WATCH REPORT

ChatGPT の Dots とは?頼んだ仕事を最後まで追いかける、自律型AIエージェントの使い方

2026.10.30

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル『【ソウタ】AIの先生』で公開された、ChatGPT の Dots を会社の仕事の窓口にする考え方と実演を、ソウタさんが見せる動画を、順に整理します。

ChatGPT やAIエージェントを何本も動かしているのに、気づけば自分が進み具合を見て回る役になっていませんか? 任せたはずなのに、手が離れない毎日! そんな小さな会社の経営者や、個人事業主に向けて書きました。

チャンネル【ソウタ】AIの先生の、2026年10月30日公開の日本語の動画です。ソウタさんが、ChatGPT に出てきた Dots を会社の仕事の窓口にする考え方と環境設定を、緑と白のスライドと ChatGPT の画面で説明し、実演でできた資料まで見せる21分42秒。動画のタイトルには「年商2億」とあります。

ソウタさんの言い方では、Dots は「24時間働くAIエージェント」。私なりに言い換えると、頼んだ仕事を最後まで追いかける自律型AIエージェントです。話は、AIを追いかけるだけになっている問題から始まり、Dots が要る人と使い方のコツ、作り方とつなぎ方、伝える3つと任せる範囲へ進みます。最後は問い合わせ3件の実演です。

動画の図では、Dots が Codex に直接仕事を回します。一方、私の dot の設定文の最初の版は「自分で作業しない、CodexやWorkへ直接回さない。」でした。

21分42秒を通して見なくても、Dots の使い方を順にたどれるようにまとめました。読み終えるころには、自分の会社で何を先に決めて渡すか、その順番が見えてきます。

SPEAKER

ソウタさん

話すのはソウタさん1人。ChatGPT の Dots の考え方と環境設定を、緑と白のスライドと ChatGPT の画面で説明し、最後に実演を見せます。

3行でわかるポイント

  1. ソウタさんは、AIを増やしても忙しいのは自分が追いかける役をしているからだと話し、Dots を頼んだ仕事を完成まで追う窓口と位置づけます。(第1章・第2章へ)
  2. 話はそこから、担当と完了の条件を先に決めるコツ、作り方とつなぎ方、伝える3つと任せる範囲、問い合わせ3件から Gmail の下書きまでの実演へと続く流れ。(第2章・第3章・第4章・第5章へ)
  3. 私は、Dots で使っている私の dot の設定文で、最初は作業させない線を引き、のちに試作だけは任せる形へ書き直しました。(第2章へ)

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01

AIを追いかける役は誰か。ChatGPT の Dots は頼んだ仕事を完成まで追う

▲目次
図解。追いかける役は誰か。ばらばらの帳面を追いかけるだけの絡まった糸が、一本の朱色の糸になって完成の巻物まで追い、判断の要るものだけが文箱に届く
動画キャプチャ: スライド「Dotsのすごいところ」。任せた仕事を、完成させるまで持っていく、と書かれた画面(2:50頃)
動画キャプチャ: Dotsのすごいところのスライド(2:50頃)

AIを増やしたのに、前より忙しい毎日。どのチャットを開いても、何の話だったか、目的は何だったかを思い出すところから始めていませんか?

スライドには「AIを使うつもりが、追いかけているだけ」の文字と、チャット1・2・3。AIを増やしたのに忙しい状態を、1枚で見せます。

ソウタさん(動画の中で・0:45〜)

それってAIを使ってるつもりがただAIを追いかけてるだけになったりしてるんですよ。

だからAIで並列に仕事を回すのは難しかった、というのがソウタさんの振り返り。そこへ Dots が出て、追いかける作業を Dots が引き受けるようになりました。

自己紹介では、SNS運用の会社の経営と、AIベンチャーの事業の統括をしていると明かします。どちらも、AIが無ければ達成できなかった仕事。

動画の流れは4つ。Dots の強み、向いている人、使い方、実演の順です。

使える人と使えない人の差は、環境設定にある。自分がどんな人間で、何を目指しているかを渡しておくと、Dots が動きやすく、育っていくという話です。

続くスライドの見出しは「任せた仕事を、完成させるまで持っていく」。今までのAIは指示した時だけ動き、一緒に組みたい人は「これ、できてないですよね」と最後まで追いかける、という比べです。私の言葉で呼べば、指示を待つAIから自律型AIエージェントへの移り変わりの話。

