AI社員をAI組織にするには、ルールと役割とマニュアルが欠かせない

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今回のLIVE情報

3行でわかるポイント

  1. AI社員は、マークダウンの人格・サブエージェント・スキルと作りがバラバラで、作りすぎるとぐちゃぐちゃになります。人の組織と同じで、ルールと役割とマニュアルが要る、という話をしました。
  2. 評価基準、コードとLLMの使い分け、差し戻しのループ、失敗通知までをハーネスで組んで、はじめてAI社員は来月も動きます。
  3. 料理でいえば、レシピをどれだけ自動で回しても、味見をして仕上げを決めるのは人です。目的地と判断と熱は人が持つ。次回は10月9日(金)20時から、れんくんと実践会を予定しています。

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。

毎週月曜13時から、れんくんをお迎えして、AI経営術LIVEをお届けしています。

今回のテーマは「AI社員からAI組織へ」。AI社員を作ったけれど、来月も動いているのか。そこに向き合う回でした。

Opus 5.5が賢くなったいま、AI社員を1人ずつ育てる段階から、組織として動かす段階に進めるのか。れんくんは、AI社員を組織にするには、ルールと役割とマニュアルに加えて、評価基準や失敗通知まで要ると話していました。

AI社員をAI組織にするための、ルールと役割と評価基準と失敗通知を描いたグラレコ全体図

Opus 5.5は賢くて速くて枠も減らない。だから「AI社員から組織へ」の話ができる

Opus 5.5は賢くて速くて枠が減らない様子を描いたグラレコ

この日のLIVEは、Opus 5.5の話から始まりました!毎週月曜13時からは、れんくんと私の2人でお届けしている「AI経営術LIVE」です。GPTs研究会のコラボLIVEで、今回のテーマは「AI社員からAI組織へ」でした。

9月最後の月曜、13時からの配信でした。今日は、これからのAI時代を先取りするようなお話が聞けるのではないか、と私は冒頭で話しています。学びながら、気づきやアイデアもコメントで教えてもらえたら嬉しい、という呼びかけもしました。

冒頭の自己紹介で、私は、家事や子育てのスキマでAIコンサルをしながら、「分身のAIを育てて、AIにどんどん仕事を委ね、自分はより人間らしく」というコンセプトで、生き方や仕事の仕方を発信しながら実践していることを話しました。

れんくんは戸野塚蓮さん。大学のころから独学でウェブアプリの開発をしていて、同時にAI企業でインターンもしていたそうです。AI歴は6年ほどで、いまはClaude Codeの講座や顧問、システム開発をしています。

9月も今週で終わって、10月に入ります。めちゃめちゃ早いですね、と話しながら、私はOpus 5.5が出てから、もう戻れなくなっているくらい優秀ですよね、と切り出しました。

Opus 5.5が出てから、もう戻れなくなっている、という感覚は、れんくんも同じでした。そのれんくんが、最初に口にしたのがOpus 5.5でした。賢さに加えて、コストと速度が本当にすごい。早くて、減らない。アカウントを持て余して、どうしようというくらいだそうです。

れんくん(2:53〜)

「あれしか使ってない。賢さと、あと何よりコスト、速度がやばいですね。早くて減らない。アカウント持て余しちゃって、どうしようみたいな」

私が「本当に動いてるの、ってくらい減らないよね」と言うと、れんくんも「びっくりしました」と話していました。ウルトラコードで200万トークン、300万トークンを使っているのに、全然減っていないそうです。

今までなら信じられない、って言うんです。私も同じ体感です!

