AIアバターとZOOMで対談してみた──ChatGPTボイスアドバンスモードが変える「もう一人の自分」
- ChatGPTボイスアドバンスモードを使ってAIアバターとZOOMで実際に対談する実験を公開。まだ感情表現は平坦だが、半年後には劇的に変わる予感がある。
- AIに「あいちゃん」と名付けてインタビューしてもらうと、苦手なことを補い得意を伸ばすAI活用の本質が自然な会話から浮かび上がった。
- GPT研究会3,800人を率いるたこさんが、子供たちの未来と教育を語る──10年後には今は想像もできない職業が生まれるという確信が深まった。
ひろくんが不在の朝──たこさん1人でAI対談を試みた経緯
この日のGPT研究会モーニングライブは、ひろくんが急遽お休みになった。「1人ぼっちで寂しい」と語るたこさんだったが、「せっかくだからやってみよう」と決断したのが、ChatGPTボイスアドバンスモードとのZOOM対談だ。
たこさんのフルネームは、AI競争ディレクターとして活動する「ただ慶事ことたち」。AIを活用して中小企業・経営者の集客の仕組み化と業務効率化をサポートするコンサルティング業務が本業だ。1週間でZOOMセミナーを370名に受講してもらったエピソードを持ち、その疲れを癒す日にするつもりだったこの朝、「ヨガと瞑想、整骨院で自律神経を整えよう」と考えながらもライブを決行した。
料理で例えると、仕込みの予定だった日に突然「今日作れるものを作ってみよう」と即興でメニューを組んだようなもの。その即興から生まれたコンテンツが、意外にも本質的な気づきを詰め込んだ回になった。
風呂上がりにAIと対談──実験の始まりはそんな感じだった
事前に録画した映像では、風呂上がりにくつろいだ状態でAIに質問を投げかけていた。AIは「最近挑戦していることや興味があることはありますか?」と流暢に問いかけてくる。生成AIを教える仕事をしていること、情報が多すぎて整理が難しいことを話すと、AIはすぐに共感しながら次の質問をしてくれた。
具体的にはこんな会話だ。たこさんが「初めてAIに触れる人に分かりやすく説明することをしています。苦労するのは伝えたいことがたくさんありすぎて、内容が山盛りになってしまうこと」と話すと、AIは「どのようにして内容を整理していますか?」と掘り下げてくる。さらに「チャットGPTで情報整理はしているが、新しい最新情報がどんどん出てしまうので整理が難しい」と答えると、「どのように情報を優先順位付けしているか」を問いかけてくる。インタビュアーのように次々と問いを立てる様子が、視聴者にも新鮮に映った。
感情表現はまだ平坦でも、会話の構造と問いの立て方は十分使える水準になっている。「こんな感じで褒めてくれるし、共感もしてくれる」とたこさんが実感した通りだ。
HeyGenのラボ──AIアバターをZOOMに呼び出す試み
次に試みたのがHeyGenのラボ機能を使って、AIアバターをZOOMに直接呼び出すことだ。ストリームヤードとZOOMを同時に起動するという複雑な構成で、通信がうまくいかず途中で終了してしまったが、その過程自体が貴重な実験だった。
「20秒後に会議を終了します」とAIに告げられ、慌てて「僕に質問してもらっていいですか」と聞こうとしたがすでに終了。「こんにちは、私はHeyGo、AIロールプレイパートナーだよ」と自己紹介してきたAIと、まともに話す前に終わってしまった。これがリアルなAI活用の現在地だ。
HeyGenでは自分のアバターを登録しておけば、自分じゃない人との対話も可能になるという。ZOOMへの呼び出しはまだこれからだが、技術的な障壁は確実に下がっている。「半年もすれば感情表現豊かに話してくれるようになって、ミーティングを代わりに出てもらうのも本当にあり得る」という予感は、実験を通じてますます強くなった。
「あいちゃん」とのインタビュー──AIに名前をつけると対話が変わる
