【GPTs研究会 × WACA】 生成AI最新情報LIVE(2025/12/14)まとめ 〜AI時代はグッズも大事?〜

video thumbnail for '【GPTs研究会 × WACA】 生成AI最新情報LIVE|AIニューストピックス 2025年12月14日(日)8:00〜8:30'

おはようございます、田中啓之(ひろくん)です。週末の朝、いかがお過ごしですか?
今朝のLIVE配信では、最新の生成AI事情を「30分」でギュッと凝縮してお届けしました。

今回のテーマは、「現場で本当に使えるAI」。イベント運営で話題になった最新ツールから、誰にでも優しい「アクセシビリティ」の進化、そしてビジネスに直結するSEOやセキュリティまで、私の視点で丁寧に整理しました。

私自身は「3方よしAI共創コンサルタント兼おうちCEO」。料理に例えるなら、「最新の調理器具(AI)を使って、いかに美味しく(成果)、手早く(効率化)、みんなが喜ぶ(3方よし)料理を作るか」という視点でお話しします。
専門用語も噛み砕いて解説し、最後に「明日から使えるToDoリスト」も付けましたので、ぜひ最後までご覧くださいね!

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目次

🧭 概要:今回の配信で押さえるべき5つの軸

配信全体で取り上げられたポイントは、大きく分けて次の5つです。

  • プレゼン/配信ツールの進化(Canvaの表示モードや、Felo Slideなどの新世代ツール)
  • アクセシビリティと操作インターフェース(身体の動きでPCを操るヘッドトラッキングなど)
  • 生成AIの音声系の進化(GeminiのText-to-SpeechやSSMLによる感情表現)
  • ウェブ/SEOとコンテンツ戦略(AI記事量産時代の「信頼」の積み上げ方)
  • セキュリティ・コンプライアンス(便利な反面、気をつけたいデータのリスク管理)
配信のスクリーンショット(4分割):上段に発表者2名とそれぞれのスライド、下段に登壇者と仮想背景の参加者。配信名札やスライドが見える。

該当箇所の動画リンク(プレゼン・ウィンドウ周りの説明):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=133

🖥️ プレゼン・配信ツールの新常識(Canva / Presenter View / Felo)

まず話題になったのは、オンライン配信での「画面共有」の落とし穴と解決策です。
Canvaなどのツールには「プレゼンター表示(発表者ツール)」がありますが、これをZoomなどで共有する際、裏側のメモまで見せてしまっては台無しですよね。

🍳 キッチンとダイニングの関係で例えると:

配信画面は「ダイニング(お客様が見る場所)」、手元の操作画面は「キッチン(料理人が作業する場所)」です。キッチンが散らかっているのを見せないために、しっかり「仕切り(ウィンドウの分離)」をしましょう、というお話です。

ポイントはこうだよ:

  1. ウィンドウを分ける:配信者のモニターには「次のスライド・カンペ」を表示し、視聴者には「スライド本編」だけを送る。
  2. デュアルモニタ推奨:物理的に画面を分けると、誤操作のリスクが激減します。
  3. 事前のリハーサル:「どの画面が共有されているか」は、自分では気づきにくいもの。必ず本番前にチェック!
Canvaの画面を共有したスクリーンショット:中央に『AIニュース・トピックス』のスライド、右にプレゼンター用のモード選択パネル、左に参加者の映像サムネイルが並んでいる。

該当箇所の動画リンク(Appearance mode解説):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=211

♿ アクセシビリティと“人に寄り添う”AI(ヘッドトラッキング/操作支援)

私が今回一番感動したのはここです。WACA(ウェブ解析士協会)の関さんが紹介してくれた、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの運動制約がある方に向けた「ヘッドトラッキング」技術。

これは、眉毛の動きや顔の傾きだけでパソコンやAIを操作できる技術です。
まさに、「AIが身体の『拡張機能』になる」瞬間です。

  • ユニバーサル・リモコン化:身体の少しの動きをスイッチにして、デジタルの世界を自由に移動できます。
  • 外出先でも:スマホやタブレットでも同様の機能が標準化されつつあり、社会参加のハードルを下げています。
  • 3方よし:誰かのために開発された技術は、結果的に健常者にとっても「手が離せない時の操作」などで便利に使えます。
配信中の画面共有で表示されたアクセシビリティ設定のスライド。ヘッドトラッキングの項目と操作カーソルが鮮明に見える。

該当箇所の動画リンク(ヘッドトラッキングとアクセシビリティ):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=390

🔊 音声生成の革命!GeminiとSSML(AIに“感情”を教える楽譜)

Googleの生成AI「Gemini」などの音声技術(TTS: Text-to-Speech)が進化しています。ここで重要なキーワードが「SSML」です。

🎼 SSMLってなに?

