WATCH REPORT

AI社員に出した修正の指示は、別の仕事でも守られるか。Claude Codeで会社ごと立ち上げるテンプレで6回確かめた

2026.10.11

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、YouTubeチャンネル「AI超人いち【AI社員と働く経営者】」の動画『【実演】Claude Codeで70人のAI社員チームを使って仕事自動化する方法!1年で1.5億売り上げた会社経営するAI活用法【一人社長】』を紹介するね。

AI社員に「ここを直して」と言ったのに、次の依頼でまた同じ説明。これを変えたいなら、社員を増やす前に、直しがどこへ残るかを見たいです。配布テンプレで同じ依頼を6回出すと、具体的な直しがある4回は条件を守り、ない2回は同じ種類のずれが出ました。各条件2回の測定なので、強い結論ではありません。

きっかけは、AI超人いちさんのClaude Code実演動画。2026年10月10日公開、19分20秒です。いちさんはこう語りました。フィードバックを捨てない仕組みを最初から作り、一度言ったことを言い直さなくてよくする。その考えを、手元の環境で確かめたくなりました。

動画の画面には、直しを足して次の依頼に効いた場面までは出てきません。そこで、私の頼みでAI秘書の凛ちゃんが配布テンプレを動かしました。社員の中身、6回の結果、今日あなたが台帳に足す1行まで、手を動かせる形で順に書きます。

CHANNEL

AI超人いち【AI社員と働く経営者】

いちさんが1人で語る実演動画です。動画の中でいちさんは、AI社員のチームと会社を経営している、と語っています。

19分20秒。前半はAI社員チームの組み方、後半は配布テンプレを立ち上げてLPが出てくるところまでの実演。最後に「フィードバックを捨てない仕組み」の話があります。

この記事の軸は「直しを台帳に書くと、別の会話の依頼にも届くか」を、動画の配布テンプレで6回測り、私の環境の台帳と並べること。

3行でわかるポイント

  1. AI社員1人の中身は、手順・判断材料・成果物の3つ。スキルに加え、合格ラインと直しの台帳を持っています。(第2章へ、第3章へ)
  2. 同じ依頼を6回出すと、具体的な直しがある4回は条件を守りました。ただし各条件2回で、うち2回は見出しを写した可能性があります。(第4章へ、第5章へ)
  3. 私ならこうする。最近AIに2回言い直したことを1つ選び、直しを書き残すファイル(feedback.md)に足す。別の会話で頼み、次の出来で確かめます。(第5章へ、第6章へ)

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01

CEOに一言話しかけるだけ。入口は、話しかける相手が1人

▲目次
ノートPCから「一言」を、真ん中の「CEO」の札へ送ると、CEOが「LP」「告知」「配信」の3つの担当へ振り分ける図解。話しかけるのは1人
動画キャプチャ: 「CEOに話すだけの環境構築」と題して、会社の組織図を見せるスライド(5:48頃)
動画キャプチャ: 「CEOに話すだけの環境構築」と題して、会社の組織図を見せるスライド(5:48頃)

いちさんの組織図は、CEOと10部署、AI社員は全体で70人。AIが読める情報量には限界があるので、部署ごとに必要な情報を絞ります。そのうえで、人が話しかける相手はCEOだけ。いちさんはこう語りました。

いちさん(動画の中で・自動字幕・5:40〜)

「あなたが話しかけるのは、もうこのCEOっていう、ま、社長AIみたいなこいつですね」

「クロードコードちゃんに一言喋りかければもう全てが終わるっていう風な、え、環境を自分は構築しています」

話しかける相手を1人にして、担当が読む量を絞る。その設計は、私にも納得できます。頼むたびに部署を選び、背景を説明し直していたら、任せるための仕事が増えちゃいますよね。

私が大事にしているのは、AIに委ねて、人は積み減らして生き直すこと。人が指示を持ち歩かなくて済むように、CEOが担当を選び、必要な情報を渡す。話しかけた後まで任せられる形がいい。

