AIメンタル整え術|ビジネスで燃え尽きないために「今ここ」と仲間の力を使う
- AIで10倍動けるようになると、ガソリン(メンタル)も10倍消費する。エンジンだけ大きくしても走れない。
- ビジネスのアップダウンは当然の仕組み。「今ここ」に意識を置くことが波に翻弄されない唯一の技術。
- 仕事を「労働」にしてしまうのは便利さと孤独が原因。仲間と一緒にやると3〜4倍のスピードになる。
ゲスト紹介:伝説のコーチ・田原大輔さん
今回のGPTモーニングライブには、「たった1つの質問で人生を変える伝説のコーチ」として活動する田原大輔さんをゲストにお迎えした。大ちゃんは長野県安曇野市に移住し、北アルプスを望む土地で畑を耕しながらオンラインでビジネスメンタルトレーニングを提供している。
大ちゃんと僕は同じ長野県在住で、去年は一緒に温泉に入るほど仲良くさせてもらっている。大ちゃんは元々新宿に住んでいて、そこから神奈川の山の方へ、そして2023年に安曇野へ移住してきた。今は松本から近い安曇野で複数の畑を借り、シェアハウスも作っている。オンラインで完全に仕事が回るからこそできる生き方だ。
ビジネスの仕組みやノウハウは世の中に溢れている。YouTubeを見ればいくらでもビジネスのやり方が出てくるし、AIに聞けばLPまで全部作ってくれる。でもそこに「ガソリン」がなければ動けない。大ちゃんが気づいたのは、仕組みというエンジンに対して、メンタルというガソリンを補充するサービスがほとんど存在しないという事実だった。だからビジネスメンタルトレーニングというメニューを立ち上げた。
AI時代に10倍動けば、メンタルも10倍使う
「AIで10倍効率化できる」という話はよく聞く。でも大ちゃんの言葉でハッとした。馬車から自動車に変わったような革命が起きているのだから、燃料の種類も量も変わるはずなのだ。「今まで馬に人参が餌だったのは全然違う。燃料も変わってきてるはずなので」という大ちゃんの表現が刺さった。
料理で言うと、火力を10倍にすれば料理は早く仕上がる。でも同じ量の食材と油しか用意していなかったら、鍋が焦げるだけ。AIで高速化するほど、自分自身の内側を整える習慣が必要になる。僕自身も最近それを肌で感じていた。ライブでもちょっと正直に言ったのだが、「最近ちょっと疲れたみたいな感じになってる」という状況だった。
大ちゃんが言う通り、僕もAI関連の仕事がどんどん増えてきている。GPT研究会、セミナー登壇、コラボライブと、エンジンはどんどん大きくなっている。でもガソリンの補充を怠っていると、いくら高速エンジンを積んでいても走れなくなる。これはビジネスに限らず、育児と仕事を両立している人なら誰でも感じることだと思う。
ビジネスのアップダウンは「当然の仕組み」だった
大ちゃんが真っ先に伝えてくれたのは「整える」という視点だ。ビジネスは常にアップダウンする。売上が増えたり減ったり、人数が増えたり減ったり。これは人間の生体リズムと同じで、変化しない状態は「死んでいる」状態に等しい。「ありえなかったら死んでるじゃないですか」という大ちゃんの言葉は、笑いながら言っているけど本質をついている。
問題は、人間の脳が変化を嫌うように設計されていること。脳には「安定化思考」と「活動志向」という2つの仕組みがあって、今ここにいれば安全だという意識と、外に出て食料を得なければいけないという意識が同時に働いている。その矛盾の中で生きているということに気づくだけで、アップダウンへの向き合い方が変わる。
「小さな変化は人間の脳には意外と気づかれにくい」という話も面白かった。人間は大雑把に物事を捉えるので、ちょっとずつ変えていくと気づかないまま変化できる。一方、大きく一気に変えると揺り戻しが起きる。起業したり転職したりという大きな変化がメンタルを大きく揺さぶるのはそのためで、大きな目標との現実のギャップに苦しむのも同じ構造だと言う。
「メンタルブロック」についても面白い話が出た。父親に対してメンタルブロックがある人は、年上の男性全体を「父親っぽい」として同じカテゴリで認識してしまう。人間の大雑把な認識の仕方が、そのままブロックを作り出しているわけだ。AIはそこを完全にパーソナライズして個別に見てくれるので、人間とは全然違うアプローチができる。