SSML(Speech Synthesis Markup Language)は、AIに対する「楽譜」のようなものです。
ただテキストを渡すとAIは棒読みしがちですが、SSMLを使うと「ここは悲しそうに」「ここは一呼吸置いて、元気よく!」といった演出指示が出せます。

  • GeminiのTTS:非常に自然な発音で、長文の読み上げでも「AIっぽさ」による疲れ(リスニング・ファティーグ)が減りました。
  • 活用例:会議の議事録を要約し、それをAIキャスターに「感情を込めて」読み上げてもらうラジオ化などが容易になります。
配信画面のスライド「テキスト→音声生成の質が向上」Gemini 2.5のロゴと音声アイコンが中央に表示されたスクリーンショット。

該当箇所の動画リンク(GeminiやTTS周り):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=476

配信スライドと視聴者コメント「このText-to-speechはSSMLは使えるのでしょうか?」が重なったスクリーンショット。

該当箇所の動画リンク(SSMLの言及):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=616

📒 Live Doc / Notebook / Felo — 作って直す時代から“対話する”資料へ

資料作成の現場も変わってきました。注目は「Felo(フェロー)」や「NotebookLM」などのツールです。(※配信内では「Fero Slide」と言及されていますが、一般的には「Felo AI」の機能を指していると考えられます)

🍙 「お惣菜」から「ミールキット」へ

これまでは「完成品(PowerPoint)」を時間をかけて作っていましたが、これからは「素材(メモや音声)」を入れるだけで、AIが「下ごしらえ済みのスライド(Felo Slideなど)」を一瞬で作ってくれる時代です。

  1. ライブドキュメント:みんなで同時に編集でき、直前まで「味見(修正)」が可能。
  2. インタラクティブ性:NotebookLMのように、資料そのものが音声で解説してくれたり、質問に答えたりする「教材」に進化しています。
  3. スマホメモからスライドへ:思いついたアイデアをスマホにメモし、それをFeloなどのAIに投げれば、帰宅する頃にはスライドの骨子ができています。
配信スライドのクリーンなスクリーンショット。中央に『NotebookLM』のタイトルがはっきり表示されている画面。

該当箇所の動画リンク(ノートブック実演):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=688

Felo LiveDocの画面をクローズアップしたスクリーンショット。キャンバス上のテンプレート群と参加者サムネイルが見え、ワークフロー説明に適している。

該当箇所の動画リンク(ライブドキュメント、制作フローの説明):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=1171

ノートブック画面のメニューが開いたスクリーンショット:中央に「AIタスク」メニューと「PPTに変換」などの項目が表示され、左に登壇者のビデオサムネイルが並んでいる。PowerPoint出力の操作が読み取れる場面。

該当箇所の動画リンク(PowerPointワンクリック出力):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=1356

🤖 AIエージェントと“現場の自動化” — Manus / Genspark

「AIエージェント」という言葉、よく聞くようになりましたね。これは単なるチャットボットではなく、「自律的に動く優秀なアルバイトスタッフ」だと思ってください。

配信では、「Manus(マヌス)」「Genspark(ジェンスパーク)」といった最新エージェントが話題になりました。

  • イベント運営での活用:参加者への案内、チケット管理、当日のQ&A対応などをエージェントに任せることで、人間は「おもてなし」に集中できます。
  • 情報の信頼性:GensparkのようなAI検索エンジンは、複数のソースから情報を検証してくれるため、ファクトチェックの強力な助っ人になります。
配信スクリーンショット:左に参加者のビデオサムネイル、中央右寄りに『Genspark NOW』のスライドが鮮明に表示されている配信画面。

該当箇所の動画リンク(AIエージェントについて):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=1484

🔐 セキュリティとコンプライアンス — 「鍵」をかける重要性

便利になればなるほど、気をつけたいのが「戸締まり(セキュリティ)」です。
配信でも、第三者リスク(使っているツールの安全確認)やデータ流出対策の重要性が語られました。

