WATCH REPORT

アドネスの仕組みは、AIに会社の目標と現状を渡すこと。三上功太さんが語る

2026.10.27

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル「あなたのビジネス教えてください」で、アドネス株式会社の三上功太さんが、AIプラットフォーム「アドネス」を説明した対談動画を紹介するね。

AI(Claude Code など)に仕事を頼むたびに、前提を最初から話し直している。目標も今の状況も、どこに置けばAIが分かってくれるのかが決まらない。そんな人に向けて書きました。

YouTube で公開された、約88分の対談です。聞き手は山本智也さん(ヤマトモ)。アドネス株式会社 代表の三上功太さんが、AIプラットフォームのアドネスを説明します。アドネスは、三上さんの会社の製品です。

話は、事業と、AIで回す動画編集・広告運用の実例から始まります。ゴールから逆算した教材、会社の脳みそ、ゴール・ステート(今の状況)・ナレッジの3つ、導入の流れ、世界に同じ物が無い理由、意図の価値、テンプレート販売、AI導入支援の順です。

読み終えると、動画の全体像がつかめます。AIに前提を持たせる時の分け方で、自分の仕事を見直せるはずです。

SPEAKER

三上功太さん

アドネス株式会社 代表。個人向けのビジネススキル研修(スキルプラス)と、AIプラットフォーム「アドネス」を手がけています(概要欄と画面のテロップの表記)。

SPEAKER

山本智也さん(ヤマトモ)

このチャンネルの聞き手です。ビジネスモデルの専門家として、出演者のビジネスを深掘りします(チャンネル名と概要欄の表記)。

3行でわかるポイント

  1. 三上さんは、教材も動画もゴールから逆算してAIが作ると話します。Claude Code は新しいチャットのたびに何も知らない状態で始まるので、ゴール・ステート・ナレッジを分けて持たせます。(第3章へ)
  2. 三上さんは、ナレッジは貯め、ステートは貯めずに人間に管理させないと話します。何でもできる世界では、人間が意図を作ることが価値になる、という見方です。(第4章へ)
  3. 私なら、AIに渡すのは目的とゴールだけで済ませません。背景の文脈と、意図まで渡します。(第7章へ)

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実例、逆算、会社の脳みそ、三つに分ける、導入、世界に無い理由、意図、テンプレート、詳しい業界の九枚の札を、三段に折り返して矢印でつないだ、動画の全体像の図解
図解: 動画の全体像
01

動画編集の指示は5秒、広告運用は担当者0。スキルプラスがAIに任せている実例

▲目次
編集は指示だけ、広告はAIが見張って止めて再開する二本の流れを並べ、下に持ち主は一つの土台を置いた図解
図解: 指示だけで回る仕事
動画キャプチャ: AIだけで編集した動画の仕上がりの表。編集は5秒、テロップは入っている(全部フルAI)、テロップの修正はやらない、日本語はほぼ正確と出る場面(6:45頃)
動画キャプチャ: AIだけで編集した動画の仕上がりの表。編集は5秒、テロップは入っている(全部フルAI)、テロップの修正はやらない、日本語はほぼ正確と出る場面(6:45頃)

三上さんの会社では、動画編集の指示も広告の運用も、AIが受け持っています。任せたあと、人の手には何が残るのか。この章では、その実例を順に見ていきます。

三上さんの事業は2つです。個人向けのビジネススキル研修のスキルプラスと、AIプラットフォームのアドネス。画面のテロップには、社内の約120人で開発から広告・撮影・編集まで内製している、と出ます。

AIの動画編集は、Claude Code や Codex から指示を出して作ります。編集のやり直しは無いのか、と山本さんが聞きます。返ってきた答えは、毎日更新しているチャンネルの動画がそのままフルAIで作られている、というものでした。

三上功太さん(動画の中で・5:34〜)

アドネスでテンプレートってあるじゃないですか。あの、テンプレート作るんですよ。で、あの、テンプレートの中にルール紐付けるんですよ。そうするとめっちゃかっちり守るんですよ。

アドネスのテンプレートにルールを紐づけると、AIはそのルールをきちんと守ります。スキルに書いただけだと結局守らない、とも話していました。

画面の表では、編集の指示は5秒、テロップは全部フルAI、テロップの修正は無し。日本語はほぼ正確です。1時間の収録なら、AIの編集には約3時間かかる、と話は続きます。

