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ベーシックインカムの月7万円は差し当たりの目標、井上智洋さんと柿埜真吾さんの議論

2026.10.29

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTube の公式チャンネル「ABEMA Prime #アベプラ【公式】」が、消費減税と現金給付の議論から、AI時代の新しいベーシックインカムまで広げた日本語の動画を紹介するね。

AIで仕事が変わると聞くたびに、自分の収入や暮らしはどうなるのか。国は何をしてくれるのか。減税と給付、どちらが自分に近いのかも見えにくい。そんな個人事業主や発信者に向けて書きました。

ABEMA Prime(アベプラ)が、消費減税と現金給付からAI時代のベーシックインカムまで話した、約35分の日本語の動画です。出演は井上智洋さん、柿埜真吾さん、泉房穂さん、小澤健祐さんら。2026年10月27日公開。引用ブロックは動画に付いている自動の字幕のままで、ずれた表記は、その下の文で正しく直します。

流れは動画の順です。まず減税か給付か、つまり何のための給付かの議論。続いて井上さんの月7万円のベーシックインカム、失業が増えた時の話、年金と生活保護との関係、最後に人の仕事は残るのかへ進みます。

この記事では、出演者の主張を順に紹介し、そのあとに、私の見方を重ねます。読み終えるころには、案の優劣ではなく、どの前提で話しているかを見分ける目がつかめます!

SPEAKER

出演者(画面下のテロップで確認できた4人)

井上智洋さん(駒澤大学准教授)、柿埜真吾さん(高崎商科大学専任講師)、泉房穂さん(参議院議員・前明石市長)、小澤健祐さん(AICX協会代表理事)が、ニュース番組のスタジオで議論します。

3行でわかるポイント

  1. 井上さんは、給付の1番の目的は生活支援で、貯蓄に回ってもいいと話します。柿埜さんは、給付の位置づけが分からず、場当たり的になりやすいと返します。(第1章へ)
  2. 井上さんは、月7万円のベーシックインカムは暮らせる額ではなく、差し当たりの目標だと話します。柿埜さんは、大事なのは仕事が残るかではなく、劇的に減るかだと話します。(第2章へ)
  3. 私なら、案の優劣を決める前に、何のためのお金か、届いたあとの時間を何に使うかを先に言葉にします。(まとめへ)

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01

減税か現金給付か。出演者が、何のための給付かを問う

▲目次
減税か現金給付かの問いから、生活支援と景気刺激の二つの目的へ分かれ、貯蓄に回ってもよいと添える図解
図解: 給付の目的は何か
動画キャプチャ: スライド、政府の消費税減税・支援金法案、に、飲食料品の消費税を下げ、下げた1%分を給付する内容と、高市総理の発言が出ている場面(4:40頃)
動画キャプチャ: スライド、政府の消費税減税・支援金法案、に、飲食料品の消費税を下げ、下げた1%分を給付する内容と、高市総理の発言が出ている場面(4:40頃)

減税と給付、どちらが自分の暮らしに合うのか。考えたことはありますか?動画の前半は、ここから始まります。

動画は、国会の財務金融委員会で消費減税の法案の論戦が始まった場面から入ります。VTRでは、政府案は、食料品の消費税を2年間、8%から1%に下げて、1%相当を給付する内容だと説明されます。

給付の対象は、働く中低所得者の約2000万人。平均で年3万円程度、とVTRは説明します。

野党は、給付を軸にした案を出しています。ボードには、公明党が全国民に2年間で約8万円、民主改革の会が全国民に年間4万円と出ました。

国民民主党は住民税の減税と給付で約5万円分、チーム未来は所得に応じて最大で年間6万円。金額も対象も、案ごとにばらばらです。

VTRの中で片山財務大臣は、給付よりも減税のほうが消費効果がある、と話していました。

井上さんは、食料品だけの減税にはいろんな歪みがあるので、一律の現金給付がベストだと話します。減税でも給付でも、手元に残るお金(可処分所得)は同じ。貯蓄に回ってもいい、と続けました。

井上智洋(動画の中で・11:26〜)

1番の目的は生活支援だと思っています。

景気を刺激するより、まず生活を支える。景気刺激は2番目だ、と井上さんは整理します。工夫を重ねるほど制度が複雑になり、手続きの手間が増える、とも話していました。

柿埜さんは、歪みの指摘はその通りだが、公約に沿った案としては次善の策(セカンドベスト)程度だと返します。景気対策か、物価高対策か、新しい社会保障か。給付の位置づけが分からない、と問いました。

