共感ストーリー×AIで選ばれる!自己紹介の極意と未来の話し方

この記事の3つのポイント

  • 自己紹介で最も大切なのは「誰に話すか」のリサーチ。ネタより先に相手を知ることが選ばれる第一歩
  • 話し方のスキルより「共感ストーリー」が人を動かす。自分がやってきた事実と熱い思いを語れば選ばれる
  • AIと共感ストーリーを掛け合わせると、SNS発信からリアルのコミュニティまで骨太な集客が実現する

「誰に話すか」が決まらない自己紹介は、まだ半分しかできていない

ビジネスの場で自己紹介をするたびに「うまく伝わらない」と感じていませんか。実はその原因は話し方でも内容でもなく、「誰に向けて話すか」が決まっていないことにあります。

元アナウンサーで現在はストーリーアナウンススクールを主宰する松下きみ子さんは、GPT研究会のモーニングライブでこの本質を語ってくれました。「一番簡単なことは、誰に自己紹介するかということなんです。相手が欲しい話、相手が響く話をすれば、一つのゴールは達成です」。

たとえばあなたが参加する交流会に男性経営者が多いのか、女性クリエイターが多いのか——それだけで伝えるべきネタが変わります。SNSで事前にリサーチするだけで、まったく違う自己紹介ができるようになるのです。

AIが相手に合わせた自己紹介を10秒で作ってくれる

「経営者向けに自己紹介してください」と入力するだけで、AIは相手の関心事に刺さる内容を瞬時に生成してくれます。ひろ君は実際にライブ中にChatGPTで「経営者向け」と「30代子持ち主婦向け」の自己紹介を作り、その違いを見せてくれました。

同じ人物の紹介でも、経営者向けは事業実績やAI活用の具体的な成果を前に出し、主婦向けは育児と仕事の両立ノウハウを中心に据えた内容になります。「誰に」さえ決まれば、AIが最適なメッセージを叩き台として作ってくれる。あとは自分の言葉で仕上げるだけです。

松下きみ子さんのアドバイスは実践的です。「複数のことをやっていてどれ一つに絞れないという場合は、3つ言ってどれが一番興味ありますかと聞いて相手の反応を見て話す手法もあります」。AIで叩き台を複数作っておき、その場の空気で選ぶ——こんな柔軟な自己紹介が可能になります。

「喋りは下手でいい」——共感ストーリーが選ばれる理由

松下きみ子さんの著書『共感ストーリーが心を動かす』には、「喋りは下手でいい」という副題がついています。これは意外に思えるかもしれませんが、深い真実が込められています。

「話し方のスキルじゃなくて、自分の経験と熱い思いを語れば選ばれるんですよ」と松下さん。ジャパネット高田さんのように流暢に話せなくていい。むしろうまく話そうとするから話せなくなる。事実を語ればいいのです。

ここで言う「事実」とは、自分がやってきた体験のことです。どんな経験も、その時にどんな思いがあったかも、すべてが共感ストーリーの素材になります。「自分なんて大したことない」と思って記憶から抹消していることの中に、他の人から見たら「それってすごい経験だね」というものが眠っていることが多いのです。

共感ストーリーが自己肯定感を育てる——自分を愛するストーリー

松下きみ子さんが共感ストーリーをビジネスパーソンに届けることで実感しているのは、集客効果だけではありません。「揺るぎない自信が湧いてくる」という、内側からの変容です。

「私ってなんだかんだちゃんとやってきてるし、ここまで来れたんだっていう、揺るぎない自信が湧いてくるのが本当は一番の得られるもの」と松下さん。軸ができて、判断に迷わなくなる。自己肯定感が上がって、何事にもぶれない。これが共感ストーリーの本当の力です。

実は松下さん自身も「話し方は大事じゃないよね、大切じゃないよね」と言い続けることで、自分のやってきたことを否定していたと気づきました。「自分のやってきたことで成果が出ていることがあるのに、それを忘れていませんか」というメッセージは、あなた自身への問いかけでもあります。

AI時代に「誰から」が「何を」より重要になる理由

「情報とかコンテンツの価値がどんどん薄まってきている。何でも無料で情報は手に入る時代に、その人の背景・経験・思い・どんな目的で生きているかという部分に価値の99%がある」とひろ君は語ります。

AIがあらゆるコンテンツを生成できる今、「何を」ではなく「誰から」が選ばれる基準になります。中卒で7人兄弟の3番目として育ち、実家のお惣菜屋さんが潰れるのを見て、134kgから50kg痩せて、主婦社長になった——このストーリーは他の誰も持っていません。

ひろ君が50kgのダイエット本を出せたのは、ダイエット方法が世界中に無限にある中で「130kgまで太ってどうして痩せようと思ったのか、太っていた時はどんな状態だったのか」という共感ストーリーがあったからです。共感した読者が本を買い、メルマガに登録し、コミュニティに集まってきたのです。

共感ストーリー×AIで「骨太な集客」が実現する仕組み

共感ストーリーとAIを組み合わせると何が起きるのか。ひろ君はその効果をこう語ります。「発信するメッセージの目的というか、これ何のためにやってるかっていうのが多分あんまりぶれていない。それがあった上でライブするしAIを絡めるから、ブレがなくなる。相手との相性が制約率にも反映される」。