以前は、残りのリミットを気にしながら、アカウントを切り替えて使っていました。ところがOpus 5.5では、リミットに届く気配がありません。ハマってしまって、急いでどう使い切ろうかと考えるくらいです。ウルトラコードも、かなりやりたい放題に使えています。

私にとってOpus 5.5は、結構な衝撃でした。

ひろくん(3:51〜)

「Opus 5.5一本でいけるというか、全部いけるというか、画像生成以外は全部いける」

ここまで賢く、速く、しかも枠が減らないので、AI社員を1人ずつ育てる段階を越えて、組織として動かす話をしたくなった、というのが今回の出発点です。

そんなOpus 5.5をフル活用するなら、AI社員やAI組織の話になる。私はそう考えて、この日のテーマに入りました。

「AI社員」は言葉の定義がバラバラ。マークダウン1枚か、サブエージェントか、スキルか

AI社員の作りが人格・サブエージェント・スキルの3つに分かれることを描いたグラレコ

れんくんの話を整理すると、AI社員とは、CTOやCMOのような役割と人格をAIに持たせたものの呼び名です。

れんくんは、AI社員という言葉がいま急に増えているって言います。今年に入って、オープンクローが出てきたタイミングから、どんどんトレンドになってきた言葉で、先月と今月でどのくらい使われているかも調べたそうです。

ただ、ひとくちにAI社員と言っても、中身の作りがバラバラなんです。れんくんは、リサーチを兼ねて、実際にAI社員を作る流れで、先月と今月の広告の比較も行ってみたそうです。

れんくん(4:28〜)

「AI社員って言っても、定義が曖昧なところが多いなというふうに感じてるんですよ。まずこのマークダウンファイルを一つとして、AI社員としてなんか人格を持たせるだけなのか、それともサブエージェントとしてAI社員を定義していくのか、あとはスキルとしてそのAI社員を定義していくのか」

作りがバラバラになっているな、というのは、れんくんが結構感じているところでした。そのうえで、束ねて組織として動かすなら、どういうふうにしていったらいいのか。それを、れんくんは最近、改めて考えているそうです。

れんくんが挙げたAI社員の作り方は、3つでした。1つ目は、マークダウンのファイルに「あなたはCTOです」「あなたはCMOです」と役割を書いて、人格を持たせただけの社員。

2つ目は、サブエージェントとして組んだ社員。3つ目は、スキルとして組んだ社員です。

これを束ねて、エージェントチームとして動かしていくには、どうしたらいいのか。たとえば社員が40人いたら、その40人は私たちが起動しないと動かないのか、それとも常時動き続けてくれるのか。

れんくんは、そこを改めて考えているところだって話していました。そこで、自分が作っているハーネスや、回っているループの仕組みそのものの蓋を開けて見てみたら、意外な発見があったんです!

れんくん(4:28〜)

「人格を持たせていないだけで、部門ごと、部署ごとに分かれている。それがハーネスとして組まれているっていうところが実際にあって、今マクロのハーネス、ミクロのハーネスの、ミクロの部分が部署に値するかなっていったところがある」

つまり、人格の名前をつけていないだけで、れんくんの仕組みの中身は、すでに部署ごとに社員が動いているのと同じ形だったんです。

れんくんは、マクロのハーネスと、ミクロのハーネスがあり、ミクロの部分が部署にあたるのではないか、という整理もしていました。

ここでいうハーネスは、AIが決めた通りに仕事を回すための枠組みのこと。役割、手順、チェック、差し戻しのループまでを含みます。

れんくんは、自分が使っているAI社員が、何で構成され、どんな振る舞いをして、いつ起動するのかを、改めて見つめ直しているところでした。

私は、それはOpusに聞けば調べて教えてくれるよね、と返しました。れんくんは、AI社員の波が世間一般でもどんどん上がってきているんだな、という手応えがあったそうです。

AI社員を作りすぎて迷子になった。人の組織と同じで、ルールと道筋が要る

AI社員を作りすぎて迷子になり、ルールと道筋が要ると気づく様子を描いたグラレコ

私自身、分身AIを育てながらAI秘書ができ、そこから役割ごとのエージェント、部門、部署へと広げてきました。

で、何回かやらかしたんです。

ひろくん(7:55〜)

