
集客にAIを使う前に決めること|広告とLPの約束をそろえる方法
AIに頼めば、LPや短い動画、記事の下書きまで、思ったより早く形になります。
それなのに、問い合わせが増えない。
作って出し、直して、返事をするところまで、気づくと全部が自分の机に残っている。あなたにも、そんな日はありませんか。
私は、集客にAIを使う前に、作れる物を増やすより先に決めておく順番があると考えています。この記事では、その順番を、私の考えとしてまとめます。
3行でわかるポイント
- 作る物を増やす前に、目の前の一人の困りごとと、読んだあとに進んでもらう案内先を決めます
- 広告で約束したことと、案内先で最初に見えることをそろえ、今ある仕事をそのまま発信の材料にします
- 制作は得意な人や仕組みに任せ、自分は場を整えてつなぐ側に回ります。一つ試すことは、ほかの選択肢を捨てることではありません

目次
集客にAIを使う前に、着地点を決める

AIで作れる物が増えると、手元に素材がどんどん並びます。LPの案や動画の台本が並び、投稿の下書きもたまっていく。どれも、それなりの出来です。
ただ、並んだ素材が、なかなか売上につながらない。
その時に足りないのは、素材の質より、着地点のほうだと私は考えています。
着地点は、読んだ人に次にどこへ進んでもらうか、です。無料の相談に来てもらうのか、体験会に申し込んでもらうのか。それとも、まずは問い合わせでいいのか。ここが決まっていないと、どんなに整った文章でも、読み終えた人はそこで立ち止まってしまいます。
AIは、頼んだ物を作る手助けをしてくれます。ただ、出てきた物は自分の目で確かめる必要があります。そして、誰のどんな困りごとを解決して、どこへ案内するかまでは、こちらが決めないと決まりません。
作れることが増えるほど、作ること自体が目的になりやすいんですよね。
以前、別の記事で、私はこう書きました。
私の記事より(コンセプト設計は悪い商品をよく見せる技ではない。良い商品のパッケージ作り)
私なら、見せ方を考える前に、その中身でお客様を救えるかを先に見ます。
この順番は、AIで見せ方が早く作れるようになった今のほうが、大事だと感じています。見せ方の素材は、頼めばすぐに増えます。
だからこそ、作る手をいったん止めて、その中身で誰を救うのかを言葉にする時間が要ります。着地点を決めるのは、その確認の続きです。
最初に決めるのは「目の前の一人の困りごと」と「案内先」

では、何から決めればいいのか。私の提案は、目の前の一人から始めることです。
料理に例えると、冷蔵庫を開けて何を作ろうか迷うより、誰に何を食べてもらうかを先に決めたほうが、買い出しで迷わなくなります。集客も同じで、届けたい相手が一人に見えていると、作る物の向きがそろいます。
例えば、仕事帰りに学べるオンライン講座を作りたい人がいたとします(架空の例です)。このとき、LPや動画を作るより先に、次の3つを一行ずつ書きます。
- 困っているのは誰か(例えば、仕事のあとで勉強の時間が取れない会社員)
- その人が、解決したあとにどうなっていたいか
- 読み終えた人に、次に進んでもらう場所(例えば、無料の説明会)
この3行があれば、AIへの頼み方が変わります。「LPを作って」ではなく、「この人の、この困りごとに向けて、この案内先へ進んでもらうLPを作って」と頼めるからです。
ここで大事なのは、想像のお客様より、目の前にいる一人を思い浮かべることです。
すでに話を聞いている人、相談を受けている人の困りごとは、言葉が具体的です。その人の言葉で書いた一行は、AIにとっても、迷わずに使える材料になります。
一つの着手を決めることと、選択肢を一つに絞ることは別です

着地点を決めようとすると、アイデアが次々に出てくることがあります。あの人にも届けたい、この仕事にも使えそう。
全部に同時に手をつけると、作る物も、やり取りも、追いきれない量になります。
だから私は、最初に試す一つを決めることを勧めます。ただし、それはほかの選択肢を捨てることではありません。
一つに着手するのは、順番を決めることです。残りのアイデアは、消さずに書き残しておけばいい。一つ目を試してみると、何がうまくいき、どこで止まったかが分かります。その結果を見てから、次の一つを選べます。
ここを混同すると、困ったことが二つ起きます。全部を同時に進めて、どれも途中で止まる。あるいは、一つに決めた途端に、ほかの可能性まで手放してしまう。
一つ試すことと、選択肢を持ったままでいることは、ぶつかりません。「まずはこれから」と決めつつ、ほかの道も残しておく。そのくらいの持ち方が、私にはしっくりきます。
広告と案内先のLPで、同じ約束をそろえる

