AI仕事術 / Claude Code
【2026年】Claude Codeに「ハーネス(仕組み)」を渡したら、
最後の10%が埋まるようになった
2026年6月18日
抱え込みOSから委ねるOSへ——1年の実録
家事と子育てのスキマで経営する、AI共創コンサルタントの田中啓之(ひろくん・@passion_tanaka)です。
料理に例えるなら、私はずっと「レシピ書きすぎシェフ」だった。
「食材は鶏もも肉200g、先に皮目から焼いて……火加減は中火で……味見しながら……塩は後から」——調理師に渡す指示書がA4で3枚になっていた。渡されたほうは困惑するよりも、先に疲弊する。
Claude Codeに対しても、同じことをやっていた。CLAUDE.md(AIへの常設指示書)に指示を盛りに盛って、「これさえ書けば完璧なはずだ」と思い込んでいた。結果は——そこそこの料理が、そこそこ出てくるだけ。最後の10%がいつも埋まらなかった。
変わったのは、ある記事を読み、れんくん(戸野塚蓮)さんの講座で体系を学んでからだ。
この記事の3行まとめ
- CLAUDE.mdはシンプルに——長い指示書は確率的なブレを生む。本質的な方針だけを置く
- ハーネス(仕組み)で囲う——CLAUDE.md・Memory・Rules・Hooksの4層が「決定論的」に最後の10%を埋める
- 委ねるOSへの転換——「AIに教える4つの方法」を使いこなしたことで、出力の手応えがまるで違う
「指示を盛れば盛るほどいい」という思い込み

Claude Codeを使い始めたころ、私は指示書(CLAUDE.md)の完成度で勝負しようとしていた。
「どうせAIは細かく言わないと動かない」——そういう前提が自分の中にあった。だから指示を追加しつづけた。NG例をリストアップして、出力形式を事細かに定義して、例外処理の例まで書いた。気づけば200行を超えていた。
でも、何かがおかしかった。
指示が増えるほど、出力は「指示の平均値」に収束していく感覚があった。尖った発想が出てこない。なぜか後半のセクションが手薄になる。「なんでこんな見え見えのミスをするんだ」と思う場面が続く。
正直、当時の私は原因を「指示が足りないから」と解釈していた。だからさらに指示を追加する。もはや悪循環だった。
長い指示書は「確率的」な制御だ、と後になって気づいた。どんなに丁寧に書いても、モデルが「読み流す」こと、文脈の後半で重要な指示が薄れることを防ぎきれない。指示書の長さと成果物の品質は、ある時点を超えると反比例しはじめる。
💡 まず試してみてほしいこと
自分のCLAUDE.mdを開いて、50行を超えているなら黄信号。「本当に毎回使う方針だけ」に絞り込む棚卸しを1回やってみてください。
本質は2つだけ——CLAUDE.mdとハーネス

転機になったのは、Zennに公開されたこの記事だった。
参考記事(Zenn / acntechjp)
CLAUDE.mdはシンプルに保つこと、そしてClaudeを囲む「ハーネス」を整えること——この2点に集約している。
書いてあることはシンプルだった。
①CLAUDE.mdはシンプルに保つ。②Claudeを囲むハーネス(フック・検証・権限設計)を整える。
「作り手も驚くほど素のまま運用している」という一節が刺さった。
私は指示書を複雑にしながら、ツール自体の力を借りきれていなかった。レシピを書き込むより、調理環境そのものを整えることがはるかに効く。その発想が抜けていた。
ハーネスとは何か。シンプルに言えば、「外側から品質を担保する仕組みの束」だ。
- フック(Hook)——Claudeがツールを呼び出す前後に自動で動くスクリプト。「証拠なしに完了報告するな」「不可逆操作の前には必ず止まれ」といったルールを、確率ではなく物理的に強制する
- 検証スクリプト——生成物の品質をプログラムが自動チェックする。HTMLのdivバランス、文字数、画像枚数——目視では見落とすものを機械が検知する
