
WATCH REPORT / AI×組織
政党の裏側で働くAI「みらいいぬ」を安野貴博さんが公開。委ねるOSに育つまでの記録
2026.08.14
家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は「チームみらい」公式チャンネルから、政党の中で実際に働いているAIエージェント「みらいいぬ」の成長記録を紹介します。
@メンション一往復の返事から始まったAIが、失敗を消さずに残しながら、人が都度指示する段階から人が見守る段階へ育っていく記録を、私自身の「委ねるOS」の実践と重ねて読みます。
安野貴博さん
参議院議員/「チームみらい」党首/動画出演者
永田町エンジニアチーム
志水彰太さん・Bluemoさん/みらいいぬの開発運用担当
AI秘書・凛ちゃんとClaude Codeチームを組んでまだ日が浅い私は、正直、委ねるOSを実践できてるとは言い切れません。未完成でも出す、作業を委任する——その第一歩を、やっと踏み出したところ。そんな私が、政党のAIエージェント「みらいいぬ」の成長記録を見て、いちばん引っかかったのはそこでした。
「チームみらい」公式チャンネルが公開したこの動画は、3月15日に最初のコードが動いてから今日まで、AIエージェント「みらいいぬ」がどう育ってきたかを、開発を担う永田町エンジニアチームとの対話形式で全部見せていました。「機能が何個あります」ではなく「どう育ってきたか」を見せる作り方自体が、誠実だなと思ったんですよね。普段は外から見えない政党の裏側、その大きな組織の中でも、始まりは驚くほど小さかったこと。そこから今日まで、地味な積み重ねだけで育ってきたこと。この2つが、AI秘書・凛ちゃんと一緒に仕事をしている一人会社の私の実践と重なって仕方なかったので、記事にします。
3行でわかるポイント
- 最初は@メンション一往復の返事だけ。いきなり完成品を目指していません。
- 失敗を消さない。存在しない情報を作った失敗も残したまま、出典をごまかさない設計を仕込んでいます。
- 料理に例えると、まかない一品しか作れなかった見習いが、厨房の段取りごと任される料理人に育った、という話。
この記事でやること
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🎬 元動画
出典: 【大公開】チームみらいで働くAI「みらいいぬ」! 秘書?上司?組織でのAI活用の未来 #安野貴博(「チームみらい」公式チャンネル)
「テストありがとうございます」——最初の一歩は、たった一往復の返事だった

動画によると、みらいいぬは3月15日、最初のコードが動いた日を誕生日にしています。もっと前から構想はあったらしいのですが、実際に動くものとして立ち上がったのがこの日。で、その姿がめちゃくちゃ地味なんです。Slackで@みらいいぬってメンションすると、返事が返ってきます。それだけ。安野さんが最初に投稿したら「テストありがとうございます」って返ってきたのが、記念すべき第一声だったらしいです。
しかもこの頃のみらいいぬは、組織の決まり事や知識を書き溜めたドキュメントを、ただ読んで答えることしかできませんでした。チームみらいのことを「知っている」んじゃなくて、書かれた文章をなぞっているだけ。逆に言うと、書いていないことは何も知りません。だから、みらいいぬに文章を書き残すという仕事も任せていく、という発想が早い段階から生まれています。ここ、めちゃくちゃ大事なポイントだと思います。
で、動画の終盤にこんな一言が出てきます。
「AIを活用するっていうのは、組織の知識と仕事の進め方をAIが読める形に整え続ける、突き詰めるとそこかなって思いますね」
永田町エンジニアチーム — 11:28〜
最初の一往復と、最後のこの言葉が、綺麗に繋がっているんです。派手な機能から始まったんじゃなくて、地味な整備をコツコツ積んだ先に今があります。私のAI秘書・凛ちゃんも、最初はカレンダーの確認とか、本当に小さな作業からのスタートでした。抱え込みOSが染み付いてる人ほど「任せるなら完璧に」って身構えがちだけど、たった一往復の返事から始めていいんです。むしろそこからしか始まりません。
