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AIで事例は1分で作れる?バズ部の動画の「特徴を先に決める」と文体ルールを、同じ題材で4回ずつ試した

2026.10.12

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTubeチャンネル「バズ部」の動画『問合せを増やすなら、今より10倍細かい「事例」を作ってください』を紹介するね。

「AIなら事例は1分で作れる」と聞いて、自分の材料でも使える文章になるのか、気になる人へ。動画は2026年10月10日公開、6分57秒。登場するのは、サムネイルの名札にある房宗和希さんと、聞き手の女性です。本編には名前が出ないので、画面左の男性をその人として書いています。

動画が見せなかった、特徴と文体ルールを足した前後を、AIに、同じ題材を4回ずつ書かせて確かめました。特徴と規則の文は、AIに私の過去記事から起こさせて足したものです。私は題材と結果を確かめました。さらに、手元の勉強会の声10件を、お客さん・提供したこと・成果の欄に当てはめます。読み終えたら、AIへ渡す事実と、先に聞くことを選べます。まず一つの事例から始めましょう。

CHANNEL

バズ部

房宗和希さん(サムネイルの名札は「AI×Web集客戦略室」)と、聞き手の女性の対談です。聞き手の女性の名前は、動画の中に出てきません。

6分57秒。事例をAIで作る仕組みの説明から、事例が増えた後の問い合わせの動き、事例がない会社の量産は虚偽だという確認までが話題です。

この記事の軸は「1分で作れる」の前に、人が決めておくことがある。それを、同じ題材を4回ずつ書かせる試験と、手元の声10件で確かめました。

3行でわかるポイント

  1. 動画の「1分」は生成の時間。入力を決める時間、手直し、客ごとの約50時間の開発まで含めて考えます。(第1章へ、第3章へ)
  2. 各4回の試験で、足した特徴と規則はタイトルと終わり方を変えた。文末の繰り返しは直らず、増えた(最大2〜3回から3〜6回)。新しい数字は出なかった。(第2章へ、第4章へ)
  3. 私ならこうする。声を一つ選び、入力3項目の空欄を数える。成果が薄ければ「何ができたか・どのくらいで」を聞きます。(第5章へ、第6章へ)

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01

事例は1分で作れる、は本当か。動画の数字で割り算した

▲目次
お客さん、提供したこと、成果の3枚の札から、ボタンを押すと事例が約1分でできる流れ。下に、人が書く10時間の長い帯と、手直し15〜30分の短い帯
動画キャプチャ: インプットは「どういうお客さんだったか」「どういうサービスを提供したか」「どういう成果が得られたか」の3つ(動画より・約1分)
動画キャプチャ: インプットは「どういうお客さんだったか」「どういうサービスを提供したか」「どういう成果が得られたか」の3つ(動画より・約1分)

人が企画から記事化まで進めると、1本に10時間はかかる。1000本なら1万時間。それが動画の出発点です。そこで房宗さんは、お客さんの情報を入れてボタンを押せば、AIが事例にしてくれる、と語りました。生成は1分。手直しも30分はかからないそうです。速さの中身を、順に確かめます。

房宗さん(動画の中で・自動字幕・0:59〜)

「お客さんのその情報どういうお客さんだったかとかどういうサービス提供したかとかどういう成果や得られたか入れてボタンを押すとま、」

「AIがそれを事例化してくれるんですよ。」

「1分とかで。」

房宗さん(動画の中で・自動字幕・1:12〜)

「あ、少しあるんすけど、ま、15分とか」

「30分もかんないぐらいなんで。」

「1分」は生成の時間として本当だと思います。ただし、その前に入力を決める時間がある。私は「1分で作れる」より、「1分の前に何を決めるか」を数えます。

最初の一本で何を伝えるかが決まっていないと、その迷いまで1000本に増えてしまいます。私が大事にしているのは、一本を作り切り、なぜその形にしたかという判断軸ごと量産へ渡すことです。

動画の数字で割り算してみます。手直しを15〜30分と置くと、生成1分を足して一本16〜31分。1000本では約267〜517時間になります。人が一本10時間かける場合の1万時間とは、大きな差。

