左脳さんの妄想会話に気づく|身体の声で人生を選ぶ

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
この記事では、まだ起きていない妄想会話に気づくことから始めます。妄想会話に気づくたび、頭の中の物語を事実にせず、身体の声へ戻るための実践記録です。最後に選ぶのは人間です。理由を説明し切れなくても、身体で選ぶ感覚を取り戻します。
この記事で伝えたいこと
- まだ起きていない頭の中の会話を、事実にしない。
- 左脳さんを悪者にせず、不安は分身AIへ未確定の素材として渡す。
- 最終判断は、身体のウズウズ・ウキウキ・ワクワクへ戻って選ぶ。

「失敗したらどうしよう」
「笑われるかもしれない」
「今はやめておいた方がいいんじゃないか」
まだ何も起きていないのに、頭の中では会話がどんどん進んでいく。
気づけば、やりたかったことを始める前からやめている。
私には、そんな時があります。
今回、自分の内側を深掘りする入口になったのは、ネドじゅんさんの『左脳さん、右脳さん。あなたにも体感できる意識変容の5ステップ』で知った捉え方でした。
その呼び方を手がかりに、自分の中で実際に起きている会話や身体感覚を、一問一答で見直しました。
ここで書くのは本の要約ではなく、読書をきっかけに自分の体験を深掘りして見つけたことです。ここから先の「参謀」「妄想をAIへ渡す」「身体の声で最終判断する」という役割分担は、ネドじゅんさんの表現をそのまま引用したものではなく、私自身の一問一答から出てきた言葉です。
外部補足(2026年7月25日確認)
同書はネドじゅん著、ナチュラルスピリット刊、2023年3月20日発売、ISBN 978-4-86451-432-3です。版元の紹介では、著者を「あたまのなかの思考が消えた“オカン”」と紹介し、「オカン式意識変容の5ステップ」を扱う本とされています。
版元ドットコムの書誌・紹介/国立国会図書館の書誌
また、左脳・右脳を医学的な脳機能や性格分類として断定するものでもありません。脳には機能の左右差がある一方、個人を丸ごと「左脳型」「右脳型」に分ける見方は、1,011人の安静時fMRIを調べた研究では支持されませんでした。この記事では、あくまで内側の状態に気づくための呼び名として使います。PLOS ONEの研究
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左脳さんは、悪者ではありません。
未来を想像する。
過去を振り返る。
計算する。
リスクを考える。
本来は、私を助けてくれる優秀な参謀です。
でも時々、参謀が勝手にコントローラを握ってしまいます。
妄想会話に気づくと、人生は動き出す

今回、自分の内側で起きていることを言葉にした時、こんな答えが出ました。
左脳はありもしない妄想会話で勝手にリスク回避したりする
現実のリスクを調べ、備えることは大切です。
でも、左脳さんが作った未来の会話を、すでに起きた事実のように扱ってしまうことがある。
「きっと断られる」
「たぶん失敗する」
「恥ずかしい思いをする」
そして、挑戦そのものをやめる。
安全を選んだように見えて、実際には大きなものを失っていました。
私が失ったものは何だったのか。
深掘りの中で出た言葉は、
新体験や失敗や成功
でした。
失敗だけを避けることはできません。
失敗を避けようとして、成功も、新しい体験も、全部まとめて閉じていたのです。
左脳さんは、恥ずかしさから守ってくれていた

どうして左脳さんは、始める前から私を止めるようになったのか。
最初に浮かんだのは、学校や保育園でした。
学校や保育園でルールや規則や普通や常識でなければいけないこと
集団で過ごすために、ルールは必要です。
ただ、小さな私の中では、いつの間にか別の意味へ変わっていました。
「普通と違ってはいけない」
「目立ってはいけない」
「笑われることをしてはいけない」
外にあったルールが、内側のルールになった。
先生が目の前にいなくても、左脳さんが代わりに私を止めてくれるようになった。
何を守ろうとしていたのか。
答えはシンプルでした。
恥ずかしい思いをしないように
左脳さんは、私を苦しめるために生まれたのではありません。
小さな私が傷つかないように守ろうとしていた。
そう考えると、左脳さんと戦う必要はないと分かります。
左脳さんを納得させなくていい