- 権限設計(事前許可)——よく使うツールはあらかじめ許可しておく。Claudeが「これ実行していいですか?」と止まらなくなり、作業がスムーズに流れる
CLAUDE.mdに「確認してから動け」と書き続けても、それは確率的な指示だ。フックとして登録してしまえば、物理的に止まる。この差は、1年使い込んで骨身に染みた。
💡 まず試してみてほしいこと
「指示書に何度書いても守られないルール」を1つ思い浮かべてください。それはフック化のサインです。CLAUDE.mdから消して、スクリプトに移すだけで再発率がゼロになります。
「確率的」vs「決定論的」——最後の10%の正体

Claude Codeの使い手の多くは、90%の品質まで比較的簡単に到達する。指示書をそれなりに整え、プロンプトを工夫すれば、「使えるもの」は出てくる。
問題は最後の10%だ。
このゾーンは、指示書の改善ではほとんど埋まらない。なぜなら最後の10%を阻んでいるのは「モデルの読み間違い」ではなく、「仕組みがないから防げないミス」だからだ。
確率的制御と決定論的制御、という対比で考えると分かりやすい。
確率的(CLAUDE.md・Rules)
- 「〜するな」と書く
- 読み飛ばされることがある
- 文脈が長いほど薄れる
- 再現性が低い
決定論的(Hooks)
- フックがあれば物理的に止まる
- 検証スクリプトが毎回判定する
- 権限設計で許可範囲を固定する
- 再現性がぐっと安定する
前述の記事でも触れられていた通り、「検証手段を渡すとアウトプットの質が見違えるほど変わる」。これは体感として正確だ。私の場合、ブログ記事の品質チェックを検証スクリプトに任せるようにしてから、「divが崩れていた」「画像が抜けていた」「文字数が足りていなかった」といったミスが、ほぼゼロになった。
Claudeは検証ツールさえ渡せば、自分で修正ループを回してくれる。人間がチェックしなくていい。これが「委ねる」の本当の意味だったんだよね。
💡 まず試してみてほしいこと
自分の作業の中で「Claudeが生成した後に自分が必ず目視確認していること」を1つ書き出してください。それはスクリプト化できます。「python3 verify.py」と1行で動く検証ツールを作れば、Claudeがそれを自分で実行して自己修正します。
AIに「うちのやり方」を教える4つの方法

「最後の10%を埋める仕組み」をどう作るか——私にとって最大の転換点になったのは、れんくん(戸野塚蓮)さんの講座で学んだ体系だった。「AIに『うちのやり方』を定着させるには、4つの手段がある」という整理は、私の委ねるOSの設計の背骨になっている。リンクなしで紹介させてもらうが、この記事に書いていることの多くはここから来ている。
① CLAUDE.md——会社の「社訓」
CLAUDE.mdは、Claudeが毎セッション起動時に最初に読む、常設の指示ファイルだ。料理に例えるなら「食堂の壁に貼ってある家訓」——「うちの店は揚げ物に植物油を使う」「盛り付けは左手前から」といった、毎回口頭で言わなくていいルールを書いておく場所だ。
新入社員に毎朝「服装はオフィスカジュアルで」と言い続けるのは非効率だ。就業規則に書いておけばいい。CLAUDE.mdはまさにそれだ。「フォルダ構成はこう」「APIキーは平文で保存しない」「セキュリティ上の判断は事前に確認する」——私が毎回言い直していたことをここに書いてから、繰り返しの指示が激減した。
ただしこれはあくまで「お願い」であって「強制」ではない。AIに100%指示を守らせることは、構造上難しい。文脈が長くなると薄れる、別のタスクに紛れる——こういう確率的なゆらぎが出る。だからこそ短く、具体的に、盛り盛りにしないのが鉄則だ。目安は50〜200行。「毎回同じことを言っている自分」に気づいたら書く、が基本だ。
私がCLAUDE.mdに書いていること(抜粋)
- プロジェクトのフォルダ構成と命名規則
- APIキー・クレデンシャルの扱い(平文保存・gitコミット禁止)