「何回かやらかしたのは、作りすぎてもうぐちゃぐちゃになっちゃって。組織として結局ハーネスが組めてないというか、結局その人間の組織とほとんど一緒だなっていう体感でもあるんですけど、結局ルールとか、道筋がないと下っ端は本当にね、ますます迷われてしまうし、暴走してるしみたいな」

数を増やしたのに、ルールも道筋もない。私の環境でも、下っ端のAIが迷って、暴走していました。

れんくんも、AI社員に人格をつけるとわかりやすい、と認めたうえで、こう続けました。ハーネスを組む、つまりループエンジニアリングを組んでいくところが、いまの組織そのものだと話しています。

れんくん(8:39〜)

「上司がいて、部下がいて、部下が作業をして、レビューして、確認をして、上司にあげて、点数が満たなかったら、また差し戻しをくらって。じゃあそもそも基準ってどこにあるんだっけ?みたいなところを、基準を設けて、自分で検査をしてからまた上にあげて」

内側のループと外側のループを組んでいく。それが、いまの会社組織そのものだと。

部署ごとにマニュアルがあって、その部署はどんな目標をもとに、どんなサイクルでPDCAを回しているのか。そこまでが、ひとつのハーネスの中に組み込まれている。れんくんは、まさに会社組織そのものだと話しました。

組織のあり方は、AIの世界でも意見が分かれます。ティール組織のように自律分散型にするといいという人もいれば、昔ながらのピラミッド型で、マニュアル通りにやらせる人もいます。

スタイルは、AIだけでもバラバラです。私は、れんくんはどんな組織のあり方、スタイルなのかを聞きました。

れんくんは、組織というよりも仕組みにしてしまっているそうです。

れんくん(10:26〜)

「組織というよりか、仕組みにしちゃってるっていうところが強くて」

たとえばXの記事を生成するハーネスなら、リサーチや企画出しから、出すところまでのプロセスを分解して、仕組みに落とし込んでいます。

外から見れば、会社のSNS部門の1人がやっていることと同じです。私も、最初はティール組織型で試しました。でも、どうしてもハーネスが効かないんです!

ひろくん(11:19〜)

「結局さっきのルール決めて、役割決めて、あなたの領域ここまでね、ここはやっていいけどこれやっちゃダメだよみたいに、手順はこうだよっていうふうにマニュアルがあって、ステップバイステップで迷わず一気通貫できるっていうのと、チェックする人と改善する人と、役割ごとに組織にしていくっていうのが、滑らかにやっぱり動くし、意図するものが出てくるなーっていう感じがする」

自立分散でやらせると、私の環境ではAIが迷ってしまいました。私の環境では、動的に任せるよりも、決めた通りに動く形にしたほうが、組織として仕事が進みました。

評価基準と失敗通知まで組んで、はじめてAI社員は来月も動く

評価基準と差し戻しのループ、失敗通知でAI社員を動かし続ける仕組みを描いたグラレコ

では、その仕組みを、どう作っていくのか。れんくんが挙げたのは、評価基準です。れんくんが先に決めているのは、何がいいのかを判断する評価軸だそうです。

れんくんの話を聞きながら、決められる部分はコードに任せ、判断が要る部分だけをLLMに渡す。この分け方が、れんくんの説明の中心でした。

れんくん(12:12〜)

「何がいいのかっていう評価をしていく、評価軸を設けておきながら、ある一定のところはコードで制御していきながら、またある一定のところはLLMで判定をさせる。例えば50点満点、5個の項目で、それぞれ8割以上を取らないと差し戻しのループを回していこうみたいなところで」

れんくんは、コードで決められる部分はコードで制御し、判断が要る部分はLLMに判定させています。

れんくんの例では、50点満点の項目が5つ。それぞれ8割以上を取れなければ、差し戻しのループに戻します。

この仕組みの中で、Claude Codeの機能をふんだんに使っているそうです。

Opusが5.5になって、AIの進化の恩恵をもろに受けられる、と私は感じています。決められた通りにやってくれるだけでなく、さらに気が利く。チェックにしても、人が見落としがちなミスまで拾ってくれる場面が出てきています。

