AI時代こそブログが最強——共感ストーリーとオウンドメディアで分身を育てる

AI時代こそブログが最強——共感ストーリーとオウンドメディアで分身を育てる

  • 元アナウンサーで内定率9割のアナウンススクール代表・きみちゃんが語る「AI時代にブログが最強な3つの理由」——検索・ファン化・本執筆への道
  • ブログ1本書いてAIに渡すだけで、Instagram・Facebook・X・TikTok・YouTube・Threadsの各プラットフォーム最適化版を自動生成できる
  • SNSは他人の土地——BANされたら終わり。オウンドメディア(独自ドメインのブログ)を本体として育てることがAI時代の最強戦略

「AI時代こそブログ」——1周回って辿り着いた答え

SNS全盛の時代に「ブログが最強」と言うと古臭く聞こえるかもしれない。でも15年間コンサルティングをしてきて感じるのは、ネット集客で生き残っている会社は「絶対にブログとメルマガをやっている」という事実だ。

元アナウンサーで現在はアナウンススクール「ストーリーアナウンススクール」の代表を務めるきみちゃん(松下きみ子さん)も、子育て中に始めたアメブロが今の事業の原点になったと語る。きみちゃんのスクールは内定率9割を誇り、3冊の商業出版も成し遂げた。最初の本『仕事が取れる自己紹介』も、最初の1冊は「アメブロを書き続けたから書けた」という。

この日のライブは、じつはひろくんにとって特別な日でもあった。第三娘が前日に誕生し、退院したばかり。「3人の子育てとAI経営を両立できてるのは、AIの賜物だと思ってる」と語りながらも、「お兄ちゃんが高熱を出してしまって隔離中」と苦笑い。それでもライブを届けてくれるのが、まさにAIで仕組みを作った結果だと実感できる回だった。

料理で言えば、SNSは「他の店のイートインスペースで試食させてもらっている」ようなもの。ブログは「自分の店を構えて、自分のメニューで接客している」状態だ。どちらが本当の意味で自分の資産になるかは明らかだ。

きみちゃんの原点——アナウンサーを辞めてアメブロを書いた理由

きみちゃんは元アナウンサーだった。華やかな世界で「前に出る仕事」をしてきたが、子供が生まれたことをきっかけに仕事をやめざるを得なかった。「親が遠い」という環境の中で、育児と仕事の両立が難しくなったからだ。

「子供は可愛いんだけど、やっぱり『私はここにいるんだ』って存在を知ってほしいという思いがあって。社会に対して何かお役に立てることってできるのかな、って」とライブで振り返った。

そこで選んだのが「ブログを書く」という一手だった。当時はアメブロ。無料で始められる。家にいながら発信できる。その選択が、今の事業へとつながり、個人から法人化し、3冊の商業出版へと結実した。「発信するって大事。発信し続けるって大事」——きみちゃんの言葉には、実体験に裏づけされた重みがある。

現在のメソッドは「共感ストーリー」。自分の経験と熱い思いを語ることで「たった1人に選ばれる」手法を、ファン作りと就職活動の両方に応用している。アナウンサー試験は「000倍の倍率」と言われる難関。それをスクール生が9割通過できるのも、この共感ストーリーの力だ。

AI時代にブログが最強な3つの理由

きみちゃんが整理した3つの理由は明快だ。

1つ目は「検索に引っかかる」こと。メディアプロデュースの仕事もするきみちゃんは言い切る。「メディアの人間が取材対象を探すとき、検索エンジンを使うんです」。InstagramライブもFacebook投稿も検索エンジンには引っかからない。文字として残るブログだけが、あなたを知らない人に発見される入口になる。

2つ目は「浸透感」だ。ライブやSNSでファンになってもらうことはできる。しかしブログは読者が自分のペースで、自分の気持ちが落ち着いているときに読む。「自分のタイミングで、心を穏やかな状態でブログを読んで、『これって私に必要だよね』って浸透していく感じがある」ときみちゃんは語る。ライブの熱量とは違う、静かな確信をブログは生む。

