SIMA 2と診断クイズで仮想世界とリアルの境が溶ける

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん@passion_tanaka)です。

この日のGPTs研究会朝LIVEは、ただっち(多田啓二)と2人で、最新のAIアップデートと「遊ぶように使えるAI診断」をテーマに話した朝でした。診断クイズフローのコースが立ち上がったばかりで、受講生さんが2時間で仕上げたものをその場でデモしてもらって、思わず「とんでもないな」ってなりました。GoogleのSIMA 2という仮想世界で動くAIの話をしながら、うちの息子がロブロックスを「本体」にして現実世界に「ログアウト」してくるという現実と重なって、リアルとバーチャルが本当に溶けてきてるなと感じました。AIがこちらから声をかけなくても先に動いてくる「トリガー機能」の話、そして最後に「自分の軸がないとやばい」という言葉がじわっと残った朝です。

診断クイズフローが2時間でできた、AIの底力を見た朝

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自己紹介パートのスクリーンショット、AI志向について説明している二人のワイドショット

でね。このLIVEの前日、日曜日にAI診断クイズフローのコース第1回が終わったばかりで、ただっちがもう嬉しそうに話してくれました。コース自体は私とただっちと、もう1人のメンバー・高田洋平くんの3人で動かしています。

ただっち(3:34〜)

「これね、3人でやってるんですけど、高田洋平くんっていう本当に拡散の天才ですね。集客もすごいし、人に広めるのが天才的な高田洋平くんとヒロくんと僕の3人でやってるんですけど、それぞれお互いの才能とかを生かし合ってできてることだ」

ひろくん(4:45〜)

「きっとこれをすごい大活躍するのはね、もう楽しみでしょうがないね。」

ただっち

「ちょっと1個ぐらい紹介しましょうか。レムケさんっていうね、レムケ夏子さんという方が」

それぞれの才能を持ち寄って動いてる——これ、ただっちが言ってくれてすごく腑に落ちました。私は仕組みの設計、ただっちはコミュニティとコーディネート、高田くんは拡散力と集客。3人が組み合わさっているから動けてる感じで、まさに3方よしの形が自然にできている。

スプリットスクリーンで配信中の登壇者二名、説明パートの直前の高画質キャプチャ

で、肝心の「何がそんなにすごいの?」という話です。この診断クイズフローとは、ウェブ上で相手に質問を投げかけていくと、答えに応じて次の質問が変わり、最後にその人にぴったりの提案(処方箋)が出てくる仕組みです。お客さんが入ってきて「今日どうしますか?」「悩みはありますか?」と問いかけていくと、AIが「ではあなたにはこれが最適です」と返してくれる——料理で言うと、自動カウンセリングキッチン。今まではこのキッチンを設計するだけで数千万円と数年かかっていました。それが今は。

ひろくん(4:02〜)

「今までは数千万から数百万数ヶ月から数年かかって開発してたものがもうものの2時間の講座の中第1回目でも皆さん1個作れてしまえるというねとんでもない」

数千万・数年が、2時間に。これ、最初に聞いたら「さすがに盛ってない?」と思う人もいると思います。私も自分が一緒に作っているのに、改めてデモを見るたびに「本当か」という感覚が出てくる。でも実際に受講生さんが作ったものをその場で見せてもらったら、本物でした。

たとえばレムケ夏子さんという受講生さん、もともと1600名の受講者を持っていらっしゃる方でした。その方が当日の講座の中で仕上げた診断クイズを、ただっちがその場でポチポチと回答していく形でデモしてくれたんですが、質問に答えていくとタイプ診断がちゃんと表示されてくる。見た目もきれいで、プロが何ヶ月もかけて作ったサービスにしか見えない仕上がりでした。これがAIを使って2時間でできたもの。

素晴らしいコンテンツを持っている方、影響力のある方がこれを使いこなしたときのパワーは、想像するだけでワクワクします。ひろくんが「楽しみでしょうがないね」と言いながら、私もまったく同じ気持ちでした。

分身AIが一人ひとりに長文コンサルを書く、1対1の自動化時代

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左に登壇者のビデオ、右にGmailで開いた診断・提案の本文が鮮明に表示されたスクリーンショット

そこからさらに、私自身が作った診断クイズを見せる場面になりました。私のやつはちょっと趣向が違って、セールス寄りの設計にしています。診断が終わった後に、カウントダウンタイマーと特別特典のオファーが自動で出てくる仕組みを組み込んでいました。

ひろくん(5:44〜)