広告運用は、運用担当者0の完全自動です。ただし、クリエイティブは人間がきちんと作る方がよい、と三上さんは話します。

三上功太さん(動画の中で・26:02〜)

100倍AIの方がいいですね。もう100倍AIの方が数字の改善は見込める。

人間だけで回すより、AIに任せた方が数字の改善は100倍見込める、という答えです。画面には、三上さんの感覚、と注記が付きます。AIは5分に1回画面を見て、成果の悪い時間帯は止め、そこから再開します。

編集の指示は5秒。広告は担当者0。AIが手作業の代わりを越えて、運用そのものの持ち主になっている姿です!

私なら、仕事の持ち主を一人に決めます。持ち主、つまりボールを持つ責任者は、人でもAIでも一人。複数人の共同責任にはしません。

送る1回まで含めた私の決まりは、AIの任せ方を、送る1回まで含めて書いた記事にあります。

私の記事より(AIの使い分けと任せ方、三上さんが5つの実演で見せた一言の頼み方・実例④)

AIが書いた1通を、私が、送る、を選んでから、3,743通を送りました。配信の記録を読み戻した時点で、送信は全員分、開いた人は57人でした。

書くところまではAIに任せても、送る1回は私が決めます。公開や送信、課金や削除の直前でAIが止まり、最終GOは私が出す。そういう決まりです。

広告運用の担当者0と道具立ては同じでも、最後の1回の持ち主は人に残す。ここが私の線引きです!

02

ゴールから逆算して、教材も動画もAIが作る。ステップからはみ出させない学びの作り方

▲目次
右上のゴールの旗へ向かう細かい段の階段に、はみ出させない手すりを付け、階段の下に文章と動画と声をAIが作ると示した図解
図解: ゴールから逆算して段にする
動画キャプチャ: AIがカリキュラムも動画も作る、という画面。合宿の様子として、場所はアドネス株式会社の事務所のワーキングスペース、と出る場面(20:45頃)
動画キャプチャ: AIがカリキュラムも動画も作る、という画面。合宿の様子として、場所はアドネス株式会社の事務所のワーキングスペース、と出る場面(20:45頃)

スキルプラスの教材は、ゴールから逆算して作られています。作るのはAI。道筋を細かく分けて、そこから外れない形にしてあります。

三上さんの思想は、ゴールがあり、そこへの道筋があり、道筋に必要なナレッジがある、というもの。AIエージェントで業務のワークフローを自動化できるようになる。そんなゴールが、大量に整理されています。

三上功太さん(動画の中で・13:45〜)

基本的に我々の思想としては、ゴールがあると、で、ゴールがあれば達成するための道の道筋があって、その道筋を達成するために必要なナレッジがあると

ゴールが決まれば、たどる道も、要る知識も決まる。そういう考え方です。

広告運用で初めてクリエイティブを作って回し、収益化してみる。このゴールにも、ステップごとのルートがあります。山本さんは、それぞれ切り出しても売れる価値がある、と話します。

学習の仕組みは、ゴールまでのステップを、生徒のレベルに合わせて細かく分けること。そのステップから外れないように、AIが支えます。

三上功太さん(動画の中で・16:32〜)

ステップの中から絶対はみ出ないように、もう無理くり作ってるんで、もういくらはみ出ようとしても、こうなるっす。

話が外れると、AIが混乱して別のことを手伝い始めてしまう。それを起こさないための作りだ、と三上さんは話します。

アクションは、動画かテキスト。終えたらチェックを入れて、次へ進みます。例は、アカウントを作る、プロフィールを設定する、初めての投稿をする、まで細かく分かれています。

このカリキュラムづくりも、AIの仕事です。ゴールから手順が出て、テキストも動画もAIが作ります。

三上功太さん(動画の中で・18:53〜)

てか、動画1年前から完全自動ですよ。

動画は1年前から、完全に自動。シナリオ、台本、声の音声ファイルまで、頼むだけで出てきます。当時は Cursor で作っていた、と三上さんは話します。

画面には、合宿の様子として、場所はアドネス株式会社の事務所のワーキングスペース、と出ます。何十人かがパソコンを持ち寄り、お題に取り組み、分からない人に講師がつく形です。

個別の相談には社員が対応する、とも話します。

ゴールから逆算して、道筋を細かく分け、はみ出させない。この教材の作り方は、AIに仕事を任せる時の形と同じです。

道筋の外に出た瞬間、AIは迷い始める。人に教える時と、根っこは一緒。

教材も動画も広告も、同じ考えでAIに任せている。その考えを支える仕組みが、次に出てくるアドネスです!