私は、実際どうやって作るのかが気になって、どういうステップで考えていけばいいのか、と聞きました。

れんくんの答えは、はっきりしていました。

れんくん(13:34〜)

「ハーネスの理解を深めていくっていったところが一番最重要。今後クロードコードだったりコーデックスを動かしていく中で、ハーネスの理解をしていかないと、自分が意図した結果を得られなくなっちゃうかなと思うんです」

れんくんは、自動ループで回すことを前提に組まないと、確認する仕事と、起動する仕事だけが、どんどん増えていくと話しています。

Claude Codeを使っていく中でも、Codexを使っていく中でも、そうなっていくそうです。ハーネスの理解がないと、自分が意図した結果を得られなくなる、というのが、れんくんの見立てでした。

AI社員やAI組織、会社OSという言葉は、伝わりやすくて便利です。でも、れんくんが本質だと言うのは、ハーネスとループのほうです。内側と外側のループを組んで、自動で起動できる状態にしている、という話でした。

さらに大事なのが、落ちたときの設計です。ループが落ちたときに気づける仕組みを入れる。たとえば通知が届くように設定する。そして、落ちたときに誰がどう確認するのかまで落とし込みます。

自分が確認しなければいけないのか。それともClaude Codeが確認して、修正まで上げてくれるのか。ここまで決めておくのが、れんくんの言う、落ちたときの設計です。

れんくんは「ほんと地道ですね」って締めくくっていました。

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アメーバ経営とAIは相性がいい。数値化して役割を線引きすれば迷わない

アメーバ経営のように部門の役割を線引きし数値で見える化する様子を描いたグラレコ

話を聞きながら、私は人の会社の運営を思い出していました。社員を雇ったり、パートさんを雇ったりして組織を運営してきた経験があります。かつては、稲盛和夫氏のアメーバ経営を学んでいました。

部門長会議を開いて、部門ごとに経営させる。いまAI組織でやろうとしていることと、ほとんど同じなんです。

ひろくん(15:25〜)

「部署ごとの役割とか責任とかをきっちり決めて線引きしてあげるとかなり迷わずいけるし、数値も管理させて、何を目的目標にしてっていう。言語化されてるだけだと迷っちゃう。やっぱり数値化できれば数値化して落とせば、ちゃんとデータが見える化してればAIは迷わないなっていうところが」

部門長にあたる役目は、Opus 5.5なら多分務まる、と私は感じています。私が話したのは、部署ごとの役割と責任を決めることと、目的と目標を数値にすること。データが見える状態にしておけば、AIは迷わない、という点でした。

私は、部署ごとの役割と責任を決めて線を引き、目的と目標を言葉だけでなく数値にすると、AIは迷わないと感じています。

ただし、と私は続けました。

ひろくん(15:25〜)

「それでもねちょっとこのアナログじゃないとわからない、この匂いとか感覚だけ人間が入っていくっていうのができると、すごくいい感じに回るなっていう」

100パーセントの手放しは、まだできません。どこかに人の感覚を残す必要がある、というのが、私の今の実感です。

れんくんは、AIに任せられる範囲について、まだ狭い、点の部分ならいけると話しました。たとえば、企画を出して、YouTubeの自動投稿のような形で販売まで進める。販売のデータを取って、商品をまた整えていく。オンラインで完全に完結するところなら、全然いけるそうです。

ただ、それが会社規模になったときに、人間が必ず意思決定をしなければいけない部分が出てきます。そこに責任を持つ、というところが、いま残っている部分だとれんくんは考えています。

AIと人との意思疎通も、人の組織と同じです。ノミュニケーションではないけれど、雑談のように背景や文脈を伝える。この人は何を考えていて、なぜこのプロジェクトをやっているのか。意図と背景をしっかり渡すと、匂いや感覚も少しずつ乗り移ってくる感じがします。