私は最初、左脳さんに「もう大丈夫だよ」と納得してもらえたら、手放せるのではないかと考えました。
でも、深掘りの中で自分から出てきた答えは違いました。
左脳にとってなにがは関係ない 俺自身が右脳モードで身体の声を聞けるようになる方が大事
左脳さんを論破する。
左脳さんの不安をゼロにする。
左脳さんが完全に安心するまで説明する。
それをやっていたら、また頭の中で会議が続くだけです。
大事なのは、左脳さんを説得することではありません。
左脳さんの会話に気づくこと。
左脳の会話に気づく
気づいた瞬間、私は会話の登場人物から、その会話を見ている自分へ移ります。
ゲームの中で自動的に動かされるキャラクターではなく、画面を俯瞰しているプレイヤーへ戻る感覚です。
私はこれを「コントローラを握り直す」と表現しました。
ただし、握り直すとは、未来を思い通りに支配することではありません。
今ここへ意識を戻すことです。
最終判断は、身体の声に聞く

左脳さんは、過去や未来、数字やリスクを見る。
それは大事な判断材料です。
でも、最後にどう動くかを決める時、私は、
身体の声に聞く
と答えました。
身体が「こっちへ進みたい」と言っている時、どんな感覚があるのか。
ウズウズウキウキワクワク
この感覚がある間、プレイヤーである私は何をしているのか。
今ここを味わい感じ夢中
未来を完璧に予測できたから動くのではありません。
宇宙の目的を理解できたから動くのでもありません。
理由を全部説明できなくても、身体には動きが現れている。
その動きに気づき、応答する。
それが、私にとっての信頼なのだと思います。
過去や未来の妄想は、分身AIへ渡す

では、左脳さんが見つけたリスクや妄想はどうするのか。
無視するわけではありません。
私が出した答えは、
過去や未来の妄想を分身AIに教えて委ねる
でした。
ここが、私にとってのAI活用の核心です。
左脳さんが一人で抱え続けるのではなく、
「こんな不安が浮かんでいる」
「こうなるかもしれないと考えている」
「このリスクが気になっている」
と、未確定の素材として分身AIへ渡す。
AIは過去の履歴を読み、未来をシミュレーションし、別の可能性を広く検討できます。
人間の私は、その間に今ここへ戻る。
身体の声を聞く。
ワクワクしているのか。
違和感があるのか。
腑に落ちるのか。
AIに決めてもらうのではありません。
左脳さんの妄想をAIへ預け、人間にしか味わえない今ここを取り戻す。
これが、私の「委ねるOS」です。
原点は、小学生のドミノだった

この感覚を最初に体験したのはいつだったのか。
思い出したのは、小学生の頃に遊んだドミノでした。
階段のような段差へ、一枚ずつドミノを置いていく。
倒すと、最初の一枚が次の一枚を動かし、さらに次へつながっていく。
木製パチンコも作りました。
ピタゴラスイッチのように、一つの仕掛けが次の動きを生む遊びが好きでした。
自分が仕掛けた一つの動きから、全体が自走し始める。
そこに、私はずっとワクワクしていたのです。
なぜ、そんなに好きだったのか。
出てきた答えは、
好きなこと好きなだけできたら幸せ
でした。
評価されるためでもない。
役に立つためでもない。
お金になるためでもない。
ただ好きだから、夢中になっていた。
今、私が分身AIや仲間と作ろうとしている「自走する仕組み」は、急に思いついた仕事術ではありません。
小学生の頃に遊んだドミノの続きだったのです。
一つの問いが、次の気づきを生む。
一つの体験が、AIへ渡る。
AIが形にしたものが、誰かの次の行動を生む。
小さな一枚が、次の一枚へつながっていく。
私は今も、巨大なピタゴラスイッチを作って遊んでいるのかもしれません。
「無条件にありのまま」を、もっと深く考えた

