WATCH REPORT

AI時代の生き方は哲学にある。亀山敬司さんら経営者三人が語る幸せとお金

2026.10.22

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube のチャンネル はたらくビ学ラジオ の動画で、亀山敬司さん、川邊健太郎さん、寺田航平さんが、京都・東山の公開収録で、AI時代の哲学、幸せ、どう生きてどう死ぬか、愛、お金持ちは幸せかを語った回を紹介します。

AIに仕事を任せるほど、手元には時間が残ります。その先に何を置くのか。お金や幸せは、どう考えるのか。答えが出ないまま過ぎていく毎日。通しで動画を見る時間がない、経営者や個人事業主、会社員の方に向けて書きました!

動画の尺は1時間9分。京都・東山の公開収録です。ローマ市民のたとえに始まり、幸せの三大ホルモン、1000万円の線引きまで、経営者三人が語ります。話題は、AIに任せた先の時間、幸せの順番、どう死ぬかとどう生きるか。続いて、何のために生まれてきたか、お金と幸せ。動画の順に並べると、この流れです。

で、読み終えると、動画の流れを順に追えます。自分の仕事やお金、毎日に当てはめて持ち帰れる問いも残るはず。その横には、私の過去記事から引いた言葉も並びます!

SPEAKER

亀山敬司さん

DMM.com創業者として紹介されています。動画では、20代は一人旅をしながら哲学に向き合い、30歳からはひたすらお金を稼いできたと話し、最近また哲学に戻ってきたと話します。

SPEAKER

川邊健太郎さん

AIソロプレナーとして紹介されています。動画では、孫さんから聞いた話として、AIを奴隷にたとえたローマ市民の話を紹介し、何のために生まれてきたのかを問います。

SPEAKER

寺田航平さん

寺田倉庫のCEOとして紹介されています。動画では、幸せの三大ホルモンの順番や、お金の使い方、人との深い関わりを話します。

3行でわかるポイント

  1. AIに任せた先では哲学の時代が来ること、幸せには順番があり、ドーパミンばかりだと人は閉じこもっていくことを、動画は話します。(第1章・第2章へ)
  2. どう死ぬかを考えると結局どう生きるかの話になること、何のために生まれてきたかへの答えは人によって違うことを、動画は語ります。(第3章・第4章へ)
  3. 私なら、AIに任せて空いた時間を、すぐに答えを急がず、問いを抱えたまま過ごす時間として受け取ります。(第5章へ)

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01

AIに任せた先で、人は何をするのか

▲目次
図解。AIが日常業務を担う、空いた時間が生まれる、哲学に使う人が出てくる、の三つの札が矢印で並び、下の帯に仕事が減ると哲学が栄えるの文字。見出しは任せた先の時間を、何に使うか
図解: 任せた先の時間を、何に使うか
動画の画面。京都・東山の会場で、四人が並んで座っている。顔をイラストで隠した司会の右でキャップの人がマイクを持って話し、右上のテロップは会場の紹介、下のテロップは政治哲学でずっと議論していたという内容
動画キャプチャ: 会場と、政治哲学の話が映る場面(7:59頃)

AIに任せる仕事が増えるほど、人の手元には時間が残ります。では、その時間で何をするのか? 動画の最初の問いは、ここから始まります!

動画は、京都・東山の公開収録です。AIの話は飽きたでしょう、関係のない話をしましょう、という調子で幕が開きます。

壇上は四人。左から、黒い服の寺田さん、顔をイラストで隠した司会、キャップの川邊さん、白髪の亀山さんの並びです。

画面にスライドや図は出ません。右上に出る章の見出しと、下に出る言葉だけで進みます。雑談に近い場です。

冒頭は、元は部下2万3000人ほどだった川邊さんが、今はAIソロプレナーとして1人でやっている、という茶化しから。返ってきたのは、自己都合です、の一言でした。

続いて川邊さんが、聞いた話として、AIを奴隷のようなものにたとえます。ローマ市民は日常業務を奴隷に任せ、その間に政治哲学を語り合っていた、という話。

川邊健太郎さん(動画 7:57〜)

