WATCH REPORT

AIエージェント資格を飯塚浩也さんが解説。取る前に、使う場面を1行で決める

2026.10.07

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、飯塚浩也さんの「AIエージェント資格」の動画を紹介するね。

AIエージェントの資格が出てきました。取らないと置いていかれるのか。取るなら、どれなのか。迷っているうちに、資格の検索だけが増えていく。そんなあなたに向けて書きます。

飯塚浩也さんの動画は、18分42秒です。AICX協会のAIエージェントストラテジストを紹介し、ホワイトボードで国・民間・会社の3区分に資格を整理して、経営者としての見方まで話します。

この記事では、動画を7つの場面に分けて、私の立場を重ねます。資格は、入口で見られる紙。仕事は、入ってから何を触って何を出すかで決まる、という立場です。動画の数字や制度の話は飯塚さんが話した内容で、公式発表で確かめた分は第5章に書きました。

読み終えると、自分の仕事の1つを3手順に分けて、AIに渡す所を1行で決められます。

SPEAKER

飯塚浩也 | Obsidianでつくる最強の右腕

話者: 飯塚浩也さん。動画の中で、会社を経営していて、医師免許を持っていると話しています。聞き手の声も入ります。

動画: 【2026年最新】AIエージェント資格登場!既存のIT資格は不要になる?AI時代の資格戦略

18分42秒、2026年10月7日の公開です。

この記事の軸は「資格を取る前に、使う場面を1行で決める」。

3行でわかるポイント

  1. 事実(動画): AIエージェントの資格は、ツールの使い方ではなく、業務を分けて組織に入れる力(業務分解力・ROI設計力・ワークフロー設計力・組織導入設計力)を問う(第1章へ、第2章へ)
  2. 事実(動画): 経営者としての飯塚さんは、資格を努力のしるしと見る。ただし昇給は資格の有無ではなく、取ったあとの実務の成果(第3章へ、第4章へ)
  3. 私の立場: 資格に申し込む前に、自分の仕事を分けて、AIに渡す所と使う場面を1行で決める(第6章へ、第7章へ)

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01

AIエージェント資格が測るのは、業務を分けて組織に入れる力

▲目次
1つの業務の塊が業務分解・ROI設計・ワークフロー設計・組織導入設計の4つに分かれて組織の枠に入ることを示した図解
動画キャプチャ: 4つの経営に直結するスキルを養う資格だと説明する場面(2:36頃)
動画キャプチャ: 4つの経営に直結するスキルを養う資格だと説明する場面(2:36頃)

最初の話題は、資格の中身です。動画で紹介されるAIエージェントストラテジストは、AICX協会が作った資格です。飯塚さんは、まず、何の資格ではないかを話します。

飯塚浩也さん(動画の中で・1:59〜)

いかにAIエージェントを使って業務プロセスとか組織そのものを再設計するかと例えば評価制度を作るとか業務プロセスを見直すとか棚卸しをするとかそういう現場を変革するためにAIエージェントをどう使えばいいのかっていういわゆるマネージャー層とか経営企画の人とかAI推進者の人のための資格なんですね

Claude Codeのような道具の使い方を学ぶ資格ではない、と飯塚さんは言います。想定しているのは、現場を変えるマネージャー層、経営企画の人、AI推進者です。

飯塚浩也さん(動画の中で・2:33〜)

具体的な4つ経営に直結するスキルを養いましょうと1つ目が業務分解力2つ目がROI設計力投資対効果ってことですねそして3つ目ワークフロー設計力4つ目組織導入設計力この4つをこの資格を学ぶことによってより強化して皆さんの現場にAIエージェントを導入して応用しましょうとそういう試験なんですね

この4つの力を私の過去の仕事に重ねてみます。思い出すのは工務店のアルバイトの頃です。9月23日の不登校サミットの登壇レポートにも書きましたが、最初は解体の力仕事でした。パソコンが得意だと分かると、社長に「おまえすごいな、パソコンやれ」と言われました。

ところが最初にもらった仕事は、チラシのポスティングでした。

ひろくん(9月23日の不登校サミット登壇レポートに書いた文)

マンションで怒られるのが、とにかく嫌でした。

そこで思ったのが、「こっちから押しかけなくても、お客さんが勝手に来ればいい。」ということです。押しかける手順をやめて、お客さんが来る手順に置き換える。置き換えた先が、ホームページでした。作ったらうまくいって、そこからネット集客と通販の道が開けました。

私がやめたのは、押しかける手順です。分けて、やめて、置き換える。私の言い方なら、これが業務分解です。

AIに運ばせる時も同じなんです。運ばせる前に仕事が分かれていないと、AIは何を運べばいいのか分かりません。4つの力は、その手前の力です。

動画の4つを私の仕事に引き直すと、問いはこうなります。何を分けるのか。何を投資と見るのか。どの順で回すのか。誰の仕事に入れるのか。資格を取る前でも、この4つの問いには今日から答えられます!

