【AI×出版 出版に挑戦することで広がる可能性】

AIKIDO LIVE

AI出版コンテスト挑戦で気づいた「著者マインド」への覚醒

2026年2月20日

この記事の3行まとめ

  • 出版コンテストへの挑戦は「疑似体験」として著者マインドを覚醒させ、覚悟が決まった人ほど動きが速くなる。
  • 本1冊を書くことでAIにとっても「靴下の箱」のように整理されたデータベースとなり、分身AI活用の精度が飛躍的に上がる。
  • 著者のいる環境に身を置くと、著者でない自分に違和感が生まれ、自然と行動が変わっていく。

出版コンテストは「著者への疑似体験」だった

今回、出版プロデューサーの奄美純さんと対談しながら、僕が出版コンテストに挑戦した正直な感想をお話しした。純さんがいなければそもそも挑戦しようとすら思っていなかった。「純さんと一緒ならできそうだ」と思えたからこそ応募できた、1人では頑張れないタイプの僕にとって、一緒に取り組める相手がいることがどれだけ大事かを改めて感じた。

毎日毎日が自分との戦い、そしてライバルも意識せざるを得ない——正直めちゃくちゃしんどかった。でも、得られたものがすごく大きかった。本田健さんがこの出版コンテストに参加した翌日の夜のお疲れ様ライブにゲストとして参加してくださった。本田健さんがおっしゃったのは「書くことの力は10%でいい、売る力に90%を注げ。ベストライターになれてもベストセラーにはなれないからね」ということ。その言葉が、この17日間の疑似体験で初めて腑に落ちたよ。

挑戦したことで「著者になった気分」が先に生まれた

コンテストに参加する中で、まだ著者ではないのに著者になった気分が先に生まれた。たくさんの方から「本読みたいよ」というお声もいただいて、マインド的にはすでに著者になった気持ちになれた。コンテストで上位に入るかどうかという結果より、そのプロセスで得たものの方がはるかに大きかったんだ。

AI専門家と名乗り始めてから1年半ほどになるけれど、このコンテストを通して「僕はAIの専門家なんですよ」というところを多くの人に改めて知ってもらう機会になった。そして覚悟が決まった人というのは、ここからめちゃくちゃ速く動き出す。純さんがそう言っていたけど、確かにそうだと思う。一番怖いのが反響を受けた時で、いろんな人に声をかけて「買ってください」とお願いする場面——今回は無料の投票だったけど、それだけでもかなりのエネルギーが必要だったんだ。

1票は1冊の本と同じ。投票活動が問うのは「人望」だ

出版コンテストで投票を集めるって、本を1,600円で売るのと同じ感覚なんだ。「私のために時間を使ってほしい」とお願いできる人脈と人望があるかどうかがまるっきり問われる。コンテストの順位より、そこが一番の気づきだった。今回、ご家族分も投票してくれたという方もいたけど、本を実際に家族分まとめて買ってもらうのとほぼ同じ重さがある。

純さんが言っていた「チャンスはチャンスのある場所にしか来ない」——魚が泳いでいる池に釣り竿を垂らさないと魚は釣れない。当たり前なんだけど、動かないとそこに行けないんだよね。出版社の人脈がないとか編集者を知らないという方も多いけど、「そこじゃないよ、まず自ら足を運んでそういう場所に行くことが大事なんだよ」ということだ。

著者のいる環境に浸かると「違和感」が生まれる

僕が参加しているミリオン競走クラブは、100万部を目指す著者さんたちのコミュニティだ。そこに入った最初、「本を出してない僕はここにいていいのか?」という違和感がすごかった。2冊・3冊出している方、30万部・100万部出している方々の中に入ってくると、「あれ、本を出していない自分はもやもや…」という感覚が生まれてくるんだ。

でも、その違和感こそが行動を変えるエネルギーになる。料理で言えば、ミシュランのシェフが集まるキッチンに飛び込んだようなもの——場の熱が全然違う。200万部の著者さんもいらっしゃるし、近くにご縁のある方で何百万部も出している方もいる。そういう方々を見ていると、たくさんの人から「ありがとう」をもらっていて、良い影響を与えているのがわかる。あの違和感を感じるために、環境への投資って本当に大事だと改めて思ったよ。

