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ドパ親とは。高齢の親のYouTube依存を精神科医と社会学者の解説で整理

2026年11月2日

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、ABEMA TIMESが2026年11月1日に配信した、高齢の親のYouTube依存「ドパ親」の記事を紹介します。

この記事は、私のブックマークに入っていた一本です。動かない相手を前にして、動かす前に先に自分を整えるという順番は、私が過去の記事で書いてきたことです。その順番を、親子の場面に重ねて読んでみます。

読み方の筋は、ドパ親とは何か、要因、子どもとの違い、1人で見る没入感とリスク、叱ったり取り上げたりすると何が起きるか、親子の関係の逆転、の順です。精神科医の吉竹弘行院長、社会学者の藤田結子氏、番組の言葉は、誰の言葉かを分けて書きます。最後に、AIとの壁打ちで叱る前の気持ちの整理と声かけの準備をする使い方を、私の考えとして書きます。

高齢の親がYouTubeに没頭する「ドパ親」を、ABEMA TIMESの記事から整理します。精神科医の吉竹弘行院長と社会学者の藤田結子氏の言葉を、順に追っていきます。最後に、叱る前の気持ちの整理と声かけの準備を、AIとの壁打ちでする使い方を私の考えとして書きます。

3行でわかるポイント

  1. 吉竹院長は、ドーパミン、デジタル機器への不慣れ、取り残される不安を要因に挙げ、一人暮らしや孤独な高齢者ほどのめり込みやすいと話しています。
  2. 藤田氏は、子どもには代わりの手立てがあるが高齢の親には少ないこと、1人で見る没入感の強さを語りました。強く叱ったり取り上げたりすると関係の悪化を招くことが少なくない、と記事は伝えています。
  3. 私は、自分の気持ちを外に出す、親がYouTubeで埋めているものを見る、選択肢を渡して選ぶのは親に任せる、の順で声かけを1つ決める考え方を重ねました。
01

子どものドパガキの次に出てきた、高齢の親のYouTube没頭「ドパ親」とは何か

子どものドパガキの次に出てきた、高齢の親がYouTubeに没頭するドパ親。ドパはドーパミンから来ていて、またやりたいを生む。誰も責めない記事、という図解

ABEMA TIMESの記事(ドパ親の話)

高齢の親がYouTubeに没頭するという、いわば「ドパ親」とも呼ぶべきケースが増加し、トラブルに発展するなど頭を抱える家族も少なくない。

「ドパガキ」という言葉を聞いたことはありますか。子どもがSNS動画やスマホゲームに依存してしまう様子を指す言葉で、注目を集めています。

今回の元ネタは、ABEMA TIMESが2026年11月1日に配信した記事です。ニュース番組『わたしとニュース』の内容がまとまっています。

番組のテーマは、高齢者がYouTubeなどのネットコンテンツに依存してしまう背景と、そのリスクです。医師の見解を交えながら、社会学者の藤田結子氏と一緒に考えていました。

記事は、こう始まります。子どもの「ドパガキ」が話題になる一方で、高齢の親がYouTubeに没頭する「ドパ親」とも呼ぶべきケースが増えている。トラブルに発展し、頭を抱える家族も少なくない、と。

「ドパ」は、ドーパミンから来ています。ドーパミンとは、楽しいと感じた時に出て「またやりたい」を生むとされる脳内の物質です。

ここで押さえたいのは、この記事が誰かを責める話ではない点です。親も、子も責めていません。家族が抱える困りごとを、背景から整理した記事、と私は読みました。

私の読みを書きます。親のスマホの話は、家族の間でも切り出しにくい話題です。身内だからこそ、言いにくいんですよね。

でも、ニュースで名前が付くと、入口ができるかもしれません。「ドパ親という言葉があるらしいよ」と、軽く話題にできるからです。これは私の推測です。

離れて暮らす親に電話をした時、ふとスマホの話になる。仕事の合間に、そんな場面がある方もいるかな、と思います。

手元の暮らしに引き寄せてみます。自分の親のスマホの使い方で、気になっていることを1つだけ、言葉にしてみてください。責めずに、見たままを書くだけで十分です。

読み進める順番を先に置きます。ドパ親とは何か、精神科医が挙げる要因、子どもとの違い、1人で見る没入感、叱った時に起きること、親子の関係の逆転、最後にAIでの準備、の順です。