柿埜真吾(動画の中で・15:26〜)

一発の給付で今まであの給付で結構、え、世の中回るようになったのねっていうのが思い返せないんですね。

毎年の緊急対策として場当たり的に配られ、貯蓄に回りやすい。一度の給付で世の中が回るようになった、と思い返せる例がない、という指摘でした。ただし、働いても暮らしが苦しい人への支援としての給付には賛成だ、と柿埜さんは付け足します。

泉さんは、選挙で減税を言っていた野党がいま給付を出すのは約束違反だ、と話しました。明石市長を12年務めた実感では、給付はあまり効果が薄い。地域商品券など、使い方の工夫が要るという立場です。

三人の話は、減税か給付かの前に、何のためのお金かがそれぞれ違うんです。生活を支える話か、景気を動かす話か、約束を守る話か。

私なら、お金の配り方を比べる前に、何のために配るお金かが言葉になっているかを見ます!

動画の三人は、いまの制度の案を比べていました。私が見るのは、その案に目的が書いてあるかどうか。

02

AI時代の新しいベーシックインカム。月7万円は暮らせる額ではなく差し当たりの目標

▲目次
階段の最初の段に差し当たりの旗があり、AIの生産性が上がると、暮らせる額へ引き上げていく図解
図解: 差し当たりの目標
動画キャプチャ: スライド、AI時代の新・ベーシックインカム、に、AIが知的労働を代替する話から、全国民に無条件の現金給付までの五項目が並んでいる場面(20:30頃)
動画キャプチャ: スライド、AI時代の新・ベーシックインカム、に、AIが知的労働を代替する話から、全国民に無条件の現金給付までの五項目が並んでいる場面(20:30頃)

月7万円と聞いて、暮らせる額だと思いましたか?番組の後半は、ここからAIの話に入ります。

後半の話題は、井上さんのAI時代の新・ベーシックインカム論です。ベーシックインカムは、全員に無条件で配る現金のこと。AIで雇用が奪われるという話を、井上さんは10年ぐらい前からしていると話します。

審査して生活保護を出すかどうかを決めるより、ベーシックインカムで最低ラインを支える。これが井上さんの考えでした。

ボードには5項目が並びます。AIが知的労働を代わりに担い、人間の仕事が大量に失われる。新しい仕事もAIが担うので、雇用の受け皿が減る。

生産性は上がる一方で、失業と所得の減少が広がる。AIを持つ資本家に富が集中し、所得を失った人の消費が減って、経済全体が止まってしまう。

そこで全国民に無条件で現金を配り、生活と消費を支えます。ボードの案は、国民1人あたり月7万円、必要なお金は約100兆円、財源は税金と、政府が紙幣を刷ることでした。

井上智洋(動画の中で・21:04〜)

月7万円で十分に豊かに暮らせるっていう話では全くなくてですね、ま、あの、差し当たりの目標と考えていただいた方がいいと思うんですね。

月7万円で十分に豊かに暮らせる、という話ではない。あくまで最初の目標で、AIの生産性が上がれば引き上げる、と井上さんは話します。

ハイパーインフレは起きない、とも井上さんは言いました。AIでサービスの価値が下がり、むしろハイパーデフレ(物価が下がり続けること)のリスクがある。経済を保つには資金の供給が要る、という説明です。

ボードには、イーロン・マスクさんの見方も出ました。2026年7月の英誌エコノミストのインタビューとして、AIであらゆるものが安くなり、人は生活のために働く必要がなくなる、と表示されています。

井上智洋(動画の中で・21:58〜)

もしそのベーシックインカムなしにAIだけが発達して普及していったら、ま、ディストピアになると私思っているんですよ。

ベーシックインカムなしにAIだけが進んで広がったら、ディストピア(暗い未来)になる。井上さんは、そう見ていました。

月7万円は、暮らせる額の話ではなく、最初の目標の話なんですね。額の話と、暮らしの水準の話は別物。

私なら、金額の大小より先に、その額で入る暮らしを言葉にします。人が他人と比べず、好きなことを好きなだけ遊び探求できる暮らしです!

