AI×起業 — 時給ではなく「価値」を売る。AI時代の価格を決める6つの価値軸

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目次

🧭 イントロ:もう「時給」という定規を捨てよう

おはよう、田中啓之(ひろくん)だよ。突然だけど、あなたは自分のサービスの価格を決めるとき、「作業に3時間かかるから、時給◯円として…」なんて計算をしていないかな?

実はそれ、AI時代には一番やってはいけない「罠」なんだ。

なぜなら、AIを使えば3時間の作業が10分で終わるかもしれないから。もし時給で決めていたら、あなたの収入は激減してしまうよね?
今日は「作業時間」ではなく、相手に届ける「価値」と「未来」で価格を決める方法を伝授するよ。これは、単なる値上げの話じゃない。あなたが「自分自身の価値」を正当に評価し、胸を張って生きるためのマインドセットの話なんだ。

高画質なオンライン対談のスクリーンショット。背景に「AI朝活500日達成記念」の表示があり、田中啓之と多田啓二、相田ゆきの表情が明るく見える。

動画のオープニングをチェック(00:34〜)

📌 今日の前提と登場人物(500日記念!)

今回の内容は、AI朝活500回達成という記念すべき日に、多田啓二(ただっち)さんと、AI秘書として活躍する相田ゆき(AI秘書・ライフコーチ)さんを迎えて語った「神回」がベースになっているよ。

私たちが500日続けてこれたのも、実はこの「価値の軸」がしっかりしていたからこそ。今日はそのエッセンスを「6つの価値軸」として体系化したので、ぜひ持ち帰ってね。

🧩 6つの価値軸の全体像(まずは一覧)

価格を「時給」で考えないための新しい定規、それがこの6つだ。これを組み合わせることで、あなたのサービスは「安売り」から卒業できる。

  1. 時間短縮の価値(代替コスト型)
  2. 未来の売上を生む価値(投資対効果型)
  3. 最短ルートを示す価値(失敗回避型)
  4. 再現できる仕組みの価値(スケーラビリティ型)
  5. 成長し続けられる環境の価値(コミュニティ型)
  6. 時間・心・人生の余白を生む価値(ウェルビーイング型)

6つの軸の解説シーンを見る(15:35〜)

⏱️ 価値軸1:時間短縮の価値(洗濯機を買う理由)

これは一番わかりやすいね。例えば、全自動洗濯機を買うとき、「洗濯機が動いている時間」にお金を払う人はいないよね?
私たちが払っているのは、「洗濯板で手洗いする重労働から解放され、その時間を他のことに使える」という価値に対してなんだ。

AIサービスも同じ。顧客が自分でやれば10時間かかるLP制作を、あなたがAIを使って1時間で納品したとする。この時、価格は「あなたの1時間」ではなく、「顧客が浮かせた9時間分のコスト」を基準にするべきなんだ。

💡 価格化のヒント

  • 「御社の社員が手作業で行った場合、◯◯万円分の人件費がかかりますが、それを削減できます」と伝える。
  • 削減できたコストの一部を報酬としていただくイメージだ。

📈 価値軸2:未来の売上を生む価値(種をまく)

ここはビジネスの基本。「100万円投資して、1000万円のリターンがあるなら、その100万円は安い」という理屈だね。
農家さんが種もみを蒔くのと同じ。あなたのサービスが、将来どれだけの果実(売上)をもたらすかを見せるんだ。

ひろくんの経験上、多くのクリエイターはここを語らなさすぎる。「綺麗なデザインを作ります」ではなく、「このデザインで成約率が1%上がれば、年間売上が◯◯万円増えます」と語ろう。

🛣️ 価値軸3:最短ルートを示す価値(シェルパの存在)

