Suno MCPの使い方と実例|一文の依頼で納豆本の曲と納豆アイドルNEBA!ができた

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。

私の電子書籍『世界の納豆アトラス』は、世界の豆や種の発酵食品を、原料や形など同じ9つの項目で比べた本です。日本の納豆だけでなく、ヒマラヤのキネマや西アフリカのダワダワまで、文献をもとにした読み物としてまとめています。電子書籍はAmazonのページから見られます。

この本の曲を、AIに頼んでみました。送ったのは、短い一文だけです。

AIが本の原稿を読んで、架空の3人組アイドル「NEBA!(ネバ)」の企画、歌詞、画像、Sunoへの曲の指示までを組み立てました。11月1日、Suno MCPを通して2曲ができています。

その流れをそのまま残します。後半には、Suno MCPのつなぎ方と、使ったクレジットの数字もまとめました。

この記事の3行ポイント

  • 送ったのは「試しに納豆本の曲として納豆アイドルを企画して画像と音楽作ってみて」の一文。原稿を読んで企画・歌詞・画像・曲の指示を組み立てたのはAIです。
  • Suno MCPは、CodexやClaude Codeから自分のSunoアカウントにつなぐ公式の入口。APIキーは要りません。
  • 生成1回で2曲、今回のアカウントでは10クレジット。MP3のダウンロードは別の残数で、2曲で20から18でした。

AIエージェントに渡す依頼文(コピーしてそのまま貼れます)

下の枠の中には、この記事のURLが入っています。CodexやClaude Codeに貼って、曲にしたい本や商品の名前を1か所書き足すだけで始められます。足りない所があれば、AIの方から短い質問が来ます。

曲の生成やダウンロードはクレジットを使うので、実行の前に使う量を見て自分で決める形にしてあります。公開するかどうかも自分で決めます。返ってきた案は、自分の目で読み直してから使ってくださいね。

1. 記事のURLを読んで、流れをつかむ
2. 本や商品の名前を1か所書き足す
3. 企画・歌詞・曲の指示の案と、自分の環境で使える追加のプロンプト
依頼文を開く
【記事のURL】
https://ai-kidou.jp/suno-mcp-natto-idol/
最初にこのURLの記事を読んでください。読めない時は、読めなかったと伝えてください。その時は私が記事の本文を貼ります。

【参照元】
https://suno.com/mcp
https://help.suno.com/en/articles/13924481

【目的】
試しに(ここに本や商品の名前)の曲として、アイドルやキャラクターを企画して、画像と音楽を作りたい。

【やってよいこと】
1. 記事を読んだあと、私が渡す本や商品の中身だけを材料にして、企画・歌詞・曲の指示の案を作る
2. 足りない所があれば、短い質問を1つずつする
3. 使っている環境にそのまま貼れる追加のプロンプトを1〜2本つくる(各プロンプトの中に記事のURLを入れる)

【守ること】
・曲の生成・ダウンロード・画像生成など、クレジットや料金を使う操作は、使う量を見せて私が承認してから実行する
・MCPの追加や認可、設定の変更・削除・送信は、手順を提案するだけにする
・公開するかどうかは私が決める
・パスワードや認証コードを聞かない、貼らせない
・実在の歌手の名前や声のまねを入れない。中身に無い効果や数字を足さない

【返す形】
1. 企画の案(名前・色・役割)
2. 歌詞の案と、Sunoへの曲の指示の案
3. 使う見込みのクレジットと、その根拠
4. 追加のプロンプト(1〜2本・記事のURL入り)
5. 自分の目で読み直す所を1行
一文から、企画・画像・音楽へ
Suno MCPの使い方と実例

