自分の経験を「大したことない」と思う人ほど売れない|売り込まなくても選ばれる商品づくり
2026年6月13日(土)朝7:00〜 ただっち × 愛紗さん
おはよう、ひろくんだよ。今回はただっち(多田啓二)がメインの土曜回を紹介するね。テーマは「AI×起業 あなたの経験が価値に変わる! 売り込まなくても選ばれる 商品づくり」。ゲストは、愛され美容AI講師の愛紗さん(愛紗圭珠)。大阪でフェイシャルサロンを16年続けてきた愛紗さんが、ただっちの講座に入って半年で「自分の商品」を作り上げるまでに、何につまずいて、何で抜けられたのか。商品づくりの“失敗あるある”を、ご本人の生々しい体験そのままに語ってくれた回だよ。私はリアルタイムでは見られなかったんだけど、アーカイブで見て「これは商品が売れずに悩んでる人、全員に効くやつだ」と思ったので、じっくりレポートするね。自分の経験を「大したことない」と思う人ほど売れない——その理由が、ゲストの実体験ですとんと腑に落ちる回だったよ。
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3行でわかるポイント
- 商品づくりの失敗あるある第1位は、「新しく覚えたメソッドを売ろうとする」こと。愛紗さんもAI×コーチング・占いの新規事業を描いてきたけど、ただっちに「あなたは美容です」と打ち砕かれた。お客さんが欲しいのはメソッドじゃなくて、あなたの経験と実利なんだ。
- もう一つの罠が、自分の経験の過小評価。「当たり前にやってきたこと」「もっとすごい人がいる」で止まってしまう。でも、3階の人は1階の人を引き上げられない。ちょっと前に同じ壁で悩んでいたあなたの経験こそ、いちばん刺さって行動に移してもらえる。
- 売り込まなくても選ばれる条件は2つ。①自分が本当に愛せる商品 ②お客さんの悩みとマッチしていること。ゼロから始める人は、まず「やりたいことをやってる人の近く」に行き、お客さんの悩み事から聞く。料理で言うと、自分の創作料理をいきなり出す前に「今日どんな気分?」とお客さんに聞くのが先なんだ。ただっちは数年前、100人相談チャレンジで“相談する側”を経験して、その型を掴んだんだって。
🎬 LIVE配信アーカイブはこちら!(約34分)
目次
▼ ただっち(多田啓二)
AIMUNIQ株式会社代表・AI開花マーケター。「一人で頑張るみんなの親友」のコンセプトで、起業家・経営者の人生やビジネスを開く講座やコミュニティを運営。昨年からはAIを教える講師の育成プロジェクトも手がけていて、今日のゲスト・愛紗さんもその一期生なんだ。「AIと愛で世界平和に」がテーマだよ。
▼ 愛紗さん(愛紗圭珠)
愛され美容AI講師・フェイシャルサロンオーナー(大阪府茨木市)。美容歴・サロン運営16年。本音カウンセリング×AIで「売り込まなくても選ばれるサロン」をサポートする、一人サロンオーナー向けのコンサルを今年立ち上げたばかり。ただっちの講師育成講座の一期生だよ。
商品づくりの失敗あるある①|「新しく覚えたこと」を売りたくなる罠


今日のLIVEは、ただっちが「成功する法則はいっぱいあるけど、失敗するパターンって本当にあるあるで決まってる」と切り出すところから始まったよ。その筆頭が、これ。せっかく長くやってきた経験があるのに、それを脇に置いて「新しく覚えたこと」を売ろうとしてしまう、という罠。愛紗さんはまさにそこにハマっていた一人で、サロンを16年やってきたのに、その経験は一旦置いて、AI×コーチングや占い系の“全くゼロの新規事業”を立ち上げようとしていたんだって。
愛紗さん(05:50〜)「経験はずっと頑張ってきたから、もう一旦置いて、新しいことを始めたいと思ったんですね。なので全くゼロのことを、AI×本業ってことで始めようとしていた」