2026年5月19日の朝のLIVEで、私は、ベーシックインカムは最低保障として月額をもらい、最低限で自由に暮らすものと受け取られがちだ、と話しました。

ニート・引きこもり時代の私から見たら、願ったり叶ったりに聞こえてしまう。けれど、そうではなく高い生活水準の話です、と続けました。

挙げたのは、AIとロボットがいて、コンテンツが溢れる世界です。現実の空間でも、治療してくれるロボット、食事を作ってくれるロボット、農業をやってくれるロボットがいる。

私の記事より(ベーシックインカムを高い生活水準の話として話した5月19日のLIVEの記事・5月19日のLIVEでの私の発言)

ニート引きこもり時代の私から見たら、願ったり叶ったり、そんな夢のような毎日ゲームしてればいいんだみたいな感じだと思ってしまうんですけど、そうじゃなくって 高い生活水準。

最低保障の額の話と、暮らしの水準の話は別。あのLIVEで、私はそこを分けて話していました!

井上さんの月7万円にも、額を決める前に、どんな暮らしを目指す目標なのかという言葉が別に要る。私はそこを先に言葉にしたいんです!

動画は、国の制度の設計の話。私の5月19日は、AIとロボットがいる暮らしの水準の話で、金額の設計までは話していません。

03

失業が3〜4割になったら、ベーシックインカムは現実味を帯びるか。富はAIとロボットが生む

▲目次
天秤で額より前提が重く、仕事の自動化から必要な税金が下がる前提へ矢印が伸びる図解
図解: 前提を先に見る
動画キャプチャ: スライド、新・ベーシックインカム(井上さん)、に、国民一人当たり月7万円支給、費用は約100兆円、財源は税金と政府が紙幣を刷る、と出ている場面(21:02頃)
動画キャプチャ: スライド、新・ベーシックインカム(井上さん)、に、国民一人当たり月7万円支給、費用は約100兆円、財源は税金と政府が紙幣を刷る、と出ている場面(21:02頃)

仕事が減ったら、国は何をしてくれるのだろう。そう考えたことはありますか?動画は、具体的な割合の話に進みます。

どれくらいの人が失業したら、ベーシックインカムが現実味を帯びるのか。そう聞かれた井上さんは、国にもよるが、と前置きして答えます。

井上智洋(動画の中で・22:49〜)

例えば今働いてる人たちのもう3割とか4割とかもし業しちゃったら、ま、さすがに政府も考えるんじゃないですか。

いま働いている人の3割や4割が失業したら、政府も考え始めるのではないか。これが井上さんの答えでした。

続けて井上さんは、順番が逆だと話します。働く人がいなくなっても、富を生み出しているのはAIやロボット。その分の所得は賃金として働く人には届かず、配当や株価の形で、資本を持つ人のところへ行く。

100兆円はどこから来るのか、という問いへの答えがこれでした。集まった富を国が配り直す、という筋道です。

小澤さんは、大分県庁でAI活用を支援している立場から話します。県庁の仕事は、WordやExcelなどで、ここ5年でどんどん自動化されている。職員の人件費は下がる可能性がある、と言いました。

小澤健祐(動画の中で・24:00〜)

つまり全体的に必要な税金が下がっていくみたいな前提が抜けた状態で100兆って話は意味がないと思ってるんですよ。

自動化で、必要な税金そのものが下がる。その前提が抜けたまま100兆円と言っても意味がない、と小澤さんは言います。

それから井上さんは、フィンランドの実験にも触れました。ベーシックインカムが失業保険より働く意欲を高めるかを試したが、あまり高めなかった、という話です。

井上さんの3〜4割と、小澤さんの前提を疑う話。同じお金の話でも、見ている側が違うんです。

私なら、お金の話と並べて、仕事が減った人の毎日を、誰が何で埋めるのかを見ます。AIに引き受けてもらうのは、ワクワクしないこと。毎日の楽しみまで渡すつもりはありません!

5月19日の朝のLIVEで、私は、お互い好きなことをして、波長の合う仲間と恩送りし合う世界もあり得る、と話しました。

一方で、摩擦がなくなると失敗の経験もなくなり、天国は幸せなようで何も面白くないのではないか、とも話しています。仕事がなくなった世界は、悩みや課題が消えて逆に辛いのではないか、とも。

フィンランドの実験の公式評価は、私の過去の記事でも取り上げています。

私の記事より(フィンランド実験の公式評価を岡田斗司夫さんの動画と並べて書いた記事・フィンランド実験の公式評価の要約)

フィンランドの公式評価では、就業日数は少し増え、経済的な安心への評価も上がりました。

井上さんが話したのは、失業保険と比べた働く意欲の話。私の記事が引いたのは、就業日数と安心の評価です。測っている物が違うんですよね!