- 不可逆操作(外部公開・削除・配信)は必ず手前で確認すること
- 報告は証拠付きで(「確認した」だけはNG)
② Memory——勝手に取ってくれるメモ帳
Claude Codeには「この人、これが大事そうだな」と判断したことを自動でメモする機能がある(オートメモリー)。毎回自分で指示しなくても、重要な判断や方針が蓄積されていく。
ポイントは、何を記憶させたいかをCLAUDE.mdで整えておくことだ。「ビジネス上の重要な判断はメモに残せ」「コスト感覚のあるルートを学習せよ」といった方針を書いておくと、AIが狙った情報を優先的に記憶してくれる。CLAUDE.mdより強制力は弱いが、セッションをまたいで「うちのやり方」が育っていく感覚がある。
③ Rules——トピック別の複数ファイル
CLAUDE.mdが1つのファイルで全部を担うと、当然ながら膨らんでくる。そこで登場するのがRulesだ。.claude/rules/配下に、営業・経理・コーディング規約・記事作成……とトピックごとにファイルを分けて置ける。
最大の特徴は「いつ読むかを指定できる」ことだ。「契約書を扱う時だけ読む」「マーケティング作業の時だけ読む」——こうすることで、関係のないルールが常時AIの文脈を圧迫しない。CLAUDE.mdに全部書こうとするから肥大化するのであって、Rulesに分割すれば本体はすっきりしたまま運用できる。
私の場合、記事作成のルール、WordPressへの投稿手順、セキュリティチェックリストをそれぞれ別ファイルにしている。CLAUDE.md本体は「常時有効な方針」だけ。Rulesは「その作業の時だけ呼び出す専門知識」として分離した。
④ Hooks——安全装置であり、自動発火の仕掛け
CLAUDE.mdもRulesも、究極的には「お願い」だ。AIが読んで守ってくれることを期待しているが、100%ではない。
Hooksは違う。物理的に止める・動かす——守らない可能性がゼロになる仕掛けだ。金庫の前に設置した自動センサーのようなもので、人間の意思に関係なく作動する。
発動タイミングは4つある。
- 起動時——セッション開始直後に自動で走る(前日の議事録取得・タスク抜け漏れチェックなど)
- ツールを使う直前——ファイル操作や外部APIを呼ぶ前に割り込む(
.envをGitにコミットしようとしたら物理的に止める、等) - ツールを使った直後——操作の直後に検証を走らせる(生成ファイルのdivバランスを即チェック、等)
- 返答完了時・終了時——完了報告の直前に証拠確認を強制する、あるスキルが終わったら次のスキルを自動で発火する、等
私が最も重宝しているのは「不可逆操作の前に必ず止まる」フックだ。「公開して」という先行指示は方針GOであって、その瞬間の最終実行GOではない。フックがなければ、うっかり本番公開してしまうリスクが残る。フックを仕込んでから、「あ、やっちゃった」が一度もない。
4つをどう使い分けるか——ハーネスエンジニアリングの地図
| やりたいこと | 使う手段 |
|---|---|
| 常に効かせたい前提・方針 | CLAUDE.md(ホーム or プロジェクト直下) |
| 特定の作業・場面だけに効かせたいルール | Rules(.claude/rules/以下のファイル分割) |
| 重要な判断や学習を次のセッションに持ち越したい | Memory(オートメモリー+CLAUDE.mdで整える) |
| 絶対に守らせたい/自動で発火させたい | Hooks(物理的な安全装置・自動起動) |
この4つを束ねてClaude Codeを自分の意図通りに動かすことを、「ハーネスエンジニアリング(手綱を握る)」と呼んでいる。この記事のタイトルに「ハーネス」という言葉を使ったのは、まさにこの体系から来ている。馬を制御する手綱のように、AIを「縛る」のではなく「正しい方向に走らせる」仕組みを作ること——それが委ねるOSの核心だ。
💡 まず試してみてほしいこと
