画像生成が激安で正式公開、リサーチはそのまま資料に。新モデルを待たず動ける日
2026年7月1日(水)
3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
昨日の朝LIVE(AI経営術LIVE #12)では「Claude CodeでAI搭載ゴルフレッスンアプリを構築|コード未経験のプロが内製」をお届けしたよ。コードを書いたことのないゴルフのプロが、AIに相談しながら自分のレッスンアプリを”内製”しちゃう回。まさに「新しい何かを待つより、今あるAIを使い倒す」を地でいく内容だったの。ぜひチェックしてみてね!
今日の最新LIVEや最新情報はGPTs研究会Facebookグループにも投稿してるから、そっちもチェックしてね。
さて、今日のAI界は、まさに「新作の発表会より、台所の道具が静かに新しくなった日」みたいな日です。GPT-5.6は政府の許可待ち、Gemini 3.5 Proは7月へ持ち越し――派手な”新メニュー”はおあずけ。でもその裏で、画像生成が激安で正式公開され、リサーチがそのまま資料になり、AI開発がターミナル1枚で完結するようになりました。つまり「手が届くところの道具」が一気に強くなった、というのが今日の本質です。
それぞれ「これ、自分にどう関係あるの?」という目線で、わかりやすくお伝えしますね!
📌 この記事の結論
- 結論:最新モデルは「おあずけ・許可待ち」。でも”作る道具”は今日から安く・速く・つながった。だから今週は新作待ちより「今あるAIの使い倒し」が正解。
- 誰向け:AIで情報発信・集客・コンテンツ制作をしたい、中小企業オーナー・一人社長のあなた。
- 今日やる1アクション:サムネ・SNS画像を「激安で速い画像生成」に切り替えるか、リサーチを「資料化までAIに任せる」を1つだけ試してみよう。
📖 目次
画像は激安で正式公開、動画はプレビュー解禁(Google Gemini)

Googleが6月30日、画像生成モデル「Nano Banana Lite(gemini-3.1-flash-lite-image)」を正式公開(GA)しました。ウリは1,000枚あたり約0.034ドル(数円)・1枚およそ4秒という、とにかく安くて速い点。同じ日に、高速な動画生成と”会話しながらの動画編集”ができる「Gemini Omni Flash(プレビュー)」も登場しました。いっぽうで旧世代の動画モデル(Veo 2.0/3.0)は同じ6月30日で提供終了となり、Veo 3.1への移行が案内されています。
正式公開(GA)というのは「お試し版が終わって、本番で安心して使っていいですよ」というGoogleのお墨付き、という意味。あなたが毎日のように作るサムネ・バナー・SNS画像が、今日から”激安・高速”の選択肢を持てるようになった、ということです。
これまで「特売の新鮮食材」が週に1回しか届かなかった台所に、毎朝、安くて新鮮な食材がドサッと届くようになった感じだよ。同じ料理(発信)でも、材料費が下がって回数を増やせるから、結果的にお客さん(読者)と接する機会がぐっと増えるの。
「GA(正式公開)」=お試しから本採用へ昇格、「プレビュー」=まだお試し版、ということなんだよね。画像は今日から本番投入してOK、動画はまず触って慣れる段階。まずは画像を1テーマだけ、この激安モデルで作り直してみるのがおすすめだよ。
「安くて速い画像」は、使い方しだいで集客のスピードそのものを変えます。中小オーナー目線で、現実的な3シーンに落とすとこうなります。
① 営業・集客
提案資料やチラシのビジュアルを”その場で何案も”出して、お客さんの反応を見ながら選べる。会議中に画像を差し替える、が現実になります。
② 制作・発信
ブログのアイキャッチ・SNS投稿画像を毎日量産。1枚数円なら、A/Bで2案作って反応の良い方を残す、も気軽にできます。
③ 業務効率化
商品写真のラフ案、図解、説明イラストを内製化。外注の往復を待たずに、まず叩き台を自分で作れます。
Nano Banana Lite のGAとVeo旧モデル終了が記載された一次ソース。
約4秒・低コストの位置づけを海外メディアが分析。
GA(正式公開)を告知した公式ブログ。
参考: Gemini API changelog(Google公式)
調べたら、そのまま資料になる(Perplexity Comet)