🛠️ チェックポイント:

  • 「誰が」作ったツールか?:開発元が不明なAIツールに、顧客情報などの機密データを入れない。
  • 「どこまで」許可するか?:API連携などで、必要以上の権限(データの読み書き権限など)を与えない。
  • サードパーティの規約確認:仕事で使うなら、利用規約(データが学習に使われないか等)の確認は必須です。
配信スクリーンショット:『堅牢なセキュリティと実行環境 - 安全なAI運用』のスライド。サンドボックス隔離やシステム保護、ツール実行に関する図解が見える。

該当箇所の動画リンク(セキュリティに関する言及):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=917

📈 SEO・コンテンツ戦略と生成AI(ドメインパワーとロングテール)

WACAの積高之さんも触れていた通り、AIで作った記事が検索結果(SEO)にどう影響するかは、経営者にとって死活問題です。

🍲 コンテンツは「出汁(ダシ)」が命

AIで大量生産しただけの「インスタント記事」は、長期的には評価されにくくなります。重要なのは「ドメインパワー(お店の暖簾の信頼性)」「ニッチな専門性(秘伝の味)」です。

  • ハイブリッド戦略:核となる重要な記事(ピラーコンテンツ)は人間が熱量を込めて書き、その周辺の解説やQ&A(ロングテール)はAIで効率的に網羅する。
  • 検索意図の理解:単にキーワードを入れるだけでなく、「ユーザーが何に困っているか」をAIと一緒に深掘りしましょう。
スライド『自動でSEO対策も』とManusのダッシュボード表示が鮮明に見える配信スクリーンショット。左に登壇者のサムネイルが並んでいる画面。

該当箇所の動画リンク(SEOに関する話):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=984

🛍️ オフラインイベントの“物販”とブランド作り — 物理的な接点の価値

オンライン全盛だからこそ、Tシャツやマグカップといった「物理的なグッズ」がブランドへの愛着(エンゲージメント)を高めます。
配信でも、WACAのおしゃれなパーカーやボールペンが話題になっていましたね。

  • 体験を持ち帰る:イベントの思い出としてグッズが手元にあると、ふとした時にそのコミュニティを思い出します。
  • オンデマンド販売:在庫を持たずに1着から作れるサービスも増えています。まずは「自分たちが着たいもの」を作ってみるのが吉!

該当箇所の動画リンク(グッズ・ロゴの話):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=1770

🧰 実践チェックリスト — いますぐできる7つのアクション

配信を受けて、現場ですぐに取り組める「おうちCEO流」アクションリストです。

  1. 配信リハは必ず「視聴者視点」で:スマホなどで実際にどう見えているか確認する。
  2. SSMLを少しだけ試してみる:Geminiなどで「嬉しそうに読んで」と指示を加えてみる。
  3. アクセシビリティ設定を開いてみる:OS標準の音声入力や視線操作を一度ONにして体験する。
  4. 「よくある質問」をAIに食わせる:AIエージェントの第一歩として、FAQリストを整備する。
  5. 使用ツールの規約チェック:特に無料版のAIツールを使う際は、データ利用ポリシーを確認。
  6. 「一番詳しいこと」を記事にする:AIに頼らず、自分の体験談(一次情報)をブログに書く。
  7. オリジナルグッズを妄想する:ロゴ入りマグカップ一つからでも、ブランド作りは始まります。
ノートブック画面でAIタスクメニューが開き「PPTに変換」などの項目が見えるワンクリック出力のスクリーンショット。

該当箇所の動画リンク(ワンクリック出力の実演再掲):https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=1356

📷 配信で押さえたい“情景”ショット集(解説付き)

