ChatGPT Voiceが「文字で見える」に進化!ショッピングリサーチ機能と音声対話の新時代を解説した
- ChatGPTのショッピングリサーチ機能は「診断サイト」に近い体験で、条件を対話しながら絞り込み購入判断を助けてくれる
- ChatGPT Voiceの新モードは音声と同時に文字が表示されるようになり、散歩中や料理中でも会話内容を追いやすくなった
- サムネイルのフィードバックやおでんの出汁の分量など、日常のあらゆる場面で音声AIが実用的に使えることが実証された
ChatGPTのショッピングリサーチ機能とはどんな体験か
ChatGPTにショッピングリサーチ機能が追加された。プラスボタンから呼び出せるこの機能、使ってみると「診断サイト」に近い感覚だ。
たとえばノイズキャンセリングイヤホンを探すとき、「主な使用シーンは?」「重視したい機能は?」といった軸を質問しながら提案を絞り込んでくれる。Amazonを開いて商品名で検索するのとは全く違う体験で、自分が何を求めているかを整理しながら選べる。
ゲストのともくんがライブ中に話していたが、「買いたいものは決まっているけどどれがいいか迷っている」という時に特に使いやすい。先にChatGPTで市場調査して、選ぶ軸を整理してからAmazonに行く——このフローが、衝動買いを防ぐ意味でも合っている場面がある。
ゲストのともくんは「なんかお医者さんから処方される感じに近い。あなたのタイプはこれですよって言われたら、あ、じゃあわかりました、ってなっちゃうよね」と表現していた。確かに選ぶ側は条件を答えていくだけで、最後に「これがあなたに合っています」という提案が届く。処方箋をもらう感覚に近い。
ショッピングリサーチ機能の使い方——プラスボタンから始まる新しい購買体験
操作方法はシンプルだ。ChatGPTのチャット画面にある「+」ボタンを押すと、ショッピングリサーチ機能が選べるようになっている。そこから欲しいものを入力すると対話が始まる。
提案が出てくるまでに少し時間がかかる。ほっといて通知が来るくらいの待機時間があるので、その間に別の作業をしておくといい。出てきた提案を読むだけで、ノイズキャンセリングイヤホンなら「どういうポイントで選べばいいか」という軸の整理まで一緒にやってくれる。
試用期間中は無料版でもほぼ無制限に近い形で使えるとのことだった。ただし期間限定の可能性があるので、気になる人はプラスボタンから確認してみることをおすすめする。アメリカのホリデーシーズン(クリスマス周辺)に合わせたリリースだったので、期間については最新の情報を確認してほしい。
インスタントチェックアウトでChatGPT内購入が現実に
ショッピングリサーチのさらに先として、StripeとOpenAIが連携した「インスタントチェックアウト」機能が米国で実装された。ChatGPTの画面から離れずにそのまま購入できる仕組みだ。
日本での実装はまだ先だが、販売者側が事前に登録しておくとChatGPTから自社商品が提案され、その場で購入される流れが生まれる。コース販売やコンテンツビジネスへの応用も視野に入ってくる。僕みたいに講座ビジネスをやっている人にとっては、講座を登録しておくとChatGPT側で「この人に合いそうな講座」として提案されて、そのまま購入まで完結するという未来が描ける。
パープレキシティも同様のショッピング機能を同時期に出しており、AI経由で購入される流れは確実に広がってきている。GoogleでSEOを頑張るという戦略から、AIに「見つけてもらい、提案してもらう」AIOやLMOへとマーケティングの軸が移りつつある流れと重なる動きだ。将来的には「ChatGPTでおすすめしてもらったから買った」が当たり前になるかもしれない。
ChatGPT Voiceが「青い玉」から「文字表示」に変わった
ChatGPT Voiceの大きな変化は、これまで青い玉が揺れるだけだったUIが、音声と同時に文字がリアルタイムで表示されるようになった点だ。
場所はChatGPTの画面右側の音声モードアイコンから呼び出す。以前「音声モード」と呼ばれていたものが「ChatGPT Voice」に名前が変わった。見た目の変化としては、話しかけると画面に文字がリアルタイムで表示されながら、同時に音声が返ってくる。
