データ分析が劇的時短!AIにおまかせで即グラフ&資料化 — GPTs研究会の実践ワークフロー

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目次

📌 僕が伝えたいこと(イントロ)

こんにちは、3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之(ひろくん)です。そして、いつも技術的なサポートをしてくれる多田啓二(ただっち)と共に、AI活用の最前線をお届けしています。

さて、皆さんはExcelでのデータ集計やグラフ作成で「またこの作業か…」と時間を吸われていませんか?経営や子育てに追われる中で、単純作業に時間を取られるのはもったいないですよね。僕自身、効率化は至上命題です。

今回は、大学生AI起業家・山﨑琢己くんの実践例も交えながら、GPT系ツール(ChatGPT / Gemini / Notebook LMなど)を使って「面倒な数字の羅列を一瞬で美しいグラフやレポートに変える魔法のようなワークフロー」を解説します。難しいプログラミング知識は不要!「AIという優秀なアシスタント」への指示の出し方を、ひろくん目線でやさしく伝授します。

🧭 なぜAIでデータ分析を「任せる」のか

結論から言うと、「時間は命」だからです。AIに作業を任せれば、レポート作成の時間は劇的に短縮されます。空いた時間で、データから読み取れる意味を考えたり、家族と過ごしたり、新しい企画を練ったりといった「人間にしかできないこと」に集中できるんです。

具体的には、こんな場面で効果絶大です。

  • 大量のExcelファイル:「冷蔵庫の余り物」を一気に整理して献立を考えるような作業。
  • 公開統計(国勢調査など):プロが用意した「高級食材」を、自社ビジネスという「家庭料理」にアレンジしたいとき。
  • グラフ作成とレポート化:料理をお皿に綺麗に盛り付けて、家族(社内)に出すとき。

これらはすべて「レシピ化(ルール化)」できる作業です。AIに「このレシピで作って」と一度指示すれば、あとは何度でも美味しい料理(成果物)が出てきますよ。

🛠️ 使用したツールと役割(料理道具に例えると?)

今回のデータ分析クッキングで使う「調理器具」と役割はこんな感じです。

  1. ChatGPT:万能包丁&シェフ
    データの整形(下ごしらえ)や、プログラムコードの作成(調理)をメインで行います。
  2. Gemini / Notebook LM:フードスタイリスト&研究助手
    綺麗なインフォグラフィック(盛り付け)を作ったり、膨大な資料から要点をまとめたりするのが得意です。
  3. Excel / CSV / TSV:食材
    料理の元となるデータです。新鮮で綺麗な状態(整形済み)にしておくのがポイント。
  4. HTMLレポート / GitHub:完成した料理の提供場所
    作ったレポートをWeb上で見られるようにして、みんなに配膳する仕組みです。

📸 実践ワークフロー(ステップバイステップ)

ここからは具体的な手順を解説します。「データ → AIに指示 → グラフ完成」の流れをマスターしましょう。

ステップ 1:データを整える(食材の下ごしらえ)

泥がついたままの野菜は料理できませんよね?データも同じです。政府統計(e-Stat)などから落としたExcelは、人間が見るために作られていて、AIには読みづらいことが多いんです。

🍳 下ごしらえのポイント

  • 不要な部分をカット:タイトル行、空白行、合計行などは削除します。
  • ラベルを貼る:「列名」は、AIが理解しやすいようにシンプルな日本語か英語に書き換えます(例:「人口総数_男」→「population_male」など)。
  • 小分けにする:複数シートがある場合は、1つのCSVファイルにまとめるか、必要なシートだけをAIに渡します。
ChatGPTのダークテーマ画面。中央に「お手伝いできることはありますか?」の入力ボックスが表示され、左に小さな配信ビデオが並んでいる。

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (04:04)

ステップ 2:AIに「注文」を出す(プロンプト作成)

レストランで「何か美味しいもの」と頼むより、「辛くないトマトベースのパスタ」と頼む方が、期待通りの料理が出てきますよね。AIへの指示(プロンプト)も具体性が命です。

  • 「都道府県別の人口推移を2010〜2020年でグラフにして」
  • 「上位3県を目立つように赤色にして」
  • 「結果はHTMLファイルで保存して」

このように伝えると、ChatGPTやNotebook LMは裏側でPythonというプログラムを書いて、自動で処理してくれます。

ChatGPTのダーク画面中央に『国勢調査.xlsx』のファイルボックスと指示文が見えるスクリーンショット。左に発表者のビデオウィンドウ。

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (06:56)

ステップ 3:CSV/TSVの「文字化け」対策

CSVファイルは便利ですが、「文字化け」というトラブルがつきもの。これは「日本語」で書かれた手紙を「英語のルール」で読もうとして読めない状態に似ています。

🛠️ 対処方法

  • 保存形式は「UTF-8」一択:Excelで保存する際、「CSV UTF-8 (コンマ区切り)」を選びましょう。これが世界共通語です。
  • 区切り文字に注意:データの中に「,(カンマ)」が含まれていると、データの区切れ目がズレてしまいます。その場合はExcelで正しく開いてから保存し直すのが無難です。
チャット画面のスクリーンショット。中央にChatGPTの出力テキストがはっきり表示され、HTMLレポートへのリンクや説明が読み取りやすい表示になっている。

