この記事の3つのポイント
- AI、アバター、創作、発信——4人の実践者がそれぞれの現場で体験したリアルな声を通じて、AIと人間の新しい協働スタイルが見えてくる
- 「旅行プランから共感ストーリーまで」AIは思いを引き出すインタビュアーとして機能する。自分の意志さえあればAIは最高のアシスタントになる
- アバターや創作活動にAIを組み込むことで、一人では届けられなかった人たちへ、自分の世界観を届けられる時代が来ている
4人の実践者が語る「AIとの本音の向き合い方」
AIを使い始めると、最初は「すごい、便利だ」と思う。でもしばらくすると「これ、本当に自分の作ったものなのか?」という問いが芽生える。GPT研究会のモーニングライブでは毎週火曜日、実践者がゲストとして登場し、AIとの向き合い方をリアルに語ってくれます。今回は「AI、アバター、創作、発信」をテーマに、4人の実践者が本音でトークを繰り広げました。
AI活用が上手くいく人と、なんとなく使いこなせていない人の差はどこにあるのか。それは「自分が何をしたいか」を言語化できているかどうか、に尽きます。AIはあなたの意志を増幅させるツールです。意志がなければ、AIは何も生み出せません。この4人のトークから、あなた自身のAI活用のヒントを見つけてみてください。
「何でもいい」が最大の敵——AIに聞かれる前に自分の意志を持つ
旅行の話から始まったこの回のライブ。「飛行機とホテルだけ取ったけど、プランニングは何もしてない」という状態から、AIを使って家族旅行の旅程を作成する実演がありました。
「何食べたいとか聞かれて『何でもいい』『合わせる』って答える人、いるじゃないですか。でもそれって実はすごくもったいない」とひろ君は語ります。自分の希望を伝えられない人にはAIも力を発揮しにくい。逆に「福岡で博多ラーメンを食べたい」「子供でも分かる旅程が欲しい」と具体的に伝えると、AIは驚くほど精度の高いプランを出してくれます。
小学生・中学生の子どもたちが読んでも分かるように、絵文字つきで分かりやすい旅程を作ってくれと頼んだところ、所要時間、お昼ごはんの案内、インスタ映えスポットまで盛り込んだ詳細なプランが完成。「お父さんすごい!」と言われたというエピソードは、AIが家族の時間をより豊かにするツールとなり得ることを示しています。
AIは旅行プランナーにもなれる——ChatGPTで福岡2泊3日旅程を作る実演
名古屋から福岡に2泊3日で家族旅行。飛行機とホテルは確保済みだが、観光スポットや食事の計画はゼロ。そんな状態からAIに相談を始めました。
ポイントは「一方的に依頼する」のではなく、AIに「どこへ行きたいですか?どんな体験がしたいですか?」と逆に質問してもらうところから始めた点です。これにより、自分が本当に何をしたいのかが明確になる。「博多ラーメン食べたい」「九州国立博物館に行きたい」「学問の神様・太宰府天満宮にも参拝したい」という希望が次々と言語化されていきました。
不登校の子どもたちが3人いるご家庭では、漢字の読みに不安もあったため「小学生でも読めるように、漢字全てにふりがなをつけて」と追加のリクエスト。するとAIは、絵文字付きで、食事・観光・移動のすべてを時系列に並べた、本当に使いやすい旅程を作成してくれました。さらに「これをGeminiに食わせて書き直してもらったらもっと詳細になった」という活用法も紹介され、参加者から驚きの声が上がりました。
アバターで「もう一人の自分」を発信する——創作活動とAIの融合
発信が苦手なクリエイターにとって、AIとアバターの組み合わせは画期的な突破口となります。自分の顔や声を出さなくても、自分の思いやメッセージをアバターを通じて世界に届けられる。この可能性についてもこの回のライブでは語られました。
「創作物を作るのは好きだけど、発信は苦手」という人は多い。アナウンサーや話し方のプロでさえ、カメラの前に立つことへの抵抗はある。そこでアバターを使うと、キャラクターに感情移入しながら発信できるため、心理的なハードルが大幅に下がります。AIがアバターの声や表情を最適化し、自分のブランドを体現したキャラクターとして世界に送り出すことも、今や現実のものとなっています。