3月には絆祭りという絆出版さんのお祭りにも申し込んでいて、本田健さんともお会いできる可能性があるし、著者さんたちにリアルで囲まれるという体験をしてくる予定だ。リアルの場でそういう方々に囲まれると、またマインドが変わってくるんだよね。

著者になることで「人生の1ページに刻まれる」体験が生まれる

純さんが初めて出版した時のエピソードが印象的だった。本を持って「私、この1冊に救われました」と言って、その本を握りしめている写真の手がすごく力強かったという。「握りしめている」その姿を見て、著者はやめられないなと思ったと言っていた。

「朝スッキリ」という本を出した時に「私の朝がガラッと変わりました」「病気が治って、家族で健康になれました。毎日が楽しいです」という声をもらったという話も。そういう「魂が震えるような感覚」を著者として味わってほしい、という言葉が刺さった。本との出会いによって人生が変わった人間として、僕自身もそういう体験を誰かに届けたいと強く思う。

ビジネスのために本を出すという考え方ももちろんある。でも本だけで解決することは少ない。本を出すことで人の思いを変えられる可能性に挑戦してほしい——そういうメッセージが詰まっていた対談だった。

本1冊はAIにとっての「靴下の箱」になる

ブログを140ページ書きためた受講生さんが、それをAIに丸投げしたら全然うまく使えなかった、という話をしてくれた。量があればいいわけじゃないんだよ。AIって情報が散らかっていると迷子になるんだ。棚に服が山積みになっている中から「靴下だけ探してきて」と言っても無理でしょ。でも「ここが靴下の箱」って決めてあげると、AIは的確に引き出してくれる。

本の構造——第1章・第2章・見出し(小タイトル)——がまさにその「箱」の役割を果たすんだ。AIの立場に立って物事を考えるという視点がここでも大事で、「AIがどういう気持ちになるか、どういう立場になるか」という目線を持つこと。情報がいっぱいあればあるほどAIも迷ってしまうから、凝縮されて構造化された情報がAIにとっても使いやすい。これは感覚論じゃなくて実際に140ページのGoogleドキュメントを突っ込んで「全然ダメだった」という体験から来た話だ。

「初めに」と「終わりに」を先に書くと本の流れが見える

純さんから教えてもらったのは、「企画が通ったら、初めにと終わりにを最初に書け」ということ。スタートとゴールが決まれば、真ん中の章はほぼ自然に流れてくる。第1章から書き始めると、途中で言いたいことが溢れ出して、初心者向けの話なのに超難しい話を詰め込んじゃうんだ——講座作りと全く同じだよね。読み終えた人にどんな気持ちになってほしいか、その設計が全部を決める。

実際に今回のコンテストで「初めに」を書いてみた体験から言うと、分かっているようで「あれもこれも伝えたい」となってしまうんだよね。でもこの「初めに」でぎゅっと凝縮して伝えることがすごく大事で、そこで「自分がAIを通してこう人の心を豊かにしたいんだ」ということをぎゅっと凝縮して書いた。そこで自分が何を一番大事にしているかがより具体的になった。それは本当に大きな気づきだった。

本は「カルピスの原液」。SNS・YouTube・講座に転用できる

今回、自分のこれまでの思いをぎゅっと1冊に凝縮することで気づいたのが、本ってコンテンツの原液なんだということ。本があれば、そこからSNSの投稿を作れるし、YouTubeの台本も書けるし、新しい講座も設計できる。今まで「あれも伝えたい、これも伝えたい」とバラバラに発信していたものが、1冊に集約されることで初めてブレない軸が生まれる。

電子書籍ができたらそれをAIに入れて活用できるし、さらにそっからブラッシュアップして商業出版のネタにもできるという流れが現実的だ。本→AI活用→SNS発信→YouTube台本→講座設計という一気通貫のコンテンツ循環が生まれる。まさにAI活用と出版の掛け合わせが、次の展開を作ってくれると感じているよ。