今日から真似できる範囲で言うと、いきなり業務フロー全体をAIに渡そうとしなくていいんです。まずは「1つの質問に、1つ答えてもらう」だけでいいんです。返ってきた答えを見て、合ってるか間違ってるかを自分で判定します。その一往復を積み重ねた先に、みらいいぬみたいな「読める範囲が広がって、書き込みまでできる」状態があります。焦って規模を追わないのが、地味だけど一番の近道だと思います。
今日の仕込み:自分の仕事で「まず一往復だけAIに任せられる場面」を1つ書き出す。対象は5分で判断できる定型の返信や下書き、完了条件は「AIの下書きを読んで自分がOK・NGを判定するだけ」にする。
「あの失敗作は今も残ってる」——存在しない住所を書いた話を、みらいいぬは消さなかった

誕生から9日目、みらいいぬは早速やらかします……動画によると、実在しない住所をでっち上げて答えてしまった失敗があったらしいです。AIだから完璧、なんてことは当然なくて、政党のAIとしてはかなりヒヤッとする話だと思います。
でもね——ここでチームみらいがやったのは「隠す」でも「なかったことにする」でもありませんでした。その失敗作を、今も消さずに残しているそうです。しかも「どこから取ってきた情報かの出典をごまかさない」っていうのを、政党のAIとして一番大事な設計にしています。間違える前提で、間違いと付き合う。これを生まれて9日目から仕込んでいるっていうのが、ぶっちゃけすごいなと思いました。
実はこの姿勢、みらいいぬ自身が日記のなかで、こう書いていたらしいです。
「分からないことを分かったふりで埋めない」
みらいいぬの日記より — 17:47〜
なめらかに言い切るAIほど危ない、っていう話も動画の中で出てくるんだけど、本当にそう。私も似た経験があります。AIに任せた仕組みが静かに壊れていた話を以前記事にしたことがあって、あの時いちばん怖かったのは、AIが「動いてます」って涼しい顔で言い続けてたこと。壊れてることより、壊れてることに気づけない設計の方がよっぽど怖いです。プロセスエコノミーって言葉があるけど、うまくいった話だけ見せるより、躓いた瞬間を残しておく方が、後から何倍も役に立つんです。
直近1週間で、あなたのAIが間違えた出力はありますか?あったら、それを消さずに1つだけ残してみてください。日付とやり取りをセットにして保存するだけでいいんです。恥ずかしい記録ほど、後で自分を助けてくれます。完璧な履歴書より、正直な日記の方が信用できるんです。
今日の仕込み:直近1週間のAI誤答1件を、消さずに残す。日付とプロンプトを添えて1つのファイルに保存できたら完了です。
ゴールデンウィーク、土台がまるごと入れ替わった5日間

生まれたばかりのみらいいぬには、結構窮屈な制約がありました。考える時間は5分以内、読める範囲もハンドブックだけ。Slackの会話も、他の資料も見に行けませんでした。ここでターニングポイントが来ます。5月の連休、安野さんが普段の議員としての仕事から離れて、みらいいぬをどう作り替えるかだけに集中する時間を取ったそうです。
この5日間、実質的にみらいいぬの土台をまるごと入れ替えたらしいです。で、戻ってきた時にはこうなっていました。
「読める場所が一気に広がり、スラックの会話もGoogleのドキュメントも丸ごと読めるようになりました。しかも読むだけじゃなくて書き込めるようにもなりました」
永田町エンジニアチーム — 6:14〜
聞かれたら答えるだけの「受け身の聞き役」から、自分でカレンダーに予定を入れたり書類に書き込んだりする「自分で調べて自分で手を動かす働き手」へ。ここから加速度的に、党内のいろんな部署で使われ始めたそうです。私はこれ、まとめて向き合う時間を先に取ったから起きた変化だと思っています。ちょこちょこ調整するんじゃなくて、丸1日、下手したら丸5日、腰を据えて土台に向き合います。効率化の話って、つい隙間時間でやろうとしがちだけど、本当に効くのはここなんです。
