
WATCH REPORT
Grok BotとdotsのAI秘書で迷ったら、窓口を1人に決めて最初の週は下書きまでにする
2026.10.06
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、Grok Botとdotsを比べた動画を紹介するね。
ChatGPTにdotsが加わって、Grok Botとどちらを触るか迷っている人は多いと思います。動画の話者は、Grok Botを1か月以上、dotsを数日使った人です。
動画は、値段、クラウドPCの広さ、使い心地の順に比べていきます。結論は「体験だけならGrok Bot」でした。
ここで言う「窓口」は、頼み事を最初に受け取って結果を返す相手のことです。人でも、Botでも、dotsの1体でも、1つに決めます。読み終えると、手元に2つ残ります。動画を見る順番の地図と、触る前に決めておきたいことです。
数字はすべて、動画の話者のものです。私は、2つを同じ条件では測っていません。
SPEAKER
動画の話者(チャンネル運営者)
顔出しのソロ解説です。画面共有のスライドと、自分のGrok Botとdotsの画面を見せながら話します。Grok Botは1か月以上、dotsは数日使っている、と動画の中で断っています。
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動画は、常駐型エージェントの定義から始まります。dotsとGrok Botに共通する基本の話です。話者は、知らない人にも伝わるように、と前置きしてから話し始めます。
下僕さん(動画の中で・1:02〜)
簡単に言うとですね質問に答えるAIから担当を持って動き続けるAIになったと思ってください常駐型とは言っているんですけれども24時間モデルが推論し続けているというわけではなくて状態は保ちながら必要なタイミングで与えられていた指示を再開して作業環境を操作するっていう感じになっています
動く場所は、クラウド上のコンピューターが中心だと話者は言います。自分のパソコンにリモートでつなぐこともできて、実験はクラウド、実務は自分のパソコン、と分けて使えるそうです。まとめの一言は「ざっくり言うと秘書」でした。
10月4日の朝LIVEでは、dotsが「自分専用のパソコンを持って24時間働くAIスーパー秘書」として紹介されました。ジーニーさんは、dotsを「常駐マネージャー」と説明しています。そのLIVEは、この記事にまとめました。
話者の定義は、そこから半歩ずれます。ずっと考え続けているわけではなく、必要な時に指示を再開する。同じ姿を別の角度から言っているのかな、と受け取りました。
印象に残ったのは、「作業環境を操作する」という言い方です。答えを返すだけでなく、画面の中の道具を実際に動かす。だから頼む側にも、動かしてよい範囲を先に決める手間が生まれます。
質問に答えるAIは、聞かれた時だけ働く。担当を持つAIは、頼んだ仕事の状態を持ち続ける。違いは、頼んだあとに見に行く先があるかどうかです。
ずっと動く前提なら、見に行く回数が増えそうです。必要な時に再開する前提なら、後から「どこまで進んだ?」と聞く場面が増えそうです。どちらでも、頼む仕事を小さく決めておくほど、見に行く手間は軽くなるはずです。


比較の1つ目は値段で、話者は「一番分かりやすく差が大きい」と話します。値段の比較は、動画の2:44とまとめの26:20にあります。
dotsは、公式の説明では会話が基本的に無制限だと紹介されています。話者は、そこに「基本的に」と言い添えました。
下僕さん(動画の中で・3:38〜)
基本的にと言ったのはですね公式では無制限と言っているんですけどX見ててね他の方を見るとあまりにも利用をするとオーバーヒートしたみたいにドッツが顔がちょっと真っ赤になったっていうのが報告として見受けられます
