生成AI2025年を振り返る年内最後の年末スペシャル日曜朝LIVE〜2026年に向けたメッセージ〜

video thumbnail for '【年末生成AIスペシャル会】 AIニューストピックス 2025年12月28日(日)朝8:00〜8:30'

おはようございます、田中啓之(ひろくん)です。年末の朝に30分で駆け抜けた「年末生成AIスペシャル会」を、私なりの視点で整理しましたよ。2025年は生成AIが怒涛のアップデート連発で、仕事・学び・発信のやり方がガラリと変わった一年でした。ここでは重要トピックの解説、実務で使える具体策、2026年に備えるチェックリストまで、実践的にまとめます。では行きますよ〜😊

日曜朝7時〜ZOOM配信は申し込み必須!詳細はこちら:https://waca.short.gy/AINews

目次

🔎 まずは総ざらい:2025年に「何が起きたか」

この一年を一言で言うと「生成AIの実務化フェーズ到来」。試作やデモだけではなく、現場で使える機能が次々と実装されました。特に、Googleの「Gemini」や日本発の検索エンジン「Felo」の進化が目覚ましかったですね。私が特に注目しているのは以下の点です。

  • AIエージェントの普及 — ChatGPTのエージェントモードや各社のエージェント連携が進み、個人や業務ごとの“自動化担当AI”が現実的に。指示待ちではなく、自律的に動く相棒が増えました。
  • マルチモーダルとピンポイント操作 — 画像全体だけでなく、「この机の上の植物だけ変えて」といった具合に、画面上の一部を指定して操作・解析する機能(ピンポイント指示)が強化されました。
  • ノートブック/アプリ統合GeminiのNotebook要素やアプリ連携で、データロードや実務ワークフローがスムーズに。まるで「AI付きの高機能学習ノート」です。
  • AIブラウザの登場 — Claude for Chromeなど、ブラウザにAIサイドバーが実装され始め、ネットサーフィンをしながら即時にAI支援が得られるように。
  • 業務向けドキュメント操作(Felo Live Docなど) — PDF、PPT、Excelをそのままインタラクティブに操作・要約・切り出しできる機能が広がりました。これが一番実務で効きます!

この辺りを押さえれば、来年以降の投資判断やチーム教育がグッと楽になりますよね。

📸 スクリーンショットで見る注目機能(最大限キャプチャ)

以下はライブ内で紹介されたポイントの“見える化”。各キャプチャの下に、タイムスタンプ付きの動画リンク(クリックで該当時間にジャンプ)を付けています。どの場面の話かを確認しやすいようにしました。

1) 日本郵便×Gemini「#Geminiで年賀状」とNotebook要素

説明パート:郵便局がGeminiの最新モデル「Nano Banana Pro」を活用して公開した年賀状作成ツールと、Notebook要素のデモ(03:30〜04:30)。

動画タイムスタンプ: 03:30

解説:Gemini CanvasやNotebook要素は、単なる「生成」ではなく「流れを作る」ためのツールです。年賀状の事例では、テンプレートを選んで画像をアップロードするだけで、AIが自動で合成・調整してくれます。実務で言うと、データを読み込み→解析→グラフ化→アウトプット(レポート)までをノートブック上で一気通貫に扱えるのが強み。料理で言えば、下ごしらえから盛り付けまで一箇所でできるキッチンみたいなものです。

2) Claude for ChromeのAIサイドバー(AIブラウザ)

説明パート:ブラウザ上に常駐して、閲覧中にリアルタイムでAIが補助する機能(Claude for Chromeなど)について(04:39〜04:55)。

動画タイムスタンプ: 04:39

ブラウザで開いた「Holiday 2025 Usage Promotion」のページを左に表示し、右側のClaude(AI)サイドバーに要約結果が表示されているスクリーンショット。