1000本を作る時間を、動画の数字で割り算する(私の計算)
項目動画の数字(手直しは私が置いた幅)1000本にすると
人が作る1本10時間(企画から記事化まで)1万時間(10時間×1000本)
AIの生成1本1分約17時間(1分×1000本)
手直し1本15〜30分(30分もかからない、の幅)250〜500時間(15〜30分×1000本)
生成と手直しの合計1本16〜31分約267〜517時間
この中に入っていない物入力の材料集め、お客さんごとの開発(約50時間)約50時間は1社あたりの時間で、1本あたりではない。1000本に掛け算できないので入れていない

ただ、この計算には入力を集める時間も、客ごとのプロンプトづくりも入っていません。房宗さんが語った開発時間は、お客さん1社あたり約50時間。手直しは、房宗さんが語った「30分もかからないぐらい」を上限に、15〜30分で置いた私の計算用の数字です。

AIに回させた8回の生成は、1回6〜9秒でした。手で入力を渡した別の方法なので、房宗さんのシステムの1分と同じ条件ではありません。

生成は速い。その速さを使うために、最初の一本へ何を入れるかを決める。ここからです。

→ 手元の時間を測る

事例を一本選び、材料集め・入力づくり・生成・手直しの時間を別々に測ってみてください。一本ごとに繰り返す時間を作りたい本数に掛け、最初だけ必要な準備時間を足します。

02

押すだけだと「AIっぽい」。先に決めるのは、尖らせる特徴1つ

▲目次
上段は、お客さん・提供したこと・成果の3枚の札から「それっぽい」文章。下段は、そこに「特徴1つ」を先に決めて足すと「見せ場がある」文章になる図
動画キャプチャ: Slackの社内連絡で、AIっぽさが解消されたという報告。「でも、それっぽいものしかできない」「AIっぽい文章じゃないか」の字幕。社名と個人名は伏せた(動画より・約2分)
動画キャプチャ: Slackの社内連絡で、AIっぽさが解消されたという報告。「でも、それっぽいものしかできない」「AIっぽい文章じゃないか」の字幕。社名と個人名は伏せた(動画より・約2分)

入れて押すだけでも、文章の形にはなる。でも「それっぽい」と「伝えたい特徴がある」は違うんです。房宗さんの話では、先に決めるのは、その事例のどこを見せ場にするか。小さくても一つ、です。

房宗さん(動画の中で・自動字幕・1:22〜)

「それっぽいものは作れると思うんですけど、」

「AIっぽいものはできますよ。大体ね。」

房宗さん(動画の中で・自動字幕・2:20〜)

「その各事例のポイントはどこなのかって」

「要はその事例の特徴をどこに持たせるかっていうのをマーケティングの観点から決める。」

特徴を先に決める。そのとおりだと思います。何を見せ場にするかを、AI任せにしない。そこを選ぶのは人です。

同じ事実からでも、音質、乗り換えの手間、作り直しの数と、見せる場所は変えられる。文章が整っていても、読み手に残したいものが違えば、私が届けたい事例にはなりません。

私が最初の一本で残したいのは、表面の文体より「なぜ、その話を書くのか」という判断軸。語尾を直す前に、ここを決めたい。

今回の題材は、ElevenLabsの音声モデルの乗り換えです。特徴として渡したのは「乗り換え先ごとに、作り直すものの数を数えて選んだこと」。元記事では、最後の決め手は聴き比べでした。作り直すものの数は、候補が並んだあとの分かれ目です。今回は、その分かれ目のほうを特徴として渡しています。

