WATCH REPORT

AGENTS.mdと権限・フックの使い分けをチャエンさんが解説。「メールは送らないで」と書いても守られない時の止め方

2026.10.11

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTubeチャンネル「チャエン【AI研究所】」の動画『【全社総会】AIエージェント講座 後編|Claude Code・Codexを使いこなす7つの道具』を紹介するね。

「メールは送らないで」と書いたのに、AIが送ってしまう。そんな時、AGENTS.mdをもっと長くする前に、止める場所を見直したいです。理由を伝える文章と、実行を止める仕組み。ここを分けると、今日触る設定が見えてきます。

チャエン【AI研究所】の今回の動画は、デジライズ全社総会で行われた講座の後編。茶圓将裕さんが、17分09秒でClaude Code・Codexを使う道具を紹介しています。動画内の数字は、茶圓さんの発言またはスライドによるものです。

山場は「AGENTS.mdはお願い。権限とフックはルール」。私はその線に賛成です。私の環境でも、AI秘書の凛ちゃんに、実行の前に止める関所(この記事ではフックと呼びます)を動かして確かめてもらいました。メールの止め方は第3章、実際に動かして確かめたのは第5章です。何が止まり、何が通るのか。読み終えたら、自分の止めたい操作と、中身を見る仕事を分けられます。

CHANNEL

チャエン【AI研究所】

デジライズ第5期全社総会(2026年10月7日)の社内講座を公開した動画です。茶圓将裕さん(株式会社デジライズ 代表取締役CEO)が講師を務めています。

17分09秒。前半に7つの道具(AGENTS.md・フォルダ・スキル・MCP・権限・モード・フック)を順に説明し、後半で茶圓さんのPCの実例、大企業との環境の差、10月の宿題へ進みます。

この記事の軸は「AGENTS.mdはお願い、権限とフックはルール」という動画の線を、私の環境で、実行の前に止める関所(フック)を動かして確かめ、止めたいことをどちらに書くかの使い分けを決めること。

3行でわかるポイント

  1. 7つの道具のうち、情報を渡すのが4つ、動きを止めるのが3つ。AGENTS.mdを長くするだけで、止める役まで任せない。(第1章へ、第4章へ)
  2. フックが確認できるのは、決めた条件まで。探した記録があっても、見つけた物を開いて使ったかは別に見る。(第5章へ、第6章へ)
  3. 私ならこうする。止めたいことを3つ書き、形で決まる物は権限・フックへ。中身で決まる物は、見る日を決めます。(第4章へ、第6章へ)

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01

7つの道具は、渡す4つと止める3つ。机は小さく賢く整える

▲目次
「AGENTS.md」「フォルダ」「スキル」「MCP」の4枚のカードを「渡す」、「権限」「モード」「フック」の3つの門を「止める」として分けた図解
動画キャプチャ: 7つの道具を、AIに渡す4つと、事故を止める3つに分けて並べたスライド(1:36頃)
動画キャプチャ: 7つの道具を、AIに渡す4つと、事故を止める3つに分けて並べたスライド(1:36頃)

茶圓さんは、営業で日々伝えているAIの使い方を、社員にも当たり前に理解してほしいと語っています。AIが一度に扱える情報には限りがある。だから、仕事をする机を小さく賢く整える。そのための道具を紹介する講座です。

茶圓さん(動画の字幕・1:36〜)

「この辺しっかり整えたら別に問題ないんですよ」

机は小さく賢く。そのとおりだと思います。何でも最初から読ませるより、必要な情報を渡し、止めたい操作には止める設定を置く。私は、この両方を整えたいです。

目的は「AIに委ねて、人は積み減らして生き直す」こと。設定を増やすこと自体が仕事になったら、身軽になる方向から離れちゃうよね。

動画の7つのうち、渡す側はAGENTS.md・フォルダ・スキル・MCPの4つ。止める側は、権限・モード・フックです。まず、この違いを押さえる。

動画のスライド「7つの道具を1枚で」(12:20頃)を、読みやすく並べ直したもの
道具ひとこと分け方
AGENTS.md毎回読む約束AIに渡す
フォルダ仕事の置き場所AIに渡す
スキル仕事の手順書。要る時だけ取りに行くAIに渡す
MCP外の道具との差し込み口AIに渡す
権限任せる・聞く・させない、を決める止める
モードどこまで聞かずに進めるか止める
フック決まった時に動く小さなプログラム止める

