
推し活は、推し事になり、
お仕事になる。
「好き」と「あこがれ」は、消費して終わるものじゃない。自分が動く力に変わったとき、それは人の役に立つ“推し事”になり、やがて“お仕事”にもなっていくんだよね。
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
タカラトミーの「リカちゃん 推しごとフレンズ」を見ていて、私の中で一つの言葉がつながった。
あ、これは単なる言葉遊びじゃない。好きな人を応援する熱量が、自分の行動に変わり、その行動が周りに喜ばれる。そこまで行けば、もう仕事の芽が出ている——私はそう思うんだよね。
まず、実在する「推しごとフレンズ」って何?
「推しごとフレンズ」は、子どもたちが憧れのお仕事をドールと一緒に楽しめる、リカちゃんのドール付きプレイセットだよ。ラインアップは「パティシエリカちゃん」「トリマーかれんちゃん」「はいしゃのあのちゃん」の3商品。いずれも希望小売価格は5,940円(税込)、対象年齢は3歳以上で、2026年4月18日に発売された。
しかもね、はいしゃのあのちゃんは、あのちゃん本人が監修した“もう一人のあのちゃん”。推しの個性と職業体験が、一つの遊びの中で重なっている。
ここで大事なのは、おもちゃの種類だけじゃない。「憧れの人と同じ仕事をしてみたい」という気持ちが、手を動かす遊びに変わっていることなんだ。
見るだけから、やってみるへ。
推し活、推し事、お仕事。何が変わるのか
でね。推し活で育つ力は、意外と多い。情報を集める。魅力を言葉にする。写真や動画を作る。企画を考える。仲間と役割分担する。初めての場所へ足を運ぶ。
これ、仕事で使う力とかなり重なるでしょ。
ただし、何でもお金にすればいいわけじゃない。推し事は、まず「好きだからやってみたい」でいい。そこに相手の困りごとがあり、役立つ形をつくり、続けられる仕組みができると…仕事になる。順番が大切なんだよね。
仕事になる境目は、「熱量」ではなく「相手によいこと」
ぶっちゃけ、好きな気持ちが強いだけでは仕事にはならない。境目は、その熱量を相手にとっての価値へ翻訳できるかどうかだよ。
パティシエなら、相手が喜ぶケーキを考える。トリマーなら、ペットと飼い主が安心できるように整える。歯医者なら、不安を受け止めながら治療する。職業は違っても、真ん中にあるのは同じ。
相手によいことをする。それが仕事の原点。
推しを見て「すごいなあ」で終わるのではなく、「私はこの人の、どんな姿勢に憧れているんだろう」と一段深く見る。優しさなのか、技術なのか、挑戦する姿なのか…。そして、その憧れを今日の小さな行動へ移す。
たとえば、イベント情報を初めての人にも分かるようにまとめる。応援仲間の画像づくりを手伝う。地域のお店と一緒に推し色の商品を企画する。最初は小さくていい。タダでもいい。ただ、人に喜ばれた理由はちゃんと残す。そこから再現できる形をつくるんだ。
「好き」は、生き方を選ぶ羅針盤になる
いやー、大人になると「好きなことばかりしていられない」と言われるよね。でも私は、好きだからこそ続けて観察できるし、工夫できるし、失敗してももう一度やってみようと思えると感じている。
推しは、答えを代わりに出してくれる存在じゃない。自分の中にある「こうなりたい」を見せてくれる存在なんだよね。
だから推し事の本質は、推しになりきることだけじゃない。憧れを借りながら、自分の好きや得意を発見すること。私はこれが、働き方より前にある「在り方」だと思う。
推しごとフレンズが見せてくれた、これからの可能性
現在の商品は、パティシエ、トリマー、はいしゃの3職種。でも——この考え方は、もっと広がる。
推しと一緒に憧れの仕事へ触れ、遊びながら役割を知り、自分の得意を見つけていく。商品からイベントへ、イベントから地域の職業体験へ。さらに、子どもだけでなく大人のリスキリングやキャリア探索にも応用できるかもしれない。
ここはタカラトミーの公式計画ではなく、資料を踏まえた私の提案だよ。けれど、「憧れを行動へ変える」という核は、年齢を超えて使えると思う。
まとめ|今日、一つだけやってみよう
あなたが推しのどこに憧れているか、一つ書き出してみてほしい。
そして、その憧れを「身近な人によいこと」へ変えるなら何ができるか、一つだけ考える。
発信でも、制作でも、案内でも、お手伝いでもいい。まず一回。そこから推し活は推し事になり、推し事はお仕事へ育っていくんだよ。