私の過去記事より:ElevenLabsとGemini 3.8 TTSの料金と声。同じ台本9行を自分の声で5本聴き比べた結果

一方でElevenLabsの中でv4 Turboに替えるなら、変わるのはモデル名の1行です。声も辞書も、文字起こしの確認もそのまま。

試験で使った入力。A は入力3項目だけ、B は特徴1つと文体ルール6個を足した(題材は講座動画ナレーションの音声モデル替え。実際の入力には、講座動画1本が台本2,711文字・音声6分16秒という1文も入れた)
欄渡した内容
どういうお客さんだったか講座動画のナレーションを、自分の声のクローンと、掛け合い相手のAIの声で作っている制作現場。台本を1行ずつ音声にして、つないで1本にする
どういうサービスを提供したか音声生成サービスElevenLabsのモデルをv3からv4 Turboに替えた。変えたのはモデル名の1行だけ
どういう成果が得られたか声のクローン・固有名詞の辞書・文字起こしでの照合は、そのまま使えた。作り直したものは0。同じ台本9行(448文字)を5本の候補で聴き比べ、読み間違いの差はほぼ無かった
足したもの(B だけ)・特徴見せ場は音質のよさではなく、乗り換え先ごとに作り直すものの数を数えて選んだこと
足したもの(B だけ)・文体ルール6個見出しは事実で言い15〜20字/読み手は同じ制作を回す担当者/数字は入力にあるものだけ/入力にない成果は書かない/「実現」「貢献」などのAI定型語を使わない/敬体で一文60字以内

房宗さんは、事例ごとに小さくても特徴を一つ持たせる、と話しました。私の例は「作り直すものを数えて選んだ」。特徴とは、見せ場を一行で言えることなんです。

AIに書かせた各4回では、特徴と規則を足した版は、その見せ場に沿って終わりました。入力3項目だけの版は、4回とも入力にない将来の話や一般論で締めていた。

動画には、この追加前後の文章は出てきません。私の比較で確かめられたのは、足した特徴が出力に出るところまで。だから、押す前の一行を大切にします。

→ 見せ場を一行にする

手元の事例から「この話で覚えてほしいのは何か」を一行で書き、入力3項目に添えてください。

03

文体は客ごと。13,543文字・約50時間の中身

▲目次
法人破産の書類の山とリフォームの書類を両矢印で並べ、「客ごとに作る」の札の下に、13,543文字の冊子と、約50時間を示す砂時計
動画キャプチャ: 大阪の司法書士事務所に提供したプロンプトは、3つのブロックで、文字数13,543文字、制作にかかる時間約50時間(動画より・約4分)
動画キャプチャ: 大阪の司法書士事務所に提供したプロンプトは、3つのブロックで、文字数13,543文字、制作にかかる時間約50時間(動画より・約4分)

型があっても、法人破産とリフォームでは読む人も文章の重さも違う。房宗さんは、毎回約50時間かけて、お客さんごとに開発していると語りました。画面には、顧客ごとの調整・事例の作成ポイント・強みを含む13,543文字のプロンプトと、制作約50時間の表示があります。

聞き手の女性と房宗さん(動画の中で・自動字幕・4:26〜)

「ま、だから読む層も全然違うしね。」

「全然違う。」

文体は客ごとに作る。ここは私も同じ立場です。約50時間という数字は、生成を待つ時間ではなく、伝わる書き方を縦に掘る時間です。

法人破産の事例を読む人と、リフォームの事例を読む人。同じ軽さ、同じ言葉で書けばよいとは思いません。何を知りたくて読むのかに合わせて、型の中身を作る必要がある。

「誰でも簡単に」と言って、その準備を隠すのは、私のやり方ではありません。AIは魔法じゃない。速く書けることと、使える文章になることは別です。

私の過去記事より:AIエージェントに60点のままスキルを作らせない。1回分を手で直し切ってから量産する

私の結論は、AIエージェントに60点のままスキルを作らせない、ことです。1回分を手で直し切ってから量産する。履歴で育てるのは、その後です。

私にも、文章の声だけでは判断できなかった場面があります。2026年10月2日、AIっぽさを直す後処理を外して比べることを、私が決めました。

AIに公開記事3本を書き直させて検査すると、声の検査は3本とも合格。一方、「A、B、C」のように項目を3個並べる言い回しを数える検査では、3本のうち2本が不合格でした。数は7と3。合格した一本は2でした。

この結果から、私は後処理を残すと決めています。「私らしく聞こえる」だけでは足りなかったんです。

動画で聞き手の女性が紹介した単語単位のテストと、私の検査は、書いたものを比べて決めるという同じ向き。ただし、検査した文章も数え方も違います。自分の客に合うかは、自分の文章で確かめます。