『世界の納豆アトラス』はどんな本か

『世界の納豆アトラス』はどんな本か

『世界の納豆アトラス』は、田中啓之の電子書籍です。本の中には「小さな豆から、世界が見える。」という一文があります。

扱っているのは、世界の豆や種の発酵食品です。日本の納豆だけでなく、ヒマラヤのキネマ、東南アジアの山地のトゥアナオ、西アフリカのダワダワなどが出てきます。

面白いのは、どれも原料や形など同じ9つの項目で並べてある所なんですよね。土地も名前も違う食べ物を同じ物差しで見ると、似ている所と違う所が並んで見えてきます。形の違いもその一つで、今回のアイドルの3人も、ここから生まれました。

あ、西アフリカには、大豆ではない種を使うものもあります。なので、全部が日本の納豆と同じとは書いていません。

本編には28の項目があります。ただ、分け方と具体例が重なるものや、菌が推定のものも含みます。世界に別々の28種類があると言い切る本ではありません。

医療や食品の安全、作り方を保証する本でもありません。文献をもとに、世界の豆と種を見比べて楽しむ読み物です。

電子書籍をAmazonで見る本の紹介サイトを開く

AIに送ったのは、この一文だけでした

AIに送ったのは、この一文だけでした

Suno MCPを接続済みのCodexに、この一文を送りました。

試しに納豆本の曲として納豆アイドルを企画して画像と音楽作ってみて

本のどこを使うか、メンバーを何人にするか、どんな曲にするかは書いていません。原稿を読んで、それを決めたのはAIです。

といっても、全部がこの一文で済んだわけではありません。Suno MCPの接続と認可は前もって済ませてありました。曲の生成で10クレジット使う前には確認があって、私が承認しています。ここは後半の節に短くまとめます。

納豆アイドル「NEBA!」と、できた2曲

納豆アイドル「NEBA!」と、できた2曲

NEBA!(ネバ)は、『世界の納豆アトラス』を入口にした、成人女性3人組の架空のアイドルです。本にもともと出てくるキャラクターでも、公式のグループでもありません。今回の企画で生まれた3人です。

納豆アイドルNEBA!の3人。ハニーゴールドのまめ、テラコッタピンクのねり、ミントグリーンのほし
Suno MCPの使い方と実例:NEBA!の3人。この画像はSuno MCPではなく、別の画像生成の機能で作られました。
名前色形企画での役割
まめハニーゴールド粒センター・掛け声
ねりテラコッタピンクペーストリズム
ほしミントグリーン干した形ハーモニー

性格や役割は企画の設定です。地域や民族を人にするのではなく、本で比べている形の違いを3人に分けています。

曲名はどちらも「ねばって、世界へ!|NEBA!」。歌詞はAIが作ったもので、一部だけ載せます。

ねばって ねばって 世界へ!
ひとつぶから 世界が見える

同じ曲名で2曲できたので、AとBで分けました。どちらを使うかは、まだ決めていません。歌声が3人に分かれているか、テンポが指定どおりかといった出来の評価も、この記事には書いていません。聴いて判断してみてください。

A:ねばって、世界へ!|NEBA!(111.08秒)

B:ねばって、世界へ!|NEBA!(110.00秒)

曲長さファイルの大きさ
A111.08秒2,557,965 bytes
B110.00秒2,581,253 bytes

長さと大きさは、保存したMP3の実ファイルとメタデータで確かめた数字です。

AIが原稿から組み立てたこと

AIが原稿から組み立てたこと

一文を受け取ったAIがやったことを、順に並べるとこうなります。

  1. 『世界の納豆アトラス』の原稿を読む
  2. 本の比べ方から、粒・ペースト・干した形という形の違いを取り出す
  3. その3つを、まめ・ねり・ほしの3人に分け、名前と色と役割を決める
  4. 歌詞を書く。健康や痩せる効果は歌わず、すべての発酵食品が糸を引くとも書かない
  5. 画像を、別の画像生成の機能で作る
  6. Sunoへの曲の指示を書き、Suno MCPで生成する

