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非常用トイレは5日間で9kg。備えはAIを使うための電源まで広がった

2026年9月25日 更新

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。今回は、高木はるかさんが書いた「非常用トイレだけで5日間生活したらどうなる?」という実体験検証記事を紹介するね。

「防災のために簡易トイレを備えましょう」という呼びかけは日常にあふれています。でも、断水した自宅で何日も使い続けたらどうなるのか。そのリアルな生活を想像したことはあるでしょうか。カインズさんのオウンドメディア「となりのカインズさん」で公開された高木はるかさんの検証記事には、実際にやってみないと出てこない数字が並んでいました。

成人女性1名が5日間試しただけで、ゴミは45リットルの袋がパンパンに。重さは約9キログラムです。しかも3日目から徐々に臭いが強くなり、4〜5日目には室内で保管できなくなりました。

この9キログラムを、わが家のような3人家族の人数分に単純に掛け算すると、約27キログラム。子どもも大人と同じペースだと仮定した場合の見積もりですが、それでも桁が変わります。この記事の実測値をもとに、AIの力も借りながら「本当に家族を守れるトイレ備蓄」を考えてみました。

3行でわかるポイント

  1. ゴミの実測値:成人女性1人が5日間で排出したトイレゴミは約9kgに達し、3日目から徐々に悪臭が強くなって4〜5日目には室内保管が難しくなった
  2. 3人家族に置き換えると:人数分を掛け算した見積もりで5日間合計約27kg。平時の感覚のままでは保管場所も運搬の想定も足りなくなる
  3. AIとの付き合い方:必要量の計算や運搬の死角を広げてくれる一方、使用期限や代用品の真偽判定は人間の裏取りが欠かせない
01

非常用トイレの「備えましょう」の先にある現実。買う前に調べるべきこと

高木はるかさん(となりのカインズさん)

「備えましょう」と呼びかける声はネット上に星の数ほどありますが、実際に使ってどうだったのかを教えてくれる声って意外と少なくないですか? 特に、トイレ!!!!

非常用トイレの「備えましょう」の先にある現実。買う前に調べるべきこと

防災グッズの特集を見ると、誰もが「簡易トイレを用意しよう」と言います。でも、実際に何日も使って暮らしたらどうなるか。それを教えてくれる情報は、驚くほど見当たりません。高木はるかさんはそこに疑問を持ちました。成人女性1名・5日間、非常用トイレだけで生活する実験に踏み切りました。

この検証、防災用品を買いに走る前にやるべきことがあるって教えてくれるんですよね。

自宅の便器や住居に合うタイプかどうか。回数×人数×日数で計算した現実的な必要量(最低3日分〜推奨1週間分)。固めたゴミの保管・廃棄ルール。備蓄を始める前の注意点をAIに投げたら、こう並んで返ってきました。特に廃棄ルールは自治体ごとに大きく異なります。

商品を買って満足する前に、まず自宅の足元を確認する。それが最初の一歩だなって思います。

02

段ボール便座の「全然余裕」に潜む3つの前提

高木はるかさん(となりのカインズさん)

段ボール製とはいえ、フォルムや座り心地もいつものトイレそのもの。意外なほど緊張感がありませんでした。

段ボール便座の「全然余裕」に潜む3つの前提

高木さんが用意したのは凝固剤のセットだけでなく、段ボール製の簡易便座でした。土台となる4枚の段ボールを組み合わせ、その上から便座用の段ボールを置けば、あっという間に便座の完成。便座が外れやすく破損するリスクがあるため、裏からテープで固定したと報告されています。

座ってみた第一声は「あっ、全然余裕だわ」。ただし高木さんはこの感想のすぐあとに、非災害時の実験であること・安全な室内で試していること・アウトドア派で慣れていたことという3つの前提を自分から書いています。感想が先、前提はあとです。

自己検証はどうしても甘くなりがちです。じゃあ防ぐにはどうすればいいのか。「判定基準を試す前に固定して書き出す」「合格判定を書く前に失敗例を1つ探す」。AIの答えはこの2つでした。高木さんのやり方より、一歩踏み込んだ防ぎ方だなって思いました。

簡易トイレを試す時は、「水も電気もなく家族が動揺している本番」を先に想像して、合格ラインを1行メモしてから始めてみてください。

03

20秒で固まる凝固剤と、AIが出した「代用品」の落とし穴

高木はるかさん(となりのカインズさん)