04

年金・生活保護はベーシックインカムにどこまで入るか。最後の支えを、国と自分で持つ

▲目次
最後の支えの屋根を、年金と生活保護を足もとに持つ国の柱と、備えを足もとに持つ自分の柱が支える図解
図解: 最後の支えを持つ
動画キャプチャ: スタジオで、眼鏡の出演者がもう一人の出演者の話を聞いている場面(26:00頃)
動画キャプチャ: スタジオで、眼鏡の出演者がもう一人の出演者の話を聞いている場面(26:00頃)

年金や生活保護と、新しい給付はどうつながるのだろう。そう思ったことはありますか?動画の24分すぎから、この整理が始まります。

年金や生活保護との関係を聞かれ、井上さんは、ベーシックインカムにまとめられるものと、まとめられないものがある、と整理します。児童手当は、お金を配っているだけのものなので、ある程度まとめられる。

年金は部分的にはまとめられるかもしれないが、年を取ることはある種のハンディキャップなので、上乗せが要るかもしれない。障害者年金は、ハンディキャップに対応するものなので残す。そういう線引きでした。

井上智洋(動画の中で・25:42〜)

結構柔軟な精度であの生活のラストディフェンスとして残しといた方がいいというのが私の考えで、

生活保護は柔軟な制度なので、生活の最後の守り(ラストディフェンス)として残したほうがいい。これが井上さんの考えです。

いまの生活保護の捕捉率は約2割、と井上さんは話しました。捕捉率は、受けられるはずの人のうち、実際に受けている割合のこと。貧しい人の2割ぐらいしか給付を受けられていない、という説明です。

ゴールキーパーに例えると、打たれたシュートを2割ぐらいしかキャッチできていない。番組の中で、そう例えていました。

柿埜さんは、ミルトン・フリードマンの負の所得税のような発想を紹介します。ベーシックインカムに今の社会保障をまとめる案と、今の社会保障に上乗せする案。2通りある、と整理しました。

私なら、最悪どうなるか、それでも大丈夫かを確かめてから踏み出します。国が持つ最後の支えと、自分の側に持つ最後の支えを、並べて見ます!

2026年8月17日のAI経営術のLIVEで、私は、チャレンジするには安全基地が必要だと話しました。その安全基地が、セルフベーシックインカム、つまり年金です、と。

働かなくても勝手にお金が入ってくるなら、チャレンジできる。チャレンジするほどその収入が豊かになり、そのお金を再投資すると、お客さんに喜ばれながら三方よしに厚くなっていく、とも話しました。

私の記事より(社長無人化計画とセルフベーシックインカムを書いた8月17日のLIVEの記事・安全基地の節)

チャレンジするためにどうしたらいいかっていうと、安全基地が必要なんですよ。安全基地がセルフベーシックインカム、年金ですよって話ですね。要はベーシックインカムって、働かなくても勝手にお金が入ってきたらですよ、チャレンジできるじゃないですか。

生活保護は、倒れないための底。私が話したセルフベーシックインカムは、踏み出すための土台。同じ最後の支えでも、向きが違うんです!

底は国が持つ。踏み出す土台は、自分の側にも重ねておきたい!

動画は、国の制度の整理です。私の8月17日は、個人が持つ安全基地の話で、守る範囲も大きさも違います。

05

AIで人の仕事は残るのか。ローマの奴隷という見方と、資源は有限という反論

▲目次
奴隷という見方と資源は有限という見方が、人の手が残るの札に集まり、下に電力の札がある図解
図解: 仕事は残るのか
動画キャプチャ: テロップに井上智洋さん、駒澤大准教授、と出て、井上さんが話している場面(30:10頃)
動画キャプチャ: テロップに井上智洋さん、駒澤大准教授、と出て、井上さんが話している場面(30:10頃)

AIが人と同じように振る舞えるようになったら、人は何をするのだろう。考えてみたことはありますか?ここから話は、仕事の行方に入ります。

井上さんは、AIによる目立った失業が日本でも起きるのは2030年ごろからだろうと、10年前から言ってきたと話します。2016年と2018年の著書でも書いた、と言いました。

技術が発達した分さらに忙しくなる可能性は、一時的にはあっても、長期的にはない。AIはほかの技術と違い、進歩するほど人間と同じように振る舞えるようになるから、という理由です。

井上智洋(動画の中で・32:18〜)