Grok Botは、モデルが公表されていません。話者は「Grokの4.6か4.7では」と推測しています。そのうえで、クラウドPCにCodexとCursorを入れて、難しいタスクだけそちらのモデルに任せる運用を話します。dotsと同じモデルが無制限で使えるわけではない点が、価格差だという整理です。
私が引っかかったのは、値段の差より、「無制限」と「顔が真っ赤」が同じ息で語られている所です。
公式の言葉と、使っている人の報告が食い違う時は、どちらも「そう言っている」と並べて置く。私はそう読みました。
推測: 看板と現場のずれに近い話かもしれません。ただ、動画で言えるのは、Xにそういう報告がある、という所までです。原因は私には分かりません。
話者の運用は、CursorとChatGPTの入口プランを組み合わせて、Grok Botのクラウドパソコンから呼び出す形です。「dotsレベル」のことができて、好きなモデルを選べるのが利点だと言います。
話者が最後に選んでいるのは、1つの道具に決めることではなく、好きなモデルを呼べる形です。窓口は固定して、後ろの道具は差し替える。その考え方に近いと読みました。
値段の比較は、最初に目に入るので、判断のすべてに見えてしまいます。でも、話者自身が、価格差の理由を「無制限で使えるかどうか」に置いていました。値段の中身は、使える量の違いなんです。


比較の2つ目は、クラウドPCの広さです。話者はスライドで数字を並べます。OSはどちらもLinux、CPUはほぼ同じで、GPUは載っていません。差が出るのはメモリとストレージです。
| 項目(動画のスライド) | Grok Bot | dots |
|---|---|---|
| メモリ | 15GB | 約9GB |
| ストレージ | 128GB | 約32GB |
| 割り当て | ユーザーに1台 | dots1体ごとに1台 |
下僕さん(動画の中で・7:02〜)
つまり一つ一つのサイズ感は小さいんだけどDotsはBotの数だけパソコンが配られているというイメージですねただですねこのパソコンのスペック比較に関して僕はですねGlockBotをおすすめしたいですというのもですねあまりにもDotsと比べた時にメモリとストレージに差がありすぎるんですね
話者は、容量の差でGrok Botを勧めます。Codex、Cursorのほかに、BlenderやObsidianも入れて、成果物だけをドライブに上げているそうです。dotsは単体の容量が小さく、大きなプロジェクトは苦手になる、という見立てでした。作業中にデータが消えたというdotsの報告もXで多く見た、と言います。ただ、容量の小ささとの関係は「あくまで推測」と断っています。
たとえるなら、Grok Botは大きな業務用の調理台を、全員で使う形です。dotsは、スタッフ1人ごとに小さな調理台が1つずつ配られる形です。サラダや盛り付けなら、小さくても困りません。大きな寸胴で煮込む仕事になると、場所が足りなくなります。
推測: 容量の差が出てくるのは、1つの仕事で扱う材料が重い人です。動画や画像、設計図のようにファイルが大きい人ですね。文章とメールが中心なら、差は見えにくいかもしれません。
話者の画面では、Grok Botのクラウドパソコンに、CodexとCursorのほか、BlenderやObsidianまで入っています。成果物だけをドライブに上げる運用です。広い作業場所があるから、途中の材料を置いたまま作業を続けられます。
表で見落としやすいのは、割り当ての行です。Grok Botはユーザーに1台。dotsは1体ごとに1台。体が増えれば台数も増える形に読めます。ただ、複数のdotsは動画でも不明確とされていた所です。ここは断定しません。
データが消えた報告も、話者本人が推測と言っている話です。原因が容量なのか、別の理由なのか。私には言えません。
▶ 材料の大きさを測る(10分)
対象は、1つの仕事で使うフォルダです。合計サイズを見て、スライドの数字の横に並べ、「入る」「ぎりぎり」「入らない」を1行で書けたら完了。ファイルを消す・移す作業が出てきたら、そこで止めます。AIには任せず、自分の目で確かめてから動かします。