曲の指示も、AIが組み立てたものです。中身はこうでした。

  • 明るい日本語の女性アイドルポップ/エレクトロディスコ
  • テンポは134 BPM
  • 長さは110秒を目標に、自然な終わり方を優先
  • 実在のアーティストや声のまねは指定しない

134 BPMと110秒は、AIがSunoに出した指定です。できた曲の実際のBPMは測っていません。

生成はSuno v6で1回だけ。通常の生成は1回で2曲できるので、AとBの2曲がそろいました。

ちなみに、Suno MCPが受け持ったのは曲の生成です。画像はSuno MCPが描いたものではありません。

Suno MCPの使い方|つなぎ方と使ったクレジット

Suno MCPの使い方|つなぎ方と使ったクレジット

Suno MCPとは

MCPは、AIが外の道具を使うための共通のつなぎ口です。Suno MCPは、そのSuno版として公式に用意されています。公式ページの要点は4つです。

  • APIキーは要らない
  • 自分のSunoアカウントで認可する
  • 作った曲は自分のSunoライブラリに保存される
  • 使うのは、今契約しているプランのクレジット

同じ「Suno MCP」という名前の非公式のサーバーもあるので、名前ではなくつなぎ先のURL(https://api.suno.com/mcp)で選びます。公式ヘルプでは、ベータ版はFreeを含む全プランで使えると案内されています。つなぐ側のAIの条件やプランは別なので、使う時の画面で確かめてください。

Codexでつなぐ(今回の実測)

codex mcp add suno --url https://api.suno.com/mcp
codex mcp login suno
codex mcp list
  1. 1行目で、Sunoのつなぎ先を登録します。
  2. 2行目で、ブラウザの認可画面に進みます。自分のアカウントか、何を許可するかを見てから進めます。
  3. 3行目で、つながっているかを一覧で確かめます。

追加した後は、Codexのセッションを開き直さないと道具が見えない場合があります。見えない時は、登録を重ねる前に一覧で今の状態を見てください。

Claude Codeでつなぐ(公式ヘルプの手順)

今回の曲づくりはCodexで行ったので、Claude Codeは公式ヘルプの手順の紹介です。

claude mcp add --transport http suno https://api.suno.com/mcp

登録した後、Claude Codeの会話の中で /mcp を開き、Sunoの認可に進みます。

最初に出たエラーと、使えるようになるまで

10月29日、公式のURLをCodexに登録して認可に進むと、画面にこう出ました。

お使いのアカウントでは、AIアプリとSunoの連携はまだご利用いただけません。

早期利用の申込をして、10月30日にSunoから利用できる旨のメールが届きました。11月1日にいつものアカウントで認可を通し、Suno MCPの道具32個が使えるようになっています。URLを登録しただけでは、接続は完了していませんでした。今もこの申込が全員に必要なのかは確かめていません。

使ったクレジット(今回のアカウントの実測)

操作前後減った数
曲の生成(1回で2曲)2960295010クレジット
MP3のダウンロード(2曲)20182(生成とは別の残数)

公式ヘルプでも、通常の生成は1回で2曲、計10クレジットと案内されています。追加の作業やMaxなどを使うと増える場合がある、とも書かれています。今回のクレジットは、契約しているProプランの年間契約の中から引かれました。

生成の10とダウンロードの2は、数える残数が違うので足していません。ダウンロードは最初に確認があり、私はいったんSunoの上で聴く形を選んで保存しませんでした。その後、この記事に載せるために2曲をダウンロードしています。

Muse・dots・Grok Botのような自律型AIエージェントでも、Sunoで曲作りを任せられる

Muse・dots・Grok Botのような自律型AIエージェントでも、Sunoで曲作りを任せられる

実はこの仕組み、Codexだけの話ではないんですよね。

今回私が実際に試したのは、CodexからSunoの公式MCPにつないで2曲を作るところまでです。ただ、SunoはカスタムMCPに対応したアシスタントからつなげる形を公式に用意しています。なので、MCPを追加できるAIエージェントなら、同じ考え方で曲作りを頼める可能性があります。