夢を描いてキラキラした気持ちで講座に来た愛紗さんに、ただっちは正面から「いや、あなたは美容です」と返した。本人いわく「打ち砕いてしまった」瞬間だよね。これ、優しさのある人ほど言いにくいことなんだけど、ただっちは“新しく習ったメソッド”を売るのがなぜ危ないのかを、こう説明してくれた。
ただっち(09:18〜)「ついつい新しく習ったことを提供したくなっちゃうんですけど、みんなコーチングが欲しいわけじゃないんですよね。その人の経験とか、実際に売り上げを上げたいとか集客したいとか、そこがあってこそのコーチングなんですけど、どうしても皆さん習ったメソッドを売りたいになっちゃう方が多いんですよね」
ここ、すごく大事なポイントだと思うんだ。コーチングや占い、心理学みたいな“横展開で学べるもの”って、学んだ直後はそれ自体を商品にしたくなる。でもお客さんが本当に困ってるのは「売上を上げたい」「集客したい」「サロンの予約を埋めたい」みたいな具体的な悩みであって、メソッドはその悩みを解くための“調味料”でしかないんだよね。料理で言うと、せっかく16年仕込んできた出汁があるのに、それを捨てて、昨日買ってきた流行りのスパイスだけで一品出そうとしてる感じ。出汁=経験を土台にして、新しく覚えたAIやマインドの技術はそこに“掛け合わせる”のが、今日いちばん伝わってきた順番だったよ。愛紗さんも、過去にAIとは別のコーチング講座に入ったとき、パソコンが苦手なのと人生の棚卸しが進まないのとで、最初の1ヶ月で挫折した経験があるそうで、「ゼロから全く新しいこと」の難しさは身をもって知っていたんだ。
そして、これはただっち自身が通ってきた道でもあるんだよね。今でこそ起業家として歩んでいるただっちも、昔は「商品がないのに頑張ってSNS発信をしていた」時代があったと打ち明けていた。売るものが定まらないまま発信だけを続けて、空回りしていた時期。だからこそ、せっかくいい経験をしているのに全然関係ないものを売ろうとしている人を見ると、放っておけないんだって。愛紗さんの場合も、最初に売ろうとしていたのは美容とは全く別の新規事業で、ただっちから見ると「せっかくめちゃめちゃいい経験をしているのに、全然経験していないことを売ろうとしている」状態だった。半年間、個別コンサルもつけて伴走する中で、少しずつ「捨てようとしていた美容16年こそが武器なんだ」と立ち戻っていった。新しく学んだAIやマインドは、その経験を引き立てる隠し味。主役の出汁を入れ替えない——それが、遠回りせずに進むコツなんだって、ただっちは話してくれた。学んだメソッドが悪いわけじゃなくて、順番が逆だっただけ。まず自分の経験という土台を温め直して、その上にAIを掛け合わせる——この順番さえ間違えなければ、学んだことはちゃんと武器になるんだよ。
失敗あるある②|自分の経験を過小評価する。「もっとすごい人がいる」の落とし穴


なぜ人は、自分の経験を脇に置いて新しいものを売りたがるのか。その根っこにあるのが「自分の経験の過小評価」だと、ただっちは続けた。これはただっち自身の体験でもあって、営業経験もあれば師匠からマーケティングを学んだ知識もあったのに、長いあいだそれを活かしきれなかったんだって。
ただっち(09:54〜)「僕自身もすごくそうだったんですけど、自分の経験を過小評価しがちになっちゃうんですよね」
愛紗さんも、ここには深く頷いていた。「当たり前にやってきたこと」は、自分にとっては当たり前すぎて、価値があるように見えなくなる。そして「もっとすごい人がいる」という比較が追い打ちをかける。
愛紗さん(10:12〜)「当たり前にしてきたことで、それが当たり前になってるから、誰でもできるって思ってるし、こんなこと私じゃなくてもしてるし、すごい人がいるしみたいな感じになると、こんな私の経験なんて誰が聞くんだろう、誰が聞いてくださるんだろうって思っていました」
