84年続く増援業×AI——侍が世界へ発信する「日本文化再興」プロジェクト
2024年5月12日
この記事のポイント
- 愛知県の3代目増援業社長・中根さんがAI活用でYouTube4万人を達成。多言語展開で「日本の職人文化を世界へ」という20年来の夢が現実になりつつある。
- 侍コスチュームで犬の散歩・ゴルフ・そば食べ——日本文化の本質を伝えながらキャッチーさで海外にアプローチする「サムライガーデン」チャンネルは世界が注目する。
- AI×職人・AI×農業・AI×増援業——アナログ産業こそAIとの掛け合わせで唯一無二の存在になれる。人と人が繋がるコミュニティの力が、その可能性をさらに広げる。
84年続く増援業の3代目が「AIは自分とは関係ない」から踏み出した
今回のゲストは、愛知県小牧市で84年続く増援業(左官・タイル・石材などの外構工事業)を営む3代目社長・中根さんです。YouTubeチャンネル登録者数4万人超えという驚きの実績を持ちながら、つい最近まで「AIなんて自分とは関係ない世界だ」と思っていたと言います。
きっかけは、長年師事してきた神田典先生のコミュニティで、たち君・ひろ君と出会ったこと。「英語が話せるよ」という軽いノリで教えてもらったところから始まり、「知るほどにすごいもの」だと気づき、今では「日々発見の連続」とAIの世界に完全にはまっています。
多忙な仕事の合間をぬってセミナーに参加し、ちょっとした資料作成でもAIを使うようにしてきた結果、仕事の効率化が目に見えて進み始めました。「仕事はまだ忙しいけれど、AIの勉強もしているから、ダブルで忙しい」という笑いが出るほど充実した状態で、家族からも「最近お父さん家にいるね」と言われるようになったそうです。
AIがセールスレターからYouTube多言語展開まで一変させた
中根さんがAI活用で最初に実感した変化は「書類作成のスピードアップ」でした。以前はDMのセールスレター1通・プレスリリース1枚でも、すべて「鉛筆なめなめ」で1から考えて書いていたと言います。それがChatGPTやGPTsを使うことで、外枠が一瞬でできあがるようになりました。
さらに大きかったのが、YouTubeチャンネルの多言語展開です。「日本の技術・文化を世界に伝える」という20〜30年来の夢が、AI翻訳・多言語対応という形でようやく実現の道を歩み始めました。現在の国内チャンネル(4万人)と並行して、海外向けチャンネル「サムライガーデン」を立ち上げ、本格的なコンテンツ制作を進めています。
1日2日で100〜200人単位の登録者が増えており、「銀の盾(10万人)まで見えてきた」という手応えを感じています。AIで多言語展開のコストと手間が劇的に下がったことが、この加速の一因です。
「侍が犬の散歩をする」——世界が笑って見てしまうサムライガーデンの世界観
サムライガーデンチャンネルの特徴は「日本文化の本質を伝えながら、見た目はキャッチーに」というコンセプトです。本物の鎧を着た侍が犬の散歩をする、ゴルフをする、そばを食べる、車を運転する——このギャップがまさに「外国人がクリックしたくなる」フックになります。
「同業者から見ればふざけているように見えるかもしれない。でも本質は全然違う」と中根さんは言います。日本の1300年続く増援文化、職人の技術と精神性——これが若い人から見向きもされなくなっている現状を変えるために、まず「見てもらうこと」が最優先です。
ひろ君からは「侍なのにアフタヌーンティー」「ディズニーランドで遊ぶ侍」というアイデアも飛び出し、全員が笑いながら盛り上がりました。日本文化の軸は保ちつつ、たまに真逆に振る「ギャップ回」を入れることで、チャンネルに幅と深みが生まれます。
日本の職人文化を世界に伝える「当事者意識」が動画の核になる
中根さんが海外発信に取り組む本当の理由は「外貨を稼ぐ」ことではありません。「日本に自信をなくしている若い人たちに、海外からの評価を通じて日本の素晴らしさを気づかせたい」という思いが核にあります。
増援業をはじめとする外構職人の仕事は「3K(きつい・汚い・危険)」とみなされ、新卒採用が難しい状況です。そのままでは1300年続いた日本の増援文化が次の世代に引き継がれない——中根さんはその危機感を強く持っています。
「勉強ができなくても、技術がある・体力がある・元気がある——それで生き残れる産業があることを、子供たちに伝えたい」。この一言が、サムライガーデンチャンネルに込められた本質的なメッセージです。世界から「日本すごい」という評価が届くことで、日本の若い世代が職人の道に誇りを持てるようになる。AIはそのメッセージを世界に届けるための「翻訳機」として機能しています。
「人が集まるコミュニティ」こそAIにできないこと