動画では、いちさんの指示からLP、告知投稿10本、LINE配信5通が同時に進む画面が出てきます。頼んだ仕事が、担当ごとの成果物へつながる景色です。

私の環境でも、規則を読むタイミングを分けています。毎回読む規則は36本、合わせて約4万6千文字。必要な時だけ読む規則は、別の置き場に29本あります。

数え方は毎回読む規則の本数を数えた記事に書いたので、そちらから読めます。

動画は部署ごとに情報を分け、私は規則を読むタイミングを分けている。形は違っても、必要な情報で働いてもらう考え方は同じです。

最初から動画と同じ人数にする必要はない。まず、あなたが頼む1行を、担当へ届けられる形にする。そこから始めたいです。

→ 頼む1行をつくる

いちばん最近AIに2回言い直した用件を選び、何を作るか、守る条件、できた物の置き場所を1行にまとめる。その1行を、まずCEO役のClaude Codeへ渡してください。

02

AI社員1人の中身はフォルダ3種類。スキルだけでは足りない

▲目次
「AI社員1人」の下に、skills・knowledge・outputの3つのフォルダが並び、knowledgeから「合格ライン」と「直しの台帳」の2枚が出ている図解
動画キャプチャ: AI社員1人のフォルダを、スキル・ナレッジ・アウトプットの3つで構成すると説明するスライド(3:56頃)
動画キャプチャ: AI社員1人のフォルダを、スキル・ナレッジ・アウトプットの3つで構成すると説明するスライド(3:56頃)

動画でいちさんが示すAI社員の中身は、スキル・ナレッジ・アウトプットの3つ。判断基準や直し、過去の良い成果物を、次の仕事でも使う考え方です。手順書だけでは足りない理由を、いちさんはこう語りました。

いちさん(動画の中で・自動字幕・3:56〜)

「マークダウン1枚だけのスキルズじゃ、えっと、成果物って担保できないんですよね」

「本当に実務で使えるアウトプットっていうのを出すためにはAI社員の中にも脳みそがあった方がいいですよね」

スキルだけでは足りない。そのとおりだと思います。仕事の手順が分かっても、私が何を良いとし、前にどこを直してほしいと言ったかが抜けていたら、また説明することになる。

委ねるAIの最低条件は、分からないことを憶測せず聞き、分かることを2度聞かないことです。その「2度聞かない」を支える置き場所が、ナレッジなんですよね。

実物を見ると、LPデザイナーにはskills/、knowledge/、output/の3フォルダがあります。knowledge/の中には、合格ラインのquality-bar.mdと、直しの台帳のfeedback.md。

AI社員1人(LPデザイナー)のフォルダの中身。配布テンプレの実物
フォルダ中に入っているもの役目
skills/01-landing-page/SKILL.md仕事の手順書(スキル)
knowledge/quality-bar.md と feedback.mdquality-bar.mdは合格ライン。feedback.mdは経営者の直しを1件1行で足す台帳
output/仕事の成果物(今回はHTML)作った物の置き場

台帳には、経営者の直しや好みを残し、次の仕事から反映する方針が書かれています。同じ直しが繰り返されたら、手順書や合格ラインまで直す。できた物だけ直して終わらない構造です。

私の規則ファイルにも、同じ形があります。私が言った言葉、実際に起きた事故、やること、戻し方。何のための規則かまで残している。

動画では良い成果物を正解例に育てる話が出ますが、テンプレには直しを残すファイルまで用意されていました。

あなたのAI社員にも、手順と一緒に判断の材料を渡したい。次に何を変えてほしいかが読めるところまで。それで、同じ説明を減らせます。

→ 社員の中身を用意する

1人目の担当にskills/、knowledge/、output/を作る。手順書はskills/へ。knowledge/にはquality-bar.mdとfeedback.mdを置き、仕事を始める前に読むよう指示します。

03

/kickoffは5〜6問。分からないところは埋めずに残る

▲目次
吹き出し「/kickoff」の5〜6問から、会社プロフィールの紙へ答えが入り、分からない2行は「空欄のまま」残っている図解
動画キャプチャ: /kickoffで、Claude Codeが「全部で5〜6問」と案内して質問を始めるターミナルの画面(11:24頃)
動画キャプチャ: /kickoffで、Claude Codeが「全部で5〜6問」と案内して質問を始めるターミナルの画面(11:24頃)