ソウタさん(動画の中で・2:47〜)

ちゃんと追いかけてこれできてないんですよね。これしてないですよねっていうところまで最後までやってくれる人なんですよ。

優秀なPMや上司は、部下ができていない仕事を見て、足りない所を言ってくれる。そういう人がいれば事業は回る、という見方です。

ソウタさん(動画の中で・3:06〜)

ドッツはどちらかというと、その仕事を追いかけて頼んだ仕事をちゃんとそれを責任を持って終わらせてくれるっていうところが、ま、1番すごいところなんじゃないかなと思ってます。

例の1つ目は、ふだんの事務。Gmail や Slack を見て、滞っている連絡、止まったままの契約の話、忘れている次の動きを拾います。

拾ったら「これ、返してね」「これ、こうした方がいいですよ」と声をかけてくれる。抜けを拾う役を、Dots に預ける形です。

スライドには「付き人がいらなくなるかも」の文字。予定の抜けを知らせる役まで Dots に渡せる、というソウタさんの見立てです。

例の2つ目は、YouTube の台本づくり。最新情報を調べる、過去の動画を見返す、企画を考える、競合と比べる、の流れです。

どれも頭から抜けやすい作業。Dots 自身が手を動かすより、AIエージェントを動かしながら完成まで追う役回りだ、と例えます。

AIで生産性が上がらなかった人は9割以上いる、というのがソウタさんの見立てです。やっている気にはなるのに、頭の中の記憶と実行力が追いつかない。そこを Dots がやり切る、と続けます。

追いかける役をAIに渡すと、私の手元に何が残るのか。私の dot の試し運転の記録です。

私の記事より(Cue(Manusの常駐エージェント)はdotsに足すべきか。専用PCの数字をGrok Botで測って並べた・先に声をかけてくれるか。私のdotsの試し運転は、メール2,371通のうち29件を「知らせる」に分けた)

1週間のメール2,371通のうち、「その都度知らせる」は29件でした。2,371通のうち29件、約1.2%。これはdotsの報告です。

追いかける役を手放すと、手元に届くのは判断の要るものだけになります。

私が催促したり、言い直したりした瞬間、管理のボールは私に戻ります! その戻りを、任せきれていない合図として私は見ています。

私が見ないと止まる形なら、任せたことにはなりません。いま自分は、何を追いかけているでしょう?

ソウタさんが語るのは、追いかける機能の強み。私は、何が私に戻ってくるかの線を先に引く側から、この動画を見ています!

02

Dots が要るのは誰か。担当と完了の条件を先に決めるコツ

▲目次
図解。担当と完了を先に決める。物見やぐらから三つの作業小屋へ線が伸び、手前に担当と完了の条件の札、右下に小さく回す水車
動画キャプチャ: スライド「使い方のコツ」。担当と完了の条件を先に決める、確かめられる結果をもらう、小さく回す、の3つが並ぶ画面(5:50頃)
動画キャプチャ: 使い方のコツのスライド(5:50頃)

Dots は、誰にでも要る道具ではありません。ソウタさんは、そこにはっきり線を引きます。自分の仕事は、線のどちら側にあるでしょう?

スライド「Dots がいる人・いらない人」。いらない側は、下のレイヤーの仕事をしている人です。絶対いる側には、0から1を作りたい人、PMのような仕事をしたい人、1人企業が並びます。

実行まで自分で持ち、仕事を形にしていく側ほど要る。その線の上で、ソウタさんは Dots を、流れを大きく変えるAIエージェントだと評します。

使い方のイメージは、スライド「Dots を司令塔にする」。頼む、途中で確認する、成果物を確認する。これを1か所にまとめる形です。

ソウタさん(動画の中で・5:06〜)

動かし方のイメージとしたらまずドッツに頼みます。途中で確認します。で、え、成果物を確認するっていうこの3つの作業を1つの箇所にまとめます。

画面の図では、声で「やっといて」と頼むと、Dots がサイトやLPを作る別の Codex に仕事を回します。指示を出すのは Dots の側。

ばらばらだった進み具合も、Dots が1か所にまとめてくれる。図の説明は、そこまで含みます。

スライド「使い方のコツ」の1つ目は、担当と完了の条件を先に決めておくこと。

ソウタさん(動画の中で・5:35〜)