→ 書き方を三つ決める

見出しの字数・使わない言葉・一文の上限を、生成する前に書いておいてください。

04

動画が見せなかった所を、同じ題材で4回ずつ試した

▲目次
「同じ題材で4回ずつ」。左は入力3つだけの4回分で、どれも「将来の話・一般論」の札。右は特徴とルール6個を足した4回分で、どれも「一言か事実」の札にチェック
動画キャプチャ: 聞き手の女性が「事例システム開発してる子と話したんだけど」と切り出す場面。左が房宗さん、右が聞き手の女性(約1分42秒)
動画キャプチャ: 聞き手の女性が「事例システム開発してる子と話したんだけど」と切り出す場面。左が房宗さん、右が聞き手の女性(約1分42秒)
私の比較。同じ題材を4回ずつ書かせた、入力3つだけのA版と、特徴1つと文体ルール6個を足したB版のタイトルと終わりの1文。Aは4回とも将来の話や一般論で終わり、Bは4回とも読み手への一言か事実で終わる
私の比較。同じ題材を4回ずつ書かせた、入力3つだけのA版と、特徴1つと文体ルール6個を足したB版のタイトルと終わりの1文。Aは4回とも将来の話や一般論で終わり、Bは4回とも読み手への一言か事実で終わる

聞き手の女性は、システム開発をしている知人が、単語を一つ替えるたびに結果を比べ、何百回もテストしていたと紹介しました。私が見たいのは、特徴と規則を足すと、文章のどこが変わるか。AIに、同じ題材を各4回書かせました。比べたのは、1つの題材だけです。

聞き手の女性(動画の中で・自動字幕・1:43〜)

「単語変えてどういう生成結果になるかみたいな。」

「もうなんかずっとテストしてて聞いたらもう何百回テストしてますみたいな。」

私は、お客さん・提供したこと・成果の3項目を材料に、AIに事例の文章を書かせました。次に、その事例ならではの特徴を1つと、書き方の規則を足しました。足す前と足した後で、同じ材料から4回ずつ文章を書かせ、見比べました。

試験の流れ。同じ材料の紙の束から、上は「そのまま」の4枚、下は星印の「特徴+ルール6個」の4枚に分かれ、4回ずつ書かせた紙を、虫眼鏡で見比べる

私が実際に比べたのは、手元にあった1つの題材だけです。過去の記事で紹介した、ElevenLabsの乗り換えを使いました。替えたのはモデル名の一行で、声のクローン・辞書・照合はそのまま使えた実話です。別の業種では試していません。私の環境の外で、個人の設定を読ませず、Claude Sonnet 5.5に別々の会話で書かせました。

私が足した特徴は、「乗り換え先ごとに、作り直すものの数を数えて選んだこと」です。書き方の規則は6個で、見出しは15〜20字とし、何を替え、何が残ったかを事実で伝えます。読み手は同じ制作を回す担当者とし、専門用語は初出で一言説明し、数字は入力にあるものだけを使います。入力にない成果や「実現」「貢献」「最適」などの決まり文句は書かず、敬体で一文を60字以内にします。入力の成果の欄には、「声のクローンも、固有名詞の辞書も、文字起こしでの照合も、そのまま使えた。作り直したものは0。」と書きました。入力3項目の中身は、第2章の表にも載せています。

足した中身。左のお客さん・提供したこと・成果の3枚の入力カードに、星印の「特徴1つ(作り直す物を数える)」と、見出し15〜20字・読み手は担当者・数字は入力だけ・成果は書かれた分・決まり文句なし・敬体で一文60字以内の「規則6個」を足す