SNSで発信しているキャラクターと実際に会った時の人物が一致しているから、信頼が生まれます。共感ストーリーという軸があるから、AIで量を増やしても質が保たれます。数字(フォロワー数・制約率)ではなく、もう一段階上の「一生のパートナー探し」に近い関係性が生まれるのです。

松下きみ子さんの共感ストーリー講座の参加者が集まると、自然にビジネスのマッチングが生まれます。「価格や機能を比較したもう一段階上の次元で繋がるから、すごくいい人間関係ができる」——これが共感ストーリーの集客としての本質的な力です。

アナウンサーになれた瞬間に気づいた「選ばれる」の本質

松下きみ子さんがアナウンサーになれた瞬間の体験は、共感ストーリーの理論の原点です。「絶対なれないと思っていた自分がなれた瞬間というのは、笑顔で好かれるように引きつけるように話したのではなくて、シンプルに自分の思いとやってきたことを語っただけだった」。

その「ただ語った」中に、心の内側から分け出るような思いがあった。それが審査員の心を動かした。この体験を体系化したものが、2021年に出版した著書のメソッドです。ビジネスプレジデントの編集者にも「体系的にまとまっていて分かりやすい」と評された一冊です。

「選ばれる」の本質は技術ではなく、自分が何者でどんな思いを持っているかを正直に語ること。話し方の練習より先に、自分のストーリーを整理することが大切なのです。

容量よく選ばれ続けるために——1回ではなく365日選ばれ続ける秘訣

「選ばれるのは一瞬だけじゃダメで、やっぱり選ばれ続けることが大事」と松下さん。毎朝のライブ配信がまさにその実践です。1回のセミナーや講演で選ばれても、それを続けられなければビジネスにはなりません。

松下さんが次に取り組もうとしているのは「容量よく選ばれ続けるための話し方講座」。石川和男先生の新著『容量がいい人が見えないところでやっている50のこと』とコラボして、選ばれ続けるコツを体系的に伝えることです。

そして、その「容量よさ」を支えるのがAIです。SNS発信をAIで補助することで、リアルでのコミュニケーションに集中できる。伝えたいことは変わらなくても、AIが表現のバリエーションを増やし、忙しい中でも発信を止めない力になります。

共感ストーリーが育てるコミュニティ——同士が集まり深く繋がる

松下きみ子さんのアナウンサー内定コーチングでは、卒業生同士のコミュニティが生まれています。「共感し合っている人たちの中から、自分と一緒にビジネスを拡大したい人がこちらを選んでくれる」という好循環が起きています。

共感ストーリーを語り合う場があると、単なる情報交換を超えた深い繋がりが生まれます。ビジネスのマッチングになるし、極端に言えば結婚につながることもある、と松下さんは笑います。「共感ストーリー婚活もできるな」という発想は冗談のようで、本質を突いています。

AI氣道コミュニティでも、毎朝のライブを通じて共感する仲間が増え続けています。あなたの体験と思いを語ることが、次のコミュニティの核になる。まず自分のストーリーを整理することから、すべてが始まります。

Q. 共感ストーリーとは何ですか?普通の自己紹介と何が違いますか?
A. 共感ストーリーとは、自分がやってきた体験・事実にその時の思いを加えて語るもので、聞いた人の感情を動かすストーリーです。普通の自己紹介は肩書きや実績の羅列になりがちですが、共感ストーリーは「なぜそれをやってきたのか」「その時どんな思いだったのか」という人間的な部分を語ります。これによって聞いた人が「自分と同じだ」「この人から学びたい」と感じ、自然に選ばれるようになります。
Q. 自己紹介でやっていることが多すぎてどれを話せばいいかわかりません。
A. 松下きみ子さんのアドバイスは「その場の相手のリサーチをしておいて、相手が興味ありそうなネタを選ぶ」または「複数やっていることを話して、どれが一番興味ありますかと聞く」の2つです。AIに「〇〇向けに自己紹介してください」と入力するだけで複数のパターンを作れるので、場に合わせて選ぶことができます。
Q. 話し方が下手でも共感ストーリーは使えますか?
A. はい、むしろ下手でいいというのが共感ストーリーの核心です。うまく話そうとするから話せなくなります。やってきた事実を、その時の思いと一緒に語ればいいのです。ジャパネット高田さんのように流暢に話せなくても、「自分のこんな経験があって、こんな思いがあって今これをしています」というシンプルな言葉で選ばれます。
Q. 共感ストーリーとAIを組み合わせるとどんな効果がありますか?
A. 共感ストーリーという軸が定まると、AIで大量に発信しても一貫性が保たれます。SNS投稿・メルマガ・ライブ配信・セールスレターなど、あらゆる場面でAIが叩き台を作ってくれますが、そのすべてに「あなたらしさ」が宿ります。集まってくる人との相性も上がり、単なる集客を超えた深い繋がりのコミュニティが生まれます。
Q. 松下きみ子さんの共感ストーリー講座はどこで受けられますか?
A. 松下きみ子さんの共感ストーリー講座はAI氣道コミュニティとのコラボで開催されています。モニター参加も受け付けており、著書『共感ストーリーが心を動かす——喋りは下手でいい』も参考になります。まずはGPT研究会のFacebookグループに参加して、毎週火曜日のモーニングライブをチェックしてください。

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