02

国・民間・会社の3分類の解説。資格の一覧は、道具のカタログとして読む

▲目次
国・民間・会社の3分類を道具のカタログの棚として並べ、その上に先に決める作る料理の皿を置いた図解
動画キャプチャ: ホワイトボードに国・民間・会社の3区分で資格を並べて説明する場面(4:03頃)
動画キャプチャ: ホワイトボードに国・民間・会社の3区分で資格を並べて説明する場面(4:03頃)

次は、ホワイトボードの話です。飯塚さんは、増え続けるIT系・AI系の資格を、どう選べばいいのかを、まず国・民間・会社の3区分に分けて見せます。ホワイトボードを使い、聞き手と話しながら進みます。

飯塚浩也さん(動画の中で・4:00〜)

資格って言っても実は国の資格いわゆる国家資格民間団体の資格そして会社が独自に作った資格という風に3つに分かれてるんですね

ホワイトボードの国の列には、ITパスポート、基本情報、応用情報、登録セキスペ(情報処理安全確保支援士)。民間の列には、生成AIパスポート、G検定、E資格が並びます。AIエージェントストラテジストは、飯塚さんが口頭で、民間資格だと話しています。会社の列は、AWS認定などです。

飯塚浩也さん(動画の中で・10:21〜)

そして特徴は国は遅いと民間は早いと会社は実務で使えるそういう特徴があってどの資格を受けるかの判断材料になるわけですね

民間の弱みも、飯塚さんは話しています。「団体がもしなくなってしまったらこの資格自体も消えてしまいますよね」。一方で、独学だと偏りが出るので、体系的な資格で広い視野を持てる、という良さも挙げています。

この表を私は道具のカタログとして読みます。9月15日に公開した記事の一節です。上司にMBAの取得を求められた方の相談を読んで、こう書きました。

ひろくん(9月15日に公開した記事に書いた文)

料理に例えると、MBAや資格は最新の高機能調理器具のようなもの。作るべき料理(現場の課題解決)が決まっていないのに道具ばかり集めても、お客様を満足させる味には届かないよね。

同じ記事のFAQにも、こう書いています。

ひろくん(9月15日に公開した記事に書いた文)

資格そのものを否定しているのではなく、「実務に直結しない勉強を目的化してしまうこと」への警鐘です。

国は遅い、民間は早い、会社は実務で使える。飯塚さんの整理は、道具ごとの持ち味を短く見せてくれます。表の形にすると比べやすいんです。

道具が悪いのではなく、集めることが目的になるのが危ないんです。

私ならこうする。カタログを開く前に、今週いちばん詰まった作業を1つ書きます。何を作るかは現場にあるので、道具はそのあとに選びます。詰まりが書けなければ、まだ道具の出番ではないのかな、と思います。

03

「努力を重ねることができる人」。経営者が資格に見る物

▲目次
入口の門の前で資格の紙が努力のしるしとして見られ、門の奥には実務を通って成果へ続く道があることを示した左から右への図解
動画キャプチャ: 経営者として「私個人の意見」を話し始める場面(11:05頃)
動画キャプチャ: 経営者として「私個人の意見」を話し始める場面(11:05頃)

ここから、経営者としての飯塚さんの意見です。面接に来た人の資格を、経営者はどう見るのか。飯塚さんは、まず自分の見方を話します。

飯塚浩也さん(動画の中で・11:05〜)

まず経営者の意見としてもし皆さんが今日ご紹介したような国の資格とか民間資格を持った状態で面接に来てくださったとしたら私はその資格を見た時にこの方は努力を重ねることができる人なんだなとそういう見方をします

難しい資格ほど、やり切った人として評価が上がりやすい、と飯塚さんは続けます。一方で、昇給は資格の有無では決まらず、資格があるから実務で活躍して、昇給の基準を満たす流れだ、とも話しています。