非常用トイレには吸水ポリマーを使った凝固剤が付属しており、用を足したら上から振りかけて水分を固めます。わかりやすいよう色付きの水でお見せすると、凝固剤をかけた液体は20秒ほどでゼリー状に固まります。

20秒で固まる凝固剤と、AIが出した「代用品」の落とし穴

排泄物はそのまま捨てると漏れによる汚染や悪臭のリスクがあります。

水は出ません。水分量の多い厚手ウェットシートで手を拭いて衛生を保ったと報告されています。凝固剤の使い方や量は商品によって違うと元記事にも注意書きがあります。

新聞紙を細かくちぎる。猫砂を使う。紙おむつやペットシートを使う。凝固剤が底をついたらどうするか、AIに聞くとこう返ってきました。

気になって公的機関の情報を調べ直したところ、東京都の防災情報ページでも「便器の中に細かくちぎった新聞紙などを入れる。吸水性の高いペットシートや紙おむつでも代用できる」という案内があり、裏付けが取れました。大阪市東淀川区の防災広報でも、新聞紙・ペット用トイレシート・猫砂・使わなくなった紙おむつが凝固剤の代用として挙げられています。

ところがAIは、もうひと押しの提案までしてきました。「紙おむつの中の吸水ポリマー部分だけを取り出して使う」「新聞紙と猫砂を重ねるとより安定する」。これがAIの答えです。ただ、この2つは東京都・大阪市の案内を含め、他のどの情報源にも見当たりませんでした。AI単独の提案で、裏付けが取れていません。安全のため、ここでは裏付けが取れた基本のやり方(そのまま使う)だけをおすすめします。

非常時の知恵ほど、AIの言葉を鵜呑みにせず公的な情報と突き合わせてください。非常用トイレを持っている人は、凝固剤を1回だけ実際に振りかけて固まる様子を見ておくと安心材料になります。

04

非常用トイレ1人5日で9kgのゴミ。3人家族なら27kgと見積もった運搬問題

高木はるかさん(となりのカインズさん)

5日目とゴミの量は増え続け、最終的には45リットルのゴミ袋がパンパンとなる結果に。重さは約9キログラムです。

非常用トイレ1人5日で9kgのゴミ。3人家族なら27kgと見積もった運搬問題

1回あたりのゴミは300グラム前後。1日分(6回分)で約2キログラム弱です。それが5日間積み重なって、最終的に45リットル袋がパンパンになりました。

手元の電卓で検算してみます。元記事の「1日分」の例は6回・2キログラム弱でした。この1日分の例が5日間続いたと当てはめて計算すると、1回300g×1日6回×5日=9,000g。約9キログラム。5日間の実測値(9kg)に近い数字になります。

ここから先は、私が置いた仮定です。高木さんの検証は成人女性1名分でした。これを大人2人・子ども1人の3人家族に当てはめ、子どもも大人と同じペースで排泄すると仮定すると、9kg×3人=27kg。あくまで見積もりですが、27キロです!大人1人で運ぶには、けっこうな重さです。

この見積もりの27キログラム、どう保管・運搬すればいいんだろう。AIに聞くと、「45リットル袋に少量ずつ密閉して入れ、防臭・防水性の高いポリ袋でさらに二重に縛る。保管場所は直射日光の当たらない屋外か玄関先、屋内なら蓋付きのポリバケツやコンテナボックス」。

最後にAIはこう付け加えました。「26キロ前後になる袋を1人で持つと重いので、キャリーカートや台車を使うと負担が減る」。ただしこれは27キログラムを1つの袋にまとめて運ぶ想定の答えです。実際には45リットル袋に分けて溜まっていくので、1つの袋が26キロになるわけではありません。

それでも、見積もりの合計27キログラムをまとめて動かす場面(保管場所を移す時、収集が再開してまとめて出す時など)は出てきます。1人分の9kgだけを見ていたら出てこなかった視点です。3人家族に置き換えて計算し直したからこそ出てきた答えだったんですよね。

05

臭いの転換点は3日目から。負担を1人に偏らせない工夫

高木はるかさん(となりのカインズさん)

検証を始めて3日目まではそれほど臭いがなく、袋の中に顔を突っ込んで嗅いでも平気なほど。玄関で保管をしていました。しかし3日目から徐々に漂い始めた臭いは日を追うごとに強くなり、室内での保管が困難な状態に。4、5日目はさらにゴミ袋を重ねて密封した状態で、ベランダに保管してなんとか乗り切りました。