1番やってたのはやっぱ政治哲学をやってたんだと。だからま、ずっと議論してたと。

受けたのは亀山さん。仕事が減ってくると、アートや哲学が花開くのが歴史の流れ。だから、これからは哲学の時代、と話します。

亀山敬司さん(動画 8:59〜)

仕事減ってきたりとかした時にはそもそもその時にアートとか哲学とかっていうものが、ま、栄えるという歴史なんでしょう。だから今からはもう哲学の時代でしょということですかね。

ご本人は、20代はバックパックで世界を旅しながら哲学をやり、30歳からはひたすら金儲け。内面は30代から変わっていないので、また旅に出る、とも話します。

話は、人間の脳の消費電力へ。消費電力が低い代わりに、動きは遅め。だから人間がやるのは、ゆっくり深く考えること、という方向です。

この流れの中で、お金の価値より心の価値が上回ってきている、という感覚も語られます。この話は、次の章でくわしく出てきます。

いやー、入口からいきなりローマの話です! AIに任せた先に残るのは、考える時間。この見方が、動画全体の入口なんですよね。

ローマのたとえは、AIに渡す仕事と、人の手元に残る仕事を分けて見せてくれます。残る側にあるのは、ゆっくり深く考える時間。速さで比べる勝負から、一歩降りる見方です。

私の場合は、少し答えが違います。2026年10月13日の魂磨きで、私が答えたのは、子供のようにワクワク夢中に遊ぶ時間のためにAIを使って仕事を手放したい、でした。

動画は哲学。私は遊び。同じ話にはしません。

私の記事より(AIに任せたあとに置きたいのは、子供のように夢中に遊ぶ時間だと書いた魂磨きの記事・AIに任せる目的は、子供のように夢中に遊ぶ時間を持つことの節)

子供のようにワクワク夢中に遊ぶ時間です。仕事を手放した先に置きたいのは、遊びです。

哲学も遊びも、速さで比べる勝負から降りた先に置く答えです。ここは、動画と私の向きが重なるところなんですよね!

で、空いた時間に何を置くかは、人それぞれでいいと思うんです。哲学を置くのも、遊びを置くのも、どちらもあり。ただ、任せる前に置きたいものを決めておく方が、空いた時間に流されにくいんですよね。

実は、脳が遅いという話も、ここで効いてきます。速さが要る仕事はAIへ。人は、ゆっくり考えることや、夢中になれることに時間を回せます。

手放した後の時間、何を置きますか? 決めずに手放すと、空いた分は別の仕事で埋まりがち。先に置き場所を決めておくこと。それだけで、余白が余白のまま残ります。

私なら、手放して空いた余白に、夢中になれるものを置きます。

02

幸せには順番がある、ドーパミンだけだと閉じこもる

▲目次
図解。心と体の健康、人との関わり、目標の達成、の三つの札が順に並び、下の帯にドーパミンだけだと閉じこもるの文字。見出しは幸せの順番は、体、人、目標
図解: 幸せの順番は、体、人、目標
動画の画面。黒い服の人がマイクを口に当てて話し、右の白髪の人が左を向いて聞いている。右上のテロップは幸せの三大ホルモン、下のテロップはドーパミンばかりの人は閉じこもっていくという内容
動画キャプチャ: 幸せの三大ホルモンの話が映る場面(14:35頃)

会社の数字は順調。なのに、幸せかと聞かれると答えに詰まる瞬間って、ありませんか? 経営者の成功と人間の成功は、同じものなのか。この章の入口は、そこです。

続いて寺田さんの話。最近は、心の価値がお金の価値を少しずつ追い越しつつあるように感じている、と話します。

寺田航平さん(動画 11:39〜)