AI秘書の凛ちゃんに私の設定を確認してもらうと、ホームフォルダの設定は、フック130本、denyの指定49件。私がAI秘書を動かすアプリ(Cockpit)が読む設定は、フック40本、denyの指定25件ありました。

2つの設定ファイルの件数(10月11日・値は読まず、件数だけ数えました)
設定ファイルフックdeny(止める指定)ask(聞く指定)allow(任せる指定)
ホームフォルダの設定130本49件10件18件
AI秘書を動かすアプリ(Cockpit)が読む設定40本25件0件0件

これは2つの設定ファイルに書かれた数です。どちらが今の作業に効くかは別の話で、本数だけで安心はできない。

茶圓さんは道具全体を紹介していますが、私は「止める」側を実際に動かして見ます。たくさんあるかより、止めたい時に止まるか。ここまで確かめて、任せられる設定にしたいんです。

→ まず本数を見る

自分の設定ファイルで、deny・ask・allowの指定件数とフックの本数を数えます。認証情報の値は読まず、どのファイルを数えたかも一緒に記録しておこう。

02

AGENTS.mdとフォルダ。開く場所で、乗る約束が変わる

▲目次
親フォルダの中に子フォルダが2つあり、それぞれにAGENTS.mdが付く。「ここで開く」子フォルダの約束が読まれる図解
動画キャプチャ: 開くフォルダの深さで、乗るAGENTS.mdの約束が増えていく表のスライド(5:53頃)
動画キャプチャ: 開くフォルダの深さで、乗るAGENTS.mdの約束が増えていく表のスライド(5:53頃)

茶圓さんは、フォルダの名前と約束ファイルを整えることで、AIが仕事の前提を持って始められると語っています。毎回、長い説明を入力する代わりに、開く場所へ必要な情報を置く。頼む言葉が短くなる理由は、そこにあります。

茶圓さん(動画の字幕・7:26〜)

「フォルダ階層を整えて AGENTS.mdをちゃんと構築すると」

「本当に適当に入力していけるんですよ」

「だから私プロンプトあんまいらないって言ってるんで」

置き場を整えるほど、頼む側は適当でよくなる。私もその向きで整えています。毎回私が説明を組み立て直すより、AIが必要な情報へたどり着けるほうがいい。

委ねるAIの最低条件は「わからないことは憶測しないできく。わかることは2度聞かない」です。記録にあることまで私が思い出して渡すなら、任せた仕事がまた私に戻ってきます。

私の作業フォルダでは、AGENTS.mdが本文の実ファイル。CLAUDE.mdは、その同じ本文を指す別名になっています。Claude CodeとCodexに、名前を変えて同じ約束を読ませる形です。

この作業で読まれる約束の文章は、ホームのCLAUDE.md、ルールのファイル、作業フォルダのAGENTS.md、さらに.claude/CLAUDE.mdの4種類が重なっていました。ルールのファイルだけで40本あります。

茶圓さんはフォルダ階層全体を整える話をしていますが、私なら最初に約束ファイルへ1行足します。「前に作った物は、ここを探す」。

場所が分かれば、AIは探し始められる。名前を全部直す前に、まず行き先を渡す。今日の一手は、それでいいと思います。

→ 探す場所を1行で

AGENTS.mdの先頭に「前に作った物はここを探す」と、実在するフォルダの場所を書きます。同じ依頼をした時、AIがそこを探し始めるか確認してみよう。

03

スキルは要る時だけ開く。MCPでつなぐ外の道具は、送信を本人が決める

▲目次
引き出しの棚「スキル」から要る時だけ書類を取り出し、外へつなぐ「MCP」の手前に「送る前は本人」の止まれ札を置いた図解
動画キャプチャ: スキルをいつもの仕事の手順書として、要る時だけ開くと説明するスライド(8:08頃)
動画キャプチャ: スキルをいつもの仕事の手順書として、要る時だけ開くと説明するスライド(8:08頃)