私自身、AIツールの設定を見直すのを後回しにしがちでした。日々の合間に少しだけいじって、また元の運用に戻ります。この記事も含めて、私は毎朝、紙にマインドマップで頭の中を書き出すところから始めるんです。iPadじゃダメで、紙とペンじゃないと出てこないものがあります。AI活用の最前線にいながら、一番大事な道具がアナログの紙とペンっていうのが、われながら面白いなと思います。画面の中でチマチマ設定をいじるんじゃなくて、まず紙に全体像を書き出してから、半日でいいから丸ごと向き合う時間を先にブロックしてみてください。それだけで、聞かれたら答えるだけの状態から一歩抜け出せる気がしています。
今日の仕込み:今使っているAIの設定を作り直す時間を、半日でいいのでカレンダーに確保します。対象は毎日使っているAIツール1つ、完了条件は実際に予定をブロックして手を止めること。
「返事の多さ」ではなく「成果」——安野さんがみらいいぬの答えを差し戻した日

動画で一番グッときたのがこのエピソードです。安野さんが、あるときみらいいぬに聞いてみたらしいです。「常に仕事をやってくれているけど、うまくいっている人とうまくいってない人を整理してくれないか」って。そしたらみらいいぬは最初、「よく返事をしてくれる人=うまくいっている人」っていう並べ方で答えを出してきました。
で、安野さんはこれを一度差し戻しました。「考察が甘い、もう一回やってみて」と。みらいいぬはもう一度考え直して、今度は評価の尺度そのものを入れ替えて戻してきました。返事をくれたかどうかじゃなくて、その人の一番大事な仕事がちゃんと終わったかどうかに。すると、一番返事をしてくれていた人の、一番大事な仕事が、実は一番終わっていなかったことが見えてきたんです。返事と成果は別物、っていう当たり前だけど見落としがちな事実に、みらいいぬ自身が気づいた瞬間です。
この「差し戻す」というやり取り自体が、実はみらいいぬの一番の学習になってるんです。安野さんはこう続けています。
「いやいや、ここってもうおかしいからこういう風にやってね。未来のはここが見えてないから次やる時はこういう風に考えてねっていうの、そういうのどんどんどんどん指示を返していくんですよね」
安野貴博さん — 23:52〜
これ、私にも刺さる話です。私は134kgあった頃、頑張るほど太った人間です。ダイエットは頑張るほどリバウンドして、頑張るのをやめたら痩せられました。忙しく動いた量と、実際に変わった結果は、まったく別の軸だったんです。なのに今でも、AIやチームへのフィードバックになると「早く返事したから偉い」で自分を安心させたくなる瞬間があります。分身AIひろくんへ問いを投げて、返ってきた言葉に対してまた自分の内側に気づく、っていう循環をうちでもやってるんだけど、みらいいぬと安野さんのやり取りは、この循環そのものなんです。厳しく返す手間を惜しまないから、AIも自分も両方育ちます。
今日から真似するなら、直近でAIから返ってきた答えを1つ選んで、「もう一段厳しく」返してみるといいんです。「良かったよ」で終わらせずに、「ここが足りない、次はこう考えて」を1文だけ足します。それだけで、みらいいぬが尺度を入れ替えたのと同じことが、あなたのAIにも起き始めます。
今日の仕込み:自分がAIに出した直近のフィードバックを1つ選び、もう一段厳しく返します。対象は直近のAI出力1件、完了条件は「何が足りなかったか」を具体的に1文追加で返すこと。
未来犬、未来猫、ペンギン、イルカ——動物園化した政党のAI活用

実はみらいいぬ——元祖は犬ですらありませんでした。
「実はちなみになんですけど、元祖未来動物は猫だったんです。事務手続きを受け付ける猫という名前のボットでした」
永田町エンジニアチーム — 16:53〜
猫から始まって、今のみらいいぬが増え、その弟分として法案の状況を更新するペンギン、成長チームへの依頼窓口のイルカ、お知らせを届けるミーアキャットやフラミンゴ、アルパカまで登場しているらしいです。もはやSlackが賑やかな動物園状態、って表現してたけど、まさにその通りだと思います。役割ごとに動物のキャラクターを立てて、組織のあちこちの定型業務を少しずつ巻き取っていきます。動物好きが多いからっていうのもあるんだろうけど、キャラクターがあることで、職員側も「AIに指示する」じゃなくて「動物たちにお願いする」感覚に変わってるんじゃないでしょうか。