03

Claude Code だけなら手足。アドネスを足すと会社の脳みそになる

▲目次
新しい会話の卵、言われたことだけの工具箱、目標と状況と知識につながる会社の脳みその灯りを矢印でつないだ図解
図解: 何も知らない状態に脳みそを足す
動画キャプチャ: Claude Codeだけは言ったことをやるだけの手足、Claude Codeにアドネスを足すと自分のことをすべて理解してくれるドラえもん、と並べた表の場面(28:55頃)
動画キャプチャ: Claude Codeだけは言ったことをやるだけの手足、Claude Codeにアドネスを足すと自分のことをすべて理解してくれるドラえもん、と並べた表の場面(28:55頃)

新しい会話を開くたびに、AIへ前提から説明し直していませんか?昨日決めたことも目標も、AIは知らないまま始めます。三上さんの話は、ここから始まります。

アドネスは何か、と山本さんが聞きます。答えは、AIをみんながうまく使えるようにする新しい仕組み。言うなれば「会社の脳みそ」です。

三上功太さん(動画の中で・27:50〜)

アドネスっていうのはAIのプラットフォームで、これ何かって言うと、そのAIをみんながうまく使えるようにする新しい仕組みなんですよね。

個人なら、自分の脳みそをAIが理解できるように作る、という話です。Claude Code だけなら、言ったことをやるだけの「手足」。アドネスを足すと、自分のことをすべて理解してくれる「ドラえもん」。

三上功太さん(動画の中で・29:09〜)

でもClaude Codeって生まれた瞬間赤ちゃんなんすよね。新しいチャットを立てた瞬間それはもう赤ちゃんなんですよ。

新しいチャットを立てた瞬間、AIは「赤ちゃん」として周りを見て、なんとなく作業を始めます。頼りは最初のメッセージだけ。画面の要点には、AIは目標を維持できずに忘れてしまう、と出ます。

例は、三上さんの手元の数字です。約200案件をAIエージェントの並列で動かしていて、1週間で1周できなかった物が1周できるようになった、と話します。

育つのを待つより、生まれた瞬間に何を持たせるか。大事なのはそこです!

私の場面を、Claude Codeの環境設定で前提を話し直さずに済む形を書いた記事から1つ。

私の記事より(Claude Codeの環境設定を整えると、会話を分けても前提を話し直さない・前提を話し直さない節)

2026年10月5日に、私はAIの確認に「まだ前回の流れを教えてください。じゃないと覚えてないんで判断できないです」と返しました。

同じ話を、10月25日には、なぜ毎回言わないといけないのか、という言葉で返しています。

新しい会話のたびにAIが生まれ直すなら、聞き返されてから答えても間に合いません。前提の置き場を先に決める。その方が早いんです!

三上さんが見ているのは、生まれた時に会社の状況を丸ごと渡す形。私が足したいのは、毎回聞き返さずに済む置き場です。

04

ゴール・ステート・ナレッジ。腐る情報は貯めず、人に管理させない

▲目次
ゴール、ステート、ナレッジの三つの札を並べ、ステートは貯めない、ナレッジは貯めると示した図解
図解: 貯める物と貯めない物
動画キャプチャ: ゴール、ステート(現状)、ナレッジの3つで見る、という画面。ステートは一瞬で腐るコンテキストと出る場面(40:45頃)
動画キャプチャ: ゴール、ステート(現状)、ナレッジの3つで見る、という画面。ステートは一瞬で腐るコンテキストと出る場面(40:45頃)

同じ議事録の中に、すぐ古くなる話と、いつまでも使える話が混ざっている。山本さんの議事録を、三上さんはそう見ます。

画面には、会社の脳みその仕組みとして、輪が何重にも重なる図が出ます。大きい脳みその中に小さい脳みそ、その中にさらに小さい脳みそ。入れ子の形です。

次の画面は、コンテキストには2種類ある、という表です。「腐る」のは、今この状況だからよい物。腐らないのは、人は早くて安くてうまい物が好き、のような本質的な物です。山本さんの議事録には両方が混ざっている、と三上さんは話します。