大切なのは「アバターを使うこと」ではなく、「アバターを通じて何を伝えたいか」です。AIとアバターは道具に過ぎない。その道具を使って何を発信するか——その核心にあるのは、いつも「あなた自身のストーリー」です。
共感ストーリー×AI——「選ばれる発信」の作り方
「人に選ばれるには、共感ストーリーが必要だ」というメッセージが今回のライブの核心でした。元アナウンサーで現在ストーリーアナウンス事業を主宰するゲストが語ってくれたのは、テクニックよりも先に「自分の経験と熱い思いを語れば、人は選んでくれる」という真実です。
「自分のことは大したことない」と思っていると、本当に伝えるべきものが伝わりません。でも他の人から見たら「それってすごい経験だね」ということが、誰の中にもある。2年間無職だった時期、不登校の子どもたちと向き合ってきた日々、アナウンサーになれないと思い続けた挫折——それらすべてが、共感ストーリーの素材になるのです。
AIは、そのストーリーを引き出すインタビュアーとしても機能します。「あなたが一番苦しかったのはどんな時ですか?」「その経験から何を学びましたか?」とAIに聞いてもらうことで、自分でも気づいていなかった言葉が出てくることがある。AIを使って自分のストーリーを掘り起こし、発信に活かす——これが現代の「選ばれるビジネス」の作り方です。
AIコーチングで目標設定が変わる——月1回の目標も深掘りできる
「毎月目標を立てていますか?」という問いかけから始まったコーチングのエピソード。なんとなく1日1日を過ごして気づいたら月末になっている、というパターンから抜け出すには、目標の「なぜ」を掘り下げることが大切です。
「1つ聞いたら本当に10のことが出てくる」というのが、AIコーチングの醍醐味。1000名以上の受講生を支援してきた実践者が語るのは、AIが「あなたが本当に達成したいことは何ですか?」「その障壁は何ですか?」と問い続けることで、自分でも言語化できていなかった目標が明確になるということです。
毎朝6時からのコーチング実践会では、参加者がAIを使って目標設定をブラッシュアップしています。1回50名ほどが集まるこのコミュニティでは、お互いの目標を見て刺激し合い、AIを共に活用することで達成率が格段に上がると報告されています。
創作活動にAIを組み込む——不登校の子どもたちとAIが出会う時
不登校の子どもたちと一緒に旅行プランを作った話は、AIの可能性を別の角度から照らし出しています。学校に行けていない子どもでも、AIとの対話を通じて「自分がどうしたいか」を表現する経験ができる。
「漢字が読みにくかったりするから、ふりがなをつけて」とAIに伝えると、AIはちゃんとそれに応じてくれる。自分のニーズを言葉で伝えて、AIがそれに応じてくれる——この体験は、自己効力感の醸成につながります。「AIに任せる」のではなく「AIを使いこなす」という感覚を子どもたちが自然に育んでいく様子は、教育の未来を感じさせます。
チームラボのような体験型施設、インスタ映えスポット、博多グルメ……子どもたちの「行きたい!食べたい!」という素直な欲求をAIが形にしてくれると、旅の計画が楽しいコンテンツになる。これはビジネスだけでなく、日常生活のあらゆる場面でAIが「家族の思い出」を作るパートナーになれることを示しています。
AI×発信で「1人のコミュニティ」から脱却する
発信が苦手な人が最も恐れるのは「何も言うことがない」という状態です。しかし実際には、誰もが毎日体験していることの中に、発信すべきストーリーが溢れています。問題は「見つけ方」を知らないこと。AIはその見つけ方を教えてくれます。
「今日一番印象に残ったことは何ですか?」とAIに聞かれると、意外な答えが出てくることがある。旅行プランを作る過程で気づいた「自分は実は好みがはっきりある」という発見、コーチングで浮かび上がった「自分が本当に追い求めていた目標」——これらはすべて、発信の素材になります。
「1人1人の夢を描いて、手と手をついで共に歩む」というGPT研究会のビジョンが、このライブには凝縮されています。あなたが1人でAIを使っても限界がある。でもコミュニティの中でAIを使い合い、お互いの発信から学び合うことで、できることは何倍にも広がります。
「リサーチが苦手」を克服するAI活用法——ビジネスも旅行も同じ原理