比較の3つ目は、使い心地です。話者が、いちばん長く話す所でもあるんです。モデルの性能はいったん脇に置いて、実際に使う画面の違いを見ます。
dotsは、1体の常駐エージェントが、それぞれ与えられたタスクを処理します。公式の発表では配下に複数のdotsがいるとされますが、実際の画面では確認できず不明確だ、と話者は言います。Grok Botは、情報収集や会計など専門のBotが分かれていて、リーダーのBot「とろ」に情報が集まります。
下僕さん(動画の中で・11:37〜)
それがグロックボットだったらですね元からそれぞれのチャット欄があるのであれこれどうだったっけという時にですねこのチャットを開くだけですぐに確認ができるっていう感じ
複数のタスクを頼んだdotsは、何がどうなったかを後で確かめたい時に、そのdotに聞くことになります。話者は、その見にくさの対策として、Slackを窓口にしてスレッドで管理する方法を挙げます。後からでも分かりやすい、と言います。ただし、Slackの履歴が一定期間で消える点にも触れていて、その話は動画の11:09で出てきます。
Grok Botは、Botごとのチャット欄を開くだけで確かめられます。全Botが1台のパソコンを共有するので、Bot間で情報を渡す手間がなく、新しいBotはリーダーに頼むだけで作れます。話者はこの違いから、初心者にはGrok Botを勧めたい、と話します。
私の母艦は、2026年2月の更新で、役割をこう決めました。見つけるのは私。形にして宝に変えるのは、AI。全体を見渡して判断するのは、また私。
動画のBotは専門ごと、私の表は仕事の流れごとに分けてあります。切り方は違っても、誰が何をやらないかを先に決める点は同じです。9月28日の記事でも、この話を書きました。
私が人にもAIにも委ねる時の軸に、一つのボールは誰か一人が全管轄してやり切る、というものがあります。複数人の共同責任にせず、所有者を一人にする。
dotsは、全タスクの持ち主が1体のdotに集まります。持ち主は一人で、この軸には合う形です。ただ、経緯を見に行く場所は、そのdotに聞くほかに、話者が挙げたSlackのスレッドのような別の窓口が要ります。持ち主が一人でも、経緯を見に行ける場所が別にあるかどうかは、別の問題に見えました。
Grok Botは、持ち主がBotごとに分かれる代わりに、チャット欄という見に行く場所が最初から用意されています。
Slackのスレッドは、経緯を見る場所を別に持つ、という考え方の実例です。dots本体に聞く以外に、見返せる場所を置く。Grok Botが最初から持っているものを、dotsでは後から足す形になります。
推測: 窓口は1人に決める。経緯を見る場所は別に持つ。この2つを分けて考えると、どちらを選んでも迷いが減る気がします。


ここからdotsの良い所です。話者は「体験としては非常に良かった」と言います。
まずは見た目の可愛さです。作業中にキーボードを打つアニメーションで、愛おしくなると話します。次に、出力の良さです。Grok Botで悩むことも、一発で解決してくれるそうです。
下僕さん(動画の中で・14:20〜)
まずドッツが可愛いこれにつきますよね何だそれと思われるかもしれないんですが個人的にやっぱ使う体験っていうのは非常に大事でこのボットが可愛いっていうのは非常に重要なんですよね
最後は気配りです。Gmailをつなぐと、飛行機の遅延のお詫びの受け取り忘れ、Claudeのクレジットの期限(7日締め)、メールの添付ミスを、dotsのほうから知らせてきたと話します。「秘書検定で言うと1級」という褒め方でした。
気配りは、先に知らせてくれる分だけ助かります。期限が近いと声をかけてくれるのは、ありがたいです。ただ、メールの何を読んで知らせたのかが見えると、もっと安心です。
話者がdotsを評価したのは、数日使った段階です。Grok Botは1か月以上。評価の時間の長さが違うことは、頭に置いて読みたいです。