とはいえ、入れすぎると、今度はその情報でお腹いっぱいになってしまいます。やりすぎもよくない。バランスがある、という話でした。

そこでれんくんは、視聴している人のAI社員は何で構成されているのだろう、と問いかけました。ただ人格を持たせてAI社員と呼んでいるのか。マークダウンに「あなたはCTOです」「あなたはCMOです」「マーケッターです」「セールスコピーライターです」と命名しているだけなのか。サブエージェントで組まれているのか、スキルで組まれているのか、ということです。

スキルを詰め込むより、ゼロベースのほうが賢いこともある。バージョンが変わったら/doctorで見直す

スキルを足すより、ゼロベースで環境を見直す様子を描いたグラレコ

ここで、私から少し耳の痛い話をしました。外から持ってきたスキルやサブエージェントを、そのまま入れていませんか、という話です。

ひろくん(19:14〜)

「闇雲に適当に外から持ってきたスキルをインストールとかサブエージェント入れたところで、結局組織的には全く動かないし、下手したら入れない方がマシという謎のことが起きる」

私は、特にOpus 5.5は賢いので、下手にスキルで縛るより、目的とゴールと素材を渡したほうがうまくいく場面がある、と話しました。

私は前日も、Opus 5.5にショート動画を作らせました。入れたばかりのショート動画スキルよりも、はるかに質が高かったんです。

スキルいらないじゃん、って思ったんです。私はいま、フックやスキルをたくさん突っ込んで、武器や装備を持たせている状態です。一度ゼロベースでやってみたらどうなるか。試してみようと思っています。

れんくんも、意外といいかもしれないって言っていました。

そこで話題に出たのが、環境の見直しです!Claude Codeのバージョンが上がったときに、CLAUDE.mdやスキルを見直すコマンドがあるらしい。LIVEの中でも、その場で調べながら、/doctor(ドクター)で環境を診断できるようだと確認していました。

れんくんは、バージョンが変わったら、必ずリファクタリングをしているそうです。

れんくん(22:17〜)

「バージョンが変わったら必ずリファクタリングとかは必ず行ってたりとか、今のシステム上の欠落欠陥を見つけてもらったりとか、それはそのプロンプトとかでもやっちゃってますね」

れんくんも、あとでやろうと思ってブックマークしていたそうです。「ドクター」というコマンドの名前は、エイリアスになったと書いてあり、それで大丈夫そうだと確認しました。

私は、インサイトのコマンドも使って、実体を調べてもらっています。れんくんにも、そのあたりは使うのかと聞くと、インサイトのコマンドはまだ使っていない、という答えでした。

私も、あれこれ考えるより、環境そのものに聞いてしまうのが一番、実体を見てくれると思います。

Opus 4.5の頃のような、昔のモデルの時代に作った環境は、前提が古くなっています。その環境に縛られて、かえって動きにくくなったり、AIを賢くなくしてしまっている可能性があります。

ゼロからClaude Codeを入れた人の環境を見ると、あれ、こんなに賢かったっけ、って感じることがあるんです。

ひろくん(23:22〜)

「いかに自分の無駄に、無駄になんだろう、縛ってるのかなっていう風に。たまにゼロベースで考えさせるんだけど、ほとんどいらないやつばっかだったりするんでね」

一回ゼロベースで考えさせてみる、というのが、私がやっていることです。

れんくんの目標は、Claude Codeに話しかけなくても仕事が終わっている状態

話しかけなくても仕事が終わっている自動化の流れを描いたグラレコ

話を戻して、今日のメインテーマです。

AI社員からAI組織へ、というのが今日のメインテーマです。これをやるうえで、そもそも何のためにやるのか、という目的から聞いてみたくなりました。そこで、私は、れんくんがAI社員やAI組織を作る目的を聞きました。その目的が分かれば、私自身もやりたいと思えそうだからです。

れんくんは「楽したくないですか?」と切り出しました。私は、すぐに「楽したい」と返しました。

そのやりとりのあと、話は、楽をするための仕組みづくりに進みました。

れんくん(24:18〜)