臭いの転換点は3日目から。負担を1人に偏らせない工夫

密閉しても、臭いはじわじわ漏れます。生活空間を容赦なく侵食していきます。元記事はこの臭いの確認を検証のためにあえて行ったもので、袋に顔を近づけて嗅ぐのは普段はしないよう注意書きが添えられています。

3日目から臭いが強くなり始め、4〜5日目には置き場所を玄関からベランダに移すことになりました。検証全体は5日間です。この状態、精神的にもきついはずです。

「防臭袋の二重化」「密閉容器の活用」という物理的な対策。そして「片付けの時間を決めてルーティン化する」「家族で交代し、一人だけが処理を担当し続けない」という工夫。こういう時どうすればいいかをAIに聞いたら、この2種類の答えが返ってきました。

高木さんの検証は1人分でした。3人家族なら、この最後の「交代する」が特に効くなって思います。子どもに任せるわけにはいかないので、現実的には大人2人で交代する形になります。処理を1人に固定すると、負担も臭いへの慣れも1人にだけ蓄積していきます。

備蓄品の保管場所と量を3日目以降も続く前提で見直して、家族なら大人同士で処理の担当を先に決めておいてください。

06

「流せない」ストレスを解消する、わが家の必要個数

高木はるかさん(となりのカインズさん)

初日は「全然余裕!」と感じましたが、日を追うごとに臭い・ゴミ処理・手間・暑さなどが重なりストレスがたまっていきました。水洗トイレならスイッチひとつで一瞬で消えるものが、目の前にあり続け、片付けたところで消えるわけではない。最終日にもなると「やっと解放される」という気持ちでいっぱいになったほどです。

「流せない」ストレスを解消する、わが家の必要個数

水洗トイレならボタンひとつで流れて消えるものが、目の前に残り続ける。この「視界から消えない」という事実が、日を追うごとにメンタルを削っていきます。

具体的に何個備えればいいのか、AIに「大人2人・子ども1人の3人家族が5日間、非常用トイレを使う場合、凝固剤は何個必要?」と実際に計算させてみました。回数を指定しないと「1日5回」という一般的な目安で3人×5日×5回=75個。安全マージンとして1〜2割増しの80〜90個という答えでした。

そこで元記事の「1日分」の例にあった「1日6回」を条件に足すと、90個に変わりました。マージンを含めると100個前後です!この「1日6回」は高木さんが5日間ずっと繰り返した実測ではなく、1日分として示された例を当てはめた仮定です。

市販の「30回分」セットは商品説明では大人2人・3日間(1日5回計算)が前提です。この記事の「1日6回」という仮定とは性質が違う数字です。AIは聞かれたことには答えますが、目安で計算するか多めに見積もるかは自分で決めて伝える必要があるんですよね。

市販セットの「◯回分」という表示に惑わされず、「家族の人数×1日6回×希望日数」で必要数を計算し直してみてください。

07

備蓄アイテム5選と、AIが教えてくれなかった使用期限の話

高木はるかさん(となりのカインズさん)

余ってもいいので、凝固剤はなるべく多めに備蓄しておくことも大切です。今回の検証の中で、最終的に残った凝固剤は8袋のみ。あと1日分はありましたが、実際の災害時であれば残りの数にヒヤヒヤしていたはずです。

備蓄アイテム5選と、AIが教えてくれなかった使用期限の話

高木さんは5日間実際に使ったからこそわかった快適アイテムを挙げています。簡易便座。多めの凝固剤。多めの防臭袋。多めのウエットシート。消臭スプレー。凝固剤は最終的に残りが8袋だけになったと報告されていて、実際の災害時であれば残りの数にヒヤヒヤしていたはずだと紹介されています。

カインズのニオイが漏れにくいゴミ袋Lは50枚で税込698円、おしりふきは50枚×3パックで税込298円(2026年9月時点)と、価格まで確認したうえで紹介されています。

凝固剤や防臭袋の寿命についても、AIに「何年くらいで劣化する?」と尋ねてみました。「目安は5年前後」という答えでした。しかし調べ直すと違いました。メーカーによっては10年・15年の長期保存をうたう製品もあります。AIの「5年前後」は、製品によっては当てはまりません。

結局、頼れるのはパッケージそのものの使用期限表示です。固まりにくくなる。袋がベタつく。破れやすくなる。これが劣化のサインです。年1回くらい期限と個数を点検するとよさそうです。

押し入れの非常用トイレを開けて、パッケージに書かれた使用期限を直接確認してみてください。

08

非常時こそAIを使いたいなら。発電・充電・ローカルLLM環境という新しい備え

ひろくん(この記事を書きながら浮かんだ発想)