コツは担当と完了の条件を先に決めておくことです。

2つ目は、AIの進み方を追わずに、確かめられる結果をもらうこと。

最後は、小さく回せて確かめられる仕事から始め、Dots に慣れてから大きなプロジェクトを一緒に動かす順番。

スライド「これからの未来」には、目指すことを伝える、AIが勝手にやる、会社経営が本当にできる、の流れ。自分の分身を作り、自分以上を作っていく感覚だ、とソウタさんは言葉を足します。

差が生まれるのは、Dots を育て、動きやすくする環境設定のところ。この向きで捉えておけば、AI時代の動き方が読めるようになる、という見方です。

AI時代にうまくいく人とそうでない人の違いは、先を見れるかどうか。ここで話は動画編集の例へ移ります。

AIでほとんどの動画が編集でき、この動画も操作1回で編集した、とソウタさん。細かい編集に張った人は、AIに代わられる側に回ります。

残るのは、良い動画を考えるディレクターの側の価値。どこに張り、どの力を伸ばすかが鍵で、AIの歴史を追えばある程度は読める、と結びます。

私は、dot に送る設定文の最初の版で、dot の役を連絡の見張りに決めました。担当は、連絡に気づいて知らせることと、メール整理の候補出しです。

返信の下書き、調べ物、資料、修正といった作業そのものは、私の一言をもらってから、このMacの私のAI作業の画面へ渡す形。そこは、AIに仕事を渡すための私用の作業の場所です。

設定文には「自分で作業しない、CodexやWorkへ直接回さない。」と書きました。動画の図は Dots から別の Codex へ直接回し、私の最初の版は回さない。道筋の組み方が2通り並びます。

私は、1つの仕事の持ち主を1つに決めます! 共同の責任にすると、誰も最後まで追わなくなるからです。

担当と完了の条件を先に決めるコツも、この持ち主を決める話と同じ所に立っています。その仕事は、何ができたら終わりでしょうか? 持ち主と終わりが決まれば、環境設定に書く中身も見えてきます!

先を見れるかどうかは、Dots につないだ道具の数より、何を誰に持たせるかで分かれます。

03

Dots の作り方と、道具と Mac のつなぎ方。チャットや Work との違い

▲目次
図解。仕事を振る窓口。聞いて終わりの縁台、調べ物と資料作りの机、いちばん大きな仕事を振る窓口から、道具をつなぐ糸と指示書が伸びる
動画キャプチャ: 緑のスライド「チャット・Work・Dotsの違い」。1回聞いて終わり、1つの作業を任せる、いくつもの仕事を見る、が並ぶ画面(11:15頃)
動画キャプチャ: チャット・Work・Dotsの違いのスライド(11:15頃)

作る入口は、ChatGPT の左サイドバー。ソウタさんの説明では、難しい手順はありません。では、作ったあとに何をつなげばいいのでしょうか?

パソコンの ChatGPT で、左サイドバーの「Dots」を押し、案内のとおりに進めるだけ。出てこない時は、ChatGPT を最新版に更新します。

作り終わると、Dots のほうから自己紹介があります。画面の説明は、作成済みの Dots を使って進む形。

キャラクターを押すと、色や形、眼鏡、名前まで変えられます。ポケモンを育てる感覚、とソウタさんは例えます。

「電話する」のボタンで、音声でも話せます。通話の中で、Dots 自身にAIエージェントとの違いを説明させる場面も。先回りして考えてくれる所が、意思があるように感じる所です。

道具は「プラグイン」からつなぎます。Google ドライブ、Slack、Gmail、Notion、Google カレンダー、Adobe、Canva などから、仕事で使う物を選ぶ形。

実演の準備でつないであるのは、Gmail と Google ドライブ。サービスの資料とプランの表を読ませて提案を作らせ、Gmail はあとで返信の下書きにも使います。

つないでいないと、自分が何をしているかを Dots は見られません。

ソウタさん(動画の中で・10:19〜)

AIを使いこなせるポイントって自分の情報をどんだけAIに渡せるかなんですよ。人もそうじゃないですか。秘書に対して自分はこういう人間でこういう目的を持ってて、こういう仕事をやってます。だからこう動いてくださいっていうの伝えるじゃないですか。