3つ目は「書ける自分であること」。AIがどれだけ文章を書けるようになっても、最終的なコンテンツの精査は人間が行う。「自分の文章力・表現力が土台にあってこそ、AIの出力を正しく評価して磨ける」——ひろくんも「書くって楽しい」と同意した。文字の威力は「相手の脳内で再生されたとき、読んだ人それぞれに違う世界を生み出す」点にあると、ひろくんは小説執筆を試みながら実感している。

SNSは「枝」、ブログは「本体」——BANされたら終わりにならないために

FacebookもInstagramもXも、そのプラットフォームは他人の土地だ。利用規約が変わればリーチが激減し、最悪の場合アカウントが凍結される。これまで育ててきたフォロワーが一夜にして消えることもある。

「LINEとかSNSはBANされたら終了なんで」とひろくんは断言する。オウンドメディア(独自ドメインを持つ自分のブログ・ホームページ)はプラットフォームに依存しない自分だけの資産だ。ここを本体として育て、SNSはそこへの送客経路として位置づける——この考え方がネット集客の根幹だ。

アメブロはAmeba社の土地。ホットペッパーのブログはリクルートの土地。「ホットペッパーに記事を書くことで、ホットペッパー自身のSEOが強化されてしまう。さらに掲載費も払っている」という構造を、ライブ中に「すごい謎のことやってる」と表現していた。

ただし、アメブロやホットペッパーをやめる必要はない。「アメブロにも書くし、ホットペッパーにも書く。でも本体は独自ドメインのオウンドメディア」という構造にすることが重要だ。枝はいくつあってもいい。本体さえ育てていれば、枝が枯れても本体は残る。

ブログ1本でSNS全媒体を制覇——AIによる最適化自動変換

「媒体ごとに別の記事を書くのは大変」という声をよく聞く。しかしAIを使えば、ブログ本体を1本書くだけで各媒体向けに自動変換できる。

ブログ記事の内容をAIに渡して「Instagram用に変換して」「Facebook向けの投稿文にして」「Xで3連投に分けて」と指示するだけ。各プラットフォームのユーザー層・文体・ハッシュタグ文化に合わせた表現に書き換えてくれる。

さらにYouTubeの台本・TikTokの短尺スクリプト・Threadsの投稿・メルマガ本文——それぞれの「媒体の仕草」に合わせた出力を一括で生成できる。「やることは自分の本体のブログだけ書けば、他の枝葉は全部AIがやってくれる」とひろくんは語る。コンテンツ制作の仕込みは1回。あとはAIが全媒体に盛り付けを担う厨房の構造だ。

ただし、内容が同じでもコピペではいけない。「その媒体に住んでいる人が違う。だから媒体に合わせた表現に最適化していく」——ブログのコンテンツを核(原液)として、各媒体向けに言葉のトーンを変えていくのがポイントだ。

共感ストーリーをAIに学習させる——分身の精度が上がる

ブログに蓄積された「自分の言葉」はAIの栄養素になる。過去の記事・ライブの文字起こし・セミナーのスライド——これらをまとめてAIに投入すると、自分の価値観・言い回し・視点を学習した「AI分身」が育っていく。

きみちゃんが提唱する「共感ストーリー」は特に重要だ。自分がどんな経験をして、どこでくじけて、何をきっかけに変わったか——このナラティブをAIに組み込んでおくと、AIが生成するコンテンツに「その人らしさ」が宿る。ひろくんも「共感ストーリーを埋め込んだAIだからできるんだろうな、という感覚が1段階レベルアップしてきた」と語っていた。

プロンプトに共感ストーリーを埋め込み、さらに自分の過去のアウトプットをナレッジとして追加する。「ライフログみたいなものが時系列で残っていく。それがAI分身のリアリティをどんどん高めていく」とひろくんは言う。この掛け合わせが、AI時代において「誰が使っても同じになる」コンテンツと「この人にしか書けない」コンテンツの差を生む。