解説:リサーチ業務やEC商品の調査など、画面を離れずにAIから要約や提案がもらえるのは時間短縮効果が絶大。有料版ユーザーにはフル機能が開放されましたが、まずは無料版や拡張機能を入れておくだけでも、業務導入判断が早まりますよ。

3) AIエージェントのピンポイント操作(画像上の部分指定)

説明パート:MagnificやGensparkを使って、画面の一部分(例えば商品のタグや写真の一部)を指定してAIに解析・修正させるシーン(05:05〜05:32)。

動画タイムスタンプ: 05:05

解説:これが業務で刺さるんだよね。製品の写真から「机の上の植物だけ秋っぽく変えて」と指示したり、建築図面の一部を切り出して仕様を抽出するなど、現場で「ここだけ直して」ができるのは革命です。スマホでもサクサク動くのが嬉しいポイント。

4) Felo(フェロー)Live Doc:ドキュメント操作の進化

説明パート:PDFやPPTをその場で扱えるFeloの新機能「Live Doc」の実演。まるでまな板の上で素材を料理するようにファイルを操作します(06:13〜06:45)。

動画タイムスタンプ: 06:13

Felo Live Docのインターフェースを示すデモ画面、三分割で機能説明が見える

解説:資料の要点抽出や、社内資料の品質チェック、契約書のリスク抽出などで即実装可能。複数のファイルを一つのキャンバスに載せて、「この資料とあの資料を突き合わせてプレゼン作って」といった指示が可能です。特に顧客対応で「既存資料を使って即答」する場面での導入価値が高いです。

5) 大容量ファイル・URL取り扱いの改善(ファイルサイズ問題の解消)

説明パート:URL経由でのファイル読み込みにより、ファイルサイズの制限(25MBなど)が事実上撤廃された話(07:00〜07:25)。

動画タイムスタンプ: 07:00

スライド:「入れられるファイル 1ファイル25MB以下まで」「Google系もURLで入れられる」と表示されたスクリーンショット

解説:実務で一番ネックになるのが大きなファイル。Feloなどはサーバーがパンクしない限りいくらでも載せられるようになりました。これが改善されると、重たい営業資料・設計図・映像素材などをAIに食わせて即加工できるようになります。業務フローが断然軽くなります。

6) プロダクトのシミュレーション生成(ハンドルカバー事例)

説明パート:クライアント案件の事例。ユーザーの愛車写真に製品(ハンドルカバー)を合成した例(08:19〜08:57)。

動画タイムスタンプ: 08:19

解説:これ凄かったですね。お客さんの車の写真(左ハンドルになったりアウディの内装になったりしましたがw)に、違和感なくハンドルカバーを装着させた画像を生成しました。「黒いハンドルにカバー被せて」と指示しただけで、角度も光の当たり方もバッチリ。ECや製造業での商品着用イメージ作成が劇的に楽になります。

7) コミュニティと勉強会の告知(WACA / Web解析士協会)

説明パート:月次で開催されている「Felo it」勉強会やWACAの案内(09:23〜09:39)。

動画タイムスタンプ: 09:23

勉強会の告知スライドのスクリーンショット。大きく『Felo it』と表示され、日付と時間(2025.12.24 20:00–21:00)や登壇者の顔写真が見える。

解説:ツールだけでなく、使い方を学ぶ場が増えたのも2025年の特徴。実践者間で知見を共有すると、導入時の失敗が減ります。まずは近場の勉強会をチェックしてみて。

8) OpenAI・Googleの料金やキャンペーン(年末施策)

説明パート:年末キャンペーンや1か月プランの話題(09:48〜10:19)。

動画タイムスタンプ: 09:48

ChatGPTの料金ページのスクリーンショット。左からFree、中央にPlus(トライアル)、右にProの料金比較が並んでいる。

解説:年末に各社が料金プランやトライアルを出すので、実務検証のチャンス。短期で効果検証→中長期プランへ、という流れが取りやすくなってます。

9) Google I/O と Gemini のアップデート総ざらい

説明パート:Googleのイベントと連続的なアップデート(11:19〜11:56)。

動画タイムスタンプ: 11:19

「2025年11月」と表示されたスライドに、Gemini 3、Gemini Agent、NotebookLM、Googleロゴなど主要なアップデートやプロダクト名が並んだプレゼン画面のスクリーンショット。