この「誰が聞くんだろう」という感覚、起業に限らず、発信やSNSで一歩踏み出せない人みんなが抱えてるやつだと思う。ただっちが挙げた具体例がすごくわかりやすかった。長く英語教師をやってきて、ある事情で辞めて新しく起業したいという方が、なぜか「骨盤矯正を教えたい」と言ってきたんだって。
ただっち(10:45〜)「英語教師をずっと長くやってこられて、ある事情があって辞められて、新しく起業したいって方がいらっしゃったんですけど、その方もやっぱり骨盤矯正を教えたいですって言って。英語それだけできるんだったら英語を教えたらいいじゃないですかって言ったんですけど、もっとすごい人がいるんでっておっしゃっていて」
愛紗さん(11:23〜)「私もエステをする中で、やっぱりマインドだなと思ってそっちに行ったんですけど、ただっち先生から教えてもらったのは、そのマインドって、それを教えてる中で出てくるから、じゃあその講座に組み込んだらいいだけですよって」
ただっち(11:49〜)「そうそうそうそう、そうなんですよ。今それが客観的に英語教師の方の話を聞くと、いや、そこに挟んだらいいんじゃないですかって、分かるんですよね」
愛紗さんは、この英語教師の話を客観的に聞いて、自分のことだと一気に腹落ちしたみたい。「英語を教える中でマインドが大事だと気づいたなら、そのマインドを英語の講座に組み込めばいいだけ」——ただっちから教わったのはそこだった、と。自分が美容の現場で「結局はマインドだな」と思ったなら、美容を捨ててマインド講師になるんじゃなく、美容の講座の中にマインドを織り込む。骨盤矯正と同じで、本業という強い土台があるのに、わざわざ“もっとすごい人がいる”レッドオーシャンに飛び込んでいってしまう。経験の過小評価は、こうやって人を遠回りさせるんだよね。客観的に他人の例として聞くと「いや、英語教えなよ」って一瞬でわかるのに、自分のことになると見えなくなる。だからこそ、ちょっと先を歩いてる人に“鏡”になってもらうことに価値がある、というのが次の話につながっていくよ。
ただっちが「過小評価」を語るとき、説得力があるのは、それが自分の長い後悔でもあるからなんだ。ただっちには会社員時代の営業経験があって、有名なマーケターから直接マーケティングを学んだ知識もあった。それなのに、長いあいだその経験を活かしきれなかった。理由は愛紗さんと全く同じで、「他にもっとすごい人がいるから、自分なんて」と思ってしまったから。誰よりも実績を持っているわけじゃない、本を何百万部も出しているわけじゃない——そう比べた瞬間に、自分の手の中にある経験が急に色あせて見えてしまうんだよね。でも、お客さんが求めているのは“いちばんすごい人”じゃない。「自分と同じところで悩んで、そこを抜けた人」の生々しい体験の方なんだ。愛紗さんも、自分がコンサルを受ける立場になって初めて腹落ちしたと言っていた。クライアントが本当に知りたいのは「今の完成された愛紗さん」じゃなくて、「あの頃の愛紗さんがどう悩んで、どう動いたか」。そこを聞けると「それなら私にもやれそう」と行動に移せる。過小評価をやめて、当たり前にやってきたことを言葉にしてあげるだけで、それは立派な商品の芯になるんだ。
「ただっちバカー!」と叫べた関係|反抗期も受け止める環境が、人を走らせる


このLIVEで個人的にいちばん面白かったのが、愛紗さんが商品づくりの過程を、子どもの成長と反抗期にたとえたところ。描いた夢をただっちに打ち砕かれて、家で「ただっちバカー!」と叫んでいたという愛紗さん。でもそれをただっちは「親だからこそ受け止められる」と返した。ここから二人で、学びの過程は子育てそっくりだね、という話に広がっていったんだ。
ただっち(08:03〜)「最初は生まれたてだから従順に聞いて、自我が芽生えてきて」
