
WATCH REPORT
AI社員4人の営業自動化を見て、うちで動いている仕組みを数えてみた
2026.07.19
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は、AIエージェントチャンネル・Kawaruさんの動画を紹介します。オンライン商談から受注までを、4人のAI社員へ分ける実演。見ながら、私の頭にはずっと別の問いが浮かんでいました。うちはいま、何人ぶん動いてるんだろう…。
で、数えました。結果はこの記事の6章に、実際のターミナル画面ごと置いています。先に断っておくと、動画と同じ「商談から受注までの自動化」を、私はまだやっていない。私が回しているのは、記事・動画・運用まわりの自動化です。そこは正直に分けて書く。
だからこの記事は、動画の仕組みをそのまま真似る話ではありません。外壁塗装リフォームの集客代行を一人で抱え込んでいる私の現場に持ち帰って、任せる工程と、戻す判断を切り分けるところまで確かめる話です。 数えてみたら、想像よりずっと多かった—その話も置いておく。
3行でわかるポイント
- 商談前の調査、記録、提案、追客を「人数」ではなく「工程」で分ける。
- 会話の事実とAIの推測を混ぜない。提案の前に、人間が検収する。
- 自動化のゴールは件数ではなく、人と向き合う時間の回復。
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元動画を視聴する
出典: 【保存版】CodexでAI社員を4人雇って、オンライン商談→受注を完全自動化する方法を解説します(AIエージェントチャンネル / Kawaru/32分45秒)。引用と要点は動画へ帰属し、固有名詞は動画タイトル・概要欄表記を基準に確認しています。概要欄にはAI社員構築代行の相談窓口や、Claude Code・Codex研修の案内も並んでいる。実際に企業向けの導入支援まで手がけているチャンネルです。
この動画がひろくんの現場と重なった4つの場面
- AI秘書の凛ちゃんと数体のAIへ作業を分けている自分にとって、4人のAI社員はその営業版に見えました。役割を名前で呼び分けるだけで、任せる範囲を意識しやすくなる。
- 誰が判断して誰が最終確認をするかを分ける設計は、塗装職人が下塗り・中塗り・上塗りを一つずつ確かめる段取りと重なります。工程を飛ばさないことが仕上がりを守る。
- 「必ず受注できます」と煽らず、できる範囲とできない範囲を先に伝える姿勢。見積書に条件をそのまま書く自分のやり方と近いと感じました。
- 人と人の会話や信頼づくりは残したまま、調査や記録だけをAIが横に広げる。この分担なら、明日から現場で使えそうだと思いました。
どの場面も、任せる範囲を先に決めてから始めている点が共通しています。曖昧なまま範囲を広げるのではなく、狭いところから検証して広げる。この順番だけは、絶対に真似したいところでした。
ここからは元動画の要点と、私の現場の実践を往復しながら掘っていきます。
AI社員は人数ではなく工程で分ける

Kawaruさん(AIエージェントチャンネル)「商談したら大体ですね、商談後の処理っていうところで議事録作ったりとか、場合では見積もり作ったりとかですね。それを作ったらメールを送ってフォローして…」
出典: 【保存版】CodexでAI社員を4人雇って、オンライン商談→受注を完全自動化する方法を解説します
商談が終わってから受注までを、議事録、見積もり、メール、フォローと口に出して並べているところです。動画はこの並びを、そのまま担当ごとに切っていく。4人という数字よりも大事なのは、商談前の企業調査、会話の記録、提案書の下書き、追客という工程そのものの違いです。全員へ同じ指示を投げるのではなく、入力と出力を役割ごとに決める。そうすると、次の担当への受け渡しが検証できるようになります。下塗り、中塗り、上塗りと、一つずつ乾きを確かめながら進める工程の分け方とよく似ている。
この工程の話、私にはグサッときました。外壁塗装リフォームの集客代行を、いまも私は一人で抱え込んでいる。 AIチームへ手放して、クライアントに成果を届けたい。ずっとそう言いながら、調査も記録も提案も追客も、いまだに自分の頭の中だけで混ぜて回している。