エベレストに登るとき、ガイド(シェルパ)にお金を払うのはなぜ?
それは「死なないため(失敗しないため)」であり、「迷わず登頂するため」だよね。

あなたの失敗経験や成功ノウハウは、顧客にとっての「登山ガイド」になる。「私が5年かけて泥臭く学んだことを、あなたは3ヶ月でマスターできます」。これはものすごい時短であり、リスク回避の価値になるんだ。

LP制作の代替コスト事例を見る(16:45〜)

🔁 価値軸4:再現できる仕組みの価値(レシピを売る)

美味しいケーキを「1個売る」のと、「誰でも美味しく作れるレシピと魔法の粉を売る」のとでは、意味が違うよね。
AI時代に価値が高いのは後者、つまり「仕組み(レシピ)」だ。

「私にしかできません」という職人芸も素晴らしいけど、ビジネスとしてスケールさせるなら「このプロンプトとマニュアルがあれば、御社の新人さんでも明日から同じ成果が出せます」という再現性を売ろう。
これは、顧客企業の中に「資産」を残すことになるから、単価をグッと上げられるポイントだよ。

『価値の源泉④ 再現性・仕組み型』と書かれたスライド。歯車のイラストと『考えなくても成果が出る』などの説明文が鮮明に見える。

再現性の重要さを語るシーン(21:11〜)

🌱 価値軸5:成長し続けられる環境の価値(ジムと仲間)

ダイエットも筋トレも、一人だと続かないけど、ジムに行って仲間がいれば続くよね。
「知識」だけならAIが教えてくれる時代。だからこそ、「継続できる環境」「切磋琢磨できる仲間」「安心できるコミュニティ」に人は価値を感じてお金を払うんだ。

単発の「作業代行」ではなく、月額制の「サポートコミュニティ」や「定期メンタリング」を組み合わせることで、LTV(顧客生涯価値)も上がるし、何より顧客の成功率が格段に上がるよ。

コミュニティと継続の価値について(32:14〜)

🌿 価値軸6:時間・心・人生の余白を生む価値(ウェルビーイング)

ここが一番伝えたい、そして一番熱いパートだ。
AIで業務効率化して、何が残るの?それは「人間にしかできない時間」であり、「心の余裕」だ。

時間=命。時間を取り戻すことは、人生を取り戻すこと。

例えば、「このAIツールを導入すれば、毎日1時間早く帰れて、お子さんと一緒にお風呂に入れますよ」という提案。これはプライスレスな価値だよね。
機能や数字だけでなく、その先にある「豊かな人生(ウェルビーイング)」を提示できる人は、価格競争とは無縁の場所にいけるんだ。

スライド「AIが作るのは単なる時短ではない。人生を取り戻すこと。時間=命=心の余白」が中央に表示された高解像度の画面

時間=命というメッセージ(25:22〜)

🧠 価格設計の実務フロー(ひろくん式)

概念はわかった。じゃあ具体的にどう決めるの?という人のために、私が実践しているステップを紹介するよ。

  1. 現状の数値化(Before):顧客の今の「悩み」を数字にする(例:毎月20時間残業、売上50万円)。
  2. 未来の数値化(After):サービス導入後の「理想」を数字にする(例:残業ゼロ、売上80万円)。
  3. ギャップの価値換算:その差分(時間×時給、売上増分)を金額換算する。
  4. 定性的価値の追加:金額に出ない価値(安心、家族との時間、再現性)を言語化して上乗せする。
  5. 3段階の松竹梅:「ライト(お試し)」「スタンダード(基本)」「プレミアム(フルサポート・仕組み化)」の3プランを作る。
  6. 提案:「単なるコストではなく、未来への投資です」という文脈で提示する。

💬 価格コミュニケーションのコツ(伝わる言葉)

高い価格を提示するのが怖い?それは「相手が得する理由」を伝えきれていないからかもしれない。

  • 未来を見せる:「30万円です」ではなく「3ヶ月後に月10万円の自動売上が作れる仕組みです」と言う。
  • リスクを下げる:「万が一成果が出なければ期間延長します」「全額返金保証付きです」など、相手の恐怖を取り除く。
  • 比較対象を変える:「他社より高い」ではなく「アルバイトを1人雇うより年間100万円安い」と比較する。
キャラクターデザインのスライドが中央に表示されたオンライン配信のスクリーンショット。