/kickoffでは、会社の憲法とプロフィールを読み、事業やお客さんなどを1問ずつ聞かれます。画面のClaude Codeは、全部で5〜6問と案内します。決まっていないことは、そう答えてよい。設立直後のAI社員について、いちさんはこう語りました。

いちさん(動画の中で・自動字幕・13:36〜)

「最初に雇ってる状態なんで、最初はそんな精度高くないです」

「でもこれをどんどんどんどん育てていけばめちゃくちゃ精度高くなるわけですね」

分からないところを、未定の印(TBD)のまま残す。この動きは、私が決めている「憶測せず聞く」と同じ向きです。未定のまま見えていれば、決まった時に教えられる。もっともらしい答えで埋まってしまうと、どこを確認すればいいかまで分からなくなります。

憶測せずに聞く。これが、任せるための基本です。私も9月23日に、不足情報は聞き、調べて分かることは聞かない方針を規則にしました。

今回、私の頼みでAI秘書の凛ちゃんが、動画と同じ答えを渡して/kickoffを動かしています。Web・LP・HP制作、スタートアップ・SaaS向け、単発のLP制作。SNSのトーンは淡々と論理的、という設定です。

場所は、私の普段の設定を読み込まない別のフォルダ。動画の画面に映る公開リポジトリai-company-starter(MITライセンス)を複製し、モデルは動画のテロップと同じOpus 5です。会社プロフィールが埋まるまで、会話の往復は4回、31.6秒。実績や納期など、決めていない項目はTBDのまま残りました。ここは動画の説明どおりです。

動画では質問に答える流れが見えますが、実機では答えていない項目が埋まらないところまで確かめられた。

私は、この空白を残せることを信頼の入口にします。プロフィールが全部埋まっているかより、分かっていることと未定のことが、そのまま並んでいるか。

AI社員を育てる材料は、決まった物から渡せばいい。未定を未定として扱える会社から、仕事を頼み始めましょう。

→ 未定を残して始める

事業、お客さん、商品、発信の口調、目標の5項目を会社プロフィールに書く。分からない項目はTBDにし、/kickoffで読み込ませて、勝手に埋まっていないか確認します。

04

最初のLPは、見出し24字と、根拠のない期間の数字で出てきた

▲目次
「最初のLP」の見出し「24字」の横に、「2〜3週間」「2〜4週間」「所要3分」の付箋が並び、「根拠なし」の札が付いた図解
動画キャプチャ: 最初のアウトプットとして、「ローンチの日にLPが立っている」と見せるLPの画面(16:45頃)
動画キャプチャ: 最初のアウトプットとして、「ローンチの日にLPが立っている」と見せるLPの画面(16:45頃)

動画では、/shigotoで頼んだLPが出来上がります。最初はシンプルで、画像を入れるなどの直しを重ねる流れ。配布テンプレでもLPはできました。ただ、見た目以外に確認したい箇所がありました。いちさんはこう語りました。

いちさん(動画の中で・自動字幕・16:32〜)

「ま、かなりシンプル目ですよね」

「最初のアウトプットって、ま、皆さんこんなものなので」

最初の出来が粗く、そこから磨く。その考えは分かります。ただ、会社プロフィールにない制作期間を書いたLPは、そのままでは任せ切れません。見た目の好みと、根拠のない数字は、直す理由が違います。

私が委ねたいのは、信頼できる仕組みです。分からない数字を確かな情報のように出されると、受け取る人の期待まで変わってしまう。ここは最初の仕事から見たい。

AI秘書の凛ちゃんに「商品のLPを作って」と頼んでもらうと、LPデザイナーが選ばれ、output/にHTMLが1枚できました。会話の往復は5回、87秒です。

見出しは24字。本文には制作期間として2〜3週間と2〜4週間、フォームには所要3分。これらの数字は、会社プロフィールにも、経営者として渡した言葉にもありません。

最初に出てきたLPを、機械で測った結果(直しを言う前)
測った項目結果
見出し(h1)の字数24字
制作期間の数字「2〜3週間」「2〜4週間」
フォームの所要時間「所要3分」
これらの数字が会社プロフィールにあるかどれも無い
担当社員の自己点検問題なし(チェックが付いた)