解説:Google側の継続的な機能追加が、選択肢を増やしました。どのプロバイダを採用するかは、社内のワークフローに合わせて選ぶべきです。

10) 家庭・教育でのAI利用(子どもたちとAIネイティブ)

説明パート:子どもたちがAIを自然に使っている事実、学校導入の話(13:19〜15:12)。

動画タイムスタンプ: 13:19

モーニングライブの高解像度スクリーンショット。複数登壇者が均等に配置され、画面全体が明瞭に見える。

解説:次世代はAIネイティブ。学びのツールとしてAIをどう活用させるかは、家庭と教育機関の共通課題。親としても経営者としても、子どもへのリテラシー教育が必須だと実感しました。

🧭 深掘り:現場で本当に使えるポイントと導入ステップ

実務で価値を生むのは「技術」より「使い方」です。ここでは私が推すシンプルな優先順位とステップを提示します。

導入優先順位(短期→中期→長期)

  • 短期(1〜3ヶ月): AIブラウザとチャット型ツールの試験導入、資料要約の自動化検証
  • 中期(3〜9ヶ月): AIエージェントによる業務自動化(リードナーチャリング、社内問い合わせ対応)
  • 長期(9ヶ月〜): モデルのカスタム学習、API連携で業務フローの完全自動化

実用的なステップ(ひろくん流)

  1. まずは現場の「時間泥棒」を洗い出す(例:定型メール、報告書、簡易デザイン)。
  2. ツールを1つだけ選び、1つの業務にだけ集中してPoC(概念実証)を回す。
  3. 定量評価を必ず入れる(時間短縮、ミス削減、顧客満足度)。
  4. うまくいったら、テンプレ化して他部署へ展開。
  5. APIやNotebookでバッチ化し、運用コストを下げる。

ポイントは「広げすぎないこと」。最初から全部導入するとチームがパンクします。1つ成功体験を作れば、内部の説得力が段違いですよ。

🛠️ ひろくんオススメの実装テンプレ(プロンプト+ワークフロー)

プロンプトやワークフローは現場に合わせて最適化が必要だけど、最初の雛形があると早いです。私が勧めるテンプレは下記。

  • 営業資料自動化テンプレ
    1. データ取り込み(CSV/Google Sheets)→ Notebookで集計
    2. 要点抽出プロンプト:過去の受注履歴と関連付けて提案文生成
    3. 最終チェックをチャットボット(エージェント)に任せる
  • カスタマーサポート自動返信
    1. FAQを学習済みモデルに読み込ませる
    2. エージェントに問い合わせ分類+テンプレ返信を作成させる
    3. 難しい問い合わせはヒトへエスカレーション
  • プロダクト画像自動生成ワークフロー
    1. 製品写真アップロード→プロンプトで角度・背景を指定
    2. APIでEC向け画像を一括生成
    3. 生成画像の品質チェックを自動判定(ピンポイント解析)

👨‍👩‍👧‍👦 教育と家庭でのAI活用:子どもたちはどう変わるか

ライブの会話でも触れましたが、子どもたちはYouTubeやゲームを通じてAI的なツールに親しんでいます(13:19以降)。ここは親としても経営者としても、早めの対策が必要です。

  • 子ども向けAIリテラシーの最初のステップは「使い方」ではなく「倫理」と「検証」。
  • MinecraftやRobloxなどで創作活動を促しつつ、成果物の説明をAIに求めるワークは相性が良い。
  • 学校や地域でのワークショップ参加で「AIと共に学ぶ文化」を作る。