資格は、入り口の時点では、やり切った人としての評価につながりやすい。そう認めたうえで、飯塚さんは続けます。経営者がいちばん見ているのは、その後の現場での成果で、資格を取ってゴールじゃなくて、「その後いかに自分の実務に生かすか」だ、という言葉です。

入口で人が何かを見られる。面接にも書類にも、入口はあります。ここは飯塚さんの見方が、事実としてその通りだと私は思います。私もいま雇う側です。登壇レポートに、こう書きました。

ひろくん(9月23日の不登校サミット登壇レポートに書いた文)

いま雇う側になって分かることもあります。私は中卒でも歓迎です。ただ、書類の上ではどうしてもランクが落ちてしまう。それが現実です。

私が入口で見られる側だった時もあります。同じ登壇レポートに、こう書いています。

ひろくん(9月23日の不登校サミット登壇レポートに書いた文)

友達は受かって、私は落ちました。中卒だから、という理由で門前払いです。

同じ登壇レポートには、こうも書きました。「選択肢は減ります。その代わり、突破できたときは強いです。」

別の日に、魂磨き(私がAIと交わす深掘りの問答)で「雇ってもらうことが難しいとき、当時の自分にはこれからがどう見えていたか」と聞かれて、こう答えました。

ひろくん(10月7日の魂磨きで答えた言葉)

自分を表現したいのに学歴で判断されて悲しいと当時は思った。

当時は悲しかったです。今はそのおかげで、学歴のいらない仕事を経験できてよかった、とも思っています。この2つは、どちらも本当です。

「学歴関係ない世界になったらいいなって思った」。当時の私は、そう思いました。

04

「自分でバリバリ触って」。触って出す人と働きたい

▲目次
触る、出す、見てもらうの3段の階段の脇に、小さな資格の紙が置かれていることで、触って出した物が先だと示した図解
動画キャプチャ: 「資格を勉強した方が良いのか」と問いが出る場面(14:31頃)
動画キャプチャ: 「資格を勉強した方が良いのか」と問いが出る場面(14:31頃)

ここから、飯塚さんの言葉は経営者の目線になります。資格を勉強するのか、AIエージェントを触っておくのか。飯塚さんは、触る側に軸を置きます。

飯塚浩也さん(動画の中で・14:34〜)

経営者視点だと民間団体のAI資格は転職にはそこまで有利ではないと思ってますむしろそれよりも自分でバリバリ触ってXとかでいっぱい発信をしたりとか自分で学んだことをどんどんブログ記事に書くとか動画を作るとかそうしたら触ってますよっていう人の方が一緒に働きたいっていう風になると思うんですよね

この言葉を聞いて、私にも触って出した場面があったことを書いておきます。

ひろくん(9月23日の不登校サミット登壇レポートに書いた文)

16歳でパソコンが来てからは、夜11時から朝7時まで、テレホーダイでインターネットにつないでいました。覚えたやり方で店のチラシを作ったら、家族がすごいと喜んでくれました。

先にあったのは、触って作った物です。

私は他人の評価を気にせず、夢中で遊んで探求することが先だと考えています。その姿を見た人の内側から、ワクワクが立ち上がる。私はそれを共鳴と呼びます。飯塚さんは触って発信する人と働きたいと言い、私は共鳴する人を見ています。

AIを触る話は、私にとっても今の話です。「毎朝、仲間とAIを触っています。」は、登壇レポートの3行ポイントに書いた一文です。

飯塚さん自身の例もあります。エンジニアだった頃、会社でAWSが使われているのに、誰にも教わる余裕がありませんでした。そこで、自費でAWS認定ソリューションアーキテクトを取ったそうです。

飯塚浩也さん(動画の中で・13:15〜)

なので自分はそのインフラ系の仕事もやる資格があるんですよってことをチームの皆さんとか経営者の人に証明するために自分は資格を取ったんです誰にも言わず自費でそのAWS認定ソリューションアーキテクトというのを取って自分はこれだけの知識がありますとこの業務やっていいですかっていう形で自分の職域を越境してインフラまでやったっていうのがありました

飯塚さんの例では、資格は触る許可をもらうための紙として使われています。私は許可をもらう前に、まず動かす側にいたいんです。紙は悪者ではありません。

触る許可が要る場面は、会社の中には確かにあります。その場面で紙が役に立つことも、飯塚さんの例で分かりました。

→ 今週触って出す物を1つ決める(15分)