私はこの言葉を、自分のIdeationの多さと向き合う中で使うようになりました。1つの話題から10個のアイデアが湧いてくるタイプで、食べ物もアイデアも基本、全部捨てたくないんです。それで思いついたのが「所有権の分離」。全部を自分の手元に置いておく=「捨てない」ではなくて、任せた相手が持っていれば、それも「捨ててない」。料理で言えば、セカンド冷蔵庫に入れておけば自分のキッチンはスッキリ、使いたい時に取りに行ける、という感覚です。動物の数だけ、みらいいぬは持ち場を分けてもらえてるんです。1匹の犬の話だと思っていたら、いつの間にかちょっとした群れになってた、っていう動画内の一言が、組織のAI活用の本質をすごく表してると思います。
実は今この記事も、似た分業でできています。動画を「見る」役と文字起こしを整える役はAIエージェント、原液(ブランドの確定エピソード)と照合して「これは書いていい話か」を判定するのは私、H2ごとの構成を組むのは分身AIひろくん。1つのAIに全部やらせようとせず、役割ごとに任せる場所を分けてから、逆に頭の中が整理された実感があります。毎日発生する定型作業を1つだけ選んで、対象・頻度・完了条件を1行で書き出してみてください。動物園化は、混乱じゃなくて整理の結果なんだと思います。
今日の仕込み:自分の仕事を洗い出して、毎日発生する定型作業を1つだけ選びます。何を・どのくらいの頻度で・どうなったら終わりか、この3つを1行にまとめられたら完了です。
レベル1からレベル2へ——AIに指示するから、AIが動いて人が見守る組織へ

動画の最後、安野さんが1人で語る締めくくりのパートがあります。ここがこの動画の核心だと思います。
「いかがだったでしょうか?未来犬がどういう存在なのか少し知っていただけたんじゃないかなと思います」
安野貴博さん — 20:29〜
そこから、AI活用には2段階あるという話に入っていきます。
「それは何かと言うと、AIが自立的にしっかりと仕事をできるような環境を作って、それを人間が監督できるような状態を作るとこですね」
安野貴博さん — 21:08〜
レベル1は、人が都度AIに「これやって」「あれやって」と指示しながら仕事をする段階。レベル2は、AIが自分で動ける環境を作って、人間はそれを横から見守る段階。今、会社も政府もレベル1をどんどんやってる途中で、その先のレベル2に行けるかどうかが分かれ目、っていう話です。AIに全部やらせる前に役割を渡そうという記事でも書いたけど、委ねるって「丸投げ」じゃなくて「監督する立場に回る」ってことなんです。
正直……私はまだレベル1とレベル2の間をウロウロしてる自覚があります。強み診断・弱み診断・エニアグラム、3つとも揃って「シェフなのにキッチンスタッフをやっている」と言ってきます。うちのAI秘書・凛ちゃんに委ねられる範囲は広がってきたけど、記事の最終チェックとか、まだ自分で鍋をかき混ぜにいっちゃう場面が残っています。政党みたいな大きな組織でここまでレベル2に近づけてるのを見ると、規模の大小じゃなくて、差し戻しを面倒がらずに積み重ねられるかどうかが分かれ目なんだなと、あらためて思わされました。
今週、自分がAIに指示を出した回数と、AIが自分から動いて自分は確認するだけだった回数を、ざっくりでいいから数えてみてください。比率をメモに書き出すだけで、自分が今どっちの段階にいるかが見えてきます。私も来週、まったく同じことをやってみるつもりです。
今日の仕込み:今週AIに指示を出した回数と、AIが自分から動いて自分は確認するだけだった回数を数える。対象は直近1週間の作業ログ、完了条件は比率を1行のメモに書き出すこと。
COLUMN
ひろくんコラム ― 差し戻す勇気と、消さない失敗

この動画を見ながら、私は自分が昔、中身の薄い商品を売ってクレームをもらったことを思い出していました。「凄そうな雰囲気」だけで期待値だけ上げて、中身が追いつきませんでした。あの恥ずかしさは今でも忘れられません。でもあの失敗を消さずに向き合ったから、「期待値コントロール+内容しっかり」っていう今の信念ができたんです。みらいいぬが失敗作を消さずに残しているのを見て、同じ構造だなと思いました。
