WATCH REPORT

シリコンバレー在住ブランドンさんに聞く「AIで消える仕事・残る仕事」
IRIE×ReZARDチャンネル対談から読み解く生き残り戦略

2026.08.17

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくん(@passion_tanaka)です。今回は「IRIE × ReZARD Channel」から、サンフランシスコ在住のブランドンさん(@BrandonKHill)を招いた対談動画を紹介するね。

テーマは「シリコンバレーの今から見えるAI時代の働き方」。あ、そうだ、この動画、私も画面の前で何度もうなずいちゃったんです。フリーランスが真っ先に切られる理由、AIに仕事を渡す時の組織の不安、履歴書の価値の変わり方……25分にギュッと詰まった一次情報を、私自身の実践と重ねて解説するね。

3行でわかるポイント

  1. 「作業だけ」の仕事から消える——ブランドンさんいわく、自分の名前で売れる人は残り、作業請負のフリーランスは真っ先に切られる対象になりがち
  2. 会社は「AIがやりづらいこと」に賭ける——ブランドンさんの会社はデザイン業務から、リアルなイベントやブランドアクティベーションへ1年前に軸足を移した
  3. 料理に例えると、AI導入は厨房に新しい調理器具を入れるようなもの。器具(AI)だけ揃えても、誰が味見して誰が店の外に出るか(人にしかできない仕事)を決めないと、店は回らない

AIの「今」を毎日シェアしてる無料コミュニティやってます

GPTs研究会に参加する(無料・8,800名突破!)
AIで消える仕事・残る仕事の全体図解

🎙️ 今回の出演者

入江さん(IRIE × ReZARD Channel ホスト)——化粧品・アパレルブランド「ReZARD」の公式チャンネルで、シリコンバレーの最新情報を毎週学んでいる聞き手

ブランドンさん@BrandonKHill)——サンフランシスコ在住。東京・サンフランシスコにオフィスを持つデザイン/ブランド支援会社を経営し、シリコンバレーの現場感覚を持つプロ

01

「消える仕事」と「残る仕事」の境目——IRIE×ReZARDチャンネルでブランドンさんに聞いた話

消える作業と残る名前の対比図解

入江さんが「フリーランスの人たちってAI社会で結構きついんじゃないか」と切り込んだところから、この動画は本題に入っていきます(3:05頃〜)。ブランドンさんの答えは、ぶっちゃけ厳しいものでした。

「いわゆるその自分の顔とか名前で売れてる人はいいんですけど、作業するだけの仕事だったら結構厳しいですね」

ブランドンさん — 3:05

「外部スタッフとして、ま、契約社員とかフリーランスで企業に関わってる人たち……特にテクノロジー企業に関わってる人たちは、一番真っ先に切られちゃう対象になりがちですよね」

ブランドンさん — 3:16

レイオフのニュースになる前の段階で、外注をどんどん減らす動きが静かに進んでいます。理由は単純で、フリーランスへの発注の仕方が、AIやAIエージェントへの指示出しとそこまで変わらないから——だとブランドンさんは言う。作業。それだけの仕事は、名前を持たない分だけ真っ先に置き換わります。

これ、私にも刺さる話なんです。私は中卒フリーターとしてリフォーム会社に入って、そこでWEB集客を独学で身につけた口だから()。最初は「言われたことをやる作業者」だったのが、言葉と写真と導線で人の行動を変える技術を掴んでからは、EC事業で月商6000万円を達成するところまで行けた。あの頃の自分を今のAI時代に置いたら、たぶん一番危ない側にいたと思う。学歴も資格もない。あったのは、自分で試して自分の名前で結果を出した経験だけ。だからこそ言えるんだけど、「作業だけできる人」から「名前で仕事が来る人」への移行は、才能の話じゃなくて、手を動かして試行錯誤した回数の話なんです。ブランドンさんの話は、遠いシリコンバレーの現象じゃなくて、私が20代で通った道そのものでした。

やることは1つ。今週やった仕事を紙に書き出して、「代わりがきく作業」と「自分の名前でしか出せない価値」に仕分けてみて。15分でいい。後者が3つ以上出てきたら、その3つを来月の自分の看板にしていこう。

02

「AIがやりづらいこと」に会社の価値を賭けた——ブランドンさんの戦略転換

AIがやりづらいことへ賭ける戦略図解

ブランドンさんの会社はデザイン・企画の会社。入江さんに「AIに一番食われる分野じゃないですか」と直球で聞かれた場面が、この動画で一番具体的なところだと思う(8:04頃〜)。

「東京とサンフランシスコにオフィスがあるんですけど、それぞれのオフィスにいるような人たちが動かないと実現できないようなこと柄はある程度価値が残るだろうな……AIってあんまり画面の外に出て行動するっていうのがまだできてないんで」

