COLUMN
AI企業が『受託』を始めた日(深津貴之)を読んで——職位は消えても、更新できる人間は残る
2026年5月13日
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。
📖 この記事は、深津貴之さんのnote「AI企業が『受託』を始めた日。エンジニア、PM、デザイナーはどうこの先生きのこるか」 を読んで書いた、現場の当事者視点からの感想と検証です。
おはようございます!ひろくんです。今回は「AI企業が受託を始めた波に、個人事業主・中小企業経営者がどう立つか」を、深津貴之さんのnote記事を読んだ感想として、現場の当事者視点でお届けします。
3行でわかるポイント
- 観察者と当事者:深津貴之さんの「AI企業が受託を始めた日」を、現場の当事者として受け止め直す
- 3提言の現場検証:システム責任・週次移譲・3資本蓄積を、私自身の AI 秘書ハーネスで検証
- 更新筋を鍛える:職位は消えても、壊れて更新できる人間は残る
今日、note で読んだ深津貴之さんの記事 「AI企業が『受託』を始めた日。エンジニア、PM、デザイナーはどうこの先生きのこるか」 が、ずっと頭から離れません。OpenAI と Anthropic が、API を売るだけじゃなく、企業に直接エンジニアを送り込んで「業務の中核に AI を組み込む会社」を立ち上げ始めた、という話なんですよね。
正直、最初に読んだとき「あ、これ、私が2ヶ月前から現場で生きてた風景だ」って思ったんです。
AIに委ねて、人は積み減らして生き直す。
このフレーズで2024年からずっと走ってきました。深津さんが「観察」として書いてくれたものを、私はたまたま、当事者の側で先に体験させてもらっていた。だからこの記事は、深津さんの観察に対する、現場からの返事として書きます。
「どうぞ使ってください」から「私たちが御社をAIマスターにします」へ
深津さんの記事で一番ズキッと来たのが、この一行でした。
「どうぞAIを使ってください」から「私たちが御社をAIマスターにします」へのシフト。
これ、私が普段やっている外壁塗装リフォームの集客代行クライアントへの説明そのものなんです。3年前は「ChatGPT を導入しましょう」だった。今は「あなたの会社の業務フローを、私と AI チームでまるごと組み直しますよ」になっている。
何が変わったかというと、AI を「ツール」として渡すだけだと、現場で動かない、ということが、世界中の誰もが学習してしまった。だから売り手側が、業務の中核に直接入っていく方向に動いている。
AI を「使う側」と「使われる側」じゃなくて、「業務に組み込んだ側」と「組み込めなかった側」の差になる。
そういう時代に、もう完全に入りました。
職位は消えても、エンジニア・PM・デザイナーの仕事は残る
深津さんは正直に、こう書いていました。
職位単位では残らない可能性があります。会社や業務知識は買収により存続しても、従業員全員は不要になる。
ここを読んだとき、ぶっちゃけ、私の周りの個人事業主の友人を思い浮かべました。動画編集さん、ライターさん、デザイナーさん。みんな「自分の手仕事」を売っている。
その手仕事が、AI に置き換わるかも、という話は、もう数年前から言われていた。深津さんの記事の鋭さは、「置き換わる」じゃなくて「会社の中に組み込まれる」と書いたところなんですよね。発注が消えるんじゃない。発注先が、AI を組み込んだ大企業に集約されていく、という方向。
正直、これは怖い話です。
でも私は、もう少し違う側面から見ています。深津さんが書いた「生き残り3提言」を、私自身の現場でどう検証しているか、ひとつずつ書きます。
提言1: AI受託時代に、システム全体の責任を持つ
深津さんはこう書いていました。
業務を「計算可能な構造」に翻訳し、人間と AI の分担設計や変化の着地責任を担う立場へ移行する。
これ、私の現場で言うと「行動契約書」を書く仕事になります。
2026年5月12日に AI 氣道で書いた記事 で OpenAI の企業実装会社設立を報じたんですけれど、その前から、私自身の AI 秘書ハーネスでは「ルールを書いても守らない問題」と1290件分の改修ログで戦ってきました。
最初は、AI に「丁寧に説明すれば動く」と思い込んでいたんですよ。「ですます調で書いて」「家族の話は書かないで」「数字を捏造しないで」と書く。でも、毎回違う形で逸脱する。指示を文字で渡すだけじゃ、AI は守れないんです。
分身 AI で開発した三重ゲートシステム では、開始前検索→動作中介入→完了前チェックの三段で守る設計にしました。書いた言葉じゃなくて、構造で守らせる。
これが、深津さんが言う「システム全体の責任」だと、私は理解しています。AI に「やってね」とお願いするんじゃなくて、ズレた瞬間に止まる仕組みを設計する側にまわる。
それが、これからの仕事の定義になっていく気がしてるんですよね。
提言2: 毎週、自分の作業を AI に移譲する
自動更新能力の習得:毎週、自分の作業を AI に移譲し、浮いた時間で顧客・意思決定・資本に接近する。
正直、これは私が一番苦しんできたところです。
私は「抱え込み OS」と呼んでいる癖を持っています。
「自分が頑張らないと全部止まる」「止まったら死ぬ」という強迫観念。