なんかこうお金の価値より心の価値っていうことが徐々に徐々に相対的に上回ってるのかなっていう風には最近感じていて

経営者としての成功と、人としての成功は、別々の軸。ずれ方は、ともすると90度くらい。その二つを重ねていくのが、最後は幸せな人生ではないか、という問いかけです。

寺田航平さん(動画 13:08〜)

経営者の成功と人間の成功ってのはやっぱり別の軸だと思うんですね。

幸せの三大ホルモンは、セロトニン、オキシトシン、ドーパミン。心と体の健康を司るのがセロトニン。人付き合いで得られるのがオキシトシン。目標達成がドーパミンです。

積み方は下から。心と体の健康の上に、人付き合いの健康がのり、その上に目標達成がのる、という形です。

大事なのは順番。最初はセロトニン。心と体が健康でなければ、どんな目標を達成しても、周りの人に恵まれていても、幸せは感じられない、と話します。

順番は必ず、セロトニン、オキシトシン、ドーパミン。

話題はドパガキへ。ドーパミンばかりを追う人を指す言葉です。外とのつながりが細り、自分の中へ閉じていく流れになるのでは、という見立て。人との関わりも無くなって、目標にも進めなくなる、とも話します。

寺田航平さん(動画 14:31〜)

ドーパミンばっかりやってる人たちはどんどんどんどんこう閉じこもってく世界になって不幸せ度が増してくみたいなことになっちゃってんじゃないですかね。

会場には、現代はみんなドーパミンばかり求めている、という笑いも混じりますw

正直、この章は地図に近い話です。幸せを積み上げるときの順番、という整理。

成功の数字を追うほど、土台の心と体は後回しになりやすいんですよね。売上や目標は、数字で見えます。体の疲れや心のすり減りは、見えにくいもの。

数字を伸ばすのは、目標の段の話。目標の段ばかり見ていると、その下の段は視界から外れがち。経営者の成功と人間の成功がずれる、という話も、ここにつながって見えます。

人付き合いの段も同じです。忙しい時ほど、後回しにしやすい場所。

閉じこもる、という言葉も見逃せません。目標の段だけを追うと、人付き合いの段が細くなっていきます。その結果、上の段へも進めなくなる、という流れです。

でね、順番を知っておくと、疲れた時の選び方が変わります。目標より先に、休むこと。下の段が揺れている時に、上の段を急がずに済みます!

とはいえ、順番を決まりごとにする気はありません。では、今の自分は地図のどこにいるのか? それを確かめる道具として読みたいんです。

地図の読み方は人それぞれでかまいません。下の段から確かめます。その一手だけ持ち帰れば十分です。

幸せの順番を知るのは、目標を急がないための準備。

03

どう死ぬかを考えると、どう生きるかになる

▲目次
図解。どう死ぬかを考える、どう生きるかが見える、スマホを置いて自分と向き合う、の三つの札が並び、下の帯に笑っている人は笑い続けるの文字。見出しはどう死ぬかを考えると、どう生きるかになる
図解: どう死ぬかを考えると、どう生きるかになる
動画の画面。大きく映る黒い服の人、手を挙げて話す司会、右奥の白髪の人。右上のテロップは未来は暗いのか、下のテロップはスマホを置いて一日山にこもってもいいという内容
動画キャプチャ: スマホを置いて自分と向き合う話が映る場面(34:46頃)

どう生きるか、と聞かれても、答えはなかなか出ないですよね。では、どう死ぬか、の側から考えたらどうなるのか? この章は、その逆向きの問いから始まります。

話は、これからどう生きるか、へ進みます。動画では、動いて考える、考えて動く、思考を増やす、という言葉が出ます。

健康寿命の話も出ます。2000年以降に生まれた人は、120歳まで延びると言われている、という話です。

そこで出てきたのが、この章の軸になる一言。どう生きるかも、どう死ぬかから考えると、結局はどう生きるかの話に戻ってくる、と。

亀山敬司さん(動画 27:08〜)