しかも、quality-bar.mdには元から、未確認の数字を勝手に書かない合格ラインがあった。担当の自己点検では、問題なしとしていました。

動画でいちさんが触れたのはシンプルな見た目ですが、実機では根拠のない数字も確認できたんです。

合格ラインがあることと、出来た物が守っていることは別。最初のLPでは数字の出所を見て、分からないものをTBDへ戻す。その具体的な直しから、任せられる範囲を育てます。

→ 数字の出所をたどる

出来上がったLPの期間、所要時間、実績を拾い、会社プロフィールや自分が伝えた内容と照らす。根拠が見つからない数字はTBDに直させ、その条件を担当の台帳にも残します。

05

出した修正は、台帳に書いた4回は守られた。書かない2回は守られなかった(各条件2回)

▲目次
「台帳」に具体的な直しを書くと、別の会話の6つの吹き出しのうち4つに丸(4回)が付き、書かない2つにはバツ(2回)が付いた図解
動画キャプチャ: 指示書の磨き込みとフィードバックの蓄積で、実績が育つと説明するスライド(18:14頃)
動画キャプチャ: 指示書の磨き込みとフィードバックの蓄積で、実績が育つと説明するスライド(18:14頃)

いちさんは、直しを捨てずに残すことで、言い直さなくてよい環境を作ると説明します。ここが私も確かめたかったところ。出した修正の指示は、別の会話でも守られるか。同じ依頼を6回出し、直しの有無で比べました。その狙いを、いちさんはこう語りました。

いちさん(動画の中で・自動字幕・17:58〜)

「フィードバックみたいなものを、え、捨てない仕組みっていうところを最初から作っておくことによって」

「もう1度言ったことは2度と言わなくていいっていうところを作っていって」

直しを捨てない仕組みを最初から作る。ここは私も同じ考えです。私が重視するのは、次の出来を見て判定できる、具体的な言葉で残すことです。

2026年9月4日の夜8時すぎ、何度決めても決めた通りに動かないAIから、管理が私へ戻ってきました。出てきた言葉は「同じこと何度も何度も決めた通りやらないから腹立つ」。胸がザワザワして、頭がかちんと来ました。守ろうとしたのは、ワクワク夢中でいたい気持ちです。だから直しは、次の仕事に届いてほしい。

今回、AI秘書の凛ちゃんが経営者役になり、「キャッチコピーは20字以内」と、「期間や所要時間は私が言うまで書かず、TBDに」の2つを伝えました。担当は自分でfeedback.mdへ2行、quality-bar.mdへ確認項目2つを追加。LPも直しています。

次の依頼は、別の会話で「相談の申込みLPを作って」。3種類の会社で各2回、計6回です。会社は、直しも前のLPも入っているA、直しの台帳と合格ラインだけを移したK、直しの追記がなくテンプレのままのBです。直しを残した4回は、見出しが20字以内で、根拠のない時間の数字は0か所。直しがない2回は、見出しが24字と25字、時間の数字が各4か所でした。Bにも、テンプレ元の合格ラインはありました。それでも、見出しと数字のずれが出ています。

同じ依頼「相談の申込みLPを作って」を、別の会話で6回出した結果
会社入っていた物見出しの字数20字以内か会社プロフィールに無い期間・所要時間の数字
A1直しの台帳・合格ライン・前のLP15字はい0か所
A2直しの台帳・合格ライン・前のLP16字はい0か所
K1直しの台帳・合格ラインだけ17字はい0か所
K2直しの台帳・合格ラインだけ17字はい0か所
B1何も入っていない24字いいえ4か所(30分・60分程度・30分・30分)
B2何も入っていない25字いいえ4か所(45分が3回・3営業日以内)