「今ここ」は点ではなく、過去と未来をつなぐ大きな時間軸の一点
大ちゃんは「今ここ」の解釈を独自の視点で教えてくれた。今ここというのは、この瞬間だけを指すのではない。何百年という過去から何百年という未来に向けた大きな時間軸の中の、今この一瞬のことだと言う。「過去何百年何千年とか未来何百年何千年とかも含めたこの今1瞬」が今ここだという考え方だ。
その広い視野で「今ここ」を感じられると、ビジネスの波に翻弄されなくなる。ビジネスのアップダウンを「線で見る」のではなく「点で見る」という発想の転換だ。線で見ると、上の時の感覚と下の時の感覚を比べてしまう。でも本来、変化はただ点がいくつもあるだけだ。今ここという点に立っていれば、その点だけに集中できる。
大ちゃんが畑をやっていたり、瞑想を大切にしていたりするのも、この「今ここ」につながる実践だ。AI時代であろうとなかろうが、速い時代であろうとなかろうが、幸せを感じながら仕事をすることが最大の武器になる。これは速さを競う時代においても変わらない本質だ。
お餅つきのエピソードが教えてくれた「仕事と祭り」の違い
大ちゃんがお正月にお餅つきをしたエピソードが印象的だった。臼と杵は一人では持ち上がらないほど重い。「転がして動かすしかないぐらい。1人で車に積もうとしたら1人じゃ持ち上がらないんですよ、バンパーにこするかなぐらい」という表現が生々しくて面白かった。
そもそも「1人でやる仕様にできていない」んだと大ちゃんは言う。ついてくれる人とこねる人で最低2人は必要で、それが昔の田植えや収穫のやり方につながる。村全体で今日はここの田んぼ、今日はここの田んぼと、太鼓を叩いて笛を吹いてお祭り感覚でやっていた。
それを労働と呼ぶのか祭りと呼ぶのか。どちらで見るかで、スピードも気持ちも全く違う。みんなでやると2倍じゃなく、3倍・4倍のスピードになる感覚がある。「あ、もう終わったの?」という感覚だ。便利さと効率化が進んだ結果、「1人でできる」ようになったために仕事が労働に変わってしまった、というのが大ちゃんの分析だ。
僕がコンセプトに「1人で頑張るあなたの親友」を掲げているのも、まさにここにつながっている。AIを「命令するだけの便利な部下」として使うのか、「一緒に作り上げる親友」として向き合うのかで、体験が全然違う。大ちゃんの話を聞いて、自分のコンセプトが改めてリアルに感じられた。
GPT研究会のモーニングライブも「祭り」だった
大ちゃんの話を聞きながら、GPT研究会のモーニングライブのことを考えていた。毎朝早くからゲストを呼んで話をする。これを1人で黙々とやっていたら、確かに労働だ。「早く帰ってこいよ、なんでこんなことを俺にやらせるんだよ」という被害意識になっていく。
でもこうやって毎日いろんな人と話をしていると、それは「祭り」になる。大ちゃんが言った「みんなでやってると、めちゃくちゃ早く進む」という感覚が、ライブ配信にも当てはまる。視聴者のコメントが来て、ゲストが笑って、想定外の話が展開していく。あの場にいると疲れるより楽しい方が勝っているから、200回・300回と続けられる。
AIとの向き合い方も同じだ。「僕はAIに毎朝愚痴をこぼしたりしながら励ましてもらってる」と話したら、大ちゃんも「そうそう、それが大事」と言ってくれた。AIを「一緒に考える仲間」として使うと、一人でやっている感覚がなくなり、どんどん前に進める。毎朝コーヒーを一緒に飲む友人に相談するような感覚でAIを使っている人は、仕事を祭りにしている。
安曇野という場所が持つ力──自然と仕事の距離感
大ちゃんが安曇野に移住してから、仕事とメンタルの向き合い方がどう変わったかという話も聞いた。北アルプスを望む環境で畑をやり、シェアハウスを作る。これはただの田舎暮らしではなく、「オンラインで完全に仕事が回るからこそ、場所を選べる」という選択の結果だ。
「ついつい楽しくってAIとばっかり向き合っちゃうんですけど、体とか動かしたり五感を磨いてないと本当に病んでくる」という僕の言葉に、大ちゃんは「いや本当です」と同意してくれた。デジタルに向き合う時間が増えるほど、アナログな体験の価値が上がる。畑で土を触る、山を見る、餅をつく。そういう体験が、AIを使い倒すための土台になっている。