だからどう生きるかもどう死ぬかって考えるとどう結果的にどう生きるかみたいな話になってくるんだよね。

20代の話も出ます。長く生きることが怖くて、30歳までに終わろうと思っていた、と。生き残ったら意外と楽しめている、とも話します。

続いて、未来は暗いのか、という話。幸せな人の割合は、江戸時代でも今でも100年後でも、3〜4割で変わらない気がする、と話します。

亀山敬司さん(動画 30:57〜)

どの時代であろうがね、縄文時代まで降りようがどこ行こうか大して変わってないような気がするんでね、割合が。

今笑っている人は、100年後も笑っている、と。若い頃は悲観的だったものの、未来は思ったより良かった、と続けます。

川邊さんは、AIのエージェントが一般化すると、流通や広告などの中間が消えて、価値を作る人と消費する人に二極化する、と話します。では、残りの人はどう生きるのか。答えのない問い、とします。

話は、沈黙と孤独から逃げずに向き合うことへ移ります。スマホをしばらく置いて、山に1日こもってもいい、という話です。

亀山敬司さん(動画 34:42〜)

だから本当にスマホしばらく置いて山1日こもってでもいいからさ、ずっとさ、何もないとこで空だけ見て自分と会話してるとさ、逃げるようがないんだよね。

入りすぎるのは心配なので、時々人に会って確かめる、とも話します。

ここ、重たい問いが続く章です。でも、中身はシンプルなんですよね。終わりから考えると、今の過ごし方が見えてくる、という筋道。

どう生きるか、だけを見ていると、問いがぼやけます。終わりの側から見ると、問いの形が変わるんです! 沈黙と孤独に向き合う話も、同じ筋の上にあります。

寿命が延びる話と、終わりを思う話が、同じ章に並んでいるのも面白いところ。生きる時間が長くなるほど、どう過ごすかの問いとも長く付き合うことになります。

120歳まで生きるとしたら、人生は長い道のりになります。終わりから考える問いの出番も、それだけ増えるはずです。

答えの出ない問いほど、入口を変えると動き出します。

で、山にこもる話は、スマホを置く、という具体の一手まで落ちています。時々人に会って確かめる、という歯止め付き。手を動かせる形です!

私の場合はこう。2026年9月12日の魂磨きで、ガンになったショック、立ち直った経験は実体験で語れるのは全然違うし、死を意識できたからより大切に過ごすようになった、と答えました。

私の記事より(凹んでいることもお役目で、がんの経験が同じ悩みを持つ人を元気づける、と書いた魂磨きの記事・がんの経験があるから、分かることがあるの節)

ガンになったショック、立ち直った経験は実体験で語れるのは全然違うし死を意識できたからより大切に過ごすようになった。

終わりを意識すると、話は日々の過ごし方へ返ってきます。動画のどう死ぬかは、私の答えでは、どう大切に過ごすかに着地します。

正直、終わりを思う問いは、忙しい日々の中では後回しになりがちです。でも、静かな時間をつくれば、向き合える問いでもあるんですよね。

終わりを思うことは、今日の過ごし方を選び直すための入口です。

04

何のために生まれてきたのか。答えは人によって違う

▲目次
図解。真善美を分かるため、自分はやれるという自信、愛は育てるもの、の三つの札が並び、下の帯に恋は変わる、愛は時間がいるの文字。見出しは何のために生まれてきたのか
図解: 何のために生まれてきたのか
動画の画面。キャップの人がマイクを持って話し、左に黒い服の人、右に白髪の人が座っている。右上のテロップは30年で得たものは自信、下のテロップは大丈夫、自分はやれるという自信という内容
動画キャプチャ: 30年で得た自信の話が映る場面(43:52頃)

何のために生まれてきたのか。大きな問いですよね。この場では、同じ問いに三人が、それぞれ違う答えを出します! どこが違うのか? 順に見ていきます。

問いを投げたのは川邊さんです。何のために生まれてきたのかを、どう考えているか。自身は、真善美を分かるために生まれてきたと思う、と話します。

SNSの時代は、正解を決めづらい、とも続けます。

自身の30年についての話も出ます。積み上げて得たのは、自分はやれるという自信だった、という振り返りです。

川邊健太郎さん(動画 43:49〜)