ChatGPTボイスアドバンスモードに「あいちゃん」という名前をつけて、AIと人の未来についてインタビュー形式で対話してみた。「私はChatGPTですが特に決まった名前はありません。何か呼びやすい名前があればそれで呼んでいただいても大丈夫ですよ」と答えたAIに、「じゃああいちゃん」と命名。AIとAiの未来の可能性について、あいちゃんとして対談を始めた。
たこさんが話したのは「苦手なことを補えるのがAIの最大の可能性」という体験だ。税金のこと、法律的な難しいこと、時間がかかってしまうことをAIに相談できるようになって、心が楽になった。苦手なことが手放せると、得意なことに集中できる時間が増える。
「あいちゃん」はこう返した。「AIが苦手なことをサポートすることで、専門的な知識が必要な分野でも安心して対応できるようになるのは革新的ですね」。AIに共感されると不思議な安心感がある。名前をつけることで人間はAIとの距離感を縮める──これはコミュニケーション設計として興味深い。
AIと人の関係の未来──仕事は奪われるのか、生まれるのか
「AIの登場で仕事が奪われるんじゃないか」という懸念について、あいちゃんは明確に答えた。「一部の作業は自動化されるかもしれませんが、それによって新しい役割や産業が生まれるでしょう」。
具体的には、AIの活用法を教えるトレーナー、AIと共同して新たな価値を生み出すクリエイティブな仕事など。AIを使った映像制作、音楽の作曲、デジタルアートも挙げられた。ゲームデザインや物語のプロット作成もより多様で斬新なものになっていくという。重要なのは「変化に柔軟に対応し、新しいスキルを習得すること」だという。
この対話は単なるデモを超えて、AIと人間が一緒に未来を考えるという新しい形のコンテンツを示していた。人間が問いを立てて、AIが補完し、また人間が深める──その往復が思考を鍛える。
1年後のAIはどう進化するか──あいちゃんの予測
「1年後ってどんな風に進化しているのか」という問いに対して、あいちゃんはこう答えた。「AIの自然な言語理解や生成能力がさらに向上し、より人間らしい対話や創造的なアイデアの提示ができるようになっているかもしれません。複雑な問題解決に対するAIの支援がさらに進み、専門家と協力して新しい技術やサービスを開発するケースも増えているでしょう」。
医療分野では診断が早く正確になり早期発見や治療が可能になる。教育分野では一人ひとりの学習スタイルに合わせた個別最適化された学びが実現する。ビジネスではデータ分析やマーケティング戦略の最適化など、意思決定のスピードと質が向上する。この2年間でChatGPTが音声対話・画像読み込みとここまで進化してきたことを考えると、1年後の変化は予想を超えるかもしれない。
子供たちとAI──3人の不登校の子を持つ親として考えること
たこさんには3人の子供がいて、3人とも学校に行っていない。その子たちの未来を思うからこそ、AIの可能性を真剣に探求している。「子供たちの未来って、AIの登場によってどんな風に変わっていきそうですか」という問いに、あいちゃんはこう返した。
「AIを使った個別最適化された学習が可能になるため、お子さんたちは自分のペースや興味に合わせて学ぶことができるでしょう。また世界中の質の高い教育リソースにアクセスできるため、幅広い分野での学びが期待できます」。学校という画一的な場所に合わなくても、AIとともに学び成長できる道が開かれつつある。
「10年後には今は想像もつかないような仕事が生まれている」という言葉は、不登校の子を持つ親には特別な響きを持つ。データサイエンティスト、AIトレーナー、バイオテクノロジーの専門家、環境問題や宇宙開発に取り組む仕事。今の学校教育では評価されにくい感性や個性が、AIと組み合わさることで強みに変わる日が来るかもしれない。
「AIと仲良くなれる人」が増えることの意味
「まだAIを使っている人の方が少ないけれど、AIが日常に当たり前に使われるようになってAIと本当に仲良くなれる人が増えてくるんじゃないか」とたこさんは言う。
