おはようございます!田中啓之(ひろくん)です。50kgのダイエットに成功し、今は社長業のダイエット(業務削減)に挑戦中!今日も“分身AIで社長無人化計画”を推進しています。
さて、今回は2025年12月8日(日)の朝LIVEで共有された、生成AI界隈の激アツ最新トピックスを、私の実務経験と「3方よし」の視点で噛み砕いて解説します。
「AIツールが増えすぎて追いつけない!」という経営者の方や、「現場でどう使えばいいの?」と悩む担当者の方に向けて、明日から使える実践的なノウハウをまとめました。
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目次
- 🔍 今朝の主要トピックスまとめ
- 🧶 Google AI「Nano Banana Pro」と実務への影響
- 📝 NotebookLM 強化ポイントと「料理」的活用法
- 🍌 Nano Banana Proの実装レビューとデザイン品質
- 🤖 Manus / Genspark:AIエージェントの進化と「コンシェルジュ化」
- 🛠️ 実践ガイド: 今すぐ試せる5つのワークフロー
- 📚 教育・現場での使い方と注意点(著作権・TPO)
- 🎨 デザイン・プロンプトのコツ(フォント、英語対応)
- ✅ 導入チェックリスト(ビジネス向け)
- 🔮 まとめと私からの提言
- ❓ FAQ(よくある質問)
🔍 今朝の主要トピックスまとめ
今日のライブ、一言で言うと「AIが『道具』から『パートナー』に進化した日」と言えるでしょう。主なポイントはこちらです。
- Google AI (Nano Banana Pro):Googleスライドに搭載された「バナナボタン」で、資料作成が一瞬でプロ級に。
- NotebookLM:モバイルアプリでの音声入力が強化。会議や授業の音声をそのままスライドや図解に変換可能に。
- Genspark / Manus:自律型AIエージェントが進化。単なる検索だけでなく、タスクの実行から成果物の作成まで完結。
- 教育・現場活用:多田啓二(ただっち)先生や関さんが語る、教育現場でのリアルなAI活用事例。
🧶 Google AI「Nano Banana Pro」と実務への影響
Googleが本気を出してきました。新モデル「Nano Banana Pro」の登場です。
これまでGeminiのCanvasモードで作っていた構成案が、Googleスライド上のボタン一つ(通称:バナナボタン)で、デザインされたスライドに変換されるようになりました。
これは例えるなら、「冷蔵庫の余り物(メモ書き)を渡したら、一流シェフがフルコース(完成されたスライド)にして出してくれた」ような衝撃です。

👉 実際の連携シーンを見る(4分10秒〜): YouTubeで確認
実務へのインパクト:
- テンプレート化の加速:社内ブランドに合わせた資料が一瞬で整います。
- 「脱・パワポ職人」:レイアウト調整に使っていた時間を、中身の精査に使えます。
- 注意点:便利すぎる反面、著作権やフォントの権利関係はブラックボックスになりがち。商用利用時は必ず出典確認を!
📝 NotebookLM 強化ポイントと「料理」的活用法
NotebookLMは、まさに「情報のフードプロセッサー」です。
最新アップデートでは、スマホアプリから音声入力を受け付け、それを元に即座にスライドやインフォグラフィック(図解)を生成できるようになりました。

👉 音声からスライド化の解説(15分03秒〜): YouTubeで確認
【田中流】3分クッキング・ワークフロー:
- 素材投入:営業同行や会議の会話をスマホで録音し、NotebookLMへポイッ。
- 調理開始:「この会話の要点をまとめて、顧客提案用のスライド構成にして」と指示。
- 盛り付け:出てきた構成をGoogleスライド(Nano Banana連携)に流して完成!
外出先で録音し、帰社する頃には資料の下書きができている。これがこれからのスタンダードです。
🍌 Nano Banana Proの実装レビューとデザイン品質
話題の画像生成・デザインモデル「Nano Banana Pro」。
実際に触ってみると、日本語の文字入れ精度が格段に上がっています。これまでは「謎の古代文字」になりがちだった図解内のテキストが、しっかり読める日本語として出力されます。

👉 デザイン品質の議論(10分30秒〜): YouTubeで確認
- メリット:プロのデザイナーが作ったような統一感のある配色とレイアウト。
- デメリット:ビジネスの種類によっては「カッコよすぎる」場合も。お堅い役所向けの資料などで使う場合は、TPOに合わせたプロンプト調整(例:「シンプルに」「白背景で」)が必要です。
🤖 Manus / Genspark:AIエージェントの進化と「コンシェルジュ化」
ここが今日一番の注目ポイント。
Genspark(ジェンスパーク)やManus(マナス)といった「AIエージェント」は、もはやチャットボットではありません。彼らは「優秀な新人スタッフ」や「コンシェルジュ」です。
これまでは「〇〇について教えて」と聞くだけでしたが、これからは「〇〇について調べて、比較表を作って、スライドにしておいて」という一連のタスク(業務)を丸投げできます。