管理するのは、ゴールとステートとナレッジの3つ。ステートは、画面では現状とも表されます。ステートがあるから、ゴールに向かえる。ステートが雑に管理されると役に立たない、というのが三上さんの話です。

三上功太さん(動画の中で・41:45〜)

ステートを人間に管理させてはならないです。

ステートはAIが管理できるようにする。それがアドネスの役目、という話です。状況は変わり続けるので、人が追いかけるのは効率が悪い。今の人間の仕事は、ほとんどがステートの伝達。そう続けます。

三上功太さん(動画の中で・42:10〜)

ナレッジはね、どんどん貯めてけばいいんですけど、ステート貯めちゃダメなんですよ。

腐らないコンテキストを、三上さんはナレッジと呼びます。ナレッジは貯めてよい。ステートは貯めない。

貯める物と、貯めない物。ここを分けるだけで、AIが毎回読む量が決まります!

進み具合の管理は、Addnessに書いたゴールを軸にAIへ任せる方法を整理した記事で書きました。

私の記事より(dots・Grok Bot・Museの違いと、Addnessに書いたゴールを軸にAIへ任せる方法・進み具合の管理の節)

進み具合を思い出して「あれ、どうなった?」と聞きに行く。前と同じ品質の基準を、また言い直す。その瞬間に、管理は私の手に戻ってきます。

作業をAIがしていても、進み具合を覚えて聞きに行く係が私のままなら、荷物は下りていません。基準を言い直すたびに、管理は私の手に戻ります。

三上さんの言う、ステートの伝達が人の仕事になっている状態。

いま、ステートを覚えているのは誰ですか?

05

導入は組織の目標を入れてClaude Codeで開くだけ。AIのスマートフォンがアドネス

▲目次
目標を書く、開く、脳みそができる、仕事が並ぶの四つの札を矢印でつなぎ、右下にスマートフォンを置いた図解
図解: 目標を書いて開くだけ
動画キャプチャ: 人間のスマートフォン(iPhone)と、Codex・Claude Codeにとってのアドネスを、同じ立ち位置として並べた画面(53:45頃)
動画キャプチャ: 人間のスマートフォン(iPhone)と、Codex・Claude Codeにとってのアドネスを、同じ立ち位置として並べた画面(53:45頃)

AIに会社のことを分かってもらうには、最初に何を書けばいいんでしょう? 会社の説明でも、細かい手順書でもありません。最初に書くのは目標。導入の話は、この目標の一行から始まります。

導入の流れは、三上さんが口頭で順に説明します。まず、Claude Code を使える状態にする。次にアドネスを開いて、名前と組織名、それから組織の目標を入れます。

三上功太さん(動画の中で・47:23〜)

とにかくアドネスを通じて実現したい大きな目標を書いてください。

会社の目標でも、部署の目標でも、自分の目標でもかまわない、という話です。例に出たのは、5年後までの大きな売上目標でした。

続いて、アドネスでAIに依頼するを押し、Claude Code で開くを選びます。プロンプトが全部入った状態で開くので、押すのは Enter だけ。パソコンの中、Google ドライブ、Gmail などを読んで会社の脳みそが作られ、Claude Code とつながる、と三上さんは話します。

画面には、大目標の下にタスクが並ぶ、と出ます。パソコンを替えた時は、足りない物を Claude Code が知らせてくるので、引っ越しの作業を入れておけばいい、という話も出ます。

三上功太さん(動画の中で・53:34〜)

スマホから全部にアクセスできて、スマホで何でもやるじゃないですか。AIはそれがアドネスなんですよ。

人間にとってのスマートフォンが、AIにとってのアドネス。何でも中に入っていて、そこから全部へ手が届く、というたとえです。画面では、人間=iPhone、Codex と Claude Code=アドネスと並びます。

書くのは、まず目標。そこから先の段取りは、AIの側が引き取っていく作りです。

入口が軽いと、始める人の手が止まりにくい。この順番は、読者のみなさんにも持ち帰ってほしい所です!

