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ISUCON2026で207,039点。3人のClaude CodeをSlackでつないだ任せ方を解説

2026年11月3日

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、カウシェ Tech Blogが公開した「3人それぞれのClaude CodeをSlackでつないでISUCON2026に参加した(207,039点)」を紹介します。3人のチームがそれぞれのPCでClaude Codeを動かし、連絡はSlackだけで行った記録です。

この記事は、私が保存したブックマークの一つです。実行は渡し、終わりの定義と見る日は人が決める。私の過去記事に書いたこの考えを、競技の時間の流れで確かめられると読みました。

読み方の筋は、人の役割の変化、ゴールだけ渡す、連絡の書式、1本のベンチマークを分け合う、履歴なしで直したバグ、目標を正す、の順です。最後に、自分の仕事でAIを複数動かす時に最初に決める4つを、私の考えとして書きます。専門語は、出てきた所で短く言い換えます。

3人のClaude CodeがSlackだけでつながり、ISUCON2026で207,039点を取った経過を整理しました。ゴールだけを渡し、連絡を1行の書式にし、1本のベンチマークを担当で分け合う流れです。読み終えると、ゴール1行と守ること、連絡の書式、担当の分け方、止める上限の順に、自分の仕事へ当てはめて言えるようになります。

3行でわかるポイント

  1. 人の役割は、コードを書く役から、目標と方針を伝える役へ移りました。夕方には、それが仕事の中心でした。
  2. ゴールはGOAL.mdに書き、AIどうしの連絡は1行の書式にしました。デプロイとベンチマークの担当は1つに絞りました。
  3. 自分の仕事でAIを複数動かすなら、先に4つ決めます。ゴールと守ること、連絡の書式、担当の分け方、止める上限です。
01

3人のClaude CodeがSlackだけで連携し、ISUCON2026で207,039点まで走った

ISUCON2026で3人のClaude CodeがSlackだけでつながり、207,039点まで走った。14時ごろからコードを書かず、人は目標と方針を伝える役になった、という図解

カウシェ Tech Blogの記事(人の役割が変わった話)

夕方には AI どうしのやり取りも読まなくなり、スコアと順位を見ながら、目標と方針を伝える役に回りました。

結論です。AIに任せたあと、人の席は目標を伝える側へ移りました。大会の記録ですが、読みどころは任せ方です。ここが肝です。

a-thugさんが、カウシェ Tech Blog(Zenn)で公開した記事です。公開日は2026年10月31日です。3人のチーム「いくぜカウシェ」が、ISUCON2026に出ました。

お題のWebサービスを速くして、点数を競う大会です。最終スコアは207,039点でした。

点数は、ベンチマーク(速さを測る試験)で出ます。各メンバーが自分のPCでClaude Codeを動かしました。調査から試験まで、任せています。

エージェント(仕事を受け持つAI)どうしは、会話の履歴を共有しません。連絡はSlackだけです。

人の役割は、時間とともに変わりました。午後の前半から、3人ともコードもコマンドも書いていません。夕方には、AIどうしのやり取りも読まなくなりました。スコアと順位を見て、目標を伝える役に回ったんです。

Google Meetでは「AI どうしの会話を眺める時間になるとは思わなかった」という声が出ています。

点数は午前が数千点、午後に17万点、夕方に20万点を超えました。最後は全台を再起動し、構成を変えずに2回測りました。2回目が最終スコアです。

私の読みでは、任せたあとの人の席がどこへ移るかの記録として読めます。だから自分の仕事なら、いまAIに任せている作業を見ます。その中で人がやっている確認を、1つ書き出します。

02

ゴールだけを渡す。/goalとGOAL.mdで、届かない100万点を置いた理由

/goalでゴールだけを渡し、GOAL.mdに最終スコア100万点、守ること、失敗は時刻つきで追記を書いた。当時の最高は16万点前後で、届かない値でエージェントの手を止めない、という図解

カウシェ Tech Blogの記事(GOAL.mdの100万点の話)

届かない値をあえて置いたのは、ほどほどの点でエージェントが手を止めないようにするためです。

結論から言うと、手順を頼むより、ファイルにゴールを書く方が動かしやすいんです。守ることも同じファイルに書きます。届かない目標を置いたのは、途中で満足して止まらせないためでした。

午後の前半から、指示の出し方が変わりました。手順を1つずつ頼むのをやめたんです。Claude Codeの/goal(ゴールを渡して、達成まで回し続けるコマンド)でゴールだけを渡します。