電子書籍からスタートして、AIに最適化された分身を作る

商業出版じゃなくても、Kindle電子書籍でも全然OK。まず自分の知識・ノウハウ・思いを1冊の形に構造化すること——それが一番大事だ。目次があって、小見出しがある構造になっているだけで、AIはその本を参照してより的確なアドバイスをくれるし、分身AIの質も劇的に上がる。電子書籍ができたらブラッシュアップして商業出版のネタにもなる。出版はゴールじゃなくて、AI活用の起点になるという発想の転換が今回のいちばんの収穫だった。

講座作りの経験があれば本は書ける、本が書ければ講座も作れる——という相互の関係もある。「どちらが先なのか」という問いに対しては、どちらからでもいい。でも1冊まとまっているとその本を元に様々なコンテンツが派生できるという意味では、本を先に作る価値は大きい。AI時代において、自分の思いや知見を構造化した「本」を持っていることは、最強のコンテンツ資産になるよ。

よくある質問

Q. 出版コンテストに参加するメリットは何ですか?
実際に本を出す前の「疑似体験」として機能する。投票を集めるプロセスが、出版後の販促活動とほぼ同じ体験になるので、著者マインドと人脈の棚卸しが同時にできる。また本田健さんのように業界のレジェンドが参加するイベントに関わることで、人脈も広がる。「1票は1冊の本と同じ」という感覚を体感的に学べる機会でもある。
Q. AIに本を学習させると何が変わるのですか?
ブログや記事のように散漫なデータより、章立て・見出しで構造化された本の方がAIが検索しやすくなる。分身AIへの学習精度が上がり、的確なアドバイスや文章生成が可能になる。実際に140ページのGoogleドキュメントを丸投げしても全然ダメだったという実例があるが、本の構造があると「靴下の箱」のように情報が整理されてAIが使いやすくなる。
Q. 本を書くときに最初に何をすればいいですか?
「初めに」と「終わりに」を先に書くことをおすすめする。読者にどんな状態になってほしいかというゴールと、なぜこの本を書いたかという出発点が決まれば、中身の章構成は自然に見えてくる。第1章から書き始めると言いたいことが溢れてブレていくので、まずスタートとゴールを決めることが大事だ。
Q. 商業出版ではなく電子書籍でも意味がありますか?
十分に意味がある。まずKindleなどで電子書籍として自分の知識を構造化し、それをAI活用の原液として使い、さらにブラッシュアップして商業出版に持っていくのが現実的な順序だ。コメント欄の方々も電子書籍での出版をすでにされている方がいて、それがAI活用の起点になっている。
Q. 著者コミュニティに入る必要はありますか?
強制ではないが、著者が集まる場に身を置くと「自分だけ本を出していない」という違和感が生まれ、それが行動のエネルギーになる。ミリオン競走クラブのように100万部を目指す著者さんたちのコミュニティに入ると、200万部の著者さんもいる環境で「次元が変わる」という感覚を体験できる。環境への投資はマインドセット形成において非常に効果的だ。
Q. 出版とAI活用はどう関係しますか?
出版によって自分の知識・経験・思いが構造化された1冊になると、AIがその本を参照することで分身AIの精度が飛躍的に上がる。さらに本を原液として、SNS投稿・YouTube台本・講座設計など様々なコンテンツに展開できる。AI時代において「構造化された自分の思想」を持つことが最強のコンテンツ資産になる。
Q. 40〜50代でAIが苦手でも出版できますか?
今回の出版コンテストの企画書も、40〜50代でAIが苦手な女性の方に向けて作った。AIの専門家でも何でもなかった自分がAIを使いこなせるようになっていったという経験があるから、初心者の気持ちが分かった状態で書ける。苦手だった自分を手放すことで、自分らしく生きられる人を増やしたいというテーマで動いている。苦手意識があるからこそ、同じ立場の人に刺さる本が書けるんだ。


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