着地点が決まったら、次に見てほしいのが、約束のそろい方です。
例えば、広告で「平日の夜に通える」とうたっているのに、案内先の最初の画面には週末の日程しか出ていない(架空の例です)。広告を見て興味を持った人は、「あれ、話が違う」と感じるかもしれません。そして、探すのをやめて、別のところへ行ってしまうかもしれません。
入口が広告やSNSのプロフィール、予約ページといくつかあると、それぞれを別のタイミングで作っていることもありますよね。すると、少しずつ言葉がずれていきます。
Googleの公式ヘルプも、広告やキーワードと密接に関連するページをリンク先に選ぶよう説明しています( https://support.google.com/google-ads/answer/6238826?hl=ja )。
確かめ方は、むずかしくありません。次の3つを、同じ画面に並べて見比べます。
- 広告や投稿で、いちばん目立たせている一文
- クリックした先で、最初に目に入る見出しと写真
- 申込みや予約のボタンを押した先に出てくるメニュー
3つで同じ約束をしているか。ずれている所があれば、そこが、興味を持った人が立ち止まる所かもしれません。
この見比べも、AIに頼めます。並べた画面の文字をそのまま渡して、「約束がずれている所を探して」と聞けばいいんです。
今ある仕事を、そのまま発信の材料にする

発信のために特別なネタを用意しようとすると、それ自体が新しい仕事になります。撮影の準備から台本、編集までを本業の合間に抱えると、続けるのがしんどくなります。
私の提案は、今している仕事そのものを、発信の材料にすることです。
打ち合わせで出た問いや、試作して直した所。思ったように進まなかった試しも含めて、その途中の様子は、同じ困りごとを持つ人にとって、完成品より参考になることがあります。
結果に加えて、途中も見せる。こうした進め方を、プロセスエコノミーと呼ぶことがあります。うまくいった話だけでなく、迷った所や止まった所も含めて出せるのが、途中を見せる良さです。
それから、私が大事にしたいのは距離感です。
「すごく詳しい人」として語るより、「分からなかったことが、分かるようになった」という等身大の位置から語るほうが、同じ所でつまずいている人には届きやすいと私は考えています。競い合って目立つより、共感してくれる人に見つけてもらう。そのほうが、実際に話した時の違和感も少なくなります。
ただし、お客様や仕事仲間が関わる話を出す時は、先に許可を取ってください。どこまで書いてよいか、名前を出してよいかを、始める前に決めておく。それが決まっていると、途中の様子を安心して出せます。
制作を全部抱えない。場を整えて、つなぐ側に回る

AIで作れる物が増えると、自分で全部作れる道具をそろえたくなります。その気持ちは自然だと思います。
でも、道具をそろえるほど、作る仕事が自分の机に集まります。集客から制作、提供、発信までを一人で回そうとすると、肝心の、目の前の人と話す時間が削られていきます。
私の提案は、制作は得意な人や仕組みに任せて、自分は場を整えてつなぐ側に回ることです。
作るのが好きな人や技術を持つ人に任せて、自分は、困りごとを持つ人と、それを解決できる人が出会う場を整える。
このとき届けるのは、道具や手順を使って困りごとを解決した結果だと私は考えています。手順だけを渡しても、使いこなす時間のない人には、やることが増えるだけです。
紹介する時の線も、先に決めておきます。目的に合う相手だけを、責任を持って紹介する。この線が守られていると、紹介そのものが信頼になります。
任せる時の線については、以前の記事でこう書きました。
私の記事より(AIが仕事を奪うと怖がる前に、空いた時間の使い道を決めたい)
線を先に引いておけば、任せた後に見張り続けなくていい。
制作を任せる時も、同じだと考えています。誰の困りごとを解決し、どこへ案内して、誰を紹介するか。ここは自分で決めて、作る作業は任せる。
線が先にあれば、任せた後に、出来上がりを一つずつ見張らなくて済みます。
コラム(COLUMN)|作業を手放しても、結果を握ったままだと重さは残る