AIができることが増えるほど、「人が集まって新しい意識を作ること」の価値が際立ちます。愛.jpというコミュニティが大切にしているのはまさにこの点です。中根さんも「愛.jpに入ってから、人と人がすぐ繋がる体験が連続している」と語ります。
ひろ君がきみ子さんと繋ぐ場面もこのライブ内で起きました。サムライガーデンの面白さを感じた元メ〜テレアナウンサーのきみ子さんが「インタビューできる」と手を挙げ、その場で次のコラボが決まっていく——コミュニティの中にいるだけで、次々と予想外のコラボが生まれていくのがAI氣道らしさです。
「AIはレバレッジをかける道具。でもレバレッジをかけられる側の人間の魅力・磨きがキーファクター」とひろ君は言います。コミュニティに飛び込んで人と繋がり、自分を磨きながらAIで増幅していく——この循環こそが、持続可能な成長の本質です。
娘さんと一緒にAIを学ぶ——次世代への橋渡しが始まっている
中根さんのエピソードの中で特に印象的だったのが「娘さんとのYouTubeショート動画制作」の話です。AI活用でYouTubeのショート動画を一緒に作り始めた娘さんが、父のビジネスを肌で感じながら学んでいる——これはまさに次世代への技術と精神の継承の形です。
「学生のうちからAIに触れていくことは、これからの時代の必須スキル」と中根さんは言います。親が楽しそうにAIで遊んでいる姿を見せることが、子供が自然とAIを使いこなす未来につながります。「AI×増援」「AI×職人」という掛け合わせは、次の世代に「面白そう」という感情を与え、後継者問題の突破口にもなり得ます。
会員プランは白帯・茶帯・黒帯の3段階。まずは白帯(メルマガ会員)から無料で参加でき、愛.jpのコンテンツに触れながら、自分のペースでコミュニティに関わり方を深めていくことができます。
まとめ:アナログ産業こそAIで唯一無二になれる時代
中根さんのストーリーが教えてくれるのは「AIとは最も遠いと思っていた職人業こそ、AIで唯一無二になれる」という逆説です。増援業×AI多言語発信という掛け合わせは、他の誰もやっていない。だからこそ世界にとって新しく、面白く、見る価値がある。
農業・漁業・製造業・伝統工芸——あらゆるアナログ産業に同じ可能性があります。「自分の仕事はAIと関係ない」と思っているなら、むしろ今が最大のチャンスかもしれません。AI氣道のコミュニティで仲間と繋がり、自分の業界×AIという掛け合わせを一緒に探っていきましょう。
- Q. 職人や伝統産業の事業者がAIを活用するには何から始めればいいですか?
- A. まずChatGPTを使ってセールスレター・プレスリリース・SNSの文章を作ることから始めるのが最も入りやすいです。「鉛筆なめなめで1から書いていた文書」をAIに任せるだけで、時間が劇的に節約されます。次にYouTubeなどでの発信にAIを活用し、翻訳・多言語展開へと広げていくステップが効果的です。
- Q. YouTubeで海外向けに発信する場合、AIはどう活用できますか?
- A. AI翻訳・字幕生成・サムネイル制作・タイトル考案など、多言語展開に必要な作業のほとんどをAIでサポートできます。特に翻訳の精度が上がったことで、英語・中国語・スペイン語など複数言語への展開コストが大幅に下がりました。中根さんのように「ニッチ×AI翻訳」の組み合わせは海外で高い関心を集めます。
- Q. 職人業は後継者問題が深刻ですが、AIはどう貢献できますか?
- A. AIを使った動画発信で「職人の仕事の面白さ・格好良さ」を若い世代に届けることが、採用・後継者確保への直接的なアプローチになります。また、AIで業務効率化・経営改善が進めば、職人が「稼げない・きつい」という印象を変えることにも繋がります。中根さんのサムライガーデンはその先進事例です。
- Q. 愛.jpコミュニティに参加するには何をすればいいですか?
- A. まずはメルマガ登録(白帯会員・無料)から始められます。GPTs研究会のFacebookグループへの参加も同時にお勧めします。毎朝のライブで最新情報と仲間の実践事例に触れながら、自分のペースで関わり方を深めていけます。
- Q. 「侍がAIを使う」という発信は、どんな人に響きますか?
- A. 海外の視聴者(特に日本文化・アニメ・武道に興味のある層)に強く響きます。また国内でも「職人仕事×最新テクノロジー」というギャップに面白さを感じる若い世代や、ビジネス感度の高い経営者層に支持されやすいコンテンツです。本質的なメッセージを持ちながら見た目のフックを強くするのがポイントです。
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