スキルは、必要な時に取りに行く手順書。MCPは、外の道具をつなぐためのものです。茶圓さんのスライドには、打合せ後のまとめを作る手順とともに「送信は本人。AIは下書きまで」とあります。できることと、任せる範囲はセットなんですね。

茶圓さん(動画の字幕・8:21〜)

「AGENTS.mdはスタメンやとレギュラーで毎回その試合に出るので」

「絶対開いたら勝手に指示として入ってる」

「スキルは必要な時だけ持ってくる」

「じゃあ最初から入れたらいいやんと思うんですけど」

「これまた原理原則戻っていただくと」

「限られたコンテキストウィンドウを圧縮したくないから」

AGENTS.mdは毎回読まれ、スキルは要る時だけ開かれる。この分け方のとおり、手順は型にして任せる。出す・止める・任せる境界は、自分で決める。私も、この組み合わせで進めます。道具がつながったからといって、最後の操作まで渡す必要はない。

「魂は渡さないだろ。魂は込めるもの。」私が任せたいのは、目的や判断軸を込めた手順です。何を守るかまで、道具の都合で変えたくありません。

メールを送る、投稿する、消す、お金を払う。この実行の直前で止まって聞く、というのが私の線です。茶圓さんの「下書きまで」と同じく、準備ができることと、実行してよいことを分けています。

AI秘書の凛ちゃんに数えてもらうと、ホーム全体のMCPはhermes-grokの1つ、アプリ側の設定ではsociamonialsの1つでした。作業フォルダごとの設定にも、別のMCP(utage-api・chrome-devtools・playwrightなど)が入っています。

アプリ側の設定のdeny25件は、全部がSNS投稿ツールの操作の名前です。投稿する、予約する、公開する、消すほか、画像の取り込み、キャンペーンの作成、契約プランの変更も入っています。mcp__sociamonials__publish_social_post のようにツール名を1行書いたものは、実行の前に止まる仕組みです。一方、ホームフォルダの設定のdeny49件には、語で探した範囲では、メールの送信にあたる行は見当たりませんでした。denyで見るかぎり、メールの線は文章のお願いに寄っています。

茶圓さんが語る接続数は24個です。私の数は全部は数えていないので、本数では並べません。

ここで見たいのは、送る直前にどこで止まるか。手順書に書き、実行側にも止める設定を置く。その両方があると、任せる範囲がはっきりします。

→ 最後の操作を決める

メールなら「宛先と本文を作る」と「送信する」を分けます。Gmailのコネクタを使うなら、送信にあたるツール名をdenyに1行足します。名前は自分の環境のツール一覧で確かめます。足したら、AIに「自分宛てにテストメールを1通送って」と頼み、実行されずに拒否されるかを見ます。

04

お願いとルール。1行で効く場合と、効かない場合

▲目次
玄関の扉に、AGENTS.mdの「お願い」の貼り紙と、権限・フックの「ルール」の鍵がある。貼り紙と鍵の違いを示す図解
動画キャプチャ: AGENTS.mdは「お願い」、権限とフックは「ルール」と並べて比べるスライド(10:10頃)
動画キャプチャ: AGENTS.mdは「お願い」、権限とフックは「ルール」と並べて比べるスライド(10:10頃)

茶圓さんは、AGENTS.mdに書いたお願いの効果が薄かった経験と、JSONの設定で送信を止める話をしています。文章に書くことと、実行時に止めることは違う。この線は大事です。ただ、私の環境には、指示を1行足して改善した例もあります。

茶圓さん(動画の字幕・10:12〜)