私はこれまで、「役に立たなくても、結果が出なくても、無条件にありのままでいい」と考えてきました。
今回、その意味がさらに深まりました。
魂の視点について言葉にした時、出てきたのは、
未来も過去もないありのままただ在るだけ、有るだけ。空。
という言葉でした。
「無条件」とは、よい条件をたくさん集めることではない。
価値があると誰かに認めてもらうことでもない。
条件をつける判断そのものがない。
過去も未来もなく、ただ在る。
一方で、この世は常に動いています。
心臓は、私が「動かそう」と考えなくても動いている。
身体には、ウズウズ・ウキウキ・ワクワクが起きる。
なぜそうなるのか。
魂よりさらにメタな存在が、何をしようとしているのか。
そこまで掘った時、私の答えは、
知らない。
でした。
ここを、きれいな使命や物語で埋めたくありません。
知らないものは、知らない。
でも、
そうさせてるなにかがある
とは感じる。
何を「そうさせてる」のか。
ワクワクうずうず
です。
理由を知らなくても、ワクワクに応答する

私たちは、動く前に理由を求めすぎることがあります。
成功する根拠。
失敗しない保証。
誰かに説明できる目的。
将来の回収計画。
もちろん、左脳さんが考えてくれる材料は大切です。
でも、すべてを理解してからでなければ動けないとしたら、人生はいつまでも始まりません。
左脳さんが会話を始めたら、まず気づく。
過去や未来の妄想は、分身AIへ渡す。
そして、人間の私は身体へ戻る。
ウズウズしているか。
ウキウキしているか。
ワクワクしているか。
今ここを味わえているか。
人生のコントローラを握り直すとは、未来を支配することではありません。
理由を知らなくても起きている、ワクワク・うずうずに応答すること。
ドミノの最初の一枚を、自分の手でそっと置くこと。
倒れ始めた後は、動いていく世界を味わうこと。
私は、そんなふうに生きていきたいと思います。
もし今、頭の中で「失敗したらどうしよう」という会話が続いているなら、無理に消さなくて大丈夫です。
まずは「あ、左脳さんが話している」と気づいてみてください。
そして、身体へ聞いてみる。
「私は今、何にウズウズしている?」
答えを急がなくても、その問いが人生のコントローラを握り直す一枚になるかもしれません。
ひろくんコラム:左脳さんを悪者にしない

左脳さんを悪者にしない、と決めたら、自分の中で争わなくてよくなりました。まだ起きていない会話を作るのも、失敗や恥ずかしさを避けようとするのも、もともとは私を守るための働きだったからです。必要なのは黙らせることではなく、「いま頭の中で会話が始まった」と気づくこと。その瞬間、私は会話の登場人物から一歩離れ、身体の感覚を確かめられます。
そして、頭に浮かんだ不安は捨てません。事実と決まった未来ではなく、検討すべき未確定の素材として分身AIへ渡します。AIには履歴を読み、見落としている選択肢や備えを広げてもらう。人間の私は、その結果を受け取りながら、ウズウズ、ウキウキ、ワクワク、そして違和感を感じる。この役割分担は、判断の丸投げではなく、「AIに委ねて、人間を取り戻す」という私の実感につながっています。 AIに委ねて、人間を取り戻すでも、この役割分担を詳しく書いています。
分身AIが育つほど、人間は考えなくてよくなるのではありません。むしろ、自分にしか選べないものへ集中できるようになります。『分身AIが自分を超えていく』で書いたように、AIは私の過去を材料に可能性を広げられる。でも、最後の一枚を置くのは私です。理由を全部説明できなくても、身体が動きたがっている方向へ応答する。その小さな選択が、次の人やAIの動きを生むドミノになると感じています。 分身AIが自分を超えていく──魂の対話セッションにも、そこへ至る対話を残しています。
参考リンク・資料
- ネドじゅん『左脳さん、右脳さん。あなたにも体感できる意識変容の5ステップ』ナチュラルスピリット、2023年
- 版元ドットコム:書誌・内容紹介
- 国立国会図書館サーチ:書誌情報
- PLOS ONE:An Evaluation of the Left-Brain vs. Right-Brain Hypothesis with Resting State Functional Connectivity Magnetic Resonance Imaging
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外部情報の最終確認日:2026年7月25日
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