非常時こそAIが使いたい場合は発電や充電、ローカルLLM環境も整えるといいのかも。

非常時こそAIを使いたいなら。発電・充電・ローカルLLM環境という新しい備え

ここまで、非常用トイレの備えについてAIに何度も相談しながら書いてきました。書きながら、ふと引っかかったことがあります。

スマートフォンもパソコンも、電源が切れればただの箱になります。バッテリーが切れれば、AIに質問することさえできなくなる。停電が続けば、インターネット回線そのものが止まることもあります。非常時にAIを頼りにしたいなら、非常用トイレと同じように「使う前提の設備」を先に備えておく必要があるということです。

まず要るのはモバイルバッテリーやポータブル電源、太陽光で充電できるソーラーパネルといった、電気を確保する備え。スマホやノートPCを動かし続けられなければ、AIに相談する手段そのものが失われます。

もうひとつ、インターネット回線が止まった場合の備えとして、ローカルLLM環境という選択肢があります。OllamaやLM Studioのようなソフトを使うと、インターネットに繋がなくても、自分のパソコン単体でAIモデルを動かせます。ふだんのChatGPTやClaudeのようにクラウド経由では動きませんが、電気さえ確保できれば、通信網が止まった状況でも手元でAIを使い続けられる可能性がある備えです。

ただし、これはあくまで私が今回の執筆を通じて浮かんだ発想であり、実際に非常時を想定してローカルLLM環境を動かしてみた検証ではありません。導入のしやすさや動作の軽さは製品・パソコンの性能によって差があるため、興味がある人はまず平時のうちに、自分のパソコンで一度動かしてみることをおすすめします。

FAQ

よくある質問

Q. 3人家族で5日間備えるなら、非常用トイレは何個備蓄すればいいですか?

A. 元記事の「1日分」の例(1人1日6回)を家族3人・5日間に当てはめて計算すると、3人×6回×5日間で90個という見積もりになります。これは高木さんが5日間ずっと繰り返した実測ではなく、1日分の例を当てはめた仮定の数字です。排泄量が多いときの追加使用も考えると、1〜2割のマージンを含めた100個前後を用意しておくと安心です。市販の「30回分」セットは大人2人・3日間(1日5回計算)を想定していることが多いため、自分の家族の回数で計算し直してから買い足してください。

Q. 非常用トイレのゴミはどう保管すればいいですか?

A. 記事では、便座にセットした袋の上からさらに防臭袋を重ね、それを大きなゴミ袋にまとめる3重構造が紹介されています。3日目から臭いが強くなるため、玄関などの屋内から屋外(ベランダ等)への移動も想定しておくとよいでしょう。排泄物を含むゴミの処理方法は自治体によって異なるため、各自治体の案内に従ってください。

Q. 凝固剤が手に入らない、または使い切ってしまったときの代用方法はありますか?

A. 複数の自治体の防災情報で、新聞紙・ペット用トイレシート・猫砂・使わなくなった紙おむつが凝固剤の代用として案内されています(本文の参考リンク参照)。AIはこれに加えて「紙おむつの中の吸水ポリマー部分だけを取り出して使う」「新聞紙と猫砂を重ねるとより安定する」とも提案してきましたが、この2つはAI単独の提案で、他の情報源では裏付けが取れませんでした。ここでは自治体が案内する基本の使い方(新聞紙は細かくちぎる、ペットシートや紙おむつはそのまま使う)だけを紹介しています。代用品は市販の凝固剤ほどきれいにはゲル化しない前提で袋の口をいつも以上にしっかり縛ってください。

Q. 非常用トイレの凝固剤や防臭袋は、何年くらい保管できますか?

A. AIに聞くと「目安5年前後」という答えが返ってきますが、実際には製品によって差があり、10年・15年の長期保存をうたう製品も存在します。一括りの目安を鵜呑みにせず、購入した製品のパッケージに印字されている使用期限表示を直接確認するのが確実です。

Q. 自宅の便器が無事なら、段ボールの簡易便座は不要ですか?

A. 自宅の便器が壊れていなければ、袋を直接便器にセットして使えます。ただし高木さんの検証のように「家族が普段どおり暮らす中で自分だけ非常用トイレを使う」場合や、便器自体が破損・汚損した場合に備える意味では、安価でコンパクトな簡易便座を1つ持っておくと安心材料になります。