AI検索のPerplexityが、ブラウザ製品「Comet」をiPhoneを含む全主要OS(iOS/Android/Mac/Windows)に展開し、あわせて作業エージェント「Computer」を強化しました。注目は2つ。1つはDeep Research(深い調査)が、調べた結果をそのままプレゼン資料などの”形のある成果物”にしてくれること。もう1つは、AIが作った資料・表・PDFの「気になる箇所だけ範囲指定して、一言で直せる」インライン編集です。
これまで「調べる」と「資料にする」は別作業でした。検索して、コピペして、整えて……の往復。そこがひとつながりになったのが今回のポイントです。
下ごしらえ(リサーチ)から盛り付け(資料化)まで、同じまな板の上で一気にできるようになった感じ。しかも「ここだけ味を濃く」と一言いえば、その一皿だけ直してくれる。お皿を全部作り直さなくていいの、ラクすぎん?
「インライン編集」=全部を作り直さず、選んだ場所だけをその場で直す機能のことなんだよね。市場調査→提案書、競合リサーチ→社内共有資料、みたいな”調べて→まとめる”が毎週ある人ほど効く。まずは「いつものリサーチ1本」を資料化まで任せてみてね。
リサーチと資料作成が地続きになると、いちばん削れるのは”つなぎの手間”です。具体的な3シーンで見てみましょう。
① 営業・集客
商談前の業界リサーチ→そのまま提案書のたたき台へ。前日夜の30分が、翌朝の提案資料に変わります。
② 制作・発信
ブログやセミナーのネタ調べ→構成スライドまで一気に。あとは”自分の言葉”で味付けするだけ。
③ 業務効率化
競合・市場の定点観測を毎週同じ型で。気になる数字だけ範囲指定で差し替えれば、更新も一瞬です。
Comet展開とComputer強化の更新内容。
Cometの最新機能まとめ。
無料枠・Pro・Maxの違いを整理した記事。
ターミナル1枚で、ぜんぶ完結(Claude Code)

毎回追いかけているClaude Code(AIにコードや自動化を任せる道具)の定点観測です。直近のアップデートで、外部ツールとの連携・会話の巻き戻し・権限の確認が、ぜんぶ”ターミナル1枚”で完結するようになりました。具体的には、外部サービスへのログインがコマンド1つで済む(mcp login)、流したコマンドの結果をその場で説明してくれる(shell mode)、「あ、さっきの取り消したい」が効く(/rewind)、裏で動いているAIの権限確認を本人にまとめて聞いてくれる、など。あわせて上位モデル「Claude Opus 4.7」も正式公開(GA)になっています。
派手さはないけど、これは”分身AI”や”自動化”を仕事に組み込みたい人にとっては、地味にいちばん効くアップデートです。昨日のLIVEでプロが内製したゴルフアプリも、まさにこの土台の上で動いています。
これまで「仕込みは別の台、味見は別の部屋、片付けはまた別の場所」だったのが、一つの調理台で仕込みから片付けまで完結するようになった感じ。動線が短いほど、料理人(あなた)は本来の”考える仕事”に集中できるんだよ。
「/rewind(巻き戻し)」=会話や作業を、まずい一手の前まで戻せる”待った”機能のことなんだよね。AIに任せる作業って「うっかり進みすぎる」のが怖いけど、戻せるなら安心して任せられる。任せる範囲を広げる前に、まず”戻せる安心”から始めるのがおすすめ。
参考: Claude Code 公式ドキュメント(What’s new)
13兆円超のAI体力勝負(Alphabet)

Google親会社のAlphabetが、約847.5億ドル(1ドル約161円換算でおよそ13.6兆円規模)という過去最大級のAIインフラ向け資金調達を完了しました。なかでも話題は、あの著名投資家ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイが約100億ドル(約1.6兆円)を出資したこと。「慎重な投資の代名詞」が、AIインフラに大きく張った、というニュースです。
「自分には関係ない大企業の話」に見えて、実はそうでもありません。これはAIの”電気代・サーバー代”を誰が負担し続けられるかの体力勝負。体力のある会社のサービスほど、急に終了したり、急に値上げしたりしにくい。つまり「どのAIに乗るか」を選ぶときの判断材料になります。
人気の老舗レストランが、厨房を一気に建て増ししたようなもの。しかも堅実なことで有名な常連さん(バフェット)が「ここに投資する」と席を取った。その店、当分つぶれないし、メニューも増えそう――そんな安心材料になるニュースだよ。
「AIインフラ」=AIを動かすための電気・サーバー・土地などの”土台”のことなんだよね。私たち利用者にとっては、使っているAIの会社が”土台にお金をかけられているか”=サービスの安定性のサイン。乗り換えや併用を考えるときの、静かな判断材料にしておこう。
参考: AI News Today(2026年6月30日まとめ)
最新モデルは「おあずけ」、6月の答え合わせ