「だけどオファーまで組み込んでっていうちょっと要望を伝えていって診断結果出すとこれえーと集客発信の診断をするんですけどこれを結構処方箋もしっかり書くようにしてもらってかつ商品サービスをこの悩み事を解決するために最適な商品サービスを自分の持ってる商品のURLとか情報渡しといてそこからカウントタイマーつけて特別特典でオファーを」

自分の商品URLと情報をAIに渡しておくと、診断結果に合わせて「あなたにはこれが必要ですよ」という提案をしてくれて、カウントタイマーでオファーが出てくる。フォームから入ってきた方が、診断を受けて、最後には購入まで辿り着く導線が全部自動化されています。自分が手で書くより丁寧な処方箋が出てくるので、「分身AIが24時間働いてくれている」という感覚がありますね。

さらに面白かったのが、応用編として見せた「個人ごとにカスタマイズされた診断を自動生成する」仕組みでした。これがLIVEでデモとして出てきた瞬間に、私がずっと言い続けていたことが形になったと感じました。

ひろくん(6:35〜)

「例えば個別のそのアンケート的にフォームを送るとその人に合わせた診断結果を生成してくれるっていうことで1人1人のまさに1対1の自動化ができるよっていうふうに僕ずっとお伝えしたと思うんですけどその例としてお客様からあるいはクライアントさんから入力された情報をAI僕の分身のAIが読み取ってそれを一人一人のラブレターを作ってこんだけ長文のコンサルティングする内容を作ってこれ僕が多分作るよりもはるかにハイレベルなものが」

「一人ひとりへのラブレター」という言葉、これが一番しっくりくる表現です。フォームから来た情報を分身AIが読み取って、その人だけに向けた長文のコンサル内容を作ってくれる。しかも私が手で書くよりハイレベルなものになることがある。疲れているときに書いた提案だと観点が抜けることもあるんですが、分身AIは設定した観点を必ず網羅してくれます。さらにGamma APIとつなぐと、診断結果を個人ごとのスライドに自動変換してくれます。

ひろくん(7:26〜)

「これをガンマのapiをつなぐことによってスライドの生成も一人一人に自動的にしてくれるはい最終的にクイズフローというのが解決策」

診断クイズフローというのは、「1対1の自動化」の出口として機能している——この感覚が、デモを通してようやく伝わった気がしました。以前から「2030年には1対1のサービスが当たり前になる」という話をしてきましたが、その前倒しが今すでに始まっています。

GoogleのSIMA 2が示した仮想世界とAIエージェントの話

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SIMA 2 仮想世界で動くAIエージェントのスライド

話ががらっと変わって、ただっちがGoogleのSIMA 2の話を持ち込んできました。「まだリリース前の話なんだけど」という前置きで。

ただっち(8:36〜)

「いつリリースなのかわかんないですけど、あれはちょっと面白そうだなと思って。ちょっとYouTbeのリンクがあるので、それは見ていただこうかな」

ということで、SIMA 2の紹介動画をLIVE画面でみんなで一緒に見るという展開になりました。ただっち自身も「前に見たことがあったと思うけど、さらに進化していた感じがした」と言っていて、久しぶりに見て改めて驚いた様子でした。動画が流れている間は私も黙って見ていて、最初の感想は「映画の予告みたいだな」でした。ゲームっぽい映像が流れていく。でもそれが全部AIによってリアルタイムで生成されているものだとわかった瞬間に、見え方がぐるっと変わりました。

配信画面のキャプチャ、右側の登壇者がヘッドセットを触りながら説明している様子

ただっち(11:04〜)

「これ何だか何だったかというとですね今映画みたいなゲームみたいなもんなのかなっていうふうに思った方もいるかもしれないですよあれが生成されているってことなんですよねあれが新しい、もう少し先へ行くとしたら、そこが新しい世界がブワッと作られて、さらに先へ行くとまたブワッと作られてっていう、それが実現できてくるっていうのが、すごい世界でもあり、マトリックスの世界に来てしまっ」

「マトリックスの世界に来てしまった」——ただっちらしい正直な感想で、私も同じ感覚でした。前に進むたびに新しい空間がブワッと生まれていく。これはゲームの映像を作っているというより、仮想世界そのものがAIによって生成され続けているということです。そして、その仮想世界の中でAIが何億回もの試行錯誤を積み重ねることができる。現実の世界では失敗のコストが大きすぎる場面でも、仮想の中ならいくらでも繰り返せる。

ひろくん(12:04〜)