ローマ時代の奴隷が、ま、AIみたいになるので、ま、人間の役割はほぼディレクションだけ

AIが、ローマ時代の奴隷のような役割を担う。人間の役割は、ほぼディレクション(指示を出すこと)だけになる、という見方でした。

柿埜さんは、そういう見方が最近多いのは分かる、と受けたうえで反論します。

柿埜真吾(動画の中で・32:29〜)

資源っていうのは有限ですし、AIだって、あの、全部のこと1度にやるわけにはいかないわけですね。

資源は限られていて、AIも全部を一度にはやれない。だから人間の手を借りたい場面は必ずある、と柿埜さんは話します。

例に出たのは、10億円の価値がある最先端の研究と、料理を作ること。料理は人間よりうまくても、研究に回したほうがいい場面がある。使える電力も有限なので、人間の仕事は何かしら残るはずだ、という話でした。

二人の話は、仕事が残るかどうかの予想というより、仕事を誰がどう分けるかの話に聞こえました。予想と分担。

私なら、人とAIの分担を固定した線で決めません。内側のワクワクは人が掘り、計画と実行はAIに頼む。ただ、その線は状況と目的で動かします!

2026年8月17日のLIVEで、私は、仕事と遊びは違うので、仕事はAIに委ねて、人間は真剣に遊びましょう、と話しました!これがこれからの正しい生き方です、とも。

遊びなんだから、真剣にやる。仕事なんだから、真剣にやらなくていい。AIの方が優秀なんですから、とも話しています。

私の記事より(社長無人化計画とセルフベーシックインカムを書いた8月17日のLIVEの記事・仕事と遊びを分ける節)

仕事と遊びは、ハッキリ分けた方がいい。仕事はAIに委ねて、人間は真剣に遊ぶ。

仕事はAIに委ね、人は遊びを真剣にやる。この分け方は、井上さんのディレクションの話とも、柿埜さんの人の手が要る場面の話とも、重なる所があります!

違うのは、私が役割を仕事か遊びかで分けていて、仕事が残るかどうかは測っていないこと。

06

30連休と言われたら何をするか。大事なのは仕事が残るかより劇的に減るか

▲目次
残るかの札から、劇的に減るかの札、減った時間、何に使うへ進む図解
図解: 残るより減るか
動画キャプチャ: スタジオで、眼鏡の出演者が話を聞いている場面(33:55頃)
動画キャプチャ: スタジオで、眼鏡の出演者が話を聞いている場面(33:55頃)

明日から30日間、仕事をしなくていいと言われたら、何をしますか?動画の終盤は、この問いに近い所で終わります。

柿埜さんは、自動車は人間より速く、写真は人間の絵より精密に撮れる、という例を挙げます。だからといって、そういうものが全部なくなったわけではない、と。

柿埜真吾(動画の中で・33:47〜)

大事なのは人間の仕事が残るかどうかじゃないんですよね。劇的に減るかどうか。

大事なのは、人間の仕事が残るかどうかではない。劇的に減るかどうかだ、と柿埜さんは言います。

井上さんは、アメリカが先にディストピアになり、ひょっとしたらベーシックインカムのようなものも、日本より先に入れるかもしれない、と話しました。

動画の最後に、出演者が感想を話します。30連休と言われても何もしない。時を戻そうと言ってしまうかもしれない。そんな言葉で番組が終わります。

私なら、仕事が減ってできた余白を、効率のためだけには使いません。余白は、ワクワク夢中に遊び探求する時間にします!

5月19日の朝のLIVEの冒頭で、私は、これからの時代がこうなるというのは予測ではなく体感で、すでに来ちゃっている感じがする、と話しました。

レールに沿って順風満帆に来て、失敗をあまりしてこなかった人は、仕事しなくてもいいですよとなった瞬間に、結構困ってしまうのではないか。そんな見立ても話しています。

2026年10月12日は、区民まつりの日でした。私は、公園で娘たちと鬼ごっこをして走りました。

10月13日の魂磨きで、あの時間を、今ここ、ただ走ったら遊ぶのが楽しい、頭ではなく体で感じる時間、と答えています。どんなところをもっと味わいたいかには、ただ鬼ごっこするだけ、目的もゴールもない、と答えました!

私の記事より(AIに任せる目的は子供のように夢中に遊ぶ時間だと書いた魂磨きの記事・積み減らした先に置きたいもの)

私が「AIに委ねて、人は積み減らして生き直す」と言うとき、積み減らした先に置きたいものははっきりしています。

積み減らした先に置きたいのは、子供のようにワクワク夢中に遊ぶ時間。私はそう書いていました!