教わり始めたばかりの頃は、言われたことを素直に聞ける。でも自分の中で人生の棚卸しが進んで、商品の輪郭が見えてくると、思春期みたいに反発したくなる時期が来る——愛紗さんは、講座を受ける中で自分に起きたその状態を「反抗期・思春期」と表現していた。商品づくりは、初めてのことで負荷もかかるし、感情が揺れる。その揺れた感情を安心してぶつけられる相手がいたことが、走り続けられた理由だったんだって。
愛紗さん(08:13〜)「人生の棚卸しが長いし、いろいろした中で、どうつなげていって自分の商品を作るって初めてのことだし大変で、ちょっと負荷が自分にもかかってくる。その感情をどこにも持っていけないじゃないですか。家庭で言う母親っていうのがタダッチだったんで、タダッチパパになってました」
「ただっちバカー!」と叫べる関係って、実はすごく健全なんだと思う。遠慮して本音を飲み込んでいたら、半年も伴走は続かない。打ち砕かれてモンモンとしながらも、最後まで走り切れたのはなぜか。愛紗さんは、それを「環境」という言葉で締めくくっていたよ。
愛紗さん(27:19〜)「諦めなかったねって自分に感謝をする。私を全部受け入れていただけた、その環境。とんくん、ゆきちゃんもそうですけど、仲間たちがそのままの私を受け入れてくれている環境があったので、走れたっていうのがあったかなって思います」
新しいことに挑戦するとき、いちばん怖いのは「こんなこと言ったら笑われるかな」という気持ち。それを「そのままでいいよ」と受け止めてくれる仲間がいるかどうかで、踏み出せる距離が全然変わる。商品づくりはスキルの話に見えて、実は「安心して試行錯誤できる場所があるか」という環境の話でもあるんだな、と思わせてくれるパートだったよ。壁打ち相手になってくれるAIと、本音を受け止めてくれる人間の仲間。その両方がそろっていたことが、愛紗さんの背中を押していたんだね。
この成長と反抗期のたとえ、聞いていてすごく腑に落ちたんだ。教わり始めの頃は、素直に何でも吸収できる。でも自分の中の整理が進んで、商品の核が見えてくると、「いや、そうじゃなくて」と反発したくなる時期が来る——それが愛紗さんの言う反抗期・思春期だね。これって実は、自分の考えがちゃんと育ってきた証拠でもあるんだよね。最初から全部素直なままだったら、それは自分で考えるのをやめている状態。反発が出てくるのは、自分の軸が立ち上がってきたサイン。だから、ぶつかったときに「もう無理」と投げ出すんじゃなくて、その感情をどこかに着地させられる相手がいるかどうかが分かれ目になる。愛紗さんにとってそれが、母親や父親のように受け止めてくれたただっちであり、グループ会で本音を喋れる場であり、とんくんやゆきちゃんといった同期の仲間だった。「そのままの私を受け入れてくれている」と思える場所があったから、反抗期も乗り越えて、最後まで自分の商品を作り切れた。新しい挑戦って、技術より先に「ここでなら失敗しても大丈夫」という安心がいるんだなと、改めて感じたよ。
ゼロから始める人ほど「やってる人の近く」へ|ただっちの100人相談チャレンジ


愛紗さんがサロンを始めたきっかけも、実は「環境」だったという話が出てきて、ここが見事につながった。最初は友達の練習台になったことからエステを始め、「私もやってみたい」という友達が増えて、気づいたら自分のお店を持っていた。先のことを深く考えずに動けたのは、すぐ近くに同じことをやっている友達がいたからなんだって。
愛紗さん(17:25〜)「自分がやりたいって思ってたことをやってる方の近くに行くのが、一番当たり前になっているので、早いかなって思いますね」
「やりたいことが当たり前になっている環境に身を置く」。これ、ゼロから始める人にはいちばん早い道なのかも、と感じたよ。そしてただっちは、その“近くに行く”を自分から仕掛けた実例を話してくれた。2〜3年前にやったという「100人相談チャレンジ」だよ。