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (18:54)

ステップ 4:AIシェフにお任せ(コード実行とグラフ化)

AIがPythonコードを書いて実行し、グラフを描画します。Notebook LMを使うと、対話形式で「もう少し右肩上がりに見えるように軸を調整して」といった微調整も簡単です。

🔍 味見(チェック)を忘れずに

  • たまにAIは列名を間違える(塩と砂糖を間違える)ことがあります。
  • 「データがない部分(欠損値)」をどう処理したか確認しましょう。勝手に0にしているのか、除外しているのかで意味が変わります。
中央に鮮明に表示された人口推移グラフのスクリーン共有と左側の二人の登壇者

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (11:11)

ステップ 5:HTMLレポートとして出力・配布

完成したグラフは、画像だけでなく「HTMLファイル」として出力させると便利です。ブラウザで開けば誰でも見られますし、動的なグラフ(カーソルを合わせると数字が出るなど)も作れます。

💼 実務Tips

  • いつ、どのデータで作ったか(賞味期限と産地)をレポート内に明記させる。
  • 再現性のために、AIが書いたコードもHTML内に含めてもらう。
ダウンロード/表示されたHTMLレポートのスクリーンショット。ページ中央に人口推移のグラフが表示され、左に参加者のビデオウィンドウが並んでいる。

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (20:59)

ステップ 6:GitHub での公開と共有

生成したHTMLをGitHubなどに置けば、URLひとつで社内外の人に共有できます。メールで重いファイルを送る必要はもうありません。

ブラウザで開いたHTMLレポートのタイトルと中央に大きな人口推移グラフが表示されたスクリーンショット、左に配信者の小窓

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (21:13)

📊 実例:人口データを使った分析(やりながら学べる)

動画内では「都道府県別人口推移」を例に実演しました。流れをおさらいしましょう。

準備するもの

  • 国勢調査やe-Statのデータ(Excel/CSV)
  • ChatGPT(Plus推奨)またはNotebook LM

具体的な手順

  1. データをアップロードし、「読み込んで」と指示(pandas.read_csv)。
  2. 「年ごと・県ごとの表にして」と指示(pivot_table)。
  3. 「上位3県を折れ線グラフ、全体を棒グラフにして」と可視化を依頼。
  4. 「これを1つのHTMLファイルにまとめて」と出力。

これだけで、数時間かかる作業が数分で完了します。

Notebook LMのスクリーン共有。左側に二名の参加者サムネイル、中央にメニュー、右にアンケート分析テキストが鮮明に表示されたスクリーンショット。

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (14:22)

🎨 GeminiとNotebook LMでインフォグラフィックを作る

数字だけでなく「パッと見てわかる絵」にしたい場合は、デザインセンスのあるGeminiやNotebook LMの出番です。

🤝 ツールの使い分け

  • ChatGPT:正確な計算、コード生成、表の整形(ロジック重視)。
  • Notebook LM:資料を読み込ませて対話しながら分析。研究ノートのような使い心地。
  • Gemini:視覚的に美しいインフォグラフィックや、直感的なスライド作成の補助(デザイン重視)。
画面中央にNotebook LMで作られたインフォグラフィック(参加者の悩みTOP5)がはっきり表示され、左に配信者のビデオウィンドウがあるスクリーンショット

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (15:20)

🔒 実務で気をつけるべきプライバシーと品質

AIは非常に強力ですが、使い方を間違えるとリスクもあります。家の鍵をSNSに載せないのと同じで、機密情報は慎重に扱いましょう。

  • プライバシー保護:「個人名」や「特定の住所」など、個人を特定できる情報はAIに渡す前に必ず削除(マスキング)してください。
  • ソースの明記:「このデータはどこから来たのか」を常に明確に。AIが幻覚(ハルシネーション)を見て嘘のデータを作る可能性もゼロではありません。
  • 人間の目で検品:AIが出した答えは「下書き」です。必ず人間がチェックし、責任を持って仕上げてください。
中央に鮮明に表示された人口推移グラフのスクリーン共有。左側に小さく配信者のビデオウィンドウがある。

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (21:53)

⚙️ 実務向けテンプレート(ひろくん流)

僕が現場で使っている「指示書(プロンプト)」の型を公開します。これをコピペして、自分のデータに合わせて書き換えてみてください。

  1. 【前提】データの定義:「添付のファイルは〇〇のデータです。出典は〇〇、更新日は〇〇です」
  2. 【前処理】下ごしらえの指示:「1行目から3行目は削除してください」「列名の『A』は『日付』に変更してください」
  3. 【出力】料理の注文:「月ごとの売上推移を折れ線グラフにしてください」「色は青を基調に、タイトルは『月次売上推移』としてください」「HTML形式で出力してください」
  4. 【検算】味見の指示:「合計値と、前年比の差分も表形式で出力して確認させてください」