LINE のようにプラグインの無い道具は、要るトークを書き出したファイルで渡すのがいちばん良い形。先につないでおけば、Dots が自分で見に行きます。

違いは緑のスライドに並びます。チャットは1回聞いて終わり。Work は調べ物や資料作りなど1つの作業。Dots は、いくつもの仕事を見る役。

プラグインそのものは、チャットでも Work でも使えます。

ソウタさん(動画の中で・11:09〜)

ドッツはじゃあ何かって言うと、ま、自分の前提とか今進んでる仕事を覚えた上で必要ならワークとかコデックスに仕事を振ってその結果を確認して続きを進めてくれる窓口です。

だから、AIを追いかけながら仕事をすることが無くなる、とソウタさんは話します。

Mac は、ChatGPT のプロフィールの「コンピューター」でこの Mac を選び、アクセスを許可するだけ。作業はこの Mac で進み、できたファイルも Mac に残ります。

ソウタさん(動画の中で・12:15〜)

マウスで画面をカチカチ動かしてるわけじゃなくて、作業ごとに指示書を渡してるイメージです。

作業中は、Mac の電源を入れたまま、ChatGPT のアプリを開いておく。スリープさせると、そこで止まります。

仕事を振る窓口としての Dots の横に、私の dot の最初の日を並べます。

最初の日、私は dot に「Kindleメーカーで本なにか作ってみて」と一言だけ送りました。返ってきたのは、Kindleメーカーで作った小冊子「dotsでAIに仕事を任せる入門」。3章・約6,500字、16ページです。

表紙・目次・全ページの表示は確認済み、というのが dot の報告。dot はそのあと、活用例を足した版にも取りかかりました。

次の版は、海外と国内の活用例を加えた3章・24ページ。資料の横断調査、予定の衝突の発見、定期のニュース収集、見積の作成、ゲーム制作、投稿の運用が並びます。

途中で止まった例も載り、利用者の報告と公式の想定例と応用案は分けてありました。Kindle の実機での試読は未確認、という添え書きつき。

ソウタさんの Dots は、Work や Codex に仕事を振る窓口。私の dot の設定文の最初の版は、「自分で作業しない」形でした。

その線を引いたのは私。小冊子の試作を一言で頼んだのも私です。この2つが、私の dot の記録に並んでいます。

AIに自分を教える言葉は、そのまま、自分が何を大事にしているかを映す言葉になります!

環境設定で効くのは、つないだ道具の数より、何を渡したか。では、渡す中身とは何でしょうか?

04

見られると分かっているは別。環境設定で伝える中身と任せる範囲

▲目次
図解。任せる範囲の線を引く。見られるの提灯と分かっているの提灯の下で、朱色の縄が庭を分け、左の任せる庭と右の必ず確認の門に分かれる
動画キャプチャ: 緑のスライド「見られる と 分かっている は別」。メールや資料を読めることと、何を目指し何を大事にするかを分けた画面(12:55頃)
動画キャプチャ: 見られると分かっているは別のスライド(12:55頃)

ソウタさんは、ここを環境設定の核心に置きます。メールも資料も読めるのに、なぜ思うように動かないのか? 答えは、緑のスライドの1枚にあります。

スライドには「見られる と 分かっている は別」。見られるとは、メールや資料を読めること。分かっているとは、何を目指し、何を大事にしているかを知っていること。

見てもらうことは大前提。差が出るのはここから先だ、とソウタさんは話します。

ソウタさん(動画の中で・12:43〜)

例えば人間の新人さんでも資料渡すだけじゃま仕事ができないですか自分たちのプロジェクトはこうだよっていう目的を伝えておくっていうのが大事ですよね。

Dots は ChatGPT の記憶に加えて、好みや決めたことを自分でもメモします。次の仕事では、そのメモを参考にする形。

会社の伝え方は、実演のための架空の会社 Next Reel(ネクストリール)で見せます。Instagram やショート動画の運用を代行する、小さな会社という設定。実在の自社は、契約先の都合で見せられないから、とソウタさん。

会社の名前とやっていることを伝えたうえで、Dots に頼みます。この前提をどう理解したか、聞きたいことがあれば聞いてきて、と。

まず伝えるのは、今何をやっているか。それから目的。そして、現在地点。

ソウタさん(動画の中で・13:43〜)