「リサーチ業務はあまり好きじゃなかった」と語った実践者の言葉は、多くの人の共感を呼びました。調べることが楽しい人もいれば、苦痛な人もいる。でも現代のビジネスにリサーチは不可欠です。
AIがリサーチのハードルを下げた今、「調べること」と「考えること」を切り離せるようになりました。AIが大量の情報を集め、整理してくれる。あなたは「何を調べたいか」を指示して、出てきた情報の中から「何を選ぶか」を判断すればいい。この役割分担が明確になると、リサーチが苦手な人でも情報収集の質が劇的に向上します。
旅行プランの例でも、「九州国立博物館は太宰府天満宮の隣にあるのか」「博多ラーメンのお店は本当にあるのか」という確認をAIがリアルタイムでやってくれた。ビジネスのリサーチも本質的には同じです。「この市場に競合はいるか」「この戦略は過去に成功事例があるか」——AIに聞けば、数秒で答えが来ます。
今日から始めるAI実践——4人のメッセージから学ぶ具体的なアクション
4人の実践者が口を揃えて言うのは「まずやってみること」の大切さです。理論を学ぶより先に、一つの具体的な場面でAIを使ってみる。今日の夕食メニューをAIに相談してみる、週末の予定をAIと一緒に考えてみる——そんな小さな一歩が、大きな変容のきっかけになります。
「AIとの出会いによって本当に自分が変わった」という声は、このコミュニティで何度も聞かれます。変わるのはスキルだけではありません。「自分でも何かできるかもしれない」という自己効力感、「私の経験にも価値があるかもしれない」という自己肯定感——AIとの対話の中で、内側から変容が起きていきます。
AI、アバター、創作、発信——これらはバラバラに見えて、実は全て「あなた自身を世界に届ける手段」です。どの手段を選ぶかより、「何を届けたいか」を先に決める。その軸さえあれば、AIはあなたの最強のパートナーになってくれます。
よくある質問
AIを使って旅行プランを作るとき、最初に何を伝えればいいですか?
まず「誰と・どこへ・何泊・何をしたいか」の4点を伝えましょう。特に「誰と」の部分で年齢や特性(子ども向け、漢字が苦手など)を伝えると、AIがそれに合わせたプランを作ってくれます。最初から完璧な指示を出そうとせず、AIに「もう少し詳しく教えてください」と聞き返してもらうよう促すと、自分でも気づかなかった希望が引き出されます。
アバターを使った発信はどんな人に向いていますか?
顔出しに抵抗がある方、声に自信がない方、キャラクターを通じてメッセージを届けたい方に特に向いています。また、複数のブランドや分野で発信したい方も、それぞれにアバターを持つことでキャラクターを整理しやすくなります。大切なのは「何を伝えたいか」という軸があること。アバターはあくまで器であり、中身はあなた自身のストーリーです。
共感ストーリーをAIで作ることはできますか?
AIはストーリーを「作る」というより「引き出す」ツールとして機能します。「あなたが一番苦しかった体験は何ですか?」「その時どんな感情がありましたか?」とAIに質問してもらい、あなたが答えを深めていくことで、自分でも気づいていなかったストーリーが言語化されます。AIが生成した文章をそのまま使うのではなく、自分の言葉で肉付けすることが「選ばれる共感ストーリー」の作り方です。
AIコーチングを受けるにはどうすればいいですか?
GPT研究会では毎朝のモーニングライブの中でAIコーチングの実演を行っています。また、ChatGPTやGeminiに「私の目標設定をコーチングしてください」と伝えるだけで、AIが質問を通じて目標を深掘りしてくれます。毎日の習慣として「今日の目標を1つAIに宣言する」ところから始めるのがおすすめです。
リサーチが苦手でもAIで補えますか?
はい、AIはリサーチの大部分を代替してくれます。「○○について調べて要約してください」という基本的な使い方から、「競合他社と自社の違いを表にまとめて」「この情報の信頼性を確認して」という発展的な使い方まで可能です。ただし、AIの情報は最新でない場合や誤りを含む場合があるため、重要な判断の前には元ソースの確認を習慣化することをお勧めします。
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