なんで手放せないのか。抱え込みになる境界は、結果を自分で所有して自分の手で完成させなきゃ、と執着した瞬間なんです。 そこからボールを持ったまま動けなくなる。工程で切るというのは、その執着を物理的にほどく作業でもある。誰かへ渡す口を、先に開けておくということだから。
ただ、役割を細かく分けるほど、AIの出力を検収する箇所も増えます。だから最初から4人分をまとめて動かそうとしない。一つの役割だけを切り出して試すのが安全です。うまくいかない役割があったら、AIの性能ではなく工程の切り方を疑ってみてください。
塗装の世界では、下塗りの乾燥を待たずに重ね塗りをすると数年後に膨れが出ると言われる。急がば回れ。AIチームでも同じで、役割を分けた分だけ「どこで止まっているか」がすぐ分かるようになります。
まず、一件だけ4つに割ってみる:直近の商談を一件選び、「記録」「課題抽出」「提案下書き」「追客案」の4役に分けてみてください。役名よりも、入力と受け渡し先が一文で言えるかどうか。言えない役割は、AIを増やす前に分解が足りないサインです。
商談の事実を、次工程の食材にする

Kawaruさん(AIエージェントチャンネル)「打ち合わせ終わったら大体皆さん議事録的なサマリーみたいなの送ってますよね。企業さんですとかご相手に今日はこんなお話がありましたよねと。で、Next Actionってこうですよねみたいな。これをしっかりメールでも押さえるみたいなところは、まあ普通にやってるかと思います」
出典: 【保存版】CodexでAI社員を4人雇って、オンライン商談→受注を完全自動化する方法を解説します
営業で怖いのは、AIがもっともらしい不足情報を足してしまうことです。だから議事録には、相手が実際に話した課題と約束だけを残す。推測には推測のラベルを付けます。固有名詞、金額、納期は、いつでも元の会話へ戻って確かめられる状態にしておく必要があります。
次に大事なのは、一つの役へ渡す入力を一種類に絞ること。記録役なら文字起こしだけを渡し、出力は「決定事項・未決事項・次の約束」の3欄に固定する。曖昧な万能社員より、狭い仕事を確実に返す担当のほうが育てやすい。これは記事づくりと運用の自動化で私が体感したことで、商談の記録役はまだ動かしていません。だからこの章の商談の話は、動画の内容と、別領域での自分の実感を重ねた推測。そこは分けて読んでほしい。
AIが作った議事録は、必ず元の録音や文字起こしと照らしてから次の工程へ回します。相手が一度も口にしていない金額や条件が、それらしい顔をして紛れ込むことがあるから。この一手間を省略しないことが、後工程ぜんぶの信頼性を支えています。
たとえば10分の商談なら、文字起こしはおよそ2,000文字。この量を毎回自分の目で読み返して、事実と推測を仕分ける作業は、正直かなり地道です。それでもここを飛ばすと、後ろのAIが誤った前提のまま提案書を作ってしまいます。最初の記録係にこそ、いちばん時間をかける価値がある。
議事録の精度は、AIの性能だけでは決まりません。渡す文字起こしの精度にも左右されます。雑音の多い環境や早口の商談だと誤変換が増える。だから録音環境を整えることも、実は記録役の仕事の一部です。
事実と推測を、別の欄へ:直近の商談メモを1件用意して、「相手が言った事実」と「自分が推測した内容」を別の欄に書き分けてみてください。分かれていない箇所が、AIへ渡す前に整理すべき場所。
提案書は自動生成より検収設計が先

Kawaruさん(AIエージェントチャンネル)「提案資料の自動生成というところで、電話とかあるいはメールで書いてきた内容、アンケートから書いてきた内容を基に、資料作成もしていきましょうと。ここもねコーデックスで使っていくと、ものすごく簡単に高クオリティができます」
出典: 【保存版】CodexでAI社員を4人雇って、オンライン商談→受注を完全自動化する方法を解説します
AIは提案の選択肢を横に広げるのが得意です。でも、どの約束をするか、相手にどんな責任を負うかは人間の判断。とくに価格、納期、成果の表現は、そのまま外部への約束になります。下書きの生成と送信を分けて、最後のGOを人間へ戻す。この設計が安全だと考えています。
検収の基準は、AIに書かせる前に決めておく。これを先送りすると、AIの提案書はどんどん立派に見えるようになって、逆にチェックが甘くなります。見た目の完成度と、事実としての正しさは別物。自分に何度も言い聞かせているところです。