「さっき何て言ってたっけ」が解消される。散歩しながら対話していて聞き逃しても、画面を見ればわかる。耳と目の両方で情報を受け取れるので、考えながら答えやすくなった。「何を話してくれたかわからずに次へ次へ行ってしまう」という問題が解消されたと、ゲストのともくんが話していた。
ともくんは「文字で見えているし、耳でも聞いている。だから自分でちゃんと考えながら答えられる。なんか私、未来の体験ができるようになったなという感じがした」と表現した。音声AIが日常に入り込む第一歩として、この「文字で見える」化はかなり大きい変化だと思う。
声のバリエーションで使い分けする楽しさ
ChatGPT Voiceには複数の音声キャラクターがある。クリステルさん、メイプルさん、スクースさんなど、気分によって使い分けている人もいる。
僕は「その日の気分でこの声を使おう」という感覚で選んでいる。最初はクリステルさんという声を使っていたが、最近はメイプルさんが多い。落ち着きたい時はスクースさんを選ぶこともある。ともくんは女性の声を使うことが多いという。AIとの対話に「誰と話しているか」という感覚が生まれているのが面白い。
将来的にはこの音声モードが冷蔵庫、電子レンジ、車など様々なデバイスに搭載されてくる。すでにBluetoothで繋げばほぼ実現できる環境にある。OpenAIがルーブル美術館のような場所で音声AIによる館内案内を発表するなど、ChatGPT Voiceが「画面の外」に出始めている。デバイスの進化を待たなくても、今日からスマホのChatGPTをBluetooth接続して使えば、車の中でも音声AIと対話できる。
サムネイルのフィードバックをChatGPT Voiceに頼んでみた——実際の活用事例
実際の活用事例として、翌日の朝ライブ用に作ったサムネイルをChatGPT Voiceに見せてフィードバックをもらう様子を紹介した。
やり方はシンプルだ。ChatGPT Voiceを起動した状態で画像をアップロードし、「プロのデザイナーとしてフィードバックしてください」と話しかける。するとコントラスト・余白・日付の視認性など具体的な改善点が音声で返ってくる。さらに「改善するためのプロンプトをシンプルにまとめて」と続けると、そのまま画像生成ツールに使えるプロンプトも作ってくれる。
スマホのアプリでも同じことができるので、パソコンを開かなくてもその場でフィードバックを得られる。ライブ中に紹介した事例では、コントラストを強めることと余白の調整が指摘され、その後に改善プロンプトを音声で出力してもらった。
この使い方の良さは、両手がふさがっていても使えることだ。料理しながら、散歩しながら、移動しながら、サムネイルを見せて音声でフィードバックをもらう。効率という点では画面を見ながら文字チャットする方が速い場面もあるが、「歩きながら考えを整理する」という用途では音声の方が自然だ。
おでんの出汁をリアルタイムで聞きながら作る——キッチンでの実用事例
もうひとつの活用事例が「おでん作り中に手を止めずに出汁の分量を聞く」だ。料理をしているとき、手が濡れていたり食材を持っていたりして、スマホを触れないことが多い。そういう場面でこそ、音声AIが真価を発揮する。
「5人分、濃いめの出汁、分量を箇条書きで」と話しかけると、水1.5L、和風出汁、醤油、みりんといった分量を音声で読み上げてくれる。メモを見ながら作業するより、料理しながら耳で聞ける方が自然だ。ちょうどスープを仕込みながら隣でAIが手順を教えてくれるイメージで、キッチンでの使い方として実用性が高い。
天気確認から始まって「寒いからうどんを食べたい、近くのおいしい店は?」と続けるフローもデモで紹介された。会話の流れを引き継いでくれるので、毎回ゼロから入力し直す必要がない。この連続性がChatGPT Voiceを「会話の相手」として使える理由だ。
さらに地図の表示も試みたが、5回中1回程度しか安定して表示されなかった。音声とテキスト表示が主体のサービスなので、地図や写真の表示は安定していない。この点は引き続きアップデートが進むことを期待している。
AIが物に搭載される未来は思ったより近い——ナイトライダーの時代が来た
「ナイトライダーみたい」という声がライブのコメント欄から上がっていた。SF的な未来感が、実際の使用感として届き始めている。