「あんまり効果薄かったりするんですよ」

「プロンプトなんで無視すると」

「メール送んないでって僕も一応書いてますけど」

「JSONに書いたら 絶対守るみたいなっていうところがあるので」

形で決められることは、権限やフックに移す。ここは動画の線のとおりに動かします。同じ指摘を私が繰り返す状態を、文章の追加だけで終わらせたくありません。

守りたいのは、好きなことに夢中になる時間です。約束を守る仕組みは、そのためのものだと考えています。

私の環境では、前に作った物を使わず作り始めるという同型の指摘が、記録に残る限りで、少なくとも9回ありました。そこで10月8日、探す手順のルールと、確認の質問を出す手前で探した記録を調べるフックを入れています。ここで動かしたのは、確認の質問を出す入口に置いた関所です。設定ファイルのフック130本の1つではありませんが、実行の前に条件で判定する点は同じなので、この記事ではフックと呼びます。

一方、指示の1行が効いた例もある。AIが私に確認の質問を出した時、選択肢ではなく自分の言葉で答えることがあります。その答えへの返事を、次の質問の冒頭に「■返事:」の行で書く。この1行を、AIが質問を書く場所4つへ足しました。

返事が入っていた割合は、1行を足す前が409件中86件で約21%、足した翌日が219件中148件で約68%でした。同じ日に指示ファイルの入れ替えやフックの追加もあり、1行だけの効果とは言い切れません。同じ1行を足すなら、足す前と後で数えて比べておくと、効いたかどうかが見えます。

ルールが効いていなかったと気づく振り返りの方法は、Claude CodeのRulesが効いていなかった話をかわしんさんが解説した記事に書きました。茶圓さんの話に、私はこの両方を重ねます。お願いで届くこともある。繰り返すなら仕組みにする。ただし、返事の行があるか、探した記録があるかという形と、その中身がよいかは別。止める条件は、お願いとルールの使い分けとあわせて、形と中身を分けて決めます。

→ 形と中身を書き分ける

止めたいことを書き、「送信を実行する」「探した記録がない」のように形で判断できる物と、「見つけた物を適切に使う」のように中身を見る物へ分けてみよう。

05

権限・モード・フック。動かして分かった、止まる範囲と止まらない範囲

▲目次
3本の道の先の門。「探した跡なし」と「既存なしと1行」は停止、「公開の確認」は通る。門が止める範囲を示す図解
動画キャプチャ: フックを、決まった時に動く小さなプログラムとして説明するスライド(11:23頃)
動画キャプチャ: フックを、決まった時に動く小さなプログラムとして説明するスライド(11:23頃)

茶圓さんは、権限とフックを整えたうえで使うモードを紹介し、最初は自動か、1つずつ確認する手動から始めて、権限が整ったら自動で任せてよいと話しています。設定ファイルにallow・ask・denyを書く。フックは動こうとする時に条件を判定する。私の環境では、実行を伴わない入力で、その動きを確かめました。

茶圓さん(動画の字幕・11:00〜)

「MDちゃんと整えてJSONで禁止事項をやっといたら」

「バイパスでガーってやっても問題ないんですよ」

権限とフックを先に整えてから、モードを上げる。この順番でいいと思います。委ねた先を信頼できる仕組みが先。速く動く設定を選ぶ前に、止まる条件を確かめたいです。

私のホーム設定は、既定モードがauto(確認を減らして進めるモード)。権限を整えてから自動に寄せる、という茶圓さんの順番に近い形です。先ほどのフックのうち、実行の前に動く型(PreToolUse)は81本でした。

denyの指定のうち、gitのpush・reset・clean(履歴を書き換えたり消したりする操作)に当たるものが7件、削除に当たるものが2件。書かれた数に加えて、何を止める指定かを見ます。

AI秘書の凛ちゃんには、質問を実際には出さずに、前に作った物を探したかを調べる関数だけを直接動かしてもらいました。試した入力は3種類です。このフックが見るのは、質問の文章に「前に作った物を探した結果」を書いた行があるか、という一点だけです。

前に作った物を探したかを調べるフックを、質問を出さずに直接動かした結果(2026年10月11日)
試した入力結果理由
設計のやり方を問う質問で、探した記録がない止まる「前に作った物を探した」行がない
同じ質問で「前に作った物はありません」とだけ書く止まる探した結果のファイルが書かれていない
公開してよいかを問う質問通る設計のやり方を問う質問ではない