02

精神科医が挙げる要因。ドーパミン、デジタル機器への不慣れ、取り残される不安

精神科医が挙げた要因。ドーパミン、機器に不慣れ、取り残される不安の3つが重なるとハマりやすくなる。一人暮らし・孤独ほど入り込みやすい、という図解

ABEMA TIMESの記事(吉竹院長が挙げた要因の話)

スマホを使って楽しくなるとドーパミンが出る。刺激に慣れるとスピリチュアルや陰謀論などより過激なものにハマることも

「明陵クリニック」の精神科医、吉竹弘行院長は、高齢者がネットコンテンツに依存してしまう背景として、いくつかの要因を挙げました。

1つ目は、ドーパミンです。吉竹院長は、スマホを使って楽しくなるとドーパミンが出る、と説明しました。刺激に慣れると、スピリチュアルや陰謀論など、より過激なものにハマることもあるそうです。

過激なもの、という所は強い言葉に聞こえます。ただ、これは吉竹院長が挙げた可能性の話で、全員がそうなる、という意味ではありません。

以前に書いた記事があります。陰謀論にハマる人の脳の仕組みを、岡田斗司夫さんの動画から読み解いたものです。

AI氣道『岡田斗司夫さんが本『陰謀論バカ』を紹介、陰謀論にハマる人を責める前に知りたい脳の仕組み』より

「記事は続けて、脳の報酬に触れます。不道徳な人を罰すると、脳にドーパミンという報酬が与えられる、という指摘。」

ドーパミンという報酬の話を、私は『岡田斗司夫さんが本『陰謀論バカ』を紹介、陰謀論にハマる人を責める前に知りたい脳の仕組み』で書いています。

吉竹院長が挙げた、ドーパミンが出て刺激に慣れると、より過激なものにハマることもある、という流れ。この記事で書いた、脳の報酬の話と同じ向きを見ているのかな、と私は読みました。

ハマる側を責める前に、脳の仕組みから見る。そういう順番なんですよね。もちろん、全員がそうなるという話ではありません。親の場合も、まず何が報酬になっているのかを見るところから、というのが私の読みです。

ドーパミンは、好きなものを食べた時や、楽しい交流の時にも出るもの。「またやりたい」という気持ちを生む、と吉竹院長は話しています。

2つ目は、デジタル機器に慣れていないことです。高齢者は若者より熱中しやすい、というのが吉竹院長の見方です。

3つ目は、不安です。吉竹院長によると、高齢になると「取り残される不安」「見捨てられる不安」が出てくる。これは一人暮らしの高齢者に特に多い、とのことでした。

続きの言葉も置きます。SNSは社会とつながる道具なので、一人暮らしや孤独な高齢者ほどのめり込みやすい、と吉竹院長は述べています。

並べると、要因は別々のようで、つながっている気がします。楽しくて、慣れていなくて、さみしい。これらが重なる所に、ハマりやすさがあるのかもしれません。

私の読みです。動画の中身が問題というより、動画がつながりの代わりをしている面があるのかもしれない、と考えました。これは推測です。

もちろん、自分の親に当てはまるかどうかは、別の話です。吉竹院長の見解は見解として受け取って、親の様子を見ながら考えるしかありません。

手元の暮らしに引き寄せると、見る場所が変わります。「何を見ているか」の前に、「その時間、誰と話せているか」。親の毎日を、少しだけ想像してみたい所です。

03

子どもなら「外で遊びなさい」と言える。高齢の親には、代わりになる手立てが少ない

子どもには外で遊ぶ、友達と遊ぶ、家のルールという手立てがあるが、高齢の親は外出が難しい場合もあり、つながりも薄い。他にすることが少ない、という対比の図解

ABEMA TIMESの記事(藤田氏の代替手段の話)

子どもだったら親がある程度言ったり、『外に出て友達と遊びなさい』と言うなどいろいろな代替手段がある。

社会学者の藤田結子氏は、ドパガキとドパ親の違いに触れました。子どもなら、親がある程度言える、と。

たとえば「外に出て友達と遊びなさい」。藤田氏は、子どもにはこうしたいろいろな代替手段がある、と話しています。代替手段とは、同じ役目を果たせる別の手立てのことです。