点検で分かったことを、ゴールを読み、仕事を進め、結果を同じ場所へ戻す流れを書いた記事に書いています。

私の記事より(dots・Grok Bot・Museの違いと、Addnessに書いたゴールを軸にAIへ任せる方法・全体図の節)

ゴールを書いても、担当へ渡す条件が無ければ、仕事は始まらないんです。

AIに任せたい仕事をゴールとして足した38件が、担当の見回りの対象に入っていなかったんです。

ゴールは書いてありました。でも、誰の手元にも届いていなかった。渡す決まりが無いまま、ゴールだけが置いてある状態です。

目標を入れれば、その下に仕事が並ぶ。並んだ仕事を誰が拾うのか。私は、そこまで決めておきたいんです!

06

なぜ世界に同じ物が無いのか。3年の研究とラーメンの例が示す、意図の話

▲目次
言ったことをやる丼の札と、やめておけと広げた手のひらの札を向かい合わせ、間に両立しないの点線、下に意図を良くする側の土台を置いた図解
図解: 言うことをやる側と止める側
動画キャプチャ: 世界に同じものがない理由の画面。一番の理由はまだ収益にならない、と出て、iPhoneとアドネスを、何もない時と当たった後で比べる表の場面(54:45頃)
動画キャプチャ: 世界に同じものがない理由の画面。一番の理由はまだ収益にならない、と出て、iPhoneとアドネスを、何もない時と当たった後で比べる表の場面(54:45頃)

アドネスのような物は、なぜ世界に他に無いのでしょう?三上さんの答えは短く、理由は一つに絞られます。

山本さんが、同じような物は世界に無いのか、と聞きます。答えは、無い。理由はまだ儲からないから、と画面にも出ます。

三上功太さん(動画の中で・54:37〜)

何もない時にiPhoneは絶対作ろうと思わない。一緒です。何もない時にアドネスは絶対作ろうって思わないと

誰も持っていない時に、iPhone を本気で作る人はいない。アドネスも同じ、という話です。

画面の表では、何もない時は BlackBerry やガラケーで足りると思われます。当たった後には、Galaxy も HUAWEI も出てくる。

三上さんは、アドネスを作るために3年以上やってきた、と話します。スクール事業は片手間にして、そこで生まれたキャッシュで研究を続けた。始めたのは、ChatGPT 3.5 ができた時から。

考えたのは、思考や理想が無限に手に入る未来で、何が要るか。OpenAI や Anthropic は、人間の足元の意図を回収し、それを実現する物を作ります。

三上功太さん(動画の中で・56:23〜)

要はラーメン食いたいって言ったらラーメン食わしてくれるのがClaude Codeなんですよ。

ラーメンが食べたいと言えば、ラーメンを出してくれる。それが Claude Code の役目です。でも、口にした意図が、その人を良くするとは限りません。

三上功太さん(動画の中で・56:27〜)

でもそのラーメン食いたいって言った時に、いやお前、あの、結婚するんだろうと、太るぞと、やめとけっていうものもあるじゃないですか。で、これって矛盾するんですよ。

結婚を控えているなら、太るからやめておけ、と言う側も要る。言ったことをやる側と、止める側は両立しない。人間を良くする側のアプローチが必ず要る、と三上さんは話します。

山本さんが、この先どんな未来を作るのか、と聞きます。三上さんの話は、意図の実現はAIエージェントが担い、その意図を良くするのが自分たちだ、という方向へ進みます。

言ったことをやるAIと、やめておけと言う側。この両方がそろって、初めて意図そのものが問われます。

ラーメンを出すのは一瞬。食べるかどうかを決める所に、人の仕事が残る!