1番大事なのは今何をやってるか、目的で現在地点のこの3つをまず意識して、え、伝えてもらったらいいのかなと思います。

いきなり全部は話せない人もいます。その時は、外せない所だけ伝えて、目的に対して何が足りないかを Dots に聞いてもらえばいい。

実際に、Dots から確認の質問が届きます。問い合わせから提案を出すまで、理想は何時間か。ソウタさんの答えは、1時間以内。

次は任せる範囲です。画面のラベルは「任せる範囲を決める」。今回は提案資料まで進めたいので、必要な情報を読むことと、資料を作る・直すことを任せます。

ソウタさん(動画の中で・14:14〜)

逆に何かを公開したり、お客さんにメールを送ったり、ファイル消したり、お金を払ったりするのは取り返しがつかないんで、必ず僕に確認してからにしてもらいます。

使い方として、Notion をつなぐ話も出ます。プロジェクトごとの目的や目標、仕事が乱雑に置いてあっても、Dots が読み取る形。

Google カレンダーとも合わせて、1つのプロジェクトを確かめたうえで「この部分ってどうなってます?」と聞いてくる。進め方の質問も、Dots から届きます。

Notion でなくても構わない、とも添えます。自分の情報を読み取ってもらいやすくするための使い方、という位置づけ。

スマホの ChatGPT アプリでも、同じ Dots がそのまま使えます。Slack をつなげば、Slack から「これやっといて」と送れて、Dots からの報告も Slack に届く形。

任せる範囲の線は、私の dot の設定文にも引いてあります。

今の設定文には「作業の分け方」の項目があります。私が読んで使う物と、外に出す物の試作は、頼まれたら dot が自分で作ってよい決まりです。

読んで使う物は、資料・調べ物・まとめ・メールの一覧。試作は、記事のたたき台・本の試作・画像や動画のお試し。「試作」と書いて私に見せ、そのまま公開・投稿・出版はしません。

仕上げて外に出す物は、私のAI作業の画面へ渡します。公開するブログ記事、Kindle出版する本、動画、画像、SNS投稿など。迷ったら、作る前に私に聞く決まり。

最初の版は、dot が自分で作業しない形でした。今の版は、試作なら dot が自分で作る形。並べると、線の位置が違います。

外へ出す手前で止める線も、前に書いた記事に残しています。

私の記事より(Cue(Manusの常駐エージェント)はdotsに足すべきか。専用PCの数字をGrok Botで測って並べた・メール・電話・ウォレットは、送る・払う・消すの前で止める)

10月5〜6日、dotsへの依頼文に禁止を5つ入れました。送信・返信・削除・予定変更・下書き作成。dotsの報告では、この5つの実行はどれも0件でした。

ソウタさんの実演は、Gmail の下書きまで任せます。私の禁止には、下書き作成も入っていました。

出す・止める・任せるの境界は、私が決めます! そこはAIにも、ほかの誰にも渡しません。

手放すのは作業で、目的や判断の軸は手放さない。魂は手渡す物ではなく、込める物。自分の会社の目的を、3行で言えるでしょうか?

私なら、見られる物を増やす前に、分かっていてほしい中身を先に書いて渡します!

05

実演。問い合わせ3件から、スライドのPDFと Gmail の下書きまで

▲目次
図解。問い合わせから下書きまで。問い合わせの手紙から飛び石を渡り、方針を確かめる道標、提案の資料、下書きで止める柵を通って、送るのは人の札とポストに着く
動画キャプチャ: 実演でできたスライドのPDF。実演のための架空の会社の、ラーメン屋向けの提案の画面(19:28頃)
動画キャプチャ: 実演でできた提案のPDF(19:28頃)

ここからは実演です。ここまで伝えた環境設定の上で、実際に仕事を任せる場面。3件の問い合わせは、どこまで進むのでしょうか?