対象は、いまの仕事でAIに触って出せる物を1つ。紙に3項目を書きます。①何を出すか1行(例: お客さん向けの案内文の下書き)、②誰に見せるか1人、③いつまでか。3項目が書けたら完了です。止まる条件は、見せる相手が決まらない時。そこで止めて、翌日に回します。

05

数字の確かめ。公式発表と、動画の話の違い

▲目次
動画と公式の数字を天秤にのせ、1,137と39.8%は一致し、43.5%は誰を数えたかが違うことを示した図解
動画キャプチャ: 第1回試験の「受験者1,137名」とテロップが出る場面(2:58頃)
動画キャプチャ: 第1回試験の「受験者1,137名」とテロップが出る場面(2:58頃)

ここで、動画に出てくる数字を、公式の発表と照らします。判断に使う数字は、出どころを見てから使いたいからです。動画の数字は、飯塚さんが話した内容として扱います。

飯塚浩也さん(動画の中で・2:55〜)

つい先日第1回目の試験が行われました受験者1137名合格率40%

飯塚浩也さん(動画の中で・3:03〜)

結構難しいで実際に受けた受験者の方は課長マネージャークラス以上の方が43%ってことだったので約半分ぐらいの方がやっぱりマネージャー層以上の方がこの試験を受けられたということだったんですね

AICX協会の発表は、PR TIMESのプレスリリースで読めます。第1回試験は2026年7月の実施で、1,137名が受験し、452名が合格しました。合格率は39.8%です。

受験者数は1,137名で一致し、合格率も39.8%なので、動画の40%と合います。ここは動画の話をそのまま使えます。

違うのは、課長・マネージャーの割合です。動画は、実際に受けた受験者の方の43%が課長・マネージャークラス以上と話しますが、公式の発表では、課長・マネージャークラス以上は申込時に回答した人の43.5%で、数えた母数が受験者から申込時の回答者に変わっています。差は小さくても、誰を数えた数字かが違います。

飯塚浩也さん(動画の中で・8:39〜)

自宅で60分で受けられる試験でこれまで約15万人近くの人が受けられた資格となります

生成AIパスポートについて、GUGAの発表を報じたCloud Watchの記事(2026年7月22日)では、2026年6月の試験後に、累計受験者数が115,062名になったとあります。

動画では約15万人、公式の累計は115,062名です。差は約35,000人あります。理由は、確かめられていません。

並べるとこうなります。AICXの課長・マネージャークラス以上は、動画が受験者の43%、公式が申込時の回答者の43.5%。生成AIパスポートは、動画が約15万人、公式が累計115,062名です。

AICX協会が2025年1月にできた、という話は、飯塚さんの発言だけで、私は確かめていません。応用情報の合格率や、100社以上の事例の話も、飯塚さんの説明のままです。

数字を自分の資料に書く時は、出どころの1行を添えます。受験者と申込時の回答者のように、誰を数えたかも添えます。

私は、AIの報告にも同じことをしています。9月5日に公開した記事に、4体のAIに同じ仕事を出した試運転を書きました。

ひろくん(9月5日に公開した記事に書いた文)

4体に同じ仕事を出したら、報告と実物のズレが目の前で3回起きました。

ひろくん(9月5日に公開した記事に書いた文)

報告書は信じない。実物を全部読む。

出どころを見てから使う。その順番は、動画の数字でも、AIの報告でも変わりません。

06

動画の章題「管理できる人」。飯塚浩也さんがAIエージェント資格を受ける理由

▲目次
受ける、試す、有効か確かめるの3つの駅を朱色の輪でつなぎ、中央に100社の事例を置いた図解
動画キャプチャ: 「日本の100社以上の事例を集めて」と、受ける理由を話す場面(15:22頃)
動画キャプチャ: 「日本の100社以上の事例を集めて」と、受ける理由を話す場面(15:22頃)

動画の後半の章題は、「生き残るのは資格を持っている人か、管理できる人か」です。ただ、この章で飯塚さんが話すのは、管理論ではありません。自分がAIエージェントストラテジストを受ける理由でした。受けてみないと有効かどうかは分からない、と話し、自分の身をもって視聴者に見せていく、と続けます。

飯塚浩也さん(動画の中で・15:00〜)