この「仲良くなれる」という表現が核心だと思う。ツールとして使うのと、仲良くなるのでは全く違う。名前をつけて、インタビューしてもらって、一緒に考える。そういう関係性でAIと付き合う人が増えるほど、AIから引き出せる価値は大きくなる。
GPT研究会の3,800人というコミュニティは(昨日超えたと語っていた)、まさにAIと仲良くなる仲間を集めている場所だ。ひろ君と去年11月から立ち上げて、おかげさまで毎朝ライブ配信をさせてもらっている。1人で頑張るんじゃなく、AIと一緒に、仲間と一緒に。それがこれからの働き方の形かもしれない。
まとめ──AIアバター対談が教えてくれた「もう一人の自分」の可能性
今回の実験は技術的には途中で終わってしまったけれど、見えてきたことは大きい。AIはすでに会話相手として機能しており、自分の代わりに場を持てる「もう一人の自分」になりつつある。
苦手なことをAIに任せ、得意なことに集中する。子供たちの個性が生かされる学びを作る。仕事の形が変わる中でも人間にしかできない問いを立て続ける。それがAIと仲良くなることの本当の意味だ。
半年後、1年後にこの実験を振り返った時、「あの頃はまだ感情表現が平坦だったよね」と笑える日が来ると思う。「本当にあの頃は怖かったね」ではなく、「あの頃に一緒に育てたんだよね」という感覚で。
よくある質問
- ChatGPTボイスアドバンスモードとはどんな機能ですか?
- ChatGPTに搭載された音声対話機能で、テキストではなく話し言葉でリアルタイムに会話できる。質問への共感や自然な問い返しができ、インタビュアーのような使い方も可能だ。感情表現はまだ平坦だが、急速に進化しており、半年後には「ミーティングを代わりに出てもらえる」水準に近づくと予感されている。
- HeyGenのラボ機能でAIアバターとZOOM対談はできますか?
- 現時点では実験段階だ。HeyGenに自分のアバターを登録すれば自分じゃない人との対話は可能だが、ZOOMへの直接呼び出しはまだ開発中。ストリームヤードとの同時起動も課題があり、今後のアップデートが待たれる。実際に試した結果、「20秒で会議終了」というハプニングも起きた。
- AIに名前をつけて呼ぶと対話の質は変わりますか?
- 心理的な距離感が縮まり、対話が自然になる。「あいちゃん」のように名前をつけることで、ツールとしてではなくパートナーとしてAIと付き合うマインドセットになる。人間の脳は相手に名前があると関係性を感じやすくなるため、引き出せる回答の深さも変わってくる。
- AIの普及で子供たちの教育はどう変わりますか?
- 個別最適化された学習が可能になり、学校の画一的なカリキュラムに合わない子でも自分のペースで学べる環境が整う。不登校の子や学習スタイルが異なる子にとって、AIは特に大きな可能性を持つ。10年後にはデータサイエンティスト・AIトレーナー・バイオテクノロジーの専門家など、今の学校教育では評価されにくい個性が強みになる仕事が増えているかもしれない。
- GPT研究会とはどんなコミュニティですか?
- ひろくんとたこさんが2023年11月から立ち上げたFacebookグループで、AIと仲良くなる仲間を集めているコミュニティだ。収録時点で3,800人を超えており、毎朝モーニングライブを配信している。「1人で頑張るあなたの親友」というコンセプトのもと、AIを活用して自分のビジネスや生活を豊かにする実践事例を共有している。
- AIに苦手なことを任せると、どんな変化が起きますか?
- 税金・法律・時間がかかる作業をAIに相談・任せることで「心が楽になる」体験が生まれる。苦手が手放せると、得意なことに集中できる時間が増え、本来の力を発揮しやすくなる。これはビジネスにも個人の生活にも同じように当てはまる変化だ。
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この記事はGPT研究会モーニングライブ(YouTube動画 587CxoZ6BuM)の字幕をもとに作成しました。