子どもたちがAIをツールとして使う未来はもう始まっています。家庭でのルール作りと、創造性を伸ばす導きが重要ですね。

🔮 2026年に備える具体チェックリスト(すぐできること)

  1. ツールのミニPoCを月に1件回す — 小さく続けることが成功の鍵。
  2. AI運用責任者を1名決める — 誰が評価・改善するかを明確に。
  3. データ品質の棚卸 — 学習データに差があると成果に直結する。
  4. コスト試算 — API利用料・クラウド費用を見積もっておく。
  5. 社内教育プラン — 週1回のショートトレーニングを用意。

大事なのは「準備」と「継続」。一度始めると加速度的に価値が出る分野なので、今のうちから小さく動き始めておくと差がつきます。

📣 コミュニティとイベントの重要性 — WACA・GPTs研究会の動きから学ぶ

この一年で勉強会やコミュニティが増えたのは大きなプラス。情報が速すぎる分、信頼できる場所での学びが成功確率を上げます。私もGPTs研究会やWACAの取り組みは注目していて、定期的に参加して現場のノウハウを取り入れてますよ。

ライブでも案内されていた年末イベントやオールスター企画(31日のセッション)は、年明けの実務導入につなげる良い機会。可能なら1回は参加して、具体的なケーススタディを見ておくことを勧めます。

💬 ひろくんからの忖度ゼロの本音アドバイス

良い点はガンガン使えばいいし、ダメな点ははっきり言います。忖度ゼロでいくよ。

  • 過信は禁物 — 生成結果は便利だけど検証は必須。特に法律・財務関係はヒトの最終チェックを外さないこと。
  • 導入は段階的に — いきなり社内全展開は失敗する。まずはスモールウィンを作る。
  • アウトソースは賢く — ノウハウの無い企業は外部パートナーと短期で回して学ぶのが効率的。

失敗はネタにして次に生かす文化を作ると、会社が強くなるよ。私の過去の失敗も全部ネタ。失敗は宝だよねw

❓ FAQ(よくある質問)

生成AIの導入で最初にやるべきことは何ですか?

最初は現場の「時間泥棒」をリスト化すること。そこにAIツールを当てはめて小さなPoCを回すのが早いです。例えば定型メールや会議議事録の自動化から始めて、効果を数値化しましょう。

GPT、Gemini、Claudeなど、どれを選べばいいですか?

業務要件で選んでください。マルチモーダルや画像処理が強いならGemini、カスタマイズ性やエンタープライズ向けならプロバイダのAPI仕様を比較。まずはトライアルで同じタスクを試してみると良いです。

AIエージェントは中小企業でも導入可能ですか?

可能です。導入は段階的に。まずはFAQの自動応答や営業フォローの自動化など、効果が見えやすい業務から始めると成功率が高まります。

子どもにAIを触らせてもいいですか?

触らせてもOK。ただし検証・倫理教育をセットに。AIは便利だけど「出力=真実」ではないこと、情報の裏取り方法を教えましょう。

コスト対効果はどう見ればいいですか?

時間削減(人時)とエラー削減、顧客満足度の向上で評価します。初期は「時間短縮×単価」で単純試算して、運用が安定したらより詳細なROI分析に移行。

2026年に向けて最も重要な準備は?

データ品質の改善とAI運用担当の育成。ツールは変わるけど、良いデータと運用体制は普遍的な強みになります。

🎯 さいごに — 私からのメッセージ

2025年は「試す」から「使える」への転換点でした。2026年はその先、実装とスケールの年になるでしょう。私の経験から言うと、成功するチームは次の3つを持っています。

  • 小さく試して継続する力
  • 失敗を許容して学びに変える文化
  • 現場と経営をつなぐコミュニケーション

最後に一言。AIは道具。使うのは人間だよ。ツールに頼るだけじゃダメで、使いこなすための設計と準備が未来を作る。私も一緒に学び続けます。来年はさらに面白くなるよ、楽しみだね!また交流しましょう😊

参考動画(フル再生)


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