私がこれから受けようとしてるAIエージェントストラテジストこれはマネージャー層以上の人のための資格ですねいわゆるもうすでに会社を経営してるとか会社のチームでAIエージェントを使っててより良い業務設計とかKPIとかそういうのを設定したりとか

その先で、飯塚さんは、業務設計やKPIを自分の会社でどう設定したらいいか、「実際自分の会社でどういうふうに設定したらいいんだろう」と、正直に話します。

飯塚浩也さん(動画の中で・15:19〜)

今回のこの資格ですね日本の100社以上の事例を集めてそれから専門の人たちが作った資格ということだったのでかなり勉強になると思っています

飯塚さんは、自分の会社でどう設定したらいいか分からないから、100社以上の事例から学ぶ、と話しました。分からないことをそのまま話せる所が、この話のいい所です。

私は設定の前に、何のためにやるのかを自分で掘ります。目的と、守りたい物と、判断の軸です。紙と現場で確かめて、薄まらない所まで磨いてから、実行や量産をAIに委ねます。

AIに委ねたいのは、作業だけではありません。約束を覚えて、期限まで運んで、成果か本当に必要な判断だけを返してくれる所までです。

8月28日の魂磨きで、こう答えています。

ひろくん(8月28日の魂磨きで答えた言葉)

魂は渡さないだろ。魂は込めるもの。

私ならこうする。業務設計やKPIを学ぶ前に、何のためにの1行を書きます。1行があれば、学んだことを自分の場所に置けます。

→ 業務を3手順に割って、AIに渡す所を決める(15分)

対象は、自分の仕事を1つ(例: 月末の請求書の確認)。まず3手順に分けて、紙に書きます。次に、AIに渡す手順を1つ選んで、渡す理由を1行、何のために、の形で書きます。3手順と1行が紙に並んだら完了です。止まる条件は、3手順に分かれない時。その仕事は大きすぎるので、半分の仕事を選び直します。

07

資格は後回し。積むより、実務に生かす

▲目次
分かれ道で、細い道の資格は後回しの箱に入れ、太い朱色の道が使う場面を1行で決めて実務へ続くことを示した図解
動画キャプチャ: 「資格を取ってゴールというわけではない」とテロップが出る場面(15:55頃)
動画キャプチャ: 「資格を取ってゴールというわけではない」とテロップが出る場面(15:55頃)

動画のまとめは、飯塚さんの1つの言葉に集まります。ここまでの6つの場面も、この一言に戻ってきます。

飯塚浩也さん(動画の中で・15:52〜)

共通して言えるのは資格を取ってゴールってわけじゃないんですねその資格を取ってそれをいかに実務に生かすのかそこがこれからより問われる時代になってくると思います

動画の最後のアフタートークにも、同じ話があります。飯塚さんは、才能を4つに分ける研修を受けました。講座を受けて、最後に課題を出せば、資格が取れる仕組みです。

飯塚浩也さん(動画の中で・17:49〜)

本当は3つぐらい資格が取れるはずだったんですけど一旦資格は後回しにしてそれよりもいかにビジネスに活かすかとか会社のメンバーとのコミュニケーションに活かすかとかそういうのにやってるんですよね

理由は、業務と、会社のメンバーとのやり取りに活かしたかったから、と話しています。取れる資格を、取らずに置いた話です。

飯塚さんは取れる資格を後回しにして、AIエージェントストラテジストは受けると話します。体系的に学べる価値は大きい、という話でもありました。

私の9月28日の記事には、使う場面とは別の、損得を外した学びの話があります。Xでは、FP3級について、使わないけれど勉強への向き合い方で面白さを知れた、という声が出ていました。それを読んで書いたのが、この文です。

ひろくん(9月28日に公開した記事に書いた文)

自然体で自分の声を聞いて答えた方がうまくいきます。実感しています。

同じ節で、FP3級をこうも書いています。「税金・保険・年金という制度をまず知って自然体になるための資格なんじゃないかと思う。」

9月28日の記事で私が勧めたのは、資格を取らなくても、気になった1つの出題範囲を公式サイトで見てみることでした。取る前に、見る。

飯塚さんが後回しにするのは取る資格です。私の9月28日の文は、使い道を外した所にあります。損得より先に制度を知って、身軽になる。違いは、使い道を先に聞くか、あとに回すかです。

→ 使う場面を1行で書く(10分)