6月にざわついた”次世代モデル競争”の、月末の答え合わせです。結論からいうと「どれも、もう少し待って」。OpenAIの新モデルGPT-5.6(Sol/Terra/Luna)は、政府連携の限定プレビューとしてまず一部だけ解禁(6月26日)。GoogleのGemini 3.5 Proは7月へ持ち越し。xAIのGrok 5はまだ訓練中。”最強の新作”は、まだ私たちの手元には降りてきていません。
でも、これは悪い知らせではありません。新作が「おあずけ」ということは、今あるAIをじっくり使い倒す時間があるということ。焦って乗り換える必要はなく、むしろ今の道具の練度を上げるほうが、結果的に差がつきます。
新メニューはまだ仕込み中で、お披露目は来月。だったら今日は得意料理をもう一段おいしくして、常連さんを喜ばせる日にしよう。新作を待つ間に腕を磨いた店ほど、新作が出たときに一気に伸びるんだよ。
「限定プレビュー」=誰でもは使えない、選ばれた相手にだけ先に渡すお試しのことなんだよね。あなたがやるべきは新作の行列に並ぶことじゃなくて、今使っているAIで”勝ちパターン”を1つ完成させること。新作が来たとき、その型に乗せるだけで一気に強くなれるよ。
参考: AI News Today(2026年6月29日まとめ)
🏛️ 偉人が斬る、今日のヘッドライン

今日のヘッドラインは「新作はおあずけ、でも足元の道具は進化」。この一日を、歴史を動かした3人ならどう斬るか。スピードの信長、見せ方のクレオパトラ、統合のダ・ヴィンチに登場してもらいましょう。
⚔️ 織田信長 ──「待つな、今ある武器で攻めよ」
最新の鉄砲が手に入らぬと嘆く者がいる。是非もなし。ならば今ある火縄銃を、誰より速く撃てばよいだけのこと。新作の入荷を待つ間に攻めをやめる者から、戦場では消えていく。
画像が安く、調べ物が資料に化ける道具が、今日もう手元にあるのだ。使い倒して結果を出す。期限は今週。それでよい。
👑 クレオパトラ ──「道具が安くなった今こそ、”見せ方”で差をつけなさい」
画像が数円で量産できる――それは皆が同じ武器を持つということ。武器が横並びになった世界で勝つのは、いつだって”演出”を制した者です。同じ素材から、誰の心を奪う一枚を選べるか。
安さに酔ってはなりません。量を増やした分だけ、物語と見せ方に手をかけなさい。そこにだけ、あなたの名は残ります。
🔍 レオナルド・ダ・ヴィンチ ──「一人で全部やる時代の勝者は”観察と統合”だ」
見たまえ。画像も、動画も、調べ物も、作業の土台も、今日それぞれが一段ずつ進んだ。バラバラに見えるかね? 私には、これらが一本の線でつながるのが見える。領域の壁が消えていくのだ。
まず自分の手で触り、よく観察したまえ。そして道具と道具を、絵に描くようにつなぎ合わせるのだ。つなげた者だけが、一人で工房を持てる。
COLUMN
新作を追うより、今ある道具を使い倒す

今日のニュースを並べていて、ふと思い出したことがあります。私たちはついつい「次のすごいAIが出たら、本気を出す」と思いがちなんですよね。でも昨日の朝LIVEで、コードを書いたことのないゴルフのプロが、今あるClaude Codeだけで自分のレッスンアプリを作り上げていく姿を、私たちは目の前で見ました。新作なんて、待っていませんでした。
分身AI.comでも書いたのですが、「AIが合格点を出すまで自分で書き直す仕組みを作ったら、私は味見だけで済むようになった」という話が、まさにこれなんです。最初は私もAIの出してきたものを一つひとつ直していたけれど、合格ラインを先に決めて「そこに届くまで自分で書き直して」と頼む形にしたら、私の仕事は最後の味見だけになりました。新しい道具を足すより、今ある道具に”仕組み”を一枚かぶせるだけで、毎日の手間と気持ちの余裕が驚くほど変わるんです。
逆に、「AIの自動チェックを79個から63個に減らしたら、仕事がスムーズに動き出した」という話もありました。よかれと思って増やしたチェックが、いつの間にかお互いの足を引っ張っていたんですね。増やすより、整える。新しい機能を追いかけるより、今ある足元をていねいに固める。今日のニュースが「派手な新作はおあずけ、でも足元の道具は静かに進化」だったのは、私たちに「足元を見直しなさい」と言ってくれているようで、なんだか象徴的だなと思います。
AI氣道で大事にしている「三方よし」も「委ねる」も、結局は“今、目の前にある関係や道具を、丁寧に使い倒す”ところから始まります。遠くの新しい何かを探しに行く前に、もう手元にあるものを信じて、使い切る。最新を追う焦りよりも、手元を活かす落ち着きのほうが、長い目で見ると遠くまで連れて行ってくれます。凸凹のままでいい。完璧じゃなくていいから、今日できることを、まずは一つだけ。
今日も一日、AIと仲良くやっていきましょう!
👉 分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!
凛の今日のひとこと(AI秘書まとめ)

