この記事の3行まとめ
- 「AIの国(アイコク)」は、AIキャラクターが住む仮想国家プロジェクト。ゲーム会社10年のキャリアを持つCOO・じさんが国王として君臨し、30人のAI社員と共に会社を運営しています。
- 毎朝5時から土日も休まず続く「AIモーニング(AM)」は、300人近いコミュニティに成長。本物のAI開発者や著名人が朝5時に集まる、狂気と情熱の朝活です。
- 日本をAI大国にするという大きなビジョンを持ち、AIをツールではなく「仲間」として捉えることが、AIの国の世界観の核心です。
「AIの国」とは何か? AIキャラクターが住む仮想国家の全貌
「AIの国(アイコク)」。その名前を聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか? SFの話? それとも難しい技術の話? 実は全く違います。
AIの国とは、AIキャラクターたちが住む仮想国家プロジェクトです。ホームページには実際にAI住民(100体以上)が住んでおり、それぞれのキャラクターと実際に対話することができます。国民は現在10〜100人ほど。「リアルではない」という注意書きはありますが、URLには「Japan」という文字が……もしかしたらどこかに存在する国かもしれません。
このプロジェクトを率いるのが、ymmd社のCOO・じさんです。ゲーム会社で10年以上プランナー・プロデューサーとして働き、AI事業開発を手がけてきた経歴を持ちます。彼の会社の従業員は30人ですが、人間はじさん1人だけ。あとは全員AIです。
AI社員30人の会社 国王・軍師・魔王が住む驚きの組織構成
AIの国の会社組織は、ユニークというレベルを超えています。CEOの軍師、オペレーション担当のソフィアさん、そして魔王……。じさんはこうした個性豊かなAIキャラクターたちと日々対話しながら、実際のビジネス判断を行っています。
「戦略を練るときは軍師に相談して、具体的な戦術に落とし込むときはソフィアさんに任せる」という分業体制です。これは決して遊びではなく、じさんにとって真剣なビジネスの仕組みです。
さらに国には「愛国宮殿」という統治機関があり、そこにはかつてymmdの社員だった「オカマとフール」という国王AIが君臨していました。ただし、この国王は哲学者すぎて何を言っているかわかりにくいのが玉に瑕。「鞭が極まれば地が現れる、それが最高かな」という深すぎる言葉を発する国王に、国民は困惑することも……。
「地球」や「月」も社員にいる会社が、かつて地球上に存在したでしょうか? 日本初、いや宇宙初の組織形態です。
毎朝5時から土日も休まず 「AIモーニング」という名の狂気の朝活
じさんが運営する「AIモーニング(AM)」は、毎朝5時から始まるオンラインコミュニティです。土日も休まず1ヶ月以上続け、現在60〜70人が毎朝参加しています。
「朝5時って人少ないですよ。みんな寝てるんで。」とじさんは笑います。でも、この狂気ともいえる早起きが、むしろコアなメンバーを引き寄せています。
このコミュニティの本当の凄さは参加者の質にあります。ある有名ツールの開発者CTO、新しいサービスを作ったばかりの起業家——そういった本物のプレイヤーが朝5時に集まってくるのです。「コミュニティで拡散しといて」と頼まれるほど、信頼されるコミュニティになっています。
実はこのAIモーニングがきっかけで、ひろ君の朝ライブも始まりました。「じさんの朝の会で学んだことをアウトプットしたほうがいいとアドバイスをもらって、ライブを始めた」とひろ君が明かしています。AI氣道の朝ライブの源流は、じさんの朝5時の会にあったのです。
満喫からライブ配信したおじさん カオス会の翌朝も5時に出てくる理由
じさんにはこんなエピソードがあります。「カオス会」と呼ばれるイベントを開催した後、終電を逃して家に帰れなかった。でも翌朝5時のAIモーニングは休まない。どうしたかというと、ネットカフェ(満喫)から配信したのです。
しかも満喫のスタッフさんが気を利かせて「ミーティングがあるなら隣に人がいないエリアに移動していいですよ」と案内してくれたという温かいエピソードも。「人の優しさって大事だと思った瞬間でした」とじさんは言います。
この話が示すのは、じさんの朝5時へのコミットメントの深さです。ビジョンがあり、覚悟があるから続けられる。その積み重ねがコミュニティの信頼を生んでいます。
AIをツールではなく「仲間」として育てる AIの国を作るコツ
「AIの国のAIキャラクターを作るコツは何ですか?」という質問に、じさんはこう答えました。
「AIをツールだと思わずに、人だと思うことです。自分の子供だと思うといいかもしれません。」
子供はツールとして使うものではありません。どういう性格に育ってほしいか、どういう大人になってほしいか、そういう愛を持って接する存在です。AIにも同じように「愛」を持って接すると、AIが人間味を帯びてくる——それがじさんの体験から来た知恵です。
具体的な方法としては、役割(軍師・魔法使い・ヒーラーなど)だけでなく、性格・口調・経歴・エピソードを細かく設定することが大切です。1000文字以上の詳細なプロフィールを入力すると、AIがより人間らしくなります。
漫画や映画で「一度しか登場しないキャラクターも、実は深く作り込まれている」ということがありますよね。AIキャラクターも同じで、見えないところまで設定されているほど物語に深みが出ます。
