コラム

「凹んでるのもお役目」。
息子の手紙が教えてくれた、愛の受け取り方

2026.09.12

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。

今日はツールの使い方でも、AIニュースでもない。私自身の話をさせてください。

自分の内面を一問一答で掘り下げる「魂磨き」という時間の中で、一つの記憶から始まって、妻の声、息子からの手紙へとつながっていった気づきがありました。今日は、その流れをそのまま書いていく。

3行でわかるポイント

  1. 妻の声にホッとした理由——声には、文字だけでは届かないものがある
  2. 凹んでいた時に届いた息子の手紙——泣くほど嬉しかったのは、自分だけで気持ちを立て直さなくてもいいと思えたからだったのかもしれません
  3. 「凹んでるのもお役目」——がんの経験があるから、同じ悩みを持つ人を元気づけられると気づきました
凹んでいる自分にもお役目がある 全体図解

ラウンジで見かけた、ある方のこと

ラウンジで見かけた、ある方のこと

去年の2月、ラウンジで電話をしている年配の方を見かけた。当時のジャーナルには、「自宅で看取られる予定」「潔く知り合いに報告」、そして「すごい」「心 感動 悲しみ」と残していました。

死を直面しても慌てないで自分をしっかり持ちながら人にメッセージ送れるから

そう感じた自分がいました。

悲しいという感情はある。けど同時に卒業おめでとうというか、本来の魂に戻るというメタ視点もある
肉体からの卒業

悲しみと、卒業を祝う気持ち。その両方を抱えられる視点を、私は「メタ視点」と呼んでいます。この記憶が入り口になって、妻の声、息子からの手紙という、もっと近い場所の記憶へつながっていきました。

妻の声で、ホッとした理由

妻の声で、ホッとした理由

去年の1月、家族と電話した日のジャーナルにも、妻の声に癒やされたことを残していました。

愛している人の声を聞いてホッとした。

同じ言葉でも、文字で読むのと声で聞くのとでは違う。ぶっちゃけ、その違いをうまく言葉にするのは難しいんですが……

声で感じることはテキストではないものがいっぱいある。言霊というか響く。

声には、意味だけじゃなく、誰の声として聞くかという想いまで一緒に乗る。そんな感覚です。

凹んでいた時に届いた、息子からの手紙

凹んでいた時に届いた、息子からの手紙

声だけじゃなく、文字にも、ちゃんと乗るものがあります。

当時の日記には、息子の手紙や励ましのメッセージを思い出して乗り切ろうとする言葉を残していました。相手の「愛」を信じられた一件として今も浮かぶのは、その手紙。声じゃなくて、文字だけの手紙です。

息子からの手紙は泣くほど嬉しかった

伝わってきたのは、息子が私を思ってくれている、という愛そのものだったのかもしれません。声が聞こえない文字にも、ちゃんと届くものがある。今回、その手紙が特に効いたのは、「凹んでた時」だったから。

凹んでた時にしみた

元気な時にも愛は嬉しい。でも凹んでいた時は、その愛に自分が支えられる感じが強かった……自分だけで気持ちを持ち直さなくてもいい。あの涙には、そういうホッとする感じもあったんだと思います。

「凹んでるのも、お役目だった」

凹んでるのも、お役目だった

その時、凹んでいる自分をどう見ていたのか、あらためて自分に聞いてみました。

凹むと同時に埋めてくれる愛が必ず用意されていることを俯瞰してみれた

凹んだから初めて愛が生まれたわけじゃなく、もともとそこにあった愛を、凹んだ自分がちゃんと受け取れた——そういう感じに近いんだと思います。

その「全て」の中に、凹んでいたこと自体も入るのか。

はいる。凹んでるのもお役目

入る。凹んでいたことも、切り離さずに、全部ひっくるめて。

その「お役目」とは、何のお役目だったのか。で、今回出てきた答えが、これ。

ガンの体験をすることで同じ悩みを持つ人を元気づけることに気づく

お役目は、これでした。がんという経験をしたこと自体が、同じ悩みを持つ人を元気づける力になる、という気づきです。

念のため一つだけ。これは「がんになれば誰でもこうなる」という話ではありません。あくまで、私自身がこの経験をどう受け止め直したか、という一人の人間の捉え方——そういう話です。