音声と映像が一緒に出てくる体験は、確かにテレビで見ていたSFドラマの感覚に近い。でも今それが現実のChatGPTで体験できる。車に搭載されたら運転しながら対話できるという話も出たが、Bluetoothでスマホを繋げば今すぐ実現できる。デバイスの進化を待たなくていい。
OpenAIがルーブル美術館で音声AIによる館内案内を発表するなど、ChatGPT Voiceが「画面の外」に出始めている。美術館での案内、店舗でのカスタマーサポート、家電との連携——この流れは止まらない。どのデバイスにどのタイミングで搭載されるかの違いはあっても、音声AIが「画面の外」で当たり前になる日は確実に来る。
だからこそ今から音声AIとの対話に慣れておくことが大切だ。テキスト入力から音声入力への移行は、スマートフォンへの移行と同じくらいの変化をもたらすかもしれない。毎日少しずつ使ってみることが、その変化に乗り遅れないための最善策だ。
音声AIを日常に取り入れるための最初の一歩
ChatGPT Voiceを日常に取り入れるために、難しいことは何もない。まず今日の天気を音声AIに聞いてみることから始めてみてほしい。「明日の東京の天気を教えて」と話しかけるだけでいい。
次のステップとして、料理中やウォーキング中に何か一つ質問してみることをおすすめする。「5人分のカレーの材料を教えて」でも「今日の運動のモチベーションが上がる言葉を教えて」でも何でもいい。
声のキャラクターも気分で選んでみてほしい。自分が話しやすいと感じる声を見つけると、継続するモチベーションになる。AIとの対話は「ツールを使う」というよりも「対話する」という感覚に近い。その感覚をつかめると、日常の様々な場面で自然に活用できるようになっていく。
よくある質問
- ChatGPTのショッピングリサーチ機能は無料プランでも使えますか?
- 試用期間中は無料版でも無制限に近い形で使えるとのことだった。ただしアメリカのホリデーシーズン(クリスマス周辺)に合わせた期間限定の可能性があるので、プラスボタンから確認してみるのが早い。現時点での利用状況は公式サイトで確認してほしい。
- ChatGPT Voiceの文字表示機能はどこで使えますか?
- ChatGPTの画面右側の音声モードアイコンから呼び出す。以前「音声モード」と呼ばれていたものが「ChatGPT Voice」に名前が変わった。スマホアプリでも同様に使えるので、外出先でも活用できる。画面に文字が表示されながら音声も同時に流れる。
- インスタントチェックアウト機能は日本でも使えますか?
- 現時点ではアメリカのみの対応だ。販売者側がStripeと連携して申請・登録する仕組みで、日本への展開時期は未定。ただしパープレキシティも同様のショッピング機能を出しており、AI経由で購入される流れは確実に広がってきている。
- ChatGPT Voiceで地図を表示させることはできますか?
- できる場合とできない場合がある。ライブ中に何度か試したところ、5回中1回程度しか地図が表示されなかった。音声とテキスト表示が主体のサービスなので、地図や写真の表示は安定していない。この点は今後のアップデートで改善されていくと思う。
- ChatGPT Voiceでサムネイルのフィードバックをもらうにはどうしますか?
- 音声モードを起動した状態で画像をアップロードし、「プロのデザイナーとしてフィードバックして」と話しかけるだけでいい。その後「改善プロンプトをシンプルにまとめて」と続けると、画像生成ツールに使えるプロンプトも出力してくれる。スマホアプリでも同様に使える。
- ChatGPT Voiceはどんな場面で特に役立ちますか?
- 両手がふさがっている場面に向いている。料理中・ウォーキング中・運転中など、手でスマホを操作しにくい時でも音声で質問できる。また散歩しながら自分の考えをAIに話しかけて整理する「壁打ち」の用途にも使いやすい。文字が表示されるようになったことで、聞き逃しても確認できるようになった点が特に便利だ。
- ChatGPT Voiceの音声キャラクターはどのくらいの種類がありますか?
- クリステル、メイプル、スクースなど複数の声のキャラクターが選べる。気分や用途によって使い分けることができる。設定画面から変更できるので、まずいくつか試してみて自分が話しやすいと感じる声を見つけてみてほしい。
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