「やっぱそのvr空間でやることってリアル空間で再現するためのトレーニングだよってねカエル」

「VR空間でやることはリアルで再現するためのトレーニング」——これ、スポーツのイメージトレーニングとまったく同じ構造だと思いました。本番のコートでは何千回も失敗できないけど、頭の中や仮想空間なら何億回でもシミュレーションできる。AIも仮想世界の中で失敗しながら賢くなっていく。SIMA 2の話を見ながら、仮想世界での学習とリアル世界での活用がどんどん繋がっていくという感覚が、具体的なイメージとして掴めてきた気がしました。

いやー……これ、見ていて実感したのが、「AIと仮想世界の組み合わせって、人間が夢として持ってきたことそのものだ」ということで。何億回もシミュレーションして最適解に近づいていく——人間がずっと「できたらいいな」と思っていたことが、今まさに動き始めています。ゲームみたいな映像で見ると「すごい技術だね」で終わりがちだけど、その向こう側にあるのは「現実の世界をより良くするための、途方もない量の練習」なんですよね。ただっちが「マトリックスの世界に来てしまった」と言った瞬間の空気感、あれが正直な反応だったと思います。

息子が「現実世界にログアウト」してくる、リアルとバーチャルが溶ける話

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日々の更新トピック紹介に適したスプリットスクリーンの配信画面、左右に登壇者と読みやすい名札が表示されている

仮想世界とリアルが溶けていく話になったとき、私の口から自然に出てきたのが息子の話でした。これが笑えないんですよ。

ひろくん(12:45〜)

「うちの息子なんかもずーっとロブロックスに住んでて。ロブロックスが本体になってる。」

「住んでて」という動詞が自然に出てきた時点で、もうそういうことです。遊んでいる、じゃなくて、住んでいる。ロブロックスが「本体」で、私たちがいるこっちの世界は外部世界です。で、ご飯だよって呼ぶと何が起きるかというと。

ひろくん(12:58〜)

「現実世界にログアウトしてくるっていう謎のことを」

「ログアウトしてくる」——この言葉、自分で言いながらちょっとゾッとしました。親として「お前がいるとこがバーチャルなんだけど」と何度も思うんですが、本人の感覚としては完全にそっちが現実なんですよね。ゲームを切らせようとすると「今いいとこだから」と抵抗される。それ、こっちに言わせると「だからバーチャルを切ってこっちに来い」なんですが、向こうにとっては「大事な場面でこっちの世界に引っ張り出すな」ということになる。もうこれ、笑い話ですが、かなり本気でそうなっています。

高解像度の配信キャプチャ、左にAIMUNIQ背景の登壇者、右にスライド背景の登壇者がはっきり映っている画面

ひろくん(13:11〜)

「向こうのロボロックスの世界の中に友達がいて、通訳機能、自動通訳機能使って対話してるわけですね、それは盗まないでくださいとか、もう溶けてるなって。」

ロブロックスの中の友達と自動通訳機能を使ってやりとりしている。しかも「それ盗まないでください」というような内容のやりとりが、仮想空間の中で普通に起きている。これ、言語の壁も国の壁も、ゲームの中ではほぼ溶けているということです。ただっちも「同時翻訳、AirPodsが同時翻訳できるようになってる」という話をしていて、現実世界でも言語の壁がどんどん薄くなっています。仮想でも現実でも、同時に、同じ方向に溶けていっています。

親として「いい加減ネットを切れ」と何回も思うんですが、一方でこういう環境で育つ子供たちが言語を越えて外国の友達と当たり前に仕事を頼み合っている現実を見ると、ただ遮断するだけが正しいのかとも感じています。ネットが繋がらない空間に連れて行きたいという気持ちと、でもこれが彼らの世界なんだという気持ちが、両方正直にあります。

でね。ただっちと話しながら出てきたのが、これって「世代ごとに当たり前が更新されていく話」なんじゃないか、ということで。私たちがパソコンやスマホを使い始めた頃、親御さんから「なんであんな機械ばかり触ってるんだ」と見られた経験、ある人も多いと思うんですよね。でも私たちはそこで手を動かし続けたから、今こうして仕事に活かせている。息子がロブロックスの中で言語を越えた友達とやりとりして、トラブルを解決して——あれ、もしかしたら次の時代の基礎体力を積んでいる最中なんじゃないか。そう思うと、ただ「切らせる」より「一緒に覗いてみる」方が正解かも、という気もしてきた朝でした。答えは、まだ出てないですけどね。

写真が動画になって、見たことのない記憶が生まれていく

▶ この話題を動画で見る(15:21〜)

プレゼンの高解像度スクリーンキャプチャ。左に登壇者の映像、中央に元の写真、右に動画プレビューと再生バーがはっきり見える。

話が展開していくなかで、ただっちが「昨日こんなの作ってみた」と画面を出してきました。写真から動画を生成したデモです。

ただっち(15:21〜)