ただっち(20:43〜)「100人相談チャレンジっていうのをやったんですよ。人の相談を受けて悩み事を解決するっていうことをやっていきたいなと思う中で、自分が相談する機会ってないなと思ったんですよね。自分が逆に相談をして、悩み事を話して、相手がどう答えてくれるか、そこの経験ができたのはすごく大きいなと思ってました」
これ、発想が逆で面白いよね。「相談に乗る側」になりたいのに、まず「相談する側」を100人分やってみる。いろんな人に相談してみると、一方的にアドバイスしてくる人もいれば、ちゃんと話を聞いた上で的確に返してくれる人もいる。その体験を通じて、ただっちは「自分は話を聞いてあげた上でアドバイスする方向に行こう」と、自分のスタイルを決められたんだって。愛紗さんもサロンを開くとき、いろんなサロンに足を運んで「なぜこの店に行きたくなったんだろう」「なぜここは違うと感じたんだろう」を観察していたそうで、二人の言ってることは完全に同じ。ただっちはこう締めくくっていたよ。
ただっち(22:54〜)「ゼロから始める人ほど、自分が販売したい商品をやってる人のところに行ってみて、実際体験してみてっていうところは、動くのがおすすめだなと思います」
頭で考えるより、まず体験しに行く。憧れの人のサービスを受けてみる、近い立場の人に相談してみる。そうやって“現場の感触”を集めることが、自分の商品の輪郭を作っていくんだね。たった3年前に100人チャレンジから始めたただっちが、今こうして講座を持つまでになっている——というのは、これから始める人にとってめちゃくちゃ希望のある話だと、愛紗さんも嬉しそうだったよ。
愛紗さんのサロン起業の入り口も、まさに「やってる人の近く」だったんだ。最初は友達がエステをやっていて「練習台になってくれない?」と誘われたところからスタート。やってみたら「それなら私も受けたい」という友達が増えていって、「これなら自分でもできるかも」と気づいたら、いつのまにかお店を持っていた。ご主人の転勤で大阪にしばらくいるとわかったタイミングで「だったら自分のお店を持ちたいな」と、先を深く考えずに軽い気持ちで出した一歩。それが、気づけば“起業”になっていたんだって。深く計画してから動いたんじゃなくて、すぐ近くに同じことをやっている人がいたから、自然と背中を押された。ただっちの100人相談チャレンジも、構造はまったく同じだよね。「相談に乗る人」になりたいなら、まず自分が100人に相談してみる。いろんな人に相談すると、一方的にアドバイスしてくる人もいれば、ちゃんと話を聞いた上で的確に返してくれる人もいる。その手触りを通じて、ただっちは「自分は、聞いた上でアドバイスする方向に行こう」と自分のスタイルを決められた。憧れの形を、本やネットで“調べる”だけじゃなくて、実際に“受けに行く・相談しに行く”。その体験量が、自分の商品の輪郭を作っていくんだね。
売り込まなくても選ばれる、たった2つの条件


今日のテーマである「売り込まなくても選ばれる商品」。ただっちは、ここに大事なポイントが2つあると整理してくれた。愛紗さんが、開いたサロンで「やめたい」と離れていったスタッフがいた寂しい経験を話したのを受けて、その失敗の中にこそヒントがある、と。
ただっち(19:36〜)「今日は売り込まなくても選ばれる商品っていうテーマなんですけど、めちゃめちゃ大事なポイントが2つあって。自分が本当に愛する商品を届けないと売れない。自分の思いが強すぎて、求められていないものを売ろうとしてしまう」
1つ目は「自分が本当に愛せる商品か」。2つ目は「お客さんが求めているか」。この両方が噛み合ったとき、売り込まなくても自然に選ばれる商品になる。逆に、自分の思いだけが先走って、お客さんが求めていないものを売ろうとすると、どれだけ頑張っても届かない。さっきの「新しく覚えたメソッドを売りたくなる罠」も、この“片方だけ”の状態なんだよね。