題材は、Next Reel に届いた問い合わせ3件。どれも実演のための設定です。

ラーメン屋は、平日の夜に客が少ない。会社向けのパソコンとネットワークの保守の会社は、新しい客が紹介頼み。デイサービスは、若いスタッフが採用できない。

依頼は、3件の要件・目的・今の状況・気をつけることを表にすること。提案の前に決めることは、推す案と理由を添えて先に聞いてもらいます。

3件は Google ドライブの「今週の問い合わせ」に保存し、急ぎの順番も付けます。ラーメン屋は今週中、保守の会社は来週前半、デイサービスは来週の訪問の前。

Dots は提案の前に、Instagram、X、職員の撮影の方針を確かめてきます。変えたい所は、ここで伝える形。

ソウタさん(動画の中で・16:57〜)

いい感じに判断して作ってください。

Dots は裏で Codex を動かし、資料を Google ドライブに作ります。次からは、ドライブの今週の問い合わせを見て、の一言で済む形。

スライドの条件は、PDFで6枚前後、お客さんにそのまま見せられる形。Codex のスライド作成のスキルを使い、白地に紺、写真なしの文字だけ。

ソウタさん(動画の中で・17:41〜)

スキルって何かって言うと、え、ポケモンで言うと技マシンみたいなもんなんですけど、特定のね、スキルを使っておくと、発動したい条件のタイミングで、ま、発動してくれるみたいなイメージですよ。

得意な分野を自分専用のスキルにすると、仕上がりが上振れする、とソウタさんは話します。Codex 上のスキルは、Dots も読めます。

「スライドPDFの作成を Codex で開始したよ」と報告が届きます。右側の「アクティビティ」欄には、Codex へ渡した指示の一覧。

6枚の構成案の確認には、PDFまで作り切って、という返事。できたのは、ラーメン屋向けの Instagram 運用案など6枚前後で、提案のレベルが高いとソウタさんは評します。

続けて、資料を添えたメールの下書きを Gmail に作らせます。画面には下書きが3通。

返信が来たやり取りの通知や、営業で連絡先探しから送信・返信まで Dots に回す使い方も、ソウタさんの話に出てきます。

最後のまとめは、自分の会社を伝える環境設定と、その上での実演の2つ。

ソウタさん(動画の中で・20:18〜)

1番大事なのはさっき言ったみたいに環境設定なんですよね。

Dots は、AIエージェントの1個上にいる中継係として使うのがいちばん良い、とソウタさんは結びます。使い方を一から学ぶより、成果を出している人のやり方を受け取る方が早い、という考えも添えて。

この実演の要は、依頼の中に、先に聞いてほしいことと「急ぎの順番」まで入っていること。そこが、任せた仕事を前へ運びます!

準備は試しで、本番は相手の反応で想定外の気づきが出るもの。架空の会社での実演は準備で、本番は送った先の返事から始まります!

下書きで止まり、送るのは人。自分の会社なら、どこで止めるでしょうか?

COLUMN

▲目次

丸投げとお守りのあいだにある時間

図解。丸投げとお守りのあいだ。丸投げとお守りの二本の道標のあいだで、ひろくんが巻物に判断の軸を書き入れる

動画のタイトルには、丸投げという言葉が入っています。けれど実演を追うと、中身は少し違う形で、ソウタさんは Dots に目的と現在地点と任せる範囲を先に渡しています。途中で方針を確かめ、構成案でも一度止まる。最後は Gmail の下書きで手を止めました。丸投げに見えて、渡す物と確かめる所が細かく決まった流れです。私が魂磨きの記事に書いた一言を、ここに置きます。

私の記事より(AIに判断まで委ねるには、魂を込めて教える時間がいる。その時間は私の学びにもなりました・丸投げに惹かれても、いまの私は「お守りばっかで」)

お守りとは、任せたつもりでも手が離れず、確かめ続けること。私の「お守りばっかで」は、その状態の話です。

お守りとは、任せたはずの仕事から手が離れず、ずっと見張っている状態のことです。それを、私は悪いものだと見ていません。手をかける時間にも、育つ楽しさがある! 同じ日の魂磨きで、お守りしながら育てるのもワクワクだと、私はAIに伝えています。ただ、手をかける所と手放す所の線は、どこかで引き直す時が来るんですよね。第4章で見た、試作は任せて仕上げは手元に残す線も、その引き直しの一つです。

魂磨きは、AIが投げてくる問いに、私が一つずつ本音で答えていく時間です。ある日、AIは私がすでに委ねている前提で話を進め、私は、委ねていない、お守りばかりだと短く直しました。では、お守りから委ねるへ進むには、何が変わればいいのでしょうか? 同じ記事の、別の言葉を引きます。

私の記事より(AIに判断まで委ねるには、魂を込めて教える時間がいる。その時間は私の学びにもなりました・手をかけているのは、AIの判断を見るハーネスの部分)