「こんなん、昨日こん、こんなん作った。これが最初、元の画像でここに、スマホかじゃないとできないのかな、もしかしたら。作るっていう機能がありまして、そこから元の写真をこれ」

元の写真を選んで「作る」機能を押すと動画になる——というデモで、ただっちがメンバー数人の写真から生成したものを見せてくれました。私が見た瞬間の第一印象は「あ、これ前に撮った動画?」でした。それぐらい自然に動いていた。で、そこで出てきたのが面白い反応でした。

配信のスプリットスクリーン。右側に大きくスライドタイトルが表示され、左に発表者の映像がある高解像度キャプチャ

ひろくん(16:41〜)

「これね、見た方が、「この動画があったんでしょ?」

「こういう動画があったんでしょ」という感想が出てくる——つまり、存在していなかったはずの動画が「あった記憶」として錯覚されてしまうということです。これ笑い話じゃなくて、記憶の証拠としての「動画」という概念が揺らぎ始めているということで、実は結構深刻な話だと思っています。さらにプロンプトを追加してサンタクロースに変えるというデモも出てきて、「誰が喜ぶんだ」みたいな笑いになったんですが、ここから少し真剣な話になりました。

ひろくん(17:28〜)

「AIのソラ。ソラだとできない言葉だから、やっぱグロックとか、X側は結構無法自体になってるから、悪い反面もあるけど、良い反面。やりやすいよね、」

Soraには制限があって、GrokやX側は制限が緩い。できることが多い分、悪用もされやすい。ただっちもこのあたりで「SNSにみんな顔写真をアップしてるんだから、AIの画像生成を心配するよりそっちのほうが危ない」という話をしていました。AIが写真から動画を簡単に生成できる時代に、自分の顔の管理をどうするかという問いは、もうSNSを使っている全員に関係してくる話です。便利さと怖さが、今の画像生成AIの話には必ずセットでついてきます。

ぶっちゃけ——これ、笑い話にしてるけど、本当は結構怖い話でもあるんです。「この動画はいつ撮ったんだっけ」という問いに、「実際には存在しない動画だよ」と返ってくる時代、もう入ってきています。誰かに見せられた映像が「記憶の証拠」にならない。しかも今後AIが先に動いてくる時代になったとき、その情報の真偽を私たちがどうやって判断するか——これ、すごくシリアスな問いになってくると感じていました。だからこそ逆説的ですが、AIがすごくなればなるほど「直接会って話す」「自分の目で確かめる」「その場で体感する」ことの価値が上がってくるんじゃないかな、と。料理でいうと、見た目だけで本物か食品サンプルか判断できていた時代が終わって、自分で食べてみないとわからない段階に来た——そういう感覚がします。自分の顔と声がSNSに上がっている全員に、もう関係してくる話です。

AIが先に動く時代がくる、自分の軸がないとやばい

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ヒューマンファクターと責任のセクションで使える、左右に登壇者とスライドが見える高画質キャプチャ

この回で私が一番「うわ、それ」ってなった話がここからです。Googleアナリティクスで見えるアクセスの波の話から、人間の行動パターンの話になりました。

ひろくん(19:16〜)

「それを聞くとさ、なんか人間って別に、なんかさっきのゲームみたいな、あれじゃないけどさ、ゲームのキャラクターってね、パターン通りしか動かないって思ってるけど、人間もほとんどパターン通りしか動いてない気がするね。」

「人間もパターン通りにしか動いていない」——これ、言われてみると確かにそうで。私も毎週アクセス解析を見ると、月曜朝はこの時間にアクセスが増えて、土日はこう変化してという波が、ほぼ毎週同じです。個人個人はみんな違うと思っているけど、集合として見るとほぼ予測可能になっている。Amazonが「この人はそろそろこれを頼む」と予測できるのも、その話で。中国ではそれに近いかたちで在庫の予測配置をしているという話も出ていました。注文前に商品が届く、という時代が本当に来るんじゃないかと感じた場面でした。

そして、もっと大きな話として出てきたのが、AIが「自分から動いてくる」という話でした。今は「こちらからプロンプトを入れたらAIが返ってくる」という感覚ですよね。でも、それが変わってくる。

ひろくん(26:36〜)

「AIからアクションしてくるっていうこっちからチャットGPTに何か言わないとプロンプト入れて出てくるんじゃなくてAIから自動的に例えば何時になったら声かけてくれるとか電話かけてくるとか何か、例えば、保育園に着いたらこれをやるとか、そういう自分の行動と連動してトリガーが出てくる。雨が降ってきたら洗濯物取り入れてくださいねっていうのを言うっていうのもより進化してくると洗濯物が干してあるかつ濡れるかもしれない可能性のある天候かつ今外にいる場合には言ってくれるとか」