Q. この記事はAIが書いたものですか?

A. 高木はるかさんが「となりのカインズさん」に書いた元記事を、田中啓之(ひろくん)の分身AIが構成・執筆した記事です。公開の可否は本人が確認したうえで判断します。元記事の主張・数値・検証結果はすべて高木さんの記事に帰属します。この記事側で追加した「3人家族に置き換えたら」という計算例や、実際にAIへ質問して得た回答は、この記事側で明示した仮定・実行結果であり、元記事の実測ではありません。引用部分は高木さんの原文のまま掲載しています。

MATOME

備えは「揃えた」で終わらせず、一度は自分の手で使ってみる

防災の備えは、どうしても「リストにあるものを買い揃えて安心する」で終わりがちです。しかし高木はるかさんの5日間にわたる検証は、道具を揃えることと、それで実際に暮らせることの間にある溝をはっきりと見せてくれました。

大人が1人で5日間暮らしただけでゴミの重さは約9キログラムに達し、3日目から徐々に臭いが強くなって、4〜5日目には室内保管を諦めざるを得なくなりました。これを3人家族に置き換えて計算すると約27キログラム。平時の感覚のままでは、ゴミの置き場所ひとつ、まとめて運ぶ方法ひとつすら想像できません。

今回の検証を自分の家に置き換えるのに、AIをシミュレーションの相棒として使ってみました。家族構成に合わせた必要個数の再計算や、ゴミをまとめて運ぶ際の台車の必要性など、1人分の体験記からわが家の現実へ橋を架けるうえで、AIは視野を広げてくれるなって感じます。

同時に、AIが出す「5年という画一的な使用期限」や「裏付けのない代用品の手順」といった危うさにも直面しました。AIはなめらかに答えるけど、防災の現場ではそのまま信じるわけにはいかないなって思いました。

「予行演習をしておくことは、やはり大切なのかもしれません」という高木さんの結びの言葉どおり、自宅の非常用トイレを一度だけでも実際に使ってみることが、いざという時の負担を大きく減らしてくれそうです。今日、非常用トイレの箱を開けるところから、まずは1回だけ始めてみてください。

COLUMN

AIを使うときほど、人間の現場感覚が試される

AIは横に広げ、人間は縦に掘る

AIを使うときほど、人間の現場感覚が試されるんですよね。

「3人家族で5日間なら何個必要?」と聞けば瞬時に計算して安全マージンまで提案してくれます。「ゴミを保管・運搬する工夫は?」と聞けば台車の活用という盲点まで突いてきます。人間ひとりの頭じゃ見落としがちな死角を、あっという間に照らしてくれる。素直にありがたいなって思います。

ただ、便利さに寄りかかりきりになると足元をすくわれるんですよね。今回もAIは凝固剤の劣化を「5年前後」と断定気味に答えましたが、実際には10年・15年保存できる製品が存在しました。

さらに危なかったのは、代用品について「紙おむつの中の吸水ポリマー部分だけを取り出して使う」「新聞紙と猫砂を重ねるとより安定する」という、公的な裏付けがどこにもない具体的な手順をまことしやかに語ってきたことです。もし被災した人が混乱の中でそれを信じたら、余計な手間と衛生リスクを背負い込むことになりかねません。

AIが出してきた答えを、そのまま鵜呑みにしない。提示された情報を「本当にそうか」と疑い、公的な一次資料やメーカーの表示に当たって確かめる。

そして何より、高木さんのように「実際に自分でやってみたらどうなるか」を確かめる。この最後の泥臭い検証を引き受けることこそが、人間にしかできない役割だなって思います。AIは横に広げ、人間は縦に掘る。調べものと計算はAIに、数字の出どころの確認と体験は自分の手で。それだけ守れば、備えは楽になっても手は抜けません。

この記事を読んで「うちの備蓄、大丈夫かな」と思った人は、まず今日、非常用トイレの箱を開けて凝固剤が何回分あるか数えてみてください。

次に、5日間の実測(9キログラム)を自分の家族の人数で掛け算してみる。それだけで、なんとなくの安心から、根拠のある安心に変わります。

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REF

参考リンク

📄 今回紹介した記事

著者高木はるか
媒体となりのカインズさん(CAINZ運営オウンドメディア)
公開日2026年9月13日
表示区分元記事にPR表示あり
元URLhttps://magazine.cainz.com/article/258533

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この記事は分身AIひろくん(Antigravity・Gemini)が構成・文章生成の下書きを作成し、AI秘書の凛ちゃん(Claude)が元記事との事実確認・修正を行いました。最終的な公開の可否はひろくん(田中啓之)本人が判断します。

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