ブランドンさん — 8:36〜9:06

1年前、デザインツールにAIを組み込んでいく延長線上を考えた時、デザイナーの仕事がどんどん減っていく未来が見えた——そこで、リアルなイベント・ブランドアクティベーション・現地のインフルエンサーを巻き込むプロモーションへ、会社の主戦場を移したという。制作から、人が現地に足を運ばないといけない仕事へ。時間の使い方を丸ごと切り替えたんです。

私はこの話を聞いて、自分の中の合言葉を思い出しました。「人間は縦に掘る。AIは横に広げる」)。AIは情報や構造をものすごい速さで横に広げてくれます。でも、その地域にいる人の温度、現地でしか築けない信頼関係、体を運んで初めて分かる空気——それは縦に掘らないと出てこない。ブランドンさんの会社が選んだのは、AIに広げてもらった分、人間は誰よりも深く掘る場所を決める、という戦い方でした。これ、うちの会社が「LIVE配信」を毎朝続けてる理由とも重なる。画面の向こうにいる人と、その場の空気を一緒に作ることだけは、AIには今のところ代われないから。

自分の仕事の中で「画面の外でしかできないこと」を1つだけ書き出してみて。対面の商談でも、現地取材でも、電話1本でもいい——来週の予定に1件入れたら完了。

03

毎週ルールが変わるから、経営者は”深く”学ばない——現場に委ねる組織のつくり方

大枠だけ決めて現場に委ねる図解

「今、AIの正しい使い方って何なんですかね」という入江さんの質問に対して、ブランドンさんの答えが逆説的で面白かった(10:25頃〜)。

「あんまりシステム化とか平準化しても、昨日までオッケーだったやつが明日からまたやり直しとかってなっちゃうかもしれないので……今んところ結構流動的に個々のスタッフが自由にツールを使って、週に1回ぐらいの勉強会みたいなものでシェアする」

ブランドンさん — 10:25

人事評価の軸に組み込もうとしたこともあったけど、その軸自体を毎週アップデートしなきゃいけないレベルになると厳しい……。だから今は、アウトプットの速さ・量・質の3つだけを見て、手段は現場に委ねてるんだって。ルールを固めるより、判断を渡す方を選んだんです。

正直、これは私がまだ完全には克服できてない課題でもあるんです。抱え込みになる境界は、結果を自分で所有して完成させなきゃいけないと執着した瞬間——ルールも同じで、一度決めたやり方に執着すると、変化についていけなくなる()。ブランドンさんの会社が評価軸をあえて固めなかったのは、「正解を自分たち経営陣が握り続けること」への執着を手放したからだと思います。ルールを渡すことと、仕事を人に渡すことは、実は同じ筋肉を使うんだよね。委ねる範囲だけ先に決めて、あとは現場が磨いていくのを待つ——うちのAI秘書、凛ちゃんとの日々の運用でも、同じことをやってます。

今のルールや手順書のうち1つだけ、「今週はあえて崩していい」と自分に許可してみて。結果だけ見て、やり方は現場に委ねる練習になります。

04

AIに仕事を渡す不安の正体——グループチャットで「見える化」する処方箋

不安は見えないから生まれる見える化の図解

この動画で一番長く語られたのが、AI導入が組織の空気をギスギスさせるリスクの話(14:04頃〜)。しかもね、その処方箋が具体的でした。

「グループでコミュニケーションするから『あ、この業務はAIに投げれるんだ、お願いしちゃってもいいんだ』っていうのがみんなで可視化されれば、チームとしてこれはもう任しちゃった方がいいよね、っていう一体感が得られる」

ブランドンさん — 14:17

経営者やマネージャーが裏の会議室でこっそり「この部署いらないよね」と話してる——そんな噂が広まる方が、よっぽど雰囲気を悪くする。だから見える場所で、実際にAIへ投げる姿をチームで共有する。人事や総務の仕事がAIに置き換わっていく先で、生身の人間に残る価値は、カルチャーを作り「ここで働きたい」と思わせる役割だと、ブランドンさんは締めくくった。

私が思う「抱え込みOS」の本質は、タスクを一人で抱えることじゃなくて、感情を笑いに変えて一人で処理してしまうOSのこと()。がんで入院した時、私も最初は不安を誰にも言えなかった。でも今なら分かる——不安を隠したまま抱え込んだ組織は、必ずギスギスする。ブランドンさんの言う「見える化」は、まさにその逆をやってるんです。不安を隠さず、AIに何を渡したかを見える場所に置く。それだけで、チームの一体感がまるで違ってきます。凛ちゃんとの日々の運用でも、私は「どこまでAIに渡したか」をなるべく言葉にして残すようにしてます。隠したら不安になるけど、見えてれば安心できるから。