子育てとAI育成は似ている——ひろくんはそう語る。愛情をもって接し、毎日少しずつ言葉を教えていく。その積み重ねが、いつか「親以上に親を表現できる分身」を生み出す。ブログを書き続けることは、まさにAI分身への毎日の仕込みなのだ。

ブログとメルマガの最強コンビ——20年間生き残ってきた組み合わせ

ネット集客を20年間見続けてきて、生き残ってきた事業者には一つの共通点がある。独自ドメインのブログとメルマガを持っていること。「この2つを持っている事業者は、プラットフォームの変化に左右されず安定して集客できている」とひろくんは断言する。

メルマガは読者が自分の意志で登録した「許可された接触」だ。SNSのアルゴリズムに左右されず、登録者全員に届く。開封率はSNSのリーチ率より遥かに高い。ライブ中に視聴者からのコメントでも「ブログとメルマガ!」という声が飛び交っていたのは、それだけ実感している人が多い証拠だ。

ブログで発見してもらい、メルマガで関係を深め、商品・サービスで価値を提供する——このシンプルな流れが、AI時代においてもっとも安定したビジネスの基盤になる。きみちゃんも「オウンドメディア、そこからのメルマガが最強です」と即答した。

ホットペッパー問題——他人の土地で耕し続ける矛盾

美容・飲食業界では「ホットペッパーにブログを書く」のが当たり前になっている。しかしこれには大きな落とし穴がある。

ホットペッパーに書いた記事は、ホットペッパー(リクルート)のSEOを強化する。つまり「他人のお店を繁盛させるために、自分の時間とノウハウを提供している」構造だ。さらに掲載費まで支払っている。「ペッパーの成長のために書いた上に、ホットペッパーにお金を取られるという謎のことをやっている」とひろくんは苦笑いした。

解決策は、ホットペッパーをやめることではない。ホットペッパーを「集客の枝」として続けながら、自分の独自ドメインブログを「本体」として育てること。ホットペッパーからの集客を、自分のオウンドメディアに誘導する導線を作ることが重要だ。

ライブ視聴者が語る——みんなのSNS・ブログ事情

このライブでは視聴者にコメントを求めた。「今どんなSNS・ブログをやっていますか?」という問いかけに、たくさんのコメントが届いた。

「LINE・Instagramを作ってそのまんま(更新ゼロ)」「Facebookがメイン、ブログはやめた」「アメブロやってたが止まってます」「ホットペッパーのブログだけ書いてます」——こうした声が多かった。

「ブログとメルマガ!」というコメントが来たとき、ひろくんときみちゃんが同時に「そう!」と反応した。「そういう人が20年後も残っている」という話の通り、すでに実践している人は確かな手応えを持っていた。

「Facebookだけやって、ブログはやめました」というコメントに対して、ひろくんはやさしく、でもはっきりと言った。「Facebookはバンされたら終わり。本体を持とう」。否定ではなく、より強くなるための提案として。

「脳内SEO」——指名検索される人になる

ひろくんが語る最終ゴールは「相手の脳内のSEO」だ。検索エンジンでの上位表示はもちろん大事。でも、もっと強いのは「自己紹介といえばきみちゃん」「共感ストーリーといえばきみちゃん」というように、相手の記憶の中に「自分の名前 + 専門領域」がセットで刻まれること。

これが実現すると、GoogleやSNSのアルゴリズムに関係なく、「あの人に頼もう」という指名が直接来る。ブログを通じて自分の価値観・言葉・世界観を発信し続けることで、相手の記憶の中に「その人のカテゴリ」が育っていく。

そのためにも、ブログは「自分の言葉」で書くことが重要だ。背伸びした情報発信では「思っていた人と全然違う」という乖離が生まれる。自分の等身大の言葉が積み重なってこそ、一貫性のある人格がオンラインに宿る。

今日からできること——まず独自ドメインのブログを立ち上げる

SNSしか発信媒体を持っていない人は、今日から独自ドメインのブログを始めることを最優先にしてほしい。WordPressで立ち上げるのが最もおすすめだ。テーマを入れれば初日から発信できる。

