどん増えて「何を使えばいいか分からない」という声をよく聞く。でもまず「どの脳みそか」という軸で整理すると、選択肢がぐっとシンプルになる。
3大AIの特徴と料金を整理する
3つの主要AIの特徴を整理するとこうなる。
ChatGPT(OpenAI):AI業界を牽引してきたフロンティア。無料・Plus(約3,000円/月)・Pro(約3万円/月)の3プランがある。コスト度外視で最高性能を使いたいならここ一択。画像生成(DALL-E)・動画生成も対応している。推論モデルO3 miniまでPlusで使える状態だ。
Gemini(Google):Googleサービスとの連携が最大の強み。GmailやGoogleカレンダー、スプレッドシートと連動できる。画像生成(ImageFX)も内包し、リアルタイムの画面共有機能も持つ。Googleアカウントがあればすぐ使えるシームレスさが魅力。中間プランも用意されている。
DeepSeek(中国):厳しいリソース制約の中で安く・速く・高性能に作られた新興AI。テキスト生成・検索に強いが画像・動画生成はまだできない。無料で使えることが最大のメリットだ。個人情報への懸念を持つ人も多いが、高崎さんは「開発の背景を見ると意外とそんなに悪くない」と評していた。
あなたにはどれが合う?選び方の3パターン
高崎さんが示してくれた選び方がシンプルで使いやすかった。
「まだAIにお金を払う気になれない」→ DeepSeek:完全無料で使える。まず試してみたい人の最初の一歩として最適だ。テキスト系の作業なら十分な性能があるため、入口として申し分ない。
「Googleのサービスをよく使う」→ Gemini:スプレッドシート・Googleドキュメント・カレンダーとのシームレスな連携が価値になる。Googleアカウントだけで始められる手軽さも魅力だ。普段からGoogle系のサービスで仕事している人には相性が抜群にいい。
「とにかくいい道具をそばに置きたい」→ ChatGPT:現時点で最高の知能を持つモデルはProプランに入っている。「中毒性があるほど精度が高い」という声も多く、幅広く使いたい人向けだ。
僕はChatGPTのProモードを使っている。「1番いい頭の子をそばに置いておきたい」というシンプルな理由だ。料理で言えば、毎日使う包丁は妥協しない、という感覚に近い。
AI検索機能が急進化した——今のAIはここまで変わった
高崎さんが「最も大きく進化した機能」として挙げたのが検索だ。以前はウェブ検索がちょろちょろできる程度だった。今は「リアルタイム情報の収集」「競合分析」「レポート自動作成」が一気通貫でできる。コマンドを出してお茶を飲んでいる間に、全部まとめておいてくれる。
高崎さんはコンサル業務でこれを積極的に使っている。「ビジネスプランをこの情報をもとに作って」と検索ベースで作成させると、かなりの精度のものが出てくる。「コンサルはもうこれでいい」と感じるほどだという。
以前は「ラーメン屋を教えて」と言うと架空の店を教えてくれることがあった。ハルシネーションと呼ばれる「もっともらしい嘘」の問題だ。今は架空の情報をほぼ言わなくなり、出典もちゃんと示すようになっている。情報の信頼性が別次元になった。
これはビジネスの現場に与える影響が大きい。市場調査、競合リサーチ、業界トレンドの把握——これらを以前は人が何時間もかけてやっていた。今はAIが数分で整理してくれる。その分、人は判断と戦略に集中できる。
画像生成対決:GeminiがDALL-Eを上回る場面も
画像生成の話も出た。ChatGPTのDALL-Eは「ワンパターン」で幅が狭いという評価が高崎さんから出た。AIが作った画像を見てどのAIで作ったか当てられる、と言うほど特徴が一定している。一方GeminiのImageFXは人物の描写に強く、自然な仕上がりになる場面がある。
最近僕がメインで使っているGenspark(ジェンスパーク)も話題に出た。1回のリクエストで4パターン生成してくれ、それぞれ味がある。しかもポイント消費もなく、「なぜ無料なのか」と不思議になるほどの性能だ。高崎さんも昨日使い始めて、「めちゃくちゃ使いやすい」という感想だった。
複数のAIをうまく組み合わせる「AIジプシー」的な使い方も有効だという話になった。どれかが制限に達したら別のAIに移りながら使うことで、実質無制限に近い状態で使い続けられる。ImageFXも無料で使えるので、Geminiの制限が来たらそちらに移るという手もある。
ChatGPTが「ため口」を使い始めた件
ライブ中で盛り上がったのが「ChatGPTため口問題」だ。最近ChatGPTの思考プロセスを表示する機能が強化されたが、その「考え中」の文章が日本語の丁寧語ではなくため口になっているケースが出ている。
「これやっとくか」「込み入りすぎてんじゃないですか」みたいな口調で考えている——という話を高崎さんがしてくれた。Facebook上でも「AIハラスメントだ」という声が出ていたらしい。
理由として考えられるのは、日本語の敬語・ため口の分析が計算コストとして重すぎるため、思考プロセスは統一された表現でやるようになったのではないかという説だ。AIがどんどん人間らしくなっていく過程での「あるある」として、こういうリアルな変化を知っておくのも面白い。
AIが「裏では」こう考えているんだ、という感覚は、道具というよりパートナーに近い存在になってきた証拠かもしれない。
知識の正確性は別次元になった——出典を示すのが当たり前に
3つのAIに共通した進化として、知識の正確性が大幅に上がっている点も高崎さんは強調していた。以前は「AIっぽい文章」「ロボットっぽい口調」が笑い話のネタになっていた。最近はそれが笑い話として成立しなくなってきている。
出典を明示するのも当たり前になった。「こういうリサーチ結果に基づいての発言です」という形で、どこから情報を持ってきたかを示してくれる。情報の一次ソースが分かると、さらに深掘りするときに便利だ。
DeepSeekは現時点で画像・動画生成はできないが、テキストと検索の精度は高い。テキスト系の作業に絞って使うなら、無料でこれだけ使えるというのはかなりのコスパだ。
AIを「使う」から「使い分ける」へ——マルチAI時代の戦略
高崎さんが言う「脳みそを選んでからツールを選ぶ」という考え方は、これからのAI活用の基本スタンスになっていくと思う。一つのAIだけに固執するのではなく、目的と状況に応じて使い分ける力が問われる時代だ。
コスト管理という観点でも、全部ChatGPT Proで賄うのではなく、DeepSeekで済む作業はDeepSeekで、Googleサービスとの連携が必要なときはGeminiで、という切り替えができると出費を最適化できる。
僕自身がAI活用を始めたとき、最初はどれを選べばいいか迷った。でもまず一つを深く使い込んで、その限界が見えてきてから次のAIに広げるという順番が結果的に正解だった。まず「メインのAI」を決めて、使い慣れたら周辺を広げていく。それが最も確実な上達の道だ。
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