「僕は極論、クロードコードに話しかけずに、もう仕事が終わっててほしいんですよ。クロードコード操作したいんですけど、もうある一定のところは操作せずに、もう仕事が終わっててほしい」

こうしてLIVE配信をしているだけ、人と会って話しているだけで、仕事が完結する状態。それをどう作るか、めちゃくちゃ試行錯誤しているそうです。

そのために、スキルが必要になる。データベースを持ったシステムも必要になる。どこと連携して、どこに保存するのか。たまったナレッジを、どう活用するのか。何を起点にナレッジをためるのか。

Claude Codeが操作をして、ステップを歩んでいく。どこからどこまでをMCPで連携させるのか。日々の仕事でClaude Codeを使わずに、自動化して完結させたい。それがきっかけだったそうです。

いまどこまでできているのか。私が聞くと、れんくんはこう答えました。

れんくん(25:56〜)

「僕は今PDCAを回している最中で、例えば自動化になってるところに関しては、分かりやすいところで言うとブログであったりとかはもう自動化しています。X記事ハーネスのところに関しては、リサーチから生成から投稿の下書きのところまではできていて、数値の計測のところまでできています」

自動化がすでに進んでいる例を、れんくんはまとめて挙げてくれました。ブログは自動化済み。X記事のハーネスは、リサーチから生成、投稿の下書き、数値の計測まで。外への発信では、フォーム営業も自動化しています。

セミナーが決まったら、LPとスライドと募集メールが生成されます。講座の勉強会が終わったら、動画をダウンロードして、文字起こしをして、チャプターを作って、テスト問題を作ります。文字起こしはベクトルデータベースにも上げて、サイトにアップするところまでやっています。

タスクのリマインドや確認、進捗管理は、すべてチャットの中で行っていて、自動化と半自動化を組み合わせているそうです。

細かく見ていくと、たくさん自動化しているそうです。毎月の給与計算や、交通費の精算まで自動化しています。

これはれんくん自身の環境の話です。本人は、いまPDCAを回している途中だって言っていました。

熱が入る領域でAIを使えば仕事になる。ナレッジを持つ世代が勝つかは、まだ読めない

目的地と判断と熱を人が持つことを描いたグラレコ

そうなると、自動化していない、人でなければできない部分は何が残るのか。私はそこも聞きました。

れんくんの答えは、新しい企画のところは、まだまだ人の手が要る。そして、お客さんに提案する商談も必要だ、というものでした。

私もそう思います!

ひろくん(28:18〜)

「やっぱり接点、人と人の関わりの部分とか、0→1のアイデアを決めるとか判断するとか、あとは目的、ここに行きたいんだよって、目的地の設定だったりとか。それ以外の間を埋めるところまでは、ひたすらPDCAでループエンジニアリングでぐるぐる回していくと、結果的に、明確にちゃんと指示と素材さえ渡しておけば、ほぼ行っちゃうよね、ゴールまではね」

私は、人が持つのは目的地と判断と、人との接点で、間を埋める作業はループに任せられる、と整理して話しました。

0から1を決めることと、目的地を決めること。そして、人と関わる場面。その間を埋める作業は、指示と素材さえ渡しておけば、ループが進めてくれる、という話です。

これは、ビジネスのインパクトというか、生き方やあり方がそもそも変わる話だと思います。

私が挙げたのは、目的やゴール、判断基準、そして感じ取れる力です。自分が好きで、ほうっておいてもやってしまう領域でAIを使うと、仕事になりやすい、という話でもありました。ビジネスの現場で積んだ経験値が、ますます問われてくると感じています。

ビジネスの現場で積んだ経験値がないと、腹に落ちていないので判断できません。

ひろくん(28:50〜)

「自分が好きで、ほっといてもやっちゃうような領域でAIを使ってレバレッジで仕掛けていくと、本当に仕事になるなっていう。一方でどうでもいいところはAIでできるけど、熱がないからやっぱ続かないし、やらないし、仕上がんないしっていう感じがするよね」