自分はやれるっていうそういう自信、たったそれだけの自信を得るのに30年かけてやってきたなっちゅう感じが

寺田さんは、性格の土台は15歳ごろまでにつくられる、と話します。心の中のトラウマとカルマを解放する旅が、何のために生きるかにつながる、という見方です。

100万人に賞賛されるより、1000人と深く関わる生き方を選ぶ、とも話します。

亀山さんは、20代の旅を振り返ります。あの頃は愛ではなく自己実現だった、と。旅の途中で寄った農家の家庭に感動して、誰かと生きる道を選んだ、と話します。

その後に結婚して、31歳ごろに家族を守る生き方を決めた、という話も出ます。

恋は劣化する、愛は育てるもの、時間がいる、友情も同じ、と話は続きます。

愛も友情も、ゆっくり根気しかない、と。

積み上げた人間関係には、重ねた時間の分だけ価値がある、という言葉で話がまとまります。

亀山敬司さん(動画 54:53〜)

やっといた方がせっかく積み上げたもの、それこそ人間関係自体の積み上げってのはやっぱ結構長い歴史ってのは価値はあるよ。

でね、この章でいちばん面白いのは、同じ問いに三人が違う答えを出した、という点。三人の答えは、並べるだけで、違いがくっきり見えてきます。

どれが上、という話ではありません。答えが違うから、聞く側も自分の答えを探したくなるんですよね!

並べてみると、三人の答えには時間という共通点もあります。長い年月をかけた自信と、時間をかけて育てる愛。どちらも、急がずに積む答えです。

広く賞賛されるより深く関わる、という選び方も、同じ向きの話に見えます。

ここで、私の答えを置きます。2026年9月12日の魂磨きで、凹んでいるのもお役目、と答えました。そのお役目は、ガンの体験をすることで、同じ悩みを持つ人を元気づけることに気づく、とも。

私の記事より(凹んでいることもお役目で、がんの経験が同じ悩みを持つ人を元気づける、と書いた魂磨きの記事・凹んでるのも、お役目だったの節)

ガンの体験をすることで同じ悩みを持つ人を元気づけることに気づく

動画の三人の答えは、真善美、旅、育てる愛。私の答えは、凹んでいる時間にも役目がある、という見方です。同じ問いに、四つ目の答えとして置きます。

三人の答えも、私の答えも、横に並べておくだけで十分です。読む側は、その中から自分の言葉に近いものを拾えば大丈夫です。

何のために生まれてきたのか、と聞かれたら、どう答えます? 正解を決めづらい時代だからこそ、自分の言葉で一度書いてみる価値がある問いです。

答えが人によって違うこと自体が、この問いの面白さです!

05

お金持ちは幸せか。幸せは月並みなところにある

▲目次
図解。必要な額までは幸せ、使い方で決まる、財産が愛を見えなくする、の三つの札が並び、下の帯に幸せは月並みの文字。見出しはお金と幸せの、ほどよい距離
図解: お金と幸せの、ほどよい距離
動画の画面。黒い服の人が笑顔で聞き、右の司会がマイクを持っている。右上のテロップはお金持ちは幸せか、下のテロップは財産が愛を見えなくするしという内容
動画キャプチャ: 財産と愛の話が映る場面(66:31頃)

最後の章は、会場から出た問いで始まります。お金持ちって幸せですか? 答えは、持っている額で決まるのか。それとも、使い方で決まるのか。話はその間を、行ったり来たりします。

その問いに最初に答えた出演者は、幸せをバランスで見ます。経済、健康、周りや家族との関係、仕事の充実。この4〜5個のバランスが幸せ、と話します。

川邊さんは、お金は価値を交換するためのアイテム、と話します。使い道がある人にとっては、それが幸せにつながります。そういう見方です。

寺田さんは、10年前に未来のライフラインを考えて、2年ごとに見返している、と話します。生活に必要な額までは、ドーパミン全開で稼ぐ段階。そこから先は、使い方で死に金か生き金かが決まる、という整理です。