入力3項目だけの4回に対し、特徴一つと規則六つを足した4回。「作り直す」「作り直し」が本文に出た回数は、前者が4・3・3・3回、後者は各7回でした。

同じ題材を各4回書かせた結果(Claude Sonnet 5.5・別々の会話・2026年10月12日)
見た所A: 入力3項目だけB: +特徴1つ+ルール6個読み方
タイトルの文字数59・52・67・52字27・22・20・29字短くなった。ただし15〜20字に収まったのは、Bの20字の1回だけ
見出しの平均文字数25.8・23.5・30.8・29.8字17.5・18.5・17.0・19.0字短くなった
「作り直す」「作り直し」が本文に出た回数4・3・3・3回7・7・7・7回特徴を渡したので、出て当然
入力にない数字が出た回1回2回どちらも入力にある「声が2種類」の言い換えで、新しい事実の数字は0件。「数字は入力にあるものだけ」の規則を足しても、言い換えは減らなかった
「実現」「貢献」「最適」などの決まり文句の数00この数え方では差が出ない
同じ文末(最後の4文字)が出た最大の回数2・2・3・3回3・3・6・5回Bの方が増えた
60字を超える文1文0文「一文60字以内」の規則の効果は、この数では判断できない
入力にない将来の話・一般論で終わった回(読んだ後で足した見方)4回のうち4回4回のうち0回Bは読み手への一言か、事実で終わった

足した特徴と規則で、タイトルは短くなり、終わり方も変わった。一方、文末の繰り返しは直らず、むしろ増えました。新しい数字は、どちらの版にも出ませんでした。今回の結論はここです。

良くなった所だけを拾うと、次に使う時の判断を間違える。私は、効いた所も効かなかった所も、そのまま残します。

入力3項目だけの1回目の終わりは「1行の変更で新しいモデルに移れることは、音声制作を続けていくうえで大きな安心につながります。」。特徴と規則を足した1回目の終わりは「同じような制作を回している方は、モデルを替える前に「作り直すものはいくつか」を数えてみてください。」でした。

渡した特徴が出力に出るのは、渡したのだから当然です。見たかったのは、規則を足しても文末の繰り返しが直るかどうか。直らず、むしろ増えました。AI定型語はどちらも0で、この数え方ではAIっぽさの差を測れていません。

特徴は、AIが私の過去記事から先に選んで足したものです。4回ずつ、題材も1つだけなので、効くとまでは言えません。この範囲で、足した指示の効き方を判断します。

→ 同じ材料で比べる

同じ事例を、入力3項目だけで2回、特徴と規則を足して2回書かせ、タイトルと最後の段落を見比べてください。

05

事例が増えた月に、問い合わせは増えていたか。グラフを読み直す

▲目次
1月から4月の棒グラフ。問い合わせは14・13・11・37件、事例本数の折れ線は8・17・37・43本。3月の「11」に「本数と比例しない月」の注記
動画キャプチャ: 「事例公開に伴う成果推移」。月間問い合わせ数は2025年10月から6・5・2、2026年1月から14・13・11・37。公開事例本数は1月から8・17・37・43本(動画より・約5分50秒)
動画キャプチャ: 「事例公開に伴う成果推移」。月間問い合わせ数は2025年10月から6・5・2、2026年1月から14・13・11・37。公開事例本数は1月から8・17・37・43本(動画より・約5分50秒)

事例を約50本、3〜4か月で作り、問い合わせが約3倍になった。房宗さんはこう語りました。続くグラフでは、公開事例と月間問い合わせの数字が並びます。本数が増えた月に何が起きたのか、私は月ごとの動きを読み直しました。

房宗さん(動画の中で・自動字幕・5:50〜)

「近い事例があったんでみたいな、これもめちゃくちゃあるっていう感じなんすよ。」

事例を増やす話には賛成です。ただ、このグラフから「本数に比例して問い合わせが増えた」とは読めません。近い事例を見つけられることと、本数だけで成果が決まることは違う。

事実と推測は混ぜない。「約3倍」は房宗さんが話した成果。私はそのまま受け取ります。

画面では、1月の事例8本に対して問い合わせ14件。2月は事例17本に問い合わせ13件、3月は事例37本に問い合わせ11件でした。公開事例が増えたこの期間に、問い合わせは増えていません。

4月になると、事例43本に対して問い合わせ37件。ここで大きく動いています。房宗さんが語った「10何件から30何件」は、1月の14件と4月の37件に近い数字です。37÷14は約2.6倍。これは私の割り算です。