熱がない領域は、続かないし、仕上がらない。これは、私の実感です!AIの進化によって、誰でも簡単にハーネスのような部分が作れるようになるとしたら。私は、その先の可能性がすごいと感じています。

そう考えると、現場経験のある年配の世代が、これからAIで大きな恩恵を受けるのではないか。私はそんな気がして、れんくんに見立てを聞きました。

れんくん(30:14〜)

「まだ僕はそこは分からなくて、ナレッジが制するのか、ナレッジを持っているところが制するのか、それともそれすらもAIが飲み込んでいくのか、AIネイティブ世代が勝っていくのか、そこはまだ読めてないですね」

れんくんは、超大手しか持っていない重要なドメイン知識が強みになる可能性もある、とも話していました。

私は、人でなくてもいい領域は、AIに任せる流れが進んでいくと感じています。むしろAIの方がいい、となる場面も出てきます。

この辺りは、私も学びながら、やりながら深めていくところです。

次回は10月9日、れんくんと実践会。AI組織の作り方を一緒に組む

10月9日のAI組織づくり実践会を告知するグラレコ

LIVEの後半は、次回のお知らせでした!れんくんは、来月、AI社員からAI組織、会社OSまで、どう構築しているのかという詳細なセミナーもしたいって話しました。

そこで私は、久しぶりにiPortで実践会をやるのもいいなと、れんくんに話しました。日時は、10月9日(金)の20時スタート予定です!金曜の夜にがっつり、という形になります。

れんくんの見立てでは、ハーネスの概念を理解するところから始めるため、2時間では足りないかもしれません。長引いたら、22時半か23時まで延びる可能性もあります。

れんくんは、こんなことも話していました。

れんくん(33:02〜)

「これ、2時間じゃ終わらないですし、かつ最初のインパクトって小さいんですよ。結果が分かりにくいところではあるんですよ」

動画編集のようにパッと見て分かる派手さはない。それでも、AI組織づくりは、ここから始まります。

実践会について、れんくんは、Claude Codeを普段から使っている人を想定していると話していました。Anthropicのサブスクに入っていて、Opus 5.5が使える環境であれば、Proプランでも大丈夫とのことでした。

料金や特典は、これから詰めます。有料にするかもしれません。特典をつけるかもしれません。詳細は、決まり次第お知らせします。

れんくんの公式LINEに登録すると、Claude Codeの100本ノック、動画編集のテロップ、Vibeコーディングの2時間攻略動画を配布しているそうです。

私からは、GPTs研究会があと十数人で9000名になること、iPortがCodex対応版のCCブースターになったことをお伝えしました。

最後に私が話したのは、実践についてです。私は、まず実践して、それを人に教えると、めちゃくちゃ学べる、と話しました。私の中では、学ぶことと教えることが、いつもセットになっています。