キャラクター(トイプーちゃん)紹介シーン(10:35〜)

🧾 価格シート(テンプレ)— 即実践チェックリスト

迷ったときはこの計算式に当てはめてみて。

📝 ひろくん流・価値算出簡易式

適正価格 = (A + B + C) × D

  • A (時短価値):削減時間 × 顧客の時給単価
  • B (増収価値):期待できる売上アップ額 × 10〜20%
  • C (仕組み価値):マニュアル・テンプレ提供による資産価値
  • D (安心係数):実績、サポートの手厚さ、保証(1.2〜2.0倍)

※これはあくまで目安。最後は「あなたが心地よく全力投球できる価格」に調整しよう。

🤖 AIを使った価格コミュニケーションの実例

AIは「値決め」の強力な相棒になるよ。ChatGPTなどのLLMにこう聞いてみよう。

  1. 「このサービス(内容詳細)の市場価格帯を教えて。また、高単価にするための差別化要素を3つ挙げて」
  2. 「顧客の悩み(ヒアリング内容)をもとに、この価格が『安い』と感じられるような提案文を作成して」
  3. 「松竹梅の3プランを作るとして、それぞれの特典内容とネーミングを考えて」

AIを使えば、客観的なデータに基づいた自信のある提案ができるようになる。これが「AI共創」の力だね。

🎯 よくある価格設計の落とし穴

最後に、絶対にハマってはいけない落とし穴をシェアしておくよ。

  • 「私なんかが…」と謙遜して安くする: 謙遜は美徳じゃない。安売りは、本気じゃない顧客を引き寄せ、あなたを消耗させるだけ。
  • 競合の「最安値」に合わせる: 価格競争は体力が無限にある大企業の戦場。個人や中小は「価値」で戦うべき。
  • 「作業」しか納品しない: レポートや成果物だけでなく、「知見」や「仕組み」を納品物に加えよう。

📸 動画で見る重要シーン(タイムスタンプ付)

動画で直接空気感を感じたい人は、ここから飛んでみてね。

  • 01:51〜 多田さんとの500日の振り返り
  • 10:35〜 可愛い相棒「Toypush-chan」登場
  • 15:35〜 【必見】6つの価値軸の解説スタート
  • 16:45〜 LP制作における価格事例の数字
  • 25:22〜 時間=命。人生を取り戻す話
  • 33:19〜 次回予告とGPTs研究会の案内

❓ FAQ(よくある質問)

Q. 実績がなくても高単価にしていいの?

A. 大丈夫。ただし「モニター価格」や「成功報酬」を活用しよう。
実績がないうちは、「正規価格は30万円ですが、実績作りのためのモニターとして感想をいただけるなら10万円で提供します」と提案すればいい。これなら価値を下げずに価格を調整できるよ。

Q. 6つの軸、全部満たさないとダメ?

A. 1つでも強烈ならOK。でも掛け合わせると最強。
例えば「時短(軸1)」×「仕組み化(軸4)」だけでも強力な商品になる。無理に全部詰め込むより、顧客に刺さるものを2〜3個ピックアップして尖らせよう。

🧡 最後にひろくんからのメッセージ

ここまで読んでくれてありがとう。価格を決めることは、自分を信じることと同義だよ。
私も昔は自信がなくて安売りしていた時期があった。でも、50キロのダイエットに成功した時も、500日の朝活を達成した時も、支えになったのは「自分との約束を守る力」だった。

あなたの経験、失敗、そしてAIを使いこなすスキルは、必ず誰かの救いになる。
恐れずに、あなたの「価値」に値札をつけよう。私たちが応援しているからね!

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