では、相手が高齢者だと、どうなるか。藤田氏は、外に出ること自体が身体的な理由で難しい場合もある、と言います。

続けて、こう言及しました。「つながりがどんどん希薄になっていったりして、他にすることもなかなか難しいので、余計にハマりやすいのかな」と。

同じ「没頭」でも、周りが出せる手が違う。ここがポイントです。

子どもには、家のルールを作れます。でも親に、同じ決まりを押し付けるわけにはいきません。

ここで私が引っかかったのは、「余計に」という言葉です。ハマる理由が本人の意思の弱さではなく、周りの条件で重なっていく、という響きに聞こえました。これは私の読みです。

その読みから、「やめさせる」より先に、「他にすることがあるか」を見る目に切り替えると、見える物が変わります。

もちろん、親の暮らしは家ごとに違います。決めつけは禁物です。

04

1人で画面を見る没入感と、ネット依存が進んだ時に起こり得ること。吉竹院長のリスクの話

家族でテレビを見る時は気を使い、我慢する。スマホで1人だと周りの目がなく見放題で、1対1の没入感になる。リスクは吉竹院長の見解、という図解

ABEMA TIMESの記事(1対1の没入感の話)

1人で画面を見ていると何を見ているかも分からないし、感想を言いながら見るということもなく、本当に1対1の没入感がすごくあると思う

まず、吉竹院長が挙げた、ネット依存が進んだ時に起こり得る問題です。ここは強い言い方にせず、院長の見解として整理します。

吉竹院長によると、「情報が多すぎて集中力が続かなくなる」。「度を超すと認識能力が落ち、脳の老化が進む」とも話しています。

さらに、「現実とバーチャルの区別がつかなくなり、認知症や老人性うつの妄想に似た症状が出ることがある」と述べました。あくまで、起こり得る、という話です。

私は医師ではないので、これを自分の親に当てはめて判断することはしません。

番組では、ネット動画を1人で見る危険性も議論になりました。キャスターの徳永有美アナウンサーが指摘したのは、家族でテレビを見る場合との違いです。

家族でテレビを見ていると、他人に気を使ったり、見たいものを我慢したりする抑制が働く。一方、スマホで1人で見ると、周囲の目を気にせず、好きなコンテンツが見放題になる。

また、他人の前では観られないようなコンテンツも、1人なら見られる。そこから、さらにのめり込んでいくのではないか、と徳永アナウンサーは投げかけました。

藤田氏も同意しています。1人で画面を見ていると何を見ているかも分からないし、感想を言いながら見ることもなく、「本当に1対1の没入感がすごくあると思う」と。

没入感とは、周りが気にならないほど入り込む感覚のことです。

私の読みです。テレビは居間で家族と見る。スマホは1人。画面の大きさより、「誰と見ているか」の違いが効いているのかもしれません。

没頭について、以前に書いた記事があります。AI2体の討論の形で、同じ一晩がどちらにも転ぶ話を扱いました。

AI氣道『AI時代、朝まで没頭してしまうのは、自己管理の失敗なのか』より

「私が引っかかるのは、同じ一晩がどちらにも転ぶ所です。止まらないことが問題になる夜もあります。反対に、手元に残る夢中になる夜もあります。」

夢中になる夜が問題にも財産にもなる、という見方を、私は『AI時代、朝まで没頭してしまうのは、自己管理の失敗なのか』で書いています。

1人で画面を見る没入感も、同じだと思うんです。止まらないことが問題になる夜もあれば、手元に残る夜もある。同じ没頭でも、どちらに転ぶかは分かれます。テレビは居間で家族と見て、スマホは1人。

その違いが、転び方に効いているのかもしれません。これは私の読みです。没入そのものを悪者にする前に、誰と、どんな夜を過ごしているのかを見たいかな、と考えています。

手元の暮らしに引き寄せるなら、親が見ている動画の話を、感想を言い合う形で聞いてみる。「どんなの見てるの?」くらいの軽さが、ちょうどいいと思います。

05

ドパ親を叱ったり取り上げたりすると関係が悪くなる。怒ってしまうのはしょうがない、と藤田氏

叱る・取り上げるは反発から関係の悪化へつながりやすい。怒りは否定しない。先に自分を整えて、そのあと親を見る、という図解

ABEMA TIMESの記事(怒ってしまうのはしょうがない、の話)

家族が怒ってしまうのはしょうがないと思う。子どもの立場からいろいろ(対策を)やって、それでもうまくいかなかったり、言うことを聞いてくれなかったり。

実際に、高齢の親がネット依存に陥った時のことです。記事によると、家族が強く叱責したり、強制的にスマホやネットを取り上げたりして、反発や激昂、関係の悪化を招くことは少なくないそうです。