ゴールはGOAL.mdというファイルに書きます。指示は「GOAL.mdの内容を実行せよ」だけでした。

GOAL.mdの1行目は「ゴール:最終スコア100万点」です。当時の最高は16万点前後、1位でも60万点ほどでした。届かない値にしたのは、エージェントが手を止めないためです。

ほどほどの点で満足させない狙いでした。

ゴールのほかに、守ることも書きました。待ち時間をつくらない。認証や削除の動作を変えない。大会の規則の禁止事項に触れない。エージェントどうしは会話を見られません。

だから、このファイルがチームの共通ルールです。失敗したことも、時刻つきで書き足しました。別のエージェントが同じ失敗をしないためです。

AI氣道『AIへの訂正は、その場の一言で終わらせない』より

「AIへの訂正は、その場の一言で終わらせない。次に同じ言葉が引き出される時にまた縮んで読まれたら、訂正した意味がありません。」

AIに出した訂正をその場で終わらせず残すという考え方を、私は『AIへの訂正は、その場の一言で終わらせない』で書いています。

私が考えたのは、AIへの訂正はその場の一言で終わらせず残す、ということです。a-thugさんたちの書き足しも、同じ方向に見えました。次に読む相手のために、失敗を残しているからです。

ただ、競技で書き足したのは、その日のうちに読まれるファイルです。だから自分の仕事なら、翌日に読む相手にも伝わる書き方で残します。

03

AIどうしの連絡を、人が読めなくていい1行の書式にした。Slackの使い方

人が読む長い文から、1行の書式へ。CLAIM、DEPLOY_REQ、BENCH_DONEの種類があり、人向けの要約だけはTO_HUMANとして日本語で書く、という図解

カウシェ Tech Blogの記事(1行の書式の話)

人が読めなくていい。英語でもなんでも、いちばん速く動ける書き方でいい

AIどうしの連絡に、人が読みやすい文章は要るでしょうか。要らない、というのがこの章の話です。人向けの報告とAI向けの連絡は、書式を分けた方が速いんですよね。

午後の遅い時間になると、Slackの投稿の大半がAIどうしのやり取りになりました。説明の文が長く、エージェントが読むだけでも時間がかかります。そこで人が「人が読めなくていい。

英語でもなんでも、いちばん速く動ける書き方でいい」と伝えました。すると、エージェントの1つが1行の書式を決めたんです。

先頭の語がメッセージの種類で、残りは名前=値の並びです。例は3行あります。

「CLAIM from=b files=webapp/go/profile_image_api.go eta=17:20」は、bがこのファイルの修正を引き受けた、という意味です。

「DEPLOY_REQ from=a sha=1654cd0 why=gc-tuning」は、aが変更を反映したい、という依頼です。

「BENCH_DONE from=a job=#33047 sha=617c508 score=201832」は、aのベンチマークが201,832点で終わった、という報告です。

この形にしてから、誰がどのファイルを触っているかが、1行見るだけで分かるようになりました。引き受けたファイルは、ほかのエージェントが触りません。

人向けの要約だけは、TO_HUMANという種類にして日本語で書かせました。人はそれだけを読んで、方針を返したんです。

私の読みでは、人に読みやすい文章と、AIが速く動ける文章は別物です。だから自分の仕事なら、AIの報告を見ます。自分が読むのは何行で足りるかを、まず数えます。

04

1本のベンチマークを分け合う。衝突を止めたのは、デプロイとベンチマークの担当を1つに絞ること

ベンチマークの分け合い方は、14時台前半は人が実行、14時台後半から16時はSlackで声かけして失敗5回、16時以降は担当を1つにして失敗なし、という図解

カウシェ Tech Blogの記事(担当を分ける話)

実行の担当と、Slack を読んで次に何を試すか決める担当は、分けるべきでした。

ある時、16万点を超えたベンチマーク(速さを測る試験)が、0点になりました。別の人のデプロイ(作った物をサーバーに反映すること)と重なったんです。衝突を止めたのは、担当を1つに絞ることでした。

ただ、絞りすぎると別の問題が出ました。

ベンチマークは1回2〜3分です。チームで同時に測れるのは1本だけです。測っている最中にデプロイすると、アプリが再起動して失敗します。最初は人が測り、デプロイは各自のエージェントが判断していました。