この4つの中で、今あなたが使えていないのはどれか?CLAUDE.mdだけで全部やろうとしているなら、まずRulesへの分割から始めてみてください。「この作業の時だけ読むルールファイル」を1本作るだけで、CLAUDE.md本体がすっきりします。
私が1年でたどり着いた委ねるOSの3層構造

AI秘書の凛(私の専属AI秘書)は、autorun・フック・検証の3層で動いている。AI氣道のLIVE配信の準備から、記事化、WordPressへの下書き投稿まで、私が「これやって」と言わなくても流れていく仕組みになっている。
でもこれ、最初からそうじゃなかった。
1年前の私は、AI秘書の凛に都度指示を出し続けていた。「次はこれをやって」「あれはどうなった?」「また同じミスが出てる」——私が管理者になっていた。完全に逆転していた。
転換点は、指示を「仕組みに変換すること」にコストをかけ始めたときだ。
具体的には3つのレイヤーを作った。
1. フック層——「やってはいけないこと」を物理的にブロック
不可逆操作(公開・配信・削除)の前に必ず止まるフック。「公開して」という先行指示と「今この瞬間の最終実行」は別物だと分離できた。これを書けば書くほど、「あ、やっちゃった」がなくなる。
2. 検証層——「やったこと」を機械が毎回確認
記事のdivバランス、YouTube埋め込みの有無、文字数、画像枚数——これらをスクリプトが自動チェックして、PASSしない限り「完了」と言わせない構造にした。人間の目視ゼロで品質が担保される。
3. autorun層——「いつやるか」を仕組みが知っている
毎朝の情報収集、週次の振り返り、月初の設定棚卸し——これらはcronで自動起動する。私が「そろそろやらなきゃ」と思わなくていい。仕組みが時間を知っている。
※autorunは、複数のAIエージェント(Claude Code・Codex等)を一つの画面で並列管理する管制塔アプリ「AGI Cockpit」のスケジュール実行機能。毎朝・毎週など決めた時間に自動でタスクを走らせられる(Labo会員機能)。
この3層が整ったとき、私が意識を向けるのは「大事な判断」だけになった。シェフが料理のコースを決めるだけで、下ごしらえも盛り付けも誰かがやってくれている状態に、ようやく近づいた。
💡 まず試してみてほしいこと
まず「フック1本」から始めてください。全部を一気に作ろうとしなくていい。「この操作をする前に、必ず私が確認したい」と思っているポイントを1つ特定して、そこだけフック化する。それが委ねるOSへの最初の一歩です。
この記事の学びの出典
正直に書いておくと、私がClaude Codeをここまで使えるようになったのは独学じゃない。れんくん(戸野塚蓮)さんの講座で学んだからだ。
れんくんが教えてくれた核心は、拍子抜けするほどシンプルだった。「毎回同じ前提をAIに伝えている状態では、品質が安定しない。だからCLAUDE.md・Memory・Rules・Hooksで、前提と手順を固定する」。そして「CLAUDE.mdは短く具体的に、長いルールは別ファイルに分ける」——この記事でずっと話してきた「シンプルなCLAUDE.md+仕組みで囲う」の出発点は、まさにここにある。
れんくんとは毎週月曜13時に「AI経営術LIVE」もやっている。Claude Codeで経営を自動化していく実践を、生で公開しているよ。
設計する快感が生んだ落とし穴

正直に言う。私にはある癖がある。
「設計する快感で、既存を完了前に次へ行ってしまう」——これが私の最大の弱点だ。
フックの仕組みを作っていると、途中で「もっとこういう設計にすればいいのでは」というアイデアが浮かぶ。そちらに気が向く。気づくと前のフックは未完成のまま放置されて、新しい設計の話をしている。
Claude Codeのような強力なツールを手に入れると、この癖が加速する。「何でもできる」という感覚が、「あれもやりたい、これもやりたい」に変わる。設計図だけが増えて、動いているものが少ない状態になる。
これを防いだのも、皮肉なことに「仕組み」だった。