動画の画面「事例公開に伴う成果推移」の数字を、書き写した表(5:51頃・会社名は画面にない)
月公開事例の本数月間問い合わせ数画面の注記
2025年10月グラフに点なし6
2025年11月グラフに点なし5
2025年12月グラフに点なし2
2026年1月814事例コンテンツ制作開始(2026年1月〜)。AI対策初期プロジェクトにより問い合わせ数が2倍超に
2026年2月1713
2026年3月3711
2026年4月4337事例本数が増えたタイミングで問い合わせがさらに大きく増加

さらに、1月には「AI対策初期プロジェクトにより問い合わせ数が2倍超に」という注記。4月には、事例本数が増えたタイミングで問い合わせが大きく増加した、という注記があります。事例本数以外の取り組みも、画面には書かれているんです。

会社名はグラフにありません。発言の約50本と画面の43本も一致しないので、同じ会社の数字かは、この画面から確かめられません。

私の過去記事より:LLMOの自社事例を徳田祐希さんが解説。経営者が先に土台を作る、記事の実践法

この事例は自社サイトが対象で、第三者による検証ではない、と元記事自身が明記していました。

このグラフも、会社が自分で出した数字です。私は第三者の検証がない数字として読みます。

推測: 一定の本数を超えると、自分に近い事例へ当たる確率が上がる。「近い事例があったので」と言われるという房宗さんの話に沿う見方ですが、4月に増えた原因の記録はありません。

動画が紹介する成果に加えて、私は途中の月も見ます。本数を増やす時は、問い合わせの動きと、その月に変えたことを一緒に残します。

→ 月ごとの二行を残す

月を横に並べ、公開事例の本数と問い合わせ数を二行で残してください。同じ月に変えた取り組みも添えます。

06

私の手元の声を、入力3項目に当てはめる。メリットとデメリット

▲目次
アンケート1,292件の束から、掲載の形を選び済みの10件を取り出し、お客さん5件、提供したこと、成果は数字つき1件に分ける図。成果の欄に「空欄を数える」の札
動画キャプチャ: 「量産していいのは、本当に事例が豊富な会社だけ」の字幕。左が房宗さん、右が聞き手の女性(動画より・約6分17秒)
動画キャプチャ: 「量産していいのは、本当に事例が豊富な会社だけ」の字幕。左が房宗さん、右が聞き手の女性(動画より・約6分17秒)

事例がないのに1000本を書くのは虚偽。聞き手の女性の確認に、房宗さんも同意しています。私の手元には、11本の共有スプレッドシート、25シートにアンケート1,292件。その全部を、すぐ掲載できる事例とは数えません。

聞き手の女性と房宗さん(動画の中で・自動字幕・6:14〜)

「事例を量産していい会社は本当に事例がある会社だね。」

「ま、それさすがに虚偽なんでね。」

量産していいのは、本当に事例がある時だけ。これは動かせない線だと考えています。私の手元で、載せていい事実を選ぶ出発点は、掲載の形を本人が選んだ声10件です。

受け取る一人には、その一つが全て。内容の薄い文章を増やしても、届けたいものは届きません。空欄を憶測で埋めず、分からない所だけ聞きます。

私の過去記事より:AIに選ばれる会社とは?お客様がAIに相談する時代の口コミと営業資料を、りゅう先生が解説

だから、お客様の声を集めるなら、私はきれいな褒め言葉へ整える前に、その人が話した言葉を残したい。具体的に聞いて、答えは誘導しない。自分の商品をよく見せたい気持ちで、体験の中身まで作り替えたくありません。

AIで数えると、この10件のうち、本人がどんな人かを書いている声は5件。出来上がった物の名前がある声は2件で、数字つきの成果がある声は1件でした。提供した講座の回は、私の側で分かっています。足したいのは成果の欄。

私の手元の勉強会の声(掲載の形を本人が選び済みの10件)に、入力3項目を当てはめた数え方(2026年10月12日にAIで数えた)
入力の欄10件の状況私ならこうする
どういうお客さんだったか本人がどんな人かを自分で書いている声が5件。残りの5件には書かれていない分からない所は憶測せず、掲載の一声と一緒に本人へ聞く
どういうサービスを提供したか講座の回は、私の側で分かっている声ごとに、どの回の話かを入力へそのまま書く
どういう成果が得られたか出来上がった物の名前がある声が2件。数字つきの成果がある声が1件「何ができたか・どのくらいで」を本人に聞いて、足りない欄を埋める