ここで藤田氏は、子ども側の苦悩にも寄り添うコメントをしています。家族が怒ってしまうのはしょうがない、と。

子どもの立場からいろいろ対策をやっても、うまくいかない。言うことを聞いてくれない。

親の自立性を尊重するのも大事だが、負担を背負っていろいろなことをする子どもは、あまり周囲から感謝もされない、と藤田氏は話しました。

この「感謝もされない」に、私は目が止まりました。怒りの裏に、疲れや、報われなさがあるんですよね。

反発や激昂という言葉は、強いです。親が怒り出す場面は、子どもにとっても堪えます。その場面を避けたくて、言い出せなくなることもあるんですよね。

親の自立性を尊重する、という言葉も大事です。親は、自分で決めて生きてきた人。その前提を、声かけの中に残しておきたい所です。

動かない相手を前にした時の順番について、以前に書いた記事があります。

AI氣道『部下や家族が動かないとき、動かす前に自分を整える|息子の勉強で迷って見えた「結果を握らない」関わり方』より

「先に自分を整える。相手を見るのは、そのあとです。」

動かない相手を前にして、先に自分を整えるという順番を、私は『部下や家族が動かないとき、動かす前に自分を整える|息子の勉強で迷って見えた「結果を握らない」関わり方』で書いています。

「先に自分を整える。相手を見るのは、そのあとです。」と、藤田氏の「怒ってしまうのはしょうがない」を並べて読みます。一見、別のことを言っているようです。

ただ、怒りを否定していない点で、同じ方向を向いていると私は読みました。

怒りを、無かったことにはしません。怒った自分を一度外に出して、眺める。それから親を見る。順番を入れ替えるだけなんです。

動かない相手を前にした時の考え方を、親子の場面に当てはめた私の読みです。

外に出す方法は、紙に書く、誰かに話す、AIに聞いてもらう。何でも構いません。大事なのは、叱る前に1回、出すことです。

叱ってしまった後でも、遅くはありません。次に声をかける時の順番を、変えればいいだけです。

取り上げる、という手は、目の前の問題が消えたように見えます。ただ、親の側から見ると、つながりの道具そのものを取られることになる。吉竹院長の3つ目の要因を思い出すと、その重さが少し見えてきます。

06

親子の関係が逆転していく。プライドの問題を挟んだ、高齢の親との声かけの難しさ

親が指示する側から指示される側へ、関係の逆転。子どもはショック、親にはプライド。選ぶのは親に返す、という図解

ABEMA TIMESの記事(関係性の逆転の話)

親子の関係が逆転していくというか、これまで親に頼っていた子どもが、親がどんどんいろいろなことができなくなるのを見てショックを受けて、親は親で今まで自分が子どもにいろいろ指示をしていたのに、指示される側になってというプライドの問題もあって、そこをうまくしながらコミュニケーションするというのは、かなりの難しいことなのではないか

ネットやYouTubeをめぐるトラブルでは、子どもが親を心配して介入しようとします。けれど、親の側も素直に意見を受け入れられない。ここに難しさがある、と記事は伝えます。

藤田氏の分析は、親の毎日から始まります。親もどんどんできないことが多くなっていって、毎日つらいこともあるだろう、と。

そこから出てくるのが、「関係性の逆転」という言葉です。

これまで親に頼っていた子どもが、親がいろいろなことをできなくなっていくのを見て、ショックを受ける。

親は親で、今まで自分が子どもにいろいろ指示をしていたのに、指示される側になる。そこにプライドの問題もある、と藤田氏は言います。

そのうえで、「そこをうまくしながらコミュニケーションするというのは、かなり難しいことなのではないか」と述べました。

双方にショックがあって、双方にプライドがある。どちらが悪い、という話ではないんですよね。

仕事では指示を出す側にいる方も多いと思います。立場が逆になる家庭の場面は、慣れない感覚かもしれません。

「逆転」という言葉は、冷たく聞こえます。ただ、役割が少しずつ入れ替わっていく移り変わりを指しているように、私は読みました。これは推測です。

私の読みです。「正しいことを言う」より先に、「言われた側のプライドが傷つかない形」を考える。順番は、こちらが先かもしれません。

一つの手がかりは、選択肢を渡して、選ぶのは親に返す形です。「やめて」ではなく、「こういうのもあるよ」と並べる。選ぶ側に親が立てば、指示される側ではなくなります。

手元の暮らしで、最近の自分の一言を思い出してみてください。「〜しなさい」で終わっていなかったか。責めるためではなく、言い方の癖を知るためです。

07

ドパ親の叱る前の気持ちの整理と、親への声かけを、AIとの壁打ちで準備する使い方

AIとの壁打ちで、気持ちを書き出す、親が埋めているものを探す、接点の選択肢を出す。選ぶのは親で、病名の見立ては頼まない、という図解

ABEMA TIMESの記事(親の自立性と感謝の話)