表の1行目と2行目は止まり、3行目は通りました。「前に作った物はありません」と1行だけ書いても、探した検索結果のファイルが書かれていなければ止まります。

止まる操作と止まらない操作を見分ける考え方は、Claude Codeのsandboxで止まる操作と止まらない操作を確かめた記事にも書いています。止まったのは、探した記録がない形まで。公開の許可を、このフックが出したわけではありません。茶圓さんの運用説明に対し、私はこの範囲を実際の入力で確かめています。

同じ作業の中で、別のフックがAI秘書の確認コマンドを3回止めました。コマンドの文字列に、設定ファイルの名前を指す語が入っていたためです。フックが見ているのは意図ではなく文字列で、語を言い換えると通りました。止める仕組みは、書いた条件のとおりにしか止めません。

→ 安全な入力で確かめる

止まるはずの入力と、通るはずの入力を用意します。本番の相手ではなく、自分宛てやテスト用のフォルダで、止まるはずの頼みと通るはずの頼みを1つずつAIに出します。拒否された理由を読んで、想定と比べてみよう。

06

止まらない中身は、人が見る。茶圓さんの実例と宿題から

▲目次
書類の山を虫めがねで見る「人が見る」と、閉じた門「形」の間に、週1と月1に丸をつけたカレンダーを置いた図解
動画キャプチャ: 茶圓さんのPCに置いてある情報の件数を並べた「茶圓の実例」のスライド(12:45頃)
動画キャプチャ: 茶圓さんのPCに置いてある情報の件数を並べた「茶圓の実例」のスライド(12:45頃)

茶圓さんは、多数のAGENTS.mdや議事録があっても、定期的に見直していると語っています。後半では、大企業との利用環境の差と、フォルダ階層を整える・アプリを作るという宿題へ進みます。整えたあと、どう見続けるかまで含む話です。

茶圓さん(動画の字幕・12:45〜)

「1週間とか月1整理してて」

「無駄なMDないかとか フォルダ階層大丈夫かとかは」

「ちゃんとチェックさしてるというところでございます」

止める物と、見る物を分けて、見る日を決める。茶圓さんの定期的な見直しは、私も取り入れたい。フックがあるから中身も大丈夫、と任せきりにはしません。

AIが決めた通りに動かないことは、私が見張り続ける理由にもなるし、仕組みを直す手がかりにもなる。私は手がかりのほうに使いたい。放っておくという意味ではありません。

探した記録を求めるフックが入ったあとの2日間にも、前に作った物を使っていない・探していないという指摘が4件ありました。

探した記録を確認しても、見つかった物を開いて使ったかまでは止めない。その受け持つ範囲を、後に出た指摘でも確かめた形です。

「前に作った物を使っていない」型の指摘を、「あるはず」「作り込んだ」などの語で数えた回答の数(同じ指摘とは限らない目安)
期間指摘の数備考
9月19日〜10月7日(19日間)29件フックが入る前
10月8日2件この日にフックが入った
10月9日〜10日(2日間)7件中身を読んで「前に作った物を使っていない」と確認できたのは、このうち4件

1日あたりに直すと、前は約1.5件、あとは約3.5件です。減ったとは言えません。前の29件は語で数えた目安で、中身は読んでいません。

わざと機械では止めないルールもあります。確認の質問の文章に作業用語が混ざっていないかを調べると、10月6日以降の957件のうち593件が、決めた言葉の一覧に当たりました。「納得した」のような普通の使い方も多く、小さめのAI(Haiku)に読ませても、分かる文章と分からない文章を見分けられなかった。

AIに任せる範囲の線引きは、Claude Codeで任せる範囲の線引きを決めている開発者の記事でも整理しました。システム担当のAIに試してもらい、このルールは機械では止めない形に決まりました。残りは、書く側が毎回守る約束です。茶圓さんの整理に加え、私が見たいのは通った中身。止めた理由と通した内容を見返して、次に直す所を決めます。

→ 通った内容を見る日

週に1回、フックが止めた物と通した物から、合わせて3件の中身を見ます。止めすぎていないか、通った内容に問題がないかを読み、直す対象を具体的に決めよう。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. この動画は、誰が出演していて何分ですか?

