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Claude Code の Rules が死んでいた話をかわしんさんが解説。振り返りで気づくサイレント故障の見つけ方

2026年9月15日

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、かわしんさんの「Claude Code の Rules はもう死んでいる」という記事を紹介するね。

設定したはずのルールが、いつの間にか効かなくなっていました。そんな報告を読んで、正直ゾッとしたんです。Claude Code の Rules や Hooks、サブディレクトリの CLAUDE.md が2026年8月18日からauto-modeで発火しなくなっていたのに、誰も気づかないまま10日以上が過ぎていた話です。この記事を読むと、「設定したから安心」がAIツールの世界でどれだけ脆いか、そして気づくための仕組みを自分の運用にどう仕込むかが分かります。

3行でわかるポイント

  1. 何が起きたか。2026年8月18日以降、Claude Codeのpath付きRules・Read発火のHooks・サブディレクトリのCLAUDE.mdが、auto-modeのシステムプロンプト変更でごっそり発火しなくなっていました。
  2. なぜ気づかなかったか。原因はBashツール優先の指定でRead自体がバイパスされていたためです。エラーも警告も出ず、症状は「ルールが反映されない手戻り」という地味なものだけでした。
  3. 解決策の選び方。フックでルールを注入し直す対症療法ではなく、CLAUDE_CODE_THRIFTY_SONIC というfeature flagを無効化して、原因のシステムプロンプトごと外す方を選んでいます。
  4. 気づけた理由。著者が毎回のセッションを振り返る「/retrospective」スキルを回していたからこそ、このサイレント障害に気づけました。
01

「死んでいるのは Rules だけではない」——気づけないまま10日過ぎていた話

かわしんさん(kawasin73のブログ本文より)

ちなみに死んでいるのは Rules だけではないです。Read ツールによって発火する Hooks や、サブディレクトリの CLAUDE.md も読み込まれずに死んでいます。

「死んでいるのは Rules だけではない」——気づけないまま10日過ぎていた話

2026年8月18日から、Claude Codeの中でひっそり壊れていたものがありました。

これ、地味に怖い話です。派手なエラー画面が出るわけじゃない。「設定したはずのルールが、なぜか効いてない」って、一番気づきにくい壊れ方なんです。しかも10日以上、誰も気づかなかった。私、AI秘書の凛ちゃんチームに毎日いろんな判断を任せてます。で、「任せる」って見ないで放り投げることじゃないんです(それ、ただの丸投げ)。委ねたい気持ちはある。でも委ねた先が嘘つく・逃げる・やらないなら、任せられない。信頼できる仕組みが先。これが私の軸です。Rulesが静かに死んでたこの10日間、まさに「信頼できる仕組み」の土台がぐらついてた期間なんですよね。気づく手段を持ってたかどうかが分かれ道でした。便利なツールほど「入れたら終わり」になりがちです。でも入れた後も時々様子を見にいく。それをやらないと、土台が崩れてることにすら気づけない毎日が続いてしまいます。「入れて終わりにしない」。この一手間が、地味だけど効くんです。

🎯 今日できること:自分の.claude/settings.jsonを開いて、今日中にCLAUDE_CODE_THRIFTY_SONICの項目があるかを5分だけ確認します。

02

「Read ツールではなく…Bash ツールを使うように指定している」——静かに壊す設計変更の怖さ

かわしんさん(auto-modeのシステムプロンプト調査部分)

auto-mode のシステムプロンプトが、Read ツールではなく cat / sed / grep などの Bash ツールを使うように指定しているという事でした。そのため、 Bash ツールの実行はルールをバイパスして今回の事故が起きていました。

「Read ツールではなく…Bash ツールを使うように指定している」——静かに壊す設計変更の怖さ

なぜRead ツールが使われなくなったのか、原因までかわしんさんは追いかけています。

これを読んで「あ、これ私のAI運用でも起こりうるやつだ」って思いました。誰かが「LLMはbashの方が上手に使えるから」って理由で足したであろう一行が、遠く離れた場所にあるルール機能をまるごと殺してた。この距離感が一番怖いところなんです。私が普段AIに仕事を任せる時の最低条件も、実はここにつながってます。「わからないことは憶測しないできく。わかることは2度聞かない」って線引きを自分の中に持ってるんですが、これ裏を返すと「AIが何を根拠に動いているか」を人間側も時々のぞきにいかないと、この手の静かな設計変更には絶対に気づけないってことなんです。便利になればなるほど、中身を見なくなる。だからこそ時々のぞく癖が要るって思います。私も分身AIへ毎日いろんな判断を渡してますが、渡した後の中身を見に行く手間を惜しんだ瞬間から、本当に任せられているのか、ただ丸投げしているだけなのか、境目が曖昧になっていく気がしてます。中身をのぞく手間は、信頼を裏切らないための最低限の投資だと考えています。