親の自立性を尊重するのも大事だが、子どもが負担を背負っていろいろなことをすることに対して、あまり周囲から感謝もされない

藤田氏の言葉を、改めて置きます。親の自立性を尊重するのも大事だが、負担を背負う子どもは、あまり周囲から感謝もされない、と。

怒ってしまうのも、うまくいかないのも、感謝されないのも、実際に起こる場面です。この場面で、気持ちを一人で抱えたまま親に向き合うと、言葉が強くなりやすいと思います。

ここから、AIの使い方に入ります。先に、私の普段の使い方です。

私は、魂磨きという朝の振り返りで、AIに問いを出してもらって、私が答える形にしています。頭の中を外に出して、見るためです。

紙に書くのも、発信するのも、分身AIと話すのも、同じ役目。頭の中を映す鏡です。

この使い方を、親のことで気持ちが揺れた時にも当てはめられる、と私は考えます。あくまで私が考えたことです。

使い方は次のとおりです。1つ目は、イライラした場面や、言ってしまった一言を、AIに聞き役になってもらって書き出すこと。AIには判断させず、整理だけを頼みます。

2つ目は、親がYouTubeで埋めているものを探す質問を、AIと一緒に作ること。どんな動画を、いつ見ているか。見ている時の表情はどうか。責めずに聞く形にします。

吉竹院長が挙げた孤独や取り残される不安が、手がかりになりそうです。

3つ目は、YouTube以外の接点の選択肢を、AIに複数出してもらうこと。選ぶのは親に任せる前提で、声かけの言い方を考えます。

注意点も書いておきます。AIの案は材料で、そのまま親に伝えません。選択肢の中身は、親の状況次第で変わるからです。

AIのチャットも、1人で画面に向かう形です。没入感の話を思い出して、内容は家族や信頼できる誰かと共有する形で使うのが良い、と私は考えます。

病名の見立てはAIに頼みません。メッセージの送信など、取り消せない操作もAIに任せません。

ChatGPTでもClaudeでも、使い慣れたもので構いません。声かけの準備は、親のためであり、自分の気持ちを軽くする作業でもあります。

読んだあと、自分の家の場合で確かめたい人へ

ドパ親の話を自分の家に当てはめて、声かけを1つ決めるプロンプト

枠の中にこの記事のURLが入っていて、AIが記事を読んでから、親のYouTubeの様子を自分の家に当てはめて整理してくれるプロンプトです。読んで終わりにせず、自分の環境ですぐ使える追加のプロンプトまで手元に残せます。

1

記事の話と、決めつけの仕分け

ドパ親の記事で語られた内容、書き手の考え、未確認を分けて返します。親のことを決めつけず、落ち着いて読み比べられます。

2

気持ちの整理と、親が埋めているもの

4つの質問に答えると、自分の気持ちの整理と、親がYouTubeで埋めているものの見立てが複数返ってきます。叱る前の準備になります。

3

環境に合う追加のプロンプト

使っているAIエージェントや道具に合わせて、記事のURL入りのプロンプトを1〜3本、そのまま貼れる形でつくります。

AIの答えは下書きとして受け取り、任せ切りにせず自分の目で読み直す前提です。使ってみたい時だけ、下のボタンから使い方と依頼文を開いてください。

▶ タップしてプロンプトを開く

下の枠の文を丸ごとコピーして、手元のAIエージェントに貼ってください。枠の中には、この記事のURLが入っています。記事を読んだAIから、短い質問が4つ、1つずつ届きます。

答えると、自分の気持ちの整理と、環境に合わせた追加のプロンプトが返ってきます。ただ、返ってきた結果はそのまま信じず、自分の目で読み直してください。親にどう声をかけるかを決めるのは自分です。