私なら、まず声ごとに入力3項目を埋めて、空欄を数えます。次に、見せ場を一つ選ぶ。「誰がどこから始めたか」は、本人の説明がある5件で考えられる候補です。

三つ目は文体ルール。数字は入力から、入力にない成果は書かない、AI定型語を使わない、敬体で一文60字以内。この四つを使い、見出しの字数と読み手は勉強会の声に合わせて書き直します。

最後に、本人から掲載の一声を取る。選び済みの10件も、許可は推薦文・事例集向けです。LPに使う前には一声が要ります。

私の過去記事より:AI営業の前に、来てほしい客を4行で書く。Meta Business Agentの動画から

載せていない実績は、客にもAIにも、存在しないのと同じです。

動画には、私の声10件の当てはめは出てきません。私の手元では、まず「何ができたか・どのくらいで」を足してもらう。材料がそろえば書きやすくなる一方、確認の手間は残る。その手間ごと引き受けて、事実を届けます。

私の場合の使い方。メリット・デメリット・ベネフィットを分けて書く
見方内容根拠
メリット生成そのものは速い。入力を手で渡した試験では、1回6〜9秒8回の出力の記録。房宗さんのシステムの「1分」とは別の方法
メリット特徴と規則を足すと、タイトルが短くなり、終わり方が入力にない将来の話から外れる各4回・一題材の結果。表は第4章
メリット空欄が数えられる。手元の10件のうち、数字つきの成果がある声は1件AIで数えた結果
デメリットお客さんごとの調整は残る。房宗さんは、毎回約50時間かけて開発していると語った動画の発言(3:42頃)
デメリット手直しは1本ごとに残る。1000本なら250〜500時間動画の発言をもとにした、私の割り算
デメリット文末の繰り返しは、足した規則では直らなかった各4回の結果。表は第4章
デメリット載せる許可の確認が残る。選び済みの10件の許可は、推薦文・事例集向けで、LPに使う前には一声が要る2026年10月の勉強会アンケートの分析
確かめていない所房宗さんの事例システムの中身は、動画に映った範囲だけが根拠です。「約50本・3倍」と「1000本の計画」も、動画の発言として受け取っています動画の発言と画面
ベネフィット(私)載せていい事実だけで事例を作る手順を、まず決められる。成果が薄い声に、聞くことが「何ができたか・どのくらいで」の1つに絞れる第6章の4つの手順
ベネフィット(読む人)自分に近い事例に出会える。問い合わせた人から「近い事例があったので」と言われる、と房宗さんは語った動画の発言(5:50頃)

→ 3欄を埋める

手元の声を一つ選び、お客さん・提供したこと・成果の三欄に分けて空欄を数えてください。成果が空なら「何ができたか・どのくらいで」を聞く。すでに記録にあることは聞き直さず、掲載の形も確認します。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. この動画には誰が出ていて、何分ありますか?

A. バズ部の動画で、サムネイルの名札にある房宗和希さんと、名前が動画に出ない聞き手の女性が登場します。2026年10月10日公開、6分57秒。タイトルの「10倍細かい」は、本編で倍率の説明がないため、事例ごとに小さくても特徴を一つ持たせ、細かい違いを出していくという趣旨で読みました。

Q. AIで事例を作る時、最低限何を入れればいいですか?

A. 動画の入力は「どういうお客さんだったか」「どういうサービスを提供したか」「どういう成果が得られたか」の3項目です。私は、ここに見せ場一つと書き方の規則を添えます。足した指示の効き方は、第4章の表にまとめました。生成後は、文末の繰り返しも確認します。

Q. 4回ずつの試験結果は、ほかの事例にも当てはまりますか?

A. 各4回、題材も1つだけなので、効くとまでは言えません。特徴も、AIが私の過去記事から先に選んで足したものです。AI定型語は両方とも0で、その数え方では差が出なかった。今回分かったのは、足した指示で変わった所と、変わらなかった所です。自分の事例でも同じ材料で比べてください。