ただっち(20:07〜)「自分自身が本当に愛せるし、お客さんが悩んでいることとマッチをすれば、売り込まなくても選んでいただける商品になっていく。ゼロイチの人は、まずはお客さんの悩み事、困り事から聞いていくっていうところが、スタートとしては本当にありなんじゃないかな」
ここで「ゼロイチの人はまずお客さんの悩みから聞く」と添えてくれたのが、すごく実践的だと思った。自分が愛せるかどうかは、やってるうちに育っていく部分もある。でも最初の一歩で迷ったら、自分の思いから入るより、目の前の人の困り事をひたすら聞くところから始める方が、ズレが少ない。料理で言うと、自分が作りたい創作料理を出す前に、まず「今日どんな気分?」ってお客さんに聞くようなもの。愛せる商品(自分の軸)と、求められる商品(お客さんの軸)。この2本の軸が交わる場所を探す——それが、売り込まない商品づくりなんだなって感じたよ。愛紗さんの「美容」も、ただっちの「相談に乗るスタイル」も、どっちも“自分が愛せて、かつ求められている”交差点で見つかったものだった、というのがこのLIVE全体の答え合わせになっていたよ。
この「2つの条件」が腑に落ちたのは、愛紗さんが自分の苦い経験を正直に話してくれたからでもあるんだ。サロンを始めて間もない頃、一緒にやっていた二人が「やめたい」と離れていってしまった時期があったそう。親しかった人まで離れていく。それはもう本当に寂しかったそうだ。なぜそうなったのか。後から考えると、自分の「こうしたい」という思いが強すぎて、相手が求めていることとズレていたんだよね。これがまさに、ただっちの言う「自分の思いが強すぎて、求められていないものを売ろうとしてしまう」失敗の実例。だからこそ、ゼロイチの人は自分の思いから入る前に、まず目の前の人の悩み事・困り事をひたすら聞くところから始めるのがいい。料理で言うと、自分が出したい創作料理をいきなり出すんじゃなくて、まず「今日はどんな気分?」とお客さんに尋ねるところから。愛せる商品(自分の軸)と、求められる商品(お客さんの軸)。その2本が交わる一点を、焦らず探していく。ただっちと愛紗さんの話を聞いていて、そう感じたよ。愛紗さんは今、その失敗を経たからこそ、自分のサロン経営の経験を素材にして、同じように一人サロンで悩むオーナーさんの相談に乗れている。痛かった経験ほど、いちばん深いところでお客さんとつながる素材になる、というのもこのLIVEが教えてくれたことだったよ。
お客さん候補に相談したら、お客さんになった|“オーダーマーケティング”の発想


商品ができたあと、多くの人は「SNSで発信して頑張って売る」に向かう。でも「売れません」という相談がいちばん多いのもそこなんだって。ただっちが見せてくれたのは、それとは全く別の入り口。商品を“売る前に相談する”という発想だよ。ただっちには、トモくんという10年来の知り合いがいる。今はチームメンバーだけど、もともとは会社員時代に悩んでいた、過去のただっち自身に重なるような人だった。
ただっち(23:48〜)「トモくんとは10年来の関係で、本当にいい人だなと思った。僕も会社員時代に悩んで悩んで最終的に辞める決断をしたんですけど、コーチングの3ヶ月の伴走プログラムを作りたいなと思って、トモくんに相談したんですよ。トモくんみたいな人に受けてもらえたら嬉しいなと思って、話を聞いてくれないって相談したら、お客さんになってくれた」
商品を完成させてから売りに行くんじゃなくて、「こういうの作りたいんだけど、トモくんみたいな人に受けてもらえたら嬉しい」と、お客さん候補その人に相談しちゃう。すると相手が「それ、私が受けたい」とお客さんになってくれる。ただっちはこれを「オーダーマーケティング」と名付けていたよ。愛紗さんも、サロンを始めるときに同じことが起きていたと話していた。