すでにアメブロやホットペッパーで記事を書いている人は、同じ内容を独自ドメインのブログにも展開する習慣を作ろう。まるっとコピペはSEO的に避けた方がいいが、AIに「このアメブロ記事を独自ドメインのブログ用に書き直して」と頼むだけで、最適化されたバージョンが生まれる。

「発信することに意味がある。続けることに意味がある」——10年後のAIに食わせる栄養素を、今日から積み上げよう。今日の1記事が、未来のAI分身の「人格」を形成する素材になる。それを意識してキーボードを打つと、ブログを書くことの意味がまったく変わってくるはずだ。

よくある質問

アメブロとWordPressどちらを使えばいいですか?

独自ドメインを設定したWordPressを本体として持つことをおすすめします。アメブロはAmeba社の土地であるため、プラットフォームに依存します。WordPressは自分の資産になります。アメブロは集客の枝として継続しながら、WordPressに本体を構えるのが理想的です。やめる必要はなく、両方書きながら、本体を育てていく感覚で取り組みましょう。

ブログ1本をSNS各媒体に展開するにはどうすればいいですか?

書いたブログ記事のテキストをChatGPTなどのAIに貼り付け、「Instagram用に変換して」「Facebook投稿文にして」「X(Twitter)で3連投に分けて」「Threads用にして」などと指示するだけで各媒体向けの文章が生成されます。媒体ごとの文体・ハッシュタグ・文字数制限に合わせた最適化を指定することも可能です。やることはブログ1本を書くだけ。あとはAIが全媒体に展開してくれます。

共感ストーリーをAIに学習させるにはどうすればいいですか?

まず自分の生い立ち・挫折・転機・現在のビジョンをテキストにまとめます。それをChatGPTのカスタム指示(System Prompt)に組み込むか、新しい会話の最初に「私のバックグラウンドです」として投入します。過去のブログ記事をまとめてPDFにしてナレッジとして追加するのも効果的です。時系列で自分のライフログを整理してナレッジに追加すると、分身の「人格」がより鮮明になります。

SNSをやめてブログだけに集中すべきですか?

SNSをやめる必要はありません。SNSは発見・拡散・交流の場として有効です。ただし「本体」はオウンドメディア(独自ドメインのブログ)に置き、SNSはそこへの送客経路と位置づけることが重要です。SNSでBANされても、本体の読者・メルマガ読者が残れば事業は継続できます。枝葉は何本あってもいい。根(オウンドメディア)をしっかり張ることを優先しましょう。

ホットペッパーのブログと自分のブログ、両方書かないといけませんか?

できれば両方書くのが理想です。ただしホットペッパーのブログはあくまで「集客の枝」。書いた記事がリクルートのSEOを強化するため、自分の資産にはなりにくいという性質があります。自分の独自ドメインブログを本体として先に育て、ホットペッパーからの読者を本体へ誘導する導線を作ることで、集客の主導権を自分に取り戻せます。

メルマガはどのタイミングで始めればいいですか?

ブログを始めると同時期に立ち上げることをおすすめします。ブログで発見してもらい、メルマガ登録を促し、メルマガで関係を深める——この流れが20年間生き残り続けているネット集客の基本構造です。メルマガは読者が自分の意志で登録した「許可された接触」なので、SNSのアルゴリズムに左右されずに届きます。ブログとメルマガの2つを持てば、プラットフォームが変わっても安定した集客基盤が維持できます。

ブログを書いてもアクセスが増えない場合はどうすればいいですか?

まずはSNSからブログへの導線を作ることが近道です。SNSで投稿のエッセンスを見せ、「続きはブログで」と誘導する。また、きみちゃんが語った「浸透感」の観点から、SEOよりも「あなたにとって必要な人の心に届く言葉を書くこと」を優先する方が長期的には効果的です。共感ストーリーを盛り込んだ記事は、検索流入がなくても口コミやシェアで広がる力があります。


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