直近でAIに任せた仕事を1つ選んで、今日中にチームの見える場所(Slackでもチャットグループでも)に投稿すること。所要時間は5分。

05

情報は100じゃなく20でいい——ブランドンさんの一次情報の選び方

情報は100より20を選ぶ図解

「情報のピックアップってどうやってますか」という質問への答えも良かった(20:26頃〜)。

「実際にやってる人の話を聞くのが一番説得力あると思ってる……100あったら100の情報を取りに行くよりノイズの少なくて精度の高い20ぐらい取ってった方がいい」

ブランドンさん — 20:56

ツールを実際に作っている人・実際にデプロイしている人の一次発信を選び、あとはLinkedInで彼らが直接語る情報を当てにする。日本のように「これ知らないとやばい」と煽るフレーズが多い情報より、ノイズが少ないという指摘も刺さったな……。100を追いかけるより、20を選ぶ。これ、言うのは簡単だけど実行するのは難しい話だと思います。

私はこれを「カルピスの原液」と呼んでる話とほぼ同じだと思ってます。毎日の振り返り、LIVE配信、失敗談。薄めて配る前の、濃い一次情報。AI秘書の凛ちゃんに渡す情報も、量を増やせば良くなるわけじゃない。実際に自分が試して、うまくいった・いかなかったの手触りが残ってる情報だけが、渡す価値のある原液になります。ブランドンさんが言う「実際にやってる人の話」を選ぶ姿勢は、情報収集の話であると同時に、AIに何を食べさせるかの話でもあるんです。ノイズの多い情報を大量に飲ませても、AIは薄いカルピスしか返してくれない。

今フォローしている情報源を書き出して、実際に手を動かしている人の発信だけを3つに絞ってみて——20分あれば十分。

06

履歴書の価値は”どこにいたか”から”何をしたか”へ

履歴書の価値はどこにいたかから何をしたかへの図解

個人の生存戦略について聞かれた場面で、ブランドンさんが「アメリカで一番大きい変化」として挙げたのがこれ(18:20頃〜)。

「履歴書に乗ってる価値の1番は社名じゃなくて何をやってきたかとか何ができるかに、アメリカもだいぶなってきてる」

ブランドンさん — 18:20

日本はアメリカの1〜2年遅れでこの波が来るだろう、という予測付きでした。転職や就職の場面で「どこの会社にいたか」より「何を成し遂げて何ができる人か」が見られる時代。実績。それだけが、これからの通行証になっていきます。

正直、H2-1でも触れた話だけど、中卒フリーターから独学でWEB集客を身につけた私の経歴も、実績だけが物を言った例だった()。この件、角度を変えるともう一つ見えてくることがあるんです。私が今、誰かと組むかどうかを決める時に見てるのも、学歴や肩書きじゃなくて「その人が実際に何を形にしてきたか」。AI秘書の凛ちゃんを育てる時も同じで、口の上手さより、実際に手を動かして出した結果を積み上げてもらってます。ブランドンさんの予測が正しいなら、これから日本でも「どこにいたか」より「何をしたか」を見る採用や協業が増えていく。学歴や社名の看板より、自分の手で何を作ったかを語れる人が強くなる時代——それって、実は結構希望のある話なんです。

直近1年でやったことを、数字付きで3行だけ書き出すこと。「売上◯円達成」でも「◯人に届けた」でも構わない。10分もあれば終わる話。

07

日本は「未開拓の市場」——今がリノベーションの好機

未開拓市場を耕す好機の図解

対談の締めくくりは、日本への提言でした。実はこの発言、動画の冒頭のダイジェストにも使われている、この回のハイライトだと思う(23:50頃〜)。

「日本はあの市場がまだ未開拓の状態なので、海外の人たちからするとこれから開拓があると思ってる……今リノベーションするのに最高の機会が来たな、日本にとって」

ブランドンさん — 23:50

人手不足で生産性が重視され、歴史とコンテンツの蓄積もある日本は、AI活用の伸びしろだらけ——だから日本のコンテンツを持って海外へ出て稼ぐ人が増えたらいい、という話に、入江さんも「完全同意ですね」と即答していた(24:07)。日本の中だけで戦うのはもったいない、というのがブランドンさんの結論でした。