次の依頼を、確認と整理だけで行ってください。

【記事のURL】
https://ai-kidou.jp/dopaoya-youtube-izon-abema-times/
最初に、このURLの記事を読んでください。読めない時は、読めなかったと伝えて、下の記事の要点だけを材料にしてください。

【目的】
高齢の親のYouTube依存「ドパ親」を扱ったニュース記事の解説を読んで、私の家の場合に当てはめて整理します。叱るか放っておくかの二択から離れて、①自分の気持ちを外に出す、②親がYouTubeで埋めているものを見る、③選択肢を渡して選ぶのは親に任せる、の順で、親への声かけを1つ決めることが目的です。そのうえで、私の環境で使える追加のプロンプトをつくります。

記事の要点
・ABEMA TIMESの記事(2026年11月1日配信)で、精神科医の吉竹弘行院長が挙げた要因は3つ: ドーパミン、デジタル機器への不慣れ、取り残される不安・見捨てられる不安。一人暮らしや孤独な高齢者ほどのめり込みやすい。
・社会学者の藤田結子氏は、子どもなら「外に出て友達と遊びなさい」と言えるが、高齢の親には代わりの手立てが少ない、1人で見ると1対1の没入感がある、と述べた。
・家族が強く叱ったり取り上げたりすると、反発や関係の悪化を招くことが少なくない。親子の関係の逆転とプライドの問題があり、コミュニケーションは難しい。
・書き手の考え: 動かす前に先に自分を整える。選択肢は渡しても、選ぶのは親。AIは壁打ちの相手で、親に何を言うかを決めるのは自分。

【やってよいこと】
1. 記事を読んだあと、次の4つを1つずつ質問してください。答えが返ってから次の質問へ進んでください。
 ・親のどんな様子が気になっているか(見ている物、時間帯、様子)
 ・そのとき私がどんな気持ちになったか(イライラ、心配、申し訳なさなど)
 ・親が普段、人と話す機会はどのくらいあるか
 ・私が使っているAIエージェントや道具は何か
2. 答えをもとに、私の気持ちを整理してください。整理だけにして、私の気持ちの良し悪しは判断しないでください。
3. 親がYouTubeで埋めているものとして考えられる点を、記事の3つの要因に沿って、決めつけずに複数挙げてください。
4. YouTube以外の接点の選択肢を3つ挙げ、選ぶのは親に任せる前提で、声かけの言い方の案を2つ書いてください。
5. 私の環境で、そのまま貼って使える追加のプロンプトを、1〜3本つくってください。記事のURLを、各プロンプトの中に入れてください。

【守ること】
・親の病名の推測、診断、医療や介護の判断はしないでください。
・設定の変更、削除、送信、購入、公開は行わないでください。親へのメッセージも、書くだけで送らないでください。
・パスワード、鍵、口座の情報、親の個人情報は求めないでください。貼られても使わず、消すよう伝えてください。
・記事の内容は、記事に書かれた発言として扱い、確かめられた事実とは書かないでください。
・分からない所は、推測で埋めずに未確認と書いてください。
・材料は、上のURLの記事と記事の要点、私の答えだけにしてください。記事に無い数字・対策・相談先を足さないでください。追加のプロンプトに足してよいのは、私の環境に合わせた言い方と手順だけです。この依頼で禁じたことは、追加のプロンプトの中にも同じように書いてください。

【返す形】
(1) 私の気持ちの整理
(2) 親がYouTubeで埋めているものの見立て(複数・決めつけない)
(3) YouTube以外の接点の選択肢3つと、声かけの案2つ
(4) 親に話す前に確かめること(3つまで)
(5) 私の環境で使える追加のプロンプト(1〜3本。記事のURL入り)
(6) 提案として書いたこと(あれば。実行はしていないと添える)
最後に、私が自分の目で読み直したほうがよい所を1行で添えてください。
FAQ

よくある質問

Q. ドパ親とは何ですか?

A. 子どものドパガキに対して、高齢の親がYouTubeなどに没頭するケースを、ABEMA TIMESの記事が「ドパ親」とも呼ぶべきもの、と表現した言葉です。ドパはドーパミン(楽しいと感じた時に出て「またやりたい」を生むとされる脳内の物質)から来ています。