「今月のP0(最優先タスク)以外は着手しない」というルールを、AI秘書の凛が管理するようにした。私が「これをやりたい」と言っても、AI秘書の凛が「今月のP0に入っていないですね」と止めてくれる構造にした。
人間は自分で自分を律することが難しい。特に「やりたいこと」に対しては。でも仕組みが律してくれるなら、意志力を消耗しなくていい。
人間がやるべきは「自分にしか出せない判断や深み」で、AIに任せるのは「広く速く回すこと」だ。その役割が逆転して、人間が手を広げすぎ、AIに任せきれないとき——これが一番もったいない使い方だと痛感した。
💡 まず試してみてほしいこと
「今週完成させるもの」を1つだけ決めてから、Claude Codeを開いてください。セッションの最初に「今日のゴールはXXXです。それ以外の新しい設計は今日は見送ります」と宣言する。シンプルだけど、これだけで完走率が変わります。
委ねるOSを経営に持ち込んだその先

ハーネスで囲う発想は、Claude Codeの話にとどまらなかった。
私は直腸がんのサバイバーで、体力的に「フルタイムで働ける状態」ではない日がある。家事も子育ても同時に回している。それでもAI氣道のメディアが動き続けているのは、私が「抱え込まない構造」を作ったからだ。
以前の私は、すべてを自分の頭の中で管理しようとしていた。「次に何をやるか」「今どのタスクが詰まっているか」「あのコンテンツはどこまで進んだか」——これを全部記憶しようとしていた。当然、漏れる。忘れる。
今は違う。
タスクの状態管理はAI秘書の凛に任せている。autorunで動く仕組みは、私が意識していなくても回る。「この記事は下書き保存まで完了していて、あとは味見(確認)だけ」という状態が、私が何も指示しなくても出来上がっているんだよ。
「委ねるOS」とは、自分が何もしなくなることじゃない。自分が「本当に大事な判断」だけをする状態に、意識を集中できるようにすることだ。
私が今、一番意識を向けているのは「今日のLIVEで何を話すか」「誰と対話したいか」「どの読者に届けたいか」——これだけだ。それ以外のことは、仕組みが運んでくれる。
GPTs研究会の仲間を見ていても、同じことが言える。「AIに何を指示するか」より「AIが動ける環境をどう整えるか」に時間を使っている人が、1年後に圧倒的な差をつけている。
指示を盛るのをやめた日——あの日が、私にとっての転換点だった。
💡 まず試してみてほしいこと
「自分がいなくても1週間、仕組みが動き続けるか?」と問いかけてください。NOなら、どこが人間依存になっているかが見えてきます。そこを1つずつ仕組みに変えていく。それが委ねるOSの育て方です。
COLUMN
抱え込みOSは「責任感」という名の罠だった
長い指示書を書き続けていたころ、私は「ちゃんと管理している」という感覚に安心していた。でも本当に管理できていたのは、自分の不安だけだった。
「全部把握していなければ」「任せたら崩れる」——この思い込みが、自分をキッチンから離れられないシェフにしていた。料理の腕前より、食材の在庫チェックに時間を使っていた。
仕組みで囲うことは、放棄することじゃない。「信頼できる構造に任せる」という、もっと深いレベルの責任の取り方だと気づいた。フックが動いている、検証が通っている、autorunが動いている——これを確認する目だけが、今の私の管理職だ。
「脂肪は財宝」という言葉を使うことがある。失敗も黒歴史も、全部次の設計の材料になる。指示を盛りすぎて失敗した1年も、今となっては最高の素材だ。あの失敗がなければ、委ねるOSにたどり着けなかった。
「三方よし」——自分よし・相手よし・世間よし。自分が楽になることで、チームも、読者も、より良いものを受け取れる。委ねることは、全員へのプレゼントだと思っている。
👉 委ねる経営についてさらに深く知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!