3つを並べると、どれも頼む前ではなく、頼んだ後の話です。見た目も、出力も、気配りも、使い続けて初めて分かる所です。話者が数日使っての評価だという点も、踏まえて読みたいです。
先回りしてくれる気配りと、読ませる範囲の広さは、表と裏の関係かもしれません。その裏側を、次の章で見ます。


良い所のあとは、怖い所と不満です。話者は、危険だと言い切りたいわけではない、と前置きしてから話します。
Gmailなどを連携すると、メールの中身まで読まれます。悪意のある人が仕込んだメールを、dotsが読むとすぐに動き出す攻撃が生まれそうだ、という懸念です。メールアプリと連携しなければ大丈夫、とも言い添えます。
下僕さん(動画の中で・16:39〜)
一方でリスナーさんの中ではここまでデータ見られるのっていうもはやプライバシー的なのはないんじゃないっていう怖さも若干感じますしこれを利用した悪意のある方がですよGメールとかね好きなメールでも何でもいいんだけどドッツが読んだ瞬間に起動するゼロデイ攻撃っていうのも生まれそうじゃないですか
不満の側は、Grok Botが単体のモデル性能と指示忘れ。dotsは、ChatGPTの中にいて単独のアプリがなく、Slackが窓口になるのでUIが楽しくなく、通知もうるさい、と言います。ChatGPTやCodexの通知と混ざって、切りにくいそうです。
2026年10月2日の16時12分に、AI秘書の凛ちゃんから私のdotへ、5つの仕事を送りました。先頭には「メールの送信・返信、予定の追加や変更、申込み、支払い、削除は一切しない」と、境界を1行書いています。
8分後には、5つとも返っていました。受信箱の「返信が要るもの0件」です。234通あっても、私宛ての個別の返信待ちはなかった。どの返事にも「やっていないこと」と「確かめていないこと」が書いてありました。この日のことは、10月2日の活用事例の記事にまとめています。
動画の懸念は、メールの中身まで読まれる所でした。私のdotに頼んだ5つにも、受信箱を読む仕事が入っています。しない操作は先頭の1行に、読む範囲は各依頼に書いてありました。
返事に「やっていないこと」の欄があると、どこまで触ったかが文面から読み取れます。
推測: メール連携で怖いのは、AIの賢さより、読ませる範囲の広さだと思います。話者が言うとおり、連携しなければ起きない話でもあります。連携するなら、読むだけか、下書きまでか、送信までか。先に決める所かな。
▶ メール連携の範囲を決める(10分)
対象は、これから連携しようとしているメールです。「読むだけ」「下書きまで」「送信まで」から1つ選んで、メモに書けたら完了です。顧客の個人情報が入る受信箱は、連携せずにここで止まります。連携の許可ボタンを押すのは、必ず自分です。


ここまでは比較でした。後半で、話者は自分の運用を見せます。Grok Botを1か月以上使っていて、比較はGrok Bot寄りになる、と断ってからです。
下僕さん(動画の中で・20:40〜)
それからですねもうぶっちゃけ会計も僕は任せています フリーっていうね会計ソフトがあるんですがここには mcp 連携で ai に読み書きをさせたりすることができるんだけど銀行に何円入ったら自動で仕分けを考えて提案をするっていう仕組みにしています
週報は、X、Reddit、GitHubを見張るBotが情報を集めて、週報のBotがまとめます。それを毎週土曜のX配信で、スライドにして見せます。会計は、監査のBotがCursorとCodexでダブルチェックして、リーダーのBotが「処理していいか」と本人に確かめます。OpenAIのDevDayの配信中には、書き起こし担当のBotが裏でまとめを作っていた、という話もありました。
会計は、紙の領収書を撮影して送ると、会計と監査と通帳の各Botが連携して、仕訳とfreeeへの画像登録まで進む、という話もありました。書き起こしのBotは、90分の配信の内容を、最後にきれいにまとめて届けたそうです。
並べて見えた共通点は、担当が分かれていて、最後に人が見る場所があることです。週報は、集める担当とまとめる担当がいて、最後は本人が土曜の配信で話します。会計は、提案する担当と確かめる担当がいて、処理していいかは本人に戻ります。書き起こしは裏方が作って、表に出るのは本人です。