A. チャエン【AI研究所】の動画で、講師は株式会社デジライズ代表取締役CEOの茶圓将裕さんです。長さは17分09秒。全社総会で収録された、AIエージェント講座の後編です。

Q. AGENTS.mdに「送らないで」と書くだけでは足りませんか?

A. 茶圓さんは、AGENTS.mdに書いても効果が薄い場合があり、止めたい操作は権限とフックに書くと語りました。私は、理由はAGENTS.mdへ、実行を止める条件は権限・フックへ置きます。設定後は、止まる入力で動きを確かめたいです。

Q. 権限とフックは、何が違いますか?

A. 動画では、権限は設定ファイルのallow・ask・denyで実行の扱いを決めるもの。フックは、決まった時に動き、入力や操作をプログラムで判定するものです。どちらも、設定した対象や条件を確かめて使います。

Q. 後半の実例と宿題は、何の話ですか?

A. 茶圓さんのPCにある議事録やAGENTS.mdなどの実例、定期的な整理、大企業との利用環境の差についての見通しです。最後に「フォルダ階層を整える」「アプリを作る」という2つの宿題を挙げています。私は本数より、止まる条件と通った中身を見直す所に注目しました。

MATOME

まとめ。止めたいことは、形で決まるか、中身で決まるかで仕分ける

▲目次

「AGENTS.mdはお願い。権限とフックはルール」。この言い方は、私の整理にもそのまま使えます。理由を伝える文章と、実行を止める仕組みは、使い分けて両方置きます。ただ、フックが通した中身までよいとは限らない。

今日やるなら、止めたいことを3つ書き出そう。形で決められる物は権限かフックへ。中身で決まる物は、見る日を決める。設定の本数を増やす前に、何を止め、何を見るかを決めたいです。

COLUMN

玄関の貼り紙と、玄関の鍵

ひろくんが、貼り紙と鍵のある玄関の扉を指さす。扉の貼り紙は「貼り紙」、取っ手の鍵は「鍵」で、2つの間に「止めるのは鍵」の札がある図解

たとえるなら、玄関の貼り紙と、玄関の鍵です。たとえば「土足厳禁」の貼り紙は、読んでくれる人には効きます。声をかけなくても、靴を脱いで入ってくれる。文章だから弱い、と片づける必要はないんです。理由が伝わり、読む人が動きを変えられるなら、それで足りることもある。ただ、貼り紙を読まない人にも同じように効くかは別。伝えたことと、止められることは違います。ここを一緒にすると、もっと大きく書けばいいのかな、と文章ばかり増えてしまう。

鍵は、貼り紙を読まない人も止めます。ドアを開けられる条件を、行動する人の理解とは別に決める。これは頼む側にとっても、大きな違いです。「ちゃんと読んだかな」と見続ける仕事を減らせるから。ただし、鍵が受け持つのはドアを開けるかどうか。入ったあとに何へ触るかまで、鍵が決めてくれるわけではありません。閉まっているから安心できる所と、開いたあとに見る所。安心の範囲は、鍵が確認できる範囲と合わせて考えたいですね。

貼り紙にも役目があります。靴を脱ぐ理由や、入ったあとに大切にしてほしいことを伝えられるからです。鍵だけでは、その理由は届かない。私は、止める条件を決めたら、文章を全部なくしてよいとは考えません。反対に、理由が伝わったから鍵は要らない、とも決めない。伝えることと止めることを、それぞれの場所で働かせる。

最後に見たいのは、鍵が閉まっていたかだけではありません。入った人が、何をどう扱ったかです。だからといって、ずっと後ろについて見張る生活には戻りたくない。任せるとは、何も見なくなることではなく、見る必要がある所を選べるようになること。私は、そんな身軽さをつくりたいです。

任せ方の考え方は、分身AI日記のDAY160「賢いAI」より「委ねるAI」にも書きました。分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

タイトル【全社総会】AIエージェント講座 後編|Claude Code・Codexを使いこなす7つの道具
チャンネルチャエン【AI研究所】
長さ17分09秒
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=JOqKT8C91-0

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