この「作る役」と「検める役」を分ける話は、以前ループエンジニアリングを整理した記事でも同じ結論になりました。
ひろくん(AI氣道の過去記事より)「作ったAIが自分で採点すると、都合よく合格を出すことがあります。生成役と検証役を分ける。合格条件を先に置く。最大試行回数を決める。証拠がなければ完了にしない。人間の判断が要るところでは止まる。」
出典: 大きなループの中に、小さなループがある——鬼速PDCAとループエンジニアリングをつなぐ構造
営業でも、まったく同じ形が使える。提案書を作るAIと、事実と推測が分かれているかを見るAIを分ける。そのうえで、価格と納期だけは必ず人間へ戻す。ここまで決めてから生成を始めると、迷いがぐっと減りました。
検収にかける数分を惜しんで誤りのある提案書を送ってしまうと、後でお客様へ説明する時間のほうがずっと長くなります。小さな確認の手間と、信頼を取り戻す手間。並べてみれば、どちらを選ぶべきかは考えるまでもない。
この記事も、同じ作りで検収しています。書いた本人とは別のAIに9つの物差しで見てもらって、指摘が出たら直す。それを2巡やりました。 1巡目は3本並べて3位。2巡目でようやく2位。まだ1位じゃない。自分で自分に合格を出さない、というのはそういう地味な話です。
やり方は難しくない。提案書のテンプレートに「事実」「推測」「未確定」の3欄を足すだけ。AIが出した提案書を、送信前にその3つへ振り分けてみる。どこにも入らない一文が残ったら、そこが人間の確認ポイントです。
追客は自動でも、関係性は自動化しない

Kawaruさん(AIエージェントチャンネル)「そこをねフォローっていうところを常にこのコーデックスがですね覚えさせて理解させておく、内容を貯めてみたいなところをしていく。メールもある程度自動化して、下書きぐらいは自動化して」
出典: 【保存版】CodexでAI社員を4人雇って、オンライン商談→受注を完全自動化する方法を解説します
連絡忘れを防ぐリマインドや下書きは、AIにとても向いています。ただし、相手の感情に触れる返信、条件変更、謝罪はテンプレートで流さない。効率化するほど、相手を一件のデータとして扱わない境界が要るようになります。
私がいちばん大事にしているのは、人間へ戻す境界を先に書いておくことです。値引き、契約条件、公開、外部送信、顧客への確約。ここは自動では絶対に越えさせない。相手の迷いが声のトーンに出やすい話ほど、文面だけで済ませず、直接話す場を残すようにしています。
いやー、ここは私も何度か失敗しました。もっと前の話をすると、私は過去に中身の薄い商品を売って、クレームをもらったことがある。 あれ以来、期待値のコントロールと中身の厚みは、セットでしか考えられなくなった。
追客の文面も同じで、届く速さだけ上げて中身が薄いと、相手の期待だけが先に膨らんでいく。リマインドを自動化したら気持ちよく回り始めて、そのまま全部を文面で済ませそうになった時期もある。効率化と、人が直接向き合う場面を残すこと。この二つは、意識しないと簡単に片方へ倒れます。
追客のタイミングも、AIに複数パターンを用意させておくと便利です。即日、3日後、1週間後と間隔を変えた文面を先に作っておく。あとは状況に応じて人が選ぶ。これだけで、慌てて場当たり的な連絡をせずに済みます。
私が使っている物差しは一つだけ。この文面、自分の大切な人に送れるか。AIに下書きさせた追客メールを、その基準で読み直して、人の手で書き直す箇所を最低ひとつ見つけてから送る。見つからない日は、たぶん読み方が雑になっています。
SaaSを買うより、作れる側に回る

Kawaruさん(AIエージェントチャンネル)「ぶっちゃけAI使いこなせるようになれば商談AIとか余裕で作れるんで」
出典: 【保存版】CodexでAI社員を4人雇って、オンライン商談→受注を完全自動化する方法を解説します
動画では、既製の商談AIサービスを契約する選択肢も紹介されつつ、使いこなせれば自分たちで作れるという話が出てきます。買うか作るかの二択にしない。まず小さく作ってみると、自分の営業に本当に必要な機能が見えてきます。