これ、経営者がAIをどう学ぶかを解説した回でも書いた話とつながるんだけど、私はAI時代を「競争より共創」で捉えたい。海外のプロと日本のコンテンツが手を組めば、どっちか一方が勝つ話じゃなくて、両方の市場が広がる話になります。ブランドンさんが日本に定期的に帰って発信を続けているのも、たぶん同じ発想だと思うんです。私自身、外壁塗装リフォームの集客代行のような泥臭い現場の話を一人で抱え込んでいて、AIチームに手放してクライアントに成果を届けたいというのが今の現在進行形の課題()。海外の視点とどうつなげられるかは、まだ模索中——でもだからこそ、リノベーションの好機だという指摘は、私自身へのメッセージのように聞こえた。

自分の商品やサービスを海外に届けるとしたら、誰に届けたいか——1人だけ思い浮かべてみて。それだけで、次の一歩が変わってきます。

FAQ

よくある質問

Q. フリーランスはもう仕事が無くなるということ?

A. 動画内でブランドンさんが線を引いていたのは「作業だけの仕事」と「自分の名前で売れる仕事」の違いです。作業請負は真っ先に置き換わりやすい一方、名前で信頼を集めている人は残ると話していました。

Q. AI導入で組織がギスギスするのはどう防げばいい?

A. 動画内でブランドンさんは、AIへ業務を渡す様子をグループチャットなどで「見える化」することを挙げていました。裏で決まっていく不安より、見える場所で共有される安心感の方が組織のカルチャーを守ると話しています。

Q. この対談の内容は日本にもそのまま当てはまる?

A. 動画内でブランドンさんは「アメリカで起きたことは1〜2年遅れで日本に来る」という感覚を話していました。ただし業種や企業規模によって導入スピードは異なるため、自社にそのまま当てはめず、まず自分の業務の中で試すところから始めるのがおすすめです。

MATOME

まとめ——AIに何を渡し、自分は何を掘るか

25分の対談を見終わって残ったのは、シンプルな一つの問いでした。自分の仕事のうち、どこをAIに渡して、どこを自分の名前で残すか。フリーランスが真っ先に切られる話も、会社が画面の外に価値を移した話も、履歴書の価値が変わる話も、全部この線引きの話なんです。

情報は100じゃなく20でいい。学ぶのも、深く全部じゃなくて、任せる相手を信じて委ねていい。ブランドンさんの話は具体的だったけど、その奥にある姿勢はシンプルでした。あなたなら、自分の仕事のどこに「名前」を残しますか?

COLUMN

病室から見た「私がいなくても場は続く」という景色

病室から見た手放したら良くなった瞬間のコラム図解

この動画を見ながら、私は病室の天井をずっと思い出していた。2025年、がんの手術が決まった日、家に帰ってアイスを食べた。あまりピンときてなかった。まだ他人事みたいな感覚で。でも入院してLIVE配信を強制的に休まざるを得なくなった時、初めて怖さが本物になった()。

仲間の「ただっち」が、私の代わりに配信を続けてくれた。スマホ越しにその光景を見た瞬間——正直に言うと、嬉しさより先に「居場所を奪われた」という感情が来た。ずっと自分が回してきた場所を、自分抜きで誰かが回している。その景色は、想像していたよりずっと複雑でした。

でもね、しばらく病室のベッドで見続けているうちに、感情が変わっていった。ただっちは私が思っていた以上に成長していたし、番組は前より良くなっていた。そして何より、私の身体の負担が減った。「手放したら全部良くなった」——これを言葉じゃなくて、身体で覚えた瞬間でした。

ブランドンさんが言ってた「AIに投げれるんだって見える化すると一体感が生まれる」って話、あれは私が病室で味わった不安と回復の縮図だと思います。AIに任せる不安の正体は、能力の話じゃなくて「自分が抜けたら壊れるんじゃないか」という孤立の恐怖だと思う。だから見える化するだけで、不安が半分になります。誰かが自分の代わりに立っている姿を、隠さずに見せられるから。

👉 委ねるOSの実践、もっと知りたい方は分身AI.comもチェックしてね!

LINK

関連記事

REF

参考リンク

📺 今回紹介した動画

タイトルアメリカ在住のプロに日々進化するAIについて根掘り葉掘り聞いてみた
チャンネルIRIE × ReZARD Channel
出演入江さん・ブランドンさん(@BrandonKHill)
URLhttps://www.youtube.com/watch?v=bMbBRdaogyg

🎁 無料プレゼント

Aiport(ClaudeCode AIエージェント実践会)

ClaudeCodeでAI秘書+分身AI+AIカンパニー無料で作れるキット&解説動画をプレゼント!

▶ 無料で入会してキットを受け取る

🤖 AI生成コンテンツについて

この記事はAIツール(Claude Code)を活用して制作。構成・文章生成にAIを使用し、最終的な内容の確認・編集・公開判断はひろくん(田中啓之)本人が行っています。「分身AIひろくん」(bunshin-ai.com)とは別のコンテンツ。

関連記事