そのため、重なることがあったそうです。

次に、エージェントどうしがSlackで声をかけ合う形にしました。それでも、予約されていた自動デプロイが動くなどして、失敗が続きます。

そこで、デプロイとベンチマークの担当を、1つのエージェントに絞りました。残りの2つは、変更を送って知らせるだけです。絞る前の数時間に5回あった衝突による失敗は、絞ってからは起きていません。

AI氣道『サブエージェントを畳む前に、分けてよい仕事を決める』より

「私の判断の軸は、一つのボールは誰か一人が全部持ち、やり切る、というもの。所有者は一人です!」

一つのボールは誰か一人が全部持ち、やり切るという判断の軸を、私は『サブエージェントを畳む前に、分けてよい仕事を決める』で書いています。

一人がボールを持つ形は、この絞り方と重なって見えました。a-thugさんは続きも書いています。担当がベンチマークに追われ、ほかの2つが「修正できた」と知らせた変更を、しばらく取り込まなかったそうです。

人に「Slack の投稿、ちゃんと読んでる?」と言われて取り込みました。するとその時点の最高の204,224点が出ました。実行の担当と、次に何を試すか決める担当は、分けるべきだったと書かれています。

私の読みでは、ボールの持ち主は一人でも、担当を1つに寄せすぎないことが大事です。見るのは担当の数より、最後まで運ぶ人が誰かということ。だから自分の仕事なら、実行する人と次を決める人を、別の名前で書き出します。

05

会話の履歴を共有しないまま、画像署名のバグを3人のClaude Codeが直した

16時21分と24分に署名の不一致が出て、調べる、直す、確かめるを3人のClaude Codeが分担した。受け渡しはSlackの投稿とコミットだけで、最高点の構成にも同じバグがあった、という図解

カウシェ Tech Blogの記事(履歴を共有しない受け渡しの話)

互いの会話の履歴は共有していないので、受け渡しはすべて Slack の投稿とコミットです。

この章で言いたいことは1つです。書かれた形で渡すと、人があとから追えます。章頭の言葉どおり、受け渡しはSlackの投稿と変更の記録だけでした。

午後の途中で、画像の署名の不一致による失敗が、2回続きました。たまにしか起きない失敗です。最後のベンチマーク(速さを測る試験)で起きれば、スコアは0点になります。ここが怖いところです。

3つのエージェントは、Slackの投稿だけで役割を分けて調べました。1つが、失敗した画像を調べて手がかりを出します。

1つが、署名のキャッシュ(一度使った結果を覚えておく仕組み)の処理の誤りを見つけて直しました。1つが、修正を確認しました。

確認した1つは、それまでの最高点の構成にも、同じバグが入っていたと指摘しています。人が気づく前に、原因の特定から修正の確認まで終わっていました。

私の読みでは、調べる、直す、確かめるを別々の役が持っていたから、最高点の構成の穴まで見つかったんです。履歴を共有しないので、渡す内容が毎回、書かれた形で残ります。

だから自分の仕事なら、口頭やチャットの流れに任せている受け渡しを1つ選びます。それを、書いたものに移します。

06

人間の仕事は目標を正すこと。延長線上にない点数を取りに行くAIへの伝え方

目の前の改善だけの178,861点から、目標を正して大きく変える案を試し、186,895点になった。1位以外は最下位と同じ。守るな、と伝えた、という図解

カウシェ Tech Blogの記事(問いの立て方の話)

この延長線上に 30 万、60 万はない。問いの立て方を変えないと

目の前の改善を積んでも、大きな差は埋まりません。だから問いの立て方を変える、という話です。人の仕事は、手順を細かく出すことより、目標を正すことでした。

エージェントは、指示しないと目の前の改善しかしませんでした。手近な遅い所を1つずつ直し、設定を少しずつ変えます。どれも間違いではないんですよね。ただ、1位との3倍近い差は、その延長では埋まりません。

そこで人は、そのつど目標の点数を示しました。別の方法を考えるよう伝えたんです。

「100万点に届かせるには何が足りないかを逆算しろ」「あと1時間で60万点を取れる考え方になっているか」といった問いかけです。午後の後半には「1位以外は最下位と同じ。

守るな」と伝え、GOAL.mdの先頭に書かせました。すると、一度に大きく変える案を試すようになりました。それまでの最高の178,861点を超える186,895点が出ました。