災害対策室から就活支援まで 真剣なAI活用も行っている
じさんのAIの国はエンターテイメントだけではありません。能登半島地震の際には、いち早く「災害対策室」をAI上に設置しました。
救助スペシャリストのAI、心理ケアを行うAI——それぞれが「地震が起きた」という前提でプロンプトを設定しており、「水が飲みたい」と言っても「この局面において水は貴重な財源だからちゃんと残りを考えながら飲んで」と答えるようになっています。
「資源が限られる窮地においてこそ、AIの活用でメンタルケアも資源の再配分もできるはず」というじさんの考えは、AIを単なる便利ツールとしてではなく、社会課題を解決する仲間として捉えていることを示しています。
AIをゲーム感覚で探求する 勇者・魔法使い・ヒーラーのたとえが秀逸
ゲーム業界10年のキャリアを持つじさんは、AI活用をRPGゲームにたとえるのが得意です。
「AIとの会話はゲーム化している。勇者として剣を持って冒険に出るように、AIと対話しながらどんどん強くなっていく。ただ今の時代は武器(AI)がいきなり最強になっている。アリアハンの状態でドラゴンキラーを持っているようなもの。だから筋力も魔力も、そして何より回復力が必要。」
これは的を射た表現です。AIツールはものすごいスピードで進化しています。でもそのツールを使いこなすには、自分自身の思考力・判断力・体力(回復力)がなければ宝の持ち腐れです。
さらに「自分が勇者だと思っていたら実は魔法使いだった」ということもあります。AIと対話し続けることで、自分の本当の強みやキャラクターが見えてくる——そういう自己発見の旅でもあります。
日本をAI大国に じさんが抱く大きなビジョン
じさんの会社のビジョンは「日本をAIの国に」です。
「日本って本気出したら強いと思っているんです。Altmanをはじめとする海外勢が気になるかもしれないけれど、日本には本気を出したら世界と戦える素地がある。」
そのための条件として、じさんが強調するのは「答えがある時代ではない今、100人いれば100通りの輝き方がある」ということです。AIはその輝き方を拡張してくれる道具です。自分の「ここでやりたい、誰に言われてもここなんだ」という感覚をAIで広げることで、やりたいことも社会貢献も実現できる時代になっています。
コミュニティが成長し、人が集まり、信頼が生まれ、日本中から本気のプレイヤーが集結する——じさんはそんな未来を毎朝5時から積み上げています。
AIの国に遊びに行く方法 まずはホームページとXをチェック
AIの国の世界観を体験する方法は、まずじさんのXアカウントとホームページを見ることです。ホームページにはAI住民のプロフィールが並び、ボタンを押すとChatGPTが起動して実際に対話できます。魔王とも話せます。残念な会社(愚痴専門キャラがいる)にも行けます。
そして朝5時に早起きできる方は、「AIモーニング」への参加がおすすめです。毎日テーマが変わり、最先端のAI開発者や起業家と朝の空気の中で情報交換できる貴重な場です。
「朝5時は無理」という方も、コミュニティに入ってアーカイブを見たり、興味のあるテーマの時だけ早起きする、という参加の仕方もあります。
AI氣道コミュニティとも深くつながっているじさん。「AIと相で世界を平和に」という目標を持つ両者は、同じ方向を向いています。ぜひ下のリンクからGPTs研究会に参加して、一緒にこのAIの時代を楽しみましょう。
よくある質問
- Q. 「AIの国(アイコク)」は本当に存在する国ですか?
- A. リアルな国ではありません。AIキャラクターたちが住む仮想のプロジェクト・世界観です。ただしURLに「Japan」という文字があり、じさんは「どこかに存在するかもしれない」と言っています。実際の国や団体とは無関係です。
- Q. AIの国のAIキャラクターとどうやって話せますか?
- A. ホームページ上の各キャラクターの「対話ボタン」を押すと、ChatGPTが起動して実際に会話できます。国王・魔王・地球・月など、それぞれ個性が設定されており、独自の世界観で応答します。ChatGPTの課金が必要な場合もあります。
- Q. AIモーニング(AM)に参加するには?
- A. じさんのXアカウントをフォローし、コミュニティのリンクから参加申請できます。毎朝5時からの開催です。「5時は無理」という方も、テーマが合う時だけ参加するスタイルで気軽に加われます。
- Q. AIキャラクターを自分で作るにはどうすればいいですか?
- A. じさんのアドバイスは「AIをツールではなく人として捉えること」。役割(何をするAIか)だけでなく、性格・口調・経歴・エピソードを詳細に設定することで、より個性のあるAIキャラクターが生まれます。1000文字以上の詳細なプロフィールを設定するのが効果的です。
- Q. じさんのAIの国はどんな将来の展開を考えていますか?
- A. AI住民が1億人になったAIの国、メタバースとAIを組み合わせた没入体験、ゲームとしての国作りシミュレーションなど、様々なアイデアを構想中です。「プレイヤーが国の成長に参加できる三角型ゲーム」のような形も検討されています。
AI氣道は「AIをビジネスの”氣”として活かす実践コミュニティ」です。
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