よくある質問
Q. CLAUDE.mdをシンプルにするとはどのくらいの分量ですか?
A. 目安は50〜200行です。「毎回必ず守ってほしいルール」だけに絞り込んでください。例外処理や作業固有のルールは、Rulesファイル(.claude/rules/以下)に分割するのが効果的です。CLAUDE.mdは「常時有効な方針」だけを置く場所として使うのがおすすめです。
Q. CLAUDE.md・Rules・Hooks、どれから始めればいいですか?
A. まずCLAUDE.mdの棚卸しから始めてください。200行を超えているなら、トピックごとにRulesに分割します。次に「何度書いても守られないルール」が1つあれば、それをHooksとして登録する。この順番でやると、体感できるレベルで変わります。
Q. フックを作るのにプログラミング知識が必要ですか?
A. 基本的なPythonが読める程度でOKです。Claude Code自身に「こういう動作をするフックを作って」と依頼すれば、雛形を生成してくれます。大事なのは「何を検知してどう止めたいか」という設計の言語化で、コードはAIに書かせる発想でやってみてください。
Q. Claude Codeを使っていないと難しいですか?
A. 「フックで囲う」「検証スクリプトを渡す」という発想は、他のAIツールにも応用できます。ChatGPTやGeminiでも、「生成した後にこのチェックリストで自己評価して」と渡すだけで精度が変わります。CLAUDE.md・Rules・Hooksという体系はClaude Code固有ですが、「仕組みで品質を担保する」という考え方自体は汎用的です。
明日から使えるアクション4つ
- CLAUDE.mdを棚卸しする——200行超なら「毎回使う方針」だけに絞り込む。その他はRulesファイルへ分割
- Rulesを作る——「この作業の時だけ読むルール」を1ファイル作る。CLAUDE.md本体がすっきりする
- フックを1本作る——「何度書いても守られないルール」を1つ特定して、Hooksとして登録する
- 検証スクリプトを渡す——「自分が毎回目視チェックしている作業」を1つだけ自動化する。Claude Codeはそれを自分で実行して自己修正する
指示を盛るのをやめることは、AIへの不信任ではない。むしろ、AIが本来の力を発揮できる環境を整えることだ。
長い指示書を書いていた頃と、ハーネスで囲い始めてから——どちらが自分のビジネスを前進させたか、今は明らかだ。
委ねるOSは一日で完成しない。でも最初の一歩は今日から踏み出せる。ぜひ一緒に作っていきましょう。
参考リンク
Claude Code Tips集、本質は2つだけ(Zenn / acntechjp)
CLAUDE.mdはシンプルに、ハーネスで囲う——本記事の出典。実装寄りの詳細が豊富。
AGI Cockpit(公式サイト)
複数のAIエージェント(Claude Code・Codex等)を一つの画面で並列管理する管制塔アプリ。本文の「autorun(スケジュール自動実行)」はこのツールの機能。
AI氣道ブログ(ai-kidou.jp)
LIVEとブログで、経営者のためのAI活用を発信中。
🤖 AI生成コンテンツについて
この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。
AI氣道 — 三方よしのAI活用
家事と子育てのスキマで経営する、ひろくんのAIブログ
📺 毎朝無料LIVE配信中!見逃しても大丈夫、アーカイブも完全無料。
記事も完全無料。見逃しても大丈夫!
YouTubeチャンネル: @AIKIDO-GPTs
| 曜日 | 時間 | メインホスト | ゲスト | テーマ |
|---|---|---|---|---|
| 月 | 7:00〜 | ひろくん | ただっち | AI最新ニュース・実験 |
| 月 | 13:00〜 | ひろくん | れんくん(戸野塚蓮) | AI経営術LIVE |
| 火 | 6:30〜 | ひろくん | 公ちゃん | 共感ストーリー×分身AI |
| 水 | 6:30〜 | ひろくん | 高崎さん・たくみくん | AI×開発・教育 |
| 木 | 7:00〜 | ただっち | ともみん | AI×デザイン |
| 金 | 7:00〜 | ただっち | 友くん | AIツール最前線 |
| 土 | 7:00〜 | ただっち | ゆきちゃん | AI×起業・発信 |
| 日 | 7:00〜 / 8:00〜 | WACAコラボ | ひろくん+仲間たち | 生成AI最新ニュースまとめ |
📍 日曜日のZOOM(7:00〜)は登録制です。詳細・登録はこちら
🔥 火曜15:00〜 社長モテる化計画LIVEもやってるよ!