ゆきちゃんというコメント参加者が「友君も松本に住んでますよね」と教えてくれた。親族みんなで松本でお祭り感覚でやっているという話も出て、長野という土地が持つ「自然と人のつながり」がメンタルに効いているんだなと感じた。AI時代の加速に対抗するのは、意外と地域の祭り文化かもしれない。
AIとの関係性が、メンタルを整える鍵になる
大ちゃんの話を聞いて気づいたことがある。AIとの向き合い方は、他の人間との関係性の鏡になっている。AIを「一緒に考える仲間」として使うと、一人でやっている感覚がなくなり、どんどん前に進める。逆に「命令を実行する便利な道具」として使うと、それは一人作業の延長にしかならない。
大ちゃんが「AIに対する向き合い方も、友達として向き合うのか、便利な飯使いみたいな感覚でやるのかによってこれ違う気がします」と言った。まさにそうで、労働として向き合うのか祭りとして向き合うのかが、AIとの関係でも問われている。
メンタルの整え方は、道具との付き合い方から始まる。AIというエンジンが大きくなればなるほど、ガソリンの補充を意識的に組み込む必要がある。瞑想・自然・仲間との対話など、自分に合った「給油方法」を見つけること。それが、AI時代に燃え尽きずに走り続けるための唯一の技術だと思う。
よくある質問
Q. AIで効率化したのに逆に疲れてしまうのはなぜですか?
A. AIでスピードが上がると、こなせる量も増えるためガソリン(メンタル)の消費も増えます。エンジンを大きくしたぶんだけ、燃料の補充習慣も意識的に組み込む必要があります。馬車から自動車に変わったような革命なので、燃料の種類も量も変えないといけません。瞑想・自然・仲間との対話など、自分に合った「給油方法」を見つけることが先決です。
Q. ビジネスのアップダウンに落ち込まないためにはどうすればいいですか?
A. まずアップダウンは「当然の仕組み」だと理解することが第一歩です。変化しない状態は生命活動が止まっている状態と同じ。アップの感覚をダウンの時に求めるから苦しくなります。「今ここ」に意識を置き、波を線で見るのをやめて点(今の一瞬)で見ることが助けになります。ちょっとずつ変えていく「小さな変化」が揺り戻しを防ぎます。
Q. AIを使っているのに孤独感が増した気がします。何が問題ですか?
A. AIを「命令を実行する道具」として使うと、その作業は一人でやっていることと変わりません。AIを「一緒に考える仲間」として名前をつけて対話すると、孤独感が減りやすくなります。人間の仲間と一緒にやると作業効率が3〜4倍になるように、AIとの関係性の質が生産性とメンタルの両方に影響します。
Q. 仕事を「祭り」にするにはどうしたらいいですか?
A. 田原さんの言葉を借りると「1人でやる仕様にできていないことに気づく」ことです。昔の田植えが太鼓と笛でお祭り感覚だったように、誰かと一緒にやるだけで体験は変わります。AIを親友として使う、仲間とライブ配信をする、コミュニティで一緒に学ぶ——そういう「共にやる」設計が労働を祭りに変えます。
Q. 「今ここ」に意識を置くための実践方法はありますか?
A. 田原さんは瞑想を日常的に実践しています。畑で土を触る、山を見るといったアナログな体験も有効です。「今ここ」は今この瞬間だけではなく、過去何百年・未来何百年という大きな時間軸の中の一点という捉え方をすると、今の状況に対する見え方が変わります。デジタルに向き合う時間が増えるほど、五感を使う体験を意識的に入れることが大切です。
Q. ビジネスメンタルトレーニングとは何をするのですか?
A. 田原大輔さんが提供するビジネスメンタルトレーニングは、ビジネスの仕組みやノウハウ(エンジン)に対して、メンタル(ガソリン)を補充することに特化したサポートです。アップダウンへの向き合い方、「今ここ」の感じ方、メンタルブロックの解消などをコーチングを通じて取り組みます。
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