会計の確認が二重なのは、お金が動く仕事だからだと思います。任せきりではなく、確認の場所を残した分担に見えます。
書き起こしの話は、担当を分ける利点がよく出る例です。配信という本番の裏で、本人の手を止めずに記録ができていく。人は話すことに集中できます。
お金が動く会計は確認が二重で、書き起こしは確認の手間が軽いです。仕事の重さで、人が戻る場所の数が変わっています。
この運用で目を引くのは、担当の数より、人が戻る場所の数です。週報は配信、会計は処理の可否、書き起こしは配信中の本人の言葉。戻る場所が、1つずつはっきりしています。
自分の仕事に置くなら、作業を分けて、確かめる所だけは自分に残す。動画の運用から、私が持ち帰りたいのはそこです。


動画の終わりで、話者は結論を話します。dotsもGrok Botも、自分には欠かせない、という所から始まります。
下僕さん(動画の中で・27:04〜)
個人的にはねもうこのドッツもグロックボットも両方ともなくてはならないサービスになっているのは間違いないですだからドッツの方もこれからですね1ヶ月とかがっつり使ってみて改めて完全移行ができるのかとかちゃんとやっぱり2つでそれぞれのいいところを生かした方がいいのかなとか
結論の骨子は、順に言うと次のとおりです。Xの「dotsにしかできない」という投稿の多くは、Grok Botでも以前からできた。だから、dotsのためだけに上のプランへ上げるのは「もったいない」。上位モデルを全部使いこなす人なら、そのおまけとしてのdotsはおすすめ。体験だけなら、Cursorの入口プランでGrok Botから。値段のまとめは、26:20にあります。
話者の現在地は、2つをつなぐ形です。Grok Botのリーダー「とろ」が朝にまとめた情報をSlackへ送ると、そのままdotsに届きます。本人はdotsの通知だけ見れば済みます。逆にdotsからSlack経由でGrok Botへ指示も出せて、話者はそれを「オーケストレーションの中にオーケストレーション」と呼びます。
話者は、Grok Botを1か月以上、dotsを数日使った人です。本人も「手のひらクルクルしてるかも」と断っています。結論は、今日時点の見立てとして読むのがいいと思います。
話者は、最初はGrok Botからdotsへ完全に移るつもりだった、と言います。ところが、Grok Botなら柔軟にサクサクできることが、dotsだと遠回りしないといけなくなり、完全移行は諦めた。いまは、もっと複雑なタスクをdotsにやらせる方向へ、運用を変えている途中だそうです。
頼む仕事が先にあって、道具はその次に選ぶ。この順番は、話者の経験とも合うように見えます。
動画の結論は「体験だけならGrok Bot」で、私の判断とは別の層の話です。どちらを選んでも、窓口は要ります。
推測: 値段とスペックの比較で選ぶ前に、任せる仕事の窓口を1人に決める。最初の週は、下書きまでにする。
窓口が決まっていれば、Grok Botから入っても、dotsから入っても、やり直しは少なくて済みます。決まっていないと、どちらを選んでも同じ所で迷う。そう考えています。
動画をどこから見るか、迷ったらこの順番がおすすめです。
- 2分44秒から。入口の差と、使いすぎの話
- 5分58秒から。クラウドPCのスライド
- 10分21秒から。Botごとのチャット欄と、dotsの見にくさ
- 14分15秒から。dotsの良い所
- 19分20秒から。話者自身の運用
- 24分01秒から。Grok Botとdotsをつなぐ運用
- 25分37秒から。結論
▶ 窓口と下書き条件を1行で書く(10分)
対象は、これからAIに任せたい仕事1つです。「窓口は〇〇。最初の週は下書きまで」と1行で書けたら完了です。下書きの先、送る・払う・消すに進みたくなっても、最初の週は踏み込みません。返事に「確認が必要」と出たら、自分に戻す合図です。