2025年1月、直腸がんの手術台で麻酔が落ちる直前に、
「癌」という漢字は「やまいだれ」に「品の山」。仕事のプレッシャー、経営者としての責任、借金、全部を一人で抱え込んできた結果が、身体に腫瘍として現れた。
と悟りました。134kg から約50kg 減量して、4億円の借金から復活して、それでもまだ「自分でやらないと」と思ってしまう癖は、残っています。
AI に委ねて、人は積み減らして生き直す。
これは私が自分に言い聞かせている呪文です。深津さんの「毎週移譲」は、私にとって、自分の体を守る防衛策でもあるんです。
具体的には、毎週、自分の手作業のうち1つを、AI 秘書チームのスキルファイル化しています。たとえば「ブックマークを集めて記事化候補を出す」という、私が今までスキマ時間に手でやっていた作業も、今は AI 秘書が朝の autorun で全部やってくれて、私は「番号で選ぶだけ」になりました。
除外リスト1枚で誤検知を半分以下に戻した記録 のときも、同じ発想でした。AI が暴走したとき、追加ルールで縛るんじゃなくて、例外をカードで管理する仕組みを足す。
提言3: 人的資本・社会関係資本・金融資本を蓄積する
職位保護より、人的資本・社会関係資本・金融資本の3資本を積んで、移動可能性を確保する。
ここで深津さんが言っていることは、ものすごく本質的だと感じました。
「職」を守ろうとすると、職が消えたとき、何も残らない。でも、3資本を積んでいれば、職が変わっても、自分は動ける。
私が今やっている GPTs 研究会というコミュニティが、まさにこの「社会関係資本」の蓄積です。365日朝 LIVE で仲間と顔を合わせる。AI ツールの使い方を、上下じゃなくて横で教え合う。これが、私の「移動可能性」の地盤なんですよね。
競争より共創。
これは、私のキラーフレーズです。AI が個人の手仕事を飲み込んでいく時代に、「自分の凸凹を、他人の凹に差し出す」ことしか、残る道はないかな、と思っています。
AI企業が受託を始めた日、「壊れて更新できる人間」が残る
深津さんの記事の最後で、私が一番救われたのは、生き残るのは「自動更新能力を持つ人間」だ、という指摘でした。
凸凹のまま、夢中に生きる。
私はこの北極星で動いています。134kg で借金4億円でがんサバイバーの私が、今こうやって AI と一緒に文章を書けているのは、「壊れた経験」があるからです。一度ぶっ壊れて、それでも次の自分に更新できた、という履歴。
職位は消えるかもしれない。でも、「壊れても更新できる」と知っている人間は、必ず残ります。なぜなら、次に何が来ても、また更新するから。
深津さんの記事は、職位消滅の予告というより、「更新筋」を鍛え始めましょうね、という、優しいラブレターとして私には読めました。
まとめ:観察者の言葉を、当事者の手で受け止める
深津さんは、業界の動きを丁寧に観察して言葉にしてくれる人です。私は、その動きの内側で、現場のしくみを組む人。役割は違うけれど、向いている方向は同じだなと、今日改めて感じました。
AI 企業が受託を始めた日。これは、私たち個人事業主や中小企業経営者にとって、「使う側」から「組み込む側」へ動く合図でもあります。
明日から、何かひとつ、自分の手作業を AI に移譲してみてください。完璧じゃなくていい。80% でいい。その代わり、その移譲のプロセスを、自分の言葉で記録してください。
その記録が、あなたの「更新筋」の最初の1グラムになります。
ひろくんの独り言:「自動更新能力」って、結局なんなんだろう
正直、深津さんの記事を読んでから、ずっと「自動更新能力って何?」を自問してたんですよね。AI の使い方を学び続けること?それとも、新しいスキルをどんどん獲得すること?
でも、今朝コーヒーを飲みながら気づいたんです。たぶん、自動更新能力って「壊れたら、自分を一回ぜんぶ手放せる柔軟さ」のことなんじゃないかな、って。
134kg で歩けなくなったとき、私は「痩せた自分」を一回手放しました。借金4億のとき、「成功した自分」を手放しました。がんになったとき、「健康な自分」を手放しました。手放すたびに、新しい自分が立ち上がってきたんですよね。
AI 時代に求められる更新筋って、「新しい何かを覚える筋肉」じゃなくて、「古い自分を手放す筋肉」なのかもしれない。分身 AI もそうです。1290件の改修 をしながら、「前のルール」を毎週捨ててきた。
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参考リンク
- 深津貴之「AI企業が『受託』を始めた日」(note)
- 「気をつけます」が積み上げた1290件(分身AI.com)
- 三つの自動ゲートで AI を守る設計(分身AI.com)
- 除外リスト1枚で誤検知を半分以下に戻した記録(分身AI.com)
今日の問い
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このコラム情報
| 配信日 | 2026年5月13日(水) |
| テーマ | AI受託シフトを当事者視点で受け止める |
| 書き手 | 田中啓之(ひろくん) |
| 参考記事 | 深津貴之「AI企業が『受託』を始めた日」(note) |
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