何を意図するか。動画の後半は、この問いを正面から扱います。

07

何でもできる世界では意図が価値になる。経営と執行は両立しない

▲目次
人が良くなる円と場が良くなる円の重なりを意図として朱色で塗り、下に経営と執行は両立しないと示した図解
図解: 意図は人の仕事
動画キャプチャ: 意図を作るために重要なこととして、この人間が良くなる意図と、そのコミュニティが良くなる意図の二つの円が重なる図の場面(57:45頃)
動画キャプチャ: 意図を作るために重要なこととして、この人間が良くなる意図と、そのコミュニティが良くなる意図の二つの円が重なる図の場面(57:45頃)

AIが何でもできるようになると、人の手に残る仕事は意図になります。三上さんの答えは、そこから始まる。手を動かす前に、何を実現したいのか。そこが問われる場面です。

三上さんは、何でもできる世界になると、次のボトルネックは意図だと話します。意図が無いと、何でもいいや、となってしまう。

三上功太さん(動画の中で・57:26〜)

この何でもできる世界になった時に、人間に意図を作るっていうところが価値になります。

人間に意図を作ることが、価値になる。その意図で大事なのは、実現した時にその人が良くなることと、そのコミュニティが良くなることの2つです。

アドネスは「意図実現システム」で、目標達成システムでもある、という説明。目標達成には、今やりたいことをやる軸と、やる必要があることを探す軸の2つがある、と続きます。

三上功太さん(動画の中で・59:23〜)

やるべきことを決めるのはこっちで、要は経営と執行って両立しないんで。

決める側とやる側は、同時には立てない、という意味です。例は筋トレ。やると決めたら、筋トレをやればいい。部下に、本当にやる必要がありますか、と言い続けられるとうざい、という話も出ます。

それを綺麗にやり抜くのがエージェント側の役割で、やり抜くと思ったことが実現する、と三上さんは話します。人はやりたいことをやるだけでは幸福になれない。やる必要があることを見つけなければならない、とも続けます。

意図が人の仕事になるなら、差がつくのは、その意図を言葉にして渡せるかどうか。AIが出す物の質は、そこで分かれます!

決める側に立つなら、決めた中身を、相手が読める形にして渡す。そこまでが決める人の仕事です。

私なら、AIに渡すのは目的とゴールだけで済ませません。背景の文脈と、意図まで渡します!

08

ノウハウはテンプレートにして売れる。機能も顧客の管理もアドネスの上に載る

▲目次
ノウハウをテンプレートにして相手が作る流れの上に、困りごとを確かめる虫眼鏡を置いた図解
図解: 型にして渡す、確かめて渡す
動画キャプチャ: テンプレートの作り方の4つのステップ。ファネルの作り方をテンプレートにして、お客さんにリンクを送ると、お客さんが一撃で同じファネルを作れる、と並ぶ場面(65:15頃)
動画キャプチャ: テンプレートの作り方の4つのステップ。ファネルの作り方をテンプレートにして、お客さんにリンクを送ると、お客さんが一撃で同じファネルを作れる、と並ぶ場面(65:15頃)
動画キャプチャ: アドネスの機能の画面。Loom、バーチャルオフィス、マインドマップ、議事録、電話、文字起こしが、既存のSaaSの機能を吸収してアドネスへ集まる図の場面(73:15頃)
動画キャプチャ: アドネスの機能の画面。Loom、バーチャルオフィス、マインドマップ、議事録、電話、文字起こしが、既存のSaaSの機能を吸収してアドネスへ集まる図の場面(73:15頃)

自分のノウハウを、人がそのまま使える形にするには、どうすればよいでしょう?三上さんの答えは、テンプレートにして渡すこと。

三上さんは、山本さんのファネルの作り方をテンプレートにし、ナレッジと分けて、お客さんにリンクを送る形を話します。画面には、その4つのステップが出ます。

三上功太さん(動画の中で・65:08〜)

で、ナレッジと分けて、えっと、すぐお客さんにあの、リンク送ったらそのお客さんも一撃であの、僕と同じファネル作れるように、あの、作って終わりです。

リンクを受け取ったお客さんは、一度で山本さんと同じファネルを作れる。できた物は、LPを作って販売の流れを組めば売れる、という流れです。

山本さんは、Claude Code を使えるようになって、効率が最低10倍ぐらいになった、と話します。アドネスを入れるとあと何倍か。そう聞かれ、三上さんはさらに5倍、と答えます。

話は iPhone へ広がります。iPhone が出た時と同じで、アドネスの上でアプリをたくさん作ればいい、と山本さん。ゲームのように、テンプレートが一つの商品になる、という見方です。

アドネスは、既存のSaaSの機能を取り込んでいます。画面には、Loom、バーチャルオフィス、マインドマップ、議事録、電話、音声を文字にする機能が、アドネスへ集まる図が出ます。