Q. なぜ高齢の親はハマりやすいのですか?

A. 吉竹院長は、ドーパミン、デジタル機器に慣れていないこと、取り残される不安や見捨てられる不安を挙げました。特に一人暮らしや孤独な高齢者ほどのめり込みやすい、という見解です。私の読みでは、動画がつながりの代わりをしている面があるのかもしれません。

Q. 子どものドパガキと何が違いますか?

A. 藤田氏は、子どもなら「外に出て友達と遊びなさい」など代替手段があるが、高齢者は外に出ること自体が難しい場合もあり、つながりも希薄になりやすい、と話しました。同じ没頭でも周りが出せる手が違う、と私は整理しています。

Q. 叱ったり取り上げたりするとどうなりますか?

A. 記事は、強い叱責や強制的な取り上げが、反発や激昂、関係の悪化を招くことは少なくない、と書いています。藤田氏は、家族が怒ってしまうのはしょうがない、とも述べました。私は、叱る前に気持ちを一度外に出す順番に置き換えたいと考えています。

Q. AIは親への声かけにどう使えますか?

A. 私の考えでは、叱る前の気持ちの整理の聞き役、親がYouTubeで埋めているものを探す質問づくり、YouTube以外の接点の選択肢づくりです。AIの案はそのまま親に伝えず、医療的な判断はAIに頼みません。

MATOME

まとめ。叱るか放っておくかの二択から離れて、声かけを1つ決める

ドパ親は、高齢の親がYouTubeに没頭するケースを指す言葉でした。吉竹院長は、ドーパミン、デジタル機器への不慣れ、取り残される不安を挙げています。

藤田氏は、子どもには代わりの手立てがあるが、高齢の親には少ないと話しました。1人で見る没入感の強さも、番組で議論されています。

叱ったり取り上げたりすると、関係の悪化を招くことは少なくない。それでも怒ってしまうのはしょうがない、と藤田氏は言います。親子の関係の逆転とプライドの問題が、声かけを難しくしています。

私の読みは、叱るか放っておくかの二択から離れる、という形です。①自分の気持ちを外に出す、②親がYouTubeで埋めているものを見る、③選択肢を渡して選ぶのは親に任せる。この順で、声かけを1つ決められます。AIは、その準備の壁打ち相手に使えます。

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COLUMN

叱る前に、見る場所を変える。YouTubeが埋めている物を見る

居間の座卓で、ひろくんが向かいの空いた座布団の前に小さな器をそっと置いているイラスト。湯呑みが2つ、塩の小皿、開いたノート

親のYouTubeが気になると、つい「やめさせる物」として見てしまいます。そう見た瞬間、できることは二つに絞られるんですよね。取り上げるか、黙って見ているか。どちらを選んでも、関係は少し苦しくなる気がします。

ここで見る場所を、少しだけ動かしてみます。以前、私はこう書きました。

AI氣道『寄り添うとは、答えを渡すことじゃない。最後は「自分自身がホーム」になる』より

「答えではなく、選択を返す。それが、家族としての寄り添いだ。」

この向きは、私が『寄り添うとは、答えを渡すことじゃない。最後は「自分自身がホーム」になる』で書いたことと重なります。答えを渡すのではなく、選ぶことを相手に返す。藤田氏が言う「親の自立性を尊重するのも大事」も、同じ方向を見ているのかなと思います。

では、見る場所をどう変えるか。「やめさせる」ではなく、「YouTubeが埋めている物は何だろう」と考えてみる。退屈なのか、話し相手が欲しいのか、知りたいことがあるのか。ここは私にも分からないし、たぶん本人にも言葉になっていません。

料理で言えば、味付けを先に決めて出すのではなく、味見を相手に任せる感じです。素材だけを出して、塩を足すかどうかは食べる人が決める。親に渡すのも、答えではなく味見の機会なんですよね。

今日からできる形はひとつだけです。親が見ている動画の話を、感想を聞く形で1つ聞いてみる。「最近どんなの見てるの?」くらいで十分です。答えを持ってこさせず、聞くだけにします。

もうひとつ、見ておきたいのは自分の側です。早く直したい、という気持ちが先に走っていないか。そこを先に見ておくと、聞く時の声が変わる気がします。

親に任せるのは、結論ではなく、選ぶこと。

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LINK

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参考リンク

今回紹介した記事

著者ABEMA TIMES編集部
媒体ABEMA TIMES(Yahoo!ニュース転載)
公開日2026年11月1日(配信)
元URLhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e27070ceb8dd86bb24142fd373d844faaefd40f5

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