対象は、気になっている資格を1つ(取る・取らないは問いません)。誰に、何を出す場面で使うのか、その場面を1行で紙に書きます。1行書けたら完了です。止まる条件は、書けない時。その資格は、後回しの箱へ入れます。

FAQ

よくある質問

▲目次

Q. AIエージェントストラテジストは、どんな人向けの資格ですか?

A. 動画では、業務プロセスや組織の再設計を担う、マネージャー層・経営企画・AI推進者向けの資格と説明されます。業務分解力、ROI設計力、ワークフロー設計力、組織導入設計力の4つの力を養います。ツールの使い方の資格ではない、と話されています。

Q. 動画の数字は、公式の発表と合っていますか?

A. 第1回試験の受験者1,137名と、合格率の約4割は、公式の発表と合います。課長・マネージャークラス以上の43%は、公式では申込時に回答した人の43.5%です。生成AIパスポートは、動画では約15万人、公式の累計は115,062名です。詳しくは第5章に書いています。

Q. 動画で、国家資格はどれだと説明されていますか?

A. 動画では、ホワイトボードに並んだ資格の中で、国家資格として名乗れるのは情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)だけだと説明されます。ITパスポートなどは、合格したとは言えるが、資格を持っているとは言えない、という説明です。

Q. 資格は取った方がいいのですか?

A. 私は、取る前に、使う場面を1つ書くことを勧めます。書けなければ後回しにします。取る場合も取らない場合も、取ったあとに何を触って何を出すかが、見られる所だと考えています。

Q. 資格を取ったあと、何をすればいいですか?

A. 動画のまとめは、資格は取ってゴールではなく、実務にどう生かすかが問われる、というものです。私は、触って出す物を1つ決める(第4章)か、使う場面を1行で書く(第7章)ことから始めます。

MATOME

まとめ。AIエージェント資格を取る前に、使う場面を1行で決める

▲目次

飯塚さんの動画は、AIエージェントの資格の中身と、国・民間・会社の3分類を、18分で見せてくれました。資格は努力のしるしとして働く。ただ、経営者が見ているのは、取ったあとの実務です。

私は、資格を、入口で見られる物の1つだと考えています。入口で学歴を見られて落ちた私は、取ったあとに何を触って何を出すかを見ます。

資格の前に、仕事を分けて、AIに渡す所を決める。取る前に、使う場面を1行で書く。この順番を、私は大事にします。

数字は、出どころを1行添えて使います。

あなたが今週、触って出す物は、何ですか?

COLUMN

厨房の裏のパソコンで、チラシを作っていた

厨房のお惣菜と湯気の奥、厨房の裏の小さな机でひろくんがパソコンに向かい、POPとチラシを作っている場面の図解

実家はお惣菜屋さんでした。料理が好きだったので、お惣菜を作る。接客は疲れるので、なるべく厨房の奥にいる。

厨房のさらに裏にパソコンがあって、そこでPOPやチラシを作っていました。チラシで売上が倍になったこともあります。でも給料はもらえない!

中学生のころのことも、同じ登壇レポートに書いています。「私は中学生のころ、学校にも家にも居場所がありませんでした。」「それでも、厨房の裏のパソコンでチラシを作るのは好きでした。」「好きなことだけは、誰に言われなくても続きました。」「その続いたものが、30年経って仕事になっています。」

「人がいなくても売れる仕組みを、10代のころからずっと考えていたんです。」登壇レポートにそう書きました。20代の中頃にやっていたのは、「毎日ブログを書いて集客すること。」いま私がAIに委ねたいのも、この方向です。

仕事にする部分について、登壇レポートの最後にこう書きました。「好きなことは好きなまま手元に置いて、仕事にする部分はAIに委ねる。」「浮いた時間で、また好きなことをやる。」「いまは、やりたいことを好きなだけやる暮らしができています。」

料理に例えると、チラシは皿を人の前に出す仕事でした。資格の話を読む時も、私が先に見るのは、誰の前に何を出すかです。AIに委ねる側の話は、分身AI日記の「賢いAI」より「委ねるAI」だった話にもあります。

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今回紹介した動画

タイトル【2026年最新】AIエージェント資格登場!既存のIT資格は不要になる?AI時代の資格戦略
チャンネル飯塚浩也 | Obsidianでつくる最強の右腕
公開日2026年10月7日
長さ18分42秒
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=NKJcCACrAgY

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