再放送【生成AIスペシャル 6月まとめ!GPTs研究会5000人突破記念LIVE】

こんにちは、田中啓之です。今回は僕が主宰しているGPTs研究会の6月の生成AI最新情報をたっぷりとまとめました!そして何より、Facebookグループの参加者がついに5000人を突破しました。本当にありがとうございます。今回は、ChatGPTやGemini、Genspark、Claude、Manusなど、主要な生成AIツールの6月アップデートを、僕と頼れる仲間のジーニーさんと一緒に深掘りしてお伝えします。

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オープニング挨拶

Table of Contents

🎉 GPTs研究会5000人突破!感謝のご挨拶

まずは、なんとGPTs研究会のFacebookグループ参加者が5000人を突破しました!これは2023年11月の研究会スタートから約7ヶ月で達成した偉業です。僕自身365日以上ライブ配信を続けてきたこともあり、皆さんの応援があってここまで来れました。

僕の相棒の田中弘幸君は現在入院中ですが、彼と共にスタートしたこの研究会がここまで成長したことは感慨深いですね。5000人突破の瞬間はみんなで喜び合い、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

このコミュニティは、AIを使いこなしたい初心者から現場で活用しているプロまで幅広く集まっていて、互いに切磋琢磨しながら成長しているのが強みです。今後も最新の生成AI情報を分かりやすく届けていきますので、ぜひ一緒に学んでいきましょう!

GPTs研究会5000人突破の瞬間

📰 6月の生成AIニュース総まとめ

さて6月は生成AI界隈で大きな動きがありました。派手なアップデートは少なめでしたが、地味ながらも実用性がグッと上がる進化が数多くありました。ここでは各ツールの注目ポイントを詳しく解説していきます。

ChatGPTの大プロ(GPT-4 Turbo)登場

6月にOpenAIから登場した「GPT-4 Turbo」は、従来のGPT-4よりも高速かつコスト効率が良いモデルです。ただし、回答に若干時間がかかることや、学習データのカットオフが2024年6月までとまだ最新情報には追いついていない点は注意が必要です。

このモデルは主にプロプランやチームプランで利用可能で、特に会議の録音を文字起こしする「レコードモード」が実用的になりました。120分までの音声録音に対応し、英語だけでなく日本語もサポートしています。会議の内容を簡単にまとめることができるので、ビジネスシーンでの活用が期待されます。

ChatGPTレコードモードの画面

GPTコネクターズによるデータ連携強化

OpenAIがリリースした「GPTコネクターズ」は、自分のGoogleドライブやGmail、カレンダー、TeamsなどのデータをAIが参照できるようにする機能です。これにより、個人やチームのデータとAIの連携が一気に進み、よりパーソナライズされた応答が可能になりました。

また、キャンバ(Canva)のコネクターも追加され、デザイン作成や編集のAIサポートが強化されています。これらはMCP(マイクロサービス・コンポーネント・プラットフォーム)のクライアントとして機能し、多様なサービスがAIに統合されてきている印象です。

GPTコネクターズの説明画面

MCP化でレガシーデータベースが変わる

僕が最近感動した話として、大学の推薦図書リスト作成を手伝った際に、図書館の蔵書システムをMCP化(マイクロサービス化)して効率化できる可能性が見えてきたことがあります。ISBNコードや価格、出版社情報をAIで整理し、さらに図書館の蔵書有無を自動でチェックできれば、膨大な作業時間が劇的に削減されます。

このMCPの進展は、世界中のレガシーなデータベースがAIを介して一気に活用しやすくなる未来の兆しです。チャットGPTやクロード、ジェミニなどのAIクライアントがこの仕組みを使いこなすことで、私たちの仕事や生活はもっと便利になるでしょう。

カスタムGPTのモデル選択が可能に

カスタムGPTの機能も大きく進化しました。これまではマズ(MOSS?)モデルがメインでしたが、6月からは複数のモデルを選んで切り替えられるようになりました。4.1モデルは特にステップバイステップの指示に強く、指示通りに動いてくれる信頼度が高いです。

実際に僕も4.1モデルで20文字ごとに改行するような細かい指示を出してみましたが、かなり正確に反映されて驚きました。4.5よりも4.1の方が動作が安定している印象です。こうした使い分けで、より効率的にAIを活用できるようになりました。

カスタムGPTモデル切り替え画面

🤖 Geminiのフラッシュライトと2.5 Proの本格リリース

Googleの新世代AI「Gemini」も6月に大きく動きました。注目は「Gemini Flashlight」の登場で、これは低価格ながら高性能なAPIとして多くのAIサービスに影響を与えています。APIの価格が下がったことで、ジェミニを使ったツールの性能が全体的に底上げされている実感があります。

またGemini 2.5 Proがプレビューから正式リリースに移行し、無料で使える範囲も広がりました。パフォーマンスも向上しており、音声インターフェースへの対応も進んでいます。これからのAI活用は、こうした多様なモデルの使い分けが重要になりそうですね。