何もしない時間も、休みとして要ります。でも、何もしないことと、目的もゴールもなく夢中に遊ぶことは、別物です。

COLUMN

▲目次

お金は、額より巡り方で見る

ひろくんが手のひらで輪を指し、使う、働き、また巡る、の三つの札が愛の字を囲んで一周し、隅に額の札がある図解
図解: 巡り方で見る

動画の中で井上さんは、給付が貯蓄に回ってもいいと話し、柿埜さんは、給付は貯蓄に回りやすいと話していました。配られたお金を、貯まる額で見るのか、巡り方で見るのか。私自身は、どちらで見ているのか。手がかりになるのは、2026年10月4日の魂磨きで私が答えた一節です。

私の記事より(お金に宿った愛は使うことで増える、と答えた魂磨き・お金を使うと、愛はより増えて、お金を通じて循環する)

お金に宿ってた愛は使うことでより増える。愛がお金通じて循環する

この言葉は、愛を込めて働いて稼いだお金についての、私の答えです。国が配る給付金に、そのまま当てはめた話ではありません。お金に宿っていた愛は、使うほどに大きくなっていく。その愛が、お金を通じて人から人へ巡っていく。私はそう答えていました!

巡り方で見るというのは、額の大小を比べる前に、そのお金がどこへ流れていくかに目を向けることです。使われれば、お金を通じて愛が巡る。ここまでは言い切れます。ただ、貯めることを否定する材料は、私の手元にはありません。私なら、自分の仕事で受け取ったお金も、使う先まで含めて見ます!

お金を受け取る時に置いておきたい問いは、一つです。額より先に、このお金はどこへ巡っていくのか。給付の議論も、この問いから見直すと、出演者ごとの前提の違いが見えやすくなります。最近受け取ったお金のうち、次の誰かの働きにつながったと思えるものは、ありますか?

お金に宿った愛は、使うことで増える。愛を込めて働いて稼いだお金についてのこの答えは、お金に宿った愛は使うことで増える、と答えた魂磨きで詳しく書いています。

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FAQ

よくある質問

▲目次

Q. 動画で井上さんは、給付の目的をどう整理していますか?

A. 1番の目的は生活支援で、景気刺激は2番目だと井上さんは話します。全部が消費に回らなくてもよく、貯蓄に回っても問題ない、という立場です。詳しくは第1章。

Q. 井上さんの新しいベーシックインカムは、月7万円で暮らせる額ですか?

A. 暮らせる額ではなく、差し当たりの目標だと井上さんは話します。ボードには、必要なお金が約100兆円と出ました。AIの生産性が上がれば額を引き上げる考えです。詳しくは第2章。

Q. 小澤さんは、100兆円という額をどう見ていますか?

A. 県庁の仕事の自動化で、必要な税金そのものが下がる可能性がある。その前提が抜けたまま100兆円と言っても意味がない、と小澤さんは話します。詳しくは第3章。

Q. 柿埜さんは、AIで人の仕事がなくなると考えていますか?

A. 資源も電力も限られ、AIも全部を一度にはやれないので、人間の手を借りたい場面は残るはずだと柿埜さんは言います。大事なのは残るかではなく、劇的に減るかどうか。詳しくは第5章と第6章。

MATOME

まとめ

▲目次

ABEMA Prime(アベプラ)が、消費減税と現金給付の議論から、AI時代の新しいベーシックインカム、人の仕事は残るのかまでを、出演者4人の主張で順に議論した日本語の動画でした。

持ち帰りたいのは、案の優劣より前提です。給付の目的は生活支援か景気刺激か。月7万円は暮らせる額か、差し当たりの目標か。自動化で必要な税金は下がるのか。出演者は、前提が違うまま話しています!

数字は、出演者の発言とボードの表示です。確かめるなら、公式の資料を見るのが近道。

私の側で先に決めておきたいのは、給付の額より、お金が届いたあとの時間を何に使うか。

もし明日から、お金の心配をしなくていい30日があったら、最初の1日に何をしたいですか?

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

チャンネルABEMA Prime #アベプラ【公式】
出演井上智洋さん、柿埜真吾さん、泉房穂さん、小澤健祐さんほか
公開日2026年10月27日
長さ35分22秒(日本語)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=UvdUq33jJTE

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