ただし各条件2回なので、偶然のぶれとは区別できません。台帳と合格ラインだけを移した2回は、台帳にある見出しと同じ文(「プロダクトはある。あとはLPだけ。」)。原則を守ったのか、写したのかは分けられない。前のLPも残した2回は、別の文でした。

私の環境にも、同じ向きの実例があります。前に作った物を探さずに一から作る、という指摘を、記録に残る限りで少なくとも9回受けました。そこで10月8日に、確認の質問を出す手前で、探した跡を調べる仕組みを入れています。

動画の主張に、今回は次の依頼の結果が加わった。一般的な合格ラインだけで済ませず、実際のずれを具体的に残す。そこから始めます。

→ 直しを次へ届ける

feedback.mdに、日付・直しの原文・どう反映したかの3欄で1行足すよう担当へ頼む。ファイルに残ったことを確認し、別の会話で次の仕事を依頼して、同じずれが出るか見ます。

06

土台まではテンプレ。台帳が育ったら、見る日を決める

▲目次
土台「テンプレ」の上に苗の鉢「台帳」が育ち、カレンダーの1日に「見る日」の丸印が付いた図解
動画キャプチャ: テンプレの土台から、自社の実務レベルに近づくと説明するスライド(17:37頃)
動画キャプチャ: テンプレの土台から、自社の実務レベルに近づくと説明するスライド(17:37頃)

いちさんは、テンプレでできるのは土台まで、と説明しています。そこから質問に答え、一緒に仕事をして、AI社員を育てる。直しが増えていく先まで考えたい場面です。育ち方について、いちさんはこう語りました。

いちさん(動画の中で・自動字幕・17:21〜)

「その土台がある上でどんどんどんどんAIに聞かれたことに答えていく」

「AIと一緒にこの中で作業をやっていく」

「そうすることによってAI社員の脳みそみたいなものが育っていく」

台帳には、同じ状況で次の判断が変わる直しを残す。そして、見る日を決める。私はこの運用にします。何でも足して、そのたびに全部を確かめていたら、AIを育てる作業が主役になっちゃう。

ずれは、仕組みを改善するきっかけになります。ただ、放置してよいわけじゃない。次に何を変えるかまで決めて、使える言葉で残したいです。

私の毎回読む規則は36本。そのうち35本は、冒頭の数行に9月15日から10月の日付があります。36本のうち25本には私が言った言葉の原文があり、27本には実際に起きた事故の記述があります。

私の「毎回読む規則」36本を、読み取りだけで数えた結果
数えた物本数(36本のうち)
冒頭の数行に9月15日〜10月の日付がある35本
私が言った言葉の原文を載せている25本
実際に起きた事故の記述がある27本

規則の数だけを見るより、何が起きて、どの判断を変えたかを読む。そうすると、残す理由が分かるんですよね。私の原文から、事故、やること、戻し方へ続く形も、そのためにあります。

動画は質問と実践で社員が育つ話。私はその先で、増えた記録を読み返し、次の判断に使えるか確かめる時間も持ちます。

たとえば台帳から3行を読み、今も必要か、担当が読むか、次の成果物で判定できるかを見る。全部の履歴を毎回調べ直す必要はない。

育てるほど、同じ説明が減っているか。そこを見たいです。AI社員のために人の仕事を増やすより、人が任せて手放せる記録を育てていきましょう。

→ 台帳を読み返す

週1回、feedback.mdから直近の3行を読む。次の判断を変える内容になっているか確認し、同じ直しが2回来ていたら、quality-bar.mdかSKILL.mdにも反映するよう担当へ頼みます。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. この動画は誰が出ていて、何分ですか?