自分らしく判断ができれば自分の代わりに判断する仕事も委ねることができる

判断を委ねられるのは、AIが私らしく判断できるようになった時。私は、そう考えています。そこで変わるのは、確かめる中身です。進み具合を追う確認から、判断の軸がずれていないかを見る確認へ。いま私が手をかけているのも、分身AIが出した判断を見る部分です! 動画の環境設定で目的と現在地点を先に渡す話も、この入口にあると私は見ていて、ChatGPT の Dots に任せられる範囲は、渡した軸の深さで広がっていくはずです。

Dots の環境設定に書く3つも、任せる範囲も、そこに込めた軸があって初めて働くと私は考えていて、どこに線を引くかも、その軸から決まってきます。だから私は、魂は渡さず、込めます! 手放すのは作業。目的と判断の軸は、手放しません。丸投げとお守りのあいだにあるのは、その込める時間です!

引いた魂磨きの記事は、丸投げに惹かれる気持ちと、お守りしながら育てる楽しさを並べて書いた回です。題は、AIに判断まで委ねるには、魂を込めて教える時間がいる。その時間は私の学びにもなりました。全文は、こちらで読めます。

分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

読んだあと、自分の仕事と環境で確かめたい人へ

記事の考え方を自分の仕事に当てはめるプロンプト

この記事の考え方を、自分の仕事で試す前に整理するための依頼文を用意しました。枠の中にこの記事のURLが入っていて、AIが記事を読んでから、短い質問を1つずつ聞いてくれます。答えていくと、仕事の持ち主と終わりの条件が、自分の仕事の形で見えてきます。

1

仕事の持ち主と完了の条件

任せたい仕事ごとに、誰が最後まで追いかけるのか、何ができたら終わりなのかの案をAIが書き出します。

2

環境設定の下書きと任せる範囲

今やっていること・目的・現在地点の3点を下書きし、任せる操作と必ず確認する操作を分けた表にまとめます。

3

自分の環境で使える追加のプロンプト

記事のURLが入ったプロンプトを1〜3本、手元のAIエージェントにそのまま貼れる形でつくります。

AIの答えは下書きとして受け取り、任せ切りにせず、自分の目で読み直す前提で使ってください。使ってみたい時だけ、下のボタンから開いてください。

▶ タップして依頼文を開く

下の枠の文を丸ごとコピーして、手元のAIエージェントに貼ってください。枠の中には、この記事のURLが入っています。記事を読んだAIから、短い質問が1つずつ届きます。

答えると、自分の仕事に当てはめた整理と、使っている環境に合わせた追加のプロンプトが返ってきます。返ってきた結果はそのまま使わず、自分の目で読み直してください。どこまで任せて、どこで止めるのか、その線を引くのは自分です。

次の依頼を、確認と整理だけで行ってください。

【記事のURL】
https://ai-kidou.jp/video-report-sota-dots-company/
最初に、このURLの記事を読んでください。読めない時は、読めなかったと伝えて、下の記事の要点だけを材料にしてください。

【目的】
ソウタさんの動画を整理したこの記事の考え方を、私の仕事と私が使っている環境に当てはめて確かめたいです。AIエージェントに仕事を任せる前に、持ち主・完了の条件・任せる範囲を決めておくことが目的です。そのうえで、私の環境で使える追加のプロンプトをつくってください。

記事の要点:
・ソウタさんは、ChatGPT の Dots は頼んだ仕事を完成まで追いかける役だと話しています。
・ソウタさんは、使い方のコツの1つ目として、担当と完了の条件を先に決めておくよう話しています。
・ソウタさんは、環境設定でまず伝えるのは、今やっていること・目的・現在地点だと話しています。
・ソウタさんは、任せる範囲と必ず確認する操作を先に分けておくよう話しています。
・動画の実演では、問い合わせ3件からスライドのPDFと Gmail の下書きまでがつくられ、Dots の仕事は Gmail の下書きで止まっていました。
・書き手の考えとして、送るのは人です。出す・止める・任せるの境界は、人が決めます。