はーい、AI秘書の凛だよ〜!今日のニュース、ぜんぶ味見した私から、ひろくんの代わりに「今週どれを試すか」を順番つけてまとめるね。
結論から言うと、今日は「新作を待つ日」じゃなくて「足元を強くする日」。だから優先順位はこう。①まず画像を激安・高速ツールに切り替えて、サムネやSNS画像をいつもの倍のペースで回す。これがいちばん即効性ある。次に②リサーチを”資料化”までAIに任せて、調べて作るの往復をなくす。これで時間がごっそり空くよ。そして③最新モデルは追わない。来たら乗せ替えるだけにして、今あるAIで”勝ちパターン”を1つ完成させる。これがいちばん大事かも。
偉人たちも言ってたよね。信長は「待つな、今ある武器で攻めよ」、クレオパトラは「安くなった分は見せ方に回せ」、ダ・ヴィンチは「道具と道具を繋げ」。3人とも、結局“新作待ちより使い倒し”で一致してるの。私もそう思う。全部のせするから、ひろくんもあなたも、まずは①を今日ひとつ味見してみてね!
📌 そのまま自分のAI秘書にコピペ
あなたのAI秘書に貼れば、今日のニュースを材料にあなたのAIチームをアップデートできます(AIを1つしか使ってない人はその1つを進化させる方向で)。
※AIによってはリンクを開けません。その時は記事本文をコピーして貼ってから同じ質問をしてください。
https://ai-kidou.jp/ainews-20260701/ を読んで、今週の私のAIチームをアップデートして: Q1. 今週、私のAIチームに新しく加えるべき機能・役割を1つ選んで。理由と最初の5分の使い方も。 Q2. 織田信長の「スピードと引き算」視点で、今のAIチームから1つ外すとしたら何が候補? Q3. レオナルド・ダ・ヴィンチの「観察と統合」視点で、追加した機能の効果を測るために毎日記録すべき指標を3つ。
よくある質問
- Q. 結局、今日いちばん最初にやるべきことは何ですか?
- A. サムネやSNS画像を、激安・高速の画像生成(Gemini の Nano Banana Lite など)で1テーマだけ作り直してみることです。1枚あたり数円・数秒なので、失敗してもノーダメージ。”安くて速い”を体感するのが最初の一歩です。
- Q. GPT-5.6 や Gemini 3.5 Pro は、いつ普通に使えるようになりますか?
- A. GPT-5.6 は現在「政府連携の限定プレビュー」で、一般展開は数週間以内とされています。Gemini 3.5 Pro は7月への持ち越しが伝えられています。いずれも「待てば来る」段階なので、今は焦って乗り換えず、手元のAIの練度を上げる時期です。
- Q. AIにいろいろ任せるのは、ミスが怖いです。
- A. その不安は正しいです。今回のClaude Codeの更新では「/rewind(巻き戻し)」が入り、まずい一手の前まで戻せるようになりました。“戻せる安心”を確保してから、任せる範囲を少しずつ広げるのが、失敗しないコツです。
- Q. AIツールが多すぎて、どれに乗ればいいか分かりません。
- A. 判断材料の一つが「その会社が土台(インフラ)にお金をかけられているか」です。今日のAlphabetの大型調達のようなニュースは、サービスの安定性のサイン。1つに絞らず、得意な用途ごとに使い分けるのが現実的です。
今日のまとめと、次の一歩
- 画像は激安で正式公開、動画はプレビュー(Gemini)。サムネ・SNS画像を今日から安く速く量産できる。
- 調べたら、そのまま資料になる(Perplexity Comet)。リサーチ→資料の往復が一気通貫に。
- AI開発はターミナル1枚で完結(Claude Code)。”戻せる安心”から任せる範囲を広げよう。
- 13兆円超のAI体力勝負(Alphabet)。「どのAIに乗るか」の安定性の判断材料。
- 最新モデルはおあずけ。だから今は”新作待ち”より”今あるAIの使い倒し”が正解。
次の一歩:まずは①画像を激安ツールに切り替え、②リサーチを資料化までAIに任せる。このどちらか1つを、今日試してみてください。
関連記事
「新作を待たず、今あるAIを使い倒す」をそのまま体現したLIVEレポート。
昨日のAIニュース。モデル延期とツール料金の変化を解説。
「どのAIに乗るか」を考えるための前回記事。
参考リンク(一次ソース)
・ Gemini API changelog(Google公式)
・ Perplexity Changelog(公式)
・ Claude Code What’s new(公式)
・ AI News Today(2026年6月30日まとめ)
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