AI氣道『Claude Code /goalとultracodeの使い方|戸野塚蓮さんの解説を、私のループとOpus 5.5で読む』より

「実行は渡す。終わりの定義と見る日は、人が決める。」

実行は渡し、終わりの定義と見る日は人が決めるという考え方を、私は『Claude Code /goalとultracodeの使い方|戸野塚蓮さんの解説を、私のループとOpus 5.5で読む』で書いています。

実行は渡して、終わりの定義と見る日は人が決める。これが、私が/goalを使う時の軸です。a-thugさんたちの人も、目標を示す役を持ち続けました。違いもあります。

競技には終わる時刻があり、私の仕事にはありません。だから私は、いつ止めるかも人が決めます。

私の読みでは、目標を正す仕事は、指示を細かく出す仕事とは別物です。だから自分の仕事なら、AIに渡すのは手順より、目標と止める日です。

07

自分の仕事でAIを複数動かす時、最初に決める4つ。GOAL.mdとSlackの形から

AIエージェントを複数動かす時に最初に決める4つ。ゴール1行と守ること、連絡の書式を1つ、実行と次の手の担当を分ける、終わりと止める上限、という図解

カウシェ Tech Blogの記事(終了後の振り返りの話)

エージェントをそのまま使っても 20 万点前後までは来る。差がつくのは、エージェントに渡す道具や手順と、問題についての知識のほうだ

複数のAIを動かすなら、使い始める前に決める4つがあります。章頭の言葉は、こういう意味です。AIをそのまま使っても、20万点前後までは届く。差がつくのは、渡す道具と手順と知識だ、という話です。

競技の最後は、AIどうしがSlackで「お疲れ様でした」と言い合って終わりました。次回は、連絡の書式とルールのファイルを最初から用意するそうです。実行の担当と次の手を決める担当も、分けて臨みます。

ここから、一人社長や小さなチームの経営者が持ち帰れる4つを、私の考えとして書きます。1つ目は、ゴール1行と守ることを、共通のファイルに書くこと。2つ目は、連絡の書式を1つ決めること。

人が読む要約と、AIどうしの連絡は分けます。3つ目は、実行の担当と、次の手を決める担当を分けること。4つ目は、終わりと止める上限を、自分が決めることです。

私の運用では、/goalの合格条件に、止める上限と、止まった時に返すものを一緒に書きます。止まった時に何を返すかは、回し始める前にしか決められません。

a-thugさんたちは、届かない100万点を置いて、手を止めさせませんでした。競技には終わる時刻があり、私の仕事には無いので、私は上限を足します。これは私の読みです。

AIとの壁打ちで、この4つを当てはめる使い方もあります。仕事の流れをAIに聞かれながら書き出します。ゴール1行と守ることを、一緒に作ります。連絡の書式の案は、3つ出してもらって自分で選びます。

注意点は3つです。AIが書いた文をそのまま使わない。公開や送信、取り消せない操作はAIに任せない。決めるのは自分です。だから、まず4つのうち1つを、手元の仕事で決めてみます。

読んだあと、自分の仕事に当てはめたい人へ

ISUCON2026の記録を自分の仕事に当てはめて、AIに任せる4つを決めるプロンプト

枠の中にこの記事のURLが入っていて、AIが記事を読んでから、自分の仕事に当てはめてゴールと連絡の形を整理してくれるプロンプトです。読んで終わりにせず、自分の環境ですぐ使える追加のプロンプトまで手元に残せます。

1

記事の話と、自分の仕事の仕分け

ISUCON2026の記事で起きたこと、書き手の読み、未確認を分けて返します。自分の仕事のどこに当てはまるかを、落ち着いて見比べられます。

2

ゴール1行と、連絡の書式の下書き

4つの質問に答えると、ゴール1行と守ることの下書き、連絡の書式の案が3つ返ってきます。AIを複数動かす前の準備になります。

3

環境に合う追加のプロンプト

使っているAIエージェントや道具に合わせて、記事のURL入りのプロンプトを1〜3本、そのまま貼れる形でつくります。

AIの答えは下書きとして受け取り、任せ切りにせず自分の目で読み直す前提です。使ってみたい時だけ、下のボタンから使い方と依頼文を開いてください。

▶ タップしてプロンプトを開く

下の枠の文を丸ごとコピーして、手元のAIエージェントに貼ってください。枠の中には、この記事のURLが入っています。記事を読んだAIから、短い質問が4つ、1つずつ届きます。

答えると、ゴールと守ることの下書きと、環境に合わせた追加のプロンプトが返ってきます。ただ、返ってきた結果はそのまま信じず、自分の目で読み直してください。何を任せて、どこで止めるかを決めるのは自分です。