【やってよいこと】
1. 記事を読んだあと、次の4つを1つずつ質問してください。答えが返ってから、次の質問へ進んでください。
・AIに任せたい仕事は何か
・その仕事でAIに預ける物は何か
・最後に自分の目で確かめたい所はどこか
・私が使っているAIエージェントや道具は何か
2. 答えをもとに、仕事ごとに、持ち主と完了の条件の案を書いてください。
3. 今やっていること・目的・現在地点の3点を、私の仕事に合わせて下書きしてください。任せる操作と必ず確認する操作を分けた表を、提案として書いてください。
4. 私が答えた環境で、そのまま貼って使える追加のプロンプトを、1〜3本つくってください。各プロンプトの中に記事のURLを入れてください。
5. 足りない情報があれば、短い質問を1つずつしてください。

【守ること】
・送信、公開、削除、購入、設定の変更は実行しないでください。必要だと考えた時は、提案として書くだけにしてください。
・パスワード、鍵、お客さんの個人情報、メールで届くコードは求めないでください。貼られても使わず、消すよう伝えてください。
・ソウタさんの話は動画で話された内容として扱い、確かめられた事実とは書かないでください。
・分からない所は推測で埋めず、未確認と書いてください。
・材料は、上のURLの記事と記事の要点、私の答えだけにしてください。記事に無い手順・数字・主張は足さないでください。追加のプロンプトに足してよいのは、私の環境に合わせた言い方と手順だけです。

【返す形】
(1) 記事の考え方の整理: 動画で話された内容、書き手の考え、未確認に分けて書く
(2) 仕事ごとの持ち主と完了の条件の案
(3) 今やっていること・目的・現在地点の下書きと、任せる操作・必ず確認する操作の表(提案として書き、実行はしていないと添える)
(4) 仕事に入れる前に私が決めること
(5) 追加のプロンプト(1〜3本・記事のURL入り)
最後に、私が自分の目で読み直す所を1行で添えてください。
FAQ

よくある質問

▲目次

Q. ChatGPT の Dots は、これまでのAIと何が違いますか?

A. ソウタさんは、これまでのAIは指示した時だけ動き、Dots は頼んだ仕事を完成まで追いかける窓口だと話します。いくつもの仕事を見て、必要なら Work や Codex に作業を振る位置づけです。詳しくは第1章と第3章。

Q. Dots は、どんな人に向いていますか?

A. ソウタさんは、0から1を作りたい人、PMのような仕事をしたい人、1人企業には Dots が要ると話します。下のレイヤーの仕事が中心の人には要らない、と線を引いています。詳しくは第2章。

Q. Dots はどうやって作り、何をつなぎますか?

A. パソコンの ChatGPT の左サイドバーにある Dots を押し、案内どおりに進めます。プラグインで Gmail や Google ドライブ、Slack、Notion などをつなぎ、Mac をつなぐと Codex が作業する流れです。詳しくは第3章。

Q. 環境設定では、最初に何を伝えますか?

A. 環境設定でソウタさんが挙げるのは、今何をやっているか・目的・現在地点の3つ。あわせて、任せる範囲と必ず確認する操作も伝えます。足りない情報は、Dots に聞いてもらえば補えると話しています。詳しくは第4章。

Q. 実演では、Dots はどこまでやりましたか?

A. 問い合わせ3件を表に整理し、方針を確かめ、Codex で6枚前後のスライドのPDFを作りました。最後は Gmail に下書きを作るところまで。送るのは本人だと、ソウタさんは線を引いています。詳しくは第5章。

MATOME

まとめ

▲目次

ソウタさんは、AIを追いかけるだけになる問題から始めて、Dots の使い方として、要る人とコツ、作り方とつなぎ方、伝える3つと任せる範囲、問い合わせ3件の実演までを順に見せました。

まず、1つの仕事の持ち主と、何ができたら終わりかを決める。道具をつなぐのは、その後です。私は、ここは人が先に決める所だと考えています!

次に、今やっていること、目的、現在地点を渡す。見られる物を増やすより先に、ここを渡すのが環境設定の芯です! 足りない所は、AIに聞いてもらえば大丈夫です。

そして、任せる範囲と、必ず確認する操作を先に分けておく。出す・止める・任せるの境界は、私が決めます。

今、自分で追いかけている仕事を1つ思い浮かべてみてください。その中で、持ち主と終わりの条件を書いて Dots に渡せるものは、どれでしょうか?

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネル【ソウタ】AIの先生
出演ソウタさん
公開日2026年10月30日
長さ21分42秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=m1M1pDuZmfo

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