話はさらに続きます。そのお金を使って、自分の心が満たされるか。ほかの人に何か影響を届けられるか。そこが大事、という話です。画面の下にも、最低限の生活と満足できるキャッシュが大事、と言葉が出ます。

締めは亀山さんです。ひと言で分かりやすく言うなら、1000万円を稼ぐところまでは幸せ、と話します。1000万円から2000万円までは、選べる自由が買えるから幸せ、とも。

亀山敬司さん(動画 60:56〜)

すごく分かりやすく言えば、まあ、1000万円稼ぐまでは幸せだと思います。

その先の話も出ます。桁がはるかに大きくなると、お金に振り回される、と話します。顔を知られていると周りが全員優しくなって、人の判断がつかない、という話も続きます。

この場では、財産について踏み込んだ言葉も出ます。財産は愛を見えにくくして、兄弟の喧嘩まで生んでしまう、という話です。

亀山敬司さん(動画 66:30〜)

これ財産が愛を見えなくするし財産が兄弟喧嘩をさせるとかね。

顔を知られている立場と比べる形で、一般的な収入の層は、お金の感覚が一緒なので友達もできる、という話にも及びます。

話の終わりは、全部バランスで、東洋的、東洋哲学がいい、という流れ。結局のところ、幸せは月並みなもの、という言葉が出ます。

亀山敬司さん(動画 67:38〜)

だから結局のとこ月並みなもんなんだと思うんだよ。幸せって。

いやー、最後の章は、お金持ちかどうかで終わる話ではありませんでした。語られたのは、お金の使い方と、毎日の中で幸せを見つける目線です。

額で線を引く話も、たしかに出ます。それでも締めくくりは、月並みという言葉でした! 額を入口にして、使い方と日々の手触りへ降りていく流れ。

最初の答えのバランスの話と、締めの東洋的という言葉。始まりと終わりが、同じ方向を向いています。

実は私、2026年9月12日の魂磨きで、日常の当たり前が最高にかけがえのない時間だと認識した、と答えています。生きてる、布団で寝れる、風呂入れる、飯が食えるだけで幸せすぎる、とも答えました。

お金については、2026年10月4日の魂磨きで答えています。愛を込めて働いて稼いだお金には愛が宿る、と。お金に宿ってた愛は使うことでより増える、愛がお金通じて循環する、とも答えました。愛とお金については、これが私の捉え方です。

私の記事より(愛を込めて働いて稼いだお金は、使うことで愛が増えると書いた記事・お金を使うと、愛はより増えて、お金を通じて循環するの節)

お金に宿ってた愛は使うことでより増える。愛がお金通じて循環する

読み返すと、軸にあるのは額ではなく使い方。お金は、持っている量より、どう使うかで意味が変わるもの。死に金か生き金かを使い方で分ける話と、ここは並びます。

お金が増えるか、稼げるかの話ではないんですよね。使う時に何を込めるか。その物差しが、額とは別に手元に残ります。

正直、幸せを特別な出来事の先に置くと、いつまでも遠いままなんです。手に入れたら幸せ、という置き方。

でね、額を物差しにすると、上にはきりがありません。1000万円の先にも、2000万円の先にも、さらに大きな桁が続きます。

稼ぐ段と使う段を分けて見ます。経営の数字を見る時にも、そのまま当てはめられる整理です。

月並みなところ、毎日の当たり前に幸せがあると見る方が、今日の手元から始められます! 幸せの物差し、どこに置いていますか?