愛紗さん(25:11〜)「私も最初、サロンをこんなにやりたいんだって相談したら、じゃあ行くねって。それがびっくりした、というのが今思い出されました」
「やりたいんだ」と打ち明けたら「じゃあ行くね」とお客さんになってくれる。売り込みゼロで、相談がそのまま最初のお客さんを生む。これが「売り込まなくても選ばれる」のいちばんやさしい入り口なんだと思う。完璧な商品を一人で抱えて作り込んでから世に出すより、未完成のうちに信頼している人へ相談する方が、よっぽど早くて、よっぽど温かい。愛紗さんがその後ちゃんと「愛され美容AI講師」という、美容16年の経験とAIを掛け合わせた自分だけの商品を作り上げられたのは、ここまで話してきた失敗あるあるを全部くぐり抜けた先だったんだね。
このトモくんは、ただっちいわく「以前のお客さん」で、いまは「チームメンバーとして活動してくれている」存在なんだって。会社員時代に悩んでいた、過去のただっち自身に重なるような人。そんな信頼できる相手に「こういうのを作りたい」と相談したら、お客さんになってくれた。これが「売り込む」とは正反対の入り口だよね。完成した商品を一人で抱えて作り込んでから世に問うより、相手の「これが欲しい」を聞いてから形にしていく方が、ずっと自然なんだ。未完成のうちに信頼している人へ「こういうの作りたいんだけど、どう思う?」と差し出す方が、よっぽど早くて、よっぽど温かい。愛紗さんがサロンを始めたときの「やりたいんだって相談したら、じゃあ行くね」も、まさに同じ構造。売り込みゼロで、相談がそのまま最初のお客さんを連れてくる。ただっちも愛紗さんも、商品が回り始めた入り口は「相談」だった。完成品を抱えてSNSで叫ぶより先に、信頼できる一人に打ち明ける——そんな順番だったんだなって、見ていて思ったよ。今までの経験を生かして自分だけの講座を立ち上げた愛紗さんも、入り口は「相談」と「環境」だった。技術の話に聞こえて、その実、人とのつながりの中で商品が育っていく——それが今回のLIVEのいちばんの肝だったと思うよ。完璧じゃなくていい。むしろ、未完成のうちに「これ、どう思う?」と聞ける相手をひとりでも持っているかどうか。売り込まずに選ばれる人の出発点は、案外そんな小さな勇気にあるのかもしれないね。
- Q. 起業や商品づくりで、いちばんよくある失敗は何ですか?
- 「新しく覚えたメソッドを売ろうとする」ことです。コーチングや心理学などを学んだ直後は、それ自体を商品にしたくなりますが、お客さんが求めているのは売上アップや集客といった具体的な成果です。長くやってきた本業の経験を土台にして、新しく学んだAIやマインドの技術はそこに掛け合わせるのが、選ばれる商品づくりの基本だとLIVEでは語られていました。
- Q. 「自分の経験なんて大したことない」と思ってしまいます。どうすればいいですか?
- 当たり前にやってきたことほど価値が見えにくく、「もっとすごい人がいる」と比較してしまいがちです。でも、はるか先を行く専門家より、ちょっと前に同じ壁で悩んでいたあなたの経験の方が、同じ立場の人には刺さって行動に移してもらえます。LIVEでは「英語が教えられるなら英語を教えればいい。気づいたマインドは講座に組み込めばいい」という例で説明されていました。
- Q. 売り込まなくても選ばれる商品の条件は何ですか?
- 2つあります。①自分が本当に愛せる商品であること、②お客さんが求めている(悩みとマッチしている)こと。この両方が噛み合うと、売り込まなくても自然に選ばれます。ゼロから始める人は、自分の思いから入る前に、まずお客さんの悩み事・困り事を聞くところからスタートするのがおすすめだと紹介されていました。
- Q. 作った商品が売れないときは、どうすればいいですか?