明日の朝LIVEは、6時30分から。私1人で、分身AIと人生そのものをAIと融合させていくお話をします。

FAQ

よくある質問

Q. AI社員は、何でできているのですか?
A. 作り方は、いくつかに分かれます。マークダウンのファイルに「あなたはCTOです」のように役割と人格を書いただけのものもあれば、サブエージェントとして組んだものもあり、スキルとして組んだものもあります。れんくんも、AI社員という言葉は定義が曖昧でバラバラだと話していました。AI社員を束ねて組織にするには、自分のAI社員が何で構成され、どんな振る舞いをして、いつ起動するのかを理解するところから、というのがれんくんの話でした。
Q. AI社員を増やすと、ぐちゃぐちゃになるのはなぜですか?
A. ルールや道筋がないと、下っ端のAIほど迷い、暴走するからです。ひろくんも、役割ごとのエージェントや部署を作りすぎて、組織としてハーネスが組めなくなった経験を話しました。人の組織と同じで、あなたの領域はここまで、手順はこう、というマニュアルとチェックする役割を決めたら、滑らかに動くようになった、と話しています。
Q. AI社員を組織として動かすには、何から始めればいいですか?
A. れんくんは、まずハーネスの理解が一番大事だと話しました。次に評価軸を決めます。コードで制御する部分とLLMで判定する部分を分け、例えば50点満点の5項目でそれぞれ8割以上を取れなければ差し戻すループを組みます。ループが落ちたときに気づける通知と、誰が確認するのかまで決めておくのが、来月も動かすためのポイントだと、れんくんは話しました。
Q. スキルやサブエージェントは、たくさん入れたほうがいいのですか?
A. 外から持ってきたものを闇雲に入れると、組織として動かなくなり、入れないほうがましなことも起きるとひろくんは話しました。ひろくんは、Opus 5.5は賢いので、目的とゴールと素材だけを渡したほうが質が高い場面もあったと話しました。バージョンが上がったら、/doctorなどで環境を見直し、ゼロベースで考える。私もこれから試してみるところです。
Q. AIに任せたあと、人に残る仕事は何ですか?
A. れんくんは、新しい企画と、お客さんへの商談を挙げました。ひろくんは、人と人の接点、0→1のアイデアの判断、目的地の設定が人の仕事で、それ以外の間を埋める部分はループで回せると話しています。さらに、熱がない領域はAIでできても続かないので、自分が好きでほうっておいてもやってしまう領域で使うと仕事になる、という話もありました。

まとめ

今日のポイント

れんくんは、AI社員という言葉の中身が、マークダウンの人格、サブエージェント、スキルと、バラバラだと話していました。

私は、AI社員を作りすぎてぐちゃぐちゃになり、下っ端のAIが迷って暴走した経験を話しました。

れんくんは、評価基準、差し戻しのループ、失敗通知、誰が確認するのかまで組んでいると話していました。

私は、スキルを足すより、環境を見直して、ゼロベースで考えてみようと思っています。れんくんは、バージョンが変わったらリファクタリングをしているそうです。

私は、目的地と判断と熱は人が持つ、と話しました。好きで、ほうっておいてもやってしまう領域でAIを使うと、本当に仕事になる。これが私の実感です。

次回は10月9日(金)20時から、れんくんと実践会を予定しています。詳細は、決まり次第お知らせします。

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COLUMN:仕組みは組めても、熱だけはAIに預けられない

整った組織図と小さな炎のランプを静かに見つめるひろくんを描いたコラム用グラレコ

今回のLIVEで、いちばん心に残ったのは、れんくんの「楽したい」という言葉でした。

Claude Codeに話しかけなくても、仕事が終わっている。そこまで自動化を進めているれんくんでも、新しい企画と商談、そして目的地の設定は、人の仕事として残っていると話していました。

私も同じ実感があります。作りすぎてぐちゃぐちゃになった経験がある一方で、役割と線引きを決めると、AIの組織は滑らかに動きます。仕組みは、決めれば組めるんです。

でも、熱だけは、仕組みで生み出せません。LIVEでも話したとおり、どうでもいいところはAIでできますが、熱がないから続かないし、仕上がりません。自分が好きで、ほうっておいてもやってしまう領域だからこそ、AIをレバレッジにして仕事になります。

だからこそ、線を引く場所が大事です。「AI自動化で「ここだけは人間が押す」線を先に決めた話」という分身AI日記に、配信予約の確定やブログ記事の公開のように、外に出る操作は人が押すと決めた話を書きました。

もう1つ、AIは真面目なぶん、仕組みを複雑にしがちです。「AIが凝った仕組みを出すたび、私が「もっとシンプルでいい」って引き戻した話」も、足す前に見直す、という今回の話とつながっています。

以前のAI経営術LIVEでも、ハーネス設計が本質だという話を取り上げています。合わせて読むと、今回の「組織にする」という話がより立体的に見えてきます。

線を引くのは人。間を埋めるのはAI。そして、熱を注ぐ場所を選ぶのも、人の仕事です。

分身AIと過ごす毎日の実践は、分身AI.comに、分身AI日記として綴っています。

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🤖 AI生成コンテンツについて

この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。

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