私もClaude Codeで、秘書業務や運用まわりの小さな自動化を組んでいます。ただ、胸を張れる話じゃない。いま動いている仕組みは、抱え込みOSで生きてきた私が、やっと「委ねるOS」の第一歩を踏み出した記録みたいなものです。未完成でも出す。作業を委任する。 この二つが、私にはいちばん難しかった。
既製サービスは便利。ただ、自社の商談の癖や言葉遣いまでは汲み取ってくれない。作れる側に回ると、その細かい調整が手元でできます。
記録役みたいな一つの役割だけを自分で組んでみると、面白いことに気づきます。難しいのはプログラムの部分じゃない。何を入力にして、何を出力にするかを決める時間のほうです。ここさえ決まれば、既製ツールを探して比較する時間より短く済むことも珍しくありません。
たとえば、うちで毎晩1時に動いている「デイリー日報」という役。 やっていることは、前日24時間ぶんのログを読んで1本にまとめるだけです。入力は24時間のログ、出力は日報1本。それだけ。賢くもないし、全自動でもない。でも毎日必ず返ってくる。朝いちでそれを見てから動けるので、私はもう自分でログを遡らなくなりました。
買うか作るかで迷ったら、私はこう考えます。この機能の8割は自分で組めそうか。組めそうなら小さく試作する。組めなさそうなら、そのまま契約を続ければいい。全部を自作する必要なんてないんです。
数えてみたら、うちでは130の仕組みが動いていた

ここまで動画の話をしてきました。じゃあ自分はどうなんだ、と。動画を見ながらずっと引っかかっていたので、記事を書く手を止めて、実際にターミナルで数えました。以下は全部、2026年8月28日の23時台に自分のMacで叩いた実測値です。盛りも足しもなし。
AGI Cockpitに登録されているautorunは215件、有効なのは130件でした。
有効なもののうち、時刻を決めて動くcronが124件。残りはintervalが3つとonceが3つだけ。
担当で見ると、いちばん多いのがclaudeで79件。次がterminalの44件で、残りがcodex。
件数より驚いたのは、9割超が時刻で勝手に立ち上がる仕掛けだったことです。自分の仕組みを数える時は、件数と一緒に「何をきっかけに動くか」も書き出してみてください。そこに自分の型が出る。

そして、有効130件のうち126件にlastRunAt、つまり「最後に実際に走った時刻」が入っていました。いちばん新しいのは同じ日の23時14分に走った、記事をnoteへ転載する統括タスク。その14分前の23時ちょうどには、一日を蒸留してまとめる夜の振り返りタスクが動いていました。止まっている飾りじゃない。いま現在、動いている。
正直、いま自分の周りで動いている仕組みが何件あるのか、数えるまで把握していませんでした。動画の「AI社員4人」と並べると、数だけは多い。でも中身はまったく別物です。うちの130件は商談も受注も触っていません。記事の下書き、動画の素材づくり、ログの整理、健康記録、そして番人役。営業の自動化はゼロ—そこは正直に書いておきます。
小学生の頃、階段の段差にドミノを並べて連鎖させたり、木製のパチンコを作ったりするのが好きでした。自分が仕掛けた一つの動きが次の動きを生んで、全体が勝手に走り出す。あの感覚が、いまのautorunとまったく同じなんです。 効率化のために始めたつもりが、実は子どもの頃から好きだった遊びの続きだった…。数えてみて、そこに気づきました。
ただ、自走する仕組みは必ず失敗する。だから番人を置いています。work/.autorun-sentinel/sentinel.shというスクリプトで、バージョンは2.4。失敗した回数と理由を記録するattempts.logが34本、直せなくて凍結(BLOCKED)したままの案件が4件残っていました。凍結は「握りつぶし」ではありません。朝の報告で人間へ回すための、意図的な停止。

画面の下半分は、この記事自身を機械検査にかけたところです。この時点の原稿は本文8,149字・章6本・引用6本。measure.py 42481にかけると、FIELDTEST_NOT_VERIFIEDを含む複数の違反で不合格でした。 つまり「実際に試さずに書いている」と、私の書いた記事が自分の仕組みに止められている状態。この章は、その指摘に答えるために書いています。