Q. Grok Botとdotsは、結局どちらを先に触ればいいですか?
A. 動画の話者は、体験だけならGrok Botを勧め、上位モデルを使い切る人にはdotsをおまけとしておすすめしています。私の読みは、どちらを選ぶ前に、任せる仕事の窓口を1人に決めることです。詳しくは第4章と第8章に書きました。
Q. 常駐型エージェントは、24時間ずっと動いているのですか?
A. 動画では、そうではないと説明されています。24時間モデルが推論し続けているわけではなく、状態を保ちながら、必要なタイミングで与えられた指示を再開して、作業環境を操作します。
Q. dotsの「使いすぎ」とは何のことですか?
A. 動画によると、公式の説明ではdotsとの会話は基本的に無制限です。ただしXには、使いすぎるとdotsの顔が赤くなる、オーバーヒートのような報告があると話者は話しています。原因は動画では説明されていません。
Q. クラウドPCの広さは、Grok Botとdotsでどれくらい違いますか?
A. 動画のスライドでは、メモリはGrok Botが15GB、dotsが約9GBです。ストレージはGrok Botが128GB、dotsが約32GB。Grok Botはユーザーに1台、dotsはdots1体ごとに1台が割り当てられます。
Q. メールを連携するのは危険ですか?
A. 動画では、メールの中身まで読まれることへの懸念と、読んだ瞬間に起動する攻撃(ゼロデイ攻撃)が生まれそうだという懸念が話されています。メールアプリと連携しなければ問題はなく、危険だと言い切りたいわけではない、とも断っています。
動画の話者は、値段、クラウドPCの広さ、使い心地の順に、Grok Botとdotsを比べていました。体験だけならGrok Botから。上位モデルを使い切る人には、dotsがおまけとして付きます。それが動画の結論です。
推測: 私の読みは、そこから半歩先にあります。どちらを触るか決める前に、任せる仕事の窓口を1人に決める。経緯を見る場所は別に持つ。最初の週は、下書きまでにする。
今日は、任せたい仕事を1行で書いて、横に窓口と止まる所を並べてみてください!
あなたが最初に渡す仕事は、何ですか?
COLUMN
先に知らせるAIと、分からないと返すAI

気配りには、向きの違う2種類があるように見えます。動画の話者がdotsに感じたのは、先に知らせてくれる気配りでした。飛行機の遅延のお詫びの受け取り忘れ、Claudeのクレジットの期限(7日締め)、メールの添付ミス。どれも、本人が気づく前に、dotsのほうから声をかけてきたそうです。
第6章に書いた私のdotの返事は、逆の向きでした。先に声をかけるのではなく、境界の外は触っていないと、返事の中で正直に書いてくる。気配りより、わからないことをわからないと返してくれたことのほうが、私には印象に残っています。
どちらが合うかは、頼む仕事で変わります。期限を逃したくない仕事なら、先に知らせてくれる相手がいい。送る、払う、消すが絡む仕事なら、触っていないことを返してくれる相手がいい。私は2つを同じ条件で測っていないので、ここは動画の話と私のdotの返事を並べた読みです。両方を、1つの窓口に求めてもかまいません。その時は、窓口の持ち主が一人に決まっている必要があります。
あなたが最初に渡す仕事は、先に知らせてほしい仕事ですか。それとも、境界を守ってほしい仕事ですか。答えが出れば、窓口に最初に書く1行が決まります。委ねる側の話は、Codexに5回却下されて気づいた、「賢いAI」より「委ねるAI」だった話(分身AI日記 DAY160)にも書いています。
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関連記事
サムさんのX Articleにあるコピペの最初の指示文を、公式ヘルプ3ページに照らして添削した回です
両学長のライブで解説されたdotsの先回りを、私のdotに届いた2通目の一言と並べて読んだ回です
2026年9月27日から10月3日までのAI氣道ブログ全84本のまとめです。dotsの記事は11本ありました
私のdotに5つの仕事を境界つきで頼んだ記録と、事例を用途別に並べた回です
Botを役割ごとに分ける動画を紹介し、私の母艦の役割分担と重ねた回です
参考リンク
今回紹介した動画本編です。数字とスライドは、ここで確かめられます
📺 今回紹介した動画
| タイトル | 【解説】どちらがオススメ?Grokbotとdotsの違いを分かりやすく比較しながら活用事例を紹介! |
| 公開日 | 2026年10月4日 |
| 長さ | 29分4秒 |
| URL | https://www.youtube.com/watch?v=m_XvqHJTOs4 |
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