配信中に登場した重要な場面をピックアップしました。視覚的にツールの雰囲気を感じ取ってください。

配信画面のスクリーンショット:4分割レイアウトで発表者とスライドが並び、発表者名札とスライド表示の違いが読み取れるクリーンな画像。
プレゼンター表示のCanva画面。中央に『AIニュース・トピックス』スライド、右上にプレゼンテーションモードの設定ポップアップ、左に参加者の映像サムネイルが並んでいる。
配信画面のスクリーンショット。中央に黄色いスライド『ChatGPT 5.2 12.12』が大きく表示され、左側に登壇者のビデオサムネイルが並んでいる。
アクセシビリティ設定のクローズアップ:「ヘッドトラッキング」のメニュー項目とカーソルがはっきり見える画面。
配信画面:中央に『Gemini 2.5 Text-to-Speech』のスライドとスピーカーアイコンが大きく表示され、左に登壇者のビデオサムネイルが並んでいる。
配信スライドと視聴者コメント「このText-to-speechはSSMLは使えるのでしょうか?」が重なったスクリーンショット
配信画面のスクリーンショット:中央に『NotebookLM』のタイトルスライドが鮮明に表示され、左に登壇者のサムネイルが並ぶ
Live Docのワークフロー画面のクリアなスクリーンショット。中央にキャンバス、右にAIパネル、左に登壇者のサムネイルが並んでいる。
ノートブック画面:AIタスクのメニューが開き『PPTに変換』などの項目が見えるワンクリック出力の操作画面。
配信スクリーンショット:『旅のTips:3つだけ覚える』のスライドが大きく表示され、左側に登壇者のサムネイルが縦に並んでいる。スライド本文や見出しが比較的はっきり見える。
配信のスクリーンショット:中央に『Genspark NOW』のスライドが鮮明に表示され、左側に複数の参加者サムネイルが縦に並んでいる画面。
配信画面のスクリーンショット:中央に黄色い背景で大きく『Napkin』と表示されたスライド、左に登壇者のビデオサムネイルが並ぶ。
配信画面のクリーンなスクリーンショット:中央に『Spotifyはアルゴリズムを自分でコントロールできる』のスライドが大きく表示され、左に登壇者のサムネイルが並んでいる。

グッズ・ロゴの紹介シーン。デザインの可愛さが印象的でした。リンク:https://youtu.be/8ZQ9_pG_3eM?t=1770

配信の4分割スクリーンショット:4名の登壇者とスライド背景が表示され、配信名札やスピーカー構成が読み取れるクリーンな画像。
サイバーテーマの背景の前で指差す登壇者の寄りショット。X字の光と回路模様が並ぶ未来的演出。

📚 まとめ — 私が今すぐやるならこれをやる

個人的な優先順位で言うと、まずは「配信と資料の信頼性」を確保します。
リハーサルの徹底、画面の分離、そしてFelo(フェロー)などを使ったライブドキュメントの導入です。次にSSMLやTTSを使った音声UXを整え、アクセシビリティ対応を進めます。

理由はシンプル。「信頼」こそが最強のSEOであり、ブランドだからです。
どれだけ新しい機能を使っても、誤操作で情報漏洩したり、使いにくかったりしては意味がありません。
私の経営哲学でもある「失敗は宝」を活かして、まずは実験→改善のサイクルを回しましょうね。

❓ FAQ(よくある質問)

Canvaのプレゼンター表示は配信でどんなリスクがあるの?

発表者用のメモ(カンペ)や次のスライドが見える画面をそのまま共有してしまうと、ネタバレや見せたくない内部情報が流出するリスクがあります。Zoomなどで共有する際は「ウィンドウ指定」でスライド本編だけを選ぶか、別モニターを用意するのが安全です。

SSMLって必ず学ぶべき?

必須ではありませんが、AI音声を使ってYouTube動画や館内放送を作りたいなら、学ぶ価値は絶大です。「間(ま)」や「抑揚」をコントロールできると、聞き手の納得感が段違いになります。

AIエージェントは中小企業でも導入できる?

できます。いきなり全自動化を目指さず、まずは「よくある質問への一次回答」や「日程調整」といった定型業務から任せてみましょう。小さな成功体験が重要です。

✨ 最後に(ひろくんからのメッセージ)

技術はものすごいスピードで進化していますが、大切なのは「誰のために使うか」です。
人に寄り添うアクセシビリティ、信頼を作るセキュリティ、そして楽しさを共有するグッズ。

私も50キロ痩せた経験や、経営の泥臭い現場から言えるのは、「継続と改善が最強」だってこと。
今日の30分の内容を一つでもいいので、実際に手を動かしてみてください。困ったら私が伴走しますよ。
ではまた次の朝活で会いましょう。

日曜日の朝7時〜8時はZOOM登録必須!最新回はこちらで無料登録できます:https://waca.short.gy/AINews


参考リンク

記事内で紹介したツールや団体の公式サイトです。

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