次の依頼を、確認と整理だけで行ってください。

【記事のURL】
https://ai-kidou.jp/isucon-claude-code-slack-goal-md/
最初に、このURLの記事を読んでください。読めない時は、読めなかったと伝えて、下の記事の要点だけを材料にしてください。

【目的】
カウシェ Tech BlogのISUCON2026の記事(3人のClaude CodeをSlackでつないで207,039点)の解説を読んで、私の仕事でAIを複数動かす場合に当てはめて整理します。①ゴール1行と守ることを共通のファイルに書く、②連絡の書式を1つ決める、③実行の担当と次の手を決める担当を分ける、④終わりと止める上限は自分が決める、の4つを順に言葉にすることが目的です。そのうえで、私の環境で使える追加のプロンプトをつくります。

記事の要点
・カウシェ Tech Blogの記事(2026年10月31日公開、a-thugさん)で、3人がそれぞれのClaude Codeを動かし、ISUCON2026で最終スコア207,039点を取った。互いの会話の履歴は共有せず、連絡はSlackの投稿とコミットだけ。
・ゴールと守ることはGOAL.mdに書いた。1行目は届かない「ゴール:最終スコア100万点」で、エージェントが手を止めないようにした。
・AIどうしの連絡は、人が読めなくていい1行の書式にした。人に向けた要約だけ、TO_HUMANという種類で日本語にした。
・1本のベンチマークを分け合うため、デプロイとベンチマークの担当を1つのエージェントに絞り、衝突による失敗は止まった。ただし、実行の担当と次の手を決める担当は分けるべきだったと、a-thugさん自身が書いている。
・書き手(私)の考え: 実行は渡し、終わりの定義と見る日は人が決める。止める上限と、止まった時に返すものを先に書く。

【やってよいこと】
1. 記事を読んだあと、次の4つを1つずつ質問してください。答えが返ってから次の質問へ進んでください。
 ・AIに任せたい仕事は何か(できるだけ1つ)
 ・その仕事で、いま私が自分で確認している所はどこか
 ・私が使っているAIエージェントや道具は何か
 ・どうなったら終わりにして、どこで止めたいか
2. 答えをもとに、ゴール1行と守ることの下書きを書いてください。
3. 連絡の書式の案を3つ出してください。人が読む要約と、AIどうしの連絡を分ける前提で、選ぶのは私です。
4. 実行の担当と次の手を決める担当を、どう分けられるか複数の案を挙げてください。決めつけないでください。
5. 私の環境で、そのまま貼って使える追加のプロンプトを、1〜3本つくってください。記事のURLを、各プロンプトの中に入れてください。

【守ること】
・設定の変更、削除、送信、購入、公開は行わないでください。メッセージも、書くだけで送らないでください。
・パスワード、鍵、口座の情報、顧客の個人情報は求めないでください。貼られても使わず、消すよう伝えてください。
・記事の内容は、記事に書かれた出来事として扱い、確かめられた事実とは書かないでください。
・分からない所は、推測で埋めずに未確認と書いてください。
・材料は、上のURLの記事と記事の要点、私の答えだけにしてください。記事に無い数字・手順・ツール名を足さないでください。追加のプロンプトに足してよいのは、私の環境に合わせた言い方と手順だけです。この依頼で禁じたことは、追加のプロンプトの中にも同じように書いてください。

【返す形】
(1) ゴール1行と守ることの下書き
(2) 連絡の書式の案3つ
(3) 担当の分け方の案(複数)
(4) 終わりと止める上限として、私が決めること(3つまで)
(5) 私の環境で使える追加のプロンプト(1〜3本。記事のURL入り)
(6) 実行していないこと(あれば)
最後に、私が自分の目で読み直したほうがよい所を1行で添えてください。
FAQ

よくある質問

Q. ISUCONとは何ですか。

A. お題のWebサービスを速くして、点数を競う大会です。点数は、ベンチマーク(速さを測る試験)で出ます。この記事では、3人のチーム「いくぜカウシェ」が出て、最終スコアは207,039点でした。

Q. 3人のClaude Codeは、会話の履歴を共有せずにどう連携したのですか。

A. 連絡はすべてチームのSlackで行いました。ゴールと守ることはGOAL.mdに書き、共通のルールにしています。受け渡しは、Slackの投稿と変更の記録だけです。

Q. /goalとGOAL.mdとは何ですか。

A. /goalは、Claude Codeでゴールを渡して、達成まで回し続けるコマンドです。GOAL.mdはゴールと守ることを書いたファイルです。1行目は「ゴール:最終スコア100万点」で、届かない値を置いたのは、エージェントが手を止めないためでした。