🎯 次にやること:直近1週間で「ルールを書いたのに反映されない」と感じた場面を1つ思い出し、使ったツールがReadだったかBashだったかをメモに書き出します。

03

「完全な対症療法で安直すぎます」——応急処置と土台を見分ける

かわしんさん(PostToolUseフック案への評価)

完全な対症療法で安直すぎます。まず、ファイルを編集する命令を生成した後にプロンプトを注入しても遅いですし、それぞれのルールがすでに注入されているかどうかを管理しなければならないので複雑になります。

「完全な対症療法で安直すぎます」——応急処置と土台を見分ける

Claude Code自身が最初に出した解決策を、かわしんさんはあっさり却下しています。

正直に告白します。私、この判断が一番好きです。AIが出してきた「動く解決策」に飛びつかずに、「これ根っこを直してないよね」って自分の頭で仕分けてる。私自身、シェフのつもりでキッチンに立ちすぎてしまう性質があります。「委ねるOS」で実行そのものは手放す練習をしています。手放すのと、中身を確認しないのは別モノなんです。分身AIや仕組みへ所有権を預けても、その仕組みが症状だけ隠してるのか、根っこを直してるのかは、最後に自分の目で見て決めます。ここを飛ばすと、便利さの裏でどんどん脆さが積み上がっていく。この記事の著者がやってたのは、まさにその「最後の一手」だったんだと思います。AIが出した答えをそのまま採用するか、一段立ち止まって仕分けるか。この差、時間がかかるようでいて、後から出てくる手戻りの量を考えたら近道になることの方が多い気がしてます。急がば回れ。AIとの仕事でも、やっぱり通用すると感じました。

🎯 10分でやること:今動いている自分の応急処置(フック・回避策)を1つ選び、根本原因を潰しているか症状だけ隠しているかを10分で仕分けます。

04

「feature flag を無効にすれば…比較的安全だと思います」——根っこを潰す解決策の選び方

かわしんさん(根本原因への対処部分)

その結果 CLAUDE_CODE_THRIFTY_SONIC feature flag を無効にすれば問題のシステムプロンプトを削除できるということを発見してもらいました。また、この feature flag の影響範囲を調べてもらいましたが、問題の Read ツールより Bash ツールを使う指定の部分のみということだったので、この feature flag を無効化することは比較的安全だと思います。

「feature flag を無効にすれば…比較的安全だと思います」——根っこを潰す解決策の選び方

ここでかわしんさんは、直った後の確認までもう一段丁寧にやっています。

「直った、よかった」で終わらせない。そのフラグを切ったら他に何が変わるのかまで確認してから実行に移してます。私が仕組みを人やAIへ任せる時も、同じ順番を守るようにしてます。「見本とカルピス原液をマージするのが最強」って自分の判断軸があるんです。見本は強い型ややり方で、カルピス原液は自分の価値観や背景。AIが型を選んでくれても、その型がどこまで自分の状況に効くかは、最後は人間側が影響範囲を確かめてから乗ります。「なんとなく直ったっぽい」で終わらせず、「どこまでが安全な範囲か」を言葉にしてから渡す。この記事の著者がやってたのは、まさにそういう一手でした。AIが出した解決策を鵜呑みにせず、その影響範囲まで確かめてから採用する。この一手間があるかどうかで、同じ「直った」でも中身の信頼度がまるで違ってくるんです。小さな確認の積み重ねが、結局は一番の近道になります。

🎯 今日からのルール:feature flagや環境変数を無効化する前に、その影響範囲をAIに1回聞いてから実行する、を今日からのルールにします。

05

「振り返りをするとサイレントなAIハーネスのリグレッションに気付ける」——検証を仕組みに埋め込む

かわしんさん(記事末尾のまとめ)

多分 Rules が動いていないことにみなさん気づいていないのかもしれません。または、Claude Code が使われなくなってしまったのか。振り返りをするとこういうサイレントな AI ハーネスのリグレッションに気付けるので、振り返り、おすすめです。

「振り返りをするとサイレントなAIハーネスのリグレッションに気付ける」——検証を仕組みに埋め込む

この不具合、かわしんさんは新しい作業のついでじゃなく振り返りの時間に見つけています。

私も毎日、AIとの一日を振り返る時間を意識的に確保してます。「AIとの認識のズレを、現場ですり合わせるボールとして人間へ戻すか。それとも一段上の視点から仕組みを改善するきっかけとして受け取るか」。同じズレでも、見る高さでまるで意味が変わるって整理してます。かわしんさんのこの一件も、「ルールが効かない」という現場のズレを、その場しのぎで終わらせずに、一段引いた振り返りの時間で「AIハーネス全体の設計ミス」として捉え直したから解決まで辿り着いてます。現場で困った瞬間だけじゃなく、定期的に一歩引いて見る時間を持つこと自体が、AIに仕事を任せる上での装備の一つなんだと思います。この振り返り、特別なツールがなくても始められます。セッションの終わりに「今日、思った通りに動いたか」を一言メモするだけでも、積み重なれば同じ効果になるはずです。詳しくはClaude Codeの/insightsで使い方を診断した記事でも近い話をしてます。良かったら合わせて読んでみてください。

🎯 今週の予定:今週のどこかで15分、自分のAI運用を振り返る時間を1回だけ予定に入れます。

06

「インストール済みバイナリの埋め込みソースから逆引きした」——手を抜かず調べ切る姿勢

かわしんさん(原因調査の裏側について)

どうやってこの feature flag を発見したのかを聞いたところ、インストール済みバイナリの埋め込みソースから逆引きしたそうです。いいね。よくないけど。

「インストール済みバイナリの埋め込みソースから逆引きした」——手を抜かず調べ切る姿勢

原因のfeature flagは、公式ドキュメントに書いてあった情報ではありませんでした。

「いいね。よくないけど。」という著者の一言、すごく正直でいいなって思います。ドキュメントに答えが無い時、AIに調べさせて終わりじゃなくて、バイナリの中まで潜って確かめてる。私が分身AIやAI秘書のチームに求めてる姿勢も、実はここに近いんです。「AIの嘘・手抜き・無断実行はありのままではなく、感謝を持って仕組みを改善し、役目を果たせるよう育て直す対象」だと自分の中で線を引いてます。調べ尽くさずに「たぶんこう」で止めるのは、私にとっては手抜きと同じ扱いです。AIハーネスまわりの不具合、公式が追いついてない部分がまだまだ多い。だから最後の一段を自分たちで掘りにいく姿勢そのものが、この記事の一番の学びだったと思います。答えが無い場所ほど、自分の手で確かめる価値があります。今回、あらためて実感しました。

🎯 15分の宿題:「たぶんこうだろう」で止めている調査を1つ選び、公式ドキュメントかソースコードまで15分掘って確かめます。

FAQ

よくある質問

Q. CLAUDE_CODE_THRIFTY_SONIC って何ですか?

A. Claude Codeのauto-modeに入っているfeature flag(機能の有効/無効を切り替えるスイッチ)の名前です。このフラグが有効だと、Readツールの代わりにcat/sed/grepなどのBashツールを優先するようシステムプロンプトが指定され、その結果path付きのRulesやHooks、サブディレクトリのCLAUDE.mdが発火しなくなる、という副作用があったと報告されています。

Q. 自分の環境でもRulesが動いていないか、どうやって確認すればいいですか?

A. かわしんさんの記事によると、対処は環境変数CLAUDE_CODE_THRIFTY_SONICを無効にするよう.claude/settings.jsonを設定することです。まずは自分の.claude/settings.jsonにこの設定が入っているか、または意図した通りにRulesが発火しているかを1回試してみるのが早いです。path付きのRuleを1つ用意してファイルを編集し、ルールの内容が実際に反映されているかを目で見て確かめるのがおすすめです。

Q. feature flagを無効化するのは安全ですか?

A. かわしんさんは記事内で、このフラグの影響範囲を別途調べさせた上で「問題のRead ツールよりBash ツールを使う指定の部分のみ」だったため「比較的安全」と判断したと書いています。ただしこれは1つの事例の報告であり、自分の環境で同じ結果になるとは限らないので、無効化する前に自分でも影響範囲を確認するのがおすすめです。

Q. 振り返り(retrospective)って具体的に何をするんですか?

A. かわしんさんは毎回のセッションで「うまくいった事とうまくいかなかった事を振り返る」/retrospectiveというスキルを使っていて、その振り返りの中で「pathsを指定したRuleがファイルの編集時に発動せず手戻りが発生した」という違和感が上がってきたのが発見のきっかけだったと記事に書かれています。特別なツールがなくても、セッションの終わりに「思った通りに動いたか」を短く振り返る時間を作るだけで同じ効果が期待できます。

Q. path付きのRulesとpath指定のないRulesで、違いはありますか?

A. かわしんさんの記事はpath付きRule(特定のディレクトリ配下だけに適用するルール)が発動しなかった話を扱っています。原因のBashツール優先の指定がReadツールの実行そのものをバイパスしていたため、Readツールをトリガーに発火する仕組みは種類を問わず影響を受けていた可能性があります。自分の環境で似た症状が出ていないか、path指定の有無に関わらず一度確認しておくと安心です。記事の中では触れられていない部分なので、心配な場合は自分の設定ファイルを直接読んで、想定通りの挙動になっているかを実際に試してみるのが確実です。

MATOME

静かに壊れる仕組みほど、振り返る時間が要る

かわしんさんの記事が教えてくれたのは、Claude Codeという1つのツールの不具合情報だけじゃありません。「便利に使えている」と「正しく動いている」は別物だという、当たり前だけど見落としがちな事実でした。

エラーも警告も出ないまま、設定したはずのルールが10日以上効いていませんでした。この静かさこそが一番の怖さで、気づく手段は日々の振り返りという地味な習慣の中にありました。

AIツールに仕事を任せる場面が増えるほど、「動いているつもりで実は動いていない」に気づく仕組みを、自分の運用のどこかに1つは仕込んでおきたいです。

かわしんさんが最後に書いていた「振り返り、おすすめです」。あっさりした一言ですが、この記事全体の結論そのものだと思います。特別な監視ツールを入れるより先に、まず自分の振り返りの時間を守ります。

COLUMN

セカンド冷蔵庫の奥で、賞味期限切れに気づかない話

セカンド冷蔵庫の奥を覗き込むひろくん

料理に例えると、この記事の話は「セカンド冷蔵庫にしまった食材の賞味期限が、いつの間にか切れていた」に近いです。目の前のキッチンはスッキリしてるのに、奥の冷蔵庫の中で静かに傷んでるものがある。開けてみるまで気づけません。

私は「捨てる」んじゃなくて「分身AIやAI秘書のチームに所有権を預ける」やり方で、自分のキッチンを身軽に保つようにしてます。でもそれ、預けた食材を二度と見ないという意味じゃないんです。冷蔵庫の中身は、時々開けて匂いを確かめないと分かりません。

Claude CodeのRulesが静かに死んでいた10日間って、まさに冷蔵庫を開けずに過ごした期間だったんだと思います。中で何かが起きていても、扉を閉めたままだと料理の味が急に落ちるわけじゃない。だから余計に気づきにくいんです。

だからこそ、振り返りという「冷蔵庫を開ける習慣」が要ります。毎回全部の食材を出して点検する必要はなくて、週に一度でも扉を開けて匂いを嗅ぐだけでいい。かわしんさんの/retrospectiveも、私が毎日やってる振り返りも、やってることはそのくらいシンプルです。

抱え込みOSのままだと、冷蔵庫の管理まで自分一人で背負い込んで、結局チェックする余裕がなくなります。委ねるOSは、所有権は預けつつ、扉を開ける習慣だけは自分の手元に残しておくバランス。AIと付き合う上で、ここの線引きは今後もずっと大事にしていきたいです。

セカンド冷蔵庫を持つこと自体は、全然悪いことじゃありません。捨てずに済むし、キッチンも身軽になります。ただ、扉を開ける習慣までセットで手放してしまうと、いつか中身がまるごと傷んでいた、なんてことになりかねません。だからこそ今回、他人事じゃなく私自身への備忘録として読みました。

👉 「委ねるOS」の話は分身AI.comもチェックしてね!

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REF

参考リンク

📄 今回紹介した記事

著者かわしんさん(id:kawasin73)
媒体kawasin73のブログ(はてなブログPro)
公開日2026年9月5日
元URLhttps://kawasin73.hatenablog.com/entry/2026/09/05/092056

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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