制作を任せたのに、なぜか肩が軽くならない。
そんなことが起きるのは、作業は手放しても、結果まで自分で握ったままの時だと私は考えています。任せた物を、自分の思う形に仕上げ直さないと気が済まない。任せた相手の返事を、ずっと気にかけている。そうなると、机の上の作業は減っても、頭の中の荷物は減りません。
私は、別の記事でこう書きました。
私の記事より(選択肢が広がるのは幸せ。迷っても、一つに絞らず、いくつも手がけて夢中になる)
下ろすのは、選択肢の数ではなく、手放せないまま持ち抱える重さです。
この一文を、集客や制作の話に置き換えてみます。下ろしたいのは、作る物の数でも、関わる人の数でもありません。結果を自分の手で完成させなければ、と握り込む重さのほうです。
作業を任せるのは、手を空けることです。結果を任せるのは、気持ちを空けることです。
一つの仕事は、一人の持ち主が最後までやり切る。そう決めてその人に任せたら、出来上がりの形まで握り直さない。自分に残すのは、誰の困りごとを解決するかという向きと、案内先を選ぶ判断です。
あなたの机の上にある仕事のうち、作業は人に渡したのに、結果だけ握っているのはどれでしょう。
この記事を、あなたの集客の流れに当てはめるプロンプト
この記事の考え方を、あなたの仕事に当てはめて確かめるための依頼文です。枠の中に、この記事のURLが入っています。
手元のAIエージェント(Claude CodeやCodexなど)に貼ると、AIが記事を読んだあと、短い質問を一つずつしてくれます。答えていくと、一人の困りごとと案内先が整理され、広告と案内先の約束がずれている所も見えてきます。自分で決めることと任せる作業の分け方や、あなたの環境で使える追加の依頼文も返ってきます。
返ってきた結果は、そのまま使わずに、あなたの目で読み直してください。
依頼文を開く
次の依頼を、確認と整理だけで行ってください。
【記事のURL】
https://ai-kidou.jp/ai-customer-path/
最初に、このURLの記事を読んでください。読めない時は、読めなかったと伝えて、下の記事の要点だけを材料にしてください。
【目的】
記事の考え方を、私の集客と商品の流れに当てはめて確かめます。目の前の一人の困りごとと案内先を一行ずつ書き出し、広告と案内先の約束のずれを探し、自分で持つ判断と任せる作業を分けることが目的です。そのうえで、私の環境で使える追加の依頼文をつくってください。
記事の要点
・作れる物を増やす前に、目の前の一人の困りごとと、読んだあとに進んでもらう案内先を決める
・最初に試す一つを決めることと、ほかの選択肢を捨てることは別。残りは書き残しておく
・広告で約束したことと、案内先で最初に見えることをそろえる
・今している仕事の途中を、発信の材料にする。人が関わる話は先に許可を取る
・制作は得意な人や仕組みに任せ、誰の困りごとを解決するか、どこへ案内するか、誰を紹介するかは自分で決める
【やってよいこと】
1. 記事を読んだあと、次の4つを1つずつ質問してください。答えが返ってから次へ進んでください。
・いま届けたい相手は誰か(目の前にいる一人を思い浮かべて)
・その人の困りごとと、読んだあとに進んでもらいたい案内先は何か
・広告や投稿でいちばん目立たせている一文と、案内先で最初に見える見出しは何か(貼れる範囲で)
・使っているAIエージェントや道具、自分で抱えている制作の作業は何か
2. 答えをもとに、困りごと・解決したあとの姿・案内先を、一行ずつの案にして書く
3. 広告の一文と案内先の見出しを見比べて、約束がずれていそうな所を挙げる
4. 自分で決めることと、任せられそうな作業を分けた表を、提案として書く
5. 私が答えた環境で、そのまま貼って使える追加の依頼文を1〜3本つくる。各依頼文の中に記事のURLを入れる
6. 足りない情報があれば、推測で埋めずに短い質問を1つずつする
【守ること】
・材料は、記事と記事の要点、私の答えだけにする。記事に無い手順・数字・主張を足さない。追加の依頼文に足してよいのは、私の環境に合わせた言い方と手順だけ
・売上や問い合わせが増えると約束する書き方をしない
・広告・ページ・SNSの設定の変更、投稿・公開、削除、送信、購入は行わない。必要だと考えた時は、提案として書くだけにする
・パスワード、鍵、お客様の個人情報、メールで届くコードは求めない。貼られても使わず、消すよう伝える
・お客様や仕事仲間が関わる内容を発信の案にする時は、本人の許可が必要だと添える
【返す形】
(1) 記事の要点の整理と、私の状況に当てはまりそうな所
(2) 一人の困りごと・解決したあとの姿・案内先の一行案
(3) 広告と案内先の約束がずれていそうな所(見つからなければ、見つからないと書く)
(4) 自分で決めること/任せられそうな作業の表(提案として書き、実行はしていないと添える)
(5) 追加の依頼文(1〜3本・記事のURL入り)
最後に、私が自分の目で読み直したほうがよい所を1行で添えてください。
よくある質問
AIで作れる物が多すぎて、何から作ればいいか分かりません。
作る前に、目の前の一人の困りごとと、読み終えた人に進んでもらう案内先を、一行ずつ書いてみてください。その一行があれば、AIへの頼み方が決まり、作る物の向きもそろいます。最初に試すのは一つでよく、ほかのアイデアは消さずに残しておけます。
広告と案内先の約束がずれているか、どう確かめればいいですか?
広告でいちばん目立たせている一文と、クリックした先で最初に見える見出しを並べ、申込みボタンの先のメニューまで見比べます。Googleの公式ヘルプも、広告やキーワードと密接に関連するページを選ぶよう説明しています。
発信のネタがない時は、どうすればいいですか?
特別なネタを用意するより、今している仕事の途中を材料にするのがおすすめです。打ち合わせで出た問いや試して直した所、思うように進まなかった試しも、同じ困りごとを持つ人には参考になります。人が関わる話は、先に許可を取ってください。
まとめ
AIで作れる物が増えた今、作る物より先に決めたいのは、目の前の一人の困りごとと着地点です。
最初に試す一つを決めても、ほかの選択肢は残しておけます。
広告と案内先で同じ約束をそろえ、今ある仕事の途中を発信の材料にする。制作は得意な人や仕組みに任せて、自分は場を整えてつなぐ側に回る。
まずは、届けたい一人と、その人に進んでもらう案内先を、一行ずつ書いてみてください!
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AIを活用した記事について
この記事は、構成や文章づくりにAIを使って制作しています。公開する前に、筆者が内容を確かめます。