私なら、お金は使い方に愛を込めて、幸せは毎日の当たり前から数えます。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. 動画は、どんな内容ですか。

A. 京都・東山の公開収録で、経営者の三人が、AI時代の哲学、幸せ、どう生きてどう死ぬか、愛、お金について話した動画です。司会を交えた、雑談に近い場です。

Q. AIに任せた先で、人は何をする、と話されましたか。

A. 仕事が減った時に、アートや哲学が栄えるという歴史の話が出ます。だから今からは哲学の時代、と亀山さんが話します。ローマ市民の話も、その流れで出てきます。

Q. 幸せの三大ホルモンの順番は、どうなっていますか。

A. セロトニン、オキシトシン、ドーパミンの順です。土台は心と体の健康。ドーパミンばかりだと閉じこもっていく、と寺田さんが話します。

Q. 何のために生まれてきたのか、への答えは何でしたか。

A. 川邊さんは、真善美を分かるため、と答えます。寺田さんは、心の中のトラウマとカルマを解放する旅、と話します。答えは人によって分かれます。

Q. お金持ちは幸せなのですか。

A. 亀山さんは、1000万円稼ぐまでは幸せ、と話します。財産が愛を見えなくする、とも。結局のところ、幸せは月並みなもの、という言葉で締めくくられます。

MATOME

まとめ。AI時代の生き方は、答えを急がない問いから始まる

▲目次

動画は、AIに任せた先の時間から始まり、幸せの順番、どう死ぬかとどう生きるか、何のために生まれてきたかへ進みます。最後は、お金と幸せの話で締めくくられます。

亀山敬司さんら経営者三人が語る幸せとお金は、どれも答えを急がない話でした。

持ち帰ったのは5点。空いた時間に置く物を先に決めること、土台は心と体であること、終わりを思うと今日が見えること、何のための答えは人それぞれなこと、お金は使い方で意味が変わること。

で、動画の話は、自分の仕事とお金と毎日に引き寄せて読めます。

答えを急がなくていい問いとして、最後にひとつだけ置いておきます。AIに任せて仕事が減っていく中で、空いた時間に、何を置きたいですか?

COLUMN

幸せは、作るものではなく、気づくもの

図解。見出しは幸せは気づくもの。作ろうとする、ピントを合わせる、気づく、の三つの札が矢印で並び、左にひろくんの水彩画、右下に小さな灯りが描かれている
図解: 幸せは、作るものではなく、気づくもの

動画の最後の章は、お金持ちは幸せか、という会場からの問いに、幸せは月並みなもの、という言葉で答えます。そこで横に並べておきたいのが、2026年9月28日の魂磨きで、幸せは作ってない、気づいただけ、と答えた記事に残した、短い一文です。

私の記事より(幸せは作るものではなく、気づくものだと書いた魂磨きの記事・幸せは作ってない。気づいただけの節)

幸せは作ってない。気づいただけ

作る、ではなく、気づく。月並みなところにある、という動画の見方とも、同じ向きで読めます。幸せは、何かを足したり、特別な出来事を待ったりして手に入れるものではなく、月並みだからこそ見落としてしまう、すでに目の前にあるものへ、こちらの向きを変えることなんですよね。

私の記事より(幸せは作るものではなく、気づくものだと書いた魂磨きの記事・幸せは作ってない。気づいただけの節・続き)

してあげたいという気持ちも、妻の喜びも、もともとそこにあったもの。その夜は、そこへピントを合わせられただけでした。

もともとそこにあったものへ、ピントを合わせること。引用のもとになった夜は、妻にマッサージをして、妻が喜んでくれた夜でした。してあげたい気持ちも、妻の喜びも、もともとそこにあったもの、と記事は続きます。幸せは、増やすより、気づく、と考えてみると、毎日の当たり前の見え方が変わってきませんか?

幸せは、遠くへ探しに出なくても、すでに足元に置いてあります!私がこの記事の最後に置いておきたいのは、その一つの見方です。

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルはたらくビ学ラジオ
出演亀山敬司さん、川邊健太郎さん、寺田航平さん
公開日2026年10月19日
長さ1時間9分17秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=pq43dLKrH_U

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