プランの差は、その利用量の上限の違い。

顧客の管理も、ひとつにまとまります。ファネルのどこまで進んだか、どんなやり取りがあったかを、顧客のタブで一元管理できる、という話です。

インフルエンサーとのやり取りを Claude Code に任せる例も出ます。

テンプレートは、渡す側の手間を一度で済ませる仕組み。売る側の仕事は、何を渡すかを決めることに移ります。

テンプレートへの見方は、AI導入支援は全部やってあげない線を書いた記事で書きました。

私の記事より(AI導入支援は全部やってあげない。みかみさんの動画で分けた、自動化と人の線・質の悪い導入支援の節)

同じ仕事を繰り返す時、テンプレートは役立つよね。でも、相手の困りごとまで同じにはならない。

くり返す仕事ほど、型の力は大きい!でも、相手が何に困っているかは、一人ずつ違います。

型が同じでも、使う人の事情まで同じにはならない。そこは、型とは別に見る所です。

三上さんが見ているのは、一撃で同じ物が作れる形。私が足したいのは、渡す前に、その一人が使うために何が要るかを確かめる一手です。

09

AI導入支援は詳しい業界から始める。大手100人を3人がAIで超える

▲目次
大きな城の大手と、灯りの付いた小さな帆船の少人数とAIを向かい合わせ、詳しい業界から始める旗と、テンプレートを入れて教えて伴走する三段の流れを置いた図解
図解: 詳しい業界から始める
動画キャプチャ: ジャイアントキリングの画面。大手100人と3人を並べ、AIベースでできる時代、と出る場面(85:08頃)
動画キャプチャ: ジャイアントキリングの画面。大手100人と3人を並べ、AIベースでできる時代、と出る場面(85:08頃)

動画の終盤は、AI導入支援の話です。誰が、どの業界から始めるのか。山本さんの計画に、三上さんが答える形で進みます。

山本さんは、AI導入支援は、アドネスだけ入れれば大体解決できるようになる、と話します。周りのコンサルは、高い月額を取っている、とも。

山本智也さん(動画の中で・81:49〜)

不動産屋さんが、このアドネスを使って業務を管理できるっていう不動産屋向けのテンプレートを作ろうとしてるんですね。

不動産は、売買も仲介も流れが同じ。そのパッケージで導入を進めるコンサルをやりたい、と山本さん。次は別の業界へ、と続けます。

やることは、テンプレートを入れて、使い方を教え、伴走するだけ。

三上功太さん(動画の中で・82:36〜)

ドメイン知識強い順にやっていただくのが良くて

詳しい業界から順に始めるのがいい、と三上さんは答えます。画面の要点にも、コンサルは、ドメイン知識の強い業界から始める、と出ます。

コンサルは、手作業で顧客管理を作ることが多い。アドネスは最初からAIネイティブに作ってある、と三上さんは話します。外部のサービスとの連携は、Claude Code ができる、とも。

セキュリティは、ポリシーを見てほしい、基本的にかなりしっかりやっている、と三上さん。大手は使えるAIが限られる所もあり、その場合は社内ルールの見直しからになる、とも話します。

三上功太さん(動画の中で・84:49〜)

今はやっぱりジャイアントキリングだと思いますよ。だって大手が100人かけてやってることを、その辺の3人ぐらいのやつらがAIベースでバーってできる時代なんで、

大手が100人でやる仕事を、3人がAIで進める時代。導入のハードルが高い大手を開くより、今すぐやりたい所は無限にいる、という話です。

画面には、大手100人、3人、AIベースでできる時代、と出ます。

山本さんは、誰もがコンサルタントになれちゃう、と話します。三上さんの答えは、結局、人間の役割りはなくならない、人のやりたいことはなくならない、というものでした。

大手が100人でやることを、3人がやる時代。差になるのは人数より、どの業界の何を詳しく知っているかです。

道具が同じなら、知っている中身で勝負が決まる!