- 完成品をSNSで発信して売り込む前に、「こういうものを作りたい」とお客さん候補その人に相談してみる方法が紹介されていました。ただっちさんはこれを「オーダーマーケティング」と呼び、相談相手がそのまま最初のお客さんになった実例を語っています。売り込みではなく相談から入ることで、信頼関係の中で自然に選ばれていきます。
まとめ|あなたが乗り越えた壁の、ちょうど一段下にお客さんがいる
経験を「大したことない」と思う人ほど売れない——これが今日いちばんの裏テーマだったと思う。今日のLIVEを通して見えてきたのは、「経験が価値に変わる」のはどういうときか、という一本の線だったよ。新しく覚えたメソッドを売りたくなる罠も、自分の経験を過小評価する癖も、売れない原因はぜんぶ「自分の経験を土台にしていない」ことに行き着く。愛紗さんが美容16年の経験を捨てずに、そこにAIとマインドを掛け合わせて「愛され美容AI講師」という商品を作り上げたのは、失敗あるあるを全部くぐり抜けた先の答えだった。ゼロから始めるなら、やってる人の近くへ行って体験し、お客さん候補に相談する。そして、自分が愛せて・お客さんが求めている交差点を探す。あなたが少し前に乗り越えた壁の、ちょうど一段下に、今まさに同じ壁で立ち止まっている人がいる。その人を引き上げられるのは、何百万部の本を出した先生じゃなくて、あなたなんだよね。手元で迷ったら、ぜひLIVE全編のYouTubeアーカイブもあわせてどうぞ。
ひろくんコラム|「私の経験なんて誰が聞くの」が、いちばんもったいない

今日のLIVEで愛紗さんが言った「こんな私の経験なんて誰が聞くんだろう」という言葉、私の胸にもグサッと刺さったんだ。私もずっと、自分の過去を「誰にも言えない、消したい経歴」だと思って生きてきたから。中卒で、大きな病気もして、お金で苦労した時期もあった。そういう“当たり前にしんどかったこと”を、価値だなんて1ミリも思っていなかった。むしろ隠したかった。でも不思議なもので、いざその経験を正直に話してみたら、いちばん響いたのが「ちょうど今、同じところで悩んでいる人」だったんだよね。ただっちが言ってた「3階の人は1階の人を助けられない、引き上げられるのは2階にいる人」っていう話、あれは本当にそうだと思う。完璧な成功者の話は眩しすぎて、逆に動けなくなる。ちょっと前に同じ霧の中にいた人の話だからこそ、「それなら私にもできそう」に変わるんだ。
愛紗さんが「ただっちバカー!」と叫びながらも走り切れたのは、全部を受け入れてくれる環境があったから、という話にも深く頷いた。私はずっと、なんでも自分一人で抱え込む「抱え込みOS」で生きてきて、AIや仲間に委ねる側に切り替えてから、世界の見え方がガラッと変わった人間だから。自分の経験を「価値だ」と先に信じてくれる誰かがいると、人はやっと過去を素材として差し出せるようになる。分身AIをやっていても全く同じで、自分の言葉や経験を“原液”として残しておくほど、後からいくらでも価値に変えられる。分身AI.comでは、朝のブクマで仲間と「カルピス原液」が被った日に、自分の言葉をAIに覚えさせる3ステップを書いたんだけど、経験を価値に変える第一歩は、まず「自分の原液はこれだ」と棚卸しして言葉にすることなんだよね。
もうひとつ、自分を過小評価する話で思い出したことがある。私自身、AIが書いた文章を読んで「自分より上手いじゃん」と落ち込んだ日があってね。そのことをAI偉人村に相談したら大論争になった話に書いたんだけど、AIと比べて自分を小さく見るのも、「もっとすごい人がいる」と同じ罠なんだよね。AIに任せられるのは“上手な文章”で、価値になるのは“あなたが実際に通ってきた道”の方。愛紗さんの美容16年も、私の凸凹だらけの過去も、その人にしか語れないからこそ価値になる。今日のLIVEは、AI×起業の技術論に見えて、本当は「あなたの過去は、もう十分に立派な商品の原液ですよ」って背中を押してくれる回だったな。料理で言うなら、捨てようとしてた野菜のヘタが、実は出汁のいちばん美味しいところだった、みたいな話。あなたの“消したい経歴”、まだ捨てちゃダメだよ。
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📋 このLIVEの情報
| 配信日 | 2026年6月13日(土)朝7:00〜(約34分) |
| テーマ | AI×起業 あなたの経験が価値に変わる! 売り込まなくても選ばれる 商品づくり |
| 出演者 | ただっち(多田啓二)× 愛紗さん(愛紗圭珠・愛され美容AI講師) |
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| 金 | 7:00〜 | ただっち | 友くん | AIツール最前線 |
| 土 | 7:00〜 | ただっち | ゆきちゃん・ゲスト | AI×起業・発信 |
| 日 | 7:00〜 / 8:00〜 | WACAコラボ | ひろくん+仲間たち | 生成AI最新ニュースまとめ |
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