干しているかどうか、天候の変化、今自分がどこにいるか——その3つが揃ったときだけ声をかけてくれる。これ、昭和のおせっかいおばちゃんのAI版で、なんか懐かしいような感覚もある。でも同時に、「この人(AI)、私のことどこまで把握してるんだ」という感覚も正直来ます。便利さと怖さが、このトリガー機能の話には両方ついてくる。

だからこそ、最後にこれが出てきました。

ひろくん(28:40〜)

「だから本当にこの、これから飲まれてしまわないようにって、自分の軸ないとやばいよ」

「自分の軸がないとやばい」——ただっちもこのあたりで「AIが言われるがままになってしまう可能性がある」「信頼できる人から言われたらわかりましたとなってしまうこともある」という話をしていました。AIが賢くなって優しくなればなるほど、「この人の言うことを聞こう」という気持ちが自然と出てきてしまう。でも責任は取ってくれないし、失敗経験も与えてくれない。だから自分の中にブレない芯を持っておくことが、AIと付き合っていく上で一番大事な前提条件だと私は思っています。AIを便利に使いながら、自分の軸だけはAIに渡さない。そういう付き合い方が、これからの時代には必要になってくるはずです。

ひろくんコラム:繋がりすぎた世界で、繋がらないことに価値が生まれる

配信画面の高解像度スクリーンショット。中央に『GPTs研究会 朝LIVE』の週間スケジュールスライドが大きく表示され、左に登壇者のビデオが並ぶクリアな画面。

このLIVEでただっちが話してくれたのが、4〜5年前に聞いた編集者さんの話でした。「これから繋がらないことに価値が出てくる」と言っていたと。無人島、誰とも会わない時間、恋人たちとだけその瞬間を楽しむ——そういう繋がらない空間に価値が生まれてくるという話で、当時はちょっと先の話に聞こえたらしいんですが、今まさにそれが現実になってきているという感覚があるとただっちは言っていました。

「繋がりすぎちゃってるから、ハイブリッドで行きたい」というただっちの言葉、私もすごく共感しました。LIVEやSNSで毎日誰かと繋がりながら、ふとした瞬間に「ネットが繋がらない空間に行きたい」という感覚が出てくる。息子のロブロックス問題もそうですが、繋がることが当たり前になった分、繋がらないことが贅沢になってきている。

参加人数やグループ参加を案内するスライドとQRコードがはっきり見える配信キャプチャ

AIが賢くなるほど任せられることが増えるほど、「あえて自分でやる」「あえて人と直接会う」という選択の価値が上がってくる。全部AIに頼むんじゃなくて、自分の軸だけはAIに渡さない——そういう付き合い方が、これからの時代には必要になると感じています。分身AIを育てることで自分の軸がより鮮明になっていく、という考え方も、分身AI.comで発信しています。ぜひ読んでみてください。

よくある質問

Q. 診断クイズフローとはどんな仕組みですか?

ウェブ上で質問に答えてもらうと、回答に合わせて最適な提案(処方箋)が自動で表示される仕組みです。LIVEでは今まで数千万円・数年かかっていた開発が2時間でできるようになったと話されました。診断結果の後にカウントタイマーとオファーが自動で出てくる設計も、AIを使えば実現できるとデモが行われました。

Q. SIMA 2とはどんなAIですか?

GoogleのSIMA 2は、このLIVEでまだリリース前として紹介されたAIです。仮想空間の中を前に進むたびに新しい世界がブワッと生成されていく動画を一緒に見ながら、「マトリックスの世界に来てしまった」という感想が出ていました。VR空間でやることはリアル空間で再現するためのトレーニングになるという観点も話されています。

Q. AIのトリガー機能とはどういうものですか?

こちらからプロンプトを入力しなくても、AIが状況を読んで自動でアクションしてくる機能です。LIVEでは「雨が降ってきたら洗濯物取り入れてください」と声かけしてくれる例が出ていました。洗濯物が干してある・濡れそうな天候・自分が外にいる、という3条件が揃ったときだけ知らせてくれるという話でした。

Q. 写真から動画を作るのはどのサービスですか?

LIVEではただっちが写真から動画を生成するデモを見せてくれました。SoraやGrokなど複数のサービスが話に出ましたが、できること・できないことに制限の違いがあり、X側(Grok)は制限が緩い反面、悪用されやすいという側面もあると話されていました。

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