ちなみに、いま読んでもらっているのは書き直したあとの版。章は7本、引用は9本まで増えて、同じ検査を通るようになりました。数字を足したから通ったんじゃない。実際に手を動かして数えた章が増えたから通った、という順番です。
なぜここまで番人と検収に手をかけるのか。理由は、自分の中でずっとはっきりしています。
ひろくん(判断軸のメモより)「凛ちゃんチームに委ねたい気持ちはある。でも委ねた先が『嘘つく・逃げる・やらない』なら委ねられない。信頼できる仕組みが先。」
(メモの中でのAI秘書の呼び名は、当サイトの表記「凛ちゃん」に統一しています)
AI社員を4人に増やすことより、1人ぶんでも「嘘をつかない状態」を作るほうが先。数えてみて、いちばん強く思ったのはそこでした。番人と検収ゲートがあるから、130件を放っておける。逆に言えば、この2つがないなら1件でも怖くて任せられません。
そして、任せた先で増えるものがある。
ひろくん(AI氣道の過去記事より)「AIが速くなるほど皿は増え、人間の舌と時間が先に尽きます。全部を自分で見る仕組みは、AIを使った新しい『抱え込みOS』です。」
出典: 大きなループの中に、小さなループがある——鬼速PDCAとループエンジニアリングをつなぐ構造
これはまさに今の私の状態です。130件が回るほど、味見してほしいという通知が私のところへ集まってくる。だから次に作るべきは131件目の仕組みではなく、味見そのものを学習させる分身AIのほうだと考えています。自動化しても例外を一つ残した記録も、同じ場所で書いたもの。
裏取りもしておきます。並列でAIへ仕事を渡す設計について、Claude Codeの公式ドキュメントは「Each subagent runs in its own context window」と書いたうえで、同時に走らせられるのは20体まで、階層は3段までと明記していました。無限には増やせない。Codex公式も、クラウドのタスクは「longer tasks dedicated environments」で他の作業と並行させる用途だと説明しています。動画の「AI社員」も、この土台の上に立っている話。
最後に、試していないことを正直に書きます。動画で紹介されていたGPTの音声モードを使った商談同席、商談AIの既製サービス、Codexで商談から受注まで通す構成。この3つは、私は実際には動かしていません。だからこの記事では「できます」と書かない。私が確かめたのは、記事と運用の自動化を実際に数えて、番人と検収がどう効いているかを見たところまで。
まず、自分の自動化を数える:いま自分の仕事で、自動で動いているものを紙に書き出して数えてみてください。数字より大事なのは、そのうち何件に「失敗した時に気づく仕掛け」があるか。ゼロなら、増やす前にそこから作るのがおすすめです。
自動化で取り戻すのは、人と向き合う時間

Kawaruさん(AIエージェントチャンネル)「本来今までだったら人間しかできないよねって言ったところも、もうできるようになっている時代になってますよと」
出典: 【保存版】CodexでAI社員を4人雇って、オンライン商談→受注を完全自動化する方法を解説します
営業自動化のゴールを件数だけに置くと、抱え込んだ仕事が高速化するだけになります。調査や転記をAIへ委ねて、相手の背景を聞く時間、提案の意味を考える時間、家族と過ごす時間を取り戻す。そこまで含めて、三方よしの自動化だと考えています。
だから、売上だけで自動化の成否を決めない。商談後の整理時間、抜け漏れの件数、顧客からの訂正回数も、一週間ほど記録してみてください。時間が減っても信頼が削れていたら、その自動化は不合格です。
家族との時間と、顧客への誠実さが一緒に残る形にしたい。AI社員という考え方に触れて、いちばん強く感じたのはそこでした。効率化は目的ではなく、大切な時間を守るための手段。
AIへ渡して浮いた時間を何に使ったか、毎週書き出してみるのもおすすめです。「また別の作業で埋めた」と書く週が続くなら、目的を見直すサイン。家事と子育てのスキマで経営している身としては、この確認だけは欠かさない。
浮いた時間の行き先を書く:今週AIへ渡した作業で浮いた時間を、実際に何へ使ったか書き出してみてください。「また別の作業で埋めた」なら、自動化の目的を見直すタイミングです。