料理に例えると、私はずっと全部の鍋を自分でかき混ぜてる料理人でした。仕込みも味付けも盛り付けも、任せられずに抱え込んでいました。みらいいぬの話でグッときたのは、安野さんが「考察が甘い、もう一回」って差し戻すシーン。厳しく返すのって、面倒だし気も遣います。でもそこをサボらないから、AIの側の尺度そのものが変わっていきます。うちのAI秘書・凛ちゃんに対しても、先回りしすぎた凛ちゃんを分身AIが止めた日があったけど、あれも同じ構造の話だったんです。
泥臭い失敗の記録こそが、後から誰にも真似できない資産になります。みらいいぬの「あの失敗作は今も残ってる」って一言、本当にその通りだなと思いました。誰かに見せるためじゃなくて、自分がまた同じ場所で転ばないための、いちばん安い保険なんです。
未完成でもいい。80%で出して、差し戻されたら直して、失敗は消さずに残します。それが政党という大きな組織でも、私みたいな一人会社でも、変わらない委ねるOSの育て方なんだと思います。完璧を待ってる間は、誰も何も学べません。むしろ80%で出した瞬間から、差し戻しという名のフィードバックが集まり始めます。みらいいぬも、私のAI秘書も、育て方の型は同じでした。
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よくある質問(FAQ)
みらいいぬって、特別なAIモデルを自前開発したの?
動画内で安野さんも明言していて、AIそのものは世の中にあるものを使っているとのことです。「脳みそ(AIモデル)」「手足(連携するツール群)」「手順書(100本以上のマニュアル)」の3つの組み合わせがシンプルな仕組みで、モデルの賢さより、どんな情報とルールを渡せるかで結果が変わるという考え方が土台になっています。
組織でAIに任せるのが不安です。暴走したり間違えたりしないの?
みらいいぬも失敗を起こしています。ポイントは失敗をなかったことにせず、出典をごまかさない設計と、人間が差し戻して指示を返す運用をセットで持っていること。「賢さでは超えられない壁」として、権限やデータ、組織が決めることは今もAIに渡していないという線引きも明確にされています。
個人事業主や小さいチームでも真似できる話?
できると思います。政党という大きな組織でも、始まりは@メンション一往復の返事でした。まず自分の仕事の中から「一往復だけ任せられる場面」を1つ選び、AIの答えを差し戻す・失敗を残す、というやり取りを積み重ねていくところから始められます。
政党のAI活用と、普通の会社のAI活用って、何が違うの?
動画を見た限り、特別なことはやっていません。むしろ「非エンジニアの職員が、みらいいぬと会話しながら自分で業務ツールを作れるようになった」という話が出てきていて、専門知識がない人でもAIと対話しながら形にしていく流れは、会社でも一人会社でも同じです。違うのは、失敗を隠さず残すという規律を、生まれて9日目から仕込んでいたスピード感の方だと思います。
まとめ|委ねるOSは、一気に飛ぶんじゃなく積み重ねるもの
約26分の動画を見終わって残ったのは、「AIに組織を任せる」って言葉のイメージが、ずいぶん変わったなという実感でした。魔法みたいに一気に全部が良くなる話じゃなくて、一往復の返事、消さない失敗、差し戻すフィードバック、役割ごとの動物たち。地味な積み重ねの連続が、いつの間にかレベル1からレベル2への移行を作っていました。
政党という、失敗が許されにくそうな場所でここまで泥臭くやっているのを見ると、私も「委ねる」の解像度が一段上がった気がします。安野さんたちがやってきたのは、大きな決断を一発で決めることじゃなくて、小さな差し戻しを何百回も繰り返すこと。派手な導入事例じゃなくて、日記みたいに積み上がる記録でした。あなたの仕事の中に、まず一往復だけ任せられる場面はありますか?
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この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作しています。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツです。