WATCH REPORT

Claude Code /goalなら毎週同じ指示を打ち直さずに済む、飯塚浩也さんの解説

2026.10.13

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、飯塚浩也 | Obsidianでつくる最強の右腕の動画『ループエンジニアリング徹底解説』を紹介するね。

毎週同じ仕事をAIに頼むたびに、同じ指示を打ち直す。途中で何度も画面を見に行く。Claude Code /goalなら毎週同じ指示を打ち直さずに済む。その組み方を書きました。

紹介するのは、YouTubeの飯塚浩也さんのチャンネル(Obsidianでつくる最強の右腕)の動画です。24分50秒、2026年10月13日公開、日本語の対談形式。飯塚さんが、ゴール・合格条件・停止条件を渡してOKが出るまで回すループと、スケジュールで定期実行するループの2つを、メルマガ作成の実演で組みます。

この記事では、動画の6つの手順を、読む人が抱く問いの順に6章で並べ直しました。章ごとに、自動実行とLIVEでの発言を横に置いています。読み終えるころには、毎週頼んでいる仕事の1つに、ゴール・合格条件・停止条件を3行で書けます。

SPEAKER

飯塚浩也 | Obsidianでつくる最強の右腕

解説: 飯塚浩也さん。聞き手との対談形式です。

2026年10月13日の公開、日本語です。

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01

Claude Code /goalとルーティン、2つのループは何がどう回るのか

▲目次
外側のループ(毎週月曜19時に実行)の輪の中に、内側のループ(/goalでOKが出るまで繰り返す)の輪が入っている図解
動画キャプチャ: ホワイトボードのループの図と、0から5までの手順の一覧(2:19頃)
動画キャプチャ: ホワイトボードのループの図と、0から5までの手順の一覧(2:19頃)

ループエンジニアリングという言葉は聞く。でも、自分の業務にどう組むかが分からない。動画の冒頭で、聞き手がまさにその状態を打ち明けます。飯塚さんが掲げた今日の目標は、見ただけで再現性高く、自分の業務にループを組めるようになること(1:07)。

1:24の手順リストは6つ。成果物の用意、テンプレのメモ、AIに作らせる作業メモ、/goalの条件文、実行と微調整、スケジュールでの自動化です。

飯塚さん(動画の中で・2:47〜)

ゴールコマンドのようなものを使えばループが組めると評価書を置いてそれがオッケー出るまでゴールに向かってずっと進むわけですね。

飯塚さんによると、内側のループは/goalに評価の基準を置き、OKが出るまでゴールへ進み続けます。

飯塚さん(動画の中で・3:01〜)

毎週月曜日の7時にこのタスクを自動実行してくださいみたいな指示を出せば2つのループが回るわけですね。

外側のループは、スケジュールで定期実行するループ。実演では、毎週月曜19時のルーティンとして登録されました。

ループという形が、私は好きです。

自分が仕掛けた一つの動きが次を生んで、同じ場所へ戻るたびに、前より良くなっていくんです。

動画の2つのループも、内側と外側で役目がはっきり分かれています。

内側の/goalは、OKの基準を置いて初めて回ります。基準が無いと、AIは止まれません。

外側のルーティンは、その内側を決まった曜日と時刻に呼び出す役目です。

内側が揺れたまま毎週月曜に呼べば、外れた物が毎週届いてしまいます。

私なら、内側の/goalを手元で何度か回して、合格の線が揺れないと分かってからルーティンに登録します。

回すのはAI。決めるのは人。

6つの手順で、AIに作らせるのは作業メモと/goalの条件文です。

手順が分かれているので、止まった時に、作業メモと条件文のどちらを直せばいいかが見えるんです。

順番は、内側が先。

外側は、内側を信じられてから足すものだと私は思っています。

この順番が、2つのループを組む時の芯です。

02

テンプレの5項目、停止条件には何を書けばいいのか

▲目次
ゴール、合格条件、停止条件、制約条件、手順の5つの箱のうち、停止条件だけが止まる条件と止まった時に返すものの2段になっている図解
動画キャプチャ: Obsidianのループのテンプレで、ゴール、合格条件、停止条件の欄が並ぶ画面(5:25頃)
動画キャプチャ: Obsidianのループのテンプレで、ゴール、合格条件、停止条件の欄が並ぶ画面(5:25頃)

AIを回し続けるループには、止まる時の決まりが要ります。ほかの4項目は、どこへ向かい、どう進むかを決める欄。テンプレの5項目のうち、止まることを決めるのは停止条件だけです。

飯塚さんの説明では、テンプレのメモは成果物の雛形とは別物。ループを組むための雛形です(3:45)。項目はゴール、合格条件、停止条件、制約条件、手順の5つ。

飯塚さん(動画の中で・4:45〜)

なので例えば失敗は10回までとかそういう静止[停止]条件ですね。ループを止める条件も書いてみてください。

実演で採った停止条件の1つは、5000字を超えて削れないなら停止。/goal本文には「12ターンを超えたら→現状と未達項目を報告して止まる」の一文もあります(14:44)。

飯塚さん(動画の中で・5:02〜)

この5つの項目をテンプレとして用意してあげればゴールコマンドを作る上で非常に精度高く動いてくるようになるんですね。

停止条件は、止めるだけでは足りません。

返してほしいのは、成果か、本当に必要な判断だけ。

私が進み具合を思い出して催促した瞬間、管理のボールは私に戻るんです。

止まったまま、何も返ってこない。それでは見に行くしかありません。

私には、決まった時刻にAIが動く、私の自動実行があります。

2026年9月22日の20時42分に、有効な126本の自動実行をAIで数えると、13本は、最新の回が、私への確認の問いを出さないまま待ちで止まっていました。

止まった時に何を返すか。これは、回し始める前にしか決められません。

動画の/goal本文にも、止まった時に現状と未達項目を報告させる一文があります。

私なら、止める上限と一緒に、止まった時に返すものを先に決めます。

返すのは、進んだ所と、私が決めること。

AIに12時間任せられる人と、3時間で見に行く人の差も、終了条件があるかどうかでした。

停止条件は、止める上限と、返すものの2行で一組。

03

なぜ作業メモは人が見るのか。AIとの壁打ちで何を決めるのか

▲目次
テンプレから、AIが1問ずつ聞いて作業メモを作り、人がチェックする流れと、ここが上流の工程であることを示した図解
動画キャプチャ: AIの質問に、各条件を1つずつ壁打ちしたいと指示し直している画面(8:32頃)
動画キャプチャ: AIの質問に、各条件を1つずつ壁打ちしたいと指示し直している画面(8:32頃)

AIに作業メモを作らせると、AIのほうから質問が返ってきます。並んだ選択肢を、そのまま選んで済ませたくなる場面。作業メモは、この先のループ全部の土台になります。

Claudeのデスクトップアプリで、テンプレを@で指定し、過去のメルマガを渡して壁打ちを頼む流れ(5:51)。AskUserQuestionを使うと、質問が1つずつ返ってきます。

最初の質問は意図と違い、飯塚さんは各条件を1つずつ壁打ちしたいと指示し直しています。合格条件には構造・問いかけ・図・PS・5000字以内・語尾の変化が入りました(8:15)。

飯塚さん(動画の中で・8:15〜)

この作業メモがやっぱり上流工程なので、ここの精度が悪いとその後いくらループを回してもうまくいかなくなっちゃうんですね。人間がしっかりとチェックすべきところが今やってる工程となります。

壁打ちで私が決めるのは、AIに何を聞かせるかです。

わからないことは憶測しないで聞かせて、わかることは2度聞かせない。

委ねるAIの最低条件は、この2行だと考えます。

社長モテる化計画のLIVEで、私はグリルミーというスキルの話をしました。

例に挙げたのは、AIで診断を作ってオンラインで公開し、スプレッドシートにつなげたいという話です。

やりたいことをそう話すと、AIのほうが先に全部聞いてきて、プランを作ってくれると話しました。

ゴールを決めたら、達成するまでAIがループを回して作ります。

作っては、評価するAIがチェックする。ダメならやり直す。

人間がやり取りしなくても、AI同士で3時間でも4時間でも続けて、完成してから知らせが出てくると話しました。

やることの基本は変わらない、とも話しています。

ChatGPTと対話して要件定義を決め、こうなったら完成、この基準に達するまではダメという評価基準を作って教える。

すると「採点して90点以上になるまではやる」ことが、できるようになってきていると話しました。

90点の線を引くのは、人です。

動画で指示し直した中身も、条件を1つずつ壁打ちしたい、というものでした。

選んだだけの条件か、決め切った条件か。作業メモを人が見るのは、その分かれ目を見るためです。

04

合格条件は、その業務をやったことがないと書けないのか

▲目次
人の手で1本やり切ってから、その条件でAIに依頼する、という前後の順番を示した図解
動画キャプチャ: AskUserQuestionで、制約条件の、触ってよい範囲を聞かれている画面(10:05頃)
動画キャプチャ: AskUserQuestionで、制約条件の、触ってよい範囲を聞かれている画面(10:05頃)

業務をやったことがない人にも、「合格条件」は書けるのか。ここが空いたままだと、/goalに渡す文は1行も書けません。飯塚さんの答えは、はっきりしています。書けない。

飯塚さん(動画の中で・9:46〜)

AIの出力の制度[精度]っていうのはいかにその業務に対する知識があるかで決まっちゃいますよね。

飯塚さん(動画の中で・10:01〜)

最初はもう人間が経験を積むしかなくて、その後それをAIに依頼するって感じですかね。

9:46からの話では、AIの出力の精度は、その業務の「ドメイン知識」で決まります。普段の飯塚さんは、読みやすさなどのクオリティチェックリストを合格基準に使っているそうです。

10:01では、最初は人間が経験を積むしかなく、その後でAIに依頼する、という順番。

合格条件は、自分の手で直し切った1本から書き始めます。

残すのは、表面の文体より、なぜ?という判断軸。

私には、1本入魂、スキル化、量産、磨き、全員進化という流れがあります。

「1本を完璧に作ってから、仕組みで質高く量産します」。

「1つ目を手で直し切ってからスキルにする」。

60点のままスキルを作らせず、1回分を手で直し切ってから量産する。順番はこれだけです。

完璧は、100点の意味じゃありません。

手抜きせず、本質に向き合ったかどうか。

直した箇所の1つ1つが、合格条件の1行になります。

AIに渡す見本も、その1本です。

経験は、頭の中にあるうちはAIに渡せません。

文にして、初めて渡せる。

1行も書けない所は、まだ自分の手で直す時期です。

ここは急がない。

動画では、経験を積んだ後にAIに依頼する、という順番でした。

私は、積んだ経験を合格条件の文にして残す所までを、ひと続きと考えます。

05

/goalを回している間、本当に放置していいのか

▲目次
放置できる回し方と、止まったまま気づかない回し方を左右に並べた対比の図解
動画キャプチャ: /goalの実行中に、検証で見つかった点を直しているログの画面(16:57頃)
動画キャプチャ: /goalの実行中に、検証で見つかった点を直しているログの画面(16:57頃)

/goalは、合格が出るまで自分で回り続ける仕組み。その間、人は画面を見に行かなくていいのか。放置できるかどうかは、回し始めた後には決まりません。答えは、回す前の準備の中。

11:15からは、作業メモを元に、/goalの後ろに書く条件文をAIに作らせます。公式ドキュメントを読ませる形で、条件は最大4000文字だと飯塚さんが説明しています。

15:00からの実行では、2回目で合格が出た後も、揺れる可能性があるとして3回目を回しています。1回の合格で信じず、結果が揺れないかを確かめるための3回目です。

飯塚さん(動画の中で・16:46〜)

ループが回ってる間見る必要ないですからね。終わるまでずっと放置できるわけなんで勝手に評価して実行してくれるのは超便利ですね。

放置していいかは、回す前に決まります。

見守る必要がある間は、人がAIの出来を見て、そのつど直しています。

合格条件と停止条件が書けていれば、人が離れても仕組みは進みます。

人が見に行かないと止まるなら、それは放置とは呼べません。

離れられる条件は、止まった時に返すものが決まっていることです。

7月29日の朝LIVEで、料理しながらハンズフリーでやることもある、と話しました。

手を止めずに声で進める。声だけで成果物が出てくる音声対話は、この働き方の片側です。

ゴールコマンドのように、1日でも2日でも作業を続けてくれるものがあります。

それが動いている間は、音声もデバイスも無視して「子供と遊ぶ」時間も大事だと話しました。

メリハリのあるオンオフと、オンオフのない、ながらの働き方。その組み合わせが、今快適に仕事できるやり方だと話しました。

画面の前にいなくていい。

見に行くのは、返ってきた時だけです。

06

チャットAIしか使っていない人は、毎週のルーティンをどう組むのか

▲目次
会話が流れていくチャットAIと、成果物が手元に溜まるAIエージェントを比べ、溜まるほうが毎週のルーティンにつながることを示した図解
動画キャプチャ: 章の題が、GeminiやChatGPTしか使っていない人はどうすればいいか、に変わる場面(20:01頃)
動画キャプチャ: 章の題が、GeminiやChatGPTしか使っていない人はどうすればいいか、に変わる場面(20:01頃)

ChatGPTやClaudeのチャットしか使っていないと、ループは組めないのか。答えは、外側のループの組み方と、使う道具にあります。分かれ目は、手元に何が積み上がるか。

15:45からの外側のループは、Claudeデスクトップのルーティンで、名前は「ウィークリーメールクリエイター」です。手順に/goalを貼り、毎週月曜19時に実行します。

19:15からは、チャットAIは会話が流れて積み上がらない、という話。成果物やメモが手元に溜まるAIエージェントなら、読み込むだけでループが組めます。

飯塚さん(動画の中で・19:45〜)

もし今回のクロードコード[・]コデックスのローカルに今まで書いたアウトプットとかメモとかが溜まってあればただそれをAIエージェントは読み込むだけでループが組めると。

私なら、外側のループには、判断が決まっていて毎回同じことを頼んでいる仕事から載せます。

9月14日のAI経営術LIVEで、ルーティンのワークで判断が決まっているもの、「毎回同じことをやってる」ものは全部自動化していった、と話しました。

毎回見ないと分からないものは置いておく、とも話しました。

チャットだけで終わる会話は、流れて手元に残りません。

AIの使い方は、出力がObsidianに溜まるかどうかで分かれます。

チャットAIしか使っていなくても、3行は書けます。

毎週同じことをAIに頼んでいる仕事を1つ選び、ゴール・合格条件・停止条件の3行を書く。停止条件には、止まった時に何を返すかまで入れます。

3行が書けてから、/goalやルーティンに渡す。

止まった時に返すものが決まっていれば、放置しても怖くありません。

動画の実演はメルマガでした。載せる仕事はメルマガに限らず、毎週くり返している仕事なら何でもいい。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. ループエンジニアリングは、Claude Codeがないとできませんか?

A. 飯塚さんの実演はClaudeのデスクトップアプリで、Claude Codeでなくてもよいと話しています。ChatGPTやClaudeのコワーク系、GensparkなどのAIエージェントのサービスなら、最後まで動いてスケジュールも組めるそうです。

Q. /goalの条件文は何文字まで書けますか?

A. 11:15からの場面で、公式ドキュメントのURLをAIに読み取らせています。飯塚さんの説明では、条件は最大4000文字と書いてあるとのことです。

Q. チャットAIだけでもループは組めますか?

A. 19:15からの話では、チャットAIは会話が流れて積み上がらないため、ループの恩恵は受けにくいそうです。成果物やメモがローカルに溜まるAIエージェントなら、それを読み込むだけで組めると飯塚さんは言います。

MATOME

まとめ。ループは回す前に、人が止め方と返し方を決める

▲目次

飯塚さんの6つの手順は、成果物を用意し、テンプレ、作業メモ、/goalの条件文と進め、使って微調整してからスケジュールに載せる流れでした。

こうして2つのループができます。内側の/goalはOKが出るまで回り、外側のルーティンは毎週決まった時刻に動きます。人が受け持つ所は今西さんが解説したループの人間の役割と完了条件でも扱いました。

Claude Code /goalなら毎週同じ指示を打ち直さずに済む。ただ「合格条件」と「停止条件」は回す前に人が決める。止まった時に返す中身まで決めれば、放置は怖くなりません。

持ち帰りは、毎週頼んでいる仕事の3行だけです。回す前に人がこの3行を書けば、あとはAIに委ねられるので、人は積み減らして生き直す側に回れます。

毎週AIに頼んでいる仕事のうち、ゴールと合格条件と停止条件を、止まった時に返す中身まで含めて3行で書けるのは、どの仕事でしょうか。

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネル飯塚浩也 | Obsidianでつくる最強の右腕
公開日2026年10月13日
長さ24分50秒(日本語・対談形式)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=VEDB7oHJpD4

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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