この動画は、アドネスの紹介です。同時に、AIに前提と意図をどう渡すかの話でもありました。

COLUMN

▲目次

手が空いたあと、そこに何を置くか

ひろくんが、任せる、空いた手、遊ぶ時間、の三枚の札を紹介している図解。空いた手から仕事で埋まる方向へ薄い矢印が流れる
図解: 手が空いた先に置く

動画の終盤で三上さんは、何でもできる世界では、人間に意図を作ることが価値になると話しました。人はやりたいことをやるだけでは幸福になれない、とも。山本さんとのやり取りでは、人間の役割りはなくならない、という答えも出ています。では、AIに任せて手が空いたら、人は何をするのか。最後に、私が10月20日に書いた記事の一節を引きます。

私の記事より(AIに任せる目的は、子供のように夢中に遊ぶ時間を持つこと)

AIに任せた結果が、仕事を回す量を増やしただけになる。手放したはずなのに、手は空かないままです。

任せたのに、回す仕事の量が増えただけ。手放したつもりでも、手はふさがったままです。本文の9つの章は、AIに何を持たせるか、どう渡すかの話でした。けれど、空いた手の行き先は、どこで決めるのでしょう?空いた分は、気づくと次の仕事で埋まっていきます。任せる仕組みが整うほど、忙しさだけが増える形。

私なら、任せる前に、手が空いたあとに何を置くかを決めます!その記事の題に書いたとおり、私が任せる目的は、子供のように夢中に遊ぶ時間を持つことです。10月12日は区民まつりの日。私は公園で娘2人と鬼ごっこをして走りました。あとでその時間をどう感じていたか聞かれて、今ここ、ただ走って遊ぶのが楽しい、と答えています。三上さんが話した、見つける必要のあるものも、私は遊びの中で見つけたい。

効率化の先は、仕事の量では測りません。空いた手がどこへ向かったかで測ります!仕組みを整えるのは、その手を空けるためです。AIに任せて空いた時間を、いま何に使っていますか?

分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. アドネスとは何ですか?

A. 三上さんの説明では、AIをみんなが使いこなせるようにする新しい仕組みで、言うなれば会社の脳みそです。Claude Code と組んで使います。アドネスは三上さんの会社の製品です。詳しくは第3章。

Q. ゴール・ステート・ナレッジは、何が違いますか?

A. 三上さんによると、ゴールは向かう先、ステートは現状、ナレッジは腐らない本質的な知識です。ナレッジは貯めて、ステートは貯めない、と話しています。詳しくは第4章。

Q. Claude Code が新しいチャットで赤ちゃんと言われるのはなぜですか?

A. 三上さんは、新しいチャットを立てた瞬間、Claude Code はゴールも自分の状況も知らないから、と話します。そのたびに、前提の無い状態から始まるという意味です。詳しくは第3章。

Q. アドネスの導入は、何から始めますか?

A. 三上さんの説明では、まず Claude Code を使える状態にします。次にアドネスに名前と組織名、組織の目標を入れ、プランを登録して、Claude Code で開きます。詳しくは第5章。

Q. AI導入支援は、どの業界から始めるのですか?

A. 三上さんは、ドメイン知識の強い業界から始めるのがいい、と話します。山本さんは、不動産屋向けのテンプレートから始めたい、と話しています。詳しくは第9章。

MATOME

まとめ

▲目次

三上さんは山本さんに、事業と実例、教材づくり、会社の脳みそ、ゴール・ステート・ナレッジ、導入、世界に同じ物が無い理由、意図、テンプレート、AI導入支援の順で、アドネスを説明しました。

新しい会話のAIは、前提を持たないまま始まります。貯めるナレッジと、貯めないステートを分けて持たせる。私は、前回の流れを毎回聞き返さずに済む置き場を、先に決めます。

進み具合を聞きに行った瞬間、管理は自分の手に戻ってきます。ステートは、人が持たない形に決めておく。ここは譲れません!

ゴールを書いても、担当へ渡す条件が無ければ仕事は始まりません。テンプレートも、渡す前に相手の困りごとを確かめる。書くところまでAIに任せても、送る1回は私が決めます!

手元の仕事を1つ選び、目標と、どうなったら終わりかを、1行ずつ書いてみてください。そのうえで、AIに持たせたい物と、自分で意図として書きたい物は、どこで分かれていますか?

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参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルあなたのビジネス教えてください 山本 智也【ヤマトモ】ビジネスモデルの専門家
出演聞き手 山本智也さん/ゲスト 三上功太さん(アドネス株式会社 代表)
公開日2026年10月26日
長さ1時間28分22秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=i4Xy9S2lInE

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