たとえばGrok Botは、URLを指定してMCPを追加できると案内されています。認証が必要で、組織で使っている場合はその制限もかかります。dotsの公式にはChatGPTのプラグインを使えると書かれていて、Suno側の案内でも、ChatGPTではカスタムMCPをプラグインとして作ってつなぎます。Museにはコネクターで外部の道具とつなぐ仕組みがあります。使っている環境でMCPの接続、Sunoの認証、曲を作る機能が使えるかを確かめてから試すのがよさそうです。

どのエージェントでも、SunoのMCPを追加して、Sunoのアカウントで認証するところは共通です。

ここがつながると、企画を考える、歌詞を書く、Sunoに曲を頼む、できた曲を確かめる。この流れをAIエージェントが受け持てるようになります。人が受け持つのは、Sunoとの接続を認めることと、使うクレジットを確かめること。ここだけは人の目で見ておきたいところです。

頼み方は、こんな一言で十分です。

この本の紹介曲をSunoで作りたい。原稿から企画と歌詞を用意し、接続可否と消費クレジットを確認して、生成前に見せてください。

自分の本や商品でも、一文から頼める

自分の本や商品でも、一文から頼める

細かい企画書を先に作らなくても、頼み方はこのくらいで始められます。

試しに『(本の名前)』の曲として、本の中身からキャラクターを企画して、画像と音楽を作ってみて

Suno MCPをつないだAIに、本の原稿や商品の説明と一緒に渡します。足りない所があれば、AIから質問が来ます。

自分で決めるのは、次の3つくらいです。

  • クレジットを使うか(生成の前に、使う量を見て承認する)
  • MP3をダウンロードするか
  • できたものを公開するか

歌詞に本の中身と違うことが入っていないかは、出す前に読んで確かめてください。もっと手早く始めたい時は、目次の下の依頼文の枠をそのまま貼ると、この記事のURLごと渡せます。

COLUMN

短い思いつきを、AIが形にした

今回、私がしたのは「試しに納豆本の曲として納豆アイドルを企画して画像と音楽作ってみて」と送ったことです。本の原稿を読み、形の違いから3人を組み立て、歌詞と曲の指示を書いたのはAIでした。

苦手や嫌いを委ねてワクワク夢中になれる

私の記事より(AIに判断まで委ねるには、魂を込めて教える時間がいる。その時間は私の学びにもなりました)

魂磨きの記事に書いた一節です。今回は、思いつきを一文で送り、形にする作業をAIに任せた例として置いておきます。私が受け持ったのは、クレジットを使う前の承認と、できた2曲をこの先どう使うかを決めることです。

短い思いつきを、AIが形にした

よくある質問

Q. Suno MCPにAPIキーは要りますか?

A. 公式ページでは不要と案内されています。自分のSunoアカウントで認可して使います。

Q. 曲を頼むのに、細かい企画書は要りますか?

A. 今回は「試しに納豆本の曲として納豆アイドルを企画して画像と音楽作ってみて」の一文から始め、本の原稿を読んで企画・歌詞・曲の指示を組み立てたのはAIでした。Suno MCPの接続と、クレジットを使う前の承認は別に必要です。

Q. 無料プランでも使えますか?

A. 公式ヘルプでは、ベータ版はFreeを含む全プランで使えるとされています。ただし、つなぐ側のAIの条件やプランは別です。使う時の画面で確かめてください。

Q. 1回の生成で何クレジット使いますか?

A. 公式ヘルプでは、通常の生成は1回で2曲、計10クレジットです。追加の作業やMaxなどで増える場合があります。今回のアカウントでは2960から2950へ、10クレジット減りました。

Q. MP3のダウンロードもクレジットを使いますか?

A. 今回のアカウントでは、生成のクレジットとは別の残数で数えられ、2曲で20から18になりました。

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