このテンプレートを持っておけば、毎月のルーチンワークが劇的に楽になりますよ。

💡 マーケティングでの活用アイデア

データ分析は「過去を見る」だけでなく「未来を作る」ために使います。

  • 広告戦略:地域ごとの人口動態グラフから、「どの地域にチラシを配れば効果的か」を一目で判断。
  • 商品開発:顧客層の年齢推移を見て、「シニア向けの商品ラインナップを増やそう」といった意思決定の材料に。
  • 営業資料:競合他社との比較データを、訪問直前にスマホでサッとグラフ化して提示。
画面中央に鮮明な1920〜2020年の人口推移グラフ、右側にAIチャットの操作パネル、左に配信参加者の小窓があるスクリーンショット

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (23:28)

🧩 よくあるトラブルとその直し方

うまくいかない時も焦らないで。よくある原因と解決策です。

  • 列名が変わってエラーになる:元のExcelの形式が変わっていませんか?AIには「列の場所(何番目か)」ではなく「列の名前」で探すように指示すると安定します。
  • 文字化けする:しつこいようですが、保存形式を「UTF-8」にしてください。これが最強の解決策です。
  • AIが変なグラフを作る:「もっとかっこよく」のような曖昧な指示ではなく、「背景は白、線は太字」など具体的に指示しましょう。

🧭 ワークショップやセミナー運営のコツ

社内でAI勉強会を開くときは、参加者が迷子にならない工夫が必要です。

  • 食材(データ)は配給する:全員が同じCSVファイルを使うことで、エラーの原因を特定しやすくなります。
  • 見本を見せる:「成功するプロンプト」と「失敗するプロンプト」の両方を見せて、何が違うのかを体感してもらいましょう。
参加費無料の案内スライド(大きなQRコードと告知ビジュアル)を中心に表示し、左側に登壇者のビデオウィンドウが二つ並ぶクリアなスクリーンショット。

関連箇所はこちらのタイムスタンプ付きリンク: YouTube (29:34)

🔁 まとめ — ひろくんの一言アドバイス

AIはあくまで「道具」です。包丁と同じで、使い方次第で最高の料理も作れるし、怪我をすることもあります。でも、恐れる必要はありません。次の3つのルールを守れば、あなたの最強の味方になります。

  • 明確なオーダー:何を作ってほしいか具体的に伝える。
  • 丁寧な下ごしらえ:データは綺麗にしてから渡す。
  • 最後の味見:必ず人間がチェックする。

「AIを使えば全部自動」ではありませんが、「AIをうまく使えば、あなたの時間は確実に増えます」。空いた時間で、もっとクリエイティブで楽しい仕事をしましょう!

❓ FAQ(よくある質問)

Q. どのツールから始めればいいですか?

A. まずはChatGPTで簡単なデータ整形やグラフ作成を試すのが一番手軽です。慣れてきたらNotebook LMなども触ってみましょう。

Q. 公開統計をそのまま使っても良いですか?

A. 基本的にはOKですが、利用規約(e-Statなど)を確認してください。また、個人情報が含まれていないか必ずチェックしましょう。

Q. 生成されたコードは安全ですか?

A. 100%安全とは言えません。必ずテスト環境で実行し、おかしな動作をしないか確認してから本番で使ってください。

Q. CSVとTSVの違いは何ですか?

A. データを「カンマ(,)」で区切るか「タブ(Tab空白)」で区切るかの違いです。Excelで開く分には似ていますが、システムによっては厳密に区別されるので注意が必要です。

記事内で解説した動画の該当シーンへ直接飛べるリンク集です。

🚀 最後に — ひろくんからのアクション案

まずは「小さく試す」ことから始めましょう。僕のおすすめアクションはこれです!

  1. 手元のデータを1つ選ぶ:売上データでも、家計簿でも何でもOK。
  2. AIに投げてみる:「これをグラフにして」とChatGPTに頼んでみてください。
  3. 感動をシェアする:できたグラフを同僚や家族に見せてみましょう。

困ったときは、またこのページや動画に戻ってきてください。実務で使える形に落とし込んで、みんなで「三方よし」の未来を作っていきましょう!

AIで“考える時間”を増やし、“手作業”を劇的に減らす。それがビジネスの意思決定とマーケティングの成果を加速させる一番の近道です。


記事内で紹介したツールの公式サイトです。ブックマークしておくと便利ですよ。

  • ChatGPT — チャットベースでコード生成やデータ整形ができるAI
  • Gemini — Googleの生成AI。画像生成やマルチモーダルが得意
  • Notebook LM — 資料を読み込ませて分析できるGoogleの研究ノートAI
  • e-Stat — 日本の政府統計の総合窓口(信頼できるデータソース)
  • Google Colab — ブラウザ上でPythonを実行できる無料環境
  • GitHub Pages — HTMLファイルを無料でWeb公開できるサービス

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