Q. 事例が足りない時、AIに作って増やしていいですか?

A. ない事例を作って増やすことには、私は賛成しません。動画でも、ないのに書くのは虚偽だと確認しています。私の手元では、掲載の形が選び済みの声10件から始めて、許可の範囲に合う事実を選ぶつもりです。成果が薄ければ本人に聞く。推薦文・事例集向けの許可を、LPへの許可として使うこともしません。

MATOME

まとめ。事例は、載せていい事実を選んでから増やす

▲目次

AIの生成は速い。その速さを活かすために、載せていい事実と、伝えたい見せ場を先に決めます。今回の各4回では、足した特徴と規則で終わり方は変わった一方、文末の繰り返しは直りませんでした。本数と問い合わせも、月ごとに見る。

各章の終わりに6つ書きましたが、今日やるのはこの一つだけ。手元の事例を一つ選ぶこと。お客さん・提供したこと・成果の三欄に分け、空欄を数えてください。成果が薄ければ「何ができたか・どのくらいで」を聞く。その一つを確かめてから、増やしましょう。

COLUMN

型紙と採寸。事例づくりのたとえ

ひろくんが、型紙の3つの部品と、採寸のメジャーを両手で指している。「採寸してから縫う」の手書きの札

9月30日、ナレーションをv3からv4 Turboに替えた日に、最初にやったのは1行だけ作ることでした。3.5秒の音声を文字起こしにかけて、「お届けするのはAI秘書のリンとヒロくんです」と取れるのを見る。声のIDも辞書も、1文字も触っていません。採寸は、この1行の確認でした。手元の10件で、数字つきの成果があったのは1件。この空欄の話を、洋服の型紙と採寸にたとえます。縫う手がどれほど速くても、着る人の寸法が分からなければ、合う服にはならない。事例の採寸に当たるのは、載せていい事実。誰の、どんな状況に、何をして、何が起きたか。それぞれの寸法を取ることです。文章を長くするために足す情報ではありません。その人の出来事に合う形を作るための材料。採寸していない人の服を、ほかの人の寸法で縫うわけにはいかない。AIへ渡す前の確認は、この一着を誰に合わせるかを決める時間なんです。

型紙を何時間もかけて直せば、同じ型紙から何枚でも縫えます。房宗さんが語る、客ごとの約50時間は、この型紙を直す時間に近い。読み手に合う重さ、見出しの形、使う言葉を調整する。私は、ここが縦に掘る仕事だと思います。ただ、厚い型紙ならよいわけではありません。書いた規則が、実際の文章に届くか。何度か縫って、直す場所を探す必要がある。型紙は縦に掘った分だけ長持ちする。その長持ちには、なぜこの形にしたかを残すことも含めたい。

同じ型紙から縫う速さが、横に広げる「1分」です。速く縫えることには意味がある。採寸も型紙もそろっているなら、一着ごとに形を考え直さずに済むからです。でも、速さが肩幅や袖の長さを決めてくれるわけではない。事例でも、生成時間が短くなった分だけ、成果の空欄が埋まるわけではありません。私は、速く書ける能力を、事実がそろった一つへ使いたい。採寸していない服は、縫い手が速くても着られない。増やす前に確かめる場所は、ここです。

そして、採寸をしたことと、どこで着てもらうかの了解は別です。推薦文・事例集として選ばれた声を、LPへそのまま移すことはできません。文章が完成していても、使う場所の確認は残る。私は、一本を作り切る時に、この掲載の形までそろえたいんです。たくさん縫えたことより、事実に合い、使う場所にも合う一着。それを作れる型紙なら、次の採寸へ進めます。AIの速さを頼るほど、人が決める見せ場と、本人に確かめる不足をはっきりさせる。その準備が、量産する文章を支えます。

最初に人が決めて、そのあとをAIに任せる。その線引きは、分身AI日記のDAY160「賢いAI」より「委ねるAI」で詳しく書いています。分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

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今回紹介した動画

タイトル問合せを増やすなら、今より10倍細かい「事例」を作ってください
チャンネルバズ部
長さ6分57秒
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=XMzGgfsYB-w

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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