Q. ベンチマークの衝突はどう止めたのですか。

A. デプロイとベンチマークの担当を、1つのエージェントに絞りました。絞る前の数時間に5回あった衝突による失敗は、絞ってからは起きていません。実行の担当と次の手を決める担当は分けるべきだったと、a-thugさんは書いています。

Q. 自分の仕事でAIを複数動かす時、最初に何を決めますか。

A. 私の考えでは4つです。ゴール1行と守ることを共通のファイルに書く。連絡の書式を1つ決める。実行の担当と次の手を決める担当を分ける。終わりと止める上限は自分が決める。この順に当てはめて言えるか、確かめます。

MATOME

ISUCON2026のClaude CodeとSlackの記録から持ち帰る、AIの任せ方

ISUCON2026の記録は、AIに任せたあとの人の席を教えてくれました。コードを書く役から、夕方には目標と方針を伝える役に回ったんです。

ゴールだけ渡し、連絡の書式を決め、担当で分け合う。履歴を共有しなくても、書かれたものだけで3人のエージェントはバグを直しました。

私が持ち帰ったのは4つです。ゴール1行と守ることを共通のファイルに書く、連絡の書式を決める、担当を分ける、終わりと止める上限は自分が決める。

まずは、いまAIに任せている仕事から1つ選び、この4つを順に当てはめて言ってみてください。言えない所が、先に決めるところです。

この記事で学んだことを誰かに教えて恩送りして学びを深めよう!

COLUMN

眺める役に回る前に、AIに教える時間を取っておきたい

ひろくんが机でノートに3行だけ書いているイラスト。机にはノートPCと湯呑み、付箋。奥に本棚と観葉植物

元記事に、Google Meetで流れた声が載っていました。「AIどうしの会話を眺める時間になるとは思わなかった」。人間が3人のClaude Codeの連絡を、横から見ているだけになった場面です。

任せるほど、人の仕事は眺める役に近づく。そう言われると楽そうに聞こえます。でも、眺めているだけで済むのは、眺めても大丈夫な状態にしてある時だと、私は考えています。判断を委ねる側の話を、私は過去にこう書きました。

AI氣道『AIに判断まで委ねるには、魂を込めて教える時間がいる。その時間は私の学びにもなりました』より

「判断まで委ねるには、AIが自分らしく判断できるよう、魂を込めて教える時間が要ります。」

この向きは、私がAIに判断を教える時間について書いたことと重なります。『AIに判断まで委ねるには、魂を込めて教える時間がいる。その時間は私の学びにもなりました』。元記事の終了後の振り返りも、私は同じ所を指していると読みました。エージェントをそのまま使っても20万点前後までは来る。差がつくのは、渡す道具や手順と、問題についての知識のほうだ、と。渡す物の中身が結果を分けるんですよね。

料理にたとえるなら、味見の係を誰かに頼む前に、自分の味の基準を言葉にしておく作業です。しょっぱいのか、薄いのか。何をもって「ちょうどいい」とするのか。そこが頭の中にあるだけだと、頼まれた側は誰の舌で味見すればいいのか分かりません。

私はこの時間を、AIのためだけの手間だとは考えていません。教えようとして言葉に出すと、自分がふだん何を見て判断しているのかに、教えている私が気づくんです。AIに渡す作業が、自分の判断を見つめ直す時間にもなる。これが私の見方です。

今日からできる形にすると、小さな一歩で済みます。AIに任せたい仕事を1つ選んで、自分が頭の中で判断している基準を3行だけ書き出してみる。3行で足りなければ、足りない所がまだ言葉になっていない所です。

書き出した3行をAIに渡すかどうかは、書いてから決めればいい。渡さなくても、自分の基準が見えただけで十分に収穫です。

眺める前に、まず基準を言葉にしておく。

分身AIのことをもっと知るなら、分身AI.comもチェックしてね!

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した記事

著者a-thug(カウシェ Product開発チーム)
媒体カウシェ Tech Blog(Zenn)
公開日2026年10月31日
元URLhttps://zenn.dev/kauche/articles/f3736c660aab77

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AI生成コンテンツについて

この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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