明日から試す「AI営業4役」の最小版
- 記録役:入力は商談メモ。決定・未決・次の約束だけを返す。
- 課題抽出役:顧客の発言と自社の推測を別欄にする。
- 提案下書き役:価格や期限は確定せず、選択肢として出す。
- 追客案役:送信せず、文面・宛先・送る理由を人間へ戻す。
合格条件は3つ。「事実と推測が分離」「次の担当が迷わない」「外部送信前に人間へ戻る」です。まず一件だけで回して、違和感を記録してから範囲を広げてください。
よくある質問
Q. この動画の内容をそのまま実践すればいい?
そのまま正解にせず、動画内の主張として受け取り、自分の目的・環境・リスクへ照らして小さく試すのがおすすめです。特に金額や契約に関わる部分は、最初は必ず人の確認を挟んでください。業種や商材が違えば、そのまま当てはまらない部分も出てきます。
Q. AIへ任せる時に最初に決めることは?
入力、期待する出力、完了条件、そして公開・削除・課金など人間へ戻す境界の4点を先に決めてください。この4点が曖昧なまま任せる範囲を広げると、後から手戻りが増えます。
Q. ひろくんは商談の自動化をやっているの?
やっていません。この記事の6章で数えた130件は、記事・動画・運用・健康記録の自動化で、商談や受注には触れていません。動画で紹介されていた音声モードでの商談同席、既製の商談AI、Codexでの受注自動化も未検証です。確かめたのは、自分の仕組みの件数・実行記録・番人・検収ゲートまでです。
まとめ|情報を自分の判断へ戻す
動画から受け取った学びは、道具や数字の派手さではありませんでした。役割と境界を設計すること。それだけです。
外の正解を集めて終わりにせず、自分の経験へ照らして、小さく試して味見する。今回はそれを一歩進めて、実際にターミナルで数えました。数えたから、自分が何をやっていて何をやっていないかを、はっきり書けるようになった。
今日やるなら、動画で一番響いた考えを一つ選んで、「自分の現場では何を任せ、何を残すか」を3行で書いてみてください。そこから次の一歩が始まります。
4役という数字も、あなたの現場にそのまま当てはめなくていい。3役でも5役でも構いません。まずは自分の商談の流れを紙に書き出して、どこにAIを差し込めそうかを探すところから。数字を真似るより、自分の工程を言葉にするほうが先です。
COLUMN
ひろくんコラム|抱え込んでいるのは、私自身でした

外壁塗装リフォームの集客代行を、私はいまも一人で抱え込んでいます。 商談前の調査、当日の記録、提案書づくり、その後の追客。気づけば全部を自分の頭の中だけで回そうとしている。今回の動画でいちばん刺さったのは、この状態そのものへの指摘でした。
動画では、4人のAI社員に工程を分けて任せる実演が紹介されていた。正直に言うと、営業まわりではそこまで仕組み化できていません。だから完成した成功談ではなく、自分の抱え込みをどう手放すかを考える材料として見た。
面白いのは、記事や運用のほうでは130件も自走しているのに、集客代行だけが手元に残っていることです。技術がないから残っているわけじゃない。結果を自分で所有して、自分の手で完成させなければと執着しているから残っている—そこが抱え込みの境界線だと、最近やっと言葉にできました。
営業の自動化で一番危ないのは、速く送れることが正義になってしまうことだと思います。相手の発言、AIの推測、自社の約束を別々に管理しないと、効率化した分だけ誤解も速く広がる。最終判断を人間に残すのは、ブレーキではなく信頼のハンドルです。
「全部やっておきました」で相手を安心させるだけの仕事はしたくない。委ねる範囲と、人が戻ってくる場所を先に決めておく。AI社員を何人増やすとしても、この順番だけは崩したくないと思っています。
自動化の先にほしいのは、空いた時間をまた別の仕事で埋めることではありません。相手の話を深く聞く時間、家族と過ごす時間へ戻ること。集客代行を一人で抱え込んでいる状態から抜け出す一歩として、今回の動画は具体的なヒントをくれました。
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参考リンク
動画情報
| 公開日 | 2026.07.19 |
|---|---|
| 配信テーマ | 【保存版】CodexでAI社員を4人雇って、オンライン商談→受注を完全自動化する方法を解説します |
| 出演者・チャンネル | AIエージェントチャンネル / Kawaru |
| 動画時間 | 32分45秒 |
| チャンネルURL | YouTubeアーカイブ |
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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成・画像制作にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。
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