Gemini 2.5 Proの紹介

🌐 AIブラウザー革命!Jenspark、Dear Browser、Nano Browser

6月はAIブラウザーの登場が目立ちました。従来のChrome拡張だけでなく、専用AIブラウザーが続々とリリースされ、検索や情報整理が飛躍的に便利になっています。

  • Jenspark AIブラウザー
    Mac限定ですが、ChromiumベースでChromeの設定やブックマークをそのまま移行可能。AIが検索とチャットをシームレスに切り替えてくれるため、効率的に情報収集ができます。
  • Dear Browser
    Appleシリコン限定のスタイリッシュなブラウザー。複数のタブをAIがまとめて比較表を作成する機能が強力で、価格比較や製品リサーチに最適です。4.1モデルが搭載されていて、指示通りに動く精度も高い。
  • Nano Browser
    Windowsでも使えるChrome拡張。無料で利用可能なエージェントブラウザーで、デスクトップに小さなブラウザが常駐し、作業をサポートします。ジェンスパークやDear Browserと比べて軽量で使いやすいのが特徴です。

これらのAIブラウザーは「プランナー」「ナビゲーター」「バリデーター」という3役のAIが連携し、計画立案から実行、チェックまでを分担する高度な動作も実現しつつあります。特にDear Browserのタブまとめ機能は、複数の情報を一括管理したい人に超オススメです。

Jenspark AIブラウザーの画面

🎥 生成AIの動画・音声分野の進化

6月は動画生成分野も大きく進展しました。Midjourneyの動画モデルV1が公開され、シーンの中での固定やトランジションもスムーズにできるようになっています。さらに、C-Dance 1.0やCBのAPT2など、リアルな映像生成が可能なモデルも登場し、撮影やロケに頼らない映像制作の未来が見えてきました。

音声分野ではManusがオーディオモードを正式にリリースし、音声生成がより簡単に。動画制作と組み合わせれば、テキストから音声付き動画を作成しやすくなっています。僕もManusのアプリを使っていますが、慣れてくると作業効率が格段に上がりますよ。

Midjourney Videoモデルのデモ

⌨️ Google CLIとGemini CLIで開発効率アップ

プログラマー向けには、GoogleのCLI(コマンドラインインターフェイス)とGeminiのCLIが登場しました。これらはブラウザーを介さずにターミナルから直接AIを呼び出せるツールで、開発効率が大幅に向上します。

僕はコマンドラインは苦手ですが、開発者やコードを書く人にとっては「なぜブラウザーに行かなきゃいけないんだ!」というストレスがなくなり、とても便利なものです。今後のAIツール開発において欠かせない存在になるでしょう。

📅 これからのイベントとセミナー案内

最後に、今後のイベント案内です。7月10日には池田智さんを迎えたフラッシュセミナーも開催予定。参加者はすでに250人を超えており、最新のAI情報に触れたい方はぜひご参加ください。

また、僕が企画している有料のAIマーケティングセミナーも4月から開催しています。AIの迷子になっている方、AIマインドから卒業して売上に繋げたい方におすすめです。席は埋まりつつあるのでお早めにどうぞ。

そして何より、GPTs研究会5000人突破の感謝企画も準備中です。これからも皆さんと共にAIの未来を切り拓いていきたいと思います。応援よろしくお願いします!

今後のイベント案内画面

❓ よくある質問(FAQ)

  1. Q: GPTs研究会ってどんなコミュニティですか?
    A: AI活用に興味がある初心者からプロまでが集まり、最新情報の共有や実践的な活用法を学ぶ場です。毎日ライブ配信で情報発信しています。
  2. Q: GPT-4 Turboの特徴は?
    A: GPT-4より高速で安価ながら高性能。回答に少し時間がかかることと、学習データが2024年6月までであることがポイントです。
  3. Q: GPTコネクターズは何ができる?
    A: 自分のGoogleドライブやメール、カレンダーなどの個人データをAIが参照し、よりパーソナルで効率的な応答を実現します。
  4. Q: AIブラウザーはどれを使えばいい?
    A: MacユーザーはJensparkやDear Browserがオススメ。WindowsユーザーはNano BrowserのChrome拡張が便利です。用途に応じて使い分けましょう。
  5. Q: 生成AIで動画や音声制作はどこまでできる?
    A: MidjourneyやC-Danceなどで高品質な動画生成が可能。Manusのオーディオモードで音声生成も実用的。組み合わせて手軽にコンテンツ制作ができます。

まとめ

6月は生成AIの世界で地味ながらも実用性の高い進化がたくさんありました。GPTs研究会の5000人突破も皆さんのおかげです。僕たちが注目しているのは、単に技術の進化だけでなく、それをどうビジネスや日常生活に活かすかという実践的な部分。AIブラウザーの登場やMCP化の進展、動画・音声生成の品質向上など、全てが僕たちの未来を大きく変えていくでしょう。

これからも僕とジーニーさん、そして研究会メンバーと一緒に最新情報をキャッチアップして、AIを味方につけていきましょう。愛と感謝をもって、あなたのAIライフがもっと楽しく、もっと豊かになることを願っています!

それではまた次回のアップデートでお会いしましょう!

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