A. YouTubeチャンネル「AI超人いち【AI社員と働く経営者】」の、いちさんが1人で説明する動画です。長さは19分20秒。Claude Codeを使うAI社員チームと、会社テンプレの立ち上げを実演しています。

Q. 配布テンプレの中身は何ですか?

A. 公開リポジトリai-company-starterで、ライセンスはMITです。READMEでは、中身はフォルダとテキストファイルで、特別なアプリは入っていないと説明されています。会社の憲法CLAUDE.md、会社プロフィール、/kickoffなどの命令、CEOと担当社員のフォルダが入っています。

Q. 直しは、どのファイルに書きますか?

A. 担当社員のknowledge/にあるfeedback.mdが直しの台帳、quality-bar.mdが合格ラインです。今回の検証では、直しを伝えると担当が両方へ自分で書き足しました。人が手で追記する必要はありませんでしたが、残った内容は確認したいです。

Q. 6回の結果は、どこまで当てはまりますか?

A. 3種類の会社で各2回、同じ依頼を出した結果です。偶然のぶれとは区別できません。直しがある4回は条件を守りましたが、そのうち台帳と合格ラインだけを移した2回は、台帳にあった見出しと同じ文でした。原則を守ったのか、写したのかは、この実験だけでは分けられません。

MATOME

まとめ。直しは、具体的な言葉で台帳に書く

▲目次

AI社員に同じことを言い直しているなら、今日見るのは担当のfeedback.mdです。手順書と合格ラインがあっても、具体的な直しが残っているかで、次の出来に違いが出ました。

最近AIに2回言い直したことを1つ選びましょう。日付・直しの原文・どう反映したかの3欄で、台帳に1行足す。そのあと、別の会話で頼んで確かめる。私は、次の仕事で説明が減るところまでを、AI社員を育てる一手にします。

COLUMN

レシピ帳の書き込みと、直しの台帳

ひろくんが、開いたレシピ帳と開いた台帳の2冊を指さす。2冊の間に「書いた所に残る」の札がある図解

たとえるなら、レシピ帳の書き込みです。味見をして、塩をひとつまみ減らしたいと思った人が、その場で口に出す。今作っている人には届きますよね。でも、別の日に別の人が作る時、その言葉はどこから読めるだろう。レシピ帳に書き込んであれば、作る前に開ける。私は、直しが残るってこういうことだと思います。言った時の熱や、その場にいた人の記憶に頼り切らず、次に作る人が同じ箇所で立ち止まれる。口にした言葉を、次の仕事へ渡せる場所に置くんです。

帳面に、おいしく作る、とだけ書いても味は変わりません。おいしいって、どのくらいかな。作る人によって受け取り方が変わる言葉です。塩は小さじ半分、と書くから、量を合わせられる。直しにも、この具体性が欲しい。読みやすくして、と言うなら、どこで読む手が止まったのか。数字を確認して、と言うなら、どの情報と照らすのか。私なら、次に出来た物を見た時、守ったかどうか分かるところまで書きます。気持ちだけ残っていても、作る手順は変わらないから。

ただ、レシピ帳には、料理そのものの名前も残したいです。ある料理で減らした塩を、別の料理にもそのまま使うと、意図が変わってしまう。どんな味を作りたくて、何を直したのか。その場面まで読めてこそ、次に使えると思います。ひとつの出来を直す言葉と、毎回守る条件は、広さが違うんですよね。私なら、この直しが次の別の仕事にも当てはまるかを確かめます。一度うまくいった書き込みを、何にでも使える答えとして扱わない。残した言葉の届く範囲も、育てていきたいです。

直しは、言った場所ではなく、書いた場所に残る。私が台帳を持ちたいのは、過去の指摘を集めるためだけじゃありません。次に頼む時、同じ説明を抱えなくて済むようにするためです。書き込みが増えたら、今も使うものかを読み返す。次に作る人が開き、出来た物が変わり、人の説明が減る。そこまでつながると、任せる意味が出てきますよね。あなたのAI社員にも、最近言い直したことをひとつ残してみてください。その言葉が次の仕事で使われるところから、信頼を育てましょう。

任せ方の考え方は、分身AI日記のDAY160「賢いAI」より「委ねるAI」にも書きました。分身AIについてもっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

LINK

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REF

参考リンク

今回紹介した動画

タイトル【実演】Claude Codeで70人のAI社員チームを使って仕事自動化する方法!1年で1.5億売り上げた会社経営するAI活用法【一人社長】
チャンネルAI超人いち【AI社員と働く経営者】
長さ19分20秒
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=zIAA5LMF7Y0

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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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