がんの経験があるから、分かることがある

がんの経験があるから、分かることがある

「同じ悩みを持つ人」を見るとき、がんを経験する前と今とで、何が違って見えるのか。

ガンになったショック、立ち直った経験は実体験で語れるのは全然違うし死を意識できたからより大切に過ごすようになった。

正直、実体験として語れることと、外から想像で語ることは、やっぱり違う。それから、死を意識したからこそ、日々の過ごし方が変わりました。この二つは、私の中でセットになっています。

死の恐怖から、前向きに変わった

死の恐怖から、前向きに変わった

その変化を、もう少し掘り下げてみました。

死の恐怖から前向きになりガンのおかげと捉え直しできた

「ガンのおかげ」。これも、私が自分の経験を自分の中でどう消化したか、という個人の捉え方です。がんという病気そのものを肯定する話でも、治療や回復を約束する話でもない。

ただ、私自身の中では、そう捉え直せたことで前を向けました。それだけは本当です。

「ご飯が食べられるだけで、幸せすぎる」という日常

ご飯が食べられるだけで、幸せすぎるという日常

「より大切に過ごすようになった」というのは、具体的にどんな時に実感するのか。

日常の当たり前が最高にかけがえのない時間であることを認識。生きてる、布団で寝れる、風呂入れる、飯が食えるだけで幸せすぎる。

「飯が食えるだけで幸せすぎる」というのは、料理がおいしくて嬉しいのとは何が違うのか。

シンプルにご飯が食べれるってだけで有難いことだと感じられるようになった。

おいしいかどうかの前に、食べられること自体がありがたい。特別なごちそうじゃなくていい。今日も飯が食えた、それだけで十分。そう思えるようになりました。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「凹んでいる自分にもお役目がある」とは、どういう意味ですか?

凹んでいた時期があったこと、そしてがんを経験したこと。その経験自体が、同じ悩みを持つ人を元気づけられる、という形で活きてくる——そこに気づいた、という意味です。元気なふりをすることでも、無理にポジティブになることでもありません。

Q2. 声じゃなくて、文字でも愛は伝わるものですか?

はい。息子からの手紙は、声が聞こえない文字だけの手紙でしたが、泣くほど嬉しかった記憶です。伝わってきたのは、息子が私を思ってくれている、という愛そのもの。声にも文字にも、それぞれ乗るものがあるんだと思います。

Q3. がんの経験を「おかげ」と捉えることを、読んでいる人にも勧めているのですか?

いいえ。これは私個人が自分の経験をどう受け止め直したか、という一つの捉え方です。がんという病気そのものを肯定するものでも、治療や回復を約束するものでもない。しんどい時のしんどさを、この考え方で上書きしてほしいわけでもありません。

Q4. 家族の愛の話と、がんの経験の話は、どうつながっているのですか?

妻の声や息子の手紙は、私が愛を受け取った記憶です。がんの経験を同じ悩みを持つ人へ活かせると気づいたのは、また別の記憶。二つは別々の出来事ですが、今回まとめて振り返る中で、「凹んでいる自分にもお役目がある」という一つの気づきにつながりました。

Q5. 声を聞くことと、文字を読むことは何が違うんですか?

文字は意味を伝えますが、声には「本人が今ここで話している」という手触りまで一緒に届く感じがあります。

ひろくんコラム

ひろくんコラム図解

今日は、ツールやノウハウの話ではなく、一つの気づきをそのまま書きました。凹んでいる自分にもお役目があるなんて、今回はじめて言葉にできたことです。

凹んでいる自分のところにも、誰かの愛はちゃんと届く。息子の手紙が教えてくれたのは、そのことでした。

そして、がんという経験をしたこと自体も、無駄にはならない。同じ悩みを持つ人を元気づけられる、という形で戻ってくることがあります。

生きてること、ご飯が食べられること。特別じゃない毎日そのものが、もう十分ありがたい。この感覚も、今回あらためて言葉にできたことの一つです。

今日、これを読んでいるあなたに一つだけ。もし今、誰かの声を聞きたい気持ちがあるなら——今日1本だけ、電話でもボイスメッセージでもいいので、かけてみませんか。

まとめ

妻の声。息子からの手紙。この二つの記憶から、「凹んでいる自分にもお役目がある」という気づきにたどり着きました。愛の受け取り方は、一つじゃないんだと思います。

凹んでいるのは、悪いことじゃない。そして、がんの経験を同じ悩みを持つ人へ活かせることが、そのお役目でした。

生きてること、飯が食えること。特別じゃない毎日そのものが、もう十分ありがたい——今日はそれだけ、伝えられたら十分です。

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一次資料の出典: 2026年9月12日の本人対話、2025年1〜2月の本人日記。

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