👉 Gensparkの実演(20分58秒〜): YouTubeで確認
※動画内で「Zen Spark」と言及されていますが、文脈から「Genspark」およびその関連機能についての解説です。
エージェント活用のカギ:
- カスタム・スーパーエージェント:自社のFAQやマニュアルを読み込ませれば、「24時間働くカスタマーサポート担当」が即日誕生します。
- Webサイト化:作ったスライドや資料を、ボタン一つでWebページとして公開可能。イベント告知ページなどが一瞬で作れます。
🛠️ 実践ガイド: 今すぐ試せる5つのワークフロー
「すごいのは分かったけど、何からやればいいの?」という方へ。明日から試せる具体的なレシピを用意しました。
1. 営業資料の自動生成
営業トークを録音 → NotebookLMで要約 → Nano Banana Proでスライド化。これで報告書作成時間がゼロに。
2. セミナー資料のWebページ化
登壇資料をGensparkにインポート → 「これをLP(ランディングページ)にして」と指示 → イベント集客ページが完成。
3. カスタマーサポート自動化
「よくある質問」リストをGensparkのカスタムエージェントに学習させる → 一次対応を無人化し、複雑な質問だけ人間が対応。
4. 授業・研修の教材作成
講義音声をNotebookLMへ → 重要ポイントをインフォグラフィック化 → 学生・社員への復習資料として配布。
5. 市場調査レポート作成
Manusに「〇〇市場の競合トップ5社を調査し、特徴を比較表にまとめて」と指示 → 寝ている間にリサーチ完了。
📚 教育・現場での使い方と注意点
教育現場では「先生の話を録音して、自分だけの参考書を作る」という使い方が広まりそうです。しかし、ここで「待った」をかけるのが大人の責任。
プライバシーと著作権です。

大人が守るべき3つのルール:
- 録音の許可:必ず相手(先生や話者)の同意を得ること。
- 出典の明記:AIが持ってきた画像やデータがどこから来たのか、必ず確認する癖をつけること。
- ファクトチェック:AIは平気で嘘をつきます(ハルシネーション)。最後は必ず人間の目で確認を!
🎨 デザイン・プロンプトのコツ(フォント、英語対応)
AIが出すデザインは、放っておくと「アメリカのスタートアップ風」になりがちです。日本のビジネス現場(特に稟議書など)では浮いてしまうことも。
プロンプト(指示出し)でTPO(時・場所・場合)を指定しましょう。
使えるプロンプト例:
- 👔 堅い会議用:「背景は白、フォントはゴシック体、装飾は最小限で、信頼感のあるトーンにしてください」
- 🎉 イベント用:「ポップで親しみやすく、暖色系を使い、イラストを多めに入れてください」
- 🌏 海外向け:「モダンで洗練された英語フォント(Interなど)を使用し、余白を広く取ってください」
✅ 導入チェックリスト(ビジネス向け)
明日から会社で導入するための「失敗しないためのチェックリスト」です。
- □ 社内用テンプレート(パワポのマスターなど)は用意したか?
- □ 生成物の内容(事実関係)を誰がチェックするか決めたか?
- □ 音声データや顧客データの取り扱いルール(セキュリティ)は策定したか?
- □ AIが生成した画像やフォントの商用利用可否を確認するフローはあるか?
- □ まずは影響の少ない「社内会議」からPoC(実証実験)を始めているか?
🔮 まとめと私からの提言
今日の朝LIVEを通じて感じたのは、「現場への落とし込み力」が勝負を分けるということです。
どれだけ高機能な「Nano Banana Pro」や「Genspark」を持っていても、それを現場の業務フローに組み込めなければ、ただの「面白いおもちゃ」で終わってしまいます。
私からの提言:
まずは「失敗しても笑って許される範囲」で、小さな自動化を試してください。例えば、自分の日報作成から。
そして、うまくいったやり方を「レシピ(プロンプト)」としてチームに共有する。それが「3方よし」のAI活用の第一歩です。
困ったら、いつでも私たちのコミュニティ(GPTs研究会)や、日曜朝のライブ配信に遊びに来てください。一緒に「社長無人化」目指しましょう!(笑)
❓ FAQ(よくある質問)
Q. Nano Banana Proは中小企業の営業資料にも使えますか?
A. はい、強力な武器になります。ただし、デザインが良すぎて中身が薄く見えないよう、NotebookLMなどで構成をしっかり練ってからデザインさせるのがコツです。
Q. AIエージェント(Gensparkなど)はどの業務に向いていますか?
A. 「調査・比較・一次回答」に向いています。例えば「競合調査」「FAQ対応」などです。最終的な意思決定は人間が行う「ハイブリッド運用」が現実的です。
Q. 著作権やフォントの懸念はどう対処すればいいですか?
A. これが一番重要です。商用利用(チラシやWeb広告など)の前には、必ず出典元を確認するか、Canvaなどの権利関係がクリアな素材に差し替えるフローを設けてください。
👋 最後にひとこと
AIは日々進化していますが、使うのは私たち人間です。「AIに使われる」のではなく、「AIと一緒に遊ぶ」くらいの感覚で、楽